JPH0211287Y2 - - Google Patents

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JPH0211287Y2
JPH0211287Y2 JP11892385U JP11892385U JPH0211287Y2 JP H0211287 Y2 JPH0211287 Y2 JP H0211287Y2 JP 11892385 U JP11892385 U JP 11892385U JP 11892385 U JP11892385 U JP 11892385U JP H0211287 Y2 JPH0211287 Y2 JP H0211287Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、被包装物を箱本体内に安定に保持し
ながら外部衝撃から防護するために帯板状の緩衝
材を使用した包装用箱に関するものである。
[従来の技術] 実公昭3−13156号公報に開示された従来の包
装用箱では、1枚の長い帯板状の緩衝材は3本の
折目線よつて同長の四つの片に区分され、各片は
中間折目線において前記各折目線における折曲げ
方向とは逆方向に折曲げられて角筒型の箱本体に
収容される。
この緩衝材の収容に際して、3本の折目線部分
が箱本体の3つの隅角部部に挿入され、残りの隅
角部部にはのき合わせた緩衝材の両端部が挿入さ
れ、箱本体の上側開口部は2枚の上側内蓋部と1
枚の上側外蓋部によつて閉塞され、箱本体の下側
開口部は2枚の下側内蓋部と1枚の下側外蓋部に
よつて閉塞される。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、この従来の包装用箱では、重ね
合わされた各2枚の上側内蓋部と下側内蓋部は、
緩衝材の横方向の動きを阻止する手段を備えてい
ないため、緩衝材の突き合わせ両端部や折目線部
分が各隅角部から離脱することによつて、緩衝材
が当初の収容位置からずれてしまうことがあり、
被包装物の安定保持に欠ける難点がある。
従つて本考案の目的は、緩衝材が当初の収容位
置から上方向や横方向に位置ずれを起すことなく
箱本体内に的確に拘束され、被包装物を外部衝撃
から防護しながら安定に保持できる包装用箱を提
供することである。
[課題を解決するための手段] 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明する
と本考案の包装用箱は、箱本体29と2枚の帯板
状の緩衝材39,49とから成る。
箱本体29は、相連結された正面板部1と左側
面板部2と背面板部3と右側面板部4とで角筒型
に構成され、正面板部1と背面板部3の各上端に
折目線5,7を介して左右側面板部2,4の横幅
の半分に相当する長さの上側内蓋部6,8を連設
し、上側内蓋部6,8の各先端に折目線9,11
を介して下向きに直角に折曲げられる差込片1
0,12を連設し、左側面板部2の上端に折目線
13を介して上側外蓋部14を連設し、上側外蓋
部14の先端に折目線15を介して差込片16を
連設する。
箱本体29の正面板部1と背面板部3の各下端
に折目線17,19を介して左右側面板部2,4
の横幅の半分に相当する長さの下側内蓋部18,
20を連設し、下側内蓋部18,20の各先端に
折目線21,23を介して上向きに直角に折曲げ
られる差込片22,24を連設し、左側面板部2
の下端に折目線25を介して下側外蓋部26を連
設し、下側外蓋部26の先端に折目線27を介し
て差込片28を連設する。
緩衝材39は、折目線30によつて同長の二つ
の片31,32に区分され、各片31,32が中
間折目線33,34において、折目線30におけ
る折曲げ方向とは逆方向に折曲げられ、中間折目
線33,34の各上端に切込部35,36を設
け、中間折目線33,34の各下端に切込部3
7,38を設ける。
緩衝材49は、折目線40によつて同長の二つ
の片41,42に区分され、各片41,42が中
間折目線43,44において、折目線40におけ
る折曲げ方向とは逆方向に折曲げられ、中間折目
線43,44の各上端に切込部45,46を設
け、中間折目線43,44の各下端に切込部4
7,48を設ける。
2枚の緩衝材39,49は向かい合わせて箱本
体29に収容され、緩衝材39の一方の片31の
端部31aと緩衝材49の一方の片42の端部4
2aは突き合わせて、箱本体29の隅角部50に
挿入され、緩衝材39の他方の片32の端部32
aと緩衝材49の他方の片41の端部41aは突
き合わせて、該隅角部50と対角線上にある隅角
部51に挿入され。緩衝材39の折目線30部分
は、隅角部50と隅角部51の間にある隅角部5
2に挿入され、緩衝材49の折目線40部分は、
隅角部52と対角線上にある隅角部53に挿入さ
れる。
互いに突き合わせた上側蓋部6,8の差込片1
0,12の各先端部は、緩衝材39,49の切込
部35,45又は切込部36,46に挿入され、
互いに突き合わせた下側蓋部18,20の差込片
22,24の各先端部は、緩衝材39,49の切
込部37,47又は切込部38,48に挿入され
る。上側内蓋部6,8の外側に重ね合わせた上側
外蓋部14の差込片16は、右側面板部4の上端
縁部と上側内蓋部6,8との間に挿入され、下側
内蓋部18,20の外側に重ね合わせた下側外蓋
部26の差込片28は、右側面板部4の下縁部と
下側内蓋部18,20との間に挿入される。
[作用] 箱本体29内には最初に緩衝材39,49が収
容される。緩衝材39の収容に際して、折目線3
0で二つ折りされた緩衝材39は、各片31,3
2を中間折目33,34で逆向きに折返される。
片31の端部31aは箱本体29の隅角部50に
挿入され、片32の端部32aは隅角部51に挿
入され、折目線30の部分は隅角部50に挿入さ
れる。
緩衝材49の収容に際して、折目線40で二つ
折りされた緩衝材49は、各片41,42を中間
折目43,44で逆向きに折返される。片41の
端部41aは緩衝材39の片32の端部32aと
突き合わせて隅角部51に挿入され、片42の端
部42aは緩衝材39の片31の端部31aと突
き合わせて隅隅角部50に挿入され、折目線40
0の部分は残りの隅角部53に挿入される。
下側内蓋部18,20を直角に折曲げることに
よつて差込片22,24が互いに突き合わせら
れ、該差込片22,24の各先端部が緩衝材3
9,49の切込部37,47又は切込部38,4
8に挿入され、これによつて緩衝材39,49の
位置が下部において拘束される。
この後、下側内蓋部18,20の外側に重ね合
わせた下側外蓋部26の差込片28を右側面板部
4の下縁部と下側内蓋部18,20との間に挿入
することによつて、下側内蓋部18,20は上記
のように緩衝材39,49を拘束した位置に保持
される。
このようにして箱本体29の下側開口部を閉塞
した後、緩衝材39の各片31,32と緩衝材4
9の各片41,42で囲まれたスペースに被包装
物54が収容される。このとき、緩衝材39の各
片31,32と緩衝材49の各片41,42は被
包装物54の大きさに対応して適度に湾曲し、緩
衝材39の中間折目線33,34部分と緩衝材4
9の中間折目線43,44部分が被包装物54の
外側面に弾力的に当接することによつて、被包装
物54を箱本体29内に保持する。
被包装物54の収容後、上側内蓋部6,8を直
角に折曲げることによつて、差込片10,12が
互いに突き合わせられ、該差込片10,12の各
先端部が緩衝材39,49の切込部35,45又
は切込部36,46に挿入され、これによつて緩
衝材39,49の上部においても位置が拘束さ
れ、箱本体29の上側開口部も閉塞される。
この後、上側内蓋部6,8の外側に重ね合わせ
た上側外蓋部14の差込片16を右側面板部4の
上縁部と上側内蓋部6,8との間に挿入すること
によつて、上側内蓋部6,8は緩衝材39,49
を拘束した位置に保持される。
この包装済み箱を運搬し、工場等で被包装物5
4を箱本体29から取出した後、緩衝材39,4
9を再使用しないときには、緩衝材39,49は
廃棄処理される。緩衝材39,49は焼却時に有
毒ガスを発生しないような材料で作製するのが好
ましい。
[考案の効果] 以上のように本考案の包装用箱では、帯板状の
緩衝材39,49を向かい合わせて箱本体29に
収容し、緩衝材39の片31の端部31aと緩衝
材49の片42の端部42aを突き合わせて箱本
体29の隅角部50に挿入し、緩衝材39の片3
2の端部32aと緩衝材49の片41の端部41
aを突き合わせて、該隅角部50と対角線上にあ
る隅角部51に挿入し、緩衝材39の折目線30
部分を隅角部50と隅角部51の間にある隅角部
52に挿入し、緩衝材49の折目線40部分を隅
角部52と対角線上にある隅角部53に挿入する
と共に、互いに突き合わせた上側蓋部6,8の差
込片10,12の各先端部を緩衝材39,49の
各上端の切込部35,45又は切込部36,46
に挿入し、互いに突き合わせた下側蓋部18,2
0の差込片22,24の各先端部を緩衝材39,
49の各下端の切込部37,47又は切込部3
8,48に挿入したので、緩衝材39,49は上
下方向や横方向に位置ずれを起すことなく当初の
収容位置に的確に拘束されることになり、また、
上側内蓋部6,8の外側に重ね合わせた上側外蓋
部14の差込片16を右側面板部4の上端縁部と
上側内蓋部6,8との間に挿入し、下側内蓋部1
8,20の外側に重ね合わせた下側外蓋部26の
差込片28を右側面板部4の下縁部と下側内蓋部
18,20との間に挿入したので、上側内蓋部
6,8と下側内蓋部18,20は上記のように緩
衝材39,49を拘束した位置に的確に保持され
ることになり、そのため、緩衝材39の各片3
1,32と緩衝材49の各片41,42とで囲ま
れたスペースに収容された被包装物54は、各外
側面に圧接する緩衝材39の中間折目線33,3
4部分と緩衝材49の中間折目線43,44部分
によつて安定に支持され、外部衝撃から的確に防
護される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る包装用箱の箱
本体の展開図であり、第2図は該包装用箱に収容
する2枚の緩衝材の展開図であり、第3図は該包
装用箱の分解状態の斜視図である。第4図は該包
装用箱の使用状態の横断面図であり、第5図は該
包装用箱の使用状態の縦断面図である。 1……正面板部、2……左側面板部、3……背
面板部、4……右側面板部、5……折目線、6,
8……上側内蓋部、5,7……折目線、10,1
2……差込片、9,11……折目線、14……上
側外蓋部、15……折目線、16……差込片、1
8,20……下側内蓋部、17,19……折目
線、22,24……差込片、21,23……折目
線、25……折目線、26……下側外蓋部、27
……折目線、28……差込片、29……箱本体、
30……折目線、31,32……緩衝材の区分さ
れた片、33,34……中間折目線、35,36
……切込部、37,38……切込部、39……緩
衝材、40……折目線、41,42……緩衝材の
区分された片、43,44……中間折目線、4
5,46……切込部、47,48……切込部、4
9……緩衝材、50,51……隅角部、52,5
3……隅角部、54……被包装物、55……連結
用糊代片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 相連結された正面板部1と左側面板部2と背面
    板部3と右側面板部4とで角筒型に構成され、正
    面板部1と背面板部3の各上端に折目線5,7を
    介して左右側面板部2,4の横幅の半分に相当す
    る長さの上側内蓋部6,8を連設し、上側内蓋部
    6,8の各先端に折目線9,11を介して下向き
    に直角に折曲げられる差込片10,12を連設
    し、左側面板部2の上端に折目線13を介して上
    側外蓋部14を連設し、上側外蓋部14の先端に
    折目線15を介して差込片16を連設し、正面板
    部1と背面板部3の各下端に折目線17,19を
    介して左右側面板部2,4の横幅の半分に相当す
    る長さの下側内蓋部18,20を連設し、下側内
    蓋部18,20の各先端に折目線21,23を介
    して上向きに直角に折曲げられる差込片22,2
    4を連設し、左側面板部2の下端に折目線25を
    介して下側外蓋部26を連設し、下側外蓋部26
    の先端に折目線27を介して差込片28を連設し
    た箱本体29と; 折目線30によつて同長の二つの片31,32
    に区分され、各片31,32が中間折目線33,
    34において、折目線30における折曲げ方向と
    は逆方向に折曲げられ、中間折目線33,34の
    各上端に切込部35,36を設け、中間折目線3
    3,34の各下端に切込部37,38を設けた帯
    板状の緩衝材39と; 折目線40によつて同長の二つの片41,42
    に区分され、各片41,42が中間折目線43,
    44において、折目線40における折曲げ方向と
    は逆方向に折曲げられ、中間折目線43,44の
    各上端に切込部45,46を設け、中間折目線4
    3,44の各下端に切込部47,48を設けた帯
    板状の緩衝材49とから成り、 2枚の緩衝材39,49を向かい合わせて箱本
    体29に収容し、緩衝材39の一方の片31の端
    部31aと緩衝材49の一方の片42の端部42
    aとを突き合わせて、箱本体29の隅角部50に
    挿入し、緩衝材39の他方の片32の端部32a
    と緩衝材49の他方の片41の端部41aとを突
    き合わせて、該隅角部50と対角線上にある隅角
    部51に挿入し、緩衝材39の折目線30部分を
    隅角部50と隅角部51の間にある隅角部52に
    挿入し、緩衝材49の折目線40部分を隅角部5
    2と対角線上にある隅角部53に挿入し、互いに
    突き合わせた上側蓋部6,8の差込片10,12
    の各先端部を緩衝材39,49の切込部35,4
    5又は切込部36,46に挿入し、互いに突き合
    わせた下側蓋部18,20の差込片22,24の
    各先端部を緩衝材39,49の切込部37,47
    又は切込部38,48に挿入し、上側内蓋部6,
    8の外側に重ね合わせた上側外蓋部14の差込片
    16を右側面板部4の上端縁部と上側内蓋部6,
    8との間に挿入し、下側内蓋部18,20の外側
    に重ね合わせた下側外蓋部26の差込片28を右
    側面板部4の下縁部と下側内蓋部18,20との
    間に挿入する包装用箱。
JP11892385U 1985-08-02 1985-08-02 Expired JPH0211287Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPS6228720U JPS6228720U (ja) 1987-02-21
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