JP3145242B2 - 省力機能を有する無線データ通信システム - Google Patents
省力機能を有する無線データ通信システムInfo
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W52/00—Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
- H04W52/02—Power saving arrangements
- H04W52/0209—Power saving arrangements in terminal devices
- H04W52/0212—Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave
- H04W52/0216—Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave using a pre-established activity schedule, e.g. traffic indication frame
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
- H04W88/02—Terminal devices
- H04W88/022—Selective call receivers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は無線デ−タ通信システム
に関する。
に関する。
【０００２】ロ−カルエリアネットワ−ク（ＬＡＮ）の
分野での最近の発展により、上記の通信網に無線通信技
術が導入されてきている。一方、上記の無線回路網に使
用する携帯型電池作動式装置が開発されている。
分野での最近の発展により、上記の通信網に無線通信技
術が導入されてきている。一方、上記の無線回路網に使
用する携帯型電池作動式装置が開発されている。
【０００３】
【従来の技術】国際特許出願Ｎｏ．ＷＯ９２／１９０５
９は、デ−タ転送用に回路網と連結している携帯型装置
を使用するコントロ−ラを付属させた有線回路網を含む
無線デ−タ通信システムを開示している。携帯ユニット
は一定の間隔でポ−リングパケットを送信する。通常、
応答パケットは電流制御装置から受信される。応答パケ
ットが予定数試みても受信されない場合、携帯ユニット
は新しい制御装置への登録手順を開始する。携帯ユニッ
トはスイッチを介して携帯ユニットのトランシ−バおよ
びパケットプロセッサに電源を供給する電池から電源を
受ける。ポ−リングパケットの送信に続いて、応答パケ
ットが受信されるかまたは１０ミリ秒などの一定時間期
間が終わるまで、携帯ユニットは完全に動作状態を保
ち、スイッチを作動させてパケットプロセッサおよびト
ランシ−バへの電池電流を更に一定期間停止し、然る後
新しいポ−リングパケットを送信する。 この手順によ
り省力機能が有効となる。初め、ポ−リングは約２秒間
隔の遅い速度で行われ、この速度は応答パケットが受信
される度に倍増される。送信速度が遅い場合、ポ−リン
グ速度が減少され、電池電流に対する必要条件が少なく
なる。
９は、デ−タ転送用に回路網と連結している携帯型装置
を使用するコントロ−ラを付属させた有線回路網を含む
無線デ−タ通信システムを開示している。携帯ユニット
は一定の間隔でポ−リングパケットを送信する。通常、
応答パケットは電流制御装置から受信される。応答パケ
ットが予定数試みても受信されない場合、携帯ユニット
は新しい制御装置への登録手順を開始する。携帯ユニッ
トはスイッチを介して携帯ユニットのトランシ−バおよ
びパケットプロセッサに電源を供給する電池から電源を
受ける。ポ−リングパケットの送信に続いて、応答パケ
ットが受信されるかまたは１０ミリ秒などの一定時間期
間が終わるまで、携帯ユニットは完全に動作状態を保
ち、スイッチを作動させてパケットプロセッサおよびト
ランシ−バへの電池電流を更に一定期間停止し、然る後
新しいポ−リングパケットを送信する。 この手順によ
り省力機能が有効となる。初め、ポ−リングは約２秒間
隔の遅い速度で行われ、この速度は応答パケットが受信
される度に倍増される。送信速度が遅い場合、ポ−リン
グ速度が減少され、電池電流に対する必要条件が少なく
なる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】省力機能は、各局に対
するポ−リングおよび応答パケットの交換を含め、複雑
な手順と考えられ、無線通信媒体の非効率的な使用とい
う結果になる。更に、２秒の応答時間は、現行のデ−タ
速度での通常の回路網操作にとっては不十分である。こ
のように２００ミリ秒の間隔は、大部分の現行ＬＡＮ回
路網で用いられる代表的なＬＬＣ（ロジカルリンクコン
トロ−ル）層プロトコルの下での連続した通信を確実に
行うのに適したものと考えられる。通常、これらのプロ
トコルは、約４００ミリ秒持続するタイムアウトタイマ
−を使用し、その時間経過後、送信済みパケットは喪失
したものとみなされる。上記タイマ−が時間切れする
と、プロトコルは限定回数パケットを再送信することに
より回復手順を行う。本発明の目的は、省力機能を有す
る無線通信システムを操作する方法を提供することにあ
り、無線通信媒体の効果的な使用が達成される。
するポ−リングおよび応答パケットの交換を含め、複雑
な手順と考えられ、無線通信媒体の非効率的な使用とい
う結果になる。更に、２秒の応答時間は、現行のデ−タ
速度での通常の回路網操作にとっては不十分である。こ
のように２００ミリ秒の間隔は、大部分の現行ＬＡＮ回
路網で用いられる代表的なＬＬＣ（ロジカルリンクコン
トロ−ル）層プロトコルの下での連続した通信を確実に
行うのに適したものと考えられる。通常、これらのプロ
トコルは、約４００ミリ秒持続するタイムアウトタイマ
−を使用し、その時間経過後、送信済みパケットは喪失
したものとみなされる。上記タイマ−が時間切れする
と、プロトコルは限定回数パケットを再送信することに
より回復手順を行う。本発明の目的は、省力機能を有す
る無線通信システムを操作する方法を提供することにあ
り、無線通信媒体の効果的な使用が達成される。
【０００５】
【問題を解決するための手段】本発明の第一の態様によ
れば、複数の無線局を有し、前記無線局のうち選択され
た１局からの同期メッセ−ジを同報通信する段階と、前
記同期メッセ−ジに関連してトラフィック指示情報を送
信することによりデ−タメッセ−ジを受信する無線局を
識別する段階と、前記同期メッセ−ジを同報通信しかつ
前記トラフィック指示情報を送信しつつ、比較的電力消
費の大きい動作状態で前記無線局を操作する段階と、同
期メッセ−ジを受信した後、デ−タメッセ−ジを受信し
ない無線局の動作状態を比較的電力消費の少ない休止状
態に変換する段階と、少なくともひとつ以上のデ−タメ
ッセ−ジが無線局に送信される時間期間、デ−タメッセ
−ジを受信する無線局を動作状態に保持する段階とから
なる無線デ−タ通信システムを操作する方法が提供され
る。
れば、複数の無線局を有し、前記無線局のうち選択され
た１局からの同期メッセ−ジを同報通信する段階と、前
記同期メッセ−ジに関連してトラフィック指示情報を送
信することによりデ−タメッセ−ジを受信する無線局を
識別する段階と、前記同期メッセ−ジを同報通信しかつ
前記トラフィック指示情報を送信しつつ、比較的電力消
費の大きい動作状態で前記無線局を操作する段階と、同
期メッセ−ジを受信した後、デ−タメッセ−ジを受信し
ない無線局の動作状態を比較的電力消費の少ない休止状
態に変換する段階と、少なくともひとつ以上のデ−タメ
ッセ−ジが無線局に送信される時間期間、デ−タメッセ
−ジを受信する無線局を動作状態に保持する段階とから
なる無線デ−タ通信システムを操作する方法が提供され
る。
【０００６】本発明のもうひとつの態様によれば、複数
の無線デ−タ通信局を有し、前記無線局のうち選択され
た１局が前記選択された局による同期メッセ−ジの送信
を制御するよう構成された同期タイミング手段を有し、
前記同期メッセ−ジに関するトラフィック指示情報を送
信し、デ−タメッセ−ジを受信局を識別するよう構成さ
れた手段が設けられ、前記局が局のトランシ−バ手段に
印加される電源を制御するよう構成された切り換え手段
を有し、従って前記無線局が前記同期メッセ−ジおよび
前記トラフィック指示情報および受信されるべきデ−タ
メッセ−ジを受信するため比較的電力消費の大きい動作
状態になるように制御され、受信すべきデ−タメッセ−
ジがない場合に、前記同期メッセ−ジおよびトラフィッ
ク指示情報の受信に続いて、比較的電力消費の少ない休
止状態に変換されることを特徴とする無線デ−タ通信シ
ステムが提供される。
の無線デ−タ通信局を有し、前記無線局のうち選択され
た１局が前記選択された局による同期メッセ−ジの送信
を制御するよう構成された同期タイミング手段を有し、
前記同期メッセ−ジに関するトラフィック指示情報を送
信し、デ−タメッセ−ジを受信局を識別するよう構成さ
れた手段が設けられ、前記局が局のトランシ−バ手段に
印加される電源を制御するよう構成された切り換え手段
を有し、従って前記無線局が前記同期メッセ−ジおよび
前記トラフィック指示情報および受信されるべきデ−タ
メッセ−ジを受信するため比較的電力消費の大きい動作
状態になるように制御され、受信すべきデ−タメッセ−
ジがない場合に、前記同期メッセ−ジおよびトラフィッ
ク指示情報の受信に続いて、比較的電力消費の少ない休
止状態に変換されることを特徴とする無線デ−タ通信シ
ステムが提供される。
【０００７】本発明による方法および装置において、省
力機能の同期操作により、上記の国際特許出願Ｎｏ。Ｗ
Ｏ９２／１９０５９に開示されているシステムと比較し
て、省力機能を効果あらしめるため無線媒体を介して送
信されるメッセ−ジの数を減少させることにより無線媒
体の効率的な使用が可能となる。また同期メッセ−ジの
最も早い到着時間が事前に判明するから同期操作の電力
効率が更に改善される。
力機能の同期操作により、上記の国際特許出願Ｎｏ。Ｗ
Ｏ９２／１９０５９に開示されているシステムと比較し
て、省力機能を効果あらしめるため無線媒体を介して送
信されるメッセ−ジの数を減少させることにより無線媒
体の効率的な使用が可能となる。また同期メッセ−ジの
最も早い到着時間が事前に判明するから同期操作の電力
効率が更に改善される。
【０００８】
【実施例】図１を参照、本発明を採用する無線ＬＡＮシ
ステム１０のブロック図が示されている。ＬＡＮシステ
ム１０は、有線式ＬＡＮであって，アクセス点１６とし
ての基地局に接続するケ−ブル１４を含む幹線ＬＡＮ１
２を備えている。アクセス点１６にはアンテナ１８があ
る。サ−バ−１９をケ−ブル１４に接続し、ＬＡＮ１２
と通信を行う装置に対してサ−バ−機能を提供すること
ができる。ただし、サ−バ−１９の代わりに、またはそ
れに加えて他の装置または回路網をＬＡＮ１２に結合し
て通信基本構成を構築することができる。前記システム
には、個別に移動局２０−１から２０−４とされる複数
の移動無線局２０が含まれる。移動局２０には個別にア
ンテナ２２−１から２２−４とされるアンテナ２２があ
る。
ステム１０のブロック図が示されている。ＬＡＮシステ
ム１０は、有線式ＬＡＮであって，アクセス点１６とし
ての基地局に接続するケ−ブル１４を含む幹線ＬＡＮ１
２を備えている。アクセス点１６にはアンテナ１８があ
る。サ−バ−１９をケ−ブル１４に接続し、ＬＡＮ１２
と通信を行う装置に対してサ−バ−機能を提供すること
ができる。ただし、サ−バ−１９の代わりに、またはそ
れに加えて他の装置または回路網をＬＡＮ１２に結合し
て通信基本構成を構築することができる。前記システム
には、個別に移動局２０−１から２０−４とされる複数
の移動無線局２０が含まれる。移動局２０には個別にア
ンテナ２２−１から２２−４とされるアンテナ２２があ
る。
【０００９】アクセス点１６には、以下セル２４と称す
る対象範囲がある。アクセス点１６と同様、追加のアク
セス点（図示せず）をケ−ブル１４に接続してＬＡＮ１
２の一部を形成することができる。各移動無線局は、現
在どのセルに局が位置しているかによって、任意の時間
にひとつのアクセス点とのみ通信を行う。このことはシ
ステム内で送信されるメッセ−ジにセル識別部分を設け
ることによって有効となる。移動局２０がひとつのセル
２４から別のセルへ移動すると、移行手順が実行されて
通信が新しいアクセス点に移行される。修正態様におい
て、アクセス点１６は幹線ＬＡＮには接続されないが、
唯一の機能としてその関連セル２４内でトラフィックの
調整を行う。
る対象範囲がある。アクセス点１６と同様、追加のアク
セス点（図示せず）をケ−ブル１４に接続してＬＡＮ１
２の一部を形成することができる。各移動無線局は、現
在どのセルに局が位置しているかによって、任意の時間
にひとつのアクセス点とのみ通信を行う。このことはシ
ステム内で送信されるメッセ−ジにセル識別部分を設け
ることによって有効となる。移動局２０がひとつのセル
２４から別のセルへ移動すると、移行手順が実行されて
通信が新しいアクセス点に移行される。修正態様におい
て、アクセス点１６は幹線ＬＡＮには接続されないが、
唯一の機能としてその関連セル２４内でトラフィックの
調整を行う。
【００１０】図２参照、移動局２０の簡略化したブロッ
ク図を示す。移動局２０にはアンテナ２２とバス３２に
接続した無線トランシ−バがある。移動局２０にはまた
バス３２に接続したプロセサ３４およびメモリ３６があ
る。キ−ボ−ド（図示せず）および表示装置（図示せ
ず）などのその他の装置をバス３２に接続して移動局２
０を手持ち型デ−タ処理装置として機能させることがで
きる。移動局２０は、移動局２０内で適正な操作装置
（図示せず）を設けることにより手持ち型無線スキャナ
−として発信する構成とすることができる。移動局２０
は電池を電源とし、電源線４２に接続した電池電源４０
を有し、移動局２０の各部に電源を供給する。電源線４
２は接続されて連続した電源をプロセッサ３４とメモリ
３６に供給する。ただし電源は、休止タイマ−４６およ
び電源管理回路４７の制御下で動作するスイッチを介し
て無線トランシ−バに供給される。この点に関して、移
動局２０のトランシ−バ３０は、スイッチ４４の状態に
応じて動作状態または休止状態のいずれかになることに
注意を要する。動作状態において、トランシ−バ３０は
十分な電源を受け、送信されてくるメッセ−ジを受信す
ることができる。休止状態において、トランシ−バ３０
は極めて低い電力レベルで動作し、メッセ−ジを受信す
ることも送信することもできない。休止状態におけるト
ランシ−バ３０の電力消費は動作状態の場合よりはるか
に低い。スイッチ４４はオンに切り換えると休止タイマ
−４６のタイミングに対応して動作状態を開始し、オフ
に切り換えられると以下に説明する適正な時間に電源管
理回路４７が休止状態を開始する。移動局２０は、常時
動作状態になる連続作動モ−ド、または以下に詳述する
ように休止状態と動作状態を交互に取る省力モ−ドのい
ずれでも動作可能である。アクセス点１６は、そのセル
２４内の各局の動作モ−ド（連続動作または省力モ−
ド）の記録を保持する。省力モ−ドではすべてのメッセ
−ジがアクセス点１６を介して送信されること、すなわ
ち２局間の直接メッセ−ジ送信ができないことを注意す
る必要がある。図３参照、アクセス点１６の簡略化した
ブロック図を示す。アクセス点１６には、アンテナ１８
およびバス５２に接続した無線トランシ−バ５０があ
る。バス５２に接続したトランシ−バ５４はアクセス点
１６を幹線ＬＡＮ１２のケ−ブル１４（図１）に接続す
る。プロセッサ５６、メモリ５８、パケットバッファ６
０およびＴＩＭタイマ−６２はバス５２に接続されてお
り、その動作を以下に説明する。アクセス点１６が幹線
ＬＡＮに接続されていない前記の修正態様においては、
トランシ−バ５４は不要であり省略してもよい。
ク図を示す。移動局２０にはアンテナ２２とバス３２に
接続した無線トランシ−バがある。移動局２０にはまた
バス３２に接続したプロセサ３４およびメモリ３６があ
る。キ−ボ−ド（図示せず）および表示装置（図示せ
ず）などのその他の装置をバス３２に接続して移動局２
０を手持ち型デ−タ処理装置として機能させることがで
きる。移動局２０は、移動局２０内で適正な操作装置
（図示せず）を設けることにより手持ち型無線スキャナ
−として発信する構成とすることができる。移動局２０
は電池を電源とし、電源線４２に接続した電池電源４０
を有し、移動局２０の各部に電源を供給する。電源線４
２は接続されて連続した電源をプロセッサ３４とメモリ
３６に供給する。ただし電源は、休止タイマ−４６およ
び電源管理回路４７の制御下で動作するスイッチを介し
て無線トランシ−バに供給される。この点に関して、移
動局２０のトランシ−バ３０は、スイッチ４４の状態に
応じて動作状態または休止状態のいずれかになることに
注意を要する。動作状態において、トランシ−バ３０は
十分な電源を受け、送信されてくるメッセ−ジを受信す
ることができる。休止状態において、トランシ−バ３０
は極めて低い電力レベルで動作し、メッセ−ジを受信す
ることも送信することもできない。休止状態におけるト
ランシ−バ３０の電力消費は動作状態の場合よりはるか
に低い。スイッチ４４はオンに切り換えると休止タイマ
−４６のタイミングに対応して動作状態を開始し、オフ
に切り換えられると以下に説明する適正な時間に電源管
理回路４７が休止状態を開始する。移動局２０は、常時
動作状態になる連続作動モ−ド、または以下に詳述する
ように休止状態と動作状態を交互に取る省力モ−ドのい
ずれでも動作可能である。アクセス点１６は、そのセル
２４内の各局の動作モ−ド（連続動作または省力モ−
ド）の記録を保持する。省力モ−ドではすべてのメッセ
−ジがアクセス点１６を介して送信されること、すなわ
ち２局間の直接メッセ−ジ送信ができないことを注意す
る必要がある。図３参照、アクセス点１６の簡略化した
ブロック図を示す。アクセス点１６には、アンテナ１８
およびバス５２に接続した無線トランシ−バ５０があ
る。バス５２に接続したトランシ−バ５４はアクセス点
１６を幹線ＬＡＮ１２のケ−ブル１４（図１）に接続す
る。プロセッサ５６、メモリ５８、パケットバッファ６
０およびＴＩＭタイマ−６２はバス５２に接続されてお
り、その動作を以下に説明する。アクセス点１６が幹線
ＬＡＮに接続されていない前記の修正態様においては、
トランシ−バ５４は不要であり省略してもよい。
【００１１】省力モ−ドにおける移動局２０の動作を説
明する。本発明は、時間期間のかなりの部分局を休止状
態に切り換えることにより、局がメッセ−ジの送信およ
び受信をしていない期間の電力消費を大幅に減少させる
ことができる。 ９０％以上の節減が達成可能である。
操作に当たって、移動局２０が最初に電源を入れた場
合、移動局はアクセス点からＴＩＭメッセ−ジ（トラフ
ィック指示情報）を受信するまで動作状態に置かれる。
ここで、アクセス点１６がＴＩＭタイマ−６２（図３）
の制御下で一定間隔（２００ミリ秒間隔）でＴＩＭメッ
セ−ジを同報通信することに注意する必要がある。
明する。本発明は、時間期間のかなりの部分局を休止状
態に切り換えることにより、局がメッセ−ジの送信およ
び受信をしていない期間の電力消費を大幅に減少させる
ことができる。 ９０％以上の節減が達成可能である。
操作に当たって、移動局２０が最初に電源を入れた場
合、移動局はアクセス点からＴＩＭメッセ−ジ（トラフ
ィック指示情報）を受信するまで動作状態に置かれる。
ここで、アクセス点１６がＴＩＭタイマ−６２（図３）
の制御下で一定間隔（２００ミリ秒間隔）でＴＩＭメッ
セ−ジを同報通信することに注意する必要がある。
【００１２】図４および５を簡単に参照、ＴＩＭメッセ
−ジ用の２つのフォ−マットが示されている。最初のフ
ォ−マット（図４に示す）において、ＴＩＭメッセ−ジ
７０には見出し部７２、同報通信メッセ−ジ支持部７
４、アクセス点１６がバッファ６０にメッセ−ジを記憶
させる局の住所を示す宛て先住所部７６、７８、および
点検部８０が含まれる。見出し部７２には、従来の前文
部分、セル識別部分、同報通信パケットとしてのＴＩＭ
メッセ−ジの識別およびメッセ−ジがＴＩＭメッセ−ジ
であることを示すタイプフィ−ルドがある。 見出しに
は本発明に属さない、従ってここでは説明されないその
他の部分が含まれる場合がある。
−ジ用の２つのフォ−マットが示されている。最初のフ
ォ−マット（図４に示す）において、ＴＩＭメッセ−ジ
７０には見出し部７２、同報通信メッセ−ジ支持部７
４、アクセス点１６がバッファ６０にメッセ−ジを記憶
させる局の住所を示す宛て先住所部７６、７８、および
点検部８０が含まれる。見出し部７２には、従来の前文
部分、セル識別部分、同報通信パケットとしてのＴＩＭ
メッセ−ジの識別およびメッセ−ジがＴＩＭメッセ−ジ
であることを示すタイプフィ−ルドがある。 見出しに
は本発明に属さない、従ってここでは説明されないその
他の部分が含まれる場合がある。
【００１３】ＴＩＭメッセ−ジの第二フォ−マットを図
５に示す。この第二フォ−マットのＴＩＭメッセ−ジ９
０には、見出し部７２（図４）と同じ見出し部９２、同
報通信指示部９４およびアクセス点１６においてバッフ
ァ記憶される同報通信メッセ−ジの数を表す同報通信カ
ウント部９６がある。ＴＩＭメッセ−ジ９０には、アク
セス点においてバッファ記憶されるメッセ−ジについて
宛て先アドレスの識別および各宛て先アドレスに対する
メッセ−ジの数が含まれる。このようにメッセ−ジ部９
８、１００、１０２および１０４は、２つの宛て先アド
レスに対するペンディングメッセ−ジがあることを示
し、それぞれの宛て先アドレスについてペンディング状
態のメッセ−ジの数を表すカウントが含まれる。
５に示す。この第二フォ−マットのＴＩＭメッセ−ジ９
０には、見出し部７２（図４）と同じ見出し部９２、同
報通信指示部９４およびアクセス点１６においてバッフ
ァ記憶される同報通信メッセ−ジの数を表す同報通信カ
ウント部９６がある。ＴＩＭメッセ−ジ９０には、アク
セス点においてバッファ記憶されるメッセ−ジについて
宛て先アドレスの識別および各宛て先アドレスに対する
メッセ−ジの数が含まれる。このようにメッセ−ジ部９
８、１００、１０２および１０４は、２つの宛て先アド
レスに対するペンディングメッセ−ジがあることを示
し、それぞれの宛て先アドレスについてペンディング状
態のメッセ−ジの数を表すカウントが含まれる。
【００１４】「ステイアウェイク」（「動作中」）モ−
ドと称する第一タイプの省力モ−ドにおけるシステムの
操作を図４および６を参照して説明する。この「ステイ
アウェイク」モ−ドにおいて、メッセ−ジを受信した移
動局は、次のＴＩＭメッセ−ジが受信されるまで動作中
の状態になる。図６参照、アクセス点１６とそれぞれ局
１、２、３および４と称する４つの移動局２０−１から
２０−４についてのタイミング図が示されている。図６
の一番上の線はアクセス点１６によるＴＩＭメッセ−ジ
ＴＩＭ−１からＴＩＭ−８の送信を示す。点線部分１２
０−１から１２０−７はＴＩＭインタ−バルタイマ−６
２（図３）の動作を示す。このように、ＴＩＭインタ−
バルタイマ−６２はＴＩＭメッセ−ジの各送信後カウン
トを開始し、ＴＩＭインタ−バルタイマ−の時間切れ後
（例えば２００ミリ秒間隔後）、新しいＴＩＭメッセ−
ジの送信が開始される。媒体アクセスプロトコルの必要
条件の結果、ＴＩＭメッセ−ジが送信される実際の時間
の変化は極めて小さい。
ドと称する第一タイプの省力モ−ドにおけるシステムの
操作を図４および６を参照して説明する。この「ステイ
アウェイク」モ−ドにおいて、メッセ−ジを受信した移
動局は、次のＴＩＭメッセ−ジが受信されるまで動作中
の状態になる。図６参照、アクセス点１６とそれぞれ局
１、２、３および４と称する４つの移動局２０−１から
２０−４についてのタイミング図が示されている。図６
の一番上の線はアクセス点１６によるＴＩＭメッセ−ジ
ＴＩＭ−１からＴＩＭ−８の送信を示す。点線部分１２
０−１から１２０−７はＴＩＭインタ−バルタイマ−６
２（図３）の動作を示す。このように、ＴＩＭインタ−
バルタイマ−６２はＴＩＭメッセ−ジの各送信後カウン
トを開始し、ＴＩＭインタ−バルタイマ−の時間切れ後
（例えば２００ミリ秒間隔後）、新しいＴＩＭメッセ−
ジの送信が開始される。媒体アクセスプロトコルの必要
条件の結果、ＴＩＭメッセ−ジが送信される実際の時間
の変化は極めて小さい。
【００１５】図６再度参照、ＴＩＭメッセ−ジＴＩＭ−
１がアクセス点１６によって送信するメッセ−ジがない
ことを示すものととする。ＴＩＭ−１メッセ−ジが移動
局１から４で受信されると移動局でそれぞれの休止イン
タ−バルタイマ−４６（図２）がトリガ−され、これら
の移動局はすべて点線間隔１３０−１、１３２−１、１
３４−１および１３６−１で表される期間休止状態にな
る。これらの期間の終りに、各局１から４は動作状態に
切り換えられる。休止期間の長さは、次のＴＩＭメッセ
−ジが到着可能な最も早い時間前に、局トランシ−バが
動作状態になるように選択されることがわかる。これに
より、動作状態への切り換えが遅れてもＴＩＭメッセ−
ジが失われることがなくなる。
１がアクセス点１６によって送信するメッセ−ジがない
ことを示すものととする。ＴＩＭ−１メッセ−ジが移動
局１から４で受信されると移動局でそれぞれの休止イン
タ−バルタイマ−４６（図２）がトリガ−され、これら
の移動局はすべて点線間隔１３０−１、１３２−１、１
３４−１および１３６−１で表される期間休止状態にな
る。これらの期間の終りに、各局１から４は動作状態に
切り換えられる。休止期間の長さは、次のＴＩＭメッセ
−ジが到着可能な最も早い時間前に、局トランシ−バが
動作状態になるように選択されることがわかる。これに
より、動作状態への切り換えが遅れてもＴＩＭメッセ−
ジが失われることがなくなる。
【００１６】動作説明を進めるが、次のＴＩＭメッセ−
ジＴＩＭ−２が局１および２にメッセ−ジが送信される
ことを示すものとする。このように局１および２は、少
なくとも次のＴＩＭメッセ−ジの受信まで動作状態であ
り、休止タイマ−は無効である。局１へのメッセ−ジは
時間間隔１４０で送信され、その受信により矢印１４２
で示すように局１のプロセッサへのデ−タの割り込みが
行われる。時間間隔１４４の間、局２へのメッセ−ジが
矢印１４５によって示されるようにプロセッサへデ−タ
の割り込みが行われる。時間間隔１４６において、局１
への二番目のメッセ−ジが送信され、その受信により矢
印１４８で示すように、局１のプロセッサへのデ−タ割
り込みが行われる。局１および２は、少なくとも次のＴ
ＩＭメッセ−ジが受信されるまで動作状態であり、次の
ＴＩＭメッセ−ジの送信前に現在のＴＩＭ間隔でのアク
セス点に到着するメッセ−ジを、前記の現在ＴＩＭ間隔
で、その間動作状態の局（１及び２）へ送ることができ
る。
ジＴＩＭ−２が局１および２にメッセ−ジが送信される
ことを示すものとする。このように局１および２は、少
なくとも次のＴＩＭメッセ−ジの受信まで動作状態であ
り、休止タイマ−は無効である。局１へのメッセ−ジは
時間間隔１４０で送信され、その受信により矢印１４２
で示すように局１のプロセッサへのデ−タの割り込みが
行われる。時間間隔１４４の間、局２へのメッセ−ジが
矢印１４５によって示されるようにプロセッサへデ−タ
の割り込みが行われる。時間間隔１４６において、局１
への二番目のメッセ−ジが送信され、その受信により矢
印１４８で示すように、局１のプロセッサへのデ−タ割
り込みが行われる。局１および２は、少なくとも次のＴ
ＩＭメッセ−ジが受信されるまで動作状態であり、次の
ＴＩＭメッセ−ジの送信前に現在のＴＩＭ間隔でのアク
セス点に到着するメッセ−ジを、前記の現在ＴＩＭ間隔
で、その間動作状態の局（１及び２）へ送ることができ
る。
【００１７】局１のみにメッセ−ジがあることを次のＴ
ＩＭメッセ−ジＴＩＭ−３が示すものとする。局１は次
のＴＩＭ間隔の間動作状態であり、一方、局２は休止状
態に戻り、点線１３２−３で示すように休止間隔タイマ
−をトリガ−する。局１に対するメッセ−ジが時間間隔
１５０で送信され、その受信により矢印１５２で示すよ
うに局１のプロセッサへのデ−タが中断される。次のＴ
ＩＭメッセ−ジＴＩＭ−４はどの局へも送信するメッセ
−ジがないことを示す。従って、４つの局はすべて点線
の時間間隔１３０−４、１３２−４、１３４−４および
１３６−４で示されるように、休止インタ−バルタイマ
−が時間切れとなるまで休止状態へ戻る。
ＩＭメッセ−ジＴＩＭ−３が示すものとする。局１は次
のＴＩＭ間隔の間動作状態であり、一方、局２は休止状
態に戻り、点線１３２−３で示すように休止間隔タイマ
−をトリガ−する。局１に対するメッセ−ジが時間間隔
１５０で送信され、その受信により矢印１５２で示すよ
うに局１のプロセッサへのデ−タが中断される。次のＴ
ＩＭメッセ−ジＴＩＭ−４はどの局へも送信するメッセ
−ジがないことを示す。従って、４つの局はすべて点線
の時間間隔１３０−４、１３２−４、１３４−４および
１３６−４で示されるように、休止インタ−バルタイマ
−が時間切れとなるまで休止状態へ戻る。
【００１８】次のＴＩＭメッセ−ジＴＩＭ−５は、同報
通信メッセ−ジが送信されることを示すが、このメッセ
−ジはすべての局で受信されるものである。メッセ−ジ
ＴＩＭ−５が受信されると、４つの局１から４すべて
は、次のＴＩＭ間隔の間動作状態である。同報通信メッ
セ−ジが時間間隔１６０の間に送信され、それぞれ矢印
１６２、１６４、１６６および１６８で示されるように
局１から４に対してデ−タの割り込みが行われる。次の
ＴＩＭメッセ−ジＴＩＭ−６は、メッセ−ジが局２へ送
信されることを示す。このように局１、３および４は点
線時間間隔１３０−６、１３４−６および１３６−６で
示すように休止状態に戻る。一方、局２は時間間隔１７
０におけるメッセ−ジの受信のため動作状態となり、矢
印１７２で示すようにデ−タ割り込みが行われる。
通信メッセ−ジが送信されることを示すが、このメッセ
−ジはすべての局で受信されるものである。メッセ−ジ
ＴＩＭ−５が受信されると、４つの局１から４すべて
は、次のＴＩＭ間隔の間動作状態である。同報通信メッ
セ−ジが時間間隔１６０の間に送信され、それぞれ矢印
１６２、１６４、１６６および１６８で示されるように
局１から４に対してデ−タの割り込みが行われる。次の
ＴＩＭメッセ−ジＴＩＭ−６は、メッセ−ジが局２へ送
信されることを示す。このように局１、３および４は点
線時間間隔１３０−６、１３４−６および１３６−６で
示すように休止状態に戻る。一方、局２は時間間隔１７
０におけるメッセ−ジの受信のため動作状態となり、矢
印１７２で示すようにデ−タ割り込みが行われる。
【００１９】上記の手順は、例えば干渉によりＴＩＭメ
ッセ−ジが失われた場合、そのメッセ−ジを失った局は
次のＴＩＭメッセ−ジまで動作状態であり、然る後同期
するという点で自己同期型であることに注意しなければ
ならない。このことは、ＴＩＭメッセ−ジＴＩＭ−７の
受信をミスし、ＴＩＭメッセ−ジＴＩＭ−８の受信によ
り再度同期する局４について示すＸマ−クで示される。
ッセ−ジが失われた場合、そのメッセ−ジを失った局は
次のＴＩＭメッセ−ジまで動作状態であり、然る後同期
するという点で自己同期型であることに注意しなければ
ならない。このことは、ＴＩＭメッセ−ジＴＩＭ−７の
受信をミスし、ＴＩＭメッセ−ジＴＩＭ−８の受信によ
り再度同期する局４について示すＸマ−クで示される。
【００２０】「バックツ−ド−ズ」（休止戻り）モ−ド
と称する第二タイプの省力モ−ドでのシステムの動作を
図５と７を参照して以下に簡単に説明する。図５は「バ
ックツ−ド−ズ」モ−ド用のＴＩＭメッセ−ジのフォ−
マットを示す。上記のように、ＴＩＭメッセ−ジ９０に
はＴＩＭメッセ−ジのメッセ−ジを受信するよう指定さ
れた各局に宛てたメッセ−ジの数の表示がある。バック
ツ−ド−ズモ−ドにおける動作はステイアウェイクモ−
ドでの動作に若干似ているから、完全な説明は不要と考
えられるので、相違点だけを簡単に説明する。ＴＩＭメ
ッセ−ジＴＩＭ２は２つのメッセ−ジを局１に送り、ひ
とつのメッセ−ジを局２に送ることを指示する。これら
のメッセ−ジは時間期間１４０、１４４および１４６の
間に送信される。局２がその単独メッセ−ジを受信する
と、水平線１９０で示すように残りの休止期間に休止状
態に戻る。同様に、局１が２つのメッセ−ジを受信する
と、水平線１９２で示すように残りの休止期間の間休止
状態に戻る。各局のその後の動作は同様であり、残りの
休止期間その局へ宛てられたすべてのメッセ−ジの受信
後休止状態が再開する。言うまでもなく、バックツ−ド
−ズモ−ドにおいて、ある局への無線通信用にアクセス
点１６に到着するすべてのメッセ−ジは、次のＴＩＭメ
ッセ−ジが送信されるまで、アクセス点でバッファ記憶
されるはずである。
と称する第二タイプの省力モ−ドでのシステムの動作を
図５と７を参照して以下に簡単に説明する。図５は「バ
ックツ−ド−ズ」モ−ド用のＴＩＭメッセ−ジのフォ−
マットを示す。上記のように、ＴＩＭメッセ−ジ９０に
はＴＩＭメッセ−ジのメッセ−ジを受信するよう指定さ
れた各局に宛てたメッセ−ジの数の表示がある。バック
ツ−ド−ズモ−ドにおける動作はステイアウェイクモ−
ドでの動作に若干似ているから、完全な説明は不要と考
えられるので、相違点だけを簡単に説明する。ＴＩＭメ
ッセ−ジＴＩＭ２は２つのメッセ−ジを局１に送り、ひ
とつのメッセ−ジを局２に送ることを指示する。これら
のメッセ−ジは時間期間１４０、１４４および１４６の
間に送信される。局２がその単独メッセ−ジを受信する
と、水平線１９０で示すように残りの休止期間に休止状
態に戻る。同様に、局１が２つのメッセ−ジを受信する
と、水平線１９２で示すように残りの休止期間の間休止
状態に戻る。各局のその後の動作は同様であり、残りの
休止期間その局へ宛てられたすべてのメッセ−ジの受信
後休止状態が再開する。言うまでもなく、バックツ−ド
−ズモ−ドにおいて、ある局への無線通信用にアクセス
点１６に到着するすべてのメッセ−ジは、次のＴＩＭメ
ッセ−ジが送信されるまで、アクセス点でバッファ記憶
されるはずである。
【００２１】上記の説明において、移動局２０は省力モ
−ドの間中動作するものとしたが、移動局２０は動作的
には省力モ−ドまたは連続動作モ−ドを選択可能であ
り、アクセス点１６にすべてのモ−ド変更を知らせるこ
とが可能であることがわかる。局２０が連続動作モ−ド
で動作している場合、メッセ−ジバッファリングシステ
ムはバイパスされ、メッセ−ジは到着と同時に直接局へ
送られる。局へのデ−タトラフィック（デ−タ呼量）が
ある程度予測可能な場合、自動手順を用いて予定のトラ
フィックの前に局を連続動作モ−ドに保ち、トラフィッ
クが予定されない場合は省力モ−ドに戻す。例えば、局
２０がメッセ−ジを送る毎に（アクセス点１６を介し
て）、通常の状態において応答メッセ−ジを受信するの
に十分な一定時間連続動作モ−ドに保つよう制御するこ
とができる。局がメッセ−ジを送信したことを検出した
時点でアクセス点１６は局を連続動作モ−ドにあるもの
とし、局を待機させて局が省力モ−ドに戻ったことを明
瞭に示す。トラフィックがないことを検出するかまたは
一定のインタ−バルタイマ−が時間切れとなると、局は
明示メッセ−ジをアクセス点１６に送り、省力モ−ドへ
の復帰を指示し、局は省力モ−ドへ戻る。修正態様にお
いてアクセス点１６への明示メッセ−ジの送信を避ける
ため、アクセス点１６および移動局２０は共にいわゆる
ホ−ルドオ−バ−タイマ−（本発明の第二実施例に関し
て以下に詳述する）を用いることができる。デ−タメッ
セ−ジの送信に当り、局２０はホ−ルドオ−バ−タイマ
−（図示せず）を始動し、タイマ−が時間切れとなるま
で連続動作モ−ドに留まる。各送信ごとにタイマ−は再
始動される。アクセス点１６は、いつ局２０が連続動作
モ−ドにあり、またいつ局２０が省力モ−ドに戻ったか
を知るための同じ構成を採用することができる。この修
正手順を用いる場合、移動局２０は連続動作モ−ドにお
いてもＴＩＭメッセ−ジの判断を行うことがわかる。
−ドの間中動作するものとしたが、移動局２０は動作的
には省力モ−ドまたは連続動作モ−ドを選択可能であ
り、アクセス点１６にすべてのモ−ド変更を知らせるこ
とが可能であることがわかる。局２０が連続動作モ−ド
で動作している場合、メッセ−ジバッファリングシステ
ムはバイパスされ、メッセ−ジは到着と同時に直接局へ
送られる。局へのデ−タトラフィック（デ−タ呼量）が
ある程度予測可能な場合、自動手順を用いて予定のトラ
フィックの前に局を連続動作モ−ドに保ち、トラフィッ
クが予定されない場合は省力モ−ドに戻す。例えば、局
２０がメッセ−ジを送る毎に（アクセス点１６を介し
て）、通常の状態において応答メッセ−ジを受信するの
に十分な一定時間連続動作モ−ドに保つよう制御するこ
とができる。局がメッセ−ジを送信したことを検出した
時点でアクセス点１６は局を連続動作モ−ドにあるもの
とし、局を待機させて局が省力モ−ドに戻ったことを明
瞭に示す。トラフィックがないことを検出するかまたは
一定のインタ−バルタイマ−が時間切れとなると、局は
明示メッセ−ジをアクセス点１６に送り、省力モ−ドへ
の復帰を指示し、局は省力モ−ドへ戻る。修正態様にお
いてアクセス点１６への明示メッセ−ジの送信を避ける
ため、アクセス点１６および移動局２０は共にいわゆる
ホ−ルドオ−バ−タイマ−（本発明の第二実施例に関し
て以下に詳述する）を用いることができる。デ−タメッ
セ−ジの送信に当り、局２０はホ−ルドオ−バ−タイマ
−（図示せず）を始動し、タイマ−が時間切れとなるま
で連続動作モ−ドに留まる。各送信ごとにタイマ−は再
始動される。アクセス点１６は、いつ局２０が連続動作
モ−ドにあり、またいつ局２０が省力モ−ドに戻ったか
を知るための同じ構成を採用することができる。この修
正手順を用いる場合、移動局２０は連続動作モ−ドにお
いてもＴＩＭメッセ−ジの判断を行うことがわかる。
【００２２】図８参照、本発明の第二実施例が示されて
いる。第二実施例は、いわゆる「アドホック（特別）」
回路網２１０、すなわちそれぞれ移動無線局２２０−
１、２２０−２、２２０−３および２２０−４と参照さ
れる複数の電池電源式の移動無線局２２０に関する。こ
れらの移動無線局は、すべての局２２０が互いに直接通
信できるように対象地域またはセル２２４以内に置かれ
る。局２２０はそれぞれアンテナ２２２−１、２２２−
２、 ２２２−３および２２２−４とするアンテナ２２
２を有する。
いる。第二実施例は、いわゆる「アドホック（特別）」
回路網２１０、すなわちそれぞれ移動無線局２２０−
１、２２０−２、２２０−３および２２０−４と参照さ
れる複数の電池電源式の移動無線局２２０に関する。こ
れらの移動無線局は、すべての局２２０が互いに直接通
信できるように対象地域またはセル２２４以内に置かれ
る。局２２０はそれぞれアンテナ２２２−１、２２２−
２、 ２２２−３および２２２−４とするアンテナ２２
２を有する。
【００２３】図９参照、移動無線局２２０の簡略ブロッ
ク図を示している。移動無線局２２０にはアンテナ２２
２とバス２３２に接続した無線トランシ−バ２３０があ
る。移動無線局にはまたバス２３２に接続して、プロセ
ッサ２３４およびメモリ２３６がある。キ−ボ−ド（図
示せず）や表示装置（図示せず）などの装置をバス２３
２に接続して移動局２２０を手持ち型デ−タ処理装置と
して機能させることができる。無線手持ちスキャナ−の
ような機能も局２２０に使用可能である。移動局２２０
は電池を電源とし、電源線２４２に接続した電池電源２
４０を有し、移動局の各部に電源を供給している。電源
線２４２はプロセッサ２３４、メモリ２３６およびその
他の装置に連続して電源を供給するため接続される。た
だし電源は、休止タイマ−２４６および電源管理回路２
４７の制御の下で作動するスイチ２４４を介して無線ト
ランシ−バ２３０に供給される。上記の移動無線局２２
０の構成部分が移動無線局２０（図２）の構成部分に対
応していることがわかる。ただし移動無線局２２０に
は、以下に説明するように、メッセ−ジを記憶するメッ
セ−ジバッファ２４８、ＰＳＹＮＣタイマ−２５０、送
信ホ−ルドオ−バ−タイマ−２５２および受信ホ−ルド
オ−バ−タイマ−２５４を備えている。
ク図を示している。移動無線局２２０にはアンテナ２２
２とバス２３２に接続した無線トランシ−バ２３０があ
る。移動無線局にはまたバス２３２に接続して、プロセ
ッサ２３４およびメモリ２３６がある。キ−ボ−ド（図
示せず）や表示装置（図示せず）などの装置をバス２３
２に接続して移動局２２０を手持ち型デ−タ処理装置と
して機能させることができる。無線手持ちスキャナ−の
ような機能も局２２０に使用可能である。移動局２２０
は電池を電源とし、電源線２４２に接続した電池電源２
４０を有し、移動局の各部に電源を供給している。電源
線２４２はプロセッサ２３４、メモリ２３６およびその
他の装置に連続して電源を供給するため接続される。た
だし電源は、休止タイマ−２４６および電源管理回路２
４７の制御の下で作動するスイチ２４４を介して無線ト
ランシ−バ２３０に供給される。上記の移動無線局２２
０の構成部分が移動無線局２０（図２）の構成部分に対
応していることがわかる。ただし移動無線局２２０に
は、以下に説明するように、メッセ−ジを記憶するメッ
セ−ジバッファ２４８、ＰＳＹＮＣタイマ−２５０、送
信ホ−ルドオ−バ−タイマ−２５２および受信ホ−ルド
オ−バ−タイマ−２５４を備えている。
【００２４】第一実施例について述べたものと同様な方
法で、移動無線局２２０は省力モ−ドでも連続動作モ−
ドでも動作可能である。省力モ−ドにおいては、局２２
０は動作状態に入ることができ、十分機能可能であり、
休止状態においては、無線トランシ−バ２３０は低い電
力レベルで作動する。
法で、移動無線局２２０は省力モ−ドでも連続動作モ−
ドでも動作可能である。省力モ−ドにおいては、局２２
０は動作状態に入ることができ、十分機能可能であり、
休止状態においては、無線トランシ−バ２３０は低い電
力レベルで作動する。
【００２５】回路網２１０は省力方式に従って作動する
が、それに基づく原理を以下に説明する。立ち上げ段階
では、移動局２２０のひとつ（ここでは局２２０−１と
する）は親局の役割を引き受け、一定の間隔でＰＳＹＮ
Ｃメッセ−ジ（後述）の送信を開始する。ＰＳＹＮＣ
メッセ−ジは同報通信メッセ−ジであり、従ってすべて
の局が受信する。好ましくは、始めは各局２２０が一定
時間ＰＳＹＮＣメッセ−ジを聴取し、どの局も受信しな
い場合に、親局の役を引き受ける。ＰＳＹＮＣメッセ−
ジには、ＰＳＹＮＣメッセ−ジとして識別する部分とメ
ッセ−ジを送信している局２２０を識別するソ−スアド
レス部分がある。ひとつの局２２０のみが親局の役を引
き受け、ＰＳＹＮＣメッセ−ジを送信する。
が、それに基づく原理を以下に説明する。立ち上げ段階
では、移動局２２０のひとつ（ここでは局２２０−１と
する）は親局の役割を引き受け、一定の間隔でＰＳＹＮ
Ｃメッセ−ジ（後述）の送信を開始する。ＰＳＹＮＣ
メッセ−ジは同報通信メッセ−ジであり、従ってすべて
の局が受信する。好ましくは、始めは各局２２０が一定
時間ＰＳＹＮＣメッセ−ジを聴取し、どの局も受信しな
い場合に、親局の役を引き受ける。ＰＳＹＮＣメッセ−
ジには、ＰＳＹＮＣメッセ−ジとして識別する部分とメ
ッセ−ジを送信している局２２０を識別するソ−スアド
レス部分がある。ひとつの局２２０のみが親局の役を引
き受け、ＰＳＹＮＣメッセ−ジを送信する。
【００２６】図１０参照、ＰＳＹＮＣ−１からＰＳＹＮ
Ｃ−４として識別される４つのＰＳＹＮＣメッセ−ジの
親局による生成が示されている。ＰＳＹＮＣメッセ−ジ
の送信後、ＰＳＹＮＣタイマ−（図９）は親局でトリガ
−されてＰＳＹＮＣタイマ−期間２８０を開始されるこ
とに注意する必要があり、それぞれのＰＳＹＮＣタイマ
−期間は図１０において２８０−１から２８０−４とし
て識別される。ＰＳＹＮＣタイマ−期間の時間切れとな
ると、次のＰＳＹＮＣメッセ−ジの実際の送信が以下に
説明するように若干遅れる場合があるが、次のＰＳＹＮ
Ｃメッセ−ジの送信は正常に開始される。
Ｃ−４として識別される４つのＰＳＹＮＣメッセ−ジの
親局による生成が示されている。ＰＳＹＮＣメッセ−ジ
の送信後、ＰＳＹＮＣタイマ−（図９）は親局でトリガ
−されてＰＳＹＮＣタイマ−期間２８０を開始されるこ
とに注意する必要があり、それぞれのＰＳＹＮＣタイマ
−期間は図１０において２８０−１から２８０−４とし
て識別される。ＰＳＹＮＣタイマ−期間の時間切れとな
ると、次のＰＳＹＮＣメッセ−ジの実際の送信が以下に
説明するように若干遅れる場合があるが、次のＰＳＹＮ
Ｃメッセ−ジの送信は正常に開始される。
【００２７】親局以外の局２２０でのＰＳＹＮＣメッセ
−ジの受信により、休止タイマ−２４６（図９）がその
局でトリガ−され低電力での休止期間を開始する。休止
タイマ−２４６の作動期間は、図１０に示すタイミング
期間２９０−１から２９０−４として識別され、図の第
二線は局の休止状態と動作状態を示す。このように時間
次元は、例えば図１０のＳＹＮＣ−１，ＳＹＮＣ−２お
よびＳＹＮＣ−３のようにほぼ均等なＳＹＮＣ期間に分
割される。各ＳＹＮＣ期間は、図１０にＬＰ−１からＬ
Ｐ−３として示す低電力期間ＬＰと図１０にＦＰ−１か
らＦＰ−３として示される高電力期間ＦＰで構成され
る。ＰＳＹＮＣメッセ−ジが検出されるとＳＹＮＣ期間
および低電力期間が開始される。低電力期間の長さは、
休止期間２９０−１、２９０−２などを供給する休止タ
イマ−２４６によって決められる。高電力期間ＦＰ−
１，ＦＰ−２などの長さは、ＰＳＹＮＣタイマ−期間と
局タイマ−期間との差および（後述するように）回路網
内のトラフィックの量によって決まる。
−ジの受信により、休止タイマ−２４６（図９）がその
局でトリガ−され低電力での休止期間を開始する。休止
タイマ−２４６の作動期間は、図１０に示すタイミング
期間２９０−１から２９０−４として識別され、図の第
二線は局の休止状態と動作状態を示す。このように時間
次元は、例えば図１０のＳＹＮＣ−１，ＳＹＮＣ−２お
よびＳＹＮＣ−３のようにほぼ均等なＳＹＮＣ期間に分
割される。各ＳＹＮＣ期間は、図１０にＬＰ−１からＬ
Ｐ−３として示す低電力期間ＬＰと図１０にＦＰ−１か
らＦＰ−３として示される高電力期間ＦＰで構成され
る。ＰＳＹＮＣメッセ−ジが検出されるとＳＹＮＣ期間
および低電力期間が開始される。低電力期間の長さは、
休止期間２９０−１、２９０−２などを供給する休止タ
イマ−２４６によって決められる。高電力期間ＦＰ−
１，ＦＰ−２などの長さは、ＰＳＹＮＣタイマ−期間と
局タイマ−期間との差および（後述するように）回路網
内のトラフィックの量によって決まる。
【００２８】局２２０が回路網２１０への加入を開始す
ると、局２２０がＰＳＹＮＣメッセ−ジを受信するまで
動作状態になるように制御される。ＰＳＹＮＣメッセ−
ジが受信されると、前述したように休止タイマ−２４６
をトリガ−し、ＰＳＹＮＣタイマ−より短い時間期間で
休止期間のタイミング取りを開始し、局は休止状態にな
る。休止タイマ−２４６はＰＳＹＮＣメッセ−ジの受信
毎にトリガ−される。休止タイマ−２４６が時間切れと
なると、局は動作状態に切り換わり、受信すべきメッセ
−ジを待つ。
ると、局２２０がＰＳＹＮＣメッセ−ジを受信するまで
動作状態になるように制御される。ＰＳＹＮＣメッセ−
ジが受信されると、前述したように休止タイマ−２４６
をトリガ−し、ＰＳＹＮＣタイマ−より短い時間期間で
休止期間のタイミング取りを開始し、局は休止状態にな
る。休止タイマ−２４６はＰＳＹＮＣメッセ−ジの受信
毎にトリガ−される。休止タイマ−２４６が時間切れと
なると、局は動作状態に切り換わり、受信すべきメッセ
−ジを待つ。
【００２９】ひとつ以上のメッセ−ジをひとつ以上のた
の局へ送信使用とする局２２０は、現在のＳＹＮＣ期間
内の位置を決定する。ＬＰ−１（図１０）のような低電
力期間の場合、局は送信前に休止タイマ−２４６が時間
切れとなるまで待ち、一方、ＦＰ−１（図１０）のよう
な高電力期間の場合、局は直ちに送信を開始する。いず
れの場合も、ふたつの可能性がある。局が送信すべき単
独の短いメッセ−ジを持っている場合、直接目標局にメ
ッセ−ジを送信することができる。長いかまたは複数の
送信メッセ−ジを持っている場合、送信しようと希望す
るすべての局にＰＴＩＭ（ピアレベルトラフィックイン
ジケ−タ）メッセ−ジを送信し、ＰＳＹＮＣメッセ−ジ
が受信され、メッセ−ジバッファ２４８（図９）に記憶
されているペンディング状態のメッセ−ジの送信を実行
するまで待つ。ＰＴＩＭメッセ−ジにはメッセ−ジをＰ
ＳＹＮＣメッセ−ジとして識別する識別部分とソ−スの
識別部とソ−ス局が送信するデ−タメッセ−ジの宛て先
アドレスが含まれる。図１１参照、 ＰＴＩＭメッ
セ−ジ４００の基本構成を示すＰＴＩＭメッセ−ジ４０
０には前文部分４０２、ＰＴＩＭメッセ−ジをそれとし
て識別するタイプ部分、宛て先アドレス部分４０６、ソ
−スアドレス部分４０８、（オプションの）デ−タ部分
４１０、およびＣＲＣ確認部分４１２がある。ＰＴＩＭ
メッセ−ジ４００には本発明に関連がなく、従ってここ
で説明されないその他の部分が含まれる。
の局へ送信使用とする局２２０は、現在のＳＹＮＣ期間
内の位置を決定する。ＬＰ−１（図１０）のような低電
力期間の場合、局は送信前に休止タイマ−２４６が時間
切れとなるまで待ち、一方、ＦＰ−１（図１０）のよう
な高電力期間の場合、局は直ちに送信を開始する。いず
れの場合も、ふたつの可能性がある。局が送信すべき単
独の短いメッセ−ジを持っている場合、直接目標局にメ
ッセ−ジを送信することができる。長いかまたは複数の
送信メッセ−ジを持っている場合、送信しようと希望す
るすべての局にＰＴＩＭ（ピアレベルトラフィックイン
ジケ−タ）メッセ−ジを送信し、ＰＳＹＮＣメッセ−ジ
が受信され、メッセ−ジバッファ２４８（図９）に記憶
されているペンディング状態のメッセ−ジの送信を実行
するまで待つ。ＰＴＩＭメッセ−ジにはメッセ−ジをＰ
ＳＹＮＣメッセ−ジとして識別する識別部分とソ−スの
識別部とソ−ス局が送信するデ−タメッセ−ジの宛て先
アドレスが含まれる。図１１参照、 ＰＴＩＭメッ
セ−ジ４００の基本構成を示すＰＴＩＭメッセ−ジ４０
０には前文部分４０２、ＰＴＩＭメッセ−ジをそれとし
て識別するタイプ部分、宛て先アドレス部分４０６、ソ
−スアドレス部分４０８、（オプションの）デ−タ部分
４１０、およびＣＲＣ確認部分４１２がある。ＰＴＩＭ
メッセ−ジ４００には本発明に関連がなく、従ってここ
で説明されないその他の部分が含まれる。
【００３０】送信すべきメッセ−ジを持たない局の動作
に戻って説明すると、休止タイマ−２４６の時間切れに
より、その局は動作状態に入り、メッセ−ジを待つ。３
つの可能性ある。第一の可能性は、局が受信する最初の
メッセ−ジがＰＳＹＮＣメッセ−ジであることである。
このことは、局に対して待つメッセ−ジがないことおよ
び局が休止状態に戻ることを意味している。第二の可能
性は、局がひとつ以上のＰＴＩＭメッセ−ジを受信する
ことである。このことはひとつ以上のメッセ−ジが待っ
ていることを意味する。受信したすべてのＰＴＩＭメッ
セ−ジの発行者からの指示メッセ−ジを受信するまで、
ＰＳＹＮＣメッセ−ジが受信された後、局は動作状態に
留まる。高電力期間にならない限り局は休止状態に戻
り、いずれの場合も、局は次のＰＳＹＮＣメッセ−ジま
たはデ−タメッセ−ジを待つ。デ−タメッセ−ジの受信
がいくつかのＳＹＮＣ期間に及ぶと、各ＰＳＹＮＣメッ
セ−ジの後、通常の方法で休止タイマ−２４６が再始動
されるが、局は休止状態に戻らない。これにより局は同
期状態になる。
に戻って説明すると、休止タイマ−２４６の時間切れに
より、その局は動作状態に入り、メッセ−ジを待つ。３
つの可能性ある。第一の可能性は、局が受信する最初の
メッセ−ジがＰＳＹＮＣメッセ−ジであることである。
このことは、局に対して待つメッセ−ジがないことおよ
び局が休止状態に戻ることを意味している。第二の可能
性は、局がひとつ以上のＰＴＩＭメッセ−ジを受信する
ことである。このことはひとつ以上のメッセ−ジが待っ
ていることを意味する。受信したすべてのＰＴＩＭメッ
セ−ジの発行者からの指示メッセ−ジを受信するまで、
ＰＳＹＮＣメッセ−ジが受信された後、局は動作状態に
留まる。高電力期間にならない限り局は休止状態に戻
り、いずれの場合も、局は次のＰＳＹＮＣメッセ−ジま
たはデ−タメッセ−ジを待つ。デ−タメッセ−ジの受信
がいくつかのＳＹＮＣ期間に及ぶと、各ＰＳＹＮＣメッ
セ−ジの後、通常の方法で休止タイマ−２４６が再始動
されるが、局は休止状態に戻らない。これにより局は同
期状態になる。
【００３１】メッセ−ジを受信するため待機している局
についての第三の可能性は、局が（短い）デ−タメッセ
−ジを受信し上記のように送信することである。局がＰ
ＳＹＮＣメッセ−ジを受信するまで動作状態にあり、通
常の方法で休止状態に戻る。
についての第三の可能性は、局が（短い）デ−タメッセ
−ジを受信し上記のように送信することである。局がＰ
ＳＹＮＣメッセ−ジを受信するまで動作状態にあり、通
常の方法で休止状態に戻る。
【００３２】上記の動作を図１２に示す。このように図
１２の第一線は、親局が送信する６つのＰＳＹＮＣメッ
セ−ジを連続した形で示す。 親局はＰＴＩＭメッセ−
ジを受信しない限り各ＰＳＹＮＣメッセ−ジの送信後、
休止状態になることに注意すること。最初のＰＳＹＮＣ
メッセ−ジＰＳＹＮＣ−１の送信後かつ第二のＰＳＹＮ
Ｃメッセ−ジＰＳＹＮＣ−２の送信前、送信局Ａと識別
される他の局２２０のひとつが，受信局Ｂと識別される
局２２０のひとつにデ−タメッセ−ジを送信しようとし
ているとする。局Ａは宛て先局ＢにＰＴＩＭメッセ−ジ
を送信する。局Ａは、送信ホ−ルドオ−バ−時間とする
期間連続動作モ−ドに留まり、その間休止状態には戻ら
ない。局Ｂはデ−タメッセ−ジが使用可能になると直ち
にデ−タメッセ−ジ（確認メッセ−ジなど）を送信する
ことができ、ＰＴＩＭ同期手順を使用しないものとす
る．受信局Ｂは、休止状態に戻ることなくホ−ルドオ−
バ−手順を適用する。このため、局２２０（図９）には
送信毎に再始動される送信用ホ−ルドオ−バ−タイマ−
がある。同様に、メッセ−ジを受信する毎に受信用ホ−
ルドオ−バ−タイマ−２５４を始動する。
１２の第一線は、親局が送信する６つのＰＳＹＮＣメッ
セ−ジを連続した形で示す。 親局はＰＴＩＭメッセ−
ジを受信しない限り各ＰＳＹＮＣメッセ−ジの送信後、
休止状態になることに注意すること。最初のＰＳＹＮＣ
メッセ−ジＰＳＹＮＣ−１の送信後かつ第二のＰＳＹＮ
Ｃメッセ−ジＰＳＹＮＣ−２の送信前、送信局Ａと識別
される他の局２２０のひとつが，受信局Ｂと識別される
局２２０のひとつにデ−タメッセ−ジを送信しようとし
ているとする。局Ａは宛て先局ＢにＰＴＩＭメッセ−ジ
を送信する。局Ａは、送信ホ−ルドオ−バ−時間とする
期間連続動作モ−ドに留まり、その間休止状態には戻ら
ない。局Ｂはデ−タメッセ−ジが使用可能になると直ち
にデ−タメッセ−ジ（確認メッセ−ジなど）を送信する
ことができ、ＰＴＩＭ同期手順を使用しないものとす
る．受信局Ｂは、休止状態に戻ることなくホ−ルドオ−
バ−手順を適用する。このため、局２２０（図９）には
送信毎に再始動される送信用ホ−ルドオ−バ−タイマ−
がある。同様に、メッセ−ジを受信する毎に受信用ホ−
ルドオ−バ−タイマ−２５４を始動する。
【００３３】局ＢがＰＴＩＭメッセ−ジ３００（図１
２）を受信すると、プロセッサに対してＰＴＩＭ割り込
み３０２を行う。局Ａは局Ｂに最初のデ−タメッセ−ジ
３０４−１を送信し、局Ｂはプロセッサに対してデ−タ
割り込み３０６−１を行う。局Ｂは局Ａ（前述のように
動作状態に保持されている）にメッセ−ジ３０８−１
（応答または確認メッセ−ジで良い）を送信する。そこ
で局Ａはプロセッサにデ−タ割り込み３１０−１を発行
する。次に局Ａは第二のメッセ−ジ３０４−２を局Ｂに
送り、局Ｂはプロセッサに第二のデ−タ割り込み３０６
−２を供給する。局Ｂは第二のメッセ−ジ３０８−２を
送信する。メッセ−ジの送信とデ−タ割り込みの順序
は、図示のように連続し、局Ｂが送信する第三のデ−タ
メッセ−ジ３０８−３は最終の送信デ−タメッセ−ジで
ある。
２）を受信すると、プロセッサに対してＰＴＩＭ割り込
み３０２を行う。局Ａは局Ｂに最初のデ−タメッセ−ジ
３０４−１を送信し、局Ｂはプロセッサに対してデ−タ
割り込み３０６−１を行う。局Ｂは局Ａ（前述のように
動作状態に保持されている）にメッセ−ジ３０８−１
（応答または確認メッセ−ジで良い）を送信する。そこ
で局Ａはプロセッサにデ−タ割り込み３１０−１を発行
する。次に局Ａは第二のメッセ−ジ３０４−２を局Ｂに
送り、局Ｂはプロセッサに第二のデ−タ割り込み３０６
−２を供給する。局Ｂは第二のメッセ−ジ３０８−２を
送信する。メッセ−ジの送信とデ−タ割り込みの順序
は、図示のように連続し、局Ｂが送信する第三のデ−タ
メッセ−ジ３０８−３は最終の送信デ−タメッセ−ジで
ある。
【００３４】特定のＳＹＮＣ期間の低電力期間ＬＰ（図
１０）の終わりにペンディング状態のデ−タメッセ−ジ
がない場合、高電力期間ＦＰをできるだけ短くするた
め、次のＰＳＹＮＣメッセ−ジをできるだけ早く送信す
る必要がある。ＰＳＹＮＣタイマ−２５０（図９）と休
止タイマ−２４６（図９）の休止期間、例えば図１０の
タイミング期間２８０−１および２９０−１によって示
されるように、その差は、ＳＹＮＣ期間の百分率として
極めて短くすることができる。通常の高電力期間ＦＰで
認められるよりも送信すべきＰＴＩＭメッセ−ジが多い
場合、高電力期間を延長し、すなわち次のＰＳＹＮＣメ
ッセ−ジの送信を遅らせることが有利である。親局で他
の局でどんなペンディングが発生しているかが不明な場
合、高電力期間の延長は、媒体アクセス優先順位方式に
よって有効となり、ＰＴＩＭメッセ−ジおよび直接のデ
−タメッセ−ジにＰＳＹＮＣメッセ−ジよりも高いアク
セス優先順位が与えられる。このことは、ＣＳＭＡ／Ｃ
Ａ（衝突回避を含むキャリアセレクトマルチプルアクセ
ス）が、例えば親局がＰＳＹＮＣメッセ−ジの送信を試
みた際に媒体が話し中であることを感知した場合に、親
局に対して比較的長いバックオフ期間を設けることによ
り利用可能な場合に可能となる。
１０）の終わりにペンディング状態のデ−タメッセ−ジ
がない場合、高電力期間ＦＰをできるだけ短くするた
め、次のＰＳＹＮＣメッセ−ジをできるだけ早く送信す
る必要がある。ＰＳＹＮＣタイマ−２５０（図９）と休
止タイマ−２４６（図９）の休止期間、例えば図１０の
タイミング期間２８０−１および２９０−１によって示
されるように、その差は、ＳＹＮＣ期間の百分率として
極めて短くすることができる。通常の高電力期間ＦＰで
認められるよりも送信すべきＰＴＩＭメッセ−ジが多い
場合、高電力期間を延長し、すなわち次のＰＳＹＮＣメ
ッセ−ジの送信を遅らせることが有利である。親局で他
の局でどんなペンディングが発生しているかが不明な場
合、高電力期間の延長は、媒体アクセス優先順位方式に
よって有効となり、ＰＴＩＭメッセ−ジおよび直接のデ
−タメッセ−ジにＰＳＹＮＣメッセ−ジよりも高いアク
セス優先順位が与えられる。このことは、ＣＳＭＡ／Ｃ
Ａ（衝突回避を含むキャリアセレクトマルチプルアクセ
ス）が、例えば親局がＰＳＹＮＣメッセ−ジの送信を試
みた際に媒体が話し中であることを感知した場合に、親
局に対して比較的長いバックオフ期間を設けることによ
り利用可能な場合に可能となる。
【００３５】
【発明の効果】電源管理機能を有するトタンシ−バを含
む制御回路手段により、ペンディング状態のメッセ−ジ
がない場合に低電力消費の休止状態に切り換えて省力化
を有効ならしめる。
む制御回路手段により、ペンディング状態のメッセ−ジ
がない場合に低電力消費の休止状態に切り換えて省力化
を有効ならしめる。
【図１】 複数の電池を電源とする移動無線局とアクセ
ス点を含む本発明の第一実施例を示す。
ス点を含む本発明の第一実施例を示す。
【図２】 代表的な移動局のブロック図である。
【図３】 アクセス点のブロック図である。
【図４】 二種類のトラフィック指示メッセ−ジを示
す。
す。
【図５】 二種類のトラフィック指示メッセ−ジを示
す。
す。
【図６】 第一の方式に基づく移動局の休止状態と動作
状態の間の切り換えを示すタイミング図である。
状態の間の切り換えを示すタイミング図である。
【図７】 第二の方式に基づく移動局の休止状態と動作
状態の間の切り換えを示すタイミング図である。
状態の間の切り換えを示すタイミング図である。
【図８】 いわゆる「アドホック」回路網に設けられる
電池電源式の移動無線局を含む本発明の第二実施例を示
す。
電池電源式の移動無線局を含む本発明の第二実施例を示
す。
【図９】 図８に示す代表的な無線局のブロック図であ
る。
る。
【図１０】 本発明の第二実施例の動作に用いられるＳ
ＹＮＣ期間の構成を示すタイミング図である。
ＹＮＣ期間の構成を示すタイミング図である。
【図１１】 第二実施例に用いられるトラフィック指示
メッセ−ジを示す図である。
メッセ−ジを示す図である。
【図１２】 デ−タメッセ−ジの交換に加入する局の休
止状態と動作状態を示すタイミング図である。
止状態と動作状態を示すタイミング図である。
フロントページの続き (73)特許権者 596077259 600 Ｍｏｕｎｔａｉｎ Ａｖｅｎｕｅ, Ｍｕｒｒａｙ Ｈｉｌｌ， Ｎｅｗ Ｊ ｅｒｓｅｙ 07974−0636Ｕ．Ｓ．Ａ. (72)発明者 アルベルタス マリア ジー．クラーセ ン オランダ国、3417 ジー ピー モンフ ールト、ヒーウシェイク ５エー (72)発明者 ウィルヘルムス ヨセフス エム．ディ ープストラーテン オランダ国、5087 ブイ エル ディー ゼン、ウィンハウゼンストラート ７ (72)発明者 ヨハネス ペトルス エヌ．ハーフ オランダ国、5627 シー ケー エイン トホーフェン、ジュララーン 28 (72)発明者 ヘンドリック モーラード オランダ国、3607 ジー ティー マー ルセン、ポーエンカンプ 250 (72)発明者 レオ モンテバン オランダ国、3437 ヴイ ビー ニーベ ーゲイン、シルドパトベイダ ９ (72)発明者 リーンク ミュード オランダ国、3961 ケー ブイ ベイク ベイ ドルステーデ、コッター 38 (56)参考文献 特開 昭59−188248（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−199526（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−96529（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−181836（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−55969（ＪＰ，Ａ) 国際公開91／10304（ＷＯ，Ａ１) 国際公開92／22145（ＷＯ，Ａ１) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04Q 7/00 - 7/38 H04B 7/24 - 7/26
Claims (13)
- 【請求項１】 複数の無線局（１６，２０，２２０）を
有する無線データ通信システムの操作方法において、 （Ａ） 複数の無線局の内選択された無線局から、同期
メッセージ（ＴＩＭ、ＰＳＹＮＣ）を同報通信する同報
通信段階と （Ｂ） 前記選択された無線局から、トラフィック指示
情報を送信することにより、前記複数の非選択無線局の
いずれかの無線局がデータメッセージを受信するかを識
別する識別段階と、 ここで２個以上の非選択無線局が識別段階で識別され、 （Ｃ） 前記同報通信段階及び識別段階において、前記
非選択無線局の電力消費を比較的大きい動作（アウェイ
ク）状態で操作する操作段階と、 （Ｄ） 前記同報通信段階と識別段階が完了した後、識
別段階で受信すると識別されなかった非選択無線局を、
比較的電力消費の少ない休止（ドーズ）状態に変更する
段階と、 （Ｅ） １つもしくは複数のデータメッセージを、前記
識別段階で識別された非選択無線局に送信可能にするた
めに、前記操作段階完了直後に開始する少なくともある
期間、前記識別段階において識別された全ての非選択無
線局を動作状態に保持する段階とを有する特徴とする無
線データ通信システムの操作方法。 - 【請求項２】（Ｆ）前記非選択無線局（２０）と前記選
択局（１６）間において通信される全てのデータメッセ
ージを送信する送信段階と、 （Ｇ）前記同期メッセージに、データメッセージを受信
する非選択無線局を識別することのできるあて先識別部
を含める段階とを更に有することを特徴とする請求項１
に記載の方法。 - 【請求項３】 前記選択無線局は有線ＬＡＮと通信する
アクセスポイントであることを特徴とする請求項２に記
載の方法。 - 【請求項４】 （Ｈ）前記同期メッセージのいずれかを
受信を完了するまで、データメッセージを受信する非選
択無線局を動作状態に保持する段階を更に有することを
特徴とする請求項２または３に記載の方法。 - 【請求項５】（Ｉ）データメッセージを受信する各々の
非選択無線局に送信されるデータメッセージの数を識別
するカウント部を同期メッセージに含む段階と、 （Ｊ）それぞれのデータメッセージの数を受信後、非選
択無線局が休止状態に戻る段階とを更に有することを特
徴とする請求項２または３に記載の方法。 - 【請求項６】 （Ｋ）選択された無線局の元のアドレス
及び個々のデータメッセージのあて先を、選択された無
線局から送信するために識別するトラフィック指示情報
をそれ自身から送信する送信段階を更に有することを特
徴とする請求項１に記載の方法。 - 【請求項７】 前記トラフィック指示情報は、前記選択
された無線局が動作状態にある時に送信されることを特
徴とする請求項６に記載の方法。 - 【請求項８】 （Ｌ）電力節約モードにおいて前記休止
状態及び前記動作状態を交互に、又は前記動作状態が連
続的に続く連続活動モードで選択的に非選択無線局を操
作する操作段階を更に有することを特徴とする請求項１
〜７の何れかに記載の方法。 - 【請求項９】 複数の無線データ通信局（１６，２０，
２２０）を有する無線データ通信システムにおいて、 選択されたいずれかの無線データ通信局（１６，２２０
−１）は、選択された無線局（１６，２２０−１）によ
って、同期メッセージ（ＴＩＭ，ＰＳＹＮＣ）の送信を
制御する同期タイミング手段（６２，２５０）を有し、 前記同期メッセージ（ＴＩＭ，ＰＳＹＮＣ）と関連して
トラフィック指示情報を送信する手段を有し、 複数の非選択無線局（２０，２２０−２〜２２０−４）
が、無線データ通信局トランシーバーへ供給される電力
を制御する切り替え手段（４４，２４４）を有し、 前記複数のの非選択無線局（２０，２２０−２〜２２０
−４）は、前記同期メッセージ（ＴＩＭ，ＰＳＹＮＣ）
及び前記トラフィック指示情報を受信するよう比較的電
力消費の大きい動作状態におかれ、 前記同期メッセージとトラフィック指示情報の受信後
は、 （１）自分向けのデータメッセージを持たない非選択無
線局は、比較的電力消費の小さい休止状態に変更され、 （２）自分向けのデータメッセージを有する非選択無線
局は、同期メッセージ及びトラフィック指示情報受信直
後に開始するある一定期間動作状態に保持されることを
特徴とする無線システム。 - 【請求項１０】 選択されたいずれかの無線局（１６）
は、幹線ＬＡＮ（１２）との通信するアクセスポイント
（１６）であり、 前記同期メッセージ（ＴＩＭ）は、データメッセージを
受信する無線局を識別するあて先識別部を有することを
特徴とする請求項９に記載の無線データ通信システム。 - 【請求項１１】 前記データメッセージを受信するよう
識別された非選択無線局の切り替え手段（４４）は、少
なくとも次の同期メッセージ（ＴＩＭ）の受信が完了す
るまで、動作状態におかれることを特徴とする請求項９
に記載の無線データ通信システム。 - 【請求項１２】 前記同期メッセージ（ＴＩＭ）は、個
々の非選択無線局（２０）に送信されるべきデータメッ
セージの数を識別するカウント情報を有し、前記切り替
え手段（４４）は、ある特定の数のメッセージを受信す
ると、各々の非選択無線局（２０）を休止状態に戻すよ
う制御することを特徴とする請求項１０に記載の無線デ
ータ通信システム。 - 【請求項１３】 前記選択された無線局（２２０−１）
は、それ自身から送信すべきデータメッセージ用のソー
ス及びあて先を識別するトラッフィク指示メセージを送
信することを特徴とする請求項９に記載の無線データ通
信システム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB939304638A GB9304638D0 (en) | 1993-03-06 | 1993-03-06 | Wireless data communication system having power saving function |
| GB9304638.1 | 1993-03-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0758688A JPH0758688A (ja) | 1995-03-03 |
| JP3145242B2 true JP3145242B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=10731625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03616694A Expired - Lifetime JP3145242B2 (ja) | 1993-03-06 | 1994-03-07 | 省力機能を有する無線データ通信システム |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6192230B1 (ja) |
| EP (2) | EP1033832A2 (ja) |
| JP (1) | JP3145242B2 (ja) |
| DE (1) | DE69426503T2 (ja) |
| GB (1) | GB9304638D0 (ja) |
Families Citing this family (335)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6359872B1 (en) * | 1997-10-28 | 2002-03-19 | Intermec Ip Corp. | Wireless personal local area network |
| GB2293295A (en) * | 1994-09-14 | 1996-03-20 | Plessey Semiconductors Ltd | Wireless local area network synchronisation arrangement |
| US5488631A (en) * | 1994-10-31 | 1996-01-30 | Radio Connect Corporation | Wireless direct-sequence spread spectrum TDMA communications system |
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| US5835061A (en) * | 1995-06-06 | 1998-11-10 | Wayport, Inc. | Method and apparatus for geographic-based communications service |
| US5696760A (en) * | 1995-09-27 | 1997-12-09 | Cirrus Logic, Inc. | Temporary equipment indentifier message response control method |
| US5806007A (en) * | 1995-10-18 | 1998-09-08 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Activity control for a mobile station in a wireless communication system |
| GB9720856D0 (en) * | 1997-10-01 | 1997-12-03 | Olivetti Telemedia Spa | Mobile networking |
| GB9721008D0 (en) * | 1997-10-03 | 1997-12-03 | Hewlett Packard Co | Power management method foruse in a wireless local area network (LAN) |
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| FI108829B (fi) | 1998-04-02 | 2002-03-28 | Nokia Corp | Menetelmä pakettiverkossa |
| JP3214466B2 (ja) * | 1998-04-07 | 2001-10-02 | 日本電気株式会社 | 移動通信システム及びその通信制御方法並びにそれに用いる基地局及び移動局 |
| US6463307B1 (en) * | 1998-08-14 | 2002-10-08 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Method and apparatus for power saving in a mobile terminal with established connections |
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| US7184413B2 (en) | 1999-02-10 | 2007-02-27 | Nokia Inc. | Adaptive communication protocol for wireless networks |
| US6381450B1 (en) * | 1999-04-02 | 2002-04-30 | D.S.P.C. Technologies Ltd. | Method and device for managing power consumption of a receiver in stand-by mode |
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