JP2975920B2 - 移動局の電力消費制御方法 - Google Patents

移動局の電力消費制御方法

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JP2975920B2
JP2975920B2 JP10053809A JP5380998A JP2975920B2 JP 2975920 B2 JP2975920 B2 JP 2975920B2 JP 10053809 A JP10053809 A JP 10053809A JP 5380998 A JP5380998 A JP 5380998A JP 2975920 B2 JP2975920 B2 JP 2975920B2
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正孝 飯塚
斉 高梨
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の無線基地局
との間で無線データ通信を行う移動局の電力消費制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線基地局との間で無線データ通信を行
う移動局は、携帯に便利であるのが望ましいので、移動
局の電源としては一般に小型のバッテリーが用いられ
る。また、この種の移動局は限られたバッテリーの電力
でできる限り長い間、充電なしに動作するのが望まし
い。
【0003】従って、移動局についてはそれの消費電力
を抑制するための技術が従来より採用されている。この
種の電力消費制御技術を採用した移動局においては、無
線通信動作が可能な第1の動作状態と、電力消費量が低
減され無線通信動作が不可能な第2の動作状態とを有す
る。
【0004】第1の動作状態では、基本的に移動局の全
ての回路に電力が供給されるので、移動局は基地局との
間で無線通信できる。また、第2の動作状態では、移動
局の消費電力が必要最小限になるように、例えば第1の
動作状態に移行するために必要な状態監視回路のみに電
力が供給される。従って、第2の動作状態では移動局は
通信ができないが、バッテリーの消耗は大幅に抑制され
る。
【0005】しかし、実際の移動局においては、移動局
が待機状態の場合であっても、基地局から移動局に定期
的に送られる同期信号などを監視する必要がある。そこ
で、移動局には前記第1の動作状態に常時維持される送
受信モードと、前記第1の動作状態及び第2の動作状態
を必要に応じて切り替えるパワーセーブモードとが設け
られる。
【0006】パワーセーブモードにおいては、例えば、
基地局から同期信号が送信されるタイミングだけは前記
第1の動作状態になって同期信号を受信し、それ以外の
タイミングでは第2の動作状態になる。この種の移動局
においては、前記送受信モードと前記パワーセーブモー
ドとを切り替える必要がある。すなわち、パワーセーブ
モードでは通常のデータ伝送ができないので、データ伝
送を行うときにはパワーセーブモードから送受信モード
に移行する必要がある。
【0007】また、送受信モードでは移動局の消費電力
が抑制されないので、移動局が待機状態を維持する場合
にはパワーセーブモードに移行してバッテリーの電力を
節約する必要がある。従来の移動局においては、キー操
作などのユーザからの指示に従って前記送受信モードと
パワーセーブモードとを切り替えるものが知られてい
る。また、送受信モードとパワーセーブモードとを自動
的に切り替えるものもある。
【0008】送受信モードとパワーセーブモードとを自
動的に切り替える装置においては、タイマを用いて、デ
ータの送受信がない待機状態が長く続く場合に送受信モ
ードからパワーセーブモードに自動的に切り替える。ま
た、パワーセーブモードで待機しているときに送信また
は受信を検知した場合には、パワーセーブモードから送
受信モードに自動的に移行する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記送受信モードと前
記パワーセーブモードとを自動的に切り替える装置にお
いては、パワーセーブモードで待機しているときに送信
または受信を検知した場合には、ユーザの意志とは無関
係に送受信モードに自動的に移行する。
【0010】仮に移動局の受信した信号フレームが、ユ
ーザデータの送受信とは直接関係のない制御信号であっ
ても、それに反応して移動局はパワーセーブモードから
送受信モードに切り替わってしまう。送受信モードに移
行した後、待機状態が所定時間継続した後で再びパワー
セーブモードに移行する。しかし、送受信モードからパ
ワーセーブモードに移行するまでの待ち時間の間、移動
局で無駄な電力が消費されるので、パワーセーブの効率
が悪くなる。
【0011】また、例えば電子メールを移動局と基地局
との間で転送する場合には、1回の通信で転送されるデ
ータ量が比較的小さい。従って、電子メールの転送を行
う環境においては、移動局と基地局との間のトラヒック
が散発的に発生する。このような環境では、トラヒック
が発生する度にパワーセーブモードから送受信モードに
切り替わり、その後、所定の待ち時間の後でパワーセー
ブモードに戻ると言う動作が繰り返される。従って、パ
ワーセーブの効率が悪くなるという問題がある。
【0012】一方、モードの切替をユーザの指示に従っ
て行う装置においては、データの送信、受信の状況をモ
ニターし適切なタイミングでモードの変更を行わない
と、効率の良いパワーセーブが行えないという問題があ
る。すなわち、移動局がパワーセーブモードで動作中に
着信が増加すると、データ転送効率の低下を招く。ま
た、通常の送受信モードで動作中にデータ送受信の頻度
が減少すると、パワーセーブの効率が低下する。
【0013】また、タイマーにより動作モードの切替を
行う方法と、ユーザからの指示により動作モードの切替
を行う方法の二通りの方法を持つシステムにおいても、
ユーザが使用できるパワーセーブの方法はいずれか一方
に限られているので、上記の間題は解決されない。
【0014】本発明は、移動局の電力消費制御方法にお
いて、パワーセーブを効率的に実施するとともに、デー
タ転送効率の低下を抑制することを主な目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1では、無線基地
局との間で無線通信を行う移動局であって、無線通信動
作が可能な第1の動作状態と、電力消費量が低減され無
線通信動作が不可能な第2の動作状態とを有し、前記第
1の動作状態に常時維持される送受信モードと、前記第
1の動作状態及び第2の動作状態を周期的に切り替える
パワーセーブモードとを備える移動局の電力消費制御方
法において、移動局が送受信モードで動作しているとき
には、移動局が待機している状態の継続時間が予め定め
た閾値を越えた場合、並びにユーザからモード切替指示
を受けた場合に、移動局を送受信モードからパワーセー
ブモードに移行し、移動局が待機している状態の継続時
間が前記閾値を越えたことを契機として、移動局が送受
信モードからパワーセーブモードに移行した場合には、
前記移動局においてデータ送信の要求、あるいはデータ
の着信が発生した場合に移動局をパワーセーブモードか
ら送受信モードに移行し、移動局がユーザからモード切
替指示を受けたことを契機として、移動局が送受信モー
ドからパワーセーブモードに移行した場合には、前記移
動局においてデータ送信の要求、あるいはデータの着信
が発生した場合におけるパワーセーブモードから送受信
モードへの変更を禁止し、移動局がパワーセーブモード
で動作している場合に、移動局がユーザからモード切替
指示を受けた場合には、移動局をパワーセーブモードか
ら送受信モードに移行することを特徴とする。
【0016】本発明においては、次に示す第1の条件及
び第2の条件の何れか一方が成立したことを検知する
と、移動局を送受信モードからパワーセーブモードに移
行する。第1の条件は、移動局が待機している状態の継
続時間が予め定めた閾値を越えた場合である。第2の条
件は、ユーザからモード切替指示を受けた場合である。
また、ユーザの意志を反映するために、第1の条件に基
づく送受信モードからパワーセーブモードへの移行より
も第2の条件に基づく送受信モードからパワーセーブモ
ードへの移行を優先する。
【0017】すなわち、前記第1の条件の成立により移
動局が送受信モードからパワーセーブモードに移行した
場合には、発信及び着信の何れかが検知された場合に移
動局をパワーセーブモードから送受信モードに移行する
が、前記第2の条件の成立により移動局が送受信モード
からパワーセーブモードに移行した場合には、発信及び
着信が検知された場合の自動モード切替を禁止する。
【0018】さらに、移動局がパワーセーブモードで動
作している場合に、移動局がユーザからモード切替指示
を受けた場合には、移動局をパワーセーブモードから送
受信モードに移行する。本発明によれば、ユーザが意識
的に送受信モードからパワーセーブモードに切り替えな
くても、待機状態が継続すると前記第1の条件の成立に
より自動的にパワーセーブモードに移行する。従って、
無駄な電力消費が抑制される。
【0019】また、ユーザが意識的に送受信モードから
パワーセーブモードに切り替えた場合には、発信及び着
信が検知された場合であっても、パワーセーブモードか
ら送受信モードに自動的に移行しないので、電力消費を
効率的に抑制できる。特に、電子メールを転送する場合
のように、散発的にトラヒックが発生する場合には、送
受信モードに移行することなく通信を行うので、電力消
費の低減効果が高まる。散発的に発生する電子メールの
通信においては、データ転送効率が低くても格別な問題
は生じない。
【0020】また、ユーザが意識的に送受信モードから
パワーセーブモードに切り替えることにより、データ転
送効率を改善できる。請求項2は、請求項1記載の移動
局の電力消費制御方法において、移動局が送受信モード
で動作しているときにユーザから前記モード切替指示を
受けた場合には、モード切替を行ったことを示す情報
移動局に記憶することを特徴とする。
【0021】本発明においては、移動局に記憶される前
記情報を参照することにより、モード切替の原因を識別
できる。すなわち、移動局がパワーセーブモードで動作
しているときには、前記第1の条件の成立により送受信
モードからパワーセーブモードに自動的に移行したの
か、それとも前記第2の条件の成立により送受信モード
からパワーセーブモードにユーザの意志で移行したのか
を識別できる。
【0022】請求項3は、請求項1記載の移動局の電力
消費制御方法において、移動局が送受信モードで動作し
ているときにユーザから前記モード切替指示を受けた場
合には、移動局が待機している状態の継続時間を検知す
るタイマを停止することを特徴とする。送受信モードか
らパワーセーブモードへの切替の条件として前記第1の
条件と第2の条件を併用する場合には、ユーザからのモ
ード切替指示によりパワーセーブモードへ移行した後
に、移動局の待機状態の継続時間を検知するタイマの出
力によって、パワーセーブモードへの移行が重複して発
生する可能性がある。
【0023】上記の場合、ユーザの意志によりパワーセ
ーブモードへ移行したにもかかわらず、移動局の待機状
態が長いために自動的にパワーセーブモードに移行した
ものと誤認される可能性がある。本発明では、ユーザか
らモード切替指示を受けた場合には、移動局の待機状態
の継続時間を検知するタイマを停止するので、送受信モ
ードからパワーセーブモードへの移行が重複して発生す
るのを防止できる。
【0024】請求項4は、請求項2記載の移動局の電力
消費制御方法において、移動局がパワーセーブモードで
動作しているときに前記移動局においてデータ送信の要
求、あるいはデータの着信が発生した場合には、移動局
に記憶された前記情報に基づいて、パワーセーブモード
から送受信モードへの自動モード切替を禁止もしくは許
可することを特徴とする。移動局に記憶される前記情報
を参照することにより、モード切替の原因を識別でき
る。すなわち、移動局がパワーセーブモードで動作して
いるときには、前記第1の条件の成立により送受信モー
ドからパワーセーブモードに自動的に移行したのか、そ
れとも前記第2の条件の成立により送受信モードからパ
ワーセーブモードにユーザの意志で移行したのかを識別
できる。
【0025】本発明によれば、ユーザの意志で送受信モ
ードからパワーセーブモードに移行した場合には、発信
又は着信が検知された場合に、自動的なモード切替が禁
止され、パワーセーブモードが維持される。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の1つの実施の形態を図1
〜図6に示す。この形態は全ての請求項に対応する。
【0027】図1はユーザのモード変更指示に対する移
動局の制御の内容を示すフローチャートである。図2は
タイマによりパワーセーブモードに移行する移動局の制
御の内容を示すフローチャートである。図3は送受信フ
レーム発生時の移動局の制御の内容を示すフローチャー
トである。図4はユーザのモード変更指示に対する移動
局の動作例を示すタイムチャートである。図5はタイマ
によりモードを切り替える移動局の動作例を示すタイム
チャートである。図6は移動局の動作状態の遷移を示す
模式図である。
【0028】この形態で制御対象になる移動局の構成
は、従来の移動局と同一である。勿論、所定の無線基地
局との間で通信する機能を有し、消費電力を抑制する機
能やタイマを内蔵している移動局を想定している。ま
た、この移動局と通信する無線基地局としては、従来の
無線基地局をそのまま利用できる。この形態において移
動局で実行される処理の主要部分が図1,図2及び図3
に示されている。図1,図2及び図3に示す処理は、移
動局に内蔵されるコンピュータにより並列的に実行され
る。図1,図2及び図3に示す処理を移動局で実行する
ことにより、図4及び図5に示す動作が実現する。
【0029】図6に示すように、この形態の移動局に
は、電力の供給状態として状態Aと状態Dの2種類の状
態が存在する。状態Aでは移動局の全回路に電力が供給
されるので、移動局と無線基地局との間で通信が可能で
ある。状態Dにおいては、移動局の一部の回路だけに電
力が供給されるので、通信動作は不可能である。しか
し、状態Dでは状態Aに比べて大幅に消費電力が低減さ
れる。
【0030】また、移動局には動作モードとして送受信
モードとパワーセーブモードの2つが備わっている。送
受信モードでは、状態Aに固定されるので常時送受信動
作が可能である。一方、パワーセーブモードでは、必要
に応じて、状態A又は状態Dになる。つまり、送受信を
する特定のタイミングでは状態Aになり、送受信をしな
い時には状態Dになる。
【0031】例えば、無線基地局から移動局に定期的に
送信される同期信号については、着信の確認のために受
信する必要がある。従って、移動局がパワーセーブモー
ドで待機しているときであっても、無線基地局からの同
期信号などを受信する時には状態Aになる。移動局の送
受信モードからパワーセーブモードヘの遷移は、ユーザ
からのモード変更指示を契機に行う場合と、タイマーの
タイムアウトを契機として行う場合とがある。
【0032】送受信モードとパワーセーブモードとの間
のモード遷移については、タイマーによる自動的なモー
ドの遷移よりもユーザの指示によるモードの遷移が優先
される。移動局が送受信モードとパワーセーブモードと
の間で遷移する場合には、移動局と無線基地局との間で
モード変更に伴う信号フレームの交換をする必要があ
る。従って、モード変更を伴うデータ転送では、信号フ
レームの交換による遅延が発生する。
【0033】頻繁なデータの送受信を行う場合には、ユ
ーザのモード変更指示により予め送受信モードを指定し
ておけば、モード変更のためのフレーム交換を行わない
ので、低遅延でのデータ転送が可能になる。また、デー
タ送受信の頻度が下がった場合には、ユーザが意識的に
パワーセーブモードに切り替えなくても、タイマーによ
り自動的にパワーセーブモードへ移行するのでバッテリ
ーの消費を抑制できる。
【0034】したがって、パケット通信のような密度の
高いトラフィックが散発的に発生するシステムでは非常
に有効である。また、ユーザが意識的にパワーセーブモ
ードを指定することにより、消費電力を更に効果的に低
減できる。したがって、移動中のようにデータ送受信の
頻度が低く、バッテリーの消耗を抑制することが必要な
場合に効果的である。
【0035】パワーセーブモードでは、一定の周期で無
線基地局から移動局に送られる同期信号を受信する場
合、並びにフレームの送受信を行う場合を除いては状態
Dになり送受信を行わないので、低消費電力で動作す
る。移動局が動作モードを変更する場合には、移動局は
無線基地局にその旨を通知する。無線基地局は、パワー
セーブ中の移動局に宛てられたデータを中継する際には
同期信号を出力するタイミングでパワーセーブ中の移動
局に着信を通知するまで、一時的にデータを保持する。
【0036】ユーザからのモード切替指示に従って移動
局の動作モードを送受信モードとパワーセーブモードと
の間で切り替える場合の移動局と無線基地局の動作例に
ついて、図4を参照して説明する。図4において、移動
局における状態「A」は送受信可能な状態を示し、状態
「D」は送受信を行わず低消費電力で動作する状態を表
す。
【0037】なお、無線基地局は複数の移動局との間で
通信を行うが、この例では特定の移動局と無線基地局と
の通信だけを示してある。以下の説明においても、図4
に示される特定の移動局と無線基地局との通信に限定し
て説明する。移動局は、送受信モードでは常に状態
「A」になっている。また、パワーセーブモードでは送
受信動作を行うときのみ状態「A」に遷移するが、その
ほかの場合は状態「D」になる。
【0038】図4に示すように、無線基地局から移動局
に対して一定の周期T1で同期信号301〜306が周
期的に送信される。移動局は送受信モードでは同期信号
を毎回受信する。また、パワーセーブモードでは一定間
隔(T2)毎に受信する。同期信号には、パワーセーブ
中の移動局に対する着信を通知する機能が含まれてい
る。着信の通知は、同期信号の信号フレーム中に含まれ
る各パワーセーブモードの移動局に対応するビットをセ
ットすることにより行われる。パワーセーブモードの移
動局は、同期信号を受信した際に、前記ビットを解釈し
て着信の有無を判断する。
【0039】移動局は送受信モードにあるときは、任意
のタイミングでのデータの送受信が可能である。図4に
おいては、移動局は、同期信号301の受信後にデータ
311を受信している。移動局は、送受信モードで動作
中にユーザからの命令(キー操作など)に起因して移動
局内の管理プロセスからモード変更指示を受けると、無
線基地局に対してモード変更要求331を送信する。無
線基地局は、モード変更要求331に対し変更受付34
1を応答として移動局に送信する。
【0040】無線基地局は、移動局がパワーセーブモー
ドで動作することを認識し、それ以降、移動局が送受信
モードに戻るまで、移動局宛のデータが到着した場合に
は、そのデータを一時的に保持する。そして、移動局宛
のデータを保持している場合には、同期信号(304)
により着信を通知する。これにより、移動局は受信可能
な状態「A」になる。
【0041】移動局は変更受付341を受信後、パワー
セーブモードで動作する。移動局は、パワーセーブモー
ドで動作中は、一定間隔(同期信号の受信間隔T2)毎
に状態Aに遷移して同期信号を受信する。図4の例で
は、移動局は同期信号を一つおきに受信している。移動
局は、受信した同期信号により、無線基地局における自
局宛データの蓄積の有無を判断する。移動局は同期信号
を解釈し、データが蓄積されていない場合には状態
「D」に戻り低消費電力での動作を行う。無線基地局に
おけるデータの蓄積が判明した場合には、状態「A」を
維持して蓄積データの転送を受ける。
【0042】図4の例では、移動局が同期信号304を
受信した時に、蓄積データ(着信データ)の存在を認識
する。この場合、移動局は状態「A」を維持して無線基
地局からデータ312の転送を受ける。移動局は着信デ
ータ312を正常に受信すると、無線基地局に対して応
答322を返した後、状態「D」に遷移して低消費電力
での動作に戻る。
【0043】次に、移動局において送信データが発生し
た場合について説明する。移動局はパワーセーブモード
で動作している時に送信すべきデータ313が発生する
と、状態「A」に遷移して、所定のチャネルのアクセス
手順に従って、データ313の送信を行う。移動局は、
データ313の送信が終了して、無線基地局からの応答
323を正常に受信すると状態「D」に戻る。また、図
4において、移動局は同期信号受信問隔T2に従って制
御信号306を受信するが、制御信号306を受信した
時には蓄積されたデータが無かったため、受信後に状態
「D」に戻っている。
【0044】移動局は、パワーセーブモードで動作中に
モード変更指示を受けた場合、無線基地局に対してモー
ド変更要求332を送信する。無線基地局は、モード変
更要求332に対して変更受付342を返し、モード変
更を了承する。その後、無線基地局は、移動局を送受信
モードで動作しているものとみなし、移動局宛データの
蓄積は行わない。
【0045】次に、移動局の待機状態の継続時間を監視
するタイマーに従って自動的にモード切替を実施する場
合の移動局と無線基地局の動作例について、図5を参照
して説明する。図5においても、移動局における状態
「A」は送受信可能な状態を示し、状態「D」は送受信
を行わず低消費電力で動作する状態を表す。また、以下
の説明においては、図5に示される特定の移動局と無線
基地局との通信に限定して説明する。
【0046】移動局は、データの送受信を完了する度に
タイマーを始動する。予め定めたタイムアウト時間間隔
T0以上データの送受信が無い場合には、タイマーがタ
イムアウトする。図5において、移動局はデータ311
を受信し、無線基地局に応答321を返した後、タイマ
ーを起動する。このタイマーのタイムアウトを契機とし
て、移動局は無線基地局に対してパワーセーブモードに
移るためのモード変更要求331を送信する。
【0047】無線基地局は、モード変更要求331に対
して、変更受付341を応答として返す。移動局は、変
更受付341を正常に受信した場合にはパワーセーブモ
ードに遷移して状態「D」に入る。移動局は、パワーセ
ーブモードで動作中は一定の同期信号受信間隔T2毎に
状態「A」に戻り同期信号を受信する。図5において、
移動局は同期信号を一つおきに受信している。
【0048】移動局は、同期信号304を受信した際に
無線基地局に蓄積されているデータが無かったため、同
期信号304を受信完了後、状態「D」に戻る。移動局
は、受信した同期信号によりデータの着信を認識した場
合には状態「A」を維持し、無線基地局からデータの転
送を受ける。図5においては、移動局が同期信号306
の受信により着信を通知され、その後、データ312を
受信している。
【0049】ここでは、移動局はタイマーによりパワー
セーブモードに入ったため、データを受け取った後に、
送受信モードに遷移する。図5において、移動局はデー
タ312に対する応答322を送信後、無線基地局に対
してモード変更要求332を送り、無線基地局が送った
変更受付342を受け取ることで、送受信モードヘ遷移
する。
【0050】次に、移動局における実際の制御の内容に
ついて説明する。まず最初に、ユーザからのモード変更
指示に従って移動局の動作モードを切り替える制御につ
いて、図1を参照して説明する。送受信モードからパワ
ーセーブモードヘの遷移と、パワーセーブモードから通
常の送受信モードヘの遷移とは、図1に示す共通の処理
により実現される。すなわち、移動局が送受信モードと
パワーセーブモードのいずれのモードで動作している場
合であっても図1に示す処理が周期的に繰り返し実行さ
れる。
【0051】なお、ユーザからのモード変更指示が発生
した場合には、送受信モードからパワーセーブモードヘ
の遷移と、パワーセーブモードから送受信モードヘの遷
移が交互に行われる。図1に示すように、ユーザからの
モード変更指示が発生した場合には、ステップS12以
降の処理が実行される。送信すべきデータが移動局に存
在しない場合には、ステップS19でモード変更通知が
移動局から無線基地局に対して送信される。また、無線
基地局から送信される変更受付の信号をステップS20
で移動局は受信する。
【0052】移動局に送信すべきデータが存在する場合
には、移動局はステップS16でデータフレームにモー
ド変更要求を付加し、このデータフレームをステップS
17で無線基地局に送信する。変更受付信号を含む応答
が無線基地局から送信されると、移動局はステップS1
8でそれを受信する。この例では、ユーザからのモード
切替指示によるマニュアルモード遷移とタイマーによる
自動モード遷移とを区別して制御している。そのため
に、送受信モードからパワーセーブモードへの切替であ
ることをステップS12で識別した場合には、ステップ
S13で、ユーザの命令によりパワーセーブモードに移
行したことを、特定の情報として記憶しておく。
【0053】ステップS13で移動局に記憶された情報
を参照することにより、移動局が動作モードを切り替え
たときの切替の原因を把握できる。この情報は後で説明
する処理の中で参照される。ステップS13を実行した
場合には、その後のステップS14でタイマーの停止処
理を実行する。これにより、タイマーによるパワーセー
ブモードヘの遷移が無効になるので、パワーセーブモー
ドヘの遷移が重複して発生するのを防止できる。
【0054】次に、タイマーのタイムアウトにより送受
信モードからパワーセーブモードに移行するための処理
の内容について、図2を参照して説明する。図2の処理
は、移動局が送受信モードで動作しているときに実行さ
れる。移動局と無線基地局との間における信号フレーム
の送受信が完了すると、ステップS32以降の処理が実
行される。信号フレームの送受信が完了した直後に、ス
テップS32で移動局のタイマーが起動する。
【0055】移動局のタイマーを起動した後、ステップ
S33で信号フレームの送受信要求の発生が監視され
る。信号フレームの送受信要求が発生すると、ステップ
S34で所定の送信処理及び受信処理を実行する。その
場合には、次のステップS35でタイマーを再起動す
る。すなわち、比較的短い周期で信号フレームの送受信
要求が発生する場合には、タイマーはタイムアウトする
前に再起動されるのでタイムアウトしない。タイマーが
タイムアウトしない間は、ステップS33,S34,S
35,S36の処理が繰り返される。
【0056】信号フレームの送受信要求の発生頻度が低
下すると、タイマーのタイムアウトが発生する。その場
合には、ステップS36からS37に進む。移動局が送
信すべき信号フレームが存在しない場合には、ステップ
S41でモード変更要求が移動局から無線基地局に送信
される。また、無線基地局からの変更受付信号は、ステ
ップS42で移動局に受信される。
【0057】移動局に送信すべき信号フレームが存在す
る場合には、ステップS38でモード変更要求がデータ
フレームに付加され、このデータフレームがステップS
39で移動局から無線基地局に送信される。変更受付信
号を含む応答が無線基地局から移動局に送信されると、
移動局はステップS40でそれを受信する。
【0058】ステップS40又はS42を実行した後
で、移動局はパワーセーブモードに移行する。つまり、
移動局は信号フレームの送受信完了時に始動されるタイ
マーのタイムアウトを契機としてパワーセーブモードに
遷移する。図2のステップS33,S34,S35,S
36を実行しているときに、ユーザからの命令によりパ
ワーセーブモードに遷移した場合には、図1に示すステ
ップS14でタイマーが停止するので、図2に示す処理
は無効になる。
【0059】次に、前記タイマーによりパワーセーブモ
ードに遷移した移動局が送受信モードの戻るための処理
について、図3を参照して説明する。図3に示す処理
は、移動局がパワーセーブモードで動作しているときに
実行される。データの送受信要求が発生すると、ステッ
プS52以降の処理が実行される。ステップS52にお
いて、移動局は状態Dから状態Aに移行する。従って移
動局は送受信が可能になる。
【0060】ステップS53では、図1のステップS1
3で記憶された情報を参照することにより、パワーセー
ブモードに移行した原因がタイマーかユーザからの指示
かを識別する。
【0061】ユーザからのモード変更指示によりパワー
セーブモードに移行した場合には、ステップS54及び
S55が実行される。すなわち、ステップS54で所定
の送受信処理を実行した後、ステップS55で状態Dに
戻る。このため、移動局はパワーセーブモードを維持す
る。一方、タイマーによりパワーセーブモードに移行し
た場合には、ステップS56以降の処理が実行される。
送信すべきデータが移動局に存在しない場合には、ステ
ップS62でモード変更要求を移動局から無線基地局に
送信する。無線基地局が送信する変更受付信号はステッ
プS63で移動局に受信される。
【0062】送信すべきデータが移動局に存在する場合
には、ステップS59で変更要求をデータフレームに付
加する。このデータフレームはステップS60で移動局
から無線基地局に送信される。変更受付信号を含む応答
が無線基地局から移動局に送信されると、移動局はステ
ップS61でそれを受信する。ステップS61又はS6
3を実行した後、移動局は送受信モードに移行する。
【0063】つまり、タイマーによりパワーセーブモー
ドに移行した場合には、データの送受信に伴って自動的
にパワーセーブモードから送受信モードに移行する。ユ
ーザからのモード変更指示によりパワーセーブモードに
移行した場合には、データの送受信があった場合のモー
ド変更は禁止される。ユーザからのモード変更指示を受
けると、移動局は無条件にパワーセーブモードから送受
信モードへ、または送受信モードからパワーセーブモー
ドに移行する。つまり、タイマによるモード遷移に比べ
てユーザからのモード切替指示の方が優先順位が高い。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送受信モードとパワーセーブモードの間の遷移に、ユー
ザの命令によるモードの遷移とタイマーによるモードの
遷移を併用し、かつ、ユーザの命令によるモードの遷移
を優先させるので、以下に示す効果があり、ユーザの意
志を重視しつつ、即ち、使用感を損なわずに効率的なパ
ワーセーブを行うことができる。
【0065】 (1)ユーザが意識していないところで、移動局が自主
的にパワーセーブを行うため、パワーセーブ効果が向上
する。 (2)ユーザの命令でパワーセーブモードに移った場
合、データの送受信時に送受信モードヘの変更を伴わな
いため、パワーセーブ効果が高くなる。 (3)バースト的なトラフィックに対応し、必要以上に
送受信モードに留まる時間を削減できるため、バッテリ
ーの持続時間が長くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユーザのモード変更指示に対する移動局の制御
の内容を示すフローチャートである。
【図2】タイマによりパワーセーブモードに移行する移
動局の制御の内容を示すフローチャートである。
【図3】送受信フレーム発生時の移動局の制御の内容を
示すフローチャートである。
【図4】ユーザのモード変更指示に対する移動局の動作
例を示すタイムチャートである。
【図5】タイマによりモードを切り替える移動局の動作
例を示すタイムチャートである。
【図6】移動局の動作状態の遷移を示す模式図である。
【符号の説明】
301〜306 同期信号 311,312,313 データ 321,322 応答 331,332 モード変更要求 341,342 変更受付 T0 タイマーのタイムアウト時間 T1 同期信号送信間隔 T2 同期信号受信間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守倉 正博 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−83427(JP,A) 特開 平10−4380(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局との間で無線通信を行う移動
    局であって、無線通信動作が可能な第1の動作状態と、
    電力消費量が低減され無線通信動作が不可能な第2の動
    作状態とを有し、前記第1の動作状態に常時維持される
    送受信モードと、前記第1の動作状態及び第2の動作状
    態を周期的に切り替えるパワーセーブモードとを備える
    移動局の電力消費制御方法において、 移動局が送受信モードで動作しているときには、移動局
    が待機している状態の継続時間が予め定めた閾値を越え
    た場合、並びにユーザからモード切替指示を受けた場合
    に、移動局を送受信モードからパワーセーブモードに移
    行し、 移動局が待機している状態の継続時間が前記閾値を越え
    たことを契機として、移動局が送受信モードからパワー
    セーブモードに移行した場合には、前記移動局において
    データ送信の要求、あるいはデータの着信が発生した場
    に移動局をパワーセーブモードから送受信モードに移
    行し、 移動局がユーザからモード切替指示を受けたことを契機
    として、移動局が送受信モードからパワーセーブモード
    に移行した場合には、前記移動局においてデータ送信の
    要求、あるいはデータの着信が発生した場合におけるパ
    ワーセーブモードから送受信モードへの変更を禁止し、 移動局がパワーセーブモードで動作している場合に、移
    動局がユーザからモード切替指示を受けた場合には、移
    動局をパワーセーブモードから送受信モードに移行する
    ことを特徴とする移動局の電力消費制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の移動局の電力消費制御方
    法において、移動局が送受信モードで動作しているとき
    にユーザから前記モード切替指示を受けた場合には、
    ード切替を行ったことを示す情報を移動局に記憶するこ
    とを特徴とする移動局の電力消費制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の移動局の電力消費制御方
    法において、移動局が送受信モードで動作しているとき
    にユーザから前記モード切替指示を受けた場合には、移
    動局が待機している状態の継続時間を検知するタイマを
    停止することを特徴とする移動局の電力消費制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の移動局の電力消費制御方
    法において、移動局がパワーセーブモードで動作してい
    るときに前記移動局においてデータ送信の要求、あるい
    はデータの着信が発生した場合には、移動局に記憶され
    た前記情報に基づいて、パワーセーブモードから送受信
    モードへの自動モード切替を禁止もしくは許可すること
    を特徴とする移動局の電力消費制御方法。
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