JP3533259B2 - 建築用資材の輸送用架台 - Google Patents

建築用資材の輸送用架台

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JP3533259B2
JP3533259B2 JP08282495A JP8282495A JP3533259B2 JP 3533259 B2 JP3533259 B2 JP 3533259B2 JP 08282495 A JP08282495 A JP 08282495A JP 8282495 A JP8282495 A JP 8282495A JP 3533259 B2 JP3533259 B2 JP 3533259B2
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憲一 田中
豊 前田
智昭 山本
正 徳川
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、主として住宅用の建
築資材を運搬するために使用される架台に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】住宅用の建築資材は、柱、梁、パネル、
サッシ、その他各種の役物類等多岐に分かれるが、これ
らの建築用資材をトラックの荷台へ載せて現場へ輸送す
る際、非包装の状態で積み重ねて積み込むと、部材同士
が互いに擦れ合って傷つき、或いは、塗装やメッキがは
がれるといった不都合がある。このため、従来において
は、建築用資材をポリエチレンフィルムやダンボール等
で包装して積み込むようにしていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように包装した状態で輸送車両へ積み込むこととする
と、包装から資材を取り出す作業が現場で必要となるの
みならず、ポリエチレンフィルム等の包装材を廃棄物と
して処理しなければならず、それだけコストが増加する
とともに、省資源の見地からも望ましいものではない。 【0004】この発明では、このような従来の欠点を解
消して、建築用の資材を輸送車両に積んで輸送する際
に、各資材を数種類毎に多段積みできるようにして、ポ
リエチレンフィルムやダンボール等の包装を不要にする
ことを目的としてなされたものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、角パイプからなる一対の前後フレー
ムと、同じく角パイプからなる横方向の横フレームと
を、平面から見て概略H型に接合した台フレームと、そ
の台フレームの左右方向の両側面部分よりそれぞれ立ち
上がった垂直フレームとからなる一対の架台フレーム
と、それら架台フレームが、輸送用車両の荷台に前記前
後フレーム同士が直線状となるようにして間隔を置いて
配置された状態で、前記垂直フレーム間にはめるように
して前後フレーム上に載置されて、前記台フレームへ着
脱可能に取り付けられる資材受フレームとからなり、上
記垂直フレーム上端と下端の一方に凹溝が設けられ、他
方に突起が設けられて、これら凹溝と突起との嵌合によ
って、架台フレームを二段以上に積み上げ可能としてあ
ることを特徴とする。 【0006】 【作用】架台フレームと資材受フレームを輸送車両の荷
台へ設置し、その資材受フレームへ資材を分けて積み、
更に、その上に架台フレームを積み上げて順次資材を分
けて積むことができるので、各資材同士が擦れ合ったり
することが少なく、資材を保護するための包装や梱包が
不要となる。 【0007】 【実施例】(1)は、角パイプからなる一対の前後フレー
ム(2)(2)と、同じく角パイプからなる横方向の横フレ
ーム(3)とを、平面から見て概略H型に接合した台フレ
ームであって、この台フレーム(1)の左右方向の側面部
分における横フレーム(3)延長方向の位置に、角パイプ
からなる垂直フレーム(5)(5)が、その下端部分におい
て、溶接して一体化されて、これによってこの発明の架
台フレーム(6)を構成している。また、垂直フレーム
(5)の下端には、下面を開放した断面概略台形の据付台
(7)(7)が固着されている。また、この据付台(7)の内
側において、図2で示すように、垂直フレーム(5)の下
端部に、その垂直フレーム(5)の中空部内に嵌合する大
きさの突起(8)が一体に突設されている。この実施例で
は、突起(8)を支柱(5)の下端に設け、同じく支柱(5)
上端の中空開放部をこの発明の凹溝(9)とするものであ
る。 【0008】上記横フレーム(3)の側面には、ボルト穴
(10)を備えた一対の接合プレート(11)(11)が、上方に突
出するようにして固着されている。 【0009】(15)は、この発明の資材受フレームであ
り、角木材からなる左右一対の縦枠(16)(16)と、それら
縦枠(16)(16)間に間隔を置いて渡した複数の横桟(17)(1
7)…とによって構成したものであって、縦枠(16)(16)間
の幅は前記垂直フレーム(5)(5)間にはまり得る大きさ
とされている。そして、長手方向の両端から2本目の横
桟(17)(17)には、前記接合プレート(11)のボルト穴(10)
に対応するようなボルト穴(18)(18)が形成されている。 【0010】上記において、架台フレーム(6)は、通常
2個一対としてトラックの荷台へ、台フレーム(1)の前
後フレーム(2)(2)同士が直線状となるようにして、間
隔をおいて配置する。この状態で前記資材受フレーム(1
5)を垂直フレーム(5)(5)間にはめるようにして、前後
フレーム(2)(2)上に載置する。そして、横桟(17)と接
合プレート(11)の互いに合致するボルト穴(10)(18)へ、
ボルト(19)を差し込んで蝶ナット(20)で締め付けてこれ
らを一体に連結するものである。 【0011】このように設置した状態で、資材が柱等の
長尺物や大型の物においては、資材受フレーム(15)へ直
接載置して積み込み、他方、各種の役物類等の小物類に
ついては、資材受フレーム(15)上へ合板等の板材を敷い
てその上に積み込むようにして設置するものである。図
4は、パネル(24)を寝かせて設置した状態を示してい
る。更に、図2のように、各架台フレーム(6)の上に別
の架台フレーム(6)を、支柱(5)の上端の凹溝(9)へそ
の下端の突起(8)を上方から嵌合させながら積み上げ
て、他の資材をその上段の架台フレーム(6)上へ積み込
み、このようにして各資材を上方に分離した状態で積み
上げながら積み込むものである。このとき、前記両側面
部より立ち上がった垂直フレーム(5)(5)が資材の移動
又は落下を防止する側枠となるものである。 【0012】また、下段の架台フレーム(6)へ積み込む
際の高さが、垂直フレーム(5)の上端より高い場合に
は、図3のような嵩上げ部材(21)を垂直フレーム(5)上
端へ取付けて、上端の架台フレーム(6)をこの嵩上げ部
材(21)へ設置するようにする。この嵩上げ部材(21)は、
垂直な短尺の角パイプからなる部材本体(22)と、その下
端に固着した概略U字型の突起(23)とからなり、突起(2
3)を垂直フレーム(5)上端の凹溝(9)へ嵌合させて、こ
の垂直フレーム(5)を上方に延長させるような状態に取
付けるようにしてある。 【0013】上記のようにして、資材を積み上げた状態
で建築現場へ輸送し、資材を降ろした後は、前記ボルト
(19)を外すことにより、資材受フレーム(16)を取り外し
て分解した状態で、トラックの荷台へまとめて積み込め
るので、回収のための輸送効率も増大し、また、現場や
工場へ設置する場合でも一個所にまとめることによっ
て、場所をとることなく保管しておくことが可能であ
る。 【0014】 【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、各種の
建築用資材を荷台上へまとめて積み上げるのではなく、
架台フレームを積み上げた状態でそれぞれの架台フレー
ムへ整然と分けて資材を積み込むことができるので、資
材同士が擦れ合って傷ついたり、或いは塗装が剥げる等
の虞がなく、資材保護のための包装材を不要にし、廃棄
物処理の問題をなくして資源保護にも貢献しうるもので
ある。 【0015】更に、前述したように資材受フレームと架
台フレームとは相互に分解して保管或いは輸送できるの
で、この面でも効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の架台の分解斜視図である。 【図2】架台フレーム同士の積み上げ部分の要部拡大縦
断面図である。 【図3】架台フレームの垂直フレームへ嵩上げ部材を取
付ける場合の垂直フレーム上端部分の斜視図である。 【図4】この発明の架台フレームを用いた建築資材の輸
送車両への積み込み状態を示す斜視図である。 【符号の説明】(1) 台フレーム (5) 垂直フレーム (6) 架台フレーム (15) 資材受フレーム (21) 嵩上げ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳川 正 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水 ハウス株式会社内 (56)参考文献 実開 昭49−50327(JP,U) 実開 昭47−30444(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 19/00 - 19/44 B60P 7/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 角パイプからなる一対の前後フレーム
    ( )( ) と、同じく角パイプからなる横方向の横フレー
    ( ) とを、平面から見て概略H型に接合した台フレー
    ム(1)と、その台フレーム(1)の左右方向の両側面部分
    よりそれぞれ立ち上がった垂直フレーム(5)(5)とから
    なる一対の架台フレーム(6)(6)と、それら架台フレー
    ( )( ) が、輸送用車両の荷台に前記前後フレーム
    ( )( ) 同士が直線状となるようにして間隔を置いて配
    置された状態で、前記垂直フレーム ( )( ) 間にはめる
    ようにして前後フレーム ( )( ) 上に載置されて、前記
    台フレーム(1)(1)へ着脱可能に取り付けられる資材受
    フレーム(15)とからなり、上記垂直フレーム(5)(5)上
    端と下端の一方に凹溝(9)が設けられ、他方に突起(8)
    が設けられて、これら凹溝(9)と突起(8)との嵌合によ
    って、架台フレーム(6)(6)を二段以上に積み上げ可能
    としてあることを特徴とする建築用資材の輸送用架台。
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