JP3145479B2 - マルチプロセッサシステムとそのキャッシュメモリ制御方法および装置 - Google Patents

マルチプロセッサシステムとそのキャッシュメモリ制御方法および装置

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JP3145479B2 JP13514592A JP13514592A JP3145479B2 JP 3145479 B2 JP3145479 B2 JP 3145479B2 JP 13514592 A JP13514592 A JP 13514592A JP 13514592 A JP13514592 A JP 13514592A JP 3145479 B2 JP3145479 B2 JP 3145479B2
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  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は密結合型マルチプロセッ
サにおけるキャッシュメモリ制御方法及びその装置に係
り、特に、各キャッシュメモリの内容の一貫性を保つの
に好適なキャッシュメモリ制御方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の高性能計算機には、メモリアクセ
ス速度の向上を目的として、キャッシュメモリが広く用
いられている。このキャシュメモリは、単一プロセッサ
よりなる計算機において、顕著な性能向上を実現できる
技術であるが、複数個のプロセッサがメモリを共有する
密結合型マルチプロセッサシステムでは、ボトルネック
となるシステムバスやメモリへのアクセスを低減するた
めにより重要な効果を産み出す。そこで、制御が複雑に
なるものの、性能面で優れていると言われているコピー
バック型キャッシュメモリが多く使われつつある。
【0003】マルチプロセッサシステムでのコピーバッ
ク型キャッシュメモリにおいては、データの一致化制御
(一貫性制御、あるいはコヒーレンス制御と呼ばれ
る。)が重要な技術課題となる。この一致化制御は、各
プロセッサに接続されたキャッシュメモリの内容を常に
矛盾(不一致)しないように制御する方法であり、文献
(James Archibald etal : Cache Coherence Protocols
; Evaluation Using a Multiprocessor Simulation Mo
del, ACM Transaction on Computer System, Vol.14,N
o.4,Nov. 1986, pp273-298)「キャッシュ コヒーレン
シ プロトコル:ユージング マルチプロセッサ シミ
ュレーション モデル」にいくつかの方式が紹介されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そして、これらのプロ
トコルを実装するときに問題となるのが、排他的書き込
み状態実現方法である。即ち、同じラインに複数のプロ
セッサが同時に書き込みを行なわないように、書き込み
が実行される前にハードウエアによって排他制御を行な
わなければならない。この課題を解決する方法は、特開
平3ー40047「キャッシュラインストア方法」に記
載されている。しかしながら、この従来技術では、大量
かつ特殊なハードウエアを必要とし、安価なマルチプロ
セッサシステムには適さない。
【0005】本発明の目的は、汎用マイクロプロセッサ
を用いたマルチプロセッサシステムにおいて、マイクロ
プロセッサの基本機能を用いて少ないハードウエアで排
他的書き込みを実現するキャッシュメモリ制御方法及び
その装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、命令実行部
と、該命令実行部に接続され主メモリの内容の一部をシ
ステムバスを介して読み出し格納するコピーバック型キ
ャッシュメモリと、該コピーバック型キャッシュメモリ
に接続され前記主メモリとのインターフェイスを取るバ
スインターフェイスと、前記コピーバック型キャッシュ
メモリに接続されシステムバスを介して行なわれるメモ
リアクセスを監視するバス監視装置とを備えてなりアク
セスのリトライ機能を備える処理装置複数を有するマル
チプロセッサシステムにおいて、前記バス監視装置が、
自処理装置以外の処理装置が自コピーバック型キャッシ
ュメモリの保持するラインを更新するアクセスを行なっ
たことを検出したとき、バスインターフェイスに対して
バスインターフェイスに保持されているメモリアクセス
要求をキャンセルさせ、バスインターフェイスがこのキ
ャンセル要求に呼応して、前記コピーバック型キャッシ
ュメモリ内に保持しているバスインターフェイスへのア
クセスをキャンセルさせ、前記命令実行部に対して前記
コピーバック型キャッシュメモリへのアクセスをキャン
セルさせ、その後に前記リトライを行うことで、達成さ
れる。
【0007】
【作用】ある処理装置の命令部からの外部アクセスが書
き込みアクセスであり、これによってキャッシュメモリ
のラインが初めて更新されるときには、キャッシュメモ
リはシステムバスに排他的書き込み状態要求アクセスを
出す。そして、他の処理装置は、この排他的書き込み状
態要求アクセスを検出すると、各自のバスインタフェイ
ス部とキャッシュメモリにアクセスキャンセル要求を出
し、さらに命令部には、外部アクセスのリトライ機能要
求を出す。そして、キャッシュメモリは、命令部がリト
ライを開始するまでに、排他的書き込み状態要求の対象
となっているラインを無効化する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図2は、本発明の一実施例に係る密結合型マル
チプロセッサシステムの全体構成図である。1(1―a
〜1―n)は、夫々処理装置(以下、BPUという。)
であり、システムバス4を介してメモリ2をアクセス
し、データを処理する。3は、周辺装置(IO)であ
り、ディスク装置等を含む。
【0009】図1は、BPU1の内部構成図である。2
01は、例えば米国モトローラ社の32ビットMC68
040の様なマイクロプロセッサ(以下、MPUとい
う。)であるが、MC68040に限らず汎用マイクロ
プロセッサを使用することができる。202は、外部キ
ャシュメモリ(EC)である。203は、システムバス
インターフェイスユニットであり、キャッシュメモリか
らのアクセスを一旦保持して、システムバス権を獲得
後、システムバス4を介してメモリ2あるいは周辺装置
3をアクセスする。204は、他のBPUあるいは周辺
装置から出されるアクセスを監視するバスモニタ(一般
にスヌーパと呼ぶ:SNP)である。そして、システム
バス4上に同じアドレスが現われたときには、そのとき
のファンクション(例えばリード/ライト)に応じて、
無効化アドレス及び無効化情報をFIFO(First
in First out)バッファ209に格納す
る。
【0010】205,206は、それぞれアドレス,デ
ータ信号である。207は、バスモニタ204からバス
インターフェイス203へアクセスキャンセル要求を伝
える信号線である。208は、バスインターフェイスユ
ニット203からMPU201及びキャッシュメモリ2
02へアクセスキャンセル要求を伝える信号線である。
211は、FIFO209から無効化要求情報をキャッ
シュメモリ202へ伝える信号線であり、212はキャ
ッシュメモリ202からバスインターフェイス203に
アクセス信号を伝える信号線である。
【0011】図3は、キャッシュメモリ202の内部構
成図である。301は、データを保持するデータ部であ
り、302は、データのアドレス及び状態を保持するタ
グ部である。303は、BPU201内のアドレス線2
05上のアドレスと、タグ部302のアドレスを比較す
る比較器である。304は、キャッシュメモリ202全
体を制御する制御回路である。
【0012】図6は、データ部301の詳細構成図であ
り、図7はタグ部302の詳細構成図である。データ部
は、図6に示す様に、16バイト(8ロングワード)で
1ラインを構成し、各バイト毎にパリティを持ってい
る。タグ部302は、図7に示す様に、ラインの物理ア
ドレスを格納する領域(17ビット目〜5ビット目)と
ラインの状態(STATUS)を格納する領域を持って
いる。このキャッシュメモリ202は、MPU201か
ら外部アクセスがあると、タグ部302を検索して、該
当するアクセスに必要なラインが存在する(ヒット)
か、あるいは存在しないか(ミスヒット)を判定し、ラ
インの状態にしたがってMPU201からのアクセス
を、図8に示す状態遷移に従って、処理する。
【0013】即ち、リードアクセスでヒットした場合
(801―a,b)には、MPU201にデータ部30
1のデータを供給し、リードミスヒットに時(802)
には、バスインターフェイスユニット203に対して、
主メモリ2(図2)から必要なラインを読みだすように
要求する。このとき読み出したデータをキャッシュメモ
リ202内に格納するために、置換される既存のライン
が『更新あり状態』(主メモリ2と内容不一致状態:以
下、MOD状態という。)ならば、このラインを主メモ
リ2に書き戻し(コピーバック)してから、ライン読み
出しの要求を行なう。
【0014】ライトアクセスでヒットした場合(80
3,804)には、当該ラインがすでに更新されている
(MOD)か否か(『更新なし状態』(主メモリと内容
一致状態:以下、UMD状態という。)によって動作が
異なる。MODの時(803)には、そのまま書き込ん
で処理を終了する。UMDの時(804)には、排他的
書き込み(他のプロセッサのキャッシュメモリに対する
無効化)状態要求をバスインターフェイスユニット20
3経由でシステムバス4に出力し、他のプロセッサのキ
ャッシュメモリが無効化された後、書き込んで処理を終
了する。
【0015】また、ライトミスヒットの場合(805)
には、バスインターフェイスユニット203に対して無
効化要求付きのラインの読み出しを要求する。このと
き、読み出したデータをキャッシュメモリ202に格納
するために、置換される既存のラインがMOD状態なら
ば、このラインをコピーバックしてから無効化要求付き
のラインの読み出しを行なった後、ラインの更新を行な
う。
【0016】図4は、バスモニタ204の詳細構成図で
ある。402は、キャッシュメモリ202と同一内容の
タグ部である。403は、システムバスアドレス線4上
のアドレスとタグ部402のアドレスを比較する比較器
である。404は、バスモニタ204全体を制御する制
御回路である。バスモニタ204は、システムバス4上
のアクセスをモニタして、他のBPUからのアクセスに
対応するラインが存在する(ヒット)か否か(ミスヒッ
ト)を、タグを検索して判定する。そして、ラインの状
態にしたがって、他のBPUからのアクセスを、図9に
示す状態遷移に従って処理する。
【0017】即ち、単純ラインリードアクセスがヒット
し、当該ラインがすでに更新されている(MOD状態)
場合(901)には、データ部のデータを主メモリ2に
書き戻して(コピーバック)、ステータスをUMD状態
に移すように、FIFO209を介して、キャッシュメ
モリ202に要求する。単純ラインリードアクセスがヒ
ットし、当該ラインが更新されていない(UMD状態)
場合(902)には、何も行なわない。他のBPUの無
効化要求アクセスでヒットしたときには、当該ラインが
すでに更新されている(MOD状態)か否か(UMD状
態)によって動作が異なる。ここで無効化要求アクセス
とは、単純な無効化要求アクセス、無効化要求付きライ
ンリード、ラインサイズ(16バイト以下)のリード/
ライトアクセスを含む。MODのとき(903)には、
データ部のデータを供給する(コピーバック)ように、
キャッシュメモリ202に要求すると共に、当該ライン
を無効化するように要求し、更に、バスインターフェイ
スユニット203に対してキャンセル信号207を出力
し、処理を終了する。但し、ラインライトの時には、コ
ピーバックしてもライン全体が書き替えらてしまいコピ
ーバックの意味がない為、無効化要求だけを出力する。
UMDのとき(905)には、キャッシュメモリ202
に当該ラインを無効化するように要求し、更に、バスイ
ンターフェイスユニット203に対してキャンセル信号
207を出力し、処理を終了する。
【0018】図5は、バスモニタ204がFIFO20
9に格納してキャッシュメモリに伝える要求のフォーマ
ット図である。ADR501は、ラインを示すためのア
ドレスであり、PTY502はアドレスのパリティであ
り、STATUS503は、次のキャッシュメモリのタ
グステータスであり、FUNC504は、要求の内容を
示すファンクションである。FUNCとして無効化要求
とコピーバック要求がある。
【0019】図10は、上述したマルチプロセッサシス
テムにおけるキャッシュメモリ制御方法の動作説明図で
あり、排他的書き込み状態を実現する方法を具体的に説
明する。図10は、各BPU内及びシステムバスでの動
きを時系列的に示したものである。BPU#1,#2の
各キャッシュメモリ(EC)は、同じアドレスのUMD
状態のラインを持っていた状況下で、MPU#1とMP
U#2が同じアドレスのUMD状態のラインに対して、
ライトアクセスを行なった(1001,1002)とす
る(但しも、MPU#1の方がMPU#2よりわずかに
早くアクセスしたとする。)。
【0020】このとき、EC#1は、ライトアクセスで
ヒットし、当該ラインがUMDであるので排他的書き込
み(他のプロセッサのキャッシュメモリに対する無効
化)状態要求をバスインターフェイスユニット(BI
U)#1経由でシステムバスに出力し(1003)、他
のプロセッサ(BPU#2など)のキャッシュメモリ
(EC)が無効化されのを待つ(1005)。
【0021】一方、BPU2のキャッシュメモリ(E
C)#2も同様に、ライトアクセスでヒットし、当該ラ
インがUMDであるので、排他的書き込み(他のプロセ
ッサのキャッシュメモリに対する無効化)状態要求をバ
スインターフェイスユニット(BIU)#2経由でシス
テムバスに出力し(1004)、他のプロセッサのキャ
ッシュメモリが無効化されのを待つ動作を行なおうとす
るが、システムバスがBPU#1によって既に使用され
ているので、バスインターフェイスユニット(BIU)
#2のところでバス権待ち状態になる(1006)。
【0022】この間に、BPU#2のバスモニタ(SN
P)#2は、BPU#1からの無効化要求アクセスを検
出して、自バスインターフェイスユニット(BIU)#
2に対してキャンセルを発行する(1007:図1のキ
ャンセル207)。このバスモニタ(SNP)#2から
のキャンセル信号によって、バスインターフェイスユニ
ット#2は、バス権待ちをキャンセルすると共に、自キ
ャッシュメモリ#2と自MPU#2に対してキャンセル
を発行する(1008:図1のキャンセル208)。こ
のキャンセル信号を受けたキャッシュメモリ#2は、前
記の1004で要求していた「無効化要求」をキャンセ
ルし、MPU#2は、外部アクセスを一旦取り止めて、
ライトアクセスのリトライ準備にはいる(1011)。
MPUへのキャンセルは、MC68040プロセッサの
場合、転送終了信号とバスエラー信号を同時に返すこと
によって容易に実現できる。また、バスモニタ#2は、
FIFO209経由で、当該ラインの無効化を要求する
データをキャッシュメモリ#2へ発行する(100
9)。この要求により、キャッシュメモリ#2は、これ
に従って当該ラインのステータスを無効状態にする。
【0023】一方、BPU#1側では、バスモニタ#2
がBPU#1からの無効化アクセスを検出した事を示す
信号を受ける事によって排他的書き込み状態が成立した
と認識してから後、自キャッシュメモリ#1のデータを
更新し、処理を終了する(1010)。
【0024】BPU#2では、MPU#2が前記101
1で準備したリトライを実行する(1012)。この
時、当該ラインは無効状態になっているので、バスイン
ターフェイスユニット#2に対して無効化要求付きのラ
インを読み出しを要求して(1013)、BPU#1か
らコピーバックされた最新データをキャッシュメモリ#
2に読み込んだ後(1014)、当該ラインを更新す
る。
【0025】本実施例では、MC68040プロセッサ
と、外部回路として構成したキャッシュメモリ/バスイ
ンターフェイスユニット/バスモニタを用いたが、MC
68040の替わりに外部アクセスのリトライ機能を有
する他の種類のプロセッサを用いることは可能であり、
更にキャッシュメモリ/バスインターフェイスユニット
/バスモニタを1つのチップに集積したプロセッサでも
適用可能であることは明らかである。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、同時刻に複数の処理装
置が同じラインの更新を行なおうとしても、システムバ
ス権を先に取った処理装置が排他的にラインを更新でき
るので、データが不整合になる心配がない。また、この
ような排他的書き込み状態をマイクロプロセッサの外部
アクセスリトライ機能を用いることにより、簡便なハー
ドウエアで実現することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマルチプロセッサシス
テムを構成する処理装置の構成図である。
【図2】マルチプロセッサシステムの全体構成図であ
る。
【図3】図1に示すキャッシュメモリの構成図である。
【図4】図1に示すバスモニタの構成図である。
【図5】キャッシュメモリへの要求フォーマットであ
る。
【図6】キャッシュメモリのデータ部の構成図である。
【図7】キャッシュメモリのタグ部の構成図である。
【図8】キャッシュメモリのタグ状態遷移図である。
【図9】バスモニタのタグ状態遷移図である。
【図10】排他的書き込み状態要求時の動作説明図であ
る。
【符号の説明】
1…BPU、2…メモリ、3…周辺装置、4…システム
バス、201…プロセッサ、202…キャッシュメモ
リ、203…バスインタフェイスユニット、204…ス
ヌーパ(バスモニタ)、209…FIFO、207,2
08…アクセスキャンセル信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹治 雅行 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株式会社 日立製作所 大みか工場内 (56)参考文献 特開 平2−287740(JP,A) 特開 平2−184944(JP,A) 特開 平4−95152(JP,A) 特開 平4−251350(JP,A) 特開 平3−25541(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/08

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 命令及びデータを格納するメモリと、該
    メモリにシステムバスを介して接続され該メモリ内の命
    令に従ってデータを処理する複数の処理装置を備え、各
    処理装置が、命令実行部と、該命令実行部に接続され前
    記メモリの内容の一部を格納するコピーバック型キャッ
    シュメモリと、該コピーバック型キャッシュメモリに接
    続され前記メモリとのインターフェイスを取るバスイン
    ターフェイスと、前記コピーバック型キャッシュメモリ
    に接続されシステムバスを介して行なわれるメモリアク
    セスを監視するバス監視装置とを備える装置のキャッシ
    ュメモリ制御方法において、前記バス監視装置、前記
    コピーバック型キャッシュメモリと同一内容のタグ情報
    を持ち、メモリアクセスを監視して自処理装置以外の処
    理装置が自コピーバック型キャッシュメモリの保持する
    ラインを更新するアクセスを行なった場合に、これを検
    出し、バスインターフェイスに対してバスインターフェ
    イスに保持されているメモリアクセス要求をキャンセル
    させ、バスインターフェイスがこのキャンセル要求に呼
    応して前記コピーバック型キャッシュメモリ内に保持し
    ているバスインターフェイスへのアクセスをキャンセル
    させると共に、前記命令実行部に対しても前記コピーバ
    ック型キャッシュメモリへのアクセスをキャンセルさせ
    ることを特徴とするキャッシュメモリ制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、バスインターフェイ
    のキャンセルはバスインターフェイスに保持されてい
    るメモリアクセス要求を廃棄することでキャンセル
    、コピーバック型キャッシュメモリのキャンセルはア
    クセスを廃棄することでキャンセルさせ、命令実行部
    キャンセルはアクセスを再試行することでキャンセル
    ることを特徴とするキャッシュメモリ制御方法。
  3. 【請求項3】 命令及びデータを格納するメモリと、該
    メモリにシステムバスを介して接続され該メモリ内の命
    令に従ってデータを処理する複数の処理装置を備え、各
    処理装置が、命令実行部と、該命令実行部に接続され前
    記メモリの内容の一部を格納するコピーバック型キャッ
    シュメモリと、該コピーバック型キャッシュメモリに接
    続され前記メモリとのインターフェイスを取るバスイン
    ターフェイスと、前記コピーバック型キャッシュメモリ
    に接続されシステムバスを介して行なわれるメモリアク
    セスを監視するバス監視装置とを備えるキャッシュメモ
    リ制御装置において、前記バス監視装置は、前記コピー
    バック型キャッシュメモリと同一内容のタグ情報格納領
    域と、前記システムバスを監視して自処理装置以外の処
    理装置が自コピーバック型キャッシュメモリの保持する
    ラインを更新するアクセスを行なうか否か検出する検出
    手段と、自バスインターフェイスに対して自バスインタ
    ーフェイスが保持しているメモリアクセス要求をキャン
    セルさせるキャンセル要求手段とを備え、前記バスイン
    ターフェイスは、前記キャンセル要求に呼応して前記コ
    ピーバック型キャッシュメモリ内に保持しているバスイ
    ンターフェイスへのアクセスをキャンセルさせると共に
    前記命令実行部に対しても前記コピーバック型キャッシ
    ュメモリへのアクセスをキャンセルさせる手段を備えた
    ことを特徴とするキャッシュメモリ制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、上記バスインターフ
    ェイスはバスインターフェイスに保持されているメモリ
    アクセス要求を廃棄することでキャンセルする手段を備
    え、コピーバック型キャッシュメモリはアクセスを廃棄
    するこでキャンセルする手段を備え、命令実行部はアク
    セスを再試行することでキャンセルする手段を備え
    とを特徴とするキャッシュメモリ制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、上記処理装置はシン
    グルチップで構成されたことを特徴とするキャッシュメ
    モリ制御装置。
  6. 【請求項6】 命令実行部と、該命令実行部に接続され
    主メモリの内容の一部をシステムを介して読み出し格納
    するコピーバック型キャッシュメモリと、該コピーバッ
    ク型キャッシュメモリに接続され前記主メモリとのイン
    ターフェイスを取るバスインターフェイスと、前記コピ
    ーバック型キャッシュメモリに接続されシステムバスを
    介して行なわれるメモリアクセスを監視するバス監視装
    置とを備えてなりアクセスのリトライ機能を備える処理
    装置複数を有するマルチプロセッサシステムのキャッシ
    ュメモリ制御方法において、前記バス監視装置が、メモ
    リアクセスを監視して自処理装置以外の処理装置が自コ
    ピーバック型キャッシュメモリの保持するラインを更新
    するアクセスを行なったことを検出したとき、バスイン
    ターフェイスに対してバスインターフェイスに保持され
    ているメモリアクセス要求をキャンセルさせ、バスイン
    ターフェイスがこのキャンセル要求に呼応して前記コピ
    ーバック型キャッシュメモリ内に保持しているバスイン
    ターフェイスへのアクセスをキャンセルさせると共に
    前記命令実行部に対して前記コピーバック型キャッシュ
    メモリへのアクセスをキャンセルさせ、その後前記命令
    実行部が前記キャンセルに呼応した前記ライトアクセス
    リトライを行うことを特徴とするキャッシュメモリ制
    御方法。
  7. 【請求項7】 命令実行部と、該命令実行部に接続され
    主メモリの内容の一部をシステムバスを介して読み出し
    格納するコピーバック型キャッシュメモリと、該コピー
    バック型キャッシュメモリに接続され前記主メモリとの
    インターフェイスを取るバスインターフェイスと、前記
    コピーバック型キャッシュメモリに接続されシステムバ
    スを介して行なわれるメモリアクセスを監視するバス監
    視装置とを備えてなりアクセスのリトライ機能を備え
    処理装置複数を有するマルチプロセッサシステムにおい
    て、前記バス監視装置、自処理装置以外の処理装置が
    自コピーバック型キャッシュメモリの保持するラインを
    更新するアクセスを行なったことを検出する手段と、バ
    スインターフェイスに対してバスインターフェイスに保
    持されているメモリアクセス要求をキャンセルさせる
    ャンセル要求手段とを備え、前記バスインターフェイス
    は、前記キャンセル要求に呼応して前記コピーバック型
    キャッシュメモリ内に保持しているバスインターフェイ
    スへのアクセスをキャンセルさせる手段と、前記命令実
    行部に対して前記コピーバック型キャッシュメモリへの
    アクセスをキャンセルさせる手段とを備え、前記命令実
    行部は、前記キャンセルに呼応した前記ライトアクセス
    リトライを行わせる手段を備えことを特徴とするマ
    ルチプロセッサシステム。
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