JPH11310238A - コンテナ - Google Patents
コンテナInfo
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- JPH11310238A JPH11310238A JP13598398A JP13598398A JPH11310238A JP H11310238 A JPH11310238 A JP H11310238A JP 13598398 A JP13598398 A JP 13598398A JP 13598398 A JP13598398 A JP 13598398A JP H11310238 A JPH11310238 A JP H11310238A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- container
- wall panels
- pallet
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Pallets (AREA)
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
Abstract
や、製品を持ち上げるためのリフトの上下ストロークが
短い場合などでも、良好に製品の出し入れが可能なコン
テナを提供すること。 【解決手段】 相互に略平行に向き合うように、パレッ
ト8上に装着される一対の第1側壁パネル14と、一対
の第1側壁パネル14の両側端部を連結し、相互に略平
行に向き合うように、パレット8上に移動自在に装着さ
れる一対の第2側壁パネル16とを有し、一対の第2側
壁パネル16のうちの少なくとも一方が、一対の第1側
壁パネル14がパレット8上に立てられた状態で、これ
ら第1側壁パネル14の側端部に着脱自在に係合する係
合用ピン62を具備し、しかも、当該係合ピン62によ
る係合が解除された状態で、コンテナ2の外側に開き、
コンテナ2の底板12に沿ってスライド移動自在にパレ
ット8上に装着してある。
Description
ム、シート、紙、織物などの帯状物を支軸の回りに巻回
したロール製品などを収容して輸送するために適したコ
ンテナに関する。
の帯状物を支軸(たとえば紙管)の回りに巻回したロー
ル製品を輸送する場合には、ロール製品を1本づつ包装
シートで包んで一次包装を行い、このようにして包装し
たロール製品を個別に、あるいは数本づつまとめて木箱
または段ボール箱から成るコンテナに収容していた。
たは段ボール箱などで構成してあるため、多数本のロー
ル製品をまとめて収容する場合に、ロール製品同士が擦
れて損傷するおそれがあると言う課題を有している。し
たがって、木箱や段ボール箱に入れる前に、ロール製品
を一つづつ一次包装する必要があり、その包装に要する
労力と時間が多大であると共に、包装材料コストが嵩む
という課題も有する。また、ロール製品の重量が大きい
場合には、コンテナ内に複数のロール製品を積み重ねて
収納した場合に、その上に積み重ねられたロール製品の
荷重が、下にあるロール製品に作用し、製品を変形させ
るおそれがあるという課題も有する。
ンテナでは、一度の輸送後に再利用して用いることが困
難であり、使い捨てとなり、資源の有効理由の観点から
好ましくないものであった。
で構成された分解自在コンテナが開発されている。
分解自在コンテナでは、コンテナ内部からロール製品を
出し入れする際に、ロール製品をコンテナの側壁パネル
の上端まで持ち上げないと、ロール製品の出し入れがで
きない構造であった。このため、天井が低い場所でロー
ル製品の出し入れを行う場合や、ロール製品を持ち上げ
るためのリフトの上下ストロークが短い場合などには、
コンテナ内部からロール製品を出し入れすることが困難
であった。
れ、天井が低い場所で製品の出し入れを行う場合や、製
品を持ち上げるためのリフトの上下ストロークが短い場
合などでも、良好に製品の出し入れが可能で、しかも繰
返し使用が出来るコンテナを提供することを目的とす
る。
に、本発明に係るコンテナは、相互に略平行に向き合う
ように、パレット上に装着される一対の第1側壁パネル
と、前記一対の第1側壁パネルの両側端部を連結し、相
互に略平行に向き合うように、前記パレット上に移動自
在に装着される一対の第2側壁パネルとを有し、前記一
対の第2側壁パネルのうちの少なくとも一方が、前記一
対の第1側壁パネルが前記パレット上に立てられた状態
で、これら第1側壁パネルの側端部に着脱自在に係合す
る係合手段を具備し、しかも、当該係合手段による係合
が解除された状態で、コンテナの外側に開き、コンテナ
の底板に沿ってスライド移動自在にパレット上に装着し
てあることを特徴とする。なお、本発明において、コン
テナとは、製品を内部に収容できるものを意味し、ラッ
クなども含む概念で用いる。また、コンテナ内に収容さ
れる製品としては、ロール製品を主対象とするが、ロー
ル製品に限定されるものではなく、その他の製品であっ
ても良い。また、コンテナ内部に収容される製品の数
は、1個でも複数であっても良い。
の第1側壁パネルの内側には、コンテナ内に収容される
ロール製品の軸端から突出している支軸を受ける支軸保
持用凹部と、支軸の軸方向移動を制限するストッパ部材
とが形成してあることが好ましい。
ト上で、コンテナの内側に折り畳み自在に装着してある
ことが好ましい。
垂直に伸びる支柱と、これら支柱を連結するように略水
平に伸びる補強用棒材とが具備してあることが好まし
い。この補強用棒材の内側に、前記支軸保持用凹部とス
トッパ部材とが形成してあることが好ましい。
が具備してあることが好ましい。前記第1側壁パネルの
支柱が、当該コーナー金具に対して回動自在に、且つ第
1側壁パネルがパレットに対して立てられた状態で回動
が制限されるように装着してあることが好ましい。
とも一方は、前記一対の第1側壁パネルの側端上部を連
結するように略水平に伸び、両端部に前記係合手段が装
着してある上端枠棒材と、第2側壁パネルの下端部に装
着されて前記上端枠棒材と略平行に伸び、前記パレット
のコーナー金具に対して、回転自在に、且つ前記係合手
段による係合が解除された状態で、コンテナの底板に沿
ってスライド移動可能に保持してある下端枠棒材とを有
することが好ましい。
補強してあることが好ましい。また、前記上端枠棒材お
よび下端枠棒材の両端部は、第2側壁パネルの側端部か
ら突出するように構成しても良い。
われることが好ましい。防塵カバーとしては、特に限定
されないが、コンテナの上部を覆う上方カバー部と、4
つの側壁パネルの外側を覆う4つの側方カバー部とを有
するものが好ましい。また、4つの側壁カバー部の側端
部には、隣接する側方カバー部の側端部と着脱自在に連
結される線状ファスナーが具備してあることが好まし
い。さらに、側方カバーの下端部内側には、コンテナの
下端部に具備してある第1面状ファスナーに対して着脱
自在に接続される第2面状ファスナーが具備してあるこ
とが好ましい。なお、線状ファスナーとは、一の面の一
辺と他の面の一辺とを線状に着脱自在に接続するファス
ナーであり、面状ファスナーとは、面と面とを接触させ
て着脱自在に接続するファスナーを意味する。
ら製品を出し入れする場合には、第1側壁パネルの側端
部との係合を解除し、一対の第2側壁パネルのうちの少
なくともいずれか一方を、コンテナの外側に開き、コン
テナの底板に沿って、コンテナの底部にスライド移動さ
せる。その結果、コンテナの一方の第2側壁パネルが取
り外され、側方開口部が形成され、コンテナの上方開口
部から製品を取り出すことなく、コンテナの側方開口部
から製品を取り出すことができる。
る場合には、一対の第1側壁パネルの内側に、ロール製
品の軸端から突出している支軸を受ける支軸保持用凹部
が形成してあるので、ロール製品を良好に保持すること
ができる。また、ロール製品の支軸の軸方向移動を制限
するストッパ部材が支軸保持用凹部に形成してあるの
で、ロール製品がコンテナの内部で軸方向に移動するこ
とがなく、ロール製品が側壁パネルに衝突して側壁パネ
ルまたは製品に損傷を与えることがない。
ルの内側に形成してあることから、コンテナ内部でロー
ル製品を、側壁パネルの上端まで持ち上げることなく、
支軸保持用凹部を構成する部材よりも僅かに上にリフト
手段などで持ち上げるのみで、そのロール製品をコンテ
ナの側方開口部から取り出すことができる。また、ロー
ル製品をコンテナの内部に収容するには、側壁パネルの
上端まで持ち上げることなく、取り外された第2側壁パ
ネルにより形成された側方開口部から収容することがで
きる。したがって、天井が低い場所でロール製品の出し
入れを行う場合や、ロール製品を持ち上げるためのリフ
トの上下ストロークが短い場合などでも、コンテナ内へ
のロール製品の出し入れが容易となる。
形態に基づき説明する。
の斜視図、図2はパレットに対する第1側壁パネルの取
り付け状態を示す要部斜視図、図3は第1側壁パネルの
内側に形成された支軸保持用凹部とストッパ部材との関
係を示す要部斜視図、図4は図3に示すIV−IV線に沿う
要部断面図、図5は第2側壁パネルの取り付け状態を示
す要部斜視図、図6は防塵カバーの斜視図、図7は本発
明の他の実施形態に係る第2側壁パネルの係合手段の例
を示す要部斜視図である。
ル製品輸送用コンテナ2は、支軸4が両端部から突出し
ているロール製品6を収容して輸送するためのコンテナ
であって、底部にパレット8を有する。本実施形態のパ
レット8には、フォークリフトの爪部が差し込まれるリ
フト用孔10が形成してある。パレット8は、たとえば
ステンレスなどの金属で構成してあることが好ましい
が、プラスチックなどの金属以外の材質で構成すること
も可能である。パレット8の長辺方向Xの略中間位置に
は、中央補強材9が配置される。中央補強材9は、パレ
ット8と一体に成形してあり、コンテナ2の保管や運送
中などにパレット8の底部がたわむことを防止する。
板などで構成された底板12が設置される。また、この
パレット8の長辺方向Xと短辺方向Yの上には、相互に
略平行に向き合う一対の第1側壁パネル14,14と、
これら第1側壁パネル14,14の両側端部を連結する
ように、しかも相互に略平行に向き合う一対の第2側壁
パネル16,16とが装着される。本実施形態では、第
1側壁パネル14,14は、パレット8の上で、ロール
製品6の支軸4の軸心に対して略直角となるように立設
される。また、第2側壁パネル16,16は、パレット
8の上で、ロール製品6の支軸4に対して略平行となる
ように立設される。
14および第2側壁パネル16,16で囲まれた空間
が、ロール製品6を収容するための内部空間18とな
る。本実施形態では、コンテナ2の内部には、単一のロ
ール製品6が収容される。
は、それぞれ一枚または複数枚の板材で構成してあり、
後述するような構造を採用することにより、パレット8
に対して内側に折り畳み自在となっている。また、各第
2側壁パネル16は、それぞれ一枚または複数枚の板材
で構成してあり、後述するような構造を採用することに
より、底板12の上にスライドして押し込むことや、ま
たは内側に倒して収納することが可能になっている。
には、その両側端部に略垂直に伸びる支柱26,26
と、これら支柱26,26を連結するように略水平に伸
びる第1補強用棒材24とが具備してある。また、第1
側壁パネル14の下端縁部に沿って第2補強用棒材28
が第1側壁パネル14に対して固定してある。これら第
1補強用棒材24と第2補強用棒材28とは、略中央部
において、垂直方向に伸びる第3補強用棒材30により
連結してある。
コンテナ内側には、第4補強用棒材42が接続してあ
る。この第4補強用棒材42の上に、所定間隔で一対の
側板44,44が略垂直に固定してあり、これら側板4
4,44の内側に、支軸保持用凹部48が形成してある
U字形状に加工された保持板46が接続してある。ま
た、側板44,44の外側には、第4補強用棒材42の
上に固定してある補強板50が接続してある。なお、図
4に示すように、第4補強用棒材42の下部は、第3補
強用棒材30に固定してある補強リブ56に接続してあ
る。
間に形成された支軸保持用凹部48の上に、ロール製品
6の支軸4が載せられて保持されるようになっている。
また、側板44,44の間には、第4補強用棒材42の
上に固定してあるストッパ部材52が掛け渡され、支軸
4がコンテナ2の外側に軸方向に移動することを制限し
ている。ストッパ部材52の上端は、支軸4の軸方向外
側に向けて開くように折り曲げてあり、ロール製品6の
支軸4を支軸保持用凹部48内に載せるときの案内にな
るようになっている。なお、図では省略してあるが、ロ
ール製品6の反対側の支軸4を受ける構造も、図3およ
び4と同様である。
8内に載せられる結果、ロール製品6の荷重は、第4補
強用棒材42、第1補強用棒材24,補強リブ56、第
3補強用棒材30、第2補強用棒材28および支柱26
に作用することになる。第1側壁パネル14自体には、
ロール製品6の荷重は、ほとんど作用しない。
側壁パネル14の上部中央部には、垂直方向に第1補強
用棒材24まで伸びる切り欠き15が形成してあり、そ
こからコンテナ2の内部を観察可能にしてあり、この場
合は、天ビン型の製品用リフトの使用も可能である。な
お、本発明では、この切り欠きは必ずしもなくても良
い。
たとえば金属板で構成してあり、支柱26および補強用
棒材24,28,30,42は、たとえば断面矩形また
は円形の金属パイプ(中空または中実)で構成してあ
り、図3および4に示す側板44、補強板50、保持板
46、ストッパ部材52は、金属板で構成してあり、こ
れらの接合または固定は、溶接などにより行われる。
は、コーナー金具20が装着してあり、このコーナー金
具20の上部に、第1側壁パネル14の両側端部に固定
してある支柱26の下端部が装着してある。コーナー金
具20の下端部には、段積み金具22が装着してあり、
段積み金具22の下に、他のコンテナ2の支柱26の上
端が差し込み可能(図示せず)になっており、コンテナ
2を上下方向に段積み可能になっている。
上には、断面「コ」字形状のアングル材32が配置して
あり、その上に、第1側壁パネル14の第2補強用棒材
28が着脱可能に載せられる。支柱26の下端部には、
支柱26から短辺方向Yに突出する回動ピン36が溶接
などで固定してあり、この回動ピン36が、コーナー金
具20の上部に形成してある長孔34内に上下方向移動
自在に且つ回転自在に挿入してある。また、回動ピン3
6の上部に位置する支柱26の側部には、この支柱26
から短辺方向Yに突出するストッパ用ピン38が溶接な
どで固定してあり、コーナー金具20の上端部に形成し
てあるストッパ用切り欠き40に対して係合可能にして
ある。
柱26と共に、底板12に対して略直角に立てられた状
態で、支柱26のストッパ用ピン38がコーナー金具2
0の上端部に形成してあるストッパ用切り欠き40に対
して係合し、第1側壁パネル14がコンテナの内側に回
動することを制限している。第1側壁パネル14を支柱
26と共に、矢印Aに示すように、上方に持ち上げれ
ば、ストッパ用ピン38も持ち上がり、コーナー金具2
0のストッパ用切り欠き40との係合状態が解除され
る。同時に、回動ピン36も長孔34に沿って持ち上が
る。その結果、第1側壁パネル14は、支柱26と共
に、矢印Bに示すように、コンテナ2の内側に向けて回
動可能となり、底板12の上に折り畳むことが可能にな
る。なお、図2では、1本の支柱26についてのみ図示
してあるが、他の3本の支柱26も同様である。
ネル16の両側端部には、それぞれ補強用棒材58が溶
接などで固定してある。第2側壁パネル16の上端部に
は、パネル16の両側端部から突出して第1側壁パネル
14,14の側端上部を連結するように略水平に伸びる
上端枠棒材60が溶接などで固定してある。また、第2
側壁パネル16の下端部には、パネル16の両側端部か
ら突出して上端枠棒材60と略平行に伸び、パレット8
のコーナー金具20に対して回転自在に、且つコンテナ
2の底板12に沿ってスライド移動可能に保持してある
下端枠棒材68が溶接などで固定してある。
しての係合用ピン62がそれぞれ溶接などで固定してあ
る。係合用ピン62は、第1側壁パネル14の両側端部
に固定してある支柱26の上端部に装着してある係合用
金具64の係合孔66内に係合可能になっている。第2
側壁パネル16の自重により、上端枠棒材60の係合用
ピン62が係合用金具64の係合孔66内に係合してい
る状態では、図5に示すように、第2側壁パネル16の
下端部に固定してある下端枠棒材68の両端部は、それ
ぞれ対応するコーナー金具20の内側に形成してある係
合片69の係合凹所70内に係合し、下端枠棒材68
は、底板12に沿って矢印F方向にはスライド移動しな
いようになっている。係合片69は、コーナー金具20
と一体に成形しても良いし、別に成形し、コーナー金具
20に対して溶接などで接合しても良い。
金具64の係合孔66内に係合することで、第1側壁パ
ネル14,14の側端部が連結され、第1側壁パネル1
4がコンテナ2の内側に倒れることを防止する機能もあ
る。
上方に持ち上げると、係合用ピン62が係合用金具64
の係合孔66から外れて係合状態が解除され、図5に示
すように、第2側壁パネル16は、下端枠棒材68を中
心として、矢印Eに示すように、コンテナ2の外側に回
動可能になる。同時に、下端枠棒材68の両端部は、係
合片69の係合凹所70内を下方向に落下し、開口部7
2を通して底板12に沿って矢印F方向にスライド移動
可能になる。したがって、側壁パネル16を上から押す
ことにより、側壁パネル16は、底板12の上に沿って
スライド移動し、底板12の上に押し込まれる。又、内
側に倒しても、収納することが可能である。
端枠棒材60および下端枠棒材68の一方の端部側にの
み係合用金具64と係合片69とを図示したが、他方の
端部でも同様である。
たとえば金属板で構成してあり、補強用棒材58、上端
枠棒材60および下端枠棒材68は、金属パイプ(中空
または中実)などで構成してある。ただし、補強用棒材
58および上端枠棒材60は、断面矩形のパイプ状部材
で良いが、下端枠棒材68は、断面円形のパイプ状部材
であることが好ましい。
んあるため、このコンテナ2の内部にロール製品6を収
容して輸送する場合には、コンテナ2の上に、図6に示
す防塵カバー74を取り付けることが好ましい。図6に
示す防塵カバー74は、たとえば軽量な合成樹脂または
ゴム材で構成してあり、コンテナ2の上部を覆う上方カ
バー部76と、4つの側壁パネル14,16の外側を覆
う4つの側方カバー部78とを有する。また、4つの側
壁カバー部78の側端部には、隣接する側方カバー部7
8の側端部と着脱自在に連結される線状ファスナー80
が具備してあることが好ましい。さらに、側方カバー7
8の下端部内側には、図1に示すコンテナ2の底板12
の側端面に具備してある第1面状ファスナー82に対し
て着脱自在に接続される第2面状ファスナー84が具備
してあることが好ましい。第1面状ファスナー82およ
び/または第2面状ファスナー84は、周方向に沿って
連続して形成しても良いし、断続的に形成しても良い。
出す際には、まず図6に示す防塵カバー74をコンテナ
から取り外す。次に、図1および5に示す、いずれか一
方の第2側壁パネル16を矢印Dに沿って上方に持ち上
げる。その結果、係合用ピン62が係合用金具64の係
合孔66から外れ、図5に示すように、第2側壁パネル
16は、下端枠棒材68を中心として、矢印Eに示すよ
うに、コンテナ2の外側に回動可能になる。同時に、下
端枠棒材68の両端部は、係合片69の係合凹所70内
を下方向に落下し、開口部72から底板12に沿って矢
印F方向にスライド移動可能になる。したがって、側壁
パネル16を上から押すことにより、側壁パネル16
は、底板12の上に沿ってスライド移動し、ロール製品
6の下で底板12の上に押し込まれ、コンテナ2の一方
の第2側壁パネル16が取り外され、側方開口部が形成
される。
り、コンテナ2の内部でロール製品6を、側壁パネルの
上端まで持ち上げることなく、図3に示す支軸保持用凹
部48を構成する側板44よりも僅かに上に持ち上げ
る。その後、ロール製品6を横に移動し、第2側壁パネ
ル16が取り外されて形成されたコンテナの側方開口部
から取り出せばよい。なお、ロール製品6を持ち上げた
状態で、コンテナ2を横にずらしても良い。
ル14または16の高さ以上に、ロール製品6を持ち上
げないと、コンテナ2の内部からロール製品6を取り出
すことはできなかった。
を取り出した後は、コンテナ2の他方の第2側壁パネル
16も同様にして、底板12の上にスライド移動させ
て、2つの第2側壁パネルを折り重ねる。そして、図2
に示すように、第1側壁パネル14を支柱26と共に、
矢印Aに示すように、上方に持ち上げれば、ストッパ用
ピン38も持ち上がり、コーナー金具20のストッパ用
切り欠き40との係合状態が解除される。同時に、回動
ピン36も長孔34に沿って持ち上がる。その結果、第
1側壁パネル14は、支柱26と共に、矢印Bに示すよ
うに、コンテナ2の内側に向けて回動可能となり、底板
12の上に折り畳むことができる。他の第1側壁パネル
14も同様にして折り畳む。
は、二つの第2側壁パネル16,16および二つの第1
側壁パネル14,14が折り重なり、コンテナ2を折り
畳み、嵩が小さい状態で、コンテナ2を輸送元へ送り返
し、再利用することができる。したがって、使用済みの
コンテナ2の輸送効率が増大すると共に、廃棄処分とな
るゴミが少なくなる。
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。
材60の両端部と第1側壁パネル14の支柱との係合手
段は、上述した実施形態に限らず、その他の係合手段を
採用することができる。たとえば図7に示すように、第
2側壁パネル16の上端枠棒材60の両端部には、係合
手段としての係合孔66aを形成し、第1側壁パネル2
6の支柱26には、係合孔66a内に係合する係合凸部
62aが形成してある金具64aを取り付けても良い。
この実施形態の場合にも、前記実施形態と同様な作用効
果を奏する。
の内部には、単一のロール製品6が収容されるように構
成したが、複数のロール製品6を収容可能に構成するこ
とも可能である。
を主として金属で構成したが、金属以外の木材や合成樹
脂などで構成することも可能である。
2側壁パネル16,16を同じ構成とし、いずれの第2
側壁パネル16,16も、コーナー金具20に対して下
端枠棒材68を中心として回動自在に、且つコンテナ2
の底板12に沿ってスライド移動可能に保持してある。
しかし、本発明では、少なくとも一方の第2側壁パネル
16のみを、このような構成とし、他の第2側壁パネル
については、コンテナ2の内側に折り畳み自在な構成と
したり、その他の組立可能または分解可能な構成として
も良い。
ば、天井が低い場所で製品の出し入れを行う場合や、製
品を持ち上げるためのリフトの上下ストロークが短い場
合などでも、良好に製品の出し入れが可能なコンテナを
実現することができる。
視図である。
付け状態を示す要部斜視図である。
保持用凹部とストッパ部材との関係を示す要部斜視図で
ある。
ある。
部斜視図である。
ネルの係合手段の例を示す要部斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 相互に略平行に向き合うように、パレッ
ト上に装着される一対の第1側壁パネルと、 前記一対の第1側壁パネルの両側端部を連結し、相互に
略平行に向き合うように、前記パレット上に移動自在に
装着される一対の第2側壁パネルとを有し、 前記一対の第2側壁パネルのうちの少なくとも一方が、
前記一対の第1側壁パネルが前記パレット上に立てられ
た状態で、これら第1側壁パネルの側端部に着脱自在に
係合する係合手段を具備し、しかも、当該係合手段によ
る係合が解除された状態で、コンテナの外側に開き、コ
ンテナの底板に沿ってスライド移動自在にパレット上に
装着してあることを特徴とするコンテナ。 - 【請求項2】 前記一対の第1側壁パネルの内側には、
コンテナ内に収容されるロール製品の軸端から突出して
いる支軸を受ける支軸保持用凹部と、支軸の軸方向移動
を制限するストッパ部材とが形成してある請求項1に記
載のコンテナ。
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---|---|---|---|
JP13598398A JP3993934B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | コンテナ |
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---|---|---|---|
JP13598398A JP3993934B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | コンテナ |
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JPH11310238A true JPH11310238A (ja) | 1999-11-09 |
JP3993934B2 JP3993934B2 (ja) | 2007-10-17 |
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JP (1) | JP3993934B2 (ja) |
Cited By (10)
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