JP3811629B2 - 無線移動機の受信レベル測定方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は無線移動機の受信レベル測定方法に関し、特に無線移動機が送信時に1スロットを使用し、受信時に3スロットを使用して通信を行う無線移動機の受信レベル測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機システムにおいて、基地局と無線移動機との通信を行う場合、図8に示すように、現在無線移動機M1がある基地局B1のゾーンA1内にあるとき、そのゾーンA1の周辺基地局のキャリア受信レベルを絶えず測定(以下、周辺ゾーン監視と称する)し、無線移動機がその基地局のゾーン内にいても何らかの障害により受信レベルが低下し、周辺の基地局B2のキャリア受信レベルの方が高いとき、そちらの基地局B2の電波を受信できるように制御することが行なわれている。
【0003】
図9はシングルパケット方式における周辺ゾーン監視用キャリア受信レベル測定のためのスロット例である。PDC規格では、図9に示すようにサブフレーム単位内に3スロットが割り当てられており、無線移動機では、先頭の1スロットで受信し(R)、2つ後のスロットで送信(T)している。2つ目のスロットは送受信を行わないアイドルスロット(I)であり、このスロットの期間内で上述の周辺ゾーン監視が行なわれる。この場合、無線移動機の受信回路を受信状態から周辺ゾーン監視のために周波数を切換える制御が行なわれる。このため、無線移動機では周辺ゾーン監視のための専用の受信回路を設ける必要がなくなり、回路規模を小さくできる利点がある。
【0004】
一方、シングルパケット方式とは別に、フルデュプレクスパケット方式があり、この方式では図10(a)に示すように、2つのサブフレームで1フレームを構成し、サブフレーム内に図10(b)に示すように3つのスロットが割り当てられている。そして、フルデュプレクスパケット方式では3スロット連続して受信が行なわれる。3スロットの全てが自局宛である場合もあれば、他局宛あるいはアイドルスロットが含まれている場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のごとく、フルデュプレクスパケット方式では、図9で説明したシングルパケット方式のように、アイドルスロットがフレーム周期で送られてくるわけではないので、周期的な周辺ゾーン監視を行うことができない。このため、場合によっては基地局との通信が遮断されてしまうおそれがある。もし、周期的に周辺ゾーン監視を行おうとすれば、そのための専用の受信回路を必要とし、回路規模が大きくなってしまう。
【0006】
それゆえに、この発明の主たる目的は、フルデュプレクスパケット方式で効率良く周辺ゾーン監視を行なうことができ、通信が遮断することのない無線移動機の受信レベル測定方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、基地局からの複数のスロットからなるフレームを受信する無線移動機で、周辺ゾーン基地局からの受信信号レベルを測定する方法において、自局宛以外のスロットの信号を受信し、該信号中の情報から次フレーム中に自局宛以外のスロットが存在するか否かを判別する判別ステップと、自局宛以外のスロットが存在すると判別したとき、次フレームの自局宛以外のスロット位置で周辺ゾーン基地局からの信号を受信する受信ステップと、受信した信号の受信レベルを測定する測定ステップを備え、判別ステップで次フレーム中に自局宛以外のスロットが複数存在すると判別したとき、受信ステップで次フレームの自局宛以外のスロットのうちの1つのスロット位置のみで周辺ゾーン基地局からの信号を受信することを特徴とする。
【0008】
他の発明は、基地局からの複数のスロットからなるフレームを受信する無線移動機で、周辺ゾーン基地局からの受信信号レベルを測定する方法において、自局宛以外のスロットの信号を受信し、該信号中の情報から次フレームの自局宛以外のスロット相当位置のスロットが自局宛以外か否かを判別する判別ステップと、自局宛以外のスロットであると判別したとき、次フレームの自局宛以外のスロット位置で周辺ゾーン基地局からの信号を受信する受信ステップと、受信した信号の受信レベルを測定する測定ステップを備え、判別ステップで次フレーム中に自局宛以外のスロットが複数存在すると判別したとき、受信ステップで次フレームの自局宛以外のスロットのうちの1つのスロット位置のみで周辺ゾーン基地局からの信号を受信することを特徴とする。
他の発明は、基地局からの複数のスロットからなるフレームを受信する無線移動機で、周辺ゾーン基地局からの受信信号レベルを測定する方法において、自局宛以外のスロットの信号を受信し、該信号中の情報から次フレーム中に自局宛以外のスロットが存在するか否かを判別する判別ステップ、判別ステップで自局宛以外のスロットが存在すると判別したとき、次フレームの自局宛以外のスロット位置で周辺ゾーン基地局からの信号を受信する受信ステップ、および受信ステップで受信した信号の受信レベルを測定する測定ステップを備え、受信ステップは、判別ステップで次フレーム中に自局宛以外のスロットが存在しないと判別し、かつ直前に連続して受信した所定数のフレームにおいて周辺ゾーン基地局からの信号を受信していない場合、次フレームのスロットのうち1つのスロット位置で周辺ゾーン基地局からの信号を受信することを特徴とする。
他の発明は、基地局からの複数のスロットからなるフレームを受信する無線移動機で、周辺ゾーン基地局からの受信信号レベルを測定する方法において、自局宛以外のスロットの信号を受信し、該信号中の情報から次フレームの自局宛以外のスロット相当位置のスロットが自局宛以外か否かを判別する判別ステップ、判別ステップで自局宛以外のスロットであると判別したとき、次フレームの自局宛以外のスロット位置で周辺ゾーン基地局からの信号を受信する受信ステップ、および受信ステップで受信した信号の受信レベルを測定する測定ステップを備え、受信ステップは、判別ステップで次フレーム中に自局宛以外のスロットが存在しないと判別し、かつ直前に連続して受信した所定数のフレームにおいて周辺ゾーン基地局からの信号を受信していない場合、次フレームのスロットのうち1つのスロット位置で周辺ゾーン基地局からの信号を受信することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の一実施形態の無線移動機の概略ブロック図である。図1において、送受信共用アンテナ1はデュプレクサ2を介して受信回路4と送信回路3とに接続されている。送信回路3は送受信用PLL回路5で発振される局部発振信号に基づいて、ベースバンド信号処理部6から与えられる符号化されたベースバンド信号を受信周波数とは異なる周波数の送信信号に変換し、デュプレクサ2を介して送受信共用アンテナ1から基地局に向けて送信させる。
【0012】
受信回路4は送受信用PLL回路5で発振される局部発振信号に基づいて送受共用アンテナ1を介して基地局からの信号を受信し、受信信号をベースバンド信号に変換してベースバンド信号処理部6に出力するとともに、受信レベルモニタ部9に出力する。ベースバンド信号処理部6はベースバンド信号を符復号器8に与えて復号させる。符復号器8は送信時には音声などの送信情報を符号化してベースバンド信号処理部6に与える。
【0013】
送受信用PLL回路5は、送信時には局部発振信号を送信回路3に出力し、受信時および周辺ゾーン監視時には局部発振信号を受信回路4に出力するように、タイミング制御部7によって制御される。受信レベルモニタ部9は受信回路4の受信出力に基づいて、周辺基地局のキャリア受信レベルをモニタし、周辺ゾーン監視を行う。
【0014】
図2はこの発明の一実施形態の動作を説明するためのフローチャートであり、図3はこの発明の一実施形態の動作を説明するためのスロットの配置例図である。図3において、1n(nは1〜6)はフレームを示し、それぞれ20n,21n,22nで示す3スロットで構成されている。「自」は自局宛スロットを示し、「他」は他局宛スロットを示し、「受」は受信動作を行うスロットを示し、「周」は周辺ゾーン監視を行うスロットを示している。
【0015】
ひとかたまりのデータをユニットと呼び、1ユニットのデータはフレームの同位置にあるいくつかのスロットに分割されて受信される。たとえば、スロット201,202,203,204を受信することで1ユニットのデータが受信される。PDC規格では、ユニットの先頭となるスロットに、このユニットがいくつのスロットに分割されて受信されるか、すなわちこの先いくつのフレームの同位置スロットがこのユニットのデータであるかを示す情報が含まれる。したがって、他局宛ユニットの先頭スロットを受信し、そのユニットが複数のスロットで構成されていることを示す情報を得ることによって、他局宛スロットの位置を判別することができる。
【0016】
図3においては、スロット212を受信し、このスロットで始まる他局宛ユニットが4つのスロットで構成されていることを示す情報を得ることによって、スロット213,214,215が他局宛スロットであることを判別する。また,同じくスロット223を受信し、このユニットが2つのスロットで構成されている情報を得ることによって、スロット224が他局宛スロットであることを判別する。
【0017】
フレーム11から通信が始まるとすると、以上のように他局宛スロット212,226は他局宛であることを判別できないので受信する必要がある。しかし、上記のユニット構成数に関する情報が得られれば、1スロット全てを受信する必要はない。また、上記では、他局宛スロットについて述べたが、アイドルスロットについても同様な情報が含まれている。すなわち、1つのアイドルスロットを受信することによって、同位置スロットがアイドルスロットであるフレームがいくつ続くかを知ることができ、これによりアイドルスロットの位置を判別することができる。
【0018】
図1に示した受信レベルモニタ部9は、図2に示すステップS(図示ではSと略称する)21において、3スロットパケットを連続して受信開始したか否かを判別する。受信を開始していれば、ステップS22において、次フレームで受信するスロットがアイドルスロットまたは他局宛のスロットであることを判別すると、そのスロットの情報を取込む必要はないので、タイミング制御部7はステップS2において、送受信用PLL回路5を制御して周辺ゾーン監視のための局部発振周波数を発振させる。受信回路4はその局部発振周波数に応じて基地局からの信号を受信し、受信レベルモニタ部9はその受信出力に基づいて、周辺基地局のキャリア受信レベルをモニタして周辺ゾーン監視を行う。そして、ステップS25において、次のスロットを受信する。
【0019】
もし、受信するスロットがアイドルスロットまたは他局宛のスロットであることが判別できないと、そのスロットは当該無線移動機宛のスロットである可能性があるので、ステップS23において、タイミング制御部7は送受信用PLL回路5を制御して自局宛スロットを受信するための局部発振信号を発振させる。その後、再度次のスロット受信の動作を行う。
【0020】
したがって、この実施形態では、図3に示すように、予め判別された他局宛あるいはアイドルスロットが送信されたときには、必ず周辺ゾーン監視を行うことになり、効率良く周辺ゾーン監視を行うことができる。その結果、周辺ゾーンに関する情報の取りこぼしを生じることがないので基地局との通信が遮断されることがなく、しかも周辺ゾーン監視のための専用の受信回路を設ける必要もなくなる。
【0021】
図4はこの発明の他の実施形態を説明するためのフローチャートであり、図5は同じくスロットの配置例を示す図である。
図5において、前述の図3と同様にして、3n(nは1〜6)はフレームを示し、それぞれ30n,31n,32nで示す3スロットで構成されており、1ユニットのデータはフレームの同位置にあるスロット401,402,403,404に分割されていて、これらのスロット201,202,203,204を受信することで1ユニットのデータが受信される。
【0022】
図2に示した実施形態では、他局宛スロットまたはアイドルスロットであることを判別したときには必ず周辺ゾーン監視を行うようにした。このため、図3のサブフレーム3,4にかけて4回連続して周辺ゾーン監視を行うことも生じ、冗長であり、無駄な動作となり電池の消耗が大きくなってしまう。そこで、この実施形態では、少しでも電池の消費電力を減らすために、1サブフレームで1回のみ周辺ゾーン監視を行うようにしたものである。
【0023】
すなわち、この実施形態では、ステップS41において3スロットパケットを連続して受信したことを判別し、ステップS42において次フレームで受信するスロットがアイドルスロットまたは他局宛スロットであることを判別したとき、ステップS43において、そのサブフレームの他のスロットで周辺ゾーン監視をしないかを判別する。そのサブフレームの他のスロットで周辺ゾーン監視をしないのであれば、ステップS44において当該スロット位置において周辺ゾーン監視を行い、そのサブフレームの他のスロットで周辺ゾーン監視を行うのであれば、ステップS45において周辺ゾーン監視も受信動作も行わない。ステップS42においてアイドルスロットまたは他局宛スロットであることを判別できなければ、ステップS46において受信動作を行い、ステップS47において次のスロットを受信する。
【0024】
図5に示した例において、サブフレーム33,34,35の2スロット目のスロット413,414,415はいずれも他局宛スロットになっているが、これはサブフレーム4の2スロット目のスロット412に、サブフレーム33〜サブフレーム35の2番目のスロット413,414,415が他局宛であることを示す情報が含まれていることより判別できる。また、サブフレーム33のスロット423を受信することで、サブフレーム34のスロット424が他局宛であることを判別できる。このとき、同じサブフレーム34のスロット414が他局宛であることが分かっているので、スロット414で周辺ゾーン監視を行う場合、スロット424では周辺ゾーン監視を行なわない。
【0025】
したがって、この実施形態では、1サブフレーム内で自局宛スロット以外が送信されてくると判別したときには必ず1回周辺ゾーン監視を行い、続いて同じサブフレーム内で自局宛スロット以外が送られてきても周辺ゾーン監視を行わないことで、電池の消費電力を削減できる。
【0026】
図6はこの発明のさらに他の実施形態を説明するためのフローチャートであり、図7は同じくスロットの配置例を示す図である。
【0027】
図2および図4で説明した実施形態は、他局宛のスロットが必ず送信されてくることが前提となっているが、使用頻度の少ない場所においては自局宛のスロットのみが送信されてくることがある。この場合、自局宛スロットは通常全て受信する必要があるので、周辺ゾーン監視を行うことができない。
【0028】
サブフレームは図7に示すように700〜735が繰り返し送信されており、これらの35のサブフレームはスーパフレームと呼ばれている。この実施形態では、たとえば1つのスーパフレーム700〜735において1度も周辺ゾーン監視を行っていない場合、スーパフレームの最後のサブフレーム35の3つ目のスロットにおいて、自局宛スロットがあっても、そのスロットに関して自局宛の情報を受信することなく、そのスロット期間は周辺ゾーン監視を行う。
【0029】
図2の説明と同様にして、ステップS61において3スロットパケットの連続受信の開始を検出すると、ステップS62において次フレームのスロットがアイドルスロットまたは他局宛スロットであるかを判別し、そうであれば図4の動作と同様にステップS63,S64,S65の処理を実行する。判別できなければステップS66において、次フレームをフレーム735とするスーパフレーム中の他のスロットにおいて、周辺ゾーン監視がされたか否かを判別する。もし、他のスロットで周辺ゾーン監視がされていれば、その自局宛スロットを受信するために、ステップS68においてタイミング制御部7は送受信用PLL回路5を制御して自局宛スロットを受信するための局部発振信号を発振させる。その後、ステップS69において再度次のスロット受信の動作を行う。
【0030】
スーパフレーム中の他のスロットにおいて1度も周辺ゾーン監視がされていないことを判別すると、ステップS67において次フレームの最後のスロットにおいて周辺ゾーン監視を行うために、タイミング制御部7は送受信用PLL回路5を制御して周辺ゾーン監視のための局部発振周波数を発振させる。それにより、受信レベルモニタ部9は受信回路4の受信出力に基づいて周辺ゾーン監視を行う。
【0031】
この実施形態では、スーパフレーム中の少なくとも1つのスロットの期間に周辺ゾーン監視を行うことができる。自局宛の情報が失われてしまうおそれがあるが、基地局から再度送信されてくる可能性がある。これに対して、スーパフレーム中に1度も周辺ゾーン監視を行わなければ、無線移動機の移動に伴い、基地局との間の通信が途切れてしまうおそれがあり、一部の情報が失われることよりも通信の継続を図る方が、ユーザに対するサービスを図ることができるといえる。
【0032】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、、自局宛以外のスロットの信号を受信し、該信号中の情報から次フレーム中に自局宛以外のスロットが存在するか否かを判別し、自局宛以外のスロットが存在すると判別したとき、次フレームの自局宛以外のスロット位置で周辺ゾーン基地局からの信号を受信し、受信した信号の受信レベルを測定するフルデュプレクス方式で効率良く周辺ゾーン監視を行なうことができ、通信が遮断することがない。
【0034】
また、自局宛以外のスロットの信号を受信し、該信号中の情報から次フレームの自局宛以外のスロット相当位置のスロットが自局宛以外か否かを判別する判別し、自局宛以外のスロットであると判別したとき、次フレームの自局宛以外のスロット位置で周辺ゾーン基地局からの信号を受信し、受信した信号の受信レベルを測定するようにしたので、フルデュプレクス方式で効率良く周辺ゾーン監視を行なうことができ、通信が遮断することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の無線移動機の概略ブロック図である。
【図2】 この発明の一実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】 同じくスロットの配置を示す図である。
【図4】 この発明の他の実施形態を説明するためのフローチャートである
【図5】 同じくスロットの配置例を示す図である。
【図6】 この発明のさらに他の実施形態を示すフローチャートである。
【図7】 同じくスロットの配置例を示す図である。
【図8】 従来の周辺ゾーン監視を行う動作を説明するための図である。
【図9】 シングルパケット方式における周辺ゾーン監視用キャリア受信レベル測定のためのスロット例である。
【図10】 フルデュプレクスパケット方式におけるスロット例である。
【符号の説明】
1 送受信共用アンテナ、2 デュプレクサ、3 送信回路、4 受信回路、5 送受信用PLL回路、6 ベースバンド信号処理部、7 タイミング制御部、8 符復号器、9 受信レベルモニタ部。
Claims (4)
- 基地局からの複数のスロットからなるフレームを受信する無線移動機で、周辺ゾーン基地局からの受信信号レベルを測定する方法において、
自局宛以外のスロットの信号を受信し、該信号中の情報から次フレーム中に自局宛以外のスロットが存在するか否かを判別する判別ステップ、
前記判別ステップで自局宛以外のスロットが存在すると判別したとき、前記次フレームの自局宛以外のスロット位置で周辺ゾーン基地局からの信号を受信する受信ステップ、および
前記受信ステップで受信した信号の受信レベルを測定する測定ステップを備え、
前記判別ステップで次フレーム中に自局宛以外のスロットが複数存在すると判別したとき、前記受信ステップで、前記次フレームの自局宛以外のスロットのうちの1つのスロット位置のみで周辺ゾーン基地局からの信号を受信することを特徴とする、無線移動機の受信レベル測定方法。 - 基地局からの複数のスロットからなるフレームを受信する無線移動機で、周辺ゾーン基地局からの受信信号レベルを測定する方法において、
自局宛以外のスロットの信号を受信し、該信号中の情報から次フレームの前記自局宛以外のスロット相当位置のスロットが自局宛以外か否かを判別する判別ステップ、
前記判別ステップで自局宛以外のスロットであると判別したとき、前記次フレームの自局宛以外のスロット位置で周辺ゾーン基地局からの信号を受信する受信ステップ、および
前記受信ステップで受信した信号の受信レベルを測定する測定ステップを備え、
前記判別ステップで次フレーム中に自局宛以外のスロットが複数存在すると判別したとき、前記受信ステップで、前記次フレームの自局宛以外のスロットのうちの1つのスロット位置のみで周辺ゾーン基地局からの信号を受信することを特徴とする、無線移動機の受信レベル測定方法。 - 基地局からの複数のスロットからなるフレームを受信する無線移動機で、周辺ゾーン基地局からの受信信号レベルを測定する方法において、
自局宛以外のスロットの信号を受信し、該信号中の情報から次フレーム中に自局宛以外のスロットが存在するか否かを判別する判別ステップ、
前記判別ステップで自局宛以外のスロットが存在すると判別したとき、前記次フレームの自局宛以外のスロット位置で周辺ゾーン基地局からの信号を受信する受信ステップ、および
前記受信ステップで受信した信号の受信レベルを測定する測定ステップを備え、
前記受信ステップは、前記判別ステップで次フレーム中に自局宛以外のスロットが存在しないと判別し、かつ直前に連続して受信した所定数のフレームにおいて周辺ゾーン基地局からの信号を受信していない場合、前記次フレームのスロットのうち1つのスロット位置で周辺ゾーン基地局からの信号を受信することを特徴とする、無線移動機の受信レベル測定方法。 - 基地局からの複数のスロットからなるフレームを受信する無線移動機で、周辺ゾーン基地局からの受信信号レベルを測定する方法において、
自局宛以外のスロットの信号を受信し、該信号中の情報から次フレームの前記自局宛以外のスロット相当位置のスロットが自局宛以外か否かを判別する判別ステップ、
前記判別ステップで自局宛以外のスロットであると判別したとき、前記次フレームの自局宛以外のスロット位置で周辺ゾーン基地局からの信号を受信する受信ステップ、および
前記受信ステップで受信した信号の受信レベルを測定する測定ステップを備え、
前記受信ステップは、前記判別ステップで次フレーム中に自局宛以外のスロットが存在しないと判別し、かつ直前に連続して受信した所定数のフレームにおいて周辺ゾーン基地局からの信号を受信していない場合、前記次フレームのスロットのうち1つのスロット位置で周辺ゾーン基地局からの信号を受信することを特徴とする、無線移動機の受信レベル測定方法。
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