JPH04305746A - キャッシュメモリ制御装置 - Google Patents
キャッシュメモリ制御装置Info
- Publication number
- JPH04305746A JPH04305746A JP3096429A JP9642991A JPH04305746A JP H04305746 A JPH04305746 A JP H04305746A JP 3096429 A JP3096429 A JP 3096429A JP 9642991 A JP9642991 A JP 9642991A JP H04305746 A JPH04305746 A JP H04305746A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processor
- data
- read request
- cache memory
- address
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000015654 memory Effects 0.000 title claims description 52
- 230000004044 response Effects 0.000 claims abstract description 20
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims abstract description 12
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Multi Processors (AREA)
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチプロセッサシス
テムにおけるストア・イン・キャッシュメモリの制御を
行うキャッシュメモリ制御装置に関する。
テムにおけるストア・イン・キャッシュメモリの制御を
行うキャッシュメモリ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、システムバスに接続された主記
憶装置を複数のプロセッサが共有するマルチプロセッサ
システムにおいては、性能向上とバスアクセス頻度の低
減を目的として、ストア・イン方式のキャッシュメモリ
が採用されている。このストア・イン方式のキャッシュ
メモリとは、プロセッサから主記憶装置に書き込み要求
が発生した場合、この該当するデータがキャッシュメモ
リに存在する時は、当面このキャッシュメモリのデータ
だけを書換え、キャッシュのブロックの割当の際に主記
憶装置に戻す方式である。
憶装置を複数のプロセッサが共有するマルチプロセッサ
システムにおいては、性能向上とバスアクセス頻度の低
減を目的として、ストア・イン方式のキャッシュメモリ
が採用されている。このストア・イン方式のキャッシュ
メモリとは、プロセッサから主記憶装置に書き込み要求
が発生した場合、この該当するデータがキャッシュメモ
リに存在する時は、当面このキャッシュメモリのデータ
だけを書換え、キャッシュのブロックの割当の際に主記
憶装置に戻す方式である。
【0003】図2に、このようなストア・イン方式のキ
ャッシュメモリを採用したマルチプロセッサシステムの
構成を示す。図のシステムは、複数のプロセッサ1、2
、…、Nと、主記憶装置100 と、これらが接続され
るシステムバス200 とからなる。プロセッサ1、2
、…Nは、それぞれCPU(中央処理装置)1a、2a
、…、Naとキャッシュメモリ1b、2b、…、Nbと
を有している。主記憶装置100 は、ランダム・アク
セス・メモリからなり、種々のデータを格納している。 また、システムバス200 では、要求から応答までの
間、バスを占有せずに通信が行われるスプリット方式が
採用され、各プロセッサ1、2、…、Nのキャッシュメ
モリ1b、2b、…、Nb間でのキャッシュ・コヒーレ
ンシが維持されるように管理されている。
ャッシュメモリを採用したマルチプロセッサシステムの
構成を示す。図のシステムは、複数のプロセッサ1、2
、…、Nと、主記憶装置100 と、これらが接続され
るシステムバス200 とからなる。プロセッサ1、2
、…Nは、それぞれCPU(中央処理装置)1a、2a
、…、Naとキャッシュメモリ1b、2b、…、Nbと
を有している。主記憶装置100 は、ランダム・アク
セス・メモリからなり、種々のデータを格納している。 また、システムバス200 では、要求から応答までの
間、バスを占有せずに通信が行われるスプリット方式が
採用され、各プロセッサ1、2、…、Nのキャッシュメ
モリ1b、2b、…、Nb間でのキャッシュ・コヒーレ
ンシが維持されるように管理されている。
【0004】このようなマルチプロセッサシステムにお
いて、あるプロセッサでキャッシュ・ミスが発生した場
合、このプロセッサからシステムバス200 にアドレ
スと共にリード要求が送出され、そのアドレスに対する
データの所有権を持つ他のプロセッサ又は主記憶装置が
データ応答を行う。
いて、あるプロセッサでキャッシュ・ミスが発生した場
合、このプロセッサからシステムバス200 にアドレ
スと共にリード要求が送出され、そのアドレスに対する
データの所有権を持つ他のプロセッサ又は主記憶装置が
データ応答を行う。
【0005】また、あるプロセッサから主記憶装置10
0 へのコピーバック条件が成立した場合、即ち、キャ
ッシュメモリのデータを所定のアルゴリズムにより主記
憶装置100 に戻す条件が成立した場合、そのプロセ
ッサは自プロセッサ内のキャッシュメモリを読出し、主
記憶装置100 に対してデータと共にライト要求を送
出する。その結果、コピーバックされたデータは主記憶
装置100 に所有権が戻る。
0 へのコピーバック条件が成立した場合、即ち、キャ
ッシュメモリのデータを所定のアルゴリズムにより主記
憶装置100 に戻す条件が成立した場合、そのプロセ
ッサは自プロセッサ内のキャッシュメモリを読出し、主
記憶装置100 に対してデータと共にライト要求を送
出する。その結果、コピーバックされたデータは主記憶
装置100 に所有権が戻る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のキャッシュメモリ制御装置では、一旦、自プロセッ
サでのコピーバックが開始された後では、そのプロセッ
サのキャッシュメモリの読出し、およびデータの主記憶
装置100 へのライトという一連の処理を行ってしま
う。 従って、例えば、このコピーバック処理中、バス200
上に他プロセッサからの同アドレスのデータのリード
要求が発生しても、それにビジーとして応答し、主記憶
装置100 にコピーバックがなされていた。
来のキャッシュメモリ制御装置では、一旦、自プロセッ
サでのコピーバックが開始された後では、そのプロセッ
サのキャッシュメモリの読出し、およびデータの主記憶
装置100 へのライトという一連の処理を行ってしま
う。 従って、例えば、このコピーバック処理中、バス200
上に他プロセッサからの同アドレスのデータのリード
要求が発生しても、それにビジーとして応答し、主記憶
装置100 にコピーバックがなされていた。
【0007】図3にこのような場合の説明図を示す。即
ち、今、仮にコピーバックを行うプロセッサをプロセッ
サ1とする。先ず、プロセッサ1はコピーバック処理を
開始する(図中、■)。そして、ここでプロセッサ2か
ら同一アドレスのデータリード要求が出されたとする(
図中、■)。しかしながら、上記プロセッサ1はコピー
バック処理を開始しているため、この時点での同一アド
レスのリード要求はビジーとして応答され、プロセッサ
1からの主記憶装置100 へのコピーバック処理が行
われる(図中、■)。その後、再びプロセッサ2からそ
の同一アドレスのデータリード要求が出され、リード要
求の目的のデータは、主記憶装置100 にコピーバッ
ク(ライト)された後に、主記憶装置100 から、リ
ード応答として、リード要求元のプロセッサ2に返され
る(図中、■)。
ち、今、仮にコピーバックを行うプロセッサをプロセッ
サ1とする。先ず、プロセッサ1はコピーバック処理を
開始する(図中、■)。そして、ここでプロセッサ2か
ら同一アドレスのデータリード要求が出されたとする(
図中、■)。しかしながら、上記プロセッサ1はコピー
バック処理を開始しているため、この時点での同一アド
レスのリード要求はビジーとして応答され、プロセッサ
1からの主記憶装置100 へのコピーバック処理が行
われる(図中、■)。その後、再びプロセッサ2からそ
の同一アドレスのデータリード要求が出され、リード要
求の目的のデータは、主記憶装置100 にコピーバッ
ク(ライト)された後に、主記憶装置100 から、リ
ード応答として、リード要求元のプロセッサ2に返され
る(図中、■)。
【0008】このように、上記従来のキャッシュメモリ
制御装置は、あるプロセッサが一旦コピーバック処理を
始めた場合、他プロセッサから同一アドレスのリード要
求が途中で入っても、目的のデータは主記憶装置100
にコピーバックされた後に、リード要求元の他プロセ
ッサに返却されるため、キャッシュミス時の応答時間が
大きいという問題点があった。
制御装置は、あるプロセッサが一旦コピーバック処理を
始めた場合、他プロセッサから同一アドレスのリード要
求が途中で入っても、目的のデータは主記憶装置100
にコピーバックされた後に、リード要求元の他プロセ
ッサに返却されるため、キャッシュミス時の応答時間が
大きいという問題点があった。
【0009】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、キャッシュミス時の応答時間を短
縮することのできるキャッシュメモリ制御装置を提供す
ることを目的とする。
めになされたもので、キャッシュミス時の応答時間を短
縮することのできるキャッシュメモリ制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のキャッシュメモ
リ制御装置はストア・イン方式のキャッシュメモリを備
えた複数のプロセッサが、スプリット方式のシステムバ
スによって、主記憶装置を共有するマルチプロセッサシ
ステムにおけるキャッシュメモリ制御装置において、バ
ス上の他プロセッサからのリード要求の有無およびリー
ド要求アドレスを監視する監視手段と、自プロセッサの
前記主記憶装置へのコピーバック対象アドレスと前記リ
ード要求アドレスとが一致するか否かを検出する一致検
出手段と、前記自プロセッサがコピーバック処理を開始
してから、バス上に該コピーバックデータを送出するま
での間に、前記他プロセッサからのリード要求があり、
かつ、そのアドレスが一致した場合には、前記主記憶装
置にコピーバックすることなく、該他プロセッサに応答
データとして返却する制御手段とを備えたことを特徴と
するものである。
リ制御装置はストア・イン方式のキャッシュメモリを備
えた複数のプロセッサが、スプリット方式のシステムバ
スによって、主記憶装置を共有するマルチプロセッサシ
ステムにおけるキャッシュメモリ制御装置において、バ
ス上の他プロセッサからのリード要求の有無およびリー
ド要求アドレスを監視する監視手段と、自プロセッサの
前記主記憶装置へのコピーバック対象アドレスと前記リ
ード要求アドレスとが一致するか否かを検出する一致検
出手段と、前記自プロセッサがコピーバック処理を開始
してから、バス上に該コピーバックデータを送出するま
での間に、前記他プロセッサからのリード要求があり、
かつ、そのアドレスが一致した場合には、前記主記憶装
置にコピーバックすることなく、該他プロセッサに応答
データとして返却する制御手段とを備えたことを特徴と
するものである。
【0011】
【作用】本発明のキャッシュメモリ制御装置は、監視手
段で、他プロセッサからのリード要求の有無およびその
リード要求アドレスを監視し、一致検出手段で自プロセ
ッサのコピーバック対象アドレスと他プロセッサのリー
ド要求アドレスが一致するかを検出する。自プロセッサ
がコピーバック処理を開始してから、バス上に該コピー
バックデータを送出するまでの間に、他プロセッサから
同一アドレスのリード要求があった場合、制御手段は、
コピーバックデータを他プロセッサへの応答データとし
て返却する。従って、あるプロセッサがキャッシュミス
した時のデータの応答時間が短縮される。
段で、他プロセッサからのリード要求の有無およびその
リード要求アドレスを監視し、一致検出手段で自プロセ
ッサのコピーバック対象アドレスと他プロセッサのリー
ド要求アドレスが一致するかを検出する。自プロセッサ
がコピーバック処理を開始してから、バス上に該コピー
バックデータを送出するまでの間に、他プロセッサから
同一アドレスのリード要求があった場合、制御手段は、
コピーバックデータを他プロセッサへの応答データとし
て返却する。従って、あるプロセッサがキャッシュミス
した時のデータの応答時間が短縮される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1はマルチプロセッサシステムにおける本
発明のキャッシュメモリ制御装置の実施例を示すブロッ
ク図である。図に示すプロセッサ10は、各種命令の処
理を実行するCPU11と、キャッシュメモリ制御装置
12とからなる。キャッシュメモリ制御装置12は、キ
ャッシュメモリ13と、制御部14と、バスインタフェ
ース部15とからなる。キャッシュメモリ13は、ラン
ダム・アクセス・メモリからなり、制御部14は、監視
手段16、一致検出手段17、制御手段18とを備えて
いる。
説明する。図1はマルチプロセッサシステムにおける本
発明のキャッシュメモリ制御装置の実施例を示すブロッ
ク図である。図に示すプロセッサ10は、各種命令の処
理を実行するCPU11と、キャッシュメモリ制御装置
12とからなる。キャッシュメモリ制御装置12は、キ
ャッシュメモリ13と、制御部14と、バスインタフェ
ース部15とからなる。キャッシュメモリ13は、ラン
ダム・アクセス・メモリからなり、制御部14は、監視
手段16、一致検出手段17、制御手段18とを備えて
いる。
【0013】監視手段16は、バス200 上の他のプ
ロセッサからのリード要求の有無およびリード要求アド
レスを監視する機能を有し、一致検出手段17は、自プ
ロセッサ10のコピーバック対象アドレスと他プロセッ
サからのリード要求アドレスとが一致するか否かを検出
する機能を有している。また、制御手段18は、自プロ
セッサ10がコピーバック処理を開始してから、バス2
00上にコピーバックデータを送出するまでの間に、他
プロセッサからのリード要求があり、かつ、そのアドレ
スが一致した場合は、主記憶装置100 にコピーバッ
クせずに、リード要求を送出したプロセッサに対して応
答データを送出するよう制御する機能を有している。ま
た、バスインタフェース部15は、既知のプロセッサと
バスとのインタフェース部である。尚、図面中には示し
ていないが、上述したプロセッサは、従来の図1に示し
た場合と同様に、プロセッサ10、20、…、Nとして
複数個設けられている。
ロセッサからのリード要求の有無およびリード要求アド
レスを監視する機能を有し、一致検出手段17は、自プ
ロセッサ10のコピーバック対象アドレスと他プロセッ
サからのリード要求アドレスとが一致するか否かを検出
する機能を有している。また、制御手段18は、自プロ
セッサ10がコピーバック処理を開始してから、バス2
00上にコピーバックデータを送出するまでの間に、他
プロセッサからのリード要求があり、かつ、そのアドレ
スが一致した場合は、主記憶装置100 にコピーバッ
クせずに、リード要求を送出したプロセッサに対して応
答データを送出するよう制御する機能を有している。ま
た、バスインタフェース部15は、既知のプロセッサと
バスとのインタフェース部である。尚、図面中には示し
ていないが、上述したプロセッサは、従来の図1に示し
た場合と同様に、プロセッサ10、20、…、Nとして
複数個設けられている。
【0014】図4に、上記制御部12の具体的な回路図
を示す。即ち、自プロセッサ10がコピーバックしよう
としている対象アドレスデータを格納するコピーバック
アドレスレジスタ19と、バスインタフェース部15を
介して、バス100 上のリード要求アドレスデータを
格納するリード要求アドレスレジスタ20との出力がE
x−NOR(エクスクルーシブ・ノア)回路21に入力
され、これらの構成により上述した一致検出手段17を
構成している。尚、コピーバックアドレスレジスタ19
およびリード要求アドレスレジスタ20は、32ビット
のレジスタである。また、Ex−NOR回路21の出力
はAND回路22の一方の入力端に接続され、AND回
路22の他方の入力端には、バスインタフェース部15
を介して、他のプロセッサからのリード要求があるか否
かを示すリード要求有無信号Cが入力されるよう構成さ
れている。更に、AND回路22の出力はリード要求元
へのデータ応答動作の起動信号となる応答動作起動信号
を構成すると共に、NOT回路23を介して主記憶装置
100 へのライト起動信号となるコピーバック起動信
号を構成している。
を示す。即ち、自プロセッサ10がコピーバックしよう
としている対象アドレスデータを格納するコピーバック
アドレスレジスタ19と、バスインタフェース部15を
介して、バス100 上のリード要求アドレスデータを
格納するリード要求アドレスレジスタ20との出力がE
x−NOR(エクスクルーシブ・ノア)回路21に入力
され、これらの構成により上述した一致検出手段17を
構成している。尚、コピーバックアドレスレジスタ19
およびリード要求アドレスレジスタ20は、32ビット
のレジスタである。また、Ex−NOR回路21の出力
はAND回路22の一方の入力端に接続され、AND回
路22の他方の入力端には、バスインタフェース部15
を介して、他のプロセッサからのリード要求があるか否
かを示すリード要求有無信号Cが入力されるよう構成さ
れている。更に、AND回路22の出力はリード要求元
へのデータ応答動作の起動信号となる応答動作起動信号
を構成すると共に、NOT回路23を介して主記憶装置
100 へのライト起動信号となるコピーバック起動信
号を構成している。
【0015】次に、上記構成のキャッシュメモリ制御装
置の動作について説明する。図5は、その動作を示すフ
ローチャートである。先ず、コピーバック条件が発生す
ると、コピーバックアドレスレジスタ19にコピーバッ
ク対象アドレスが入力される。これと共に制御部14は
、コピーバック処理を開始し、コピーバックデータがキ
ャッシュメモリ13から読み出される(ステップS1)
。そして、この時点から、データをバス200 に送出
するまでの間、同アドレスに対するリード要求の有無を
常に監視する(ステップS2)。即ち、リード要求有無
信号Cが「1」であり、かつ、コピーバックアドレスレ
ジスタ19の出力である対象アドレスAと、リード要求
アドレスレジスタ20の出力であるリード要求アドレス
Bとが一致し、Ex−NOR回路21の出力が「1」と
なる条件が成立するか否かを監視する。この条件が成立
した場合、制御部14は、リード要求に対して応答する
(ステップS3)。即ち、応答動作起動信号Dが「1」
となり、リード要求元へのデータ応答動作を行う。また
、上記の条件が成立しない場合、制御部14は通常のよ
うに主記憶装置100 に対してコピーバック処理を行
う(ステップS4)。
置の動作について説明する。図5は、その動作を示すフ
ローチャートである。先ず、コピーバック条件が発生す
ると、コピーバックアドレスレジスタ19にコピーバッ
ク対象アドレスが入力される。これと共に制御部14は
、コピーバック処理を開始し、コピーバックデータがキ
ャッシュメモリ13から読み出される(ステップS1)
。そして、この時点から、データをバス200 に送出
するまでの間、同アドレスに対するリード要求の有無を
常に監視する(ステップS2)。即ち、リード要求有無
信号Cが「1」であり、かつ、コピーバックアドレスレ
ジスタ19の出力である対象アドレスAと、リード要求
アドレスレジスタ20の出力であるリード要求アドレス
Bとが一致し、Ex−NOR回路21の出力が「1」と
なる条件が成立するか否かを監視する。この条件が成立
した場合、制御部14は、リード要求に対して応答する
(ステップS3)。即ち、応答動作起動信号Dが「1」
となり、リード要求元へのデータ応答動作を行う。また
、上記の条件が成立しない場合、制御部14は通常のよ
うに主記憶装置100 に対してコピーバック処理を行
う(ステップS4)。
【0016】図6は、コピーバック動作の説明図である
。先ず、プロセッサ10はコピーバック処理を開始する
(図中、■)。そして、ここでプロセッサ20から同一
アドレスのデータリード要求が出されたとする(図中、
■)。ここで、従来は、この時点での同一アドレスのリ
ード要求は無視されるが、本実施例では、このリード要
求により、プロセッサ10はプロセッサ20にデータ応
答する(図中、■)。
。先ず、プロセッサ10はコピーバック処理を開始する
(図中、■)。そして、ここでプロセッサ20から同一
アドレスのデータリード要求が出されたとする(図中、
■)。ここで、従来は、この時点での同一アドレスのリ
ード要求は無視されるが、本実施例では、このリード要
求により、プロセッサ10はプロセッサ20にデータ応
答する(図中、■)。
【0017】尚、上記実施例では、監視手段16、一致
検出手段17、制御手段18を、図4に示した回路で構
成したが、この構成に限定されるものではなく、自プロ
セッサがコピーバック処理を開始してから、バス200
上にコピーバックデータが送出されるまでの間に、他
プロセッサから同一アドレスのリード要求があった場合
に、自プロセッサのコピーバックデータを他プロセッサ
に応答データとして返却できる機能を有するものであれ
ば、他の構成であっても良いことは勿論である。
検出手段17、制御手段18を、図4に示した回路で構
成したが、この構成に限定されるものではなく、自プロ
セッサがコピーバック処理を開始してから、バス200
上にコピーバックデータが送出されるまでの間に、他
プロセッサから同一アドレスのリード要求があった場合
に、自プロセッサのコピーバックデータを他プロセッサ
に応答データとして返却できる機能を有するものであれ
ば、他の構成であっても良いことは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のキャッシ
ュメモリ制御装置によれば、自プロセッサがコピーバッ
ク処理を開始してから、バス上にコピーバックデータを
送出し始めるまでの間に、他プロセッサから同一アドレ
スのリード要求があった場合は、主記憶装置にコピーバ
ックせず、リード要求を出したプロセッサに直接応答デ
ータとして返すようにしたので、キャッシュミス時の応
答時間を短縮することができ、従って、各プロセッサの
性能向上を図ることができる。
ュメモリ制御装置によれば、自プロセッサがコピーバッ
ク処理を開始してから、バス上にコピーバックデータを
送出し始めるまでの間に、他プロセッサから同一アドレ
スのリード要求があった場合は、主記憶装置にコピーバ
ックせず、リード要求を出したプロセッサに直接応答デ
ータとして返すようにしたので、キャッシュミス時の応
答時間を短縮することができ、従って、各プロセッサの
性能向上を図ることができる。
【図1】本発明のキャッシュメモリ制御装置を備えたプ
ロセッサのブロック図である。
ロセッサのブロック図である。
【図2】従来のキャッシュメモリ制御装置を備えたマル
チプロセッサシステムのブロック図である。
チプロセッサシステムのブロック図である。
【図3】従来のキャッシュメモリ制御装置の動作を説明
するブロック図である。
するブロック図である。
【図4】本発明のキャッシュメモリ制御装置の具体的な
回路図である。
回路図である。
【図5】本発明のキャッシュメモリ制御装置の動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図6】本発明のキャッシュメモリ制御装置の動作を説
明するブロック図である。
明するブロック図である。
10 プロセッサ
11 CPU
12 キャッシュメモリ制御装置
13 キャッシュメモリ
16 監視手段
17 一致検出手段
18 制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 ストア・イン方式のキャッシュメモリ
を備えた複数のプロセッサが、スプリット方式のシステ
ムバスによって、主記憶装置を共有するマルチプロセッ
サシステムにおけるキャッシュメモリ制御装置において
、バス上の他プロセッサからのリード要求の有無および
リード要求アドレスを監視する監視手段と、自プロセッ
サの前記主記憶装置へのコピーバック対象アドレスと前
記リード要求アドレスとが一致するか否かを検出する一
致検出手段と、前記自プロセッサがコピーバック処理を
開始してから、バス上に該コピーバックデータを送出す
るまでの間に、前記他プロセッサからのリード要求があ
り、かつ、そのアドレスが一致した場合には、前記主記
憶装置にコピーバックすることなく、該他プロセッサに
応答データとして返却する制御手段とを備えたキャッシ
ュメモリ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09642991A JP3187446B2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | キャッシュメモリ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09642991A JP3187446B2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | キャッシュメモリ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04305746A true JPH04305746A (ja) | 1992-10-28 |
JP3187446B2 JP3187446B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=14164757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09642991A Expired - Fee Related JP3187446B2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | キャッシュメモリ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3187446B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997014103A1 (fr) * | 1995-10-13 | 1997-04-17 | Hitachi, Ltd. | Systeme multiprocesseur |
US5890217A (en) * | 1995-03-20 | 1999-03-30 | Fujitsu Limited | Coherence apparatus for cache of multiprocessor |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101646091B1 (ko) | 2014-11-18 | 2016-08-05 | 엄기정 | 교환이 용이한 환자용 매트리스 시트 |
KR200483869Y1 (ko) * | 2014-12-29 | 2017-07-04 | 최유희 | 기능성 매트리스커버 |
KR101733859B1 (ko) | 2015-03-30 | 2017-05-10 | 김영준 | 교체가능한 일회용 위생패드가 구비된 침대 커버 |
-
1991
- 1991-04-02 JP JP09642991A patent/JP3187446B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5890217A (en) * | 1995-03-20 | 1999-03-30 | Fujitsu Limited | Coherence apparatus for cache of multiprocessor |
WO1997014103A1 (fr) * | 1995-10-13 | 1997-04-17 | Hitachi, Ltd. | Systeme multiprocesseur |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3187446B2 (ja) | 2001-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5274787A (en) | Method of copy-back cache coherence control and tightly coupled multi-processor system with split transfer system bus | |
KR100286962B1 (ko) | 캐쉬 제어기 | |
US5829052A (en) | Method and apparatus for managing memory accesses in a multiple multiprocessor cluster system | |
JPH1078918A (ja) | チェックポイント処理加速装置および同装置を適用した計算機システム | |
JPH10154100A (ja) | 情報処理システム及び装置及びその制御方法 | |
US6076147A (en) | Non-inclusive cache system using pipelined snoop bus | |
JP3187446B2 (ja) | キャッシュメモリ制御装置 | |
US6061766A (en) | Non-inclusive cache method using pipelined snoop bus | |
JPH10240628A (ja) | キャッシュメモリ装置 | |
JPH10105461A (ja) | 処理装置及びルックアサイド・キャッシュをスヌープする改善された装置及び方法 | |
JPH04291660A (ja) | プロセッサ間通信方法およびそのための並列プロセッサ | |
JPH06309231A (ja) | キャッシュメモリ制御方法 | |
JP3239935B2 (ja) | 密結合マルチプロセッサシステムの制御方法、密結合マルチプロセッサシステム及びその記録媒体 | |
JPH03230238A (ja) | キャッシュメモリ制御方式 | |
JP3219422B2 (ja) | キャッシュメモリ制御方式 | |
JP3226557B2 (ja) | マルチプロセッサシステム | |
JP2825589B2 (ja) | バス制御方式 | |
JP3052460B2 (ja) | 協調処理型情報処理装置 | |
JPH06139206A (ja) | マルチプロセッサシステムにおける排他制御方式 | |
JPH0644261B2 (ja) | マルチプロセッサシステムにおけるキャッシュ制御方式 | |
JP3145479B2 (ja) | マルチプロセッサシステムとそのキャッシュメモリ制御方法および装置 | |
JPH08202622A (ja) | 分散型メモリ構成のキャッシュ制御方法 | |
JP3214551B2 (ja) | 競合検出故障診断方式、競合検出故障診断方法、バスコンバータ、および記録媒体 | |
JP3088293B2 (ja) | キャッシュメモリの記憶一致制御装置及び記憶一致制御方法 | |
JPH0415496B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |