JPH0948422A - 包装用箱 - Google Patents
包装用箱Info
- Publication number
- JPH0948422A JPH0948422A JP20417595A JP20417595A JPH0948422A JP H0948422 A JPH0948422 A JP H0948422A JP 20417595 A JP20417595 A JP 20417595A JP 20417595 A JP20417595 A JP 20417595A JP H0948422 A JPH0948422 A JP H0948422A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- packaged
- packaging box
- locking
- articles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 被包装品Ｐを所定の間隔で、且つその一部を
重ねながら複数個横方向に並べて収容する包装用箱であ
って、包装用箱の底面１に被包装品Ｐの下側端を係止す
る下側係止片２を形成すると共に、包装用箱の底面１の
前後側に被包装品Ｐの前後側の側面及び上面を覆う枠壁
を連設し、さらに枠壁に被包装品Ｐの上側端を係止する
上側係止爪５，11を形成した包装用箱とした。 【効果】 被包装品Ｐの下側端が包装用箱の底面１に形
成された下側係止片２に係止され、被包装品Ｐの上側端
が枠壁の上側係止爪５，11に係止されており、さらに、
被包装品Ｐの前後側の側面が枠壁により囲まれており、
被包装品Ｐは前後左右に移動しなくなっているので、被
包装品Ｐが運送中に包装用箱内で乱れなくなる。
重ねながら複数個横方向に並べて収容する包装用箱であ
って、包装用箱の底面１に被包装品Ｐの下側端を係止す
る下側係止片２を形成すると共に、包装用箱の底面１の
前後側に被包装品Ｐの前後側の側面及び上面を覆う枠壁
を連設し、さらに枠壁に被包装品Ｐの上側端を係止する
上側係止爪５，11を形成した包装用箱とした。 【効果】 被包装品Ｐの下側端が包装用箱の底面１に形
成された下側係止片２に係止され、被包装品Ｐの上側端
が枠壁の上側係止爪５，11に係止されており、さらに、
被包装品Ｐの前後側の側面が枠壁により囲まれており、
被包装品Ｐは前後左右に移動しなくなっているので、被
包装品Ｐが運送中に包装用箱内で乱れなくなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に薄形に形成
された被包装品を複数個所定の間隔で、しかも被包装品
の一部を重ねながら横方向に並べて収容する包装用箱に
関するものである。
された被包装品を複数個所定の間隔で、しかも被包装品
の一部を重ねながら横方向に並べて収容する包装用箱に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】被包装品を所定の間隔で、且つその一部
を重ねながら複数個横方向に並べて収容する外箱と内箱
からなる包装用箱は従来からあり、内箱の底面に被包装
品の下側端を係止する係止片を形成し、その係止片で被
包装品の下側端を係止し、外箱で被包装品の上側を押さ
えて包装するようにしたものであった。
を重ねながら複数個横方向に並べて収容する外箱と内箱
からなる包装用箱は従来からあり、内箱の底面に被包装
品の下側端を係止する係止片を形成し、その係止片で被
包装品の下側端を係止し、外箱で被包装品の上側を押さ
えて包装するようにしたものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の包装用箱では、係止片で被包装品の下側端だけを係
止したものであるので、被包装品が係止片のない方向に
移動し易く、運送中に被包装品が包装用箱内で乱れやす
いという問題点があった。
来の包装用箱では、係止片で被包装品の下側端だけを係
止したものであるので、被包装品が係止片のない方向に
移動し易く、運送中に被包装品が包装用箱内で乱れやす
いという問題点があった。
【０００４】そこで、この発明は、被包装品が運送中に
包装用箱内で乱れないようにした包装用箱を提供するこ
とを目的とする。
包装用箱内で乱れないようにした包装用箱を提供するこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項１記載
の発明では、被包装品Ｐを所定の間隔で、且つその一部
を重ねながら複数個横方向に並べて収容する包装用箱で
あって、包装用箱の底面１に被包装品Ｐの下側端を係止
する下側係止片２を形成すると共に、包装用箱の底面１
の前後側に被包装品Ｐの前後側の側面及び上面を覆う枠
壁を連設し、さらに枠壁に被包装品Ｐの上側端を係止す
る上側係止爪５，11を形成した包装用箱とした。
の発明では、被包装品Ｐを所定の間隔で、且つその一部
を重ねながら複数個横方向に並べて収容する包装用箱で
あって、包装用箱の底面１に被包装品Ｐの下側端を係止
する下側係止片２を形成すると共に、包装用箱の底面１
の前後側に被包装品Ｐの前後側の側面及び上面を覆う枠
壁を連設し、さらに枠壁に被包装品Ｐの上側端を係止す
る上側係止爪５，11を形成した包装用箱とした。
【０００６】上記の構成とすることにより、被包装品Ｐ
の下側端が包装用箱の底面１に形成された下側係止片２
に係止され、被包装品Ｐの上側端が枠壁の上側係止爪
５，11に係止されるので、被包装品Ｐが包装用箱内で左
右方向に移動しなくなる。さらに、被包装品Ｐの前後側
の側面は、枠壁により囲まれているので、被包装品Ｐは
前後方向にも移動しなくなる。
の下側端が包装用箱の底面１に形成された下側係止片２
に係止され、被包装品Ｐの上側端が枠壁の上側係止爪
５，11に係止されるので、被包装品Ｐが包装用箱内で左
右方向に移動しなくなる。さらに、被包装品Ｐの前後側
の側面は、枠壁により囲まれているので、被包装品Ｐは
前後方向にも移動しなくなる。
【０００７】また、請求項２記載の発明では、請求項１
記載の構成に加え、底面１の左方に左側蓋面16を連設し
て形成すると共に、左側蓋面16の先端の枠壁の上側面と
対応する位置にロック片17，18を形成し、ロック片17，
18を枠壁の上側面に形成したロック穴６，12に係止する
ようにしたものとした。上記の構成とすることにより、
枠壁が前後方向に広がらなくなる。
記載の構成に加え、底面１の左方に左側蓋面16を連設し
て形成すると共に、左側蓋面16の先端の枠壁の上側面と
対応する位置にロック片17，18を形成し、ロック片17，
18を枠壁の上側面に形成したロック穴６，12に係止する
ようにしたものとした。上記の構成とすることにより、
枠壁が前後方向に広がらなくなる。
【０００８】また、請求項３記載の発明では、請求項１
又は２記載の構成に加え、底面１の右方に右側蓋面21を
連設して形成すると共に、右側蓋面21の前後側部に蓋係
止片22，23を形成し、蓋係止片22，23を底面１に係止す
るようにしたものとした。また、請求項４記載の発明で
は、請求項１又は２記載の構成に加え、底面１の右方に
右側蓋面21を連設して形成すると共に、右側蓋面21の前
後側部に蓋係止片22，23を形成し、さらに底面１と枠壁
との間の折目線に蓋係止穴７，13を形成し、蓋係止片の
先端22a ，23a を前記蓋係止穴７，13に挿入して係止す
るようにしたものとした。これらの構成とすることによ
り、右側蓋面21で枠壁の上側面を底面側に押さえ付け、
枠壁の上側面が浮き上がらなくなる。
又は２記載の構成に加え、底面１の右方に右側蓋面21を
連設して形成すると共に、右側蓋面21の前後側部に蓋係
止片22，23を形成し、蓋係止片22，23を底面１に係止す
るようにしたものとした。また、請求項４記載の発明で
は、請求項１又は２記載の構成に加え、底面１の右方に
右側蓋面21を連設して形成すると共に、右側蓋面21の前
後側部に蓋係止片22，23を形成し、さらに底面１と枠壁
との間の折目線に蓋係止穴７，13を形成し、蓋係止片の
先端22a ，23a を前記蓋係止穴７，13に挿入して係止す
るようにしたものとした。これらの構成とすることによ
り、右側蓋面21で枠壁の上側面を底面側に押さえ付け、
枠壁の上側面が浮き上がらなくなる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、この発明の包装用箱の構成
を、実施例として示した図面に基づいて説明する。
を、実施例として示した図面に基づいて説明する。
【００１０】図１は、この発明の包装用箱の展開図であ
り、この包装用箱は、包装袋に収納されて長方形に形成
された被包装品Ｐを所定の間隔でその一部を重ねながら
４個横方向に並べて収容するものである。
り、この包装用箱は、包装袋に収納されて長方形に形成
された被包装品Ｐを所定の間隔でその一部を重ねながら
４個横方向に並べて収容するものである。
【００１１】図１において、符号１は底面であり、前後
方向（図示手前側を前という）の略中央に、所定の間隔
で３個の下側係止片２を横方向（図示左右方向）に形成
している。
方向（図示手前側を前という）の略中央に、所定の間隔
で３個の下側係止片２を横方向（図示左右方向）に形成
している。
【００１２】底面１の前側（図示手前側）には、折目線
を介して前側面３を連設しており、さらに、前側面３の
前側には折目線を介して前側上面４を連設している。そ
して、前側面３と前側上面４は、この発明の包装用箱を
セットアップしたときには前側の枠壁となるようになっ
ている。さらに、前側上面４には、横方向に所定の間隔
で３個の上側係止爪５を形成すると共に、後述する左側
蓋面のロック片と係合するロック穴６を斜めに形成して
いる。また、前記底面１と前側面３との間の折目線の略
中央には、後述する右側蓋面の蓋係止片と係合して右側
蓋面の前側を係止する蓋係止穴７を形成している。ま
た、前側面３の左右には、折目線を介してフラップ８を
連設している。
を介して前側面３を連設しており、さらに、前側面３の
前側には折目線を介して前側上面４を連設している。そ
して、前側面３と前側上面４は、この発明の包装用箱を
セットアップしたときには前側の枠壁となるようになっ
ている。さらに、前側上面４には、横方向に所定の間隔
で３個の上側係止爪５を形成すると共に、後述する左側
蓋面のロック片と係合するロック穴６を斜めに形成して
いる。また、前記底面１と前側面３との間の折目線の略
中央には、後述する右側蓋面の蓋係止片と係合して右側
蓋面の前側を係止する蓋係止穴７を形成している。ま
た、前側面３の左右には、折目線を介してフラップ８を
連設している。
【００１３】底面１の後側（図示奥側）には、前側（図
示手前側）と同様に形成されており、具体的に説明する
と、底面１の後側（図示奥側）には、折目線を介して後
側面９を連設しており、さらに、後側面９の後側には折
目線を介して後側上面10を連設している。そして、後側
面９と後側上面10は、この発明の包装用箱をセットアッ
プしたときには後側の枠壁となるようになっている。さ
らに、後側上面10には、横方向に所定の間隔で３個の上
側係止爪11を形成すると共に、後述する左側蓋面のロッ
ク片と係合するロック穴12を斜めに形成している。ま
た、前記底面１と後側面９との間の折目線の略中央に
は、後述する右側蓋面の蓋係止片と係合して右側蓋面の
後側を係止する蓋係止穴13を形成している。また、後側
面９の左右には、折目線を介してフラップ14を連設して
いる。
示手前側）と同様に形成されており、具体的に説明する
と、底面１の後側（図示奥側）には、折目線を介して後
側面９を連設しており、さらに、後側面９の後側には折
目線を介して後側上面10を連設している。そして、後側
面９と後側上面10は、この発明の包装用箱をセットアッ
プしたときには後側の枠壁となるようになっている。さ
らに、後側上面10には、横方向に所定の間隔で３個の上
側係止爪11を形成すると共に、後述する左側蓋面のロッ
ク片と係合するロック穴12を斜めに形成している。ま
た、前記底面１と後側面９との間の折目線の略中央に
は、後述する右側蓋面の蓋係止片と係合して右側蓋面の
後側を係止する蓋係止穴13を形成している。また、後側
面９の左右には、折目線を介してフラップ14を連設して
いる。
【００１４】底面１の左側には、折目線を介して左側面
15を連設しており、さらに、左側面15の左側には折目線
を介して左側蓋面16を連設している。さらに、左側蓋面
16の前後の角部には折目線を介してロック片17，18を斜
め方向に連設している。また、左側蓋面16の中央付近に
は、この包装用箱をセットアップしたときに被包装品Ｐ
の一部が外側から見えるように窓状の切り欠き19を形成
している。
15を連設しており、さらに、左側面15の左側には折目線
を介して左側蓋面16を連設している。さらに、左側蓋面
16の前後の角部には折目線を介してロック片17，18を斜
め方向に連設している。また、左側蓋面16の中央付近に
は、この包装用箱をセットアップしたときに被包装品Ｐ
の一部が外側から見えるように窓状の切り欠き19を形成
している。
【００１５】底面１の右側には、折目線を介して右側面
20を連設しており、さらに、右側面20の右側には折目線
を介して右側蓋面21を連設している。さらに、右側蓋面
21の右側端の前後部には折目線を介して蓋係止片22，23
を連設している。さらに、蓋係止片22，23は二つに折曲
され、先端側の部分22a,23a が蓋係止穴７，13に嵌入さ
れ、基端側の部分22b,23b が前側面３と後側面９に添う
ようになっている。また、右側蓋面21の中央付近には、
この包装用箱をセットアップしたときに被包装品Ｐの一
部が外側から見えるように窓状の切り欠き24を形成して
いる。
20を連設しており、さらに、右側面20の右側には折目線
を介して右側蓋面21を連設している。さらに、右側蓋面
21の右側端の前後部には折目線を介して蓋係止片22，23
を連設している。さらに、蓋係止片22，23は二つに折曲
され、先端側の部分22a,23a が蓋係止穴７，13に嵌入さ
れ、基端側の部分22b,23b が前側面３と後側面９に添う
ようになっている。また、右側蓋面21の中央付近には、
この包装用箱をセットアップしたときに被包装品Ｐの一
部が外側から見えるように窓状の切り欠き24を形成して
いる。
【００１６】以上がこの発明の包装用箱の構成であり、
この発明の包装用箱は次のようにして使用される。
この発明の包装用箱は次のようにして使用される。
【００１７】先ず、展開された包装用箱の底面１の上に
被包装品Ｐを並べ、左端の被包装品Ｐを除いた他の被包
装品Ｐの下端側を下側係止片２に係止させる。
被包装品Ｐを並べ、左端の被包装品Ｐを除いた他の被包
装品Ｐの下端側を下側係止片２に係止させる。
【００１８】次に、底面１と前側面３の間の折目線を内
側に折って前側面３を起こす。さらに、前側面３と前側
上面４の間の折目線を内側に折って前側上面４を底面１
と水平にする。このようにして前側の枠壁が形成され
る。
側に折って前側面３を起こす。さらに、前側面３と前側
上面４の間の折目線を内側に折って前側上面４を底面１
と水平にする。このようにして前側の枠壁が形成され
る。
【００１９】同様にして、底面１と後側面９の間の折目
線を内側に折って後側面９を起こす。さらに、後側面９
と後側上面10の間の折目線を内側に折って後側上面10を
底面１と水平にする。このようにして後側の枠壁が形成
される。
線を内側に折って後側面９を起こす。さらに、後側面９
と後側上面10の間の折目線を内側に折って後側上面10を
底面１と水平にする。このようにして後側の枠壁が形成
される。
【００２０】次に、前側上面４に形成された上側係止爪
５を上から指で押して起こし、被包装品Ｐの上端側を上
側係止爪５に係止させると共に、同様にして後側上面10
に形成された上側係止爪11を上から指で押して起こし、
被包装品Ｐの上端側を上側係止爪11に係止させる。以上
のようにすると、図２及び図３に示す状態になる。
５を上から指で押して起こし、被包装品Ｐの上端側を上
側係止爪５に係止させると共に、同様にして後側上面10
に形成された上側係止爪11を上から指で押して起こし、
被包装品Ｐの上端側を上側係止爪11に係止させる。以上
のようにすると、図２及び図３に示す状態になる。
【００２１】次に、前側面３とフラップ８の間の折目線
及び後側面９とフラップ14の間の折目線を内側に折り、
左側のフラップ８，14を内側に曲げる。そして、底面１
と左側面15の間の折目線を内側に折って左側面15を内側
に起こす。さらに、左側面15と左側蓋面16の間の折目線
を内側に折って左側蓋面16を前側上面４と後側上面10に
被せる。以上のようにしてから、左側蓋面16の前後の角
部のロック片17，18を前側上面４と後側上面10のロック
穴６，12に挿入して係止させる。以上のようにすると、
図４に示す状態になる。このとき、ロック片17，18がロ
ック穴６，12に係止され、枠壁の前後方向の折りグセの
甘さによる広がりを防止するようになる。
及び後側面９とフラップ14の間の折目線を内側に折り、
左側のフラップ８，14を内側に曲げる。そして、底面１
と左側面15の間の折目線を内側に折って左側面15を内側
に起こす。さらに、左側面15と左側蓋面16の間の折目線
を内側に折って左側蓋面16を前側上面４と後側上面10に
被せる。以上のようにしてから、左側蓋面16の前後の角
部のロック片17，18を前側上面４と後側上面10のロック
穴６，12に挿入して係止させる。以上のようにすると、
図４に示す状態になる。このとき、ロック片17，18がロ
ック穴６，12に係止され、枠壁の前後方向の折りグセの
甘さによる広がりを防止するようになる。
【００２２】次に、前側面３とフラップ８の間の折目線
及び後側面９とフラップ14の間の折目線を内側に折り、
右側のフラップ８，14を内側に曲げる。そして、底面１
と右側面20の間の折目線を内側に折って右側面20を起こ
す。さらに、右側面20と右側蓋面21の間の折目線を内側
に折って右側蓋面21を右側蓋面21を前側上面４と後側上
面10及び左側蓋面16に被せる。以上のようにしてから、
右側蓋面21の前後側に連設された蓋係止片22，23の先端
側の部分22a,23a を蓋係止穴７，13に嵌入する。以上の
ようにすると、図５に示す状態になり、包装用箱がセッ
トアップされる。このとき、右側蓋面21が枠壁の上側面
である前側上面４と後側上面10を底面１側に押さえ付け
るので、枠壁の上側面の折りグセの甘さによる浮き上が
りを防止するようになる。
及び後側面９とフラップ14の間の折目線を内側に折り、
右側のフラップ８，14を内側に曲げる。そして、底面１
と右側面20の間の折目線を内側に折って右側面20を起こ
す。さらに、右側面20と右側蓋面21の間の折目線を内側
に折って右側蓋面21を右側蓋面21を前側上面４と後側上
面10及び左側蓋面16に被せる。以上のようにしてから、
右側蓋面21の前後側に連設された蓋係止片22，23の先端
側の部分22a,23a を蓋係止穴７，13に嵌入する。以上の
ようにすると、図５に示す状態になり、包装用箱がセッ
トアップされる。このとき、右側蓋面21が枠壁の上側面
である前側上面４と後側上面10を底面１側に押さえ付け
るので、枠壁の上側面の折りグセの甘さによる浮き上が
りを防止するようになる。
【００２３】この状態において、被包装品Ｐの一部が窓
状の切り欠き19，24から見える。以上が実施例の説明で
あり、この実施例の包装用箱では、一枚の紙で形成され
ているので、部品点数が少なく、安価に製造できるだけ
でなく、簡単にセットアップできるようになっている。
状の切り欠き19，24から見える。以上が実施例の説明で
あり、この実施例の包装用箱では、一枚の紙で形成され
ているので、部品点数が少なく、安価に製造できるだけ
でなく、簡単にセットアップできるようになっている。
【００２４】また、この実施例では、蓋係止片22，23の
先端側の部分22a,23a を蓋係止穴７，13に嵌入して係止
する例を示したが、蓋係止片22，23の先端側の部分22a,
23aを底面１にセロハンテープ等で係止して実施するこ
ともできる。さらに、被包装品Ｐがカード状の薄形のも
のである場合には、前側面３、後側面９、左側面15、右
側面20を廃止して実施することもできる。
先端側の部分22a,23a を蓋係止穴７，13に嵌入して係止
する例を示したが、蓋係止片22，23の先端側の部分22a,
23aを底面１にセロハンテープ等で係止して実施するこ
ともできる。さらに、被包装品Ｐがカード状の薄形のも
のである場合には、前側面３、後側面９、左側面15、右
側面20を廃止して実施することもできる。
【００２５】
【発明の効果】この発明の包装用箱は、以上に述べたよ
うに構成されているので、次の効果を奏する。
うに構成されているので、次の効果を奏する。
【００２６】被包装品Ｐの下側端が包装用箱の底面１に
形成された下側係止片２に係止され、被包装品Ｐの上側
端が枠壁の上側係止爪５，11に係止されており、さら
に、被包装品Ｐの前後側の側面が枠壁により囲まれてお
り、被包装品Ｐは前後左右に移動しなくなっているの
で、被包装品Ｐが運送中に包装用箱内で乱れなくなる。
形成された下側係止片２に係止され、被包装品Ｐの上側
端が枠壁の上側係止爪５，11に係止されており、さら
に、被包装品Ｐの前後側の側面が枠壁により囲まれてお
り、被包装品Ｐは前後左右に移動しなくなっているの
で、被包装品Ｐが運送中に包装用箱内で乱れなくなる。
【００２７】また、底面１の左方に左側蓋面16を連設し
て形成すると共に、左側蓋面16の先端の枠壁の上側面と
対応する位置にロック片17，18を形成し、ロック片17，
18を枠壁の上側面に形成したロック穴６，12に係止すれ
ば、折りグセの甘さによる枠壁の前後方向の広がりや浮
き上がりを防止できるので、被包装品Ｐが確実に係止さ
れて被包装品Ｐが運送中に包装用箱内で乱れないように
なる。
て形成すると共に、左側蓋面16の先端の枠壁の上側面と
対応する位置にロック片17，18を形成し、ロック片17，
18を枠壁の上側面に形成したロック穴６，12に係止すれ
ば、折りグセの甘さによる枠壁の前後方向の広がりや浮
き上がりを防止できるので、被包装品Ｐが確実に係止さ
れて被包装品Ｐが運送中に包装用箱内で乱れないように
なる。
【００２８】また、底面１の右方に右側蓋面21を連設し
て形成すると共に、右側蓋面21の前後側部に蓋係止片2
2，23を形成し、蓋係止片22，23を底面１に係止した
り、底面１と枠壁との間の折目線に蓋係止穴７，13を形
成し、蓋係止片22，23の先端22a，23a を挿入して係止
したりすれば、右側蓋面21で枠壁の上側面を底面側に押
さえ付けて被包装品Ｐによる枠壁の浮き上がりを防止で
きるので、上側係止爪５，11と被包装品Ｐとの係止が確
実なものとなり、さらに被包装品Ｐが運送中に包装用箱
内で乱れないようになる。
て形成すると共に、右側蓋面21の前後側部に蓋係止片2
2，23を形成し、蓋係止片22，23を底面１に係止した
り、底面１と枠壁との間の折目線に蓋係止穴７，13を形
成し、蓋係止片22，23の先端22a，23a を挿入して係止
したりすれば、右側蓋面21で枠壁の上側面を底面側に押
さえ付けて被包装品Ｐによる枠壁の浮き上がりを防止で
きるので、上側係止爪５，11と被包装品Ｐとの係止が確
実なものとなり、さらに被包装品Ｐが運送中に包装用箱
内で乱れないようになる。
【図１】この発明の包装用箱の展開図である。
【図２】この発明の包装用箱の前後の枠壁を起こした状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図３】被包装品の下側端が包装用箱の底面に形成され
た下側係止片に係止され、被包装品の上側端が枠壁の上
側係止爪に係止されている状態を説明する説明図であ
る。
た下側係止片に係止され、被包装品の上側端が枠壁の上
側係止爪に係止されている状態を説明する説明図であ
る。
【図４】左側蓋面のロック片が前側上面と後側上面のロ
ック穴に挿入されて係止された状態を示す斜視図であ
る。
ック穴に挿入されて係止された状態を示す斜視図であ
る。
【図５】この発明の包装用箱をセットアップした状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
Ｐ 被包装品 １ 底面 ２ 下側係止片 ３ 前側面 ４ 前側上面 ５ 上側係止爪 ６ ロック穴 ７ 蓋係止穴 ９ 後側面 10 後側上面 11 上側係止爪 12 ロック穴 13 蓋係止穴 16 左側蓋面 17 ロック片 18 ロック片 19 窓状の切り欠き 21 右側蓋面 22 蓋係止片 22a 先端 23 蓋係止片 23a 先端 24 窓状の切り欠き
Claims (4)
- 【請求項１】 被包装品（Ｐ）を所定の間隔で、且つそ
の一部を重ねながら複数個横方向に並べて収容する包装
用箱であって、包装用箱の底面（１）に被包装品（Ｐ）
の下側端を係止する下側係止片（２）を形成すると共
に、包装用箱の底面（１）の前後側に被包装品（Ｐ）の
前後側の側面及び上面を覆う枠壁を連設し、さらに枠壁
に被包装品（Ｐ）の上側端を係止する上側係止爪（５，
11）を形成したことを特徴とする包装用箱。 - 【請求項２】 底面（１）の左方に左側蓋面（16）を連
設して形成すると共に、左側蓋面（16）の先端の枠壁の
上側面と対応する位置にロック片（17，18）を形成し、
ロック片（17，18）を枠壁の上側面に形成したロック穴
（６，12）に係止するようにしたことを特徴とする請求
項１記載の包装用箱。 - 【請求項３】 底面（１）の右方に右側蓋面（21）を連
設して形成すると共に、右側蓋面（21）の前後側部に蓋
係止片（22，23）を形成し、蓋係止片（22，23）を底面
（１）に係止するようにしたことを特徴とする請求項１
又は２記載の包装用箱。 - 【請求項４】 底面（１）の右方に右側蓋面（21）を連
設して形成すると共に、右側蓋面（21）の前後側部に蓋
係止片（22，23）を形成し、さらに底面（１）と枠壁と
の間の折目線に蓋係止穴（７，13）を形成し、蓋係止片
の先端（22a ，23a ）を前記蓋係止穴（７，13）に挿入
して係止するようにしたことを特徴とする請求項１又は
２記載の包装用箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20417595A JPH0948422A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 包装用箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20417595A JPH0948422A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 包装用箱 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0948422A true JPH0948422A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16486088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20417595A Pending JPH0948422A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 包装用箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0948422A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012183830A (ja) * | 2007-06-20 | 2012-09-27 | Seiko Epson Corp | 流体噴射装置およびその製造方法 |
| US8534806B2 (en) | 2007-06-20 | 2013-09-17 | Seiko Epson Corporation | Installing fluid container in fluid ejection device |
| JP2016540661A (ja) * | 2013-11-14 | 2016-12-28 | ディーエス スミス パッケージング ドイチュラント スティフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフトＤｓ Ｓｍｉｔｈ Ｐａｃｋａｇｉｎｇ Ｄｅｕｔｓｃｈｌａｎｄ Ｓｔｉｆｔｕｎｇ ＆ Ｃｏ． Ｋｇ | パッケージを製造する方法及びシステム |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP20417595A patent/JPH0948422A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012183830A (ja) * | 2007-06-20 | 2012-09-27 | Seiko Epson Corp | 流体噴射装置およびその製造方法 |
| US8534806B2 (en) | 2007-06-20 | 2013-09-17 | Seiko Epson Corporation | Installing fluid container in fluid ejection device |
| US8864290B2 (en) | 2007-06-20 | 2014-10-21 | Seiko Epson Corporation | Installing fluid container in fluid ejection device |
| JP2016540661A (ja) * | 2013-11-14 | 2016-12-28 | ディーエス スミス パッケージング ドイチュラント スティフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフトＤｓ Ｓｍｉｔｈ Ｐａｃｋａｇｉｎｇ Ｄｅｕｔｓｃｈｌａｎｄ Ｓｔｉｆｔｕｎｇ ＆ Ｃｏ． Ｋｇ | パッケージを製造する方法及びシステム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3273779A (en) | Folded box | |
| US3618848A (en) | Paperboard sleeve for trays | |
| KR100526830B1 (ko) | 포장용기 | |
| JPH02504135A (ja) | ラツプアラウンド箱の鎖錠手段 | |
| US4313540A (en) | Carton with article retaining structure | |
| KR20220079920A (ko) | 잠금 기구를 가진 외부 슬리브 및 내부 트레이를 갖는 용기 | |
| JPH0948422A (ja) | 包装用箱 | |
| JP2569590Y2 (ja) | 梱包用箱 | |
| JPH07315370A (ja) | 包装箱 | |
| JPH0434062Y2 (ja) | ||
| JP4578636B2 (ja) | クッション材 | |
| JP2001018952A (ja) | 段ボール箱 | |
| KR200496433Y1 (ko) | 전면 개폐가 가능한 포장용 상자 | |
| JPH0672433A (ja) | 包装用ケース | |
| JP2547642Y2 (ja) | 包装ケース | |
| JP2010159059A (ja) | 包装容器 | |
| JPH0322125Y2 (ja) | ||
| JP2002012214A (ja) | 組立て包装箱 | |
| JP4115717B2 (ja) | 包装箱 | |
| JP3000604U (ja) | パッケージ | |
| JPH0642980Y2 (ja) | 段ボール箱 | |
| JPH0712258Y2 (ja) | 包装用箱 | |
| JP3052162U (ja) | 梱包用緩衝体 | |
| JP3201985U (ja) | 包装箱 | |
| JPH07205956A (ja) | 段ボール箱の折り曲げ片のロック機構 |