JP3145765B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3145765B2
JP3145765B2 JP05310292A JP5310292A JP3145765B2 JP 3145765 B2 JP3145765 B2 JP 3145765B2 JP 05310292 A JP05310292 A JP 05310292A JP 5310292 A JP5310292 A JP 5310292A JP 3145765 B2 JP3145765 B2 JP 3145765B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置に関し、
特に主記憶装置に対するプリフェッチ機能に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理装置では、主記憶装置に
対してメモリバスを介して接続されている主記憶使用手
段プロセッサ及びI/Oアダプタ等(以下バスマスタと
呼ぶ)は、主記憶装置からデータを読み出す場合、本来
必要とするデータの他に、将来使用する可能性が高いデ
ータをまとめて読み出し、実際に使用するまでバスマス
タ内で保持しておくことがある。これは、その時点では
使用しないが、後に使用する可能性が高いデータをあら
かじめ読み込んでおくこと(以下、プリフェッチと呼
ぶ)で、実行的な読み出し時間を短縮させる方法であ
り、情報処理装置で広く行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の情報処
理装置のプリフェッチ方法では、複数のバスマスタが同
時に主記憶装置をアクセスした場合、優先権の高いバス
マスタが主記憶装置及びメモリバスを使用している間、
他のバスマスタは待たされる。従って、その時点では必
要のないデータまたは将来も必要ないデータであっても
区別なく主記憶装置をアクセスすることになるため、他
のバスマスタの必要な主記憶アクセスを阻害し、情報処
理装置の総合性能が十分向上しないという問題点があ
る。
【0004】本発明の目的は、上記の欠点を解消し、メ
モリバスを監視している判定部11によりメモリバスの
使用権の獲得を認識し、同じく、検出部12により他の
バスマスタb3b〜c3cのバス使用要求の有無を認識
し、制御部13によりプリフェッチを行うか否かを決定
することにより、他のバスマスタが待たされている場合
にはプリフェッチを行わなわないようにし、プリフェッ
チの効果を生かし、総合性能を向上させ、また、プリフ
ェッチバッファを有することにより、総合性能を更に向
上させる情報処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本第一の発明の情報処理
装置は、主記憶装置と、この主記憶装置をメモリバスを
介して共有する複数の主記憶使用手段とを有する情報処
理装置において、前記主記憶使用手段、前記メモリバ
スに対する他の主記憶使用手段からの使用要求が発生し
ているか否かを検出する検出手段と、前記検出手段の結
果により、前記他の主記憶使用手段から前記メモリバス
の使用要求が発生していないことを検出すると必要とす
るデータに加えプリフェッチ用データの転送を要求し、
前記他の主記憶使用手段から使用要求が発生しているこ
とを検出すると必要とするデータのみの転送を要求する
よう制御する制御手段とを備えている。
【0006】本第二の発明の情報処理装置は、上記第一
の発明の情報処理装置において、主記憶使用手段に、制
御手段により必要とするデータ転送量以上のデータ転送
を行った場合に必要としない転送データのみを後に必要
となった場合に使用できるように一時的に保持するプリ
フェッチバッファを有している。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例の情報処理装置の
構成図である。
【0009】図1において、本実施例の情報処理装置
は、主記憶装置1と、メモリバス2と、主記憶装置1を
メモリバス2を介して共有する複数の主記憶使用手段で
あるバスマスタa3a〜c3cとから構成されている。
【0010】そして、バスマスタa3a〜c3cのう
ち、バスマスタa3aには、メモリバス2を監視しメモ
リバス2が使用可能か否かを判定する判定部11と、メ
モリバス2に対する他のバスマスタb3b〜c3cから
の使用要求が発生しているか否かを検出する検出部12
と、判定部11の出力であるメモリバス使用許可信号1
00及び検出部12の出力であるメモリバス使用保留信
号101の状態により主記憶装置1に対する処理部10
からのデータ転送要求時の転送量をメモリバス2へ出力
する制御部13とを備え、バスマスタa3a内のデータ
処理を行う処理部10が必要とするデータ転送量以上の
データ転送を行った場合に、必要としない転送データの
みを後に必要となった場合に使用できるように一時的に
保持するプリフェッチバッファ14を有している。
【0011】次に、本実施例の情報処理装置の動作につ
いて図面を参照して説明する。
【0012】図1において、処理部10は、主記憶装置
1に格納してあるデータを参照するため、メモリバス2
に対して使用要求を行う。この時、メモリバス2上で
は、処理部10が含まれているバスマスタa3a以外の
バスマスタb3b〜c3cから使用要求も発生している
場合があり、これらの状態を監視している判定部11
は、バスマスタa3aにメモリバス2の使用権があると
判定した場合にメモリバス使用許可信号100を処理部
10及び制御部13に出力する。また、検出部12は、
バスマスタa3a以外のバスマスタb3b〜c3cのう
ちいずれかの使用要求が発生している場合に他バスマス
タ使用要求信号101を制御部13へ出力する。制御部
13では、メモリバス使用許可信号100が出力される
場合、他のバスマスタ使用要求信号が出力されている
と、処理部10が必要としているデータのみ主記憶装置
1が転送するようデータ転送量をメモリバス2へ出力す
る。また、他バスマスタ使用要求信号101が出力され
ていないと、処理部10が必要としているデータの他に
プリフェッチ用のデータをまとめて転送するようデータ
転送量をメモリバス2へ出力する。プリフェッチバッフ
ァ14では、プリフェッチ用のデータが主記憶装置1よ
り転送されてくると、これを保持し、転送直後だけでな
く、後の転送によりプリフェッチバッファ14がオーバ
フローするまで、処理部10が必要になると、主記憶装
置1をアクセスすることなくデータを供給する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報処理
装置は、複数のバスマスタが同時に主記憶をアクセスし
た場合、つまり、他のバスマスタが自バスマスタのデー
タ転送中に待たされている場合には、プリフェッチを行
われないように制御することにより、他のバスマスタの
待時間を増加させず、かつ、単一のバスマスタのみが主
記憶装置をアクセスした場合にはプリフェッチを行うた
め、プリフェッチの効果を生かすことができ、情報処理
装置の総合性能を向上させることができるという効果が
ある。
【0014】また、プリフェッチバッファを有すること
により、複数のバスマスタがメモリバスを使用していな
い時に取り込んだデータを複数のバスマスタがメモリバ
スを使用している時に必要となっても主記憶装置をアク
セスする必要がなく、従って、メモリバスのトラフィッ
クのばらつきが少なくなり、実行的な主記憶アクセス時
間をより短縮し、情報処理装置の総合性能を更に向上さ
せることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の情報処理装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 主記憶装置 2 メモリバス 3a バスマスタa 3b バスマスタb 3c バスマスタc 10 処理部 11 判定部 12 検査部 13 制御部 14 プリフェッチバッファ 100 メモリバス使用許可信号 101 他バスマスタ使用要求信号

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記憶装置と、この主記憶装置をメモリ
    バスを介して共有する複数の主記憶使用手段とを有する
    情報処理装置において、 前記主記憶使用手段、 前記メモリバスに対する他の主記憶使用手段からの使用
    要求が発生しているか否かを検出する検出手段と、 前記検出手段の結果により、前記他の主記憶使用手段か
    ら前記メモリバスの使用要求が発生していないことを検
    出すると必要とするデータに加えプリフェッチ用データ
    の転送を要求し、前記他の主記憶使用手段から使用要求
    が発生していることを検出すると必要とするデータのみ
    の転送を要求するよう制御する制御手段とを備えること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報処理装置において、
    前記主記憶使用手段に、前記制御手段により必要とする
    データ転送量以上のデータ転送を行った場合に必要とし
    ない転送データのみを後に必要となった場合に使用でき
    るように一時的に保持するプリフェッチバッファを有す
    ることを特徴とする情報処理装置。
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