JPS6236770Y2 - - Google Patents

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JPS6236770Y2
JPS6236770Y2 JP16690182U JP16690182U JPS6236770Y2 JP S6236770 Y2 JPS6236770 Y2 JP S6236770Y2 JP 16690182 U JP16690182 U JP 16690182U JP 16690182 U JP16690182 U JP 16690182U JP S6236770 Y2 JPS6236770 Y2 JP S6236770Y2
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JP
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plate
bottom plate
packaging
cushioning material
packaged
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JP16690182U
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JPS5972264U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は包装の作業性を向上させた包装装置に
関する。
〔考案の背景技術〕
従来、大形の家庭電器製品たとえば洗濯機、冷
蔵庫、テレビ等、その外形が四角形状に形成され
た製品の包装に際しては大部分が第7図に示され
た包装形態によつて包装されている。すなわち被
包装体2、たとえば洗濯機の上下の4個所にそれ
ぞれ隣接するすみ部を連通支持する下部側緩衝材
1b,1bおよび上部側緩衝材1a,1aをを設
けて被包装体2を保護するとともにこれらを下部
ケース13に収納し、上部から下端開口し、上端
に対をなすフラツプ片15,15を設けた上部ケ
ース14を被せてフラツプ片15,15を順次閉
そくし、さらに下部ケース13と上部ケース14
とを結束バンド16によつて固定し包装体を形成
していた。
また、公知技術として特開昭57−17750号公報
に開示されているように、クツシヨンを備えた箱
状の上下トレーと前面カバーとの3面から構成さ
れたもの、さらには実開昭52−5864号公報に開示
されているように段ボールシートの四側縁を筒状
に折曲したのち柱体に形成し、包装形態を簡略化
したものがある。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、第7図に示す下部ケースおよび
上部ケースからなる包装箱は箱の使用材料が多い
ため不経済であるとともに、下部ケースの組立
て、下部緩衝材の挿入固定、製品載置、上部緩衝
材の固定、上下ケースの組立ておよび製品への被
着、バンド結束等一連の包装工程が必要となり作
業性が複雑となる。また、公知技術の前者にあつ
ては箱の使用材料が減少するが上下トレーの組立
て、クツシヨンを挿入固定する面で作業性に劣
る。さらに後者にあつては包装作業性に良好な反
面、箱自体を組立てるための工数が大となる。
上述したような各種の包装形態では、包装作業
が複雑となり作業性を損なうので包装工程の合理
化が望まれている。
また近来における、荷役輸送等の物流環境は従
前と比較して荷役機械化の導入、荷扱い教育等が
撤底されてきているため、包装においてもこれに
対応して一層簡易化した包装形態の採用が必要と
なつてきた。これは包装材料の高騰に対応する意
味においても必要である。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情にもとづきなされたもので包
装材料の使用量を削減するとともに包装工程を容
易化して機械化への対応をも可能とする包装装置
を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
角形状の被包装体と、この被包装体のすみ部を
支持する下部緩衝材および上面開口の切欠部を有
した上部緩衝材からなる各一対の緩衝材と、下部
緩衝材を固定する方形状底板、この底板から折曲
自在に連接する補強材を重合した背面板およびこ
の背面板から連接するとともに端部に上記切欠孔
に嵌合する筒状部を形成して被包装体の上部を覆
う天板からなる保護シートと、これら底板および
天板間を巻回する結束バンドとを備えたことにあ
る。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の詳細を一実施例について図面を
参照して説明する。は発泡スチロール等の材料
からなる緩衝材で、1aは上部緩衝材、1bは下
部緩衝材を示す。この緩衝材は被包装体2、た
とえば洗濯機の上下4すみの各隣接したすみ部に
連通してこれを支持し、かつ保護するように取付
けられている。3は上部緩衝材1aに設けられた
上面開口した切欠部である。はたとえば段ボー
ルシート等の材料からなる保護シートで、方形状
の底板5、背面板6および天板7を連接してな
り、底板5はその両側縁部に上記被包装体2の下
部緩衝材1b,1bを載置固定し、背面板6は底
板5の一側縁から折曲線6aを介して折曲自在に
連接されており、その上部には荷扱い時の打痕衝
撃を緩和させるため、背面板6と同形状の補強板
8が重合してある。天板7は背面板6からさらに
折曲可能に連接され、かつその端部には3本の折
り曲げ線9,9,9を介した折曲によつて形成さ
れ積み重ね時の耐圧補強用として四角形の筒状部
10を有し、この筒状部10を上部緩衝材1aの
切欠部3に嵌合したのち接着固定され、被包装体
2の上部を覆うようになつている。11は結束バ
ンドで、底板5と天板7との間を巻回固定するも
のである。
包装手順としては底板5上に下部緩衝材1b,
1bを接着材を介して固定したのちその上部に被
包装体2を載置する。つぎに被包装体2のすみ部
に上部緩衝材1a,1aを当接させるとともに底
板5の連接した背面板6および天板7を順次折り
曲げ、天板7の筒状部10を切欠部3に嵌合させ
ることにより被包装体2の背面および上面を覆う
ように取付ける。最後に複数本の結束バンド1
1,11によつて底板5と天板7とを巻回固定し
て包装を完了する。背面板6に重合した補強板8
は包装体をトラツク等の荷台からおろす際この面
を荷台のすみ部に当接してずりおとすことにより
製品に傷を付けない保護作用を有するものであ
る。また、機械化包装としては、保護シート
展開、筒状部10の巻回および底板5、天板7上
への緩衝材の取付けはたとえば機械装置の台座上
で一括して行なうことができるとともに、下部緩
衝材1b上への被包装体2の載置や、背面板6お
よび天板7の折り曲げ取付けと、結束バンド11
による固定を順次機械的に行なうことができるの
で極めて効率的な包装を可能とするものである。
なお、包装に際しては第1図示のように被包装
体2の上下4すみに緩衝材を取着してから保護
シート上に載置してもよく、また、第5図示の
ようにあらかじめ緩衝材を底板5および天板7
に接着固定したのち、被包装体2を載置して第6
図示のように天板7で被包装体2の上部を覆うよ
うにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は以上詳述したように上下のすみ部を緩
衝材によつて支持され上部側緩衝材には上面開口
の切欠部を形成した角形状の被包装体と、下部側
緩衝材を両側縁部に固定する方形状底板、この底
板の一側に連接するとともに補強材を重合した背
面板およびこの背面板に連接し、かつ端部には上
記切欠部に嵌合する筒状部を形成して被包装体の
上部を覆う天板からなる保護シートと、底板およ
び天板間を巻回固定する結束バンドとを具備した
包装装置であるから、従来、被包装体の上下およ
び4側面の合計6側面を保護していたのに対し上
下および背面の合計3面のみを保護してなる構造
であるから当然材料の使用量が大幅に削減できて
安価に得ることができる。
また、作業性について緩衝材を介して被包装体
を一側方から挟持するコ字状に囲うのみであるか
ら、すこぶる簡単に包装することができる。した
がつて、機械化する場合でも複雑な工程を必要と
することなく、簡易構造の設備によつて可能にな
る等実用上の各種利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案の実施例を示し第
1図は緩衝材を当接させた被包装体の斜視図、第
2図は緩衝材を除く保護シートの展開斜視図、第
3図は包装完了状態を示す斜視図、第4図は被包
装体の斜視図、第5図は緩衝材を接着した保護シ
ートの斜視図、第6図は包装手順を示す斜視図で
あり、第7図は従来例を示す分解斜視図である。 ……緩衝材、1a……上部緩衝材、1b……
下部緩衝材、2……被包装体、3……開口部、
……保護シート、5……底板、6……背面板、7
……天板、8……補強材、10……筒状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 角形状の被包装体と、この被包装体の上下すみ
    部を支持し、かつ上部側には上面開口の切欠部を
    形成した各一対からなる緩衝材と、下部側緩衝材
    を両側縁部に固定する方形状底板、この底板の一
    側に連接するとともに補強材を重合した背面板お
    よびこの背面板に連接しかつ端部には上記切欠部
    に嵌合する筒状部を形成して被包装体の上部を覆
    う天板からなる保護シートと、上記底板および天
    板間を巻回固定する結束バンドとを具備したこと
    を特徴とする包装装置。
JP16690182U 1982-11-05 1982-11-05 包装装置 Granted JPS5972264U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16690182U JPS5972264U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 包装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16690182U JPS5972264U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 包装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5972264U JPS5972264U (ja) 1984-05-16
JPS6236770Y2 true JPS6236770Y2 (ja) 1987-09-18

Family

ID=30365274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16690182U Granted JPS5972264U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 包装装置

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JP (1) JPS5972264U (ja)

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JPS5972264U (ja) 1984-05-16

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