JPH09141319A - サイドガイド装置 - Google Patents
サイドガイド装置Info
- Publication number
- JPH09141319A JPH09141319A JP30532895A JP30532895A JPH09141319A JP H09141319 A JPH09141319 A JP H09141319A JP 30532895 A JP30532895 A JP 30532895A JP 30532895 A JP30532895 A JP 30532895A JP H09141319 A JPH09141319 A JP H09141319A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side guide
- steel plate
- plate
- guide means
- guide device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】 サイドガイドプレート１、竪ローラ２等の
サイドガイド手段の偏摩耗を効果的に防止できしかも構
造が簡単でメンテナンス負荷増分が軽微なサイドガイド
装置を提供する。 【解決手段】 テーブルロール３上を走行する鋼板10の
両側端を案内するサイドガイド手段（１，２）を有する
サイドガイド装置において、該サイドガイド装置内を通
過する鋼板の板道４を上下にシフトするレベルシフトロ
ール５を前記サイドガイド手段の前後に配設した。
サイドガイド手段の偏摩耗を効果的に防止できしかも構
造が簡単でメンテナンス負荷増分が軽微なサイドガイド
装置を提供する。 【解決手段】 テーブルロール３上を走行する鋼板10の
両側端を案内するサイドガイド手段（１，２）を有する
サイドガイド装置において、該サイドガイド装置内を通
過する鋼板の板道４を上下にシフトするレベルシフトロ
ール５を前記サイドガイド手段の前後に配設した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイドガイド装置
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は、従来のサイドガイド装置の例で
あり、（ａ）は側面図、（ｂ）はそのＡ−Ａ矢視図であ
る。この例は、熱延鋼板の巻取装置の手前に設けられた
サイドガイド装置を掲げた。図２において、１はサイド
ガイド手段（サイドガイドプレート）、２はサイドガイ
ド手段（竪ローラ）、３はテーブルロール、４は鋼板側
端がサイドガイド手段に接触してそこに刻む板道、７は
マンドレル、８はピンチロール、９は板進行方向、10は
鋼板、11は摩耗部分である。図２に示すように、サイド
ガイド装置は、一般に、テーブルロール３上を走行する
鋼板10の両側端をサイドガイドプレート１又は竪ローラ
２等のサイドガイド手段で押さえて横方向の勝手な動き
を拘束することにより、鋼板10を所望の方向に案内する
機能をもつ。
あり、（ａ）は側面図、（ｂ）はそのＡ−Ａ矢視図であ
る。この例は、熱延鋼板の巻取装置の手前に設けられた
サイドガイド装置を掲げた。図２において、１はサイド
ガイド手段（サイドガイドプレート）、２はサイドガイ
ド手段（竪ローラ）、３はテーブルロール、４は鋼板側
端がサイドガイド手段に接触してそこに刻む板道、７は
マンドレル、８はピンチロール、９は板進行方向、10は
鋼板、11は摩耗部分である。図２に示すように、サイド
ガイド装置は、一般に、テーブルロール３上を走行する
鋼板10の両側端をサイドガイドプレート１又は竪ローラ
２等のサイドガイド手段で押さえて横方向の勝手な動き
を拘束することにより、鋼板10を所望の方向に案内する
機能をもつ。
【０００３】ところで、従来のサイドガイド装置にあっ
ては、板道４のレベルが常に一定しているために、サイ
ドガイド手段（１，２）は、鋼板10の側端で常に同じ高
さ部位を擦られる結果、図２（ｂ）に示すようにその部
位だけが摩耗部分11となる所謂偏摩耗を生じ、そのため
サイドガイド手段（１，２）の寿命が短いという問題が
あった。
ては、板道４のレベルが常に一定しているために、サイ
ドガイド手段（１，２）は、鋼板10の側端で常に同じ高
さ部位を擦られる結果、図２（ｂ）に示すようにその部
位だけが摩耗部分11となる所謂偏摩耗を生じ、そのため
サイドガイド手段（１，２）の寿命が短いという問題が
あった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記問題点の解決策と
して、熱間圧延機のサイドガイド装置において、サイド
ガイド手段を該サイドガイド手段に組み込んだ昇降装置
により上下動させて鋼板側端との接触部位を適宜変更す
ることが実開昭53-99343号公報に提案されている。しか
し、かかる昇降装置を組み込んだサイドガイド手段は構
造が複雑となり、メンテナンス負荷が大きくなるという
問題がある。
して、熱間圧延機のサイドガイド装置において、サイド
ガイド手段を該サイドガイド手段に組み込んだ昇降装置
により上下動させて鋼板側端との接触部位を適宜変更す
ることが実開昭53-99343号公報に提案されている。しか
し、かかる昇降装置を組み込んだサイドガイド手段は構
造が複雑となり、メンテナンス負荷が大きくなるという
問題がある。
【０００５】上述の問題点に鑑み、本発明は、サイドガ
イドプレート、竪ローラ等のサイドガイド手段の偏摩耗
を効果的に防止できしかも構造が簡単でメンテナンス負
荷増分が軽微なサイドガイド装置を提供することを課題
とする。
イドプレート、竪ローラ等のサイドガイド手段の偏摩耗
を効果的に防止できしかも構造が簡単でメンテナンス負
荷増分が軽微なサイドガイド装置を提供することを課題
とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、テーブルロー
ル上を走行する鋼板の両側端を案内するサイドガイド手
段を有するサイドガイド装置において、該サイドガイド
装置内を通過する鋼板の板道を上下にシフトするレベル
シフトロールを前記サイドガイド手段の前後に配設した
ことを特徴とするサイドガイド装置である。
ル上を走行する鋼板の両側端を案内するサイドガイド手
段を有するサイドガイド装置において、該サイドガイド
装置内を通過する鋼板の板道を上下にシフトするレベル
シフトロールを前記サイドガイド手段の前後に配設した
ことを特徴とするサイドガイド装置である。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は、本発明のサイドガイド装
置の例であり、（ａ）は側面図、（ｂ）はそのＡ−Ａ矢
視図である。この例は、熱延鋼板の巻取装置の手前に設
けられたサイドガイド装置を掲げた。図１において、５
はレベルシフトロール、６はシリンダである。尚、前掲
図２と同一部材には同一符号を付し、説明を省略する。
置の例であり、（ａ）は側面図、（ｂ）はそのＡ−Ａ矢
視図である。この例は、熱延鋼板の巻取装置の手前に設
けられたサイドガイド装置を掲げた。図１において、５
はレベルシフトロール、６はシリンダである。尚、前掲
図２と同一部材には同一符号を付し、説明を省略する。
【０００８】図１に示すように本発明は、テーブルロー
ル３上を走行する鋼板10の両側端を案内するサイドガイ
ド手段（ガイドプレート１、竪ローラ２）を有するサイ
ドガイド装置において、該サイドガイド装置内を通過す
る鋼板10の板道４を上下にシフトするレベルシフトロー
ル５を前記サイドガイド手段（１，２）の前後に配設し
たことを特徴とする。このレベルシフトロール５は、サ
イドガイド装置の直前及び直後のテーブルロール３に例
えば油圧式のシリンダ６等の進退駆動手段を連結すると
いう極めて簡単な改良により構成できる。尚、レベルシ
フトロール５の本数は特に限定されない。
ル３上を走行する鋼板10の両側端を案内するサイドガイ
ド手段（ガイドプレート１、竪ローラ２）を有するサイ
ドガイド装置において、該サイドガイド装置内を通過す
る鋼板10の板道４を上下にシフトするレベルシフトロー
ル５を前記サイドガイド手段（１，２）の前後に配設し
たことを特徴とする。このレベルシフトロール５は、サ
イドガイド装置の直前及び直後のテーブルロール３に例
えば油圧式のシリンダ６等の進退駆動手段を連結すると
いう極めて簡単な改良により構成できる。尚、レベルシ
フトロール５の本数は特に限定されない。
【０００９】かかるレベルシフトロール５の用法は以下
の通りである。まず、鋼板10の先端がサイドガイド装置
内を通過しピンチロール８に捕捉されるまでは、レベル
シフトロール５のレベルをテーブルロール３のレベルに
一致させ、鋼板10の通板性を確保する。鋼板10の先端が
ピンチロール８に捕捉後はレベルシフトロール５を上昇
させ、板道４を任意のレベルに設定する。このとき、連
続ラインにおいては、通板中にレベルシフトロール５の
上下動を連続的あるいは断続的に繰り返し、バッチライ
ンにおいては、１本の鋼板の通板中にレベルシフトロー
ル５の上下動を連続的あるいは断続的に繰り返すか又は
１本の鋼板を通板中はレベルシフトロール５のレベルを
一定とし鋼板毎にレベルを変更する。
の通りである。まず、鋼板10の先端がサイドガイド装置
内を通過しピンチロール８に捕捉されるまでは、レベル
シフトロール５のレベルをテーブルロール３のレベルに
一致させ、鋼板10の通板性を確保する。鋼板10の先端が
ピンチロール８に捕捉後はレベルシフトロール５を上昇
させ、板道４を任意のレベルに設定する。このとき、連
続ラインにおいては、通板中にレベルシフトロール５の
上下動を連続的あるいは断続的に繰り返し、バッチライ
ンにおいては、１本の鋼板の通板中にレベルシフトロー
ル５の上下動を連続的あるいは断続的に繰り返すか又は
１本の鋼板を通板中はレベルシフトロール５のレベルを
一定とし鋼板毎にレベルを変更する。
【００１０】こうすることにより、板道４はサイドガイ
ド手段（１，２）の全面にわたりほぼ均等に通過し、摩
耗部分11が、図１（ｂ）に示すようにサイドガイド手段
（１，２）の全面に均一に分散され、その結果サイドガ
イド手段（１，２）の寿命が延長する。尚、図１（ｂ）
にはサイドガイド手段（１，２）としてガイドプレート
１のみ図示しているが、竪ローラ２の場合も同様、摩耗
部分11が均一に分散されることはいうまでもない。
ド手段（１，２）の全面にわたりほぼ均等に通過し、摩
耗部分11が、図１（ｂ）に示すようにサイドガイド手段
（１，２）の全面に均一に分散され、その結果サイドガ
イド手段（１，２）の寿命が延長する。尚、図１（ｂ）
にはサイドガイド手段（１，２）としてガイドプレート
１のみ図示しているが、竪ローラ２の場合も同様、摩耗
部分11が均一に分散されることはいうまでもない。
【００１１】そして、本発明のサイドガイド装置にあっ
ては、レベルシフトロール５及びシリンダ６はサイドガ
イド手段（１，２）の前後にこれとは独立して配設され
るのでサイドガイド手段（１，２）との干渉がなく且つ
構造も単純である。よって、メンテナンスにかかる負荷
増分は軽微なものとなる。尚、ここでは被案内物が鋼板
の場合を例にして本発明を説明したが、被案内物は鋼板
に限定されるものではなく、ここに述べた従来のサイド
ガイド装置と同等の機能を有する案内装置で案内されて
いるあらゆる板状あるいは帯状の被案内物に本発明が適
用されうることは勿論である。
ては、レベルシフトロール５及びシリンダ６はサイドガ
イド手段（１，２）の前後にこれとは独立して配設され
るのでサイドガイド手段（１，２）との干渉がなく且つ
構造も単純である。よって、メンテナンスにかかる負荷
増分は軽微なものとなる。尚、ここでは被案内物が鋼板
の場合を例にして本発明を説明したが、被案内物は鋼板
に限定されるものではなく、ここに述べた従来のサイド
ガイド装置と同等の機能を有する案内装置で案内されて
いるあらゆる板状あるいは帯状の被案内物に本発明が適
用されうることは勿論である。
【００１２】
【実施例】熱間圧延ラインの巻取装置手前に、図１に例
示した本発明に係るサイドガイド装置を設置したとこ
ろ、図２に例示した従来のものを用いていたときに比較
して、サイドガイドプレート１及び竪ローラ２からなる
サイドガイド手段の偏摩耗起因の交換周期が約３倍に延
長した。しかも、サイドガイド装置の点検に要する時間
は高々20％増えただけであった。
示した本発明に係るサイドガイド装置を設置したとこ
ろ、図２に例示した従来のものを用いていたときに比較
して、サイドガイドプレート１及び竪ローラ２からなる
サイドガイド手段の偏摩耗起因の交換周期が約３倍に延
長した。しかも、サイドガイド装置の点検に要する時間
は高々20％増えただけであった。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な装置構成により
サイドガイド装置内を通板中の鋼板の板道を上下動でき
るから、サイドガイドプレート、竪ローラ等のサイドガ
イド手段の偏摩耗を防止でき、その寿命を延長すること
ができ、しかもメンテナンス負荷増分が軽微であるとい
う優れた効果を奏する。
サイドガイド装置内を通板中の鋼板の板道を上下動でき
るから、サイドガイドプレート、竪ローラ等のサイドガ
イド手段の偏摩耗を防止でき、その寿命を延長すること
ができ、しかもメンテナンス負荷増分が軽微であるとい
う優れた効果を奏する。
【図１】本発明のサイドガイド装置の例であり、（ａ）
は側面図、（ｂ）はそのＡ−Ａ矢視図である。
は側面図、（ｂ）はそのＡ−Ａ矢視図である。
【図２】従来のサイドガイド装置の例であり、（ａ）は
側面図、（ｂ）はそのＡ−Ａ矢視図である。
側面図、（ｂ）はそのＡ−Ａ矢視図である。
１ サイドガイド手段（サイドガイドプレート） ２ サイドガイド手段（竪ローラ） ３ テーブルロール ４ 板道 ５ レベルシフトロール ６ シリンダ ７ マンドレル ８ ピンチロール ９ 板進行方向 10 鋼板 11 摩耗部分
Claims (1)
- 【請求項１】 テーブルロール上を走行する鋼板の両側
端を案内するサイドガイド手段を有するサイドガイド装
置において、該サイドガイド装置内を通過する鋼板の板
道を上下にシフトするレベルシフトロールを前記サイド
ガイド手段の前後に配設したことを特徴とするサイドガ
イド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30532895A JPH09141319A (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | サイドガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30532895A JPH09141319A (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | サイドガイド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09141319A true JPH09141319A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=17943797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30532895A Pending JPH09141319A (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | サイドガイド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09141319A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104209368A (zh) * | 2013-06-04 | 2014-12-17 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 一种热连轧卷取机前辊道侧导测量标定的方法 |
-
1995
- 1995-11-24 JP JP30532895A patent/JPH09141319A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104209368A (zh) * | 2013-06-04 | 2014-12-17 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 一种热连轧卷取机前辊道侧导测量标定的方法 |
| CN104209368B (zh) * | 2013-06-04 | 2016-03-09 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 一种热连轧卷取机前辊道侧导测量标定的方法 |
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