JP3397958B2 - 梱包装置 - Google Patents

梱包装置

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JP3397958B2
JP3397958B2 JP00577296A JP577296A JP3397958B2 JP 3397958 B2 JP3397958 B2 JP 3397958B2 JP 00577296 A JP00577296 A JP 00577296A JP 577296 A JP577296 A JP 577296A JP 3397958 B2 JP3397958 B2 JP 3397958B2
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和紀 福嶋
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和機の大
型の室外機を梱包する梱包装置に関する。 【0002】 【従来の技術】空気調和機の室外機は、内部に圧縮機や
熱交換器、アキュムレータなどの冷熱機器と、各冷熱機
器を制御する電子部品が収納されており、室外機自体は
比較的重たかった。また室外機の側面には冷媒配管を接
続するためのバルブが突出し、底面にはこの室外機の設
置用の突部(脚片)が設けられており、室外機の梱包装
置にはこうした室外機特有の構成に適した構造が考えら
れている。 【0003】こうした室外機の梱包装置として、例えば
実公平5−11188号公報や実公平6−15872号
公報に開示されるものがある。これらの梱包装置は、室
外機の底面に緩衝体を介して下部包装体を配設し、室外
機の上面に緩衝体を介して上部包装体を配設して、この
上部包装体及び下部包装体に締付バンドを掛けて固定し
ている。この緩衝体としては主に発泡スチロールを利用
しており、室外機の形状に適した構造にして使用してい
る。 【0004】しかしながら6馬力や8馬力の室外機は非
常に重く、上記のような梱包では運搬が困難であった。
そこで、室外機をパレットに載せた状態で梱包し、パレ
ットとともに運搬する方法が考えられている。図6はパ
レットを利用した室外機の梱包装置の分解斜視図であ
り、図7は梱包状態を示す斜視図である。 【0005】101は空気調和機の室外機であり、底面
に設置用の突部(脚片)102を形成している。103
は室外機101が載置されるパレットであり、4本の長
い板103aと2本の短い板103bによって構成され
る。長い板103aの長さは室外機101の幅よりも若
干長く、短い板103bの長さは室外機101の奥行き
とほぼ同じ長さである。 【0006】まず2本の長い板103aを室外機101
の奥行き程度の間隔を開けて平行に置き、その上に2本
の短い板103bを長い板103aに跨るように置いて
固定する。このときの2本の短い板103bの間隔は室
外機101の突部102の間隔と同じであり、パレット
103上に室外機101を載置したときに突部102が
短い板103b上に位置するようになっている。短い板
103bの上には、2本の長い板103aを跨るように
載置して、固定している。 【0007】室外機101はこのパレット103に設置
用の突部102が短い板103bの上になるように載置
され、室外機101の上には緩衝体104である発泡ス
チロール体を配設し、その上に段ボールの上包装体10
5を載せている。そして締付バンド106をパレット1
03と上包装体105を囲むように掛け、パレット10
3及び上包装体105を室外機101に固定している。
このとき、締付バンド106が緩衝体104の上に掛か
るようにして、締付バンド106による打根が室外機1
01の上面に付かないようにしている。 【0008】そしてこの梱包装置を運搬するときには、
パレット103の長い板103aの間107に運搬リフ
ト(図示せず)の爪108を挿入し、上方の長い板10
3aを支持してパレット103ごと室外機101を運
ぶ。したがって短い板103bの厚みは、運搬リフトの
爪108が挿入可能な間隔を長い板103aの間107
に形成できる程度の厚みであり、長い板103aよりも
厚いものを使用している。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近で
は梱包装置の構成をできるだけ簡単にし、さらにコスト
ダウンすることが求められている。また図6の室外機の
梱包装置では、緩衝体として発泡スチロールを使用して
いるが、発泡スチロールは再生処理がし難く、利用を控
える傾向にある。 【0010】そこでこの発明は、発泡スチロールを利用
することなく、且つコストダウンできる梱包装置を提案
する。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、空気調和機の室外機を載置するパ
レットと、室外機の上面を覆う上包装体と、上包装体か
らパレットにかけられた締付バンドを備えた梱包装置に
おいて、前記パレットは、平行に置かれた2本の支持体
と、前記支持体上に跨るように架けられた2本の固定体
によって形成され、前記室外機の底面には段ボール板を
取り付け、前記段ボール板は、ほぼ長方形の段ボールの
両端をその短辺と平行に折り立た折立部と、前記折立部
の端に形成される突部を有し、前記段ボール体を固定体
間に前記突部が支持体間に位置するようにはめ込んだこ
とを特徴とする。 【0012】 【0013】 【0014】 【発明の実施の形態】以下に図面に基づいてこの発明の
実施の形態を説明する。図1は室外機の梱包装置の梱包
状態を示す分解斜視図であり、図2はこの梱包装置の梱
包状態を示す斜視図である。 【0015】1は空気調和機の室外機であり、パッケー
ジ型エアコンなどに利用される大型の室外機1である。
室外機1の内部には、圧縮機、熱交換器、アキュムレー
タなどの冷熱機器(図示しない)が収納されており、制
御装置によって各種制御されている。室外機1の前面に
は空気吹出口2が形成されており、内側に送風ファンが
収納されている。この送風ファンによって、背面の空気
吸込口より空気を吸い込み、熱交換器で熱交換した後に
空気吹出口2から吹き出している。 【0016】室外機1の底面には設置部(脚片)3が設
けられており、設置部3にはボルトが挿入できる穴3a
が形成されている。この実施の形態の室外機1では、室
外機1の奥行きD1よりも若干長い載置部3を、室外機
1の底面に間隔を置いて平行に取り付けている。そして
室外機1を現場に設置するときは、設置部3の穴3aに
ボルト等の止め具を挿入して固定している。 【0017】室外機1を載置するパレット4は、2本の
長い支持体4aと2本の短い固定体4bによって構成さ
れている。この実施の形態では、支持体4a及び固定体
4bを木製の板によって形成している。支持体4aの長
さは室外機1の幅L1よりも若干長く、固定体4bの長
さD3は載置部3とほぼ同じ長さになっている。そして
パレット4は、互いに平行になるように置かれた2本の
支持体4aの上に、2本の固定体4bを支持体4aを跨
ぐように置いて固定する。支持体4aと固定体4bは直
角に接続しており、固定体4bの両端に支持体4aが位
置している。 【0018】2本の支持体4aの間隔D2は室外機1の
奥行きD1とほぼ同じ長さであり、2本の固定体4bの
間隔L2は載置部3の間隔L3と同じであり、パレット
4に室外機1を載置したときに載置部3が固定体4bの
上に位置するようにしている。 【0019】5はパレット3と室外機1の間に配置され
る段ボール体であり、図4は段ボール体5の展開平面図
である。この段ボール体5は、ほぼ長方形の段ボールの
短辺に突部6を形成しており、両側には短辺と平行に折
り目7が設けられている。この段ボール体3の短辺の長
さD4は固定体4bの長さD3と同じであり、突部6の
長さD5は支持体4aの間隔D2と同じ長さであり、折
り目7の間の長さL3は固定体4bの間隔L2と同じ長
さである。そしてこの段ボール体5を折り目7に沿って
両側を折り立てて、長さL3の平坦部5aとその両側に
突部6を有する折立部5bを形成する。 【0020】図3は梱包時の段ボール体5の側面図であ
る。段ボール体5をパレット4に載置するときは、折立
部5をパレット4側にして固定体4bの間に挿入する。
このとき突部6が支持体4a間にはまり、平坦部5aが
固定体4b間にはまるため、段ボール体5はパレット4
に固定される。そしてその上から室外機1が載置される
と、平坦部5aが室外機1の底面に当接して室外機1に
傷が付くことを防止する。 【0021】8は室外機1の上面に配置される上包装体
であり、図5はこの上包装体8の展開平面図である。こ
の上包装体8は段ボールで構成されており、室外機1の
上面とほぼ同じ大きさの上面部8aと、上面部8aの短
辺に形成された補強部8bと、上面部8aの長辺に形成
された側部8cを有している。そして側部8cは上面部
8aと直角になるように折り立てられ、補強部8cは上
面部8a側に折り返されており、上面部8aの両端は補
強部8cによって段ボールが2重になっている。この2
重部分は梱包時に締付バンド9が当たる部分であり、締
付バンド9によって室外機1の上面に打根が付くことを
防止している。 【0022】室外機1をこの梱包装置に載置する場合、
まずパレット4に段ボール体5を配設し、その上から室
外機1を載置部3が固定体4bの上になるように載置す
る。室外機1の上面には上包装体8を配設し、上包装体
8からパレット4にかけて締付バンド9をかけて、パレ
ット4及び上包装体8を室外機1に固定する。 【0023】そして運搬するときには、パレット4と室
外機1の間10に運搬リフト(図示せず)の爪11を挿
入し、室外機1の底面を支えて運ぶ。このとき運搬リフ
トの爪11は直接室外機1の底面に当接せず、段ボール
体5を介して支えられるので、室外機1の底面に傷が付
くことを防止できる。 【0024】 【発明の効果】この発明の梱包装置は、パレットを2本
の長い支持体と2本の短い固定体によって構成してい
る。また室外機の底面には段ボール板を配置して、室外
機に傷が付くことを防止している。そのため従来の梱包
装置よりも部品点数を減らすことができ、梱包装置のコ
ストダウンになる。 【0025】また上包装体を段ボールで構成し、締付バ
ンドが当たる部分を2重構造にしたので、室外機に打根
が付かないようにした上包装体を、発泡スチロールを使
用することなく実現できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 この実施の形態の梱包装置の梱包状態を示す
分解斜視図である。 【図2】 この実施の形態の梱包装置の梱包状態を示す
斜視図である。 【図3】 この実施の形態の梱包装置の要部側面図であ
る。 【図4】 この実施の形態の段ボール体の展開平面図で
ある。 【図5】 この実施の形態の上包装体の展開平面図であ
る。 【図6】 従来の梱包装置の梱包状態を示す分解斜視図
である。 【図7】 従来の梱包装置の梱包状態を示す斜視図であ
る。 【符号の説明】 1 室外機 3 載置部 4 パレット 4a 支持体 4b 固定体 5 段ボール体 6 突部 8 上包装体 9 締付バンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−205989(JP,A) 特開 平7−112744(JP,A) 実開 昭61−3282(JP,U) 実開 昭61−14685(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 85/68

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 空気調和機の室外機を載置するパレット
    と、室外機の上面を覆う上包装体と、上包装体からパレ
    ットにかけられた締付バンドを備えた梱包装置におい
    て、前記パレットは、平行に置かれた2本の支持体と、
    前記支持体上に跨るように架けられた2本の固定体によ
    って形成され、前記室外機の底面には段ボール板を取り
    付け、前記段ボール板は、ほぼ長方形の段ボールの両端
    をその短辺と平行に折り立た折立部と、前記折立部の端
    に形成される突部を有し、前記段ボール体を固定体間に
    前記突部が支持体間に位置するようにはめ込んだことを
    特徴とする梱包装置。
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WO2020217483A1 (ja) * 2019-04-26 2020-10-29 三菱電機株式会社 空気調和機の梱包装置
CN110342046A (zh) * 2019-08-12 2019-10-18 珠海格力电器股份有限公司 室外机包装底托及空调室外机组件

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