JPH10178453A - データ送信装置及びこれを用いた通信システム - Google Patents

データ送信装置及びこれを用いた通信システム

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JPH10178453A
JPH10178453A JP8337806A JP33780696A JPH10178453A JP H10178453 A JPH10178453 A JP H10178453A JP 8337806 A JP8337806 A JP 8337806A JP 33780696 A JP33780696 A JP 33780696A JP H10178453 A JPH10178453 A JP H10178453A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】消費電力を低減したデータ送信を行うデータ送
信装置、及びこれを用いた通信システムを提供する。 【解決手段】端末1から送出されデータ送信装置2の受
信機21で受信したデータを一旦バッファー22で保持
し、保持されたデータ量がデータ量閾値保持手段24に
設定された閾値以上になったとき、バッファー22に保
持された全てのデータを送信機25からまとめて送信す
ることで、これらのデータを送るのに必要となる無線部
等送信機25の立ち上げ及び立ち下げの回数を削減し、
消費電力を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末などに装備あ
るいは接続され、端末からのデータを通信網に送信する
データ送信装置、及びこれを用いた通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】端末等から通信網にデータを送信するに
は、通信網が備える受信機で受信することができる形式
でデータ送信装置からデータを送信する必要がある。通
信網の備える受信機の物理的、電気的仕様が様々である
ため、それらの受信機に対応する様々な仕様のデータ送
信装置が利用される。
【0003】従来のデータ送信装置は図14に示すよう
に、端末等からデータを受信する受信機141と、通信
網に送信すべきデータを一時的に保持するバッファー1
42と、通信網が備える受信機で受信することができる
形式でデータを送信する送信機143とから構成され
る。
【0004】図14のように構成されるデータ送信装置
144では、受信機141が端末等からデータを受信す
ると、そのデータをバッファー142に一旦保持し、通
信網に送信するための通話路が空いているときに、受信
したデータを送信機143より送出する。
【0005】携帯型の端末に装備あるいは接続して使用
するデータ送信装置は、端末の移動性を損ねないために
通信網との回線に無線回線を用い、電源としてバッテリ
ーを用いる場合が多い。このようなデータ送信装置では
電源電力の無駄使いを防ぐため、送信すべきデータがあ
るときだけ送信機の電源を入れて、その他の時には送信
機の電源を切る方法が利用される。
【0006】ところが実際には、データを送信していな
い状態即ち消費電力の少ない状態から、送信機の無線部
など各部の動作を開始させてデータの送信ができる状態
にし、それからデータの送信を行うため、データの送信
に要する電力に加えて無線部等送信機の立ち上げ及び立
ち下げ時にも余計に電力を消費する。
【0007】特に、図4の(a)に示すように端末から
のデータ1、データ2…が間欠的に繰り返し送られてく
る場合には、細切れのデータ送信が多く生じるようにな
り、無線部等送信部の立ち上げ及び立ち下げの部分が占
める割合が大きくなるため無駄に電力を消費するという
問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
に、無線部等送信部の立ち上げ及び立ち下げの部分が占
める割合が大きいため無駄に電力を消費するという点に
鑑み為されたもので、少ない消費電力でデータ送信を行
うデータ送信装置、及びこれを用いた通信システムを提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ送信装置
は、送信すべきデータを一時的に保持するバッファー手
段と、このバッファー手段に保持された前記データを送
信する送信手段と、遅延が許容されるデータの前記バッ
ファー手段における保持状態が所定の限界状態を越えた
とき前記バッファー手段に保持されている全ての送信す
べきデータを前記送信手段から送信するように制御する
制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】ここで、遅延が許容されるデータのバッフ
ァー手段における保持状態が所定の限界状態を越えたと
きとしては、例えば、遅延が許容されるデータがバッフ
ァー手段に所定の量以上保持されたとき、あるいは遅延
が許容されるデータのいずれかのバッファー手段での保
持時間が所定の時間を経過したとき等である。
【0011】このような構成とすることにより、少ない
消費電力でデータ送信を行うことができる。更に、遅延
が許容されるデータのバッファー手段における保持時間
の限界値を決めるに当たっては、通信条件の取り決めに
より定められた許容される遅延時間に応じて決定した
り、送信すべきデータの夫々に付与された許容される遅
延時間を検出してこれに応じて決定することもできる。
【0012】このような構成とすれば、サービスの品質
を所望の状態に保ちながら、消費電力を低減したデータ
送信を行うことができる。また、このデータ送信装置を
用いて通信システムを構成することができるが、特に、
このデータ送信装置とこれに接続される端末とを同一筐
体内に収容し、データ送信装置から通信網への送信は無
線回線を介して行うようにした携帯型の端末装置とした
場合は、この携帯型端末装置の電源として使用する電池
の容量を少なくすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
を参照して詳細に説明する。なお、以下の図において同
一部分または対応部分は同符号で示す。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係る通信システムの構成を示す。端末1は例えば入出力
装置を有しデータの処理を行うデータ処理端末で、この
端末1は、データ送信装置2に接続され、このデータ送
信装置2は、通信網3に接続される。この場合、端末1
とデータ送信装置2とはコネクタ等電気的な接続を行え
る機構を介して接続してもよいし、両者間を有線伝送路
を介して接続しデータ伝送を行うようにしてもよい。ま
た、端末1とデータ送信装置2とを同一筐体内に装備
し、データ伝送装置2と通信網3との間の伝送を、無線
伝送を用いるように構成することもできるが、このよう
な構成とした場合は、端末1及びデータ送信装置2の可
搬性や携帯性を実現することができ、端末1及びデータ
送信装置2を携帯端末装置として使用することができ
る。
【0014】ここで、データ送信装置2は、端末1から
のデータをデータを受信する受信機21と、この受信機
21で受信され通信網に送信すべきデータを一時的に保
持するバッファー22と、このバッファー22内に保持
されたデータを通信網に送信するかどうかを判断する送
信判断手段23と、送信判断手段23での判断に用い
る、予め決められたデータ量閾値を保持するデータ量閾
値保持手段24と、送信判断手段23で送信すべきと判
断されたデータを、通信網3が備える受信機で受信でき
る形式で送信する送信機25とで構成される。
【0015】次に、図2に示すフローチャート並びに図
3に示すタイミングチャートを用いてこの動作を説明す
る。図2は、データ送信装置2の動作を示すフローチャ
ートで、データ送信装置2は、端末1からデータの送信
があるのを待ち受けている(ステップST21)。端末
1からデータが送信されるとこのデータを受信機21で
受信し、受信したデータをバッファー22に送りバッフ
ァー22で保持する(ステップST22)。このとき、
送信判断手段23は、バッファー22内のデータ量を閾
値保持手段24から読み出した閾値と比較し(ステップ
ST23)閾値より小さければそのまま待ち受け状態
(ステップST21)に戻るが、閾値以上であれば、バ
ッファー内に保持されている全ての送信すべきデータを
読み出して送信機25に送り送信が開始され(ステップ
ST24)、待ち受け状態(ステップST21)に戻
る。
【0016】従って、図3の(a)に示すように、デー
タ送信装置2が端末1から送出されるデータ1〜5を、
受信機21で間欠的に順次受信すると、これらのデータ
は一旦バッファー22に蓄積され保持される。図3の
(b)はバッファー22に保持されている送信すべきデ
ータ量の変化の状態を表わしたものである。送信判断手
段23は、バッファー22に保持されている、通信網3
へ送信すべきデータの量が、閾値保持手段24から読み
出した閾値と比較して少ない間は送信を行わないと判断
するので、データ1〜3を受信した段階では送信は行わ
れない。データ4を受信すると、それまでに受信したデ
ータと合わせたデータ量が、閾値保持手段24から読み
出した閾値を越えるので、送信判断手段23は、送信を
行うべきと判断し、バッファー22に保持されている全
てのデータ、即ちデータ1〜4を読み出し、それらのデ
ータを送信機25に供給する。送信機25では、通信網
3に装備されている受信機(図示せず)で受信すること
のできる形式でそれらのデータを図3の(c)に示すよ
うなタイミングで送信する。
【0017】このように、端末1から送出されデータ送
信装置2で受信したデータを一旦バッファー22で保持
し、データ量が一定量以上になったときに送信すると、
図4の(b)に示すように、データを送信していない状
態即ち消費電力の少ない状態から、送信機25の無線部
など各部の動作を開始させてデータの送信ができる状態
にし、その後データ1〜4をまとめて送信することで、
これらのデータを送るのに必要となる無線部等送信機2
5の立ち上げ及び立ち下げの回数を削減することがで
き、図4の(a)のように送信する従来の方法と比べる
と、少ない消費電力でデータ1〜4を送信することがで
きる。従って、特に端末1及びデータ送信装置2を携帯
端末装置とした場合は電源として使用する電池の容量を
少なくすることができ、携帯端末装置の小型化に有効で
ある。
【0018】(第2の実施形態)図5は本発明の第2の
実施形態に係る通信システムの構成を示す。この実施形
態においても、図1に示される第1の実施形態と同様に
端末1、データ送信装置2、通信網3から成りこれらの
間の接続は第1の実施形態と同様でよいが、データ送信
装置2の構成としては、図1のデータ量閾値保持手段2
4の代わりに、送信判断手段での判断に用いる、予め決
められた許容蓄積時間を保持する許容蓄積時間保持手段
51及びタイマー手段52を設けている。
【0019】次に、図6に示すフローチャート並びに図
7に示すタイミングチャートを用いてこの動作を説明す
る。図6は、データ送信装置2の動作を示すフローチャ
ートで、データ送信装置2は、端末1からデータの送信
があるのを待ち受けている(ステップST61)。端末
1からのデータを受信したときは、このデータをバッフ
ァー22で保持する(ステップST62)。このとき、
このデータの保持が、今まで空の状態であったバッファ
ーへの保持であるかどうかの判断を行い(ステップST
63)、空状態のバッファーへの保持であるときは、送
信判断手段23は、許容蓄積時間保持手段から許容蓄積
時間を読み出し、これをタイマー手段52に送る。タイ
マー手段52ではこの許容蓄積時間が設定されるととも
に、動作を開始し(ステップST64)、次の、許容蓄
積時間を経過したかどうかのステップ(ステップST6
5)に進む。一方、受信データをバッファーに保持する
とき、バッファーに既に保持されているデータが存在す
る場合は、既にタイマー手段が動作中であるので、その
まま許容蓄積時間を経過したかどうかのステップ(ステ
ップST65)に進む。許容蓄積時間を経過していない
ときは端末からデータを受信したかどうかのステップ
(ステップST61)に戻る。データを受信したときは
バッファー22で保持するステップ(ステップST6
2)に進むが、受信していないときは、タイマー手段の
計数値が許容蓄積時間を経過したかどうかのステップ
(ステップST65)に進む。このような動作を繰り返
し許容蓄積時間を経過したときは、タイマー手段52
は、送信判断手段23に送信要求信号を送出するととも
に、動作を終了する。この送信要求信号に基づき、送信
判断手段23はバッファー22に保持されている全ての
送信すべきデータを読み出して送信機25に送り送信が
開始される(ステップST66)。
【0020】従って、図7の(a)に示すように、デー
タ送信装置2が端末1から送出されるデータ1〜5を順
次受信するとこれらのデータは一旦バッファー22に蓄
積されるが、データ1を受信した時点で、許容蓄積時間
保持手段51から許容蓄積時間が読み出されてこれがタ
イマー手段52に設定され、タイマー手段52の動作が
開始される。そして、許容蓄積時間を経過すると、タイ
マー手段52からの送信要求信号により送信判断手段2
3がバッファー22に保持されている全ての送信すべき
データ、即ちデータ1〜4を読み出して送信機25に送
出する。送信機25では、通信網3に装備されている受
信機(図示せず)で受信することのできる形式でそれら
のデータを図7の(b)に示すようなタイミングで送信
する。
【0021】このように、端末1から送出されデータ送
信装置2で受信したデータを一旦バッファー22で保持
し、データの許容蓄積時間が経過したときそれまでに受
信したデータをまとめて連続して送信すると、図4の
(b)に示す場合と同様に、データを送信していない状
態即ち消費電力の少ない状態から、送信機25の無線部
など各部の動作を開始させてデータの送信ができる状態
にし、その後データ1〜4をまとめて送信することで、
これらのデータを送るのに必要となる無線部等送信機2
5の立ち上げ及び立ち下げの回数を削減することがで
き、図4の(a)のように送信する従来の方法と比べる
と、少ない電力でデータ1〜4を送信することができ
る。
【0022】更に、データ送信装置2に於いてデータが
受信される頻度が少なくなるなどで、バッファーに一定
量のデータが保持されるまでに要する時間が大きくなっ
た場合においても、バッファー内に許容蓄積時間以上に
データが保持され続けることなく送信できるので、遅延
時間の最大値を保証することができる。
【0023】なお、上述の説明では、データ送信装置2
の構成として、データ量閾値保持手段24の代わりに、
許容蓄積時間保持手段51とタイマー手段52とを用い
ることとしたが、これらデータ量閾値保持手段24、許
容蓄積時間保持手段51、タイマー手段52を全て備え
ることとし、データ送信装置2が図2及び図6で示す動
作を並行して行うようにしてもよい。この場合は、両動
作のうちいずれかの動作でバッファー22に保持されて
いる全てのデータの送信を開始したとき(ステップST
24またはステップST66)、両動作とも初期状態
(ステップST21及びステップST61)に戻って動
作を再開することとする。
【0024】(第3の実施形態)図8に本発明の第3の
実施形態に係る通信システムの構成の概略を示し、その
データ送信装置2の部分の構成を図9に示す。図8にお
いて、通信網3はゲートウエイ等のノード1と無線基地
局等のノード2を有する有線通信網である。ノード1に
は有線伝送路を介してサーバ装置4が接続され、ノード
2は、無線伝送路をを介して、端末1とデータ送信装置
2とからなる携帯端末装置のデータ送信装置2に接続さ
れている。従って、端末1はサーバ装置4と通信を行う
ことができる。図9におけるデータ送信装置2は、図5
に示した第2の実施形態におけるデータ送信装置2の構
成に加えて、データを受信してから送信するまでに要す
る遅延時間の最大値を検出するための情報を送受信する
メッセージ処理手段91を備える。また図9のデータ送
信装置2は、端末1から受信したデータを通信網3のノ
ード2に送信する機能だけでなく、通信網3のノード2
から受信したデータを端末1に送信する機能をも持つも
のとするため、図5の送信機25に対応するものとして
通信網3のノード2からデータを受信する機能をも有す
る第1の送受信機25Aとし、図5の受信機21に対応
するものとして端末1へデータを送信する機能をも有す
る第2の送受信機21Aとする。このようにデータ送信
装置2が、端末1と通信網3のノード2との間のデータ
送受信機能を持つことで、端末1とサーバ装置4との間
のメッセージのやり取りなどもデータ送信装置2を介し
て行うことができる。
【0025】次にこの動作を説明する。図10は、端末
1がサーバ装置4と通信を行う場合の手順を示したもの
で、サーバ装置4とデータ送信装置との通信はノード1
及びノード2を介して行われる。端末1が通信網3に接
続されたサーバ装置4から通信を利用したサービスを受
けたい場合には、受けたいサービスの内容やそのサービ
スの品質(遅延やデータの誤り等に関する品質)を記述
したサービス要求メッセージ101を、データ伝送装置
2、ノード2、ノード1を経由してサーバ装置4に送信
する。サーバ装置4は、端末1が要求しているサービス
を提供するために必要となる、端末からの送信データの
遅延に関する要求条件等を要求条件メッセージ102に
よりノード1、ノード2、データ伝送装置2を経由して
端末1に伝える。端末1では、これらの条件でサービス
を受けることを決定すると、サービス享受を承認したこ
とを示す承認メッセージ103をデータ伝送装置2、ノ
ード2、ノード1を経由してサーバ装置4に送信する。
【0026】サーバ装置4は、端末1に対してサービス
を提供するために許容されるデータの遅延時間が定まる
と、通信網3のノード1、ノード2及びデータ送信装置
2にその遅延時間で端末1とサーバ装置4との間で通信
が可能かどうかの問い合わせを、例えば、図11に示し
たフォーマットの遅延時間要求メッセージ104を用い
て行う。各ノード及びデータ送信装置2では、サーバが
接続されるノードからデータ送信装置2に向けて遅延時
間要求メッセージ104を順次送信する。
【0027】この遅延時間要求メッセージには、図11
に示すようにサーバ装置4と端末1との間での通信を行
うのに経由するノード及びデータ送信装置を明示的に指
定する方法や、宛先の端末が装備するデータ送信装置
(あるいは接続されるデータ端末装置)を指定するだけ
で、ルーテイングは各ノードに任せる方法がある。図1
1において、フィールド111には宛先アドレス(デー
タ送信装置2のアドレス)が、またフィールド112に
は送信元アドレス(サーバ装置4のアドレス)が記され
る。フィールド113、114には夫々第1の経由アド
レス(ノード1のアドレス)及び第2の経由アドレス
(ノード2のアドレス)が記される。フィールド115
にはメッセージの種別(遅延時間要求メッセージか否か
の別等)が記される。フィールド116には、このメッ
セージがサーバ装置4、ノード1、ノード2から夫々送
出されるときの時刻(タイムスタンプ)が記される。フ
ィールド117は遅延時間フィールドで、通信時にその
ノード(またはデータ送信装置)までデータが伝送され
るのに要する最大の遅延時間(Td)が記されるフィー
ルドである。また、フィールド118、119には、そ
の通信を行うのに許容される遅延時間を、サーバ装置4
から端末1への方向(下り方向)と、端末1からサーバ
装置4への方向(上り方向)についてそれぞれ記してお
く。
【0028】サーバ装置から送出された遅延時間要求メ
ッセージ104を各ノードで受信すると、そのノード内
でデータを伝送処理するのに要する時間の最大値及び、
次のノードへデータ伝送するのに要する時間(送信機の
送信速度より求まる)または前のノードからデータを伝
送するのに要した時間(メッセージに付与されるタイム
スタンプ(フィールド116に記されている)等より求
まる)を、遅延時間フィールド117に記された値に加
算し、この値を新たに遅延時間フィールド117に書き
込んで、次のノードへ送信する。
【0029】このようにして伝送された遅延時間要求メ
ッセージ104をデータ送信装置2が受信した場合の動
作を、図12に示すフローチャートを用いて説明する。
送受信機25Aが遅延時間要求メッセージ104を受信
すると(ステップST121)、このメッセージ104
はメッセージ処理手段91に送られる。メッセージ処理
手段91においては、遅延時間要求メッセージ104の
遅延時間フィールド117に記されている値(Td)を
読み出し(ステップST122)、この値に、データ送
信装置2でのデータ処理に要する時間の最大値(Tp)
及び端末1からデータ送信装置2へデータを伝送するの
に要する時間(Tt)(なおこの時間(Tt)は、端末
1の送信速度より求まり、この情報は送受信機21より
得られる)を加算し(ステップST123)、その値
(Td+Tp+Tt)を遅延時間フィールド117に書
き込む(ステップST124)。
【0030】次にメッセージ処理手段においては、この
遅延時間フィールド117に書き込んだ値(Td+Tp
+Tt)が、その通信を行うのに許容される遅延時間内
かどうかを判断する。即ちその値が、遅延時間要求メッ
セージ104のフィールド118、119に記されてい
るサーバ装置4から端末1への方向の許容される遅延時
間(Tdown)、端末1からサーバ装置4への方向の
許容される遅延時間(Tup)の夫々より小さいかどう
かが判断される(ステップST125、ST126)。
いずれよりも小さいときは、端末1からサーバ装置4へ
の方向の許容される遅延時間(Tup)から遅延時間フ
ィールド117に書き込んだ値(Td+Tp+Tt)を
減じた値(Tup−(Td+Tp+Tt))をデータ送
信装置内での許容蓄積時間とし、この値を許容蓄積時間
保持手段51にセットし(ステップST127)、図1
0に示すように、通信が可能であることを遅延時間応答
メッセージ105に記して送受信機25Aよりサーバ装
置に送信する(ステップST128)。遅延時間フィー
ルド117に書き込んだ値(Td+Tp+Tt)が、そ
の通信を行うのに許容される遅延時間、即ち遅延時間要
求メッセージ104のフィールド118、119に記さ
れているサーバ装置4から端末1への方向の許容される
遅延時間(Tdown)、端末1からサーバ装置4への
方向の許容される遅延時間(Tup)の少なくともいず
れか一方よりも大きくなるときは、遅延時間フィールド
117に書き込んだ値(Td+Tp+Tt)及び通信が
不可能であることを遅延時間応答メッセージ105に記
して送受信機25Aよりサーバ装置に送信する(ステッ
プST129)。
【0031】データ送信装置2から送信された、通信が
可能であることが記された遅延時間応答メッセージ10
5を、サーバ装置4が受信すると、サーバ装置4から端
末1に対してサービスが開始される(図10の10
6)。サービスが開始された後に端末1がデータ送信装
置2を介してサーバ装置4にデータを送信する際には、
第2の実施形態で述べた動作と同じようにして、許容蓄
積時間を経過するまでは端末1からのデータを順次バッ
ファー22に保持し(図10の107)、許容蓄積時間
を経過するとそれまで保持されていたデータ108をま
とめてノード1、ノード2を介してサーバ装置4に送信
する。
【0032】このとき、データ送信装置2が装備あるい
は接続される端末1が同時に複数の通信を利用したサー
ビスを受ける場合など、通信を行うのに許容される遅延
時間が複数になる場合には、データ送信装置2のバッフ
ァー22、許容蓄積時間保持手段51、及びタイマー手
段52を夫々複数個装備することにより、それぞれの通
信について許容される遅延時間毎に送信のタイミングを
判断することができる。
【0033】以上説明したように、データ送信装置が装
備あるいは接続される端末と、その端末が通信を行う相
手のサーバ装置などとの間で、その通信を行う場合に許
容される遅延時間に基づいて、データ送信装置内でデー
タを保持する許容蓄積時間を設定することで、端末及び
サーバ装置間での通信を利用したサービスの品質を保ち
ながら、データ送信装置での消費電力を低減したデータ
送信を行うことができる。
【0034】(第4の実施形態)図13に本発明の第4
の実施形態に係る通信システムにおけるデータ送信装置
2の構成を示す。なお、通信システムの全体の構成は、
図8に示されているものと同様とする。この実施形態に
おけるデータ送信装置2は、基本的には図5に示す第2
の実施形態におけるデータ送信装置2の構成に加えて、
端末1から受信されるデータに夫々付与されている許容
される遅延時間を検出する許容遅延時間検出手段131
を備えたものである。
【0035】次にこの動作を説明するが、ここでは、デ
ータ送信装置が図13に示した構成に加えて、第3の実
施形態の場合と同じように、データを受信してから送信
するまでに要する遅延時間の最大値を検出するための情
報を送受信するメッセージ処理手段を備えている場合に
ついて説明する。
【0036】端末1が通信網3に接続されるサーバ装置
4から通信を利用したサービスを受けたいときに、端末
1とサーバ装置4との間でやり取りを行うことで、第3
の実施形態の場合と同様に、データ送信装置2では受信
した遅延時間要求メッセージの遅延時間フィールドに記
されている値から、サーバ装置4とデータ送信装置2と
の間でデータを伝送するのに要する時間の最大値(T
d)を知る事ができる。次に、データ送信装置2では、
遅延時間要求メッセージの遅延時間フィールドに記され
ている値(Td)に、データ送信装置2でのデータ処理
に要する時間の最大値(Tp)及び端末1からデータ送
信装置2へデータを伝送するのに要する時間(Tt)を
加算し、その値(Td+Tp+Tt)を遅延時間フィー
ルドに書き込み、それを遅延時間応答メッセージとして
サーバ装置4に返送する。
【0037】遅延時間応答メッセージを受信したサーバ
装置4は、遅延時間フィールドに記された値が、その通
信を行うのに許容される遅延時間即ちサーバ装置4から
端末1への方向の許容遅延時間(Tdown)と端末1
からサーバ装置4への方向の許容遅延時間(Tup)の
いずれよりも小さい場合には、サービスを開始する。
【0038】サービス開始後、端末1はサーバ装置宛の
データにそのデータの許容される遅延時間を付与してデ
ータ送信装置2へ送信する。データ送信装置2では、受
信機21により端末1からのデータを受信すると、その
データをバッファー22に保持するとともに、許容遅延
時間検出手段121がそのデータに付与されている許容
される遅延時間(Tup)を読み取る。この値(Tu
p)から、端末1からサーバ装置4へデータが伝送され
るのに要する最大遅延時間(Td+Tp+Tt)を減じ
た値(Tup−(Td+Tp+Tt))を、そのデータ
の許容蓄積時間として、許容蓄積時間保持手段51に設
定する。その後は第2の実施形態で述べた動作と同じよ
うにして、許容蓄積時間を経過するまでは端末1からの
データを順次バッファー22に保持し、許容蓄積時間を
経過するとそれまで保持されていたデータをまとめてノ
ード1、ノード2を介してサーバ装置4に送信する。
【0039】このとき、データ送信装置2が装備あるい
は接続される端末1が同時に複数の通信を利用したサー
ビスを受ける場合など、通信を行うのに許容される遅延
時間が複数になる場合には、データ送信装置2のバッフ
ァー22、許容蓄積時間保持手段51、及びタイマー手
段52を夫々複数個装備することにより、それぞれの通
信について許容される遅延時間毎に送信のタイミングを
判断することができる。
【0040】次に図13のデータ送信装置2が、許容蓄
積時間保持手段51への設定を行う別の手順について説
明する。データ送信装置2が装備あるいは接続される端
末1が、通信網に接続される有線端末等と通信を行って
いるときに、端末1から送信するデータは、そのデータ
の内容により許容される遅延時間が異なる場合がある。
例えば、端末1から送信されるデータが音声通話情報を
運ぶデータであったり、文書ファイル情報を運ぶデータ
であったりした時には、音声通話情報はなるべく遅延な
く通信相手に送る必要があるが、文書ファイル情報は多
少の遅延があっても良いという場合がある。このような
場合データ送信装置2では、それぞれのデータについて
許容される遅延時間内に通信相手に届くようにバッファ
ーに保持する期限を定める必要がある。
【0041】そこで、データ送信装置2では前述した方
法等を用いて、通信相手とデータ送信装置2との間でデ
ータを伝送するのに要する遅延時間の最大値(Td)を
検出する。そして端末1からのデータを受信する毎に、
そのデータをバッファー22に保持すると同時に、許容
遅延時間検出手段131が、そのデータに付与されてい
る許容される遅延時間(Tup)を読み取る。この値
(Tup)から、端末1から通信相手へデータが伝送さ
れるのに要する最大遅延時間(Td+Tp+Tt)を減
じた値(Tup−(Td+Tp+Tt))を、そのデー
タの許容蓄積時間として、許容蓄積時間保持手段51に
設定する。そしてこの値は送信判断手段23に送られ
る。送信判断手段23ではこの許容蓄積時間の値と、そ
の時のタイマー手段52が示している値とを比較し、タ
イマー手段52が示している値の方が小さいとき(今保
持したデータの保持期限より、既に保持しているデータ
の保持期限の方が早く到来することとなるとき)はその
ままタイマー動作を継続させるが、タイマー手段52が
示している値の方がそのデータの許容蓄積時間の値より
も大きいとき(今保持したデータの保持期限のほうが、
既に保持しているデータの保持期限より早く到来するこ
ととなるときとき)は、タイマー手段52にそのデータ
の許容蓄積時間の値を送ってタイマー手段52にこの許
容蓄積時間を設定し、この設定値でタイマー手段52が
以後の動作を行うが、その動作は(その後も端末1から
のデータを受信する毎に、その許容蓄積時間の値とその
時のタイマー手段52が示している値とを比較しタイマ
ー手段52が示している値の方がそのデータの許容蓄積
時間の値よりも大きいときタイマー手段52が設定し直
される点を除いては)、第2の実施形態の場合と同様で
ある。
【0042】以上述べたように、この第4の実施形態に
おいては、データ送信装置が装備あるいは接続される端
末が送信するデータに付与されている許容される遅延時
間に基づいて、データ送信装置内でデータを保持する許
容蓄積時間を設定することで、それぞれのデータの内容
に応じたサービスの品質を保ちながら、データ送信装置
での消費電力を低減したデータ送信を行うことができ
る。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、消費電力を低減したデ
ータ送信を行うことができる。更に、データ送信装置と
これに接続される端末とを同一筐体内に収容し、データ
送信装置から通信網への送信は無線回線を介して行うよ
うにした携帯型の端末装置とした場合は、この携帯型端
末装置の電源として使用する電池の容量を少なくするこ
とができるので、携帯型端末装置の小型化に有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る通信システムの
構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施形態におけるデータ送信装置の動作
を示すフローチャート。
【図3】第1の実施形態におけるデータ送信装置の動作
を説明するためのタイミングチャート。
【図4】従来方法と本発明の実施形態における送信機の
立ち上げ、立ち下げ時間を比較して示す説明図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る通信システムの
構成を示すブロック図。
【図6】第2の実施形態におけるデータ送信装置の動作
を示すフローチャート。
【図7】第2の実施形態におけるデータ送信装置の動作
を説明するためのタイミングチャート。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る通信システムの
構成の概略を示すブロック図。
【図9】第3の実施形態におけるデータ送信装置の構成
の詳細を示すブロック図。
【図10】第3の実施形態に係る通信システムにおける
通信の手順を示すシーケンス図。
【図11】第3の実施形態に係る通信システムで使用さ
れる遅延時間メッセージのフォーマットを示す図。
【図12】第3の実施形態におけるデータ送信装置の動
作を示すフローチャート。
【図13】本発明の第4の実施形態に係る通信システム
におけるデータ送信装置の構成を示すブロック図。
【図14】従来のデータ送信装置の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1…端末 2…データ送信装置 3…通信網 4…サーバ装置 21…受信機 22…バッファー 23…送信判断手段 24…データ量閾値保持手段 25…送信機 51…許容蓄積時間保持手段 52…タイマー手段 91…メッセージ処理手段 131…許容遅延時間検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 農人 克也 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 鎌形 映二 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 利光 清 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信すべきデータを一時的に保持するバッ
    ファー手段と、このバッファー手段に保持された前記デ
    ータを送信する送信手段と、遅延が許容されるデータの
    前記バッファー手段における保持状態が所定の限界状態
    を越えたとき前記バッファー手段に保持されている全て
    の送信すべきデータを前記送信手段から送信するように
    制御する制御手段とを具備したことを特徴とするデータ
    送信装置。
  2. 【請求項2】送信すべきデータを一時的に保持するバッ
    ファー手段と、このバッファー手段に保持された前記デ
    ータを送信する送信手段と、遅延が許容されるデータが
    前記バッファー手段に所定の量以上保持されたとき前記
    バッファー手段に保持されている全ての送信すべきデー
    タを前記送信手段から送信するように制御する制御手段
    とを具備したことを特徴とするデータ送信装置。
  3. 【請求項3】送信すべきデータを一時的に保持するバッ
    ファー手段と、このバッファー手段に保持された前記デ
    ータを送信する送信手段と、遅延が許容されるデータの
    いずれかの前記バッファー手段での保持時間が所定の時
    間を経過したとき前記バッファー手段に保持されている
    全ての送信すべきデータを前記送信手段から送信するよ
    うに制御する制御手段とを具備したことを特徴とするデ
    ータ送信装置。
  4. 【請求項4】送信すべきデータを一時的に保持するバッ
    ファー手段と、このバッファー手段に保持された前記デ
    ータを送信する送信手段と、通信条件の取り決めにより
    定められた許容される遅延時間に応じて前記バッファー
    手段にデータを保持する時間を定める手段と、遅延が許
    容されるデータのいずれかの前記バッファー手段での保
    持時間が前記手段により定められた時間を経過したとき
    前記バッファー手段に保持されている全ての送信すべき
    データを前記送信手段から送信するように制御する制御
    手段とを具備したことを特徴とするデータ送信装置。
  5. 【請求項5】送信すべきデータを一時的に保持するバッ
    ファー手段と、このバッファー手段に保持された前記デ
    ータを送信する送信手段と、送信すべきデータの夫々に
    付与された許容される遅延時間を検出する検出手段と、
    この検出手段により検出された許容される遅延時間に応
    じて前記バッファー手段にデータを保持する時間を定め
    る手段と、遅延が許容されるデータのいずれかの前記バ
    ッファー手段での保持時間が前記手段により定められた
    時間を経過したとき前記バッファー手段に保持されてい
    る全ての送信すべきデータを前記送信手段から送信する
    ように制御する制御手段とを具備したことを特徴とする
    データ送信装置。
  6. 【請求項6】データを処理する端末と、通信網と、前記
    端末から供給されるデータを前記通信網に送信するデー
    タ送信装置とを含む通信システムにおいて、前記データ
    送信装置は、前記端末から供給される送信すべきデータ
    を一時的に保持するバッファー手段と、このバッファー
    手段に保持された前記データを送信する送信手段と、遅
    延が許容されるデータの前記バッファー手段における保
    持状態が所定の限界状態を越えたとき、前記バッファー
    手段に保持されている全ての送信すべきデータを前記送
    信手段から送信するように制御する制御手段とを具備し
    たものであることを特徴とする通信システム。
  7. 【請求項7】前記端末と前記データ送信装置とは同一筐
    体内に収容され、前記データ送信装置から前記通信網へ
    の送信は無線回線を介して行われるものであることを特
    徴とする請求項6に記載の通信システム。
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