JP2519391Y2 - 箱体の運搬時に於ける梱包枠具 - Google Patents

箱体の運搬時に於ける梱包枠具

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JP2519391Y2
JP2519391Y2 JP40418090U JP40418090U JP2519391Y2 JP 2519391 Y2 JP2519391 Y2 JP 2519391Y2 JP 40418090 U JP40418090 U JP 40418090U JP 40418090 U JP40418090 U JP 40418090U JP 2519391 Y2 JP2519391 Y2 JP 2519391Y2
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渡邊光春
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株式会社ミッシング
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、床面に配設される一般
家具、床面等に設置される自動販売機、床面に設置され
る各種電子機器等の装置箱体(以下、これらを単に「箱
体」と言う。)の運搬時に於ける梱包枠具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トラック等で上下に積み重ねて運
搬しないタイプの箱体、たとえば家具、自動販売機など
を梱包して小型フォークリフトで車輌まで運搬する場
合、箱体を図7で示すような木製の梱包枠具Xで梱包し
ていた。
【0003】しかして、この梱包枠具は、前後左右に所
要間隔を有して立設された4本の木製支柱1と、これら
の各支柱1をそれぞれ連結固定する所定の複数枚の横連
結板2、3と、これらの横連結板の中で前後の各支柱を
連結する短い方の横連結板3の内側に斜め方向に設けら
れた補強連結板4と、組み合わせた前記各支柱1のコー
ナ部に固定的に取付けられた発砲スチロール製のパッキ
ン部材5と、前記各支柱1の下部に適宜複数枚の水平板
6を格子状に組み合わせて形成したパレット部7とから
成る。
【0004】しかしながら、上記梱包枠具Xは、組み立
て作業が大変である、反復継続して使用することができ
ない、箱体の大きさに対応して使用することができない
などの欠点があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】以上のような従来の欠
点に鑑み、本考案の課題は、組み立て作業が容易であ
り、また箱体の大きさに対応して使用することができ、
さらに、反復継続して使用することができ、加えて、箱
体の運搬時に前方または後方の左右の支柱が内側に変形
あるいは歪んだ場合でも、支柱間を連結する連結棒が外
れない箱体の運搬時に於ける梱包枠具を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の箱体の運搬時に於ける梱包枠具は、前方左
右及び後方左右に所要間隔を有して対設する4本の支柱
11、12、13、14と、これらの4本の支柱の下端
部にそれぞれ前後に対向して一体に設けられた水平嵌合
部15、16、17、18と、これらの水平嵌合部にそ
れぞれ嵌入しかつ対向支柱同士を連結する複数個の介装
連結部材19、20と、前記4本の支柱の前後及び左右
間の幅を調整することができるように、一端部が一方側
の支柱に枢支され、一方、他端部が他方側の支柱に上下
に位置調整可能な固定部材23、24を介して枢支され
た複数本の連結棒21、22とから成ることを特徴とす
る。
【0007】
【作用】梱包枠具の組み立てについて説明すると、まず
前方左右及び後方左右に所要間隔を有して対設する4本
の支柱11、12、13、14の前後に対向する水平嵌
合部15、16、17、18に、介装連結部材19、2
0を嵌め込む。したがって、前後に対向する支柱同士1
1と13(12と14)は、左右の介装連結部材19、
20を介して連結される。この時各連結棒21、22の
固定側の他端部は、各支柱11、12、13、14に対
し、自由にスライド可能に成っている。
【0008】次に箱体Zの幅寸法を考慮し、4本の支柱
11、12、13、14間の左右及び前後の幅調整をす
る。この時各連結棒21、22の固定部材23、24
を、それぞれ支柱の所望の位置に自由にスライドさせ
る。しかる後に、固定部材23、24を支柱に固定す
る。そして、前方および後方の左右の支柱にベルト締付
け用バックル34を有する連結ベルト30が取付けられ
ている場合は、左右の支柱がガタガタしないようにバッ
クルで連結ベルトを適宜に締付ける。しかして、梱包枠
具Yで箱体Zを梱包する時は、例えば図6で示すよう
に、予め梱包枠具Yと別体のベース状支持板40を左右
の水平嵌合部15、16、17、18並びに介装連結部
材19、2に横架しておいて梱包しても良い。この場合
図示しない小型フォークリフトの左右のアーム42、4
2は、前記ベース状支持板40の下方空間43に差し込
まれ、箱体Zはベース状支持板40を介して持ち上げら
れる。したがって、この梱包枠具Yは、梱包枠具Yで箱
体Zを梱包する時に、従来の実施例のように複数枚の水
平板を格子状に組み合わせて形成したパレット部に相当
する部分を必ずしも設ける必要はない。
【0009】
【実施例】以下、図面に示す実施例により、本考案を詳
細に説明する。図1から図5に示す梱包枠具Yに於い
て、11、12は前方左右の支柱であり、一方、13、
14は後方左右の支柱である。これらの支柱11、1
2、13、14は、それぞれ2本の細長い円柱棒11
a、11b、12a、12b,13a、13b、14
a、14bが用いられ、かつ、これらの各円柱棒は複数
の短い水平杆で連結されている。
【0010】15、16、17、18は上記4本の支柱
11、12、13、14の下端部あるいは下端にそれぞ
れ一体に設けられた水平嵌合部である。本実施例では図
1を基準にすると、前方左右の支柱11、12に設けら
れた水平嵌合部15、16の方が後方左右の支柱13、
14の水平嵌合部17、18よりも長い。
【0011】19、20は左右または前後、本実施例で
は前後に対向する左右の水平嵌合部15と17、16と
18にそれぞれ嵌入し、かつ、前後に対向する支柱11
と13、12と14を連結する角型の複数個の介装連結
部材である。
【0012】21、22は左右及び前後の支柱の幅を調
整することができるように一端部が一方側の支柱に枢支
され、一方、他端部が他方側の支柱に上下に位置調整可
能な固定部材23、24を介して枢支された複数本の連
結棒である。これらの連結棒21、22は、本実施例で
は図1を基準にすると、前後の支柱11と13、12と
14を連結する連結棒21の方が左右の支柱を連結する
連結棒22よりも短い。
【0013】しかして、前記固定部材について説明する
と、まず短い連結棒21の一端部にボルトおよびナット
などの第1固着具25で取付けられる固定部材23は、
図3で示すように一端部に第1固着具25のボルトが貫
通する貫通孔が形成された当接部と、この当接部と連設
しかつ外側に膨らむ湾曲部と、この湾曲部に連設しかつ
他端部に第2固着具26の短い操作螺杆が貫通する貫通
孔が形成された当接部とをそれぞれ有する第1の固定片
27と、この第1の固定片27に対向するように形成さ
れかつ他端部に前記操作螺杆が螺合するメネジあるいは
ナットを有する第2の固定片28とから成る。
【0014】次に長い連結棒22の一端部にボルトおよ
びナットなどの第1固着具25Aで取付けられる固定部
材24は、図4で示すように第1固着具25Aのボルト
が貫通する貫通孔が形成されかつ中央部に形成された湾
曲部よりの部位に第2固着具26Aとしての操作螺杆が
貫通する貫通孔が形成された取付け片24aと、この取
付け片と対向し、かつ前記操作螺杆用のメネジを有する
ストッパー片24bとから成る。
【0015】なお、本実施例では、連結棒21、22の
他端部を枢支するための支板29は前方および左右の支
柱11、12、13、14の各上・下端部に適宜に設け
られている。この場合支板29は水平嵌合部15、1
6、17、18の内壁面に適宜設けてもよい。
【0016】30は前方および後方の左右の支柱を図1
で示すようにそれぞれを連結する連結ベルトである。こ
の連結ベルト30は一端部に各支柱の上端部および水平
嵌合部の内側の適宜箇所に設けられたコ字型状の係止金
具31と係合するフック32を有し、またをベルト33
の適宜箇所にはベルト締付け用バックル34が取付けら
れている。この連結ベルトは30は、たとえば水平嵌合
部16の内側にある係止金具31に一端部側のフック3
2を掛け、一方、他端部側を水平嵌合部15側の係止金
具31に折返すように通し、折返し部分あるいはその付
近をビス等で適宜に止めることによりセットされる。
【0017】上記構成に於いて梱包枠具を組立てる時
は、まず介装連結部材19、20を対向する前後の支柱
11と13、12と14の各水平嵌合部15と17、1
6と18にそれぞれ嵌入する。これにより前後の支柱の
幅調整をする。次に幅調整が決まったならば短い連結棒
21の一端部を前方側の支柱の支板29に枢着すると共
に、第1固着具25および第2固着具26により固定部
材23を後方側の支柱の所要箇所に固定する。次に左右
の支柱の幅調整したうえで長い方の連結棒22を左右の
支柱に取付ける。そして、最後に連結ベルト30のフッ
ク32を係止金具31に掛け、その他端部側を対応する
他方の係止金具31に折返すように通し、かつ、折返し
付近をビスで止める。この場合ベルト締付け用バックル
34の操作片34aを回動すると、内部に設けられた巻
き取りローラ34bにより、フック32側の方のベルト
33の部位が巻き取られる。なお、箱体を梱包枠具に梱
包する時は、図示しない支持板あるいは当て板等を利用
し、各部材の組み立てが行われる。また梱包枠具Yで箱
体Zを梱包する時は、例えば図6で示すように、予め梱
包枠具Yと別体のベース状支持板40を左右の水平嵌合
部15、16、17、18並びに介装連結部材19、2
に横架しておいて梱包しても良い。この場合図示しない
小型フォークリフトの左右のアーム42、42は、前記
ベース状支持板40の下方空間43に差し込まれ、箱体
Zはベース状支持板40を介して持ち上げられる。
【0018】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように本考案に
あっては、次に列挙するような効果がある。 (1)介装連結部材を用いて左右及び前後の対向支柱を
連結するので、組み立て作業が容易である。 (2)反復継続して使用することができる。 (3)箱体の大きさに対応して使用することができ。 (4)箱体の運搬時に前方または後方の左右の支柱が内
側に変形あるいは歪んだ場合でも、支柱間を連結する連
結棒が外れない。 (5)請求項2記載の実施例に於いては、箱体の運搬
時、各連結棒の固定部材が上下にスライドする等支柱間
の連結状態が悪い時は、連結ベルトのベルト締付け用バ
ックルでベルトを締め付けることができる。したがっ
て、支柱がガタガタしない。 (6)上下に位置調整可能な固定部材を有する連結棒を
用いているので、梱包中に固定部材の位置をスライドさ
せながら支柱間の幅を容易に調整することができる。し
たがって、極力フイット状態に梱包することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図。
【図2】本考案の左側面図。
【図3】本考案の要部(短い方の連結棒)を示す斜視
図。
【図4】本考案の要部(長い方の連結棒)を示す斜視
図。
【図5】本考案の要部(連結ベルト)を示す説明図。
【図6】本考案の梱包枠具Yに箱体Zを梱包した一例を
示す説明図。
【図7】従来の一実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
11、12、13、14…支柱、15、16、17、1
8…水平嵌合部、19、20…介装連結部材、21、2
2…連結棒、23、24…固定部材、29…支板、30
…連結ベルト、31…係止金具、32…フック、34…
ベルト締付け用バックル。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方左右及び後方左右に所要間隔を有し
    て対設する4本の支柱11、12、13、14と、これ
    らの4本の支柱の下端部にそれぞれ前後に対向して一体
    に設けられた水平嵌合部15、16、17、18と、こ
    れらの水平嵌合部にそれぞれ嵌入しかつ対向支柱同士を
    連結する複数個の介装連結部材19、20と、前記4本
    の支柱の前後及び左右間の幅を調整することができるよ
    うに、一端部が一方側の支柱に枢支され、一方、他端部
    が他方側の支柱に上下に位置調整可能な固定部材23、
    24を介して枢支された複数本の連結棒21、22とか
    ら成る箱体の運搬時に於ける梱包枠具。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、前方および後方の左
    右の支柱は、ベルト締付け用バックル34を有する連結
    ベルト30を介してそれぞれ連結されていることを特徴
    とする箱体の運搬時に於ける梱包枠具。
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