JPH0320688Y2 - - Google Patents

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JPH0320688Y2
JPH0320688Y2 JP8592085U JP8592085U JPH0320688Y2 JP H0320688 Y2 JPH0320688 Y2 JP H0320688Y2 JP 8592085 U JP8592085 U JP 8592085U JP 8592085 U JP8592085 U JP 8592085U JP H0320688 Y2 JPH0320688 Y2 JP H0320688Y2
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JP
Japan
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bellows
duct
flange
leg
leg portion
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  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はフイルタユニツト等の蛇腹状ダクト
を有する部品ユニツトの輸送時等に、蛇腹状ダク
トを一時的に固定しておくための固定部材に関す
るものである。
(従来の技術) 空気調和機の天井埋込形ダクトにおいては、第
5図のように、吸込口51から吸込んだ空気を、
フイルタ52及び室内器53を経由して吹出口5
4から吹出すような構造が採用され、各部51,
54は、吊ボルト55によつて天壁から吊下げら
れると共に、フイルタ52と室内器53との間及
び室内器53と吹出口54との間には、防振の目
的で、それぞれ蛇腹状ダクト56,57が介設さ
れている。そして上記各部の接続寸法等の関係か
ら、予め工場においてフイルタ52と蛇腹状ダク
ト56とを接続してフイルタユニツト58とし、
一方室内器53と蛇腹状ダクト57とを接続して
室内ユニツト59とし、この状態で現地等へ輸送
するという方式が採用されている。
ところで上記のような輸送に際し、蛇腹状ダク
トの揺動を防止すると共に、荷姿をコンパクトに
する目的で、従来は第6図に示すような断面コ字
状の固定部材60が使用されている。すなわちフ
イルタユニツト58等の本体筒状部61に設けた
フランジ62に、上記固定部材60の一方の側部
63を固定し、またその他方の側部64に、蛇腹
状ダクト56側の取付フランジ65を固定するよ
うな構造が採用されているのである。
(考案が解決しようとする問題点) ところで上記した従来の固定部材60において
は、固定部材60の両側部63,64をフランジ
62と取付フランジ65とに複数のボルトでもつ
て固定し、さらにこの作業を蛇腹状ダクト56の
全周にわたつて、あるいは少なくとも相対向する
一組の側部について行われなければならないの
で、輸送に関しての蛇腹状ダクトの固定作業及び
固定部材60の取外し作業に多大の手数を要する
という欠点がある。
この考案は上記した従来の欠点を解決するため
になされたものであつて、その目的は、蛇腹状ダ
クトを有する部品ユニツトにおいて、簡単な作業
で蛇腹状ダクトの固定及び固定状態の解除を行う
ことのできる蛇腹状ダクト固定部材を提供するこ
とにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案の蛇腹状ダクト固定部材Aは、
蛇腹状ダクト13の外端部近傍の位置においてこ
れとは交差する方向に延びる板状の部材本体1
と、この部材本体1の一端側から上記フランジ1
2方向へ延びる第1脚部2と、部材本体1の他端
側から上記第1脚部2と略同方向に延びる第2脚
部5と、上記部材本体1の上記第2脚部5近傍に
おいて上記第2脚部5よりもさらに他端側の位置
に設けられた蛇腹状ダクト保持片7とを有し、上
記蛇腹状ダクト保持片7に蛇腹状ダクト13の一
側部を支持させた状態で上記第2脚部5の先端部
を本体筒状部11内に挿入したときにフランジ1
2の裏面と係合する係合縁部6を上記第2脚部5
の先端側に設ける一方、上記第1脚部2には起立
部3を設け、両脚部2,5間に蛇腹状ダクト13
の他側部を位置させた状態で上記第1脚部2をフ
ランジ12外面に止定するための透孔4を上記起
立部3に設けてある。
(作用) 上記の結果、蛇腹状ダクト保持片7にて蛇腹状
ダクト13の一方の側部を支持し、また他方の側
部を第1脚部2と第2脚部5との間に配置し、こ
の状態で第2脚部5の先端部を本体筒状部11内
に挿入すると共に、その先端側に設けた係合縁部
6をフランジ12裏面に係合させ、上記第1脚部
2の起立部3に設けた透孔4内にボルト16等を
挿入して第1脚部2をフランジ12外面に固定す
ることにより蛇腹状ダクト13の固定が行える。
また蛇腹状ダクト13の固定を解除する場合に
は、上記とは逆の手順で行えばよい。上記いずれ
の場合にも、特に必要とされる作業は、第1脚部
2だけを、ボルト16等でもつてフランジ12に
固定したり取外したりするだけの簡単な作業とな
る。
(実施例) 次にこの考案の蛇腹状ダクトを有する部品ユニ
ツト用の蛇腹状ダクト固定部材の具体的な実施例
について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
第2図ないし第4図のように、この蛇腹状ダク
ト固定部材Aは、上下方向に延びる板状の部材本
体1を有しており、この部材本体1の上端部には
側方へと突出した第1脚部2が連設されている。
また上記第1脚部2の先端部は上方へと折曲され
て起立部3となされており、この起立部3に単数
又は複数(図の場合には3個)の透孔4が形成さ
れている。一方部材本体1の下端部よりもやや上
方の位置には、上記第1脚部と略平行に延びるや
や狭幅な第2脚部5が突設されており、この第2
脚部5の先端部は下方へと折曲され、係合縁部6
となされている。また部材本体1の下端部には、
蛇腹状ダクト保持片7が突設されているが、この
保持片7は上記第2脚部5の下方を該脚部5と略
平行に延びる平板部7aと、この平板部7aの先
端から上方に延びる折曲部7bとより成るもの
で、部材本体1の下端部近傍、平板部7a及び折
曲部7bによつて断面コ字状の保持部8が構成さ
れている。
上記した蛇腹状ダクト固定部材Aを使用して蛇
腹状ダクトを固定する際の手順につき、第1図に
基づいて説明する。図のように、この部品ユニツ
ト10は、フイルタユニツト、室内ユニツト等の
ようなものであつて、本体筒状部11と、この本
体筒状部11の一端に取着されると共に内方は延
びるフランジ12と、フランジ12に取付けられ
た蛇腹状ダクト13と、蛇腹状ダクト13の先端
に取着された取付フランジ14とを有するもので
ある。そして上記取付フランジ14の下側の部分
を、上記蛇腹状ダクト保持片7に設けた保持部8
内に嵌入するが、このとき取付フランジ14の上
側の部分は第1脚部2の下側に配置されるものと
する。次いで蛇腹状ダクト13を圧縮し、第2脚
部5の先端部を上記蛇腹状ダクト13の内部及び
フランジ12の中心孔15を通して本体筒状部1
1の内部にまで挿入すると共に、固定部材A全体
を下方へと移動させる。そうすると第2脚部5の
先端に設けた係合縁部6がフランジ12の裏面に
係合し、抜脱が防止されることになる。そしてこ
の状態で、ボルト16を第1脚部2の透孔4に挿
通すると共に、該ボルト16をフランジ12に締
め付けて第1脚部2をフランジ12に固定するの
である。
上記した蛇腹状ダクト固定部材Aにおいては、
一方の第1脚部2だけをボルト16でもつてフラ
ンジ12に固定すればよく、他方の第2脚部5の
ボルト止め作業が不要であると共に、上記作業に
よつて蛇腹状ダクト13の上下部を一度に固定で
きるので、従来に比較して、蛇腹状ダクト13の
固定作業及び固定状態の解除作業の手数を大幅に
減少することが可能である。
殊に、フイルタユニツトにおいては、第1図の
ように、本体筒状部11内のフランジ12近傍の
軸心部の位置に、フイルタの目づまり状態を検知
するための回転センサ17や、回転センサ17へ
と流れる空気流を整流するための多数の小孔を有
する整流板18等が配置される訳であるが、上記
蛇腹状ダクト固定部材Aを使用した場合には、フ
ランジ12の中心孔15の軸心部が、上記部材本
体1によつて閉止される関係上、回転センサ17
等の輸送過程における破損の防止をも行えること
になる。
(考案の効果) この考案の蛇腹状ダクトを有する部品ユニツト
用の蛇腹状ダクト固定部材においては、上記のよ
うに一方の脚部を、ボルト等でフランジに固定す
るだけの簡単な作業で、蛇腹状ダクト全体の固定
が行えることになり、そのため輸送等の前後にお
ける蛇腹状ダクトの固定作業及び固定状態の解除
作業に要していた手数を大幅に低減できることに
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の蛇腹状ダクト固定部材で蛇
腹状ダクトを固定した状態を示す中央縦断面面
図、第2図は上記固定部材の斜視図、第3図はそ
の側面図、第4図はその正面図、第5図はフイル
タユニツト等の接続状態の説明図、第6図は従来
例の説明図である。 1……部材本体、2……第1脚部、3……起立
部、4……透孔、5……第2脚部、6……係合縁
部、7……保持片、10……部品ユニツト、11
……本体筒状部、12……フランジ、13……蛇
腹状ダクト、A……蛇腹状ダクト固定部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体筒状部11の一端に内方へと延びるフラン
    ジ12を設け、このフランジ12に蛇腹状ダクト
    13を取付けて成る部品ユニツト10において上
    記蛇腹状ダクト13を本体筒状部11に一時的に
    固定するのに使用する固定部材Aであつて、上記
    蛇腹状ダクト13の外端部近傍の位置においてこ
    れとは交差する方向に延びる板状の部材本体1
    と、この部材本体1の一端側から上記フランジ1
    2方向へ延びる第1脚部2と、部材本体1の他端
    側から上記第1脚部2と略同方向に延びる第2脚
    部5と、上記部材本体1の上記第2脚部5近傍に
    おいて上記第2脚部5よりもさらに他端側の位置
    に設けられた蛇腹状ダクト保持片7とを有し、上
    記蛇腹状ダクト保持片7に蛇腹状ダクト13の一
    側部を支持させた状態で上記第2脚部5の先端部
    を本体筒状部11内に挿入したときに上記フラン
    ジ12の裏面と係合する係合縁部6を上記第2脚
    部5の先端側に設ける一方、上記第1脚部2には
    起立部3を設け、両脚部間2,5に蛇腹状ダクト
    13の他側部を位置させた状態で上記第1脚部2
    をフランジ12外面に止定するための透孔4を上
    記起立部3に設けたことを特徴とする蛇腹状ダク
    トを有する部品ユニツト用の蛇腹状ダクト固定部
    材。
JP8592085U 1985-06-07 1985-06-07 Expired JPH0320688Y2 (ja)

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JP8592085U JPH0320688Y2 (ja) 1985-06-07 1985-06-07

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JPS61203251U JPS61203251U (ja) 1986-12-20
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