JP3146342B2 - リンガー装置 - Google Patents

リンガー装置

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JP3146342B2 JP33430395A JP33430395A JP3146342B2 JP 3146342 B2 JP3146342 B2 JP 3146342B2 JP 33430395 A JP33430395 A JP 33430395A JP 33430395 A JP33430395 A JP 33430395A JP 3146342 B2 JP3146342 B2 JP 3146342B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23GCLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
    • C23G3/00Apparatus for cleaning or pickling metallic material
    • C23G3/02Apparatus for cleaning or pickling metallic material for cleaning wires, strips, filaments continuously
    • C23G3/027Associated apparatus, e.g. for pretreating or after-treating
    • C23G3/029Associated apparatus, e.g. for pretreating or after-treating for removing the pickling fluid from the objects

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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼帯等の金属スト
リップの表面の液絞りを行うリンガー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】連続焼鈍ライン等では、鋼帯等の金属ス
トリップを水または酸などの薬液で連続的に処理し、後
工程に送ることがある。この場合、水や薬液が金属スト
リップの表面に付着したまま後工程に送られるのを防ぐ
ため、リンガーロールを用いて液絞りを行う。すなわ
ち、図2に示すように、鋼帯11はシンクロール13を
経ながら液体処理層12で水洗、酸洗等の液体による処
理を受けた後、リンガーロール14に導かれ、リンガー
ロール14で表裏両面から挟んで表面に付着した液体を
絞り取った後、デフレクターロール15を介して次の工
程、図示の例では他の液体処理層16による処理工程に
送られる。
【0003】リンガーロールとしては、通常、鉄製等の
芯ロールの表面にゴム等の軟質弾性体を被覆したものが
用いられる。そして、この軟質弾性体の被覆層は、硬い
金属ストリップと接触するため、使用とともに摩耗して
いき、特に、金属ストリップのエッジ部と接触する部分
の摩耗が激しい。同一ラインでもある程度幅の異なった
金属ストリップを処理するため、図3に示すように、リ
ンガーロール14の表面では処理する金属ストリップの
最大幅と最小幅との間の摩耗部分20が特に深く摩耗す
ることになる。そして、このように特に金属ストリップ
のエッジ部分で摩耗の進んだリンガーロールを用いて液
絞りを続けると、金属ストリップのエッジ部分等の液絞
りが不十分となり、表面に液体が付着したまま後工程に
送られることになってしまうので、ロール交換が必要に
なる。しかし、ロール交換には相当な時間を必要とし、
ロール交換時にはラインを止めなければならないため、
ライン全体の生産性向上等の点からリンガーロールの交
換作業の簡易化と交換時間の削減が強く求められてい
た。
【0004】これに対し、実開昭63−104365号
公報には、ロール支持装置を備えてライン方向と直角方
向のレール上を走行する台車と、その台車を載せてライ
ン方向と平行方向のレール上を走行する台車とを有する
リンガーロール交換装置が記載されている。そして、こ
のリンガーロール交換装置によれば、クレーンを全く使
用しないでリンガーロールを交換することができるの
で、他の修理とかち合っても、独自にリンガーロールの
交換ができるとされている。
【0005】また、特開平5−23720号公報には、
金属ストリップ水平パスライン上側のリンガーロールを
圧下する圧下ヘッドが、ロールチョックに結合したトロ
リーをパスラインに対して横行き方向へ案内するレール
を兼ねる装置が記載されている。そして、この装置は簡
潔な構造でありながら、トロリーで移動させることによ
り上側のリンガーロールを短時間に系外に搬出できると
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開昭
63−104365号公報記載の装置は、ラインの横に
広大なスペースを必要とし、装置も大規模にならざるを
得ず、ロール交換時間を大幅に削減することはできな
い。また、特開平5−23720号公報記載の装置は、
確かに実開昭63−104365号公報記載の装置に比
べて簡潔な構造で、リンガーロールの系外搬出を可能に
している。しかし、リンガーロールは水平パスのみなら
ず、垂直パスでも使用するが、この装置は水平パスのし
かも上側のリンガーロールのみを対象としており、リン
ガーロールのすべてに採用できない点が問題である。
【0007】そこで本発明は、液絞り性能を回復させる
ために必要なリンガーロール交換のために大規模で複雑
な装置を必要とし、交換・調整等にもかなりの時間を要
するという問題点を解決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のリンガー装置
は、天然ゴム、合成ゴム(ネオプレン、NBR、ハイパ
ロン)、合成樹脂(ポリエチレン、PET、ナイロン、
フッ素樹脂)の何れかからなる軟質弾性体で形成した帯
状ループをロールで表裏面から金属ストリップに押し付
けて液絞りを行うことを特徴とするリンガー装置であ
る。なお、帯状ループの張力制御装置を備えることは好
ましい。
【0009】本発明では、前述のような従来の技術とは
根本的に考え方を改め、軟質弾性体をロール表面に被覆
するのを止めた。すなわち、軟質弾性体をロール表面に
被覆してロールと一体物にするから、軟質弾性体の被覆
層が摩耗したときにロール全体を交換しなければならな
いのである。本発明では軟質弾性体により帯状ループを
形成し、これとロールとは別物としておくので、軟質弾
性体の帯状ループが摩耗したときには軟質弾性体の帯状
ループだけ交換すればよく、ロールを交換する必要はな
い。帯状ループの交換だけであればクレーンも不要にな
るなど装置も小規模で簡潔なものとなり、交換・調整に
要する時間も少なくてすむ。
【0010】また、帯状ループの長さは従来のリンガー
ロールの周長よりも長くなるため、同じ摩耗深さで管理
する場合でも、帯状ループの交換寿命自体を大幅に長く
することができる。たとえば、従来は摩耗深さをX(m
m)で管理しており、摩耗量がX(mm)になったらロ
ールを交換していた場合は、見掛け摩耗速度a0 (mm
/Hr)の材質の被覆層を用いると、ロール交換寿命は
0 =X/a0 (Hr)となる。本発明のリンガー装置
では、同じ軟質弾性体を用いても、帯状ループの長さが
従来のリンガーロールの周長のN倍であれば、見掛け摩
耗速度がa=a0 /N(mm/Hr)となる。そこで、
従来と同じ摩耗量X(mm)まで使用するとしても、本
発明のリンガー装置の帯状ループの交換寿命はE=X/
a=X/(a0 /N)=N×E0 (Hr)となり、従来
のリンガーロールの交換寿命のN倍となる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に本発明のリンガー装置の例
を示す。
【0012】この例では、軟質弾性体で形成した帯状ル
ープ1を二つのロール2a、2bに掛け、ロール2a、
2b間の距離およびロール2aの鋼帯11への押し付け
力を制御できるシリンダー3を備えたロール2aで表裏
両面から鋼帯11に押し付けて液絞りを行う。帯状ルー
プ1を交換するときには、シリンダー3を操作してロー
ル2aを後退させ、ロール2a、2b間の距離を縮めて
ループを緩め、ロール2a、2bの軸方向に抜き出し、
新しい帯状ループを装着すればよい。装着後は再びシリ
ンダー3を操作してロール2aを前進させ、帯状ループ
1を鋼帯11に押し付けて液絞りを行う。
【0013】帯状ループ1の弛みを防止するためには、
図示のように張力制御装置4を設ける他、後側のロール
2bにシリンダーを備えることも有効である。
【0014】また、この例ではロールを2本用いている
が、3本以上用いることも可能である。たとえば、途中
に帯状ループ1の向きを変えるためのロールを備え、帯
状ループ1の後半部(鋼帯11から遠い部分)をそのロ
ールの箇所で折り曲げて鋼帯11と平行の方向に延在さ
せることもできる。
【0015】帯状ループを形成する軟質弾性体として
は、帯状ループを形成でき、耐水性、耐薬品性であれ
ば、従来の被覆層と同様の材質が使用できる。具体的に
は、天然ゴム、合成ゴム(ネオプレン、NBR、ハイパ
ン)、合成樹脂(ポリエチレン、PET、ナイロン、
フッ素樹脂)の何れかを帯状ループの材質として使用す
ることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明のリンガー装置は、液絞り性能を
回復させるために必要な帯状ループの交換に要する時間
が従来のリンガーロール自体の交換に要する時間に比べ
て大幅に短縮でき、交換のための装置も簡潔で小規模な
ものですむ。また、帯状ループの交換寿命自体、従来の
リンガーロールの交換寿命よりも大幅に延長される。し
たがって、ライン全体の停止時間を縮め、生産性の向上
に大きく貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリンガー装置の例を示す図である。
【図2】金属ストリップを液体で連続的に処理する状況
を示す図である。
【図3】リンガーロールの摩耗状況を示す図である。
【符号の説明】
1 帯状ループ 2a、2b ロール 3 シリンダー 4 張力制御装置 11 鋼帯 12 液体処理層 13 シンクロール 14 リンガーロール 15 デフレクターロール 16 液体処理層 17 シンクロール 18 リンガーロール 19 デフレクターロール 20 摩耗部分
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23G 3/02 B08B 1/02 F26B 5/14 F26B 13/08 F26B 13/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然ゴム、合成ゴム(ネオプレン、NB
    R、ハイパロン)、合成樹脂(ポリエチレン、PET、
    ナイロン、フッ素樹脂)の何れかからなる軟質弾性体で
    形成した帯状ループをロールで表裏面から金属ストリッ
    プに押し付けて液絞りを行うことを特徴とするリンガー
    装置。
  2. 【請求項2】 帯状ループの張力制御装置を備えた請求
    項1記載のリンガー装置。
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