JP2506032Y2 - 箱体の運搬時に於ける梱包枠具 - Google Patents
箱体の運搬時に於ける梱包枠具Info
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- JP2506032Y2 JP2506032Y2 JP1991003781U JP378191U JP2506032Y2 JP 2506032 Y2 JP2506032 Y2 JP 2506032Y2 JP 1991003781 U JP1991003781 U JP 1991003781U JP 378191 U JP378191 U JP 378191U JP 2506032 Y2 JP2506032 Y2 JP 2506032Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、床面に配設される一般
家具、床面等に設置される自動販売機、床面に設置され
る各種電子機器等の装置箱体(以下、これらを単に「箱
体」と言う。)の運搬時に於ける梱包枠具に関する。
家具、床面等に設置される自動販売機、床面に設置され
る各種電子機器等の装置箱体(以下、これらを単に「箱
体」と言う。)の運搬時に於ける梱包枠具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、箱体、たとえば家具、自動販売機
などを梱包して小型フォークリフトで運搬する場合、箱
体を図10で示すような木製の梱包枠具Xで梱包してい
た。
などを梱包して小型フォークリフトで運搬する場合、箱
体を図10で示すような木製の梱包枠具Xで梱包してい
た。
【0003】しかして、この梱包枠具Xは、前後左右に
所要間隔を有して立設された4本の木製支柱1と、これ
らの各支柱1をそれぞれ連結固定する所定の複数枚の横
連結板2、3と、これらの横連結板の中で前後の各支柱
を連結する短い方の横連結板3の内側に斜め方向に設け
られた補強連結板4と、組み合わせた前記各支柱1のコ
ーナ部に固定的に取付けられた発砲スチロール製のパッ
キン部材5と、前記各支柱1の下部に適宜複数枚の水平
板6を格子状に組み合わせて形成したパレット部7とか
ら成る。
所要間隔を有して立設された4本の木製支柱1と、これ
らの各支柱1をそれぞれ連結固定する所定の複数枚の横
連結板2、3と、これらの横連結板の中で前後の各支柱
を連結する短い方の横連結板3の内側に斜め方向に設け
られた補強連結板4と、組み合わせた前記各支柱1のコ
ーナ部に固定的に取付けられた発砲スチロール製のパッ
キン部材5と、前記各支柱1の下部に適宜複数枚の水平
板6を格子状に組み合わせて形成したパレット部7とか
ら成る。
【0004】しかしながら、上記梱包枠具Xは、梱包作
業が大変である、一度利用すると破棄するため、反復継
続して使用することができない、箱体の大きさに対応し
て使用することができないなどの欠点があった。
業が大変である、一度利用すると破棄するため、反復継
続して使用することができない、箱体の大きさに対応し
て使用することができないなどの欠点があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】以上のような従来の欠
点に鑑み、本考案の課題は、梱包作業が容易であるこ
と、また箱体を安定的に支持することができること共
に、箱体の大きさに対応して使用することができこと、
さらに、箱体を確実に梱包をすることができること、加
えて、反復継続して使用することができと共に、箱体の
運搬時に締付け用ベルトが緩んでも容易にベルトを締付
けることができる箱体の運搬時に於ける梱包枠具を提供
することである。
点に鑑み、本考案の課題は、梱包作業が容易であるこ
と、また箱体を安定的に支持することができること共
に、箱体の大きさに対応して使用することができこと、
さらに、箱体を確実に梱包をすることができること、加
えて、反復継続して使用することができと共に、箱体の
運搬時に締付け用ベルトが緩んでも容易にベルトを締付
けることができる箱体の運搬時に於ける梱包枠具を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の箱体の運搬時に於ける梱包枠具は、基本的
には、箱体Zの下方の四隅部をそれぞれ支持することが
できるように平面L型に形成された合計4個の嵌合支持
部材11と、一方、箱体の上方の四隅部をそれぞれカバ
ーすることができるように端面L型に形成された合計4
個の嵌合カバー部材18と、該嵌合カバー部材及び前記
嵌合支持部材を介し箱体をサンドイッチ状に梱包するベ
ルト状の締付け部材24とから成り、前記嵌合支持部材
および嵌合カバー部材の各一側端面には棒状の嵌入部1
3、20がそれぞれ突出して設けられ、一方、前記一側
端面と直交する各他側部には長孔状の嵌合孔14、21
がそれぞれ形成され、対向し合う嵌合支持部材11並び
に嵌合カバー部材18がそれぞれ一体的に結合する時、
前記各嵌入部13、20の各嵌合孔14、21に対する
挿入部分の長さ調整により、各嵌合支持部材間11及び
各嵌合カバー部材18間の幅が調整されることを特徴と
する。この構成に於いては、嵌合支持部材または嵌合支
持部材と嵌合カバー部材にはリング部が設けられている
と共に、締付け部材には該リング部と係合するフックお
よびベルトを全体的に締付けるベルト締付け用バックル
が設けられていることを特徴とする。
に、本考案の箱体の運搬時に於ける梱包枠具は、基本的
には、箱体Zの下方の四隅部をそれぞれ支持することが
できるように平面L型に形成された合計4個の嵌合支持
部材11と、一方、箱体の上方の四隅部をそれぞれカバ
ーすることができるように端面L型に形成された合計4
個の嵌合カバー部材18と、該嵌合カバー部材及び前記
嵌合支持部材を介し箱体をサンドイッチ状に梱包するベ
ルト状の締付け部材24とから成り、前記嵌合支持部材
および嵌合カバー部材の各一側端面には棒状の嵌入部1
3、20がそれぞれ突出して設けられ、一方、前記一側
端面と直交する各他側部には長孔状の嵌合孔14、21
がそれぞれ形成され、対向し合う嵌合支持部材11並び
に嵌合カバー部材18がそれぞれ一体的に結合する時、
前記各嵌入部13、20の各嵌合孔14、21に対する
挿入部分の長さ調整により、各嵌合支持部材間11及び
各嵌合カバー部材18間の幅が調整されることを特徴と
する。この構成に於いては、嵌合支持部材または嵌合支
持部材と嵌合カバー部材にはリング部が設けられている
と共に、締付け部材には該リング部と係合するフックお
よびベルトを全体的に締付けるベルト締付け用バックル
が設けられていることを特徴とする。
【0007】
【作用】梱包枠具の組み立てについて説明すると、まず
複数個の嵌合支持部材を矩形状に組合わせる。この場合
互いに対向する各嵌合支持部材は、一方の棒状嵌入部を
対向する他方の長孔状嵌合孔に嵌合することにより、ま
たは介装連結部材を対向する嵌合支持部材の各嵌合孔に
棒状の介装連結部材をそれぞれ強制的に嵌合することに
より嵌合連結される。次に嵌合支持部材に箱体を乗せた
後、箱体の上方隅角部に各嵌合カバー部材を嵌合し、し
かる後、締付け部材で嵌合支持部材および嵌合カバー部
材を巻き付けるようにして箱体を梱包する。しかして、
嵌合カバー部材の外面にガイド溝が形成されている実施
例の場合は、締付け部材をガイド溝に嵌まり合うように
して梱包する。
複数個の嵌合支持部材を矩形状に組合わせる。この場合
互いに対向する各嵌合支持部材は、一方の棒状嵌入部を
対向する他方の長孔状嵌合孔に嵌合することにより、ま
たは介装連結部材を対向する嵌合支持部材の各嵌合孔に
棒状の介装連結部材をそれぞれ強制的に嵌合することに
より嵌合連結される。次に嵌合支持部材に箱体を乗せた
後、箱体の上方隅角部に各嵌合カバー部材を嵌合し、し
かる後、締付け部材で嵌合支持部材および嵌合カバー部
材を巻き付けるようにして箱体を梱包する。しかして、
嵌合カバー部材の外面にガイド溝が形成されている実施
例の場合は、締付け部材をガイド溝に嵌まり合うように
して梱包する。
【0008】また嵌合支持部材にリング部が設けられて
いると共に、締付け部材に該リング部と係合するフック
およびベルトを全体的に締付けるベルト締付け用バック
ルが設けられている実施例の場合は、締付け部材の一方
側を一方の嵌合支持部材のリング部に取付けると共に、
その他方側をフックを介して他方の嵌合支持部材のリン
グ部に係合させ、かつ、締付け部材を嵌合カバー部材の
ガイド溝に巻き付けるようにし、最後にバックルでベル
トを全体的に締付ける。または嵌合支持部材と嵌合カバ
ー部材の両方にリング部が設けられている実施例の場合
は、たとえば締付け部材の一方側を嵌合支持部材のリン
グ部に取付けると共に、その他方側を嵌合カバー部材の
リング部に係合させ、最後にバックルでベルトを全体的
に締付ける。
いると共に、締付け部材に該リング部と係合するフック
およびベルトを全体的に締付けるベルト締付け用バック
ルが設けられている実施例の場合は、締付け部材の一方
側を一方の嵌合支持部材のリング部に取付けると共に、
その他方側をフックを介して他方の嵌合支持部材のリン
グ部に係合させ、かつ、締付け部材を嵌合カバー部材の
ガイド溝に巻き付けるようにし、最後にバックルでベル
トを全体的に締付ける。または嵌合支持部材と嵌合カバ
ー部材の両方にリング部が設けられている実施例の場合
は、たとえば締付け部材の一方側を嵌合支持部材のリン
グ部に取付けると共に、その他方側を嵌合カバー部材の
リング部に係合させ、最後にバックルでベルトを全体的
に締付ける。
【0009】
【実施例】以下、図面に示す実施例により、本考案を詳
細に説明する。図1から図3に示す梱包枠具Yに於い
て、11は箱体Zの下方隅角部を支持する複数個の嵌合
支持部材である。本実施例では、図1で示すように同一
形態(平面L型状)の嵌合支持部材11が合計4個で矩
形状に組み合わせられている。しかして、12はL型状
の嵌合部本体である。この嵌合部本体12の外周面は円
柱状である。外相面は角型でも良い。13は嵌合支持部
材11の一側面に設けられた棒状の嵌入部である。この
嵌入部13は嵌合部本体12よりも小径に形成されてい
る。14は嵌合支持部材11の他側面に軸芯方向に向か
って形成された長孔状嵌合孔である。この嵌合孔14に
は前記棒状の嵌入部13が嵌入する。15は嵌合部本体
12の両端部を連結するように該嵌合部本体12に一体
的に設けられた箱体用の支持部である。この支持部15
は箱体Zの裏面を支持する。16は嵌合部本体12の下
面に突出形成された複数個の脚部である。17は嵌合部
本体に形成され、その嵌合孔14と連通する空気抜き出
し用の小さな貫通孔である。
細に説明する。図1から図3に示す梱包枠具Yに於い
て、11は箱体Zの下方隅角部を支持する複数個の嵌合
支持部材である。本実施例では、図1で示すように同一
形態(平面L型状)の嵌合支持部材11が合計4個で矩
形状に組み合わせられている。しかして、12はL型状
の嵌合部本体である。この嵌合部本体12の外周面は円
柱状である。外相面は角型でも良い。13は嵌合支持部
材11の一側面に設けられた棒状の嵌入部である。この
嵌入部13は嵌合部本体12よりも小径に形成されてい
る。14は嵌合支持部材11の他側面に軸芯方向に向か
って形成された長孔状嵌合孔である。この嵌合孔14に
は前記棒状の嵌入部13が嵌入する。15は嵌合部本体
12の両端部を連結するように該嵌合部本体12に一体
的に設けられた箱体用の支持部である。この支持部15
は箱体Zの裏面を支持する。16は嵌合部本体12の下
面に突出形成された複数個の脚部である。17は嵌合部
本体に形成され、その嵌合孔14と連通する空気抜き出
し用の小さな貫通孔である。
【0010】18は箱体Zの上方隅角部をカバーする複
数個の嵌合カバー部材である。本実施例では、嵌合支持
部材と同様に同一形態(端面L型状)の嵌合カバー部材
18が合計4個で矩形状に組み合わせられている。しか
して、19は箱体のコーナー部を覆うことができるよう
に形成された嵌合部本体である。この嵌合部本体19の
平面は四辺形に形成されている。そして、嵌合部本体1
9には箱体の側壁上部と当接する垂直方向の側壁がL型
状に垂設されている。20は嵌合カバー部材18の一方
の側壁の端面から突出する棒状の嵌入部である。21は
嵌合カバー部材18の他方の側壁部に形成された嵌合孔
である。この嵌合孔21には前記棒状の嵌入部20が嵌
入する。22は嵌合部本体19の外面に十字型状に形成
されたガイド溝である。このガイド溝22には後述する
締付け部材が嵌まり合う。23は嵌合部本体に形成さ
れ、その嵌合孔21と連通する空気抜き出し用の小さな
貫通孔である。
数個の嵌合カバー部材である。本実施例では、嵌合支持
部材と同様に同一形態(端面L型状)の嵌合カバー部材
18が合計4個で矩形状に組み合わせられている。しか
して、19は箱体のコーナー部を覆うことができるよう
に形成された嵌合部本体である。この嵌合部本体19の
平面は四辺形に形成されている。そして、嵌合部本体1
9には箱体の側壁上部と当接する垂直方向の側壁がL型
状に垂設されている。20は嵌合カバー部材18の一方
の側壁の端面から突出する棒状の嵌入部である。21は
嵌合カバー部材18の他方の側壁部に形成された嵌合孔
である。この嵌合孔21には前記棒状の嵌入部20が嵌
入する。22は嵌合部本体19の外面に十字型状に形成
されたガイド溝である。このガイド溝22には後述する
締付け部材が嵌まり合う。23は嵌合部本体に形成さ
れ、その嵌合孔21と連通する空気抜き出し用の小さな
貫通孔である。
【0011】24は嵌合カバー部材の外面に形成された
ガイド溝22に嵌合し、かつ該嵌合カバー部材18と前
記嵌合支持部材11を介し箱体Zをサンドイッチ状に梱
包する紐あるいはベルト状の締付け部材である。この締
付け部材24は普通一般に市販されているベルトや紐が
用いられる。
ガイド溝22に嵌合し、かつ該嵌合カバー部材18と前
記嵌合支持部材11を介し箱体Zをサンドイッチ状に梱
包する紐あるいはベルト状の締付け部材である。この締
付け部材24は普通一般に市販されているベルトや紐が
用いられる。
【0012】次に第4図から第9図まで示す他の実施例
に付き説明する。なお、これらの実施例の説明に当っ
て、前記本考案の第1実施例と同一の構成部分には、同
一あるいは同様の符号を付し、重複する説明を省略す
る。
に付き説明する。なお、これらの実施例の説明に当っ
て、前記本考案の第1実施例と同一の構成部分には、同
一あるいは同様の符号を付し、重複する説明を省略す
る。
【0013】図4および図5で示す実施例に於いて第1
実施例と主に異なる点は、嵌合支持部材11Aの嵌合部
本体12Aの適宜箇所に2個のリング部31を設けた点
である。また嵌合支持部材11Aと嵌合カバー部材18
Aとを介して箱体Zを梱包する締付け部材24Aが異な
る。この締付け部材24Aは、図5で示すように一方側
のベルト32の一端部に前記リング部31と係合するフ
ック33を有し、一方、他方側のベルト34の自由端部
に一方側のベルト32の他端部を巻き付けるベルト締付
け用バックル35が取付けられている。なお、バックル
を有する他方側ベルト34の取付け端部は適宜に折返え
され、その折返し付近はビス等で止められる。
実施例と主に異なる点は、嵌合支持部材11Aの嵌合部
本体12Aの適宜箇所に2個のリング部31を設けた点
である。また嵌合支持部材11Aと嵌合カバー部材18
Aとを介して箱体Zを梱包する締付け部材24Aが異な
る。この締付け部材24Aは、図5で示すように一方側
のベルト32の一端部に前記リング部31と係合するフ
ック33を有し、一方、他方側のベルト34の自由端部
に一方側のベルト32の他端部を巻き付けるベルト締付
け用バックル35が取付けられている。なお、バックル
を有する他方側ベルト34の取付け端部は適宜に折返え
され、その折返し付近はビス等で止められる。
【0014】しかして、締付け部材24Aを用いた場合
は、ベルト締付け用バックル35の操作片35aを回動
すると、内部に設けられた巻き取りローラ35bが回転
し、それにより一方側のベルト32の方が巻き取られ、
その結果、箱体Zはベルト32、34により緊締され
る。
は、ベルト締付け用バックル35の操作片35aを回動
すると、内部に設けられた巻き取りローラ35bが回転
し、それにより一方側のベルト32の方が巻き取られ、
その結果、箱体Zはベルト32、34により緊締され
る。
【0015】図6から図8まで示す第3実施例に於いて
第1実施例と主に異なる点は、嵌合支持部材11Bと、
嵌合カバー部材18Bと、締付け部材24Bである。
第1実施例と主に異なる点は、嵌合支持部材11Bと、
嵌合カバー部材18Bと、締付け部材24Bである。
【0016】しかして、嵌合支持部材11Bおよび嵌合
カバー部材18Bは、各々直交する両端面から軸芯方向
へ向かって2個の長孔状嵌合孔40、41がそれぞれ形
成されており、対向する互いの嵌合支持部材11B、1
1Bおよび嵌合カバー部材18B、18Bは、複数本の
棒状の介装連結部材42、43で各々嵌合連結される。
また嵌合支持部材11Bには第2実施例と同様にリング
部31が複数個設けられている。さらに、締付け部材2
4Bは第2実施例の締付け部材24Aと同一のものが使
用されている。
カバー部材18Bは、各々直交する両端面から軸芯方向
へ向かって2個の長孔状嵌合孔40、41がそれぞれ形
成されており、対向する互いの嵌合支持部材11B、1
1Bおよび嵌合カバー部材18B、18Bは、複数本の
棒状の介装連結部材42、43で各々嵌合連結される。
また嵌合支持部材11Bには第2実施例と同様にリング
部31が複数個設けられている。さらに、締付け部材2
4Bは第2実施例の締付け部材24Aと同一のものが使
用されている。
【0017】図9に示す第4実施例に於いて第1実施例
と主に異なる点は、嵌合支持部材11Cと、嵌合カバー
部材18Cと、締付け部材24Cである。
と主に異なる点は、嵌合支持部材11Cと、嵌合カバー
部材18Cと、締付け部材24Cである。
【0018】しかして、嵌合支持部材11Cの嵌合部本
体12Cには第2実施例と同様に複数個のリング部31
が設けられており、また嵌合カバー部材18Cの嵌合部
本体19Cの側壁には複数個のリング部50設けれられ
ていると共に、嵌合部本体19Cには締付け部材用のガ
イド溝が形成されておらず、さらに締付け部材24Cは
第2実施例の締付け部材24Aと同一のものが使用され
ている。
体12Cには第2実施例と同様に複数個のリング部31
が設けられており、また嵌合カバー部材18Cの嵌合部
本体19Cの側壁には複数個のリング部50設けれられ
ていると共に、嵌合部本体19Cには締付け部材用のガ
イド溝が形成されておらず、さらに締付け部材24Cは
第2実施例の締付け部材24Aと同一のものが使用され
ている。
【0019】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように本考案に
あっては、次に列挙するような効果がある。 (1)嵌合支持部材の箱体を乗せ、次に嵌合カバー体を
箱体の上方隅角部に嵌め合わせ、しかる後締付け部材で
締付ければ良いから、梱包作業が容易である。 (2)対向し合う嵌合支持部材11(11B)並びに嵌
合カバー部材18(18B)がそれぞれ一体的に結合す
る時、各嵌入部13、20の各嵌合孔14、21に対す
る挿入部分の長さ調整により、又は対向し合う嵌合孔4
0、41にそれぞれ嵌入する複数本の介装連結部材4
2、43を介して行われるので、箱体Zを安定的に支持
することができること共に、箱体の大きさに対応して使
用することができる。また各嵌合支持部材11(11
B)間並びに嵌合カバー部材18(18B)間の幅調整
が極めて容易である。 (3)また前記嵌合カバー部材18(18A)の外面に
はベルト状の締付け部材24(24B)が係合するガイ
ド溝22が形成されているので、締付け部材が常に所望
箇所に位置し、確実に梱包をすることができる。 (4)反復継続して使用することができる。 (5)少なくとも嵌合支持部材にリング部が設けられ、
一方、締付け部材にフックおよびバックルが設けられて
いる実施例の場合は、梱包の作業能率の向上を図ること
ができると共に、箱体の運搬時にベルトの緩んだ時には
容易にベルトを締め付けることができる。
あっては、次に列挙するような効果がある。 (1)嵌合支持部材の箱体を乗せ、次に嵌合カバー体を
箱体の上方隅角部に嵌め合わせ、しかる後締付け部材で
締付ければ良いから、梱包作業が容易である。 (2)対向し合う嵌合支持部材11(11B)並びに嵌
合カバー部材18(18B)がそれぞれ一体的に結合す
る時、各嵌入部13、20の各嵌合孔14、21に対す
る挿入部分の長さ調整により、又は対向し合う嵌合孔4
0、41にそれぞれ嵌入する複数本の介装連結部材4
2、43を介して行われるので、箱体Zを安定的に支持
することができること共に、箱体の大きさに対応して使
用することができる。また各嵌合支持部材11(11
B)間並びに嵌合カバー部材18(18B)間の幅調整
が極めて容易である。 (3)また前記嵌合カバー部材18(18A)の外面に
はベルト状の締付け部材24(24B)が係合するガイ
ド溝22が形成されているので、締付け部材が常に所望
箇所に位置し、確実に梱包をすることができる。 (4)反復継続して使用することができる。 (5)少なくとも嵌合支持部材にリング部が設けられ、
一方、締付け部材にフックおよびバックルが設けられて
いる実施例の場合は、梱包の作業能率の向上を図ること
ができると共に、箱体の運搬時にベルトの緩んだ時には
容易にベルトを締め付けることができる。
【図1】本考案の第1実施例の斜視図。
【図2】本考案の第1実施例の要部(嵌合支持部材)の
説明図。
説明図。
【図3】本考案の第1実施例の要部(嵌合カバー部材)
の説明図。
の説明図。
【図4】本考案の第2実施例の斜視図。
【図5】本考案の第2実施例の要部(締付け部材)の説
明図。
明図。
【図6】本考案の第3実施例の斜視図。
【図7】本考案の第3実施例の要部(嵌合支持部材)の
説明図。
説明図。
【図8】本考案の第3実施例の要部(嵌合カバー部材)
の説明図。
の説明図。
【図9】本考案の第4実施例の斜視図。
【図10】従来の一実施例を示す斜視図。
11、11A、11B、11C…嵌合支持部材、18、
18A、18B、18C…嵌合カバー部材、24、24
A、24B、24C…締付け部材、12、12A、12
C、19…嵌合部本体、13、20…嵌入部、14、2
1…嵌合孔、15…支持部、22…ガイド溝、31、4
2、43…介装連結部材、50…リング部。
18A、18B、18C…嵌合カバー部材、24、24
A、24B、24C…締付け部材、12、12A、12
C、19…嵌合部本体、13、20…嵌入部、14、2
1…嵌合孔、15…支持部、22…ガイド溝、31、4
2、43…介装連結部材、50…リング部。
Claims (3)
- 【請求項1】 箱体Zの下方の四隅部をそれぞれ支持す
ることができるように平面L型に形成された合計4個の
嵌合支持部材11と、一方、箱体の上方の四隅部をそれ
ぞれカバーすることができるように端面L型に形成され
た合計4個の嵌合カバー部材18と、該嵌合カバー部材
及び前記嵌合支持部材を介し箱体をサンドイッチ状に梱
包するベルト状の締付け部材24とから成り、前記嵌合
支持部材および嵌合カバー部材の各一側端面には棒状の
嵌入部13、20がそれぞれ突出して設けられ、一方、
前記一側端面と直交する各他側部には長孔状の嵌合孔1
4、21がそれぞれ形成され、対向し合う嵌合支持部材
11並びに嵌合カバー部材18がそれぞれ一体的に結合
する時、前記各嵌入部13、20の各嵌合孔14、21
に対する挿入部分の長さ調整により、各嵌合支持部材間
11及び各嵌合カバー部材18間の幅が調整され、また
前記嵌合カバー部材18の外面にはベルト状の締付け部
材24が係合するガイド溝22が形成されていることを
特徴とする箱体の運搬時に於ける梱包枠具。 - 【請求項2】 請求項1に於いて、嵌合支持部材11A
にはリング部31が設けられていると共に、締付け部材
24Aには該リング部と係合するフック33およびベル
トを全体的に締付けるベルト締付け用バックル35が設
けられていることを特徴とする箱体の運搬時に於ける梱
包枠具。 - 【請求項3】 箱体Zの下方の四隅部をそれぞれ支持す
ることができるように平面L型に形成され、かつ、直交
方向に形成された2個の長孔状嵌合孔40、40を有す
る合計4個の嵌合支持部材11Bと、一方、箱体の上方
の四隅部をそれぞれカバーすることができるように端面
L型に形成され、かつ、直交方向に形成された2個の嵌
合孔41、41を有する合計4個の嵌合カバー部材18
Bと、該嵌合カバー部材及び前記嵌合支持部材を介し箱
体をサンドイッチ状に梱包するベルト状の締付け部材2
4Bとから成り、対向し合う嵌合支持部材11B並びに
嵌合カバー部材18Bがそれぞれ一体的に結合する時、
各嵌合支持部材間および各嵌合カバー部材間の幅調整
は、対向し合う嵌合孔にそれぞれ嵌入する複数本の介装
連結部材42、43を介して行われ、また前記嵌合カバ
ー部材18Bの外面には、ベルト状の締付け部材24B
が係合するガイド溝22が形成されていることを特徴と
する箱体の運搬時に於ける梱包枠具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991003781U JP2506032Y2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 箱体の運搬時に於ける梱包枠具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991003781U JP2506032Y2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 箱体の運搬時に於ける梱包枠具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04102259U JPH04102259U (ja) | 1992-09-03 |
JP2506032Y2 true JP2506032Y2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=31733023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991003781U Expired - Lifetime JP2506032Y2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 箱体の運搬時に於ける梱包枠具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2506032Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS522771U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-10 |
-
1991
- 1991-01-11 JP JP1991003781U patent/JP2506032Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04102259U (ja) | 1992-09-03 |
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