JP3708095B2 - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は無線通信装置および無線通信方法に関する。
無線基地局(AP(Access Point)ともいう。以下、単に基地局と記す。)は、その電波の届くセル内に存在する無線通信装置(STA(Station)ともいう)に対して周期的にビーコン信号(beacon)を送信する。ビーコン信号は、基地局の時間情報、基地局と端末との通信を確立するための情報、次のビーコン信号が送信される時期、基地局における無線通信装置へ送信すべきデータの蓄積状況などの情報を含む。
無線通信装置は、基地局から周期的に送信されるビーコン信号を受信する。このビーコン信号により、無線通信装置はセル内の情報を把握し、基地局と同期し続けることができる。また、ビーコン信号は無線通信装置へ送信すべきデータの蓄積状況を含むので、無線通信装置は、基地局から当該無線通信装置へ送信すべき未送信データが基地局内に蓄積されているか否かを知ることができる。
従来の無線通信装置は、無線通信装置内の送受信システムの全体を停止させるドーズモード(Doze mode)と、送受信システムの全体を活動させるアウェイクモード(Awake mode)という2つのモードを有していた。ドーズモードは、アウェイクモードよりも、より低消費電力なモードである。未送信データが基地局内に蓄積されている場合には、無線通信装置はアウェイクモードになり、基地局から未送信データを受信していた。未送信データが基地局内に蓄積されていない場合には、無線通信装置はドーズモードになり、無線通信装置の電力消費を低減させていた。
特開平7−327256号公報 特開平7−254872号公報
しかしながら、従来の無線通信装置は、基地局に未送信データが無い場合であっても、基地局から周期的に送信されているビーコン信号を受信するために、周期的にアウェイクモードになる必要がある。これは、無線通信装置にとって無駄な電力が必要になるという問題につながる。
この無駄な電力の消費をさらに低減させるために、従来の無線通信装置は、基地局から周期的に送信されるビーコン信号を毎回受信することなく間欠受信していた。
しかし、ビーコン信号を間欠受信する無線通信装置は、上記の問題を根本的に解決するものではない。また、この無線通信装置は、ビーコン信号を間欠受信するので、スループットの低下、データ送信の遅延、基地局におけるデータ蓄積量の増大等の問題が生じる。
そこで、本発明の目的は、基地局から無線通信装置へ送信されるデータのスループットを低下,データ送信の遅延,基地局におけるデータ蓄積量の増大等の問題を解決しつつ、消費電力を従来よりも低減させた無線通信装置を提供することである。
本発明に従った実施の形態による無線通信装置は、無線通信における基地局と通信可能な無線通信装置であって、アンテナと、前記アンテナを介して前記基地局から送信された信号を受信する受信処理部と、前記基地局の情報を含み前記基地局から周期的に送信される標識信号を処理する標識信号処理部と、前記基地局と前記無線通信装置とを通信接続するために、前記基地局との認証処理を実行する認証処理部と、前記受信処理部が前記標識信号を受信する時に前記認証処理部をオフ状態にしかつ前記受信処理部および前記標識信号処理部をオン状態にする制御部とを備えている。
本発明に従った実施の形態による無線通信方法は、無線通信における基地局から送信された信号を受信する受信処理部と、前記基地局の情報を含み前記基地局から周期的に送信される標識信号を処理する標識信号処理部と、前記基地局と前記無線通信装置とを通信接続するために前記基地局との認証処理を実行する認証処理部とを含む無線通信装置を用いた無線通信方法であって、
前記標識信号処理部が前記標識信号を受信していないときに、前記認証処理部、前記受信処理部および前記標識信号処理部をオフ状態にするステップと、前記受信処理部が前記標識信号を受信する時に、前記認証処理部をオフ状態にしかつ前記受信処理部および前記標識信号処理部をオン状態にするステップを具備する。
本発明に従った他の実施の形態による無線通信方法は、無線通信における基地局から送信された信号を受信する受信処理部と、前記基地局から前記無線通信装置へ送信されるべき送信データの有無を通知する標識信号を処理する標識信号処理部と、前記基地局と前記無線通信装置とを通信接続するために前記基地局との認証処理を実行する認証処理部とを含む無線通信装置を用いた無線通信方法であって、
前記標識信号処理部が前記標識信号を受信していないときに、前記認証処理部、前記受信処理部および前記標識信号処理部をオフ状態にするステップと、前記受信処理部が前記標識信号を受信する時に、前記認証処理部をオフ状態にしかつ前記受信処理部および前記標識信号処理部をオン状態にするステップと、前記受信処理部が前記標識信号によって前記送信データの有無を判断するステップと、前記送信データが有る場合に、前記受信処理部、前記標識信号処理部および前記認証処理部をオン状態にするステップと、前記送信データが無い場合に、前記受信処理部、前記標識信号処理部および前記認証処理部をオフ状態にするステップとを具備する。
本発明による無線通信装置は、基地局から無線通信装置へ送信されるデータのスループットを低下,データ送信の遅延,基地局におけるデータ蓄積量の増大等の問題を解決しつつ、消費電力を従来よりも低減させることができる。
以下、図面を参照し、本発明による実施の形態を説明する。これらの実施の形態は本発明を限定するものではない。
なお、本明細書中に用いる語句「標識信号」とは、「ビーコン信号」のことである。
また、本明細書中、オン状態とは、機能が働いている状態のことを指し、オフ状態とは、機能が止まっている状態のことをいう。
本発明による実施の形態に係る無線通信装置は、ビーコン信号を受信するときに、送受信システム全体を起動させることなく、ビーコン信号を処理するために必要な要素のみを起動させるレイジーモードになる。これにより、無線通信装置は、ビーコン信号を受信する際に、消費電力を低減させることができる。
以下の実施形態は、IEEE802.11に従った無線LANシステムに適用されている。しかし、本発明はIEEE802.11だけでなく、他の無線通信方式にも適用できる。また、以下の実施形態は、IEEE802.11に従ったパワーセーブモードに基づいている。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る第1の実施形態に従った無線LANシステムの構成図である。基地局APのセル内には、無線通信装置STA1、STA2およびSTA3が存在する。無線通信装置STA1、STA2およびSTA3は、基地局APを介して互いに通信することができる。尚、このセル内に存在する無線通信装置の数は3つに限定されず、STA間で通信を行なってもよい。
図2は、本発明に係る第1の実施形態に係る無線通信装置STAのブロック図である。無線通信装置STAは、図1に示す無線通信装置STA1〜STA3のいずれでもよい。
図2において、無線通信装置STAは、アンテナ10、受信処理部20、送信処理部30、状態判断部40および制御部50を備えている。状態判断部40は、同期処理部42、認証処理部44およびアソシエーション処理部46を含む。
受信処理部20は、アンテナ10を介して基地局APから送信された電波を受信し、この電波をデジタル変換する。送信処理部30は、デジタル信号を送信電波信号に変換し、アンテナ10を介して基地局APへ送信する。
同期処理部42は、受信処理部20によって処理されたビーコン信号に含まれる基地局の時間情報,基地局と端末との通信接続を確立するための情報,次のビーコン信号が送信される時期,基地局における無線通信装置へ送信すべき未送信データの蓄積状況などの情報をビーコン信号から取得する。
同期処理部42は、基地局APの時間に無線通信装置STAの時間を合わせる(図示していないが、従来と同様に無線通信装置STAは時計を備えている)。これにより、データを送受信する際に参照する時計が、基地局APおよび無線通信装置STAのそれぞれにおいて同時刻となる。
同期処理部42は、無線通信装置STAと基地局APとが通信するために必要な情報を無線通信装置STA内のメモリ等に格納する。し、同期処理部42は、既に無線通信装置STA内のメモリ等に格納している場合には、この格納している情報を更新する。無線通信装置STAと基地局APとが通信するために必要な情報とは、ビーコン信号の送信周期,DTIM(Delivery Traffic Indication Massage)を含むビーコン信号の送信周期(DTIMインターバル(DTIMInterval)ともいう),基地局APの能力情報,無線通信装置STAが属するセルのID(SSID(Service Set ID)),基地局APの伝送レート,送信チャネルの情報などである。
さらに、同期処理部42は、無線通信装置STAが、IEEE802.11に従ったパワーセーブモードに基づいて動作している際に、基地局APに蓄積された基地局APから無線通信装置STAへ送信すべき未送信データの有無を判断する。基地局APは、IEEE802.11に従ったパワーセーブモードに基づいて、無線通信装置STA宛てのデータを一時的に格納する。本明細書中では、基地局APに格納されており無線通信装置STAへ未だ送信されていないデータを、説明の便宜上、“未送信データ”と記す。
認証処理部44は、基地局APとの認証処理を行う。これにより、無線通信装置STAは、基地局APによって暗号化された送信データを復号化することができ、これにより基地局APとのデータ通信が可能となる。
アソシエーション処理部46は、無線通信装置STAが属するセルを認識すると共に、このセルに属する他の無線通信装置を認識する。また、アソシエーション処理部46は、複数のセルからなるネットワークにおいて、他のセルの基地局に対して、自己が属するセルを認識させて、他のセルとの通信を円滑に行えるようにする。これにより、無線通信装置STAは、自己が属するネットワーク内の通信機器や、ネットワークが属するインターネットを介して、世界中の通信機器とデータ通信することができる。
制御部50は、内部でクロックを発生せずに外部から入力されたクロックにより動作し、受信処理部20,送信処理部30および状態判断部40を制御する。図示しないが、無線通信装置STA全体を制御する制御手段も従来と同様に存在している。
図3は、無線通信装置STAの動作モードを示す概念図である。本実施形態による無線通信装置STAは、ドーズモードDZおよびアウェイクモードAWの他に、レイジーモード(Lazy mode)LZを採用することができる。これらモードは、無線通信装置STA全体を制御する制御手段によって制御される。
ドーズモードDZは、受信処理部20,送信処理部30,状態判断部40内の同期処理部42,認証処理部44,アソシエーション処理部46の全て,制御部50がいずれもオフ状態であるモードである。
アウェイクモードAWは、受信処理部20,状態判断部40内の同期処理部42,認証処理部44,アソシエーション処理部46の全て,制御部50がいずれもオン状態であるモードである。アウェイクモードAWにおいて送信処理が必要な場合には、送信処理部30もオン状態になる。一方、アウェイクモードAWにおいて送信処理が不要な場合には、送信処理部30はオフ状態のまま、受信処理部20および状態判断部40内の同期処理部42,認証処理部44,アソシエーション処理部46の全て,制御部50がオン状態となる。
レイジーモードLZは、受信処理部20および状態判断部40内の同期処理部42がオン状態であり、尚且つ、送信処理部30,状態判断部40内の認証処理部44,アソシエーション処理部46,制御部50が全てオフ状態であるモードである。
通常、無線通信装置STAが基地局APからデータを受信するときには、受信処理部20,状態判断部40内の同期処理部42,認証処理部44,アソシエーション処理部46の全てはオン状態でなければならない。しかし、無線通信装置STAが基地局APからビーコン信号を受信するときには、受信処理部20および状態判断部40内の同期処理部42は、オン状態である必要が有るが、状態判断部40内の認証処理部44,アソシエーション処理部46はオン状態である必要はない。ビーコン信号の処理は、状態判断部40内の同期処理部42において実行され、認証処理およびマッピング処理は必要としないからである。
レイジーモードLZにおいては受信処理部20および状態判断部40内の同期処理部42がオン状態であるので、無線通信装置STAは基地局APからのビーコン信号を処理することができる。一方で、レイジーモードLZにおいては送信処理部30,状態判断部40内の認証処理部44,アソシエーション処理部46がオフ状態であるので、無線通信装置STAはアウェイクモードAWよりも電力消費が少ない。
図4は、基地局APのビーコン信号の送信時期および無線通信装置STAのモードを経時的に示した図である。図5は、無線通信装置STAの動作の流れを示すフロー図である。図4および図5を参照して、基地局APおよび無線通信装置STAの動作を説明する。尚、図4において、無線通信装置STAの動作モードAW、LZおよびDZは、消費電力の高いモードの順に、即ち、アウェイクモードAW、レイジーモードLZおよびドーズモードDZの順に記載されている。
無線通信装置STAがIEEE802.11のパワーセーブモードを使える(S5のYES)場合、無線通信装置STAは、基地局APにパワーセーブモードの使用を通知し(S10)、その後、ドーズモードへ移行する(S15)。ステップS15と同時に、基地局APは、パワーセーブモードで動作中の無線通信装置STA宛のデータを保持する(S17)。一方、無線通信装置STAがパワーセーブモードでない場合には、基地局APは無線通信装置STA宛のデータを保持しない(S5のNO)。
基地局APは、ビーコン信号BからBを無線通信装置STAへ周期的に送信する(S20)。無線通信装置STAは、ビーコン信号B〜Bを周期的に受信するとき(S30のYES)、一時的にレイジーモードLZになる(S32)。ビーコン信号を受信していないときには(S30のNO)、無線通信装置STAはビーコン信号を受信するまでドーズモードで動作する(S34)。
無線通信装置STAがビーコン信号を受信したとき、図2に示す同期処理部42はビーコン信号B〜Bからの情報に基づいて基地局APに未送信データが有るか否かを判断する(S40)。基地局APに未送信データが無い場合には、無線通信装置STAはドーズモードDZに戻る(S50)。一方、基地局APに未送信データが有る場合には、無線通信装置STAはアウェイクモードAWになり、基地局APから未送信データを受信する(S60)。無線通信装置STAが基地局APから未送信データを全て受信した後、無線通信装置STAはドーズモードDZに戻る(S70)。
例えば、図4においては、ビーコン信号BとBとの間に、他の無線通信装置から送信された無線通信装置STA宛てのデータ(未送信データ)Dが基地局APに格納され、ビーコン信号BとBとの間には、未送信データDが基地局APに格納されている。よって、無線通信装置STAがビーコン信号BおよびBを受信したときには、無線通信装置STAはアウェイクモードAWになる。無線通信装置STAは、基地局APから未送信データを受信した後、ドーズモードDZに戻る。
一方、無線通信装置STAがビーコン信号B、B、B、B、BおよびBを受信したときには、基地局APには未送信データが格納されていない。よって、無線通信装置STAはこれらのビーコン信号をレイジーモードLZで処理し、この処理が終了した後にドーズモードDZに戻る。
これらのステップS10〜S70は、無線通信装置STAが、パワーセーブモードであって基地局APからビーコン信号を受信している限り繰り返し実行される。
本実施形態によれば、無線通信装置STAはレイジーモードLZでビーコン信号を受信し、このビーコン信号を処理する。レイジーモードLZは、アウェイクモードAWに比較し、状態判断部40内の認証処理部44およびアソシエーション処理部46がオフ状態である分だけ消費電力が少ない。ビーコン信号は周期的に送信されるので、無線通信装置STAが長期間パワーセーブモードである場合には、無線通信装置STAの消費電力は従来よりも大幅に低減する。
また、本実施形態において、無線通信装置STAは、ビーコン信号が基地局APから送信される毎にレイジーモードLZとなる。これにより、同期処理部42は、全てのビーコン信号を処理する。従って、無線通信装置STAは、データ通信におけるスループットを低下させることなく、消費電力を低減させることができる。
無線通信装置STAは、複数のビーコン信号が基地局APから送信される毎にレイジーモードLZとなってもよい。即ち、無線通信装置STAは、ビーコン信号を間欠受信してもよい。これにより、さらに、無線通信装置STAの消費電力は低減し得る。
尚、基地局APからの送信データには、他の未送信データの有無を示す情報が含まれている。よって、ビーコン信号と次のビーコン信号との間に複数の未送信データが基地局APに格納されている場合、無線通信装置STAは、複数の未送信データのうちの1つのデータを受信したときに、他の未送信データが基地局APに未だ残存していることを認識することができる。よって、この場合、最後の未送信データが基地局APから無線通信装置STAに送信されるまで、無線通信装置STAはアウェイクモードAWを維持する。無線通信装置STAは、最後の未送信データを受信した後に、ドーズモードDZへ移行する。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態に従った基地局APのビーコン信号の送信時期および無線通信装置STAのモードを経時的に示した図である。図7は、第2の実施形態に従った無線通信装置STAの動作の流れを示すフロー図である。本実施形態は、図2に示された無線通信装置STAを用いて実行することができる。本実施形態において、無線通信装置STAは、DTIMを含むビーコン信号とTIMを含むビーコン信号とを区別し、ビーコン信号を間欠受信する。
一般に、IEEE802.11に従った無線LANシステムでは、DTIM(Delivery Traffic Indication Message)を含むビーコン信号と、TIM(Traffic Indication Message)を含むビーコン信号とがある。DTIMおよびTIMは、共にパワーセーブモードである無線通信装置STAに対して、基地局AP内における未送信データの有無を通知する点で共通するが、未送信データの内容において異なる。即ち、DTIMは、無線通信装置STAの属するセル内外に存在する全ての無線通信装置宛てのデータ(ブロードキャストデータ(broadcast data)ともいう)の有無、複数の無線通信装置宛てのデータ(マルチキャストデータ(multicast data)ともいう)の有無、および、無線通信装置STA宛て、即ち、自局宛てのデータ(ユニキャストデータ(unicast data)ともいう)の有無の情報を通知する。TIMは、ユニキャストデータの有無の情報を未送信データとして通知するが、ブロードキャストデータの有無およびマルチキャストデータの有無の情報を通知しない。
本実施形態において、無線通信装置STAは、パワーセーブモードにおいて、DTIMを含むビーコン信号を受信し、TIMを含むビーコン信号を受信しない。基地局APは、3つのビーコン信号を送信する毎に、DTIMを含むビーコン信号を送信する。例えば、ビーコン信号B〜Bのうちビーコン信号B、BおよびBがDTIMを含み、他のビーコン信号はTIMを含むものとする。即ち、本実施形態において、DTIMインターバルが3周期である。尚、DTIMインターバルは、2周期であってもよく、あるいは、4周期以上であってもよい。ここで、1周期はビーコン信号が基地局APから送信される周期(ビーコンインターバルともいう)である。
本実施形態において、まず、図5に示すステップS5およびS10が実行される。次に、無線通信装置STAは、所属する予定であるセルのビーコン信号のうちDTIMがビーコンインターバル2周期以上で送信されるか否かを判断する(S12)。DTIMがビーコンインターバル2周期以上で送信される場合(S12のYES)、無線通信装置STAは、セルに所属する際に、DTIMのみを受信することを基地局APへ通知する(S13)。
次に、図5に示すステップS15およびS17が実行された後、DTIMを含むビーコン信号は基地局APから無線通信装置STAへ周期的に送信される(S21)。また、DTIMを含むビーコン信号はDTIMを含む次のビーコン信号が基地局APから送信される時期の情報を含む。よって、無線通信装置STAは、ビーコン信号のうちDTIMを含むビーコン信号のみを受信することができる。
無線通信装置STAは、DTIMを含むビーコン信号を受信する毎に(S31のYES)、レイジーモードLZとなる(S32)。これを受信していないとき(S31のNO)には、無線通信装置STAは、DTIMを含むビーコン信号を受信するまでドーズモードDZで動作する(S34)。
無線通信装置STAがDTIMを含むビーコン信号を受信した場合(S31のYES)には、ステップS32の後、図5に示すステップS40〜S70が実行される。例えば、図6に示すように無線通信装置STAがビーコン信号Bを受信したときには、未送信データが基地局APに格納されていなかったと仮定する。この場合、無線通信装置STAは、一旦、レイジーモードLZとなり、ビーコン信号Bを処理した後にドーズモードDZへ戻る。
無線通信装置STAがビーコン信号Bを受信したときには、ビーコン信号BとBとの間において、ユニキャストデータUDおよびブロードキャストデータBDが基地局APに未送信データとして格納されている。よって、無線通信装置STAは、レイジーモードLZとなりビーコン信号Bを処理した後、ユニキャストデータUDおよびブロードキャストデータBDを基地局APから未送信データを受信するためにアウェイクモードAWとなる。無線通信装置STAは、ユニキャストデータUDおよびブロードキャストデータBDを受信した後に、ドーズモードDZへ移行する。
さらに、無線通信装置STAがビーコン信号Bを受信したときには、ビーコン信号BとBとの間において、ユニキャストデータUDおよびマルチキャストデータMDが基地局APに未送信データとして格納されている。よって、無線通信装置STAは、レイジーモードLZとなりビーコン信号Bを処理した後、ユニキャストデータUDおよびマルチキャストデータMDを基地局APから未送信データを受信するためにアウェイクモードAWとなる。無線通信装置STAは、ユニキャストデータUDおよびマルチキャストデータMDを受信した後に、ドーズモードDZへ移行する。
無線通信装置STAは、DTIMを含んだビーコン信号の送信タイミングが分かる。よって、ビーコン信号がDTIMを含まない場合、即ち、ビーコン信号がTIMを含む場合には、ドーズモードDZで動作し続ける。例えば、基地局APがビーコン信号B、B、B、BおよびBを送信したときには、無線通信装置STAはドーズモードDZを維持する。
上述のドーズモードDZ・レイジーモードLZ・アウェイクモードAWを用いた処理は、無線通信装置STAがパワーセーブモードである限り繰り返し実行される。
このように、本実施形態によれば、無線通信装置STAはビーコン信号を間欠受信する。よって、本実施形態に従った無線通信装置STAは、第1の実施形態に従った無線通信装置STAに比較して、更に消費電力が少ない。但し、本実施形態に従った無線通信装置STAは、第1の実施形態に従った無線通信装置STAに比較してスループットにおいて劣る。
また、本実施形態によれば、無線通信装置STAは、DTIMを含むビーコン信号を受信する。よって、無線通信装置STAは、ユニキャストデータだけでなく、マルチキャストデータおよびブロードキャストデータが基地局AP内に格納されているか否かを認識することができる。
本実施形態では、無線通信装置STAは、DTIMを含むビーコン信号を毎回受信していた。しかし、無線通信装置STAは、DTIMを含むビーコン信号を間欠受信してもよい。例えば、図6に示すビーコン信号B、BおよびBのうち、無線通信装置STAは、ビーコン信号BおよびBを受信するときにのみ、レイジーモードLZとなってよい。これにより、DTIMインターバルが6周期となる。これにより、更に無線通信装置STAの消費電力を低減させることができる。
(第3の実施形態)
図8は、第3の実施形態に従った基地局APのビーコン信号の送信時期および無線通信装置STAのモードを経時的に示した図である。図9は、第3の実施形態に従った無線通信装置STAの動作の流れを示すフロー図である。本実施形態は、図2に示された無線通信装置STAを用いて実行することができる。本実施形態において、無線通信装置STAは、DTIMを含むビーコン信号とTIMを含むビーコン信号とを区別し、TIMを含むビーコン信号を間欠受信する。
本実施形態において、無線通信装置STAは、パワーセーブモードにおいて、TIMを含むビーコン信号を受信し、DTIMを含むビーコン信号を受信しない。この点で、本実施形態は、第2の実施形態と異なる。
基地局APは、図6に示す周期でTIMを含むビーコン信号とDTIMを含むビーコン信号とを送信する。本実施形態においても、DTIMインターバルは、2周期であってもよく、あるいは、4周期以上であってもよい。
本実施形態において、まず、図5に示すステップS5およびS10が実行される。無線通信装置STAがパワーセーブモードで動作するときには、DTIMを含むビーコン信号を受信しないことを基地局APへ通知し、パワーセーブモードへ移行することを基地局APへ通知する(S14)。次に、図5に示すステップS15およびS17が実行される。無線通信装置STAは、パワーセーブモード移行前に取得したビーコン信号の情報より、DTIMを含むビーコン信号の送信タイミングが分かる。よって、無線通信装置STAは、ビーコン信号のうちTIMを含むビーコン信号のみを受信することができる。
次に、基地局APがTIMを含みかつDTIMを含まないビーコン信号を周期的に無線通信装置STAへ送信する(S22)。無線通信装置STAがTIMを含みかつDTIMを含まないビーコン信号を受信した場合(S36のYES)には、無線受信装置STAはレイジーモードLZとなる(S32)。これを受信していないとき(S36のNO)には、無線通信装置STAは、TIMを含むビーコン信号を受信するまでドーズモードDZで動作する(S34)。
無線通信装置STAがTIMを含むビーコン信号を受信した場合(S36のYES)には、ステップS32の後、図5に示すステップS40〜S70が実行される。例えば、無線通信装置STAがビーコン信号Bを受信したときには、未送信データが基地局APに格納されていなかったと仮定する。この場合、無線通信装置STAは、一旦、レイジーモードLZとなり、ビーコン信号Bを処理した後にドーズモードDZへ戻る。
無線通信装置STAがビーコン信号B3を受信したときには、ビーコン信号B2とB3との間において、ユニキャストデータUDが基地局APに未送信データとして格納されている。よって、無線通信装置STAは、レイジーモードLZとなりビーコン信号Bを処理した後、ユニキャストデータUDを基地局APから未送信データとして受信するためにアウェイクモードAWとなる。無線通信装置STAは、ユニキャストデータUDを受信した後に、ドーズモードDZへ移行する。
無線通信装置STAがビーコン信号Bを受信したときには、ビーコン信号BとBとの間において、ブロードキャストデータBDが基地局APに未送信データとして格納されている。しかし、TIMは、上述の通り、ブロードキャストおよびマルチキャストデータが基地局APに格納されているか否かの情報を有しない。従って、無線通信装置STAは、レイジーモードLZとなりビーコン信号Bを処理した後、ドーズモードDZへ移行する。このときには、ブロードキャストデータBDは基地局APに格納されたままとなる。
さらに、無線通信装置STAがビーコン信号Bを受信したときには、ビーコン信号BとBとの間において、ユニキャストデータUDが基地局APに未送信データとして格納されている。よって、無線通信装置STAは、レイジーモードLZとなりビーコン信号Bを処理した後、ユニキャストデータUDを基地局APから未送信データとして受信するためにアウェイクモードAWとなる。このとき、基地局APには、ブロードキャストデータBDが格納されているが、ブロードキャストデータBDは、TIMの後に送信されることはないので、受信されない。無線通信装置STAは、ユニキャストデータUDを受信した後に、ドーズモードDZへ移行する。
DTIMを含むビーコン信号が基地局APから送信される場合、無線通信装置STAは、ドーズモードDZを維持する。例えば、無基地局APがビーコン信号B、BおよびBを送信するタイミングでは、無線通信装置STAはドーズモードDZを維持する。基地局APでは、DTIMを含むビーコン信号Bを送信後、ブロードキャストデータBDを送信しているが、この無線通信装置STAでは受信されない。上記の動作は、無線通信装置STAがパワーセーブモードである限り繰り返し実行される。
このように、本実施形態によれば、無線通信装置STAはTIMを含むビーコン信号のみを受信し、DTIMを含むビーコン信号を受信しない。よって、本実施形態に従った無線通信装置STAは、第1の実施形態に従った無線通信装置STAに比較して消費電力が少ない。また、無線通信装置STAは、TIMを含むビーコン信号を全て受信してもよいし、TIMを間欠受信してもよい。例えば、図8のB,B,Bのみを受信してもよい。
また、本実施形態によれば、無線通信装置STAは、TIMを含むビーコン信号を受信する。よって、無線通信装置STAは、自局宛てのユニキャストデータが基地局AP内に格納されているときのみにアウェイクモードAWに移行すれば足りる。一般に、ブロードキャストデータおよびマルチキャストデータは、無線通信装置STAのユーザにとって重要度が低い。一方で、自局宛てのユニキャストデータは、無線通信装置STAのユーザにとって重要度が比較的高い。本実施形態によれば、重要度の低いブロードキャストデータおよびマルチキャストデータが基地局APから送信されているときには、無線通信装置STAはこれらのデータを受信せずにドーズモードDZになる。よって、無線通信装置STAの消費電力を低減させることができる。一方で、重要度の高いユニキャストデータが基地局AP内に格納されているときには、無線通信装置STAはアウェイクモードAWになる。これにより、無線通信装置STAはユニキャストデータを適時に受信することができる。
本発明に係る第1の実施形態に従った無線LANシステムの構成図。 本発明に係る第1の実施形態に従った無線通信装置STAのブロック図。 無線通信装置STAの動作モードを示す概念図。 基地局APのビーコン信号の送信時期および無線通信装置STAのモードを経時的に示した図。 無線通信装置STAの動作の流れを示すフロー図。 第2の実施形態に従った基地局APのビーコン信号の送信時期および無線通信装置STAのモードを経時的に示した図。 第2の実施形態に従った無線通信装置STAの動作の流れを示すフロー図。 第3の実施形態に従った基地局APのビーコン信号の送信時期および無線通信装置STAのモードを経時的に示した図。 第3の実施形態に従った無線通信装置STAの動作の流れを示すフロー図。
符号の説明
10 アンテナ
20 受信処理部
30 送信処理部
40 状態判断部
42 同期処理部
44 認証処理部
46 アソシエーション処理部
50 制御部
STA 無線通信装置
AP 無線基地局
AW アウェイクモード
LZ レイジーモード
DZ ドーズモード。

Claims (10)

  1. 無線通信における基地局と通信可能な無線通信装置において、
    アンテナと、
    前記アンテナを介して前記基地局から送信された信号を受信する受信処理部と、
    前記基地局の情報を含み前記基地局から周期的に送信される標識信号を処理する標識信号処理部と、
    前記基地局と前記無線通信装置とを通信接続するために、前記基地局との認証処理を実行する認証処理部と、
    前記受信処理部が前記標識信号を受信する時に前記認証処理部をオフ状態にしかつ前記受信処理部および前記標識信号処理部をオン状態にする制御部とを備えた無線通信装置。
  2. 前記アンテナを介して前記基地局へ送信すべき信号を送信する送信処理部をさらに備え、
    前記制御部は、前記受信処理部が前記標識信号を受信する時に、前記送信処理部をオフ状態にすることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 複数の前記基地局の電波が届く範囲のそれぞれを示す各セルのうち、前記無線通信装置が属するセルを認識し、このセルに属する他の無線通信装置を認識し、さらに、他のセルにおける基地局に対して前記無線通信装置が属するセルを認識させるアソシエーション処理部をさらに備え、
    前記制御部は、前記受信処理部が前記標識信号を受信する時に、アソシエーション処理部をオフ状態にすることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記標識信号は、前記基地局から前記無線通信装置へ送信されるべき未送信データの有無を示す情報を含み、
    前記制御部は、前記受信処理部が前記標識信号を受信する時に前記認証処理部をオフ状態にしかつ前記受信処理部および前記標識信号処理部をオン状態にし、前記標識信号処理部が前記標識信号を処理した結果、前記未送信データが前記基地局に有る場合には、前記受信処理部,前記標識信号処理部および前記認証処理部をオン状態にし、前記未送信データが無い場合には、前記受信処理部,前記標識信号処理部および前記認証処理部をオフ状態にすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  5. 前記標識信号は、該標識信号の次に標識信号が送信される時期に関する情報を含み、
    前記制御部は、前記標識信号が送信されていないときには、前記認証処理部、前記受信処理部および前記標識信号処理部をオフ状態にしておき、前記標識信号が送信される毎に、前記認証処理部をオフ状態にしかつ前記受信処理部および前記標識信号処理部をオン状態にすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  6. 前記標識信号は、該標識信号の次の標識信号が送信される時期に関する情報を含み、
    前記制御部は、前記標識信号が送信されていないときには、前記認証処理部、前記受信処理部および前記標識信号処理部をオフ状態にしておき、複数の前記標識信号が送信される毎に、前記認証処理部をオフ状態にしかつ前記受信処理部および前記標識信号処理部をオン状態にすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  7. 前記標識信号が、前記基地局から前記無線通信装置へ送信されるべきマルチキャストデータまたはブロードキャストデータの有無を示す第1の情報を含む場合には、前記制御部は、前記認証処理部をオフ状態にしかつ前記受信処理部および前記標識信号処理部をオン状態にし、
    前記標識信号が、前記基地局から前記無線通信装置へ送信されるべき該無線通信装置宛てのユニキャストデータの有無を示す第2の情報を含む場合には、前記制御部は、前記認証処理部,前記受信処理部および前記標識信号処理部をオフ状態にすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  8. 前記標識信号が、前記基地局から前記無線通信装置へ送信されるべきマルチキャストデータまたはブロードキャストデータの有無を示す第1の情報を含む場合には、前記制御部は、前記認証処理部,前記受信処理部および前記標識信号処理部をオフ状態にし、
    前記標識信号が、前記基地局から前記無線通信装置へ送信されるべき該無線通信装置宛てのユニキャストデータの有無を示す第2の情報を含む場合には、前記制御部は、前記認証処理部をオフ状態にしかつ前記受信処理部および前記標識信号処理部をオン状態にすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  9. 無線通信における基地局から送信された信号を受信する受信処理部と、前記基地局の情報を含み前記基地局から周期的に送信される標識信号を処理する標識信号処理部と、前記基地局と前記無線通信装置とを通信接続するために前記基地局との認証処理を実行する認証処理部とを含む無線通信装置を用いた無線通信方法であって、
    前記標識信号処理部が前記標識信号を受信していないときに、前記認証処理部、前記受信処理部および前記標識信号処理部をオフ状態にするステップと、
    前記標識信号処理部が前記標識信号を受信する時に、前記認証処理部をオフ状態にしかつ前記受信処理部および前記標識信号処理部をオン状態にするステップを具備した無線通信方法。
  10. 無線通信における基地局から送信された信号を受信する受信処理部と、前記基地局から前記無線通信装置へ送信されるべき送信データの有無を通知する標識信号を処理する標識信号処理部と、前記基地局と前記無線通信装置とを通信接続するために前記基地局との認証処理を実行する認証処理部とを含む無線通信装置を用いた無線通信方法であって、
    前記標識信号処理部が前記標識信号を受信していないときに、前記認証処理部、前記受信処理部および前記標識信号処理部をオフ状態にするステップと、
    前記標識信号処理部が前記標識信号を受信する時に、前記認証処理部をオフ状態にしかつ前記受信処理部および前記標識信号処理部をオン状態にするステップと、
    前記標識信号処理部が前記標識信号によって前記送信データの有無を判断するステップと、
    前記送信データが有る場合に、前記受信処理部、前記標識信号処理部および前記認証処理部をオン状態にするステップと、
    前記送信データが無い場合に、前記受信処理部、前記標識信号処理部および前記認証処理部をオフ状態にするステップとを具備した無線通信方法。
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