JP2761143B2 - 包装体 - Google Patents

包装体

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JP2761143B2
JP2761143B2 JP4090439A JP9043992A JP2761143B2 JP 2761143 B2 JP2761143 B2 JP 2761143B2 JP 4090439 A JP4090439 A JP 4090439A JP 9043992 A JP9043992 A JP 9043992A JP 2761143 B2 JP2761143 B2 JP 2761143B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周囲に立上り部を形成
した下部包装体に嵌挿固定した緩衝材に冷蔵庫等の被包
装物を載置し、冷蔵庫を覆うように上部包装体を被せて
包装する包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の包装体は周囲に立上り部
を形成した浅底状の段ボール等からなる略矩形状の下部
包装体の長手方向に夫々緩衝材を設置し、この緩衝材上
に冷蔵庫等の被包装物を載置し、冷蔵庫を覆うように上
部包装体を上から被せて包装している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
下部包装体はその外周を折曲し、折曲げられて重なった
コーナ部分はステープル等で結合して形成しているが、
緩衝材を設置しない側の下部包装体の立上り部は段ボー
ルの段山が立上り部と直角となっており、スプリングバ
ックが大きいこと、及び剛性が余りないことから外側へ
の脹らみが大きくなる。このため上部包装体を被包装物
である冷蔵庫を覆うように上から被せる際、この外側に
膨らんだ立上り部に上部包装体の下端が引掛ってスムー
ズに入らず、包装作業がやり難い問題があった。
【0004】そのため、図6及び図7に示すように立上
り部2のスプリングバックによる膨みを防止するため、
緩衝材5を設置していない側の下部包装体1の立上り部
2の中間部にステープル3を補強用木材4に打って固定
している。この為、ステープル打ちの作業や、材料コス
トが余分に掛っていた。
【0005】又、上部包装体をやや大きめに形成して引
掛りを防止することも考えられるが、このようにすると
上部包装体と立上り部の外周面との間に隙間ができ、こ
の隙間から埃が侵入し冷蔵庫が汚れたり、荷扱い時に包
装体が変形する欠点があった。
【0006】本発明はこの様な事情を考慮してなされた
もので、その目的は、包装の組立て作業が容易にでき、
材料コストも上がらず、又、包装体内部への埃りの侵入
を阻止して被包装物の汚れを防止できる包装体を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の包装体は、浅底
状の下部包装体の立上り部を内側に傾斜させると共に、
下部包装体に嵌挿固定される緩衝材に溝部を形成し、こ
の溝部に立上り部の周縁部を挿入固定するようにしたも
のである。
【0008】
【作用】上記した包装体では、下部包装体の立上り部を
内側に傾斜させると共に、立上り部の周縁部を緩衝材に
形成した溝部内に挿入固定するようにしたので、立上り
部のスプリングバックによる外側への膨みが強制的に阻
止され、上部包装体を被包装物に上から被せる際にも立
上り部に引掛ることなく、容易に包装の組立て作業が行
える。又、隙間から埃が侵入して被包装物を汚したり、
或いは、荷扱い時に包装体が変形することも防止でき
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図5を
参照して説明する。図5には被包装物である冷蔵庫20
が下部包装体11に嵌挿固定した緩衝材15上に載置さ
れ、ポリ袋21によって覆われている。この冷蔵庫20
上部の両肩部には上部緩衝材22を装着し、上部包装体
19で包装する。
【0010】下部包装体11は長方形からなる段ボール
の板材の四辺を上方に折曲げて図1に示すように立上り
部12を形成し、折曲げられて重なった部分は、適宜な
手段、例えばステープル13で結合され、上部が開放さ
れた浅底状の下部包装体11が形成される。
【0011】立上り部12の折曲げられて重なったコー
ナ部分には、緩衝材15を位置決め固定するための切欠
部16が形成されている。そしてこの下部包装体11内
の長手方向には冷蔵庫10が載置される緩衝材15が補
強用木材14を介して嵌挿固定されている。更に、緩衝
材15が嵌挿固定されない側の立上り部12を下部包装
体11の内側に向けて例えば10°傾斜するように形成
している。
【0012】緩衝材15は発泡スチロールで形成されて
おり、下部包装体11の立上り部12に該当する両端部
近傍の下面には溝部17が形成されている。更に、溝部
17内には、前記切欠部16と略同じ幅の突起部18が
形成されている。
【0013】次に、冷蔵庫の包装手順について説明する
と、まず前記した略矩形状の下部包装体11内の長手方
向に緩衝材15を嵌挿固定する。すなわち、緩衝材15
の溝部17を下部包装体11の立上り部12の周縁部上
端に嵌入するように挿入する。この際、溝部17内の突
起部18を立上り部の切欠部16に嵌合固定することに
よって、緩衝材15は立上り部12に位置決めされると
同時に、確実に固定される。従って、緩衝材15が嵌挿
固定されていない下部包装体11の立上り部12はその
両側部が各々緩衝材15の溝部17に挿入固定されてい
るので、立上り部12がスプリングバックで外側に膨ら
むのを阻止できる。
【0014】次に、下部包装体11に嵌挿固定した緩衝
材15の上に冷蔵庫20を載置し、冷蔵庫20にポリ袋
21を被せる。そして、上下端が開放した上部包装体1
9を冷蔵庫20の上から被せる。この際、下部包装体1
1の立上り部12の周縁部が緩衝材15の溝部17内に
挿入固定されているため、外側には膨らまず、上部包装
体19の下端は下部包装体11の立上り部12に引掛か
ることなく被せることができる。そして、冷蔵庫20の
両肩部に上部緩衝材22を装着後、上部包装体19のフ
ラップを折り曲げ封緘する。
【0015】上記構成によれば、緩衝材に設けた溝部に
下部包装体の内側に傾斜させた立上り部の周縁部を挿入
固定しているため、立上り部がスプリングバックで外側
へ膨らむのが防止できるので、上部包装体を被せる際そ
の下部が立上り部に引掛かることがなく、包装作業が容
易となる。更に、緩衝材の溝部内の突起部は立上り部の
切欠部に嵌合固定されているので、緩衝材は立上り部に
よって位置決めされると同時に、確実に固定される。
【0016】又、立上り部にステープルを打つ作業も不
要となり、コストダウンも図れる。更に、上部包装体を
大きくする必要もないので、立上り部と上部包装体下部
との隙間から埃が侵入し冷蔵庫が汚れたり、荷扱い時に
包装体が変形することもない。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、内側に傾斜させた下部包装体の立上り部を緩衝材に
設けた溝部に挿入固定しているため、スプリングバック
による立上り部の外側への膨らみが防止できる。従っ
て、上部包装体を被せる際その下部が立上り部に引掛か
ることがなく、包装作業が容易に行える。又、立上り部
にステープルを打つ作業も不要となり、作業の簡素化、
及び、コストダウンも図れる。更に、上部包装体を大き
くする必要もないので、隙間から埃が侵入し冷蔵庫が汚
れたり、荷扱い時に包装体が変形することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部の分解斜視図であ
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】緩衝材の要部拡大図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】全体の分解斜視図である。
【図6】従来例の要部の分解斜視図である。
【図7】図6のB−B断面図である。
【符号の説明】
11…下部包装体、12…立上り部、15…緩衝材、1
6…切欠部 17…溝部、18…突起部、19…上部包装体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボールシートの外周を上方に折曲げ周
    囲に立上り部を形成した浅底状の下部包装体と、この下
    部包装体に嵌挿固定しその上に被包装物を載置する緩衝
    材と、被包装物を覆うように上から被せてその下部を下
    部包装体の周囲を囲う上部包装体とからなるものにおい
    て、上記立上り部を内側に傾斜させると共に、上記緩衝
    材に溝部を形成し、この溝部に上記立上り部の周縁部を
    挿入固定したことを特徴とする包装体。
  2. 【請求項2】 上記緩衝材の溝部内に突起部を、前記立
    上り部に切欠部を各々形成し、突起部と切欠部とを嵌合
    固定したことを特徴とする請求項1記載の包装体。
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