JP2004180121A - 無線lan端末及び無線lan基地局並びに無線通信方法及びローミング方法 - Google Patents

無線lan端末及び無線lan基地局並びに無線通信方法及びローミング方法 Download PDF

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秀夫 北見
Yoshikazu Kobayashi
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    • H04W92/10Interfaces between hierarchically different network devices between terminal device and access point, i.e. wireless air interface

Abstract

【課題】複数のLAN基地局を設置したり、無線LANリピータを設置したりすることなく無線LANエリアを拡張することを可能とする。
【解決手段】無線LAN端末102は、無線LAN基地局101と通信を行う無線LAN端末機能を有すると共に、無線LAN端末103と通信を行う無線LAN基地局機能を有する。無線LAN端末102は、無線LAN端末103を送信元とする無線LAN信号をカプセル化して無線LAN基地局101に送信する。無線LAN基地局101は、無線LAN端末103を宛先とする無線LAN信号をカプセル化して無線LAN端末102に送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線LAN端末及びこれに接続される無線LAN基地局並びに無線LAN端末で行われる無線通信方法、無線LAN基地局で行われる無線通信方法及び無線LAN端末で行われるローミング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11a、IEEE802.11b等の規格に従って無線通信を行う無線LAN端末及び無線LAN基地局が普及してきている。無線LAN端末はパーソナルコンピュータやパーソナルデジタルアシスタント等に装着され、これにより、パーソナルコンピュータ及びパーソナルデジタルアシスタントが無線LAN基地局を介して相互に通信することが可能となる。また、無線LAN基地局がルータ及びADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデムも備える場合には、パーソナルコンピュータ及びパーソナルデジタルアシスタントは、無線LAN基地局を介してインターネットにアクセスすることが可能となる。
【0003】
本発明に関連する従来技術として、PHSを用いて機械群とパーソナルコンピュータ群を接続するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
また、本発明に関連する他の従来技術として、第1の無線データ通信装置と第2の無線データ通信装置が他の無線データ通信装置を介して通信を行うものがある(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−74899号公報
【特許文献2】
特開平8−97821号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、無線LAN端末と無線LAN基地局とが通信を行える距離には限界がある。従来、このような限界を無くして無線LANエリアを拡張するためには、例えば、複数の無線LAN基地局を設置し、これらの無線LAN基地局を結線したり、無線LANリピータを設置しなければならなかった。このような複数の無線LAN基地局の設置、無線LAN基地局の結線、無線LANリピータの設置は、費用、場所及び手間がかかるという不利益を有する。
【0007】
なお、特許文献1の従来技術は、従来のPHSを機械群及びパーソナルコンピュータ群に接続したものにすぎない。また、特許文献2の従来技術では、第1の無線データ通信装置は、第2の無線データ通信装置と通信を行う前に、第2の無線データ通信装置までの経路を調べなければならない。
【0008】
本発明は、複数のLAN基地局を設置したり、無線LANリピータを設置したりすることなく無線LANエリアを拡張することを可能とする無線LAN端末及び無線LAN基地局並びに無線通信方法及びローミング方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の観点によれば、他の無線LAN(Local Area Network)端末から無線LAN信号を受信する受信手段と、前記無線LAN信号に自端末のMAC(Media Access Control)アドレスを送信元MACアドレスとして有し、無線LAN基地局のMACアドレスを宛先MACアドレスとして有するヘッダを付加することにより、前記無線LAN信号をOSI(Open Systems Interconnection)第2層においてカプセル化するカプセル化手段と、カプセル化された前記無線LAN信号を前記無線LAN基地局に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする無線LAN端末が提供される。
【0010】
本発明の第1の観点による無線LAN端末は、前記他の無線LAN端末から第1の階層問合せを受信したときに、該第1の階層問合せに含まれている階層より1だけ階層の深い階層を含む第2の階層問合せを前記無線LAN基地局に送信する手段と、前記無線LAN基地局から第1の階層応答を受信したときに、該第1の階層応答に含まれている階層と同一の階層を含む第2の階層応答を前記他の無線LAN端末に送信する手段と、を更に備えていてもよい。
【0011】
本発明の第1の観点による無線LAN端末は、前記他の無線端末からの要求及び前記他の無線端末との間の通信状況に基づいて、前記受信手段を起動し又は休止させる起動・休止手段を更に備えていてもよい。
【0012】
本発明の第1の観点による無線LAN端末は、前記受信手段の無線チャンネルを設定するチャンネル設定手段を更に備えていてもよい。
【0013】
本発明の第2の観点によれば、第1の無線LAN(Local Area Network)端末宛の無線LAN信号に自基地局のMAC(Media Access Control)アドレスを送信元MACアドレスとして有し、第2の無線LAN端末のMAC(Media Access Control)アドレスを宛先MACアドレスとして有するヘッダを付加することにより、前記無線LAN信号をOSI(Open Systems Interconnection)第2層においてカプセル化するカプセル化手段と、カプセル化された前記無線LAN信号を前記第2の無線LAN端末に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする無線LAN基地局が提供される。
【0014】
本発明の第2の観点による無線LAN端末は、無線LAN端末から階層問合せを受信したときに、該階層問合せに含まれている階層と同一の階層を含む階層応答を前記階層問合せを送信した前記無線LAN端末に返信する手段を更に備えていてもよい。
【0015】
本発明の第3の観点によれば、他の無線LAN(Local Area Network)端末宛の無線LAN信号であって、無線LAN基地局のMAC(Media Access Control)アドレスを送信元MACアドレスとして有し、自端末のMACアドレスを宛先アドレスとして有するヘッダが付加されることによりOSI(Open Systems Interconnection)第2層においてカプセル化されているものを受信する受信手段と、カプセル化された前記無線LAN信号から該無線LAN信号を抽出する抽出手段と、抽出された前記無線LAN信号を前記他の無線LAN端末に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする無線LAN端末が提供される。
【0016】
本発明の第3の観点による無線LAN端末は、前記他の無線LAN端末から第1の階層問合せを受信したときに、該第1の階層問合せに含まれている階層より1だけ階層の深い階層を含む第2の階層問合せを前記無線LAN基地局に送信する手段と、前記無線LAN基地局から第1の階層応答を受信したときに、該第1の階層応答に含まれている階層と同一の階層を含む第2の階層応答を前記他の無線LAN端末に送信する手段と、を更に備えていてもよい。
【0017】
本発明の第3の観点による無線LAN端末は、前記他の無線端末からの要求及び前記他の無線端末との間の通信状況に基づいて、前記送信手段を起動し又は休止させる起動・休止手段を更に備えていてもよい。
【0018】
本発明の第3の観点による無線LAN端末は、前記送信手段の無線チャンネルを設定するチャンネル設定手段を更に備えていてもよい。
【0019】
本発明の第4の観点によれば、第1の無線LAN(Local Area Network)端末からの無線LAN信号であって、第2の無線LAN端末のMAC(Media Access Control)アドレスを送信元MACアドレスとして有し、自基地局のMACアドレスを宛先アドレスとして有するヘッダが付加されることによりOSI(Open Systems Interconnection)第2層においてカプセル化されているものを受信する受信手段と、カプセル化された前記無線LAN信号から該無線LAN信号を抽出する抽出手段と、を備えることを特徴とする無線LAN端末が提供される。
【0020】
本発明の第4の観点による無線LAN端末は、無線LAN端末から階層問合せを受信したときに、該階層問合せに含まれている階層と同一の階層を含む階層応答を前記階層問合せを送信した前記無線LAN端末に返信する手段を更に備えていてもよい。
【0021】
本発明の第5の観点によれば、他の無線LAN(Local Area Network)端末から無線LAN信号を受信する第1の受信手段と、前記無線LAN信号に自端末のMAC(Media Access Control)アドレスを送信元MACアドレスとして有し、無線LAN基地局のMACアドレスを宛先MACアドレスとして有するヘッダを付加することにより、前記無線LAN信号をOSI(Open Systems Interconnection)第2層においてカプセル化するカプセル化手段と、カプセル化された前記無線LAN信号を前記無線LAN基地局に送信する第1の送信手段と、前記他の無線LAN端末宛の無線LAN信号であって、前記無線LAN基地局のMACアドレスを送信元MACアドレスとして有し、自端末のMACアドレスを宛先アドレスとして有するヘッダが付加されることによりOSI第2層においてカプセル化されているものを受信する第2の受信手段と、前記第2の受信手段が受信し、カプセル化された前記無線LAN信号から該無線LAN信号を抽出する抽出手段と、抽出された前記無線LAN信号を前記他の無線LAN端末に送信する第2の送信手段と、を備えることを特徴とする無線LAN端末が提供される。
【0022】
本発明の第5の観点による無線LAN端末は、前記他の無線LAN端末から第1の階層問合せを受信したときに、該第1の階層問合せに含まれている階層より1だけ階層の深い階層を含む第2の階層問合せを前記無線LAN基地局に送信する手段と、前記無線LAN基地局から第1の階層応答を受信したときに、該第1の階層応答に含まれている階層と同一の階層を含む第2の階層応答を前記他の無線LAN端末に送信する手段と、を更に備えていてもよい。
【0023】
本発明の第5の観点による無線LAN端末は、前記第1の受信手段と前記第2の受信手段は共通の無線LANモジュールを使用して時分割動作をし、前記第1の送信手段と前記第2の送信手段は共通の無線LANモジュールを使用して時分割動作してもよい。
【0024】
本発明の第5の観点による無線LAN端末は、前記他の無線端末からの要求及び前記他の無線端末との間の通信状況に基づいて、前記第1の受信手段及び前記第2の送信手段を起動し又は休止させる起動・休止手段を更に備えていてもよい。
【0025】
本発明の第5の観点による無線LAN端末は、前記第1の受信手段の無線チャンネル及び前記第2の送信手段の無線チャンネルを設定するチャンネル設定手段を更に備えていてもよい。
【0026】
本発明の第6の観点によれば、直接又は他の無線LAN端末を介して無線LAN基地局と通信を行う無線LAN端末において、他の無線LAN端末及び、可能ならば、前記無線LAN基地局に対し階層問合せを行う問合せ手段と、前記階層問合せに対する前記無線LAN基地局からの階層応答により示される階層が、前記階層問合せに対する前記他の無線LAN端末からの階層応答により示される階層よりも浅いことを検出したときに、前記他の無線LAN端末から前記無線LAN基地局にローミングするローミング手段と、を備えることを特徴とする無線LAN端末が提供される。
【0027】
本発明の第7の観点によれば、他の無線LAN(Local Area Network)端末から無線LAN信号を受信する受信ステップと、前記無線LAN信号に自無線LAN端末のMAC(Media Access Control)アドレスを送信元MACアドレスとして有し、無線LAN基地局のMACアドレスを宛先MACアドレスとして有するヘッダを付加することにより、前記無線LAN信号をOSI(Open Systems Interconnection)第2層においてカプセル化するカプセル化ステップと、カプセル化された前記無線LAN信号を前記無線LAN基地局に送信する送信ステップと、を有することを特徴とする無線通信方法が提供される。
【0028】
本発明の第8の観点によれば、第1の無線LAN(Local Area Network)端末宛の無線LAN信号に自無線LAN基地局のMAC(Media Access Control)アドレスを送信元MACアドレスとして有し、第2の無線LAN端末のMAC(Media Access Control)アドレスを宛先MACアドレスとして有するヘッダを付加することにより、前記無線LAN信号をOSI(Open Systems Interconnection)第2層においてカプセル化するカプセル化ステップと、カプセル化された前記無線LAN信号を前記第2の無線LAN端末に送信する送信ステップと、を有することを特徴とする無線通信方法が提供される。
【0029】
本発明の第9の観点によれば、他の無線LAN(Local Area Network)端末宛の無線LAN信号であって、無線LAN基地局のMAC(Media Access Control)アドレスを送信元MACアドレスとして有し、自端末のMACアドレスを宛先アドレスとして有するヘッダが付加されることによりOSI(Open Systems Interconnection)第2層においてカプセル化されているものを受信する受信ステップと、カプセル化された前記無線LAN信号から該無線LAN信号を抽出する抽出ステップと、抽出された前記無線LAN信号を前記他の無線LAN端末に送信する送信ステップと、を有することを特徴とする無線通信方法が提供される。
【0030】
本発明の第10の観点によれば、第1の無線LAN(Local Area Network)端末からの無線LAN信号であって、第2の無線LAN端末のMAC(Media Access Control)アドレスを送信元MACアドレスとして有し、自無線LAN(Local Area Network)基地局のMACアドレスを宛先アドレスとして有するヘッダが付加されることによりOSI(Open Systems Interconnection)第2層においてカプセル化されているものを受信する受信ステップと、カプセル化された前記無線LAN信号から該無線LAN信号を抽出する抽出ステップと、を有することを特徴とする無線通信方法が提供される。
【0031】
本発明の第11の観点によれば、直接又は他の無線LAN(Local Area Network)端末を介して無線LAN基地局と通信を行う無線LAN端末のためのローミング方法において、他の無線LAN端末及び、可能ならば、前記無線LAN基地局に対し階層問合せを行う問合せステップと、前記階層問合せに対する前記無線LAN基地局からの階層応答により示される階層が、前記階層問合せに対する前記他の無線LAN端末からの階層応答により示される階層よりも浅いことを検出したときに、前記他の無線LAN端末から前記無線LAN基地局にローミングするローミングステップと、を備えることを特徴とするローミング方法が提供される。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0033】
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1による無線LANシステムの構成を示す概念図である。
【0034】
図1を参照すると、実施形態1による無線LANシステムは、無線LAN基地局101、無線LAN端末102及び無線LAN端末103を備える。無線LAN基地局101は、無線LANエリア111にある複数の無線LAN端末と通信することができる。従って、無線LAN基地局101は、無線LAN端末102と通信をすることができる。無線LAN端末102は、無線LAN基地局の機能も有し、無線LANエリア112にある複数の無線LAN端末と通信することができる。従って、無線LAN端末102は無線LAN端末103と通信をすることができる。なお、無線LANエリア111の無線チャンネルと無線LANエリア112の無線チャンネルは異なり、無線チャンネル間の衝突が避けられている。
【0035】
次に図2〜4を参照して、無線LAN基地局101、無線LAN端末102及び無線LAN端末103それぞれの構成を説明する。図2〜4には本発明に関連した部分のみを示すが、無線LAN基地局101は、図示しない従来の無線LAN基地局の機能も有し、無線LAN端末102及び無線LAN端末103は、図示しない従来の無線LAN端末の機能も有する。
【0036】
図2は、無線LAN基地局101の構成を示すブロック図である。図2を参照すると、無線LAN基地局101は、受信部201、抽出部202、カプセル化部203、送信部204及びMAC(Media Access Control)アドレステーブル205を備える。受信部201は、無線LAN端末102から無線LAN信号を受信する。抽出部202は、無線LAN端末102から受信した無線LAN信号内でカプセル化されている無線LAN端末103からの無線LAN信号を抽出する。カプセル化部203は、無線LAN端末103に送信するべき無線LAN信号を無線LAN端末102に送信する無線LAN信号内にカプセル化する。送信部204は、無線LAN端末103へ送信するべき無線LAN信号がカプセル化されている無線LAN信号を無線LAN端末102に送信する。MACアドレステーブル205は、下表のような構成を有する。
【0037】
【表1】
Figure 2004180121
無線LAN基地局101に直接接続されている無線LAN端末については、その無線LAN端末のMACアドレスとヌル値(例えば”0”)の組が格納される。無線LAN基地局101に間接的に接続されている無線LAN端末については、その無線LAN端末のMACアドレスとその接続に介在する無線LAN端末のMACアドレスの組が格納される。従って、無線LAN基地局101と直接接続されている無線LAN端末102については、無線LAN端末102のMACアドレスとヌル値の組が格納される。また、無線LAN端末102を介して無線LAN基地局101と接続されている無線LAN端末103については、無線LAN端末103のMACアドレスと無線LAN端末102のMACアドレスの組が格納される。
【0038】
抽出部202は、受信部201が受信した無線LAN信号のOSI(Open Systems Interconnection)第2層のペイロードの先頭に特殊ヘッダ(IP(Internet Protocol)パケットのヘッダ、ICMP(Internet Control Message Protocol)パケットのヘッダ、ARP(Address Resolution Protocol)パケットのヘッダ等の従来の標準のヘッダ以外のヘッダ。図7の符号321で示す。)が挿入されているか否かを判断することにより、その無線LAN信号内にカプセル化されている無線LAN端末103からの無線LAN信号が存在するか否かを知ることができる。抽出部202は、特殊ヘッダか否か判断結果が肯定的であるときに、その無線LAN信号内にカプセル化されている無線LAN端末103からの無線LAN信号が存在すると判断して、カプセル化されている無線LAN信号を抽出する。抽出部202は、特殊ヘッダか否かの判断結果が否定的であるときに、その無線LAN信号をそのまま出力する。
【0039】
また、カプセル化部203は、送信部204から送信するべき無線LAN信号のヘッダ内の宛先MACアドレスを第1列のMACアドレスとして有するレコードをMACアドレステーブル205から検索し、そのレコードの第2列の値がヌル値であるか否かを判断することにより、送信部204から送信するべき無線LAN信号をカプセル化するべきであるかどうかを知ることができる。カプセル化部203は、ヌル値か否かの判断結果が否定的であるときに、送信部204から送信するべき無線LAN信号をカプセル化するべきであると判断し、その無線LAN信号をカプセル化する。カプセル化部203は、ヌル値か否かの判断結果が肯定的であるときに、送信部204から送信するべき無線LAN信号をそのまま出力する。
【0040】
なお、無線LAN端末103は、無線LAN端末102の無線LAN基地局機能部に対して帰属要求を送信する際に自端末のMACアドレスを送信する。すると、無線LAN端末102は、無線LAN端末103のMACアドレスをMACアドレステーブル218(図3)に格納し、無線LAN端末103のMACアドレス及び自端末102のMACアドレスの組を無線LAN基地局101に転送する。すると、無線LAN基地局101は、無線LAN端末103のMACアドレスを第1列とし無線LAN端末102のMACアドレスを第2列としてレコードをMACアドレステーブル205に格納する。
【0041】
図3は、無線LAN端末102の構成を示すブロック図である。図3を参照すると、無線LAN端末102は、第1の受信部211、カプセル化部213、第1の送信部214、第2の受信部215、抽出部216、第2の送信部217及びMACアドレステーブル218を備える。MACアドレステーブル218は、下表のような構成を有し、無線LAN端末102の無線LAN基地局機能部(第1の受信部211及び第2の送信部217)と無線接続されている全ての無線LAN端末のMACアドレスを格納する。
【0042】
【表2】
Figure 2004180121
なお、カプセル化部213及び抽出部216は、ブリッジ212に含まれる。ブリッジ212は、自端末102の上位層219と接続される。第1の受信部211は、無線LAN端末103から無線LAN信号を受信する。カプセル化部213は、無線LAN端末103から受信した無線LAN信号をカプセル化して新たな無線LAN信号を生成する。カプセル化部213は、送信するべき無線LAN信号をカプセル化するか否かを判断する際にMACアドレステーブル218を参照し、送信するべき無線LAN信号の送信元MACアドレスがMACアドレステーブル218に格納されていれば、その無線LAN信号をカプセル化し、そうでなければ(上位層219から来た無線LAN信号の場合)、無線LAN信号をカプセル化しない。第1の送信部214は、カプセル化部213が出力した無線LAN信号を無線LAN基地局101に送信する。第2の受信部215は、無線LAN基地局101から無線LAN信号を受信する。抽出部216は、第2の受信部215が受信した無線LAN信号のOSI第2層のペイロードの先頭部に特殊ヘッダが挿入されているか否かを判断することにより、その無線LAN信号内にカプセル化されている無線LAN端末103宛の無線LAN信号が存在するか否かを知ることができる。抽出部202は、特殊ヘッダか否か判断結果が肯定的であるときに、その無線LAN信号内にカプセル化されている無線LAN端末103宛の無線LAN信号が存在すると判断して、カプセル化されている無線LAN信号を抽出する。抽出部202は、特殊ヘッダか否かの判断結果が否定的であるときに、その無線LAN信号をそのまま出力し、それを上位層219が入力する。
【0043】
第2の送信部217は、抽出部216が抽出した無線LAN端末103宛の無線LAN信号を無線LAN端末103に送信する。MACアドレステーブル218は、無線LAN端末103等の無線LAN端末102を介して無線LAN基地局101に接続されている無線LAN端末のMACアドレスを保持している。
【0044】
なお、無線LAN端末103は、無線LAN端末102の無線LAN基地局機能部(第1の受信部211及び第2の送信部217を含む部分)に対して帰属要求を送信する際に自端末のMACアドレスを送信する。
【0045】
図4は、無線LAN端末103の構成を示すブロック図である。無線LAN端末103は、送信部221及び受信部222を備える。送信部221は、無線LAN信号を無線LAN端末102に送信する。受信部222は、無線LAN信号を無線LAN端末102から受信する。送信部221及び受信部222は、上位層(図示せず)に接続されている。
【0046】
次に、図5、6を参照して、無線LAN基地局101のカプセル化部203が行うカプセル化について説明する。図5に示すように、一般に、無線LAN信号301のヘッダには、宛先MACアドレス及び送信元MACアドレスが記述されている。カプセル化部203は、宛先MACアドレスが無線LAN端末103である無線LAN信号302を入力したならば、それに宛先MACアドレスとして無線LAN端末102のMACアドレス、送信元MACアドレスとして無線LAN基地局101のMACアドレスを付加して、更に、特殊ヘッダ321を付加して、無線LAN信号302をカプセル化した無線LAN信号303を生成する。カプセル化部203は、無線LAN端末103宛の複数の無線LAN信号304、305に宛先MACアドレスとして無線LAN端末102のMACアドレス、送信元MACアドレスとして無線LAN基地局101のMACアドレスを付加して、更に、特殊ヘッダ321を付加して、無線LAN信号304、305をカプセル化した無線LAN信号306を生成してもよい。また、カプセル化部203は、無線LAN端末102宛の無線LAN信号307及び無線LAN端末103宛の無線LAN信号308の組に対して、宛先MACアドレスとして無線LAN端末102のMACアドレス、送信元MACアドレスとして無線LAN基地局101のMACアドレスを付加して、更に、特殊ヘッダ321を付加して、無線LAN信号307、308をカプセル化した無線LAN信号309を生成してもよい。
【0047】
次に図7、8を参照して、無線LAN端末102の抽出部216が行う無線LAN信号の抽出について説明する。抽出部216は、無線LAN端末103宛の無線LAN信号302がカプセル化されている無線LAN信号303を入力したならば、無線LAN信号303から無線LAN信号302を抽出する。また、抽出部216は、無線LAN端末103宛の複数の無線LAN信号304、305がカプセル化されている無線LAN信号306を入力したならば、無線LAN信号306から複数の無線LAN信号304、305を抽出する。更に、抽出部216は、複数の無線LAN信号(無線LAN端末102宛の無線LAN信号307及び無線LAN端末103宛の無線LAN信号308)がカプセル化されている無線LAN信号309を入力したならば、無線LAN信号309から複数の無線LAN信号307、308を抽出する。
【0048】
次に、図9、10を参照して、無線LAN端末102のカプセル化部213が行うカプセル化について説明する。カプセル化部213は、送信元が無線LAN端末103である無線LAN信号312を入力したならば、それに宛先MACアドレスとして無線LAN基地局101のMACアドレス、送信元MACアドレスとして無線LAN端末102のMACアドレスを付加して、更に、特殊ヘッダ321を付加して、無線LAN信号312をカプセル化した無線LAN信号313を生成する。カプセル化部213は、送信元が無線LAN端末103である複数の無線LAN信号314、315に宛先MACアドレスとして無線LAN基地局101のMACアドレス、送信元MACアドレスとして無線LAN端末102のMACアドレスを付加して、更に、特殊ヘッダ321を付加して、無線LAN信号314、315をカプセル化した無線LAN信号316を生成してもよい。また、カプセル化部213は、無線LAN端末102を送信元とする無線LAN信号317及び無線LAN端末103を送信元とする無線LAN信号318の組に対して、宛先MACアドレスとして無線LAN基地局101のMACアドレス、送信元MACアドレスとして無線LAN端末102のMACアドレスを付加して、更に、特殊ヘッダ321を付加して、無線LAN信号317、318をカプセル化した無線LAN信号309を生成してもよい。
【0049】
次に図11、12を参照して、無線LAN基地局101の抽出部202が行う無線LAN信号の抽出について説明する。抽出部202は、無線LAN端末103を送信元とする無線LAN信号312がカプセル化されている無線LAN信号313を入力したならば、無線LAN信号313から無線LAN信号312を抽出する。また、抽出部202は、無線LAN端末103を送信元とする複数の無線LAN信号314、315がカプセル化されている無線LAN信号316を入力したならば、無線LAN信号316から複数の無線LAN信号314、315を抽出する。更に、抽出部202は、複数の無線LAN信号(無線LAN端末102を送信元とする無線LAN信号317及び無線LAN端末103を送信元とする無線LAN信号318)がカプセル化されている無線LAN信号319を入力したならば、無線LAN信号319から複数の無線LAN信号317、318を抽出する。
【0050】
[実施形態2]
実施形態1では、無線LAN端末102は、2つの送信部(第1の送信部214及び第2の送信部217)並びに2つの受信部(第1の受信部211及び第2の受信部215)を備えているため、通常の無線LAN端末に比べ、回路規模が増大する。実施形態2は、本発明に従った無線LAN端末の送信部、受信部をそれぞれ1つとするものである。
【0051】
図13は、実施形態2による無線LAN基地局101Bの構成を示すブロック図である。図2と図13を比較すると明らかなように、実施形態2による無線LAN基地局101Bは、実施形態1による無線LAN基地局101と比較し、切換応答部231が追加されている点が異なる。切換応答部231は、実施形態2による無線LAN端末102Bから受信する基地局移行通知及び端末移行通知に対して応答を返し、基地局移行通知に対する肯定応答を返した時から端末移行通知に対する肯定応答を返す時までの間、受信部201が無線LAN端末102Bから無線LAN信号を受信すること及び送信部204が無線LAN端末102Bに無線信号を送信することを禁止する。
【0052】
図14は、実施形態2による無線LAN端末102Bの構成を示すブロック図である。図3と図14を比較すると明らかなように、実施形態2による無線LAN端末102Bは、実施形態1による無線LAN端末102と比較し、ブリッジ212がブリッジ212Bに変更され、切換制御部244が追加され、第1の送信部214及び第2の送信部217が送信部241に単一化され、第1の受信部211及び第2の受信部215が受信部242に単一化されている点が異なる。
【0053】
切換制御部244が基地局移行通知に対する肯定応答を無線LAN基地局101Bから受信した時から端末移行通知に対する肯定応答を無線LAN基地局101Bから受信するまでの間、送信部241は、無線LAN端末103に無線LAN信号を送信し、受信部242は無線LAN端末103から無線LAN信号を受信する。この期間に送信部241が送信する無線LAN信号は、バッファ243に一時記憶されている無線LAN基地局101Bからの無線LAN信号である。また、この期間に受信部242が受信した無線LAN端末103からの無線LAN信号はバッファ243に一時記憶される。
【0054】
切換制御部244が端末移行通知に対する肯定応答を無線LAN基地局101Bから受信した時から基地局移行通知に対する肯定応答を無線LAN基地局101Bから受信する時までの間、送信部241は、無線LAN基地局101Bに無線LAN信号を送信し、受信部242は無線LAN基地局101Bから無線LAN信号を受信する。この期間に送信部241が送信する無線LAN信号には、バッファ243に一時記憶されている無線LAN端末103からの無線LAN信号が含まれている。また、この期間に受信部242が受信した無線LAN端末103宛の無線LAN信号はバッファ243に一時記憶される。
【0055】
次に、図15を参照して実施形態2の動作について説明する。
【0056】
無線LAN端末102Bは、無線LAN端末として動作している時には、無線LAN基地局101Bとの間で無線LAN信号の送受信を行う(ステップS401)。次に、所定時間経過後又はバッファ243の占有率が所定値以上になった時に、無線LAN端末102Bが、無線LAN基地局101Bに基地局移行通知を送信すると(ステップS402)、無線LAN基地局101Bは、無線LAN端末102Bに肯定応答を返信する(ステップS403)。無線LAN端末102Bは、基地局移行通知に対する肯定応答を受信すると、無線LAN基地局として動作するようになり、無線LAN端末103と無線LAN信号の送受信を行う(ステップS404)。次に、所定時間経過後又はバッファ243の占有率が所定値以上になった時に、無線LAN端末102Bが、無線LAN基地局101Bに端末移行通知を送信すると(ステップS405)、無線LAN基地局101Bは、無線LAN端末102Bに肯定応答を返信する(ステップS406)。無線LAN端末102Bは、端末移行通知に対する肯定応答を受信すると、無線LAN端末として動作するようになり、無線LAN基地局101Bと無線LAN信号の送受信を行う(ステップS407)。
【0057】
[実施形態3]
無線LAN端末103は、無線LANエリア111に含まれていないが、無線LANエリア112に含まれている位置にいる時には、無線LAN端末102と通信を行うが、無線LANエリア111内に移動した時には、無線LAN基地局101と通信を行うのが通信効率上好ましい。実施形態3は、このように無線LAN端末103が通信相手を変えるためのローミングに関するものである。
【0058】
図16は、実施形態3による無線LAN基地局101Cの構成を示すブロック図である。図2と図16を比較すると明らかなように、実施形態3による無線LAN基地局101Cは、実施形態1による無線LAN基地局101と比較し、階層問合せ処理部251が追加されている点が異なる。階層問合せ処理部251は、ある無線LAN端末から階層問合せを受信すると、その階層問合せに含まれている階層と同一の階層を含む階層応答をその無線LAN端末に返信する。
【0059】
図17は、実施形態3による無線LAN端末102Cの構成を示すブロック図である。図3と図17を比較すると明らかなように、実施形態3による無線LAN端末102Cは、実施形態1による無線LAN端末102と比較し、階層問合せ処理部252が追加されている点が異なる。階層問合せ処理部252は、無線LAN端末103Cから階層問合せを受信すると、その階層問合せに含まれている階層より1だけ深い階層を含む階層問合せを無線LAN基地局101Cに送信する。また、階層問合せ処理部252は、無線LAN基地局101Cから階層応答を受信すると、その階層応答に含まれている階層と同一の階層を含む階層応答を無線LAN端末103Cに送信する。
【0060】
図18は、実施形態3による無線LAN端末103Cの構成を示すブロック図である。図4と図18を比較すると明らかなように、実施形態3による無線LAN端末103Cは、実施形態1による無線LAN端末103と比較し、階層問合せ処理部253及びローミング部254が追加されている点が異なる。階層問合せ処理部253は、最も浅い階層を含む階層問合せを無線LAN基地局101C及び無線LAN端末102C送信し、無線LAN基地局101C及び無線LAN端末102Cから階層応答を受信する。ローミング部254は、相対的に最も階層が浅い階層応答を返信してきた装置にローミングをする。
【0061】
次に、図19を参照して実施形態3の動作について説明する。
【0062】
無線LAN端末103Cは、最初に、無線LANエリア111には含まれていないが無線LANエリア112に含まれている位置に存在するとする。無線LAN端末103は、無線LAN端末102Cに最も浅い階層(階層0)を含む階層問合せをする(ステップS411)。無線LAN端末102Cは、この階層問合せを受信すると、受信した階層問合せに含まれている階層を1だけ深くして(ステップS412)、1だけ深くなった階層(階層1)を含む階層問合せを無線LAN基地局101Cに送信する(ステップS413)。無線LAN基地局101Cは、階層問合せを無線LAN端末102Cから受信すると、この階層問合せに含まれている階層と同一の階層(階層1)を含む階層応答を無線LAN端末102Cに返信する(ステップS414)。次に、無線LAN端末102Cは、無線LAN基地局101Cから階層応答を受信すると、その階層応答に含まれている階層と同一の階層(階層1)を含む階層応答を無線LAN端末103Cに返信する。このようにして、無線LAN端末103Cは、無線LAN端末102Cと通信すると、階層が1であることを知る。
【0063】
次に、無線LAN端末103Cが、無線LANエリア11に移動する(ステップS416)。無線LAN端末103Cは、無線チャンネルを変え、無線LAN基地局101Cに最も浅い階層(階層0)を含む階層問合せをする(ステップS417)。無線LAN基地局101Cは、階層問合せを無線LAN端末103Cから受信すると、この階層問合せに含まれている階層と同一の階層(階層0)を含む階層応答を無線LAN端末103Cに返信する(ステップS418)。このようにして、無線LAN端末103は、無線LAN基地局101Cと通信すると、階層が0であることを知る。
【0064】
そして、無線LAN端末103は、階層が最も低い無線LAN基地局101Cにローミングする(ステップS419)。
【0065】
なお、実施形態3は、実施形態1を変形したものであるが、実施形態1を実施形態3に変形するのと同様に、実施形態2を変形することが可能であるのはいうまでもない。
【0066】
[実施形態4]
実施形態1では、無線LAN端末102は、無線LAN端末103が存在するか否かにかかわらず、無線LAN基地局の機能を働かせていたが、これでは、無線LAN端末103が存在しない時に、消費電力、CPU能力、電波環境等を浪費することとなる。実施形態4は、このような浪費を防止するものである。
【0067】
図20は、実施形態4による無線LAN端末102Dの構成を示すブロック図である。図3と図20を比較すると明らかなように、実施形態4による無線LAN端末102Dは、実施形態1による無線LAN端末102と比較し、起動・休止部261が追加されている点が異なる。起動・休止部261は、無線LAN端末103Dから受信する基地局機能起動要求及び無線LAN端末103Dとの間の通信状況に応じて、無線LAN端末102Dの無線LAN基地局機能を起動するか又は休止させるかを判断し、その判断に従い、第1の受信部211及び第2の送信部217を起動し又は休止させる。
【0068】
図21は、実施形態4による無線LAN端末103Dの構成を示すブロック図である。図4と図21を比較すると明らかなように、実施形態4による無線LAN端末103Dは、実施形態1による無線LAN端末103と比較し、起動要求部262が追加されている点が異なる。起動要求部262は、無線LAN端末102Dの第1の送信部214が送信する無線LAN信号を検出することにより、無線LAN端末102Dを発見したならば、無線LAN端末102Dに基地局機能起動要求を送信する。
【0069】
次に、図22を参照して実施形態4の動作について説明する。
【0070】
無線LAN端末103Dは、無線LAN端末102Dを発見すると、無線LAN端末102Dに基地局機能起動要求を送信する(ステップS421)。無線LAN端末102Dは、無線LAN端末103に、この基地局機能起動要求に対する肯定応答を返信する(ステップS422)。次に、無線LAN端末102Dは、基地局の機能を起動する(ステップS423)。すなわち、第1の受信部211及び第2の送信部217を起動する。次に、無線LAN端末102Dは、ビーコンを送信する(ステップS424)。無線LAN端末103が無線LAN端末102Dへ同期要求信号を送信し(ステップS425)、無線LAN端末102Dが無線LAN端末103Dへ同期確認信号を返信する(ステップS426)。次に、無線LAN端末103Dは、無線LAN端末102Dに帰属要求を送信する(ステップS427)。次に、無線LAN端末102Dは、無線LAN端末103Dから帰属要求を受信すると、無線LAN端末103Dに帰属許可を送信する(ステップS428)。次に、無線LAN端末102Dの無線LAN基地局機能部(第1の受信部211、第2の送信部217等)と無線LAN端末103Dは無線LAN信号の送受信を行う(ステップS429)。やがて、無線LAN端末102Dの無線LAN基地局機能部と無線LAN端末103Dとの間の無線LAN信号の送受信が無くなったことを検出すると、無線LAN端末102Dは、無線LAN基地局機能部を休止させる(ステップS430)。
【0071】
なお、実施形態4は、実施形態1を変形したものであるが、実施形態1を実施形態4に変形するのと同様に、実施形態3を変形することが可能であるのはいうまでもない。
【0072】
[実施形態5]
実施形態1では、無線LAN基地局102の第1の受信部211及び第2の送信部217が使用する無線チャンネルはユーザが手動で設定する必要がある。この様な場合、無線LANエリア111の無線チャンネルと無線LANエリア112の無線チャンネルが重複するおそれがある。実施形態5では、このようなおそれをなくすために、これを自動で設定するものである。
【0073】
図23は、実施形態5による無線LAN端末102Eの構成を示すブロック図である。図3と図23を比較すると明らかなように、実施形態5による無線LAN端末102Eは、実施形態1による無線LAN端末102と比較し、無線チャンネル設定部271が追加されている点が異なる。無線チャンネル設定部271は、無線LAN機能部を起動する時に、周囲で使用されている無線チャンネルをスキャンし、周囲で使用されている無線チャンネルと最も干渉の少ない無線チャンネルを無線LAN機能部が使用する無線チャンネルとして設定する。
【0074】
[実施形態6]
実施形態1〜5においては、無線LAN端末102を介して無線LAN基地局101に接続される無線端末は無線LAN端末103のみであるとしたが、無線LAN基地局101及び無線LAN端末102の構成を変えずに、無線LAN端末102を介して無線LAN基地局101に接続される無線端末を複数にすることが可能である。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数のLAN基地局を設置したり、無線LANリピータを設置したりすることなく無線LANエリアを拡張することが可能となる。
【0076】
また、カプセル化を行うことにより無線LAN基地局機能を有する無線LAN端末を介して、複数の無線LAN端末が無線LAN基地局と通信することが可能となる。
【0077】
更に、無線LAN基地局機能を有する無線LAN端末を送信元とする無線LAN信号と無線LAN基地局機能を有する無線LAN端末に接続される無線LAN端末を送信元とする無線LAN信号を一緒にカプセル化するので、無線LAN信号のパケット数を削減することができる。同様に、無線LAN基地局機能を有する無線LAN端末を宛先とする無線LAN信号と無線LAN基地局機能を有する無線LAN端末に接続される無線LAN端末を宛先とする無線LAN信号を一緒にカプセル化するので、無線LAN信号のパケット数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1による無線LANシステムの構成を示す概念図である。
【図2】本発明の実施形態1による無線LAN基地局101の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態1による無線LAN端末102の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態1による無線LAN端末103の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施形態1によるカプセル化部203が行うカプセル化について説明するための第1のフォーマット図である。
【図6】本発明の実施形態1によるカプセル化部203が行うカプセル化について説明するための第2のフォーマット図である。
【図7】本発明の実施形態1による抽出部216が行う無線LAN信号の抽出について説明するための第1のフォーマット図である。
【図8】本発明の実施形態1による抽出部216が行う無線LAN信号の抽出について説明するための第2のフォーマット図である。
【図9】本発明の実施形態1によるカプセル化部213が行うカプセル化について説明するための第1のフォーマット図である。
【図10】本発明の実施形態1によるカプセル化部213が行うカプセル化について説明するための第2のフォーマット図である。
【図11】本発明の実施形態1による抽出部202が行う無線LAN信号の抽出について説明するための第1のフォーマット図である。
【図12】本発明の実施形態1による抽出部202が行う無線LAN信号の抽出について説明するための第2のフォーマット図である。
【図13】本発明の実施形態2による無線LAN基地局101Bの構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の実施形態2による無線LAN端末102Bの構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の実施形態2の動作を説明するためのシーケンス図である。
【図16】本発明の実施形態3による無線LAN基地局101Cの構成を示すブロック図である。
【図17】本発明の実施形態3による無線LAN端末102Cの構成を示すブロック図である。
【図18】本発明の実施形態3による無線LAN端末103Cの構成を示すブロック図である。
【図19】本発明の実施形態3の動作を説明するためのシーケンス図である。
【図20】本発明の実施形態4による無線LAN端末102Dの構成を示すブロック図である。
【図21】本発明の実施形態4による無線LAN端末103Dの構成を示すブロック図である。
【図22】本発明の実施形態4の動作を説明するためのシーケンス図である。
【図23】本発明の実施形態5による無線LAN端末102Eの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 無線LAN基地局
102 無線LAN端末
103 無線LAN端末
111 無線LAN基地局101の無線LANエリア
112 無線LAN端末102の無線LANエリア

Claims (23)

  1. 他の無線LAN(Local Area Network)端末から無線LAN信号を受信する受信手段と、
    前記無線LAN信号に自端末のMAC(Media Access Control)アドレスを送信元MACアドレスとして有し、無線LAN基地局のMACアドレスを宛先MACアドレスとして有するヘッダを付加することにより、前記無線LAN信号をOSI(Open Systems Interconnection)第2層においてカプセル化するカプセル化手段と、
    カプセル化された前記無線LAN信号を前記無線LAN基地局に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする無線LAN端末。
  2. 請求項1に記載の無線LAN端末において、
    前記他の無線LAN端末から第1の階層問合せを受信したときに、該第1の階層問合せに含まれている階層より1だけ階層の深い階層を含む第2の階層問合せを前記無線LAN基地局に送信する手段と、
    前記無線LAN基地局から第1の階層応答を受信したときに、該第1の階層応答に含まれている階層と同一の階層を含む第2の階層応答を前記他の無線LAN端末に送信する手段と、
    を更に備えることを特徴とする無線LAN端末。
  3. 請求項1に記載の無線LAN端末において、
    前記他の無線端末からの要求及び前記他の無線端末との間の通信状況に基づいて、前記受信手段を起動し又は休止させる起動・休止手段を更に備えることを特徴とする無線LAN端末。
  4. 請求項1に記載の無線LAN端末において、
    前記受信手段の無線チャンネルを設定するチャンネル設定手段を更に備えることを特徴とする無線LAN端末。
  5. 第1の無線LAN(Local Area Network)端末宛の無線LAN信号に自基地局のMAC(Media Access Control)アドレスを送信元MACアドレスとして有し、第2の無線LAN端末のMAC(Media Access Control)アドレスを宛先MACアドレスとして有するヘッダを付加することにより、前記無線LAN信号をOSI(Open Systems Interconnection)第2層においてカプセル化するカプセル化手段と、
    カプセル化された前記無線LAN信号を前記第2の無線LAN端末に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする無線LAN基地局。
  6. 請求項5に記載の無線LAN端末において、
    無線LAN端末から階層問合せを受信したときに、該階層問合せに含まれている階層と同一の階層を含む階層応答を前記階層問合せを送信した前記無線LAN端末に返信する手段を更に備えることを特徴とする無線LAN基地局。
  7. 他の無線LAN(Local Area Network)端末宛の無線LAN信号であって、無線LAN基地局のMAC(Media Access Control)アドレスを送信元MACアドレスとして有し、自端末のMACアドレスを宛先アドレスとして有するヘッダが付加されることによりOSI(Open Systems Interconnection)第2層においてカプセル化されているものを受信する受信手段と、
    カプセル化された前記無線LAN信号から該無線LAN信号を抽出する抽出手段と、
    抽出された前記無線LAN信号を前記他の無線LAN端末に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする無線LAN端末。
  8. 請求項7に記載の無線LAN端末において、
    前記他の無線LAN端末から第1の階層問合せを受信したときに、該第1の階層問合せに含まれている階層より1だけ階層の深い階層を含む第2の階層問合せを前記無線LAN基地局に送信する手段と、
    前記無線LAN基地局から第1の階層応答を受信したときに、該第1の階層応答に含まれている階層と同一の階層を含む第2の階層応答を前記他の無線LAN端末に送信する手段と、
    を更に備えることを特徴とする無線LAN端末。
  9. 請求項7に記載の無線LAN端末において、
    前記他の無線端末からの要求及び前記他の無線端末との間の通信状況に基づいて、前記送信手段を起動し又は休止させる起動・休止手段を更に備えることを特徴とする無線LAN端末。
  10. 請求項7に記載の無線LAN端末において、
    前記送信手段の無線チャンネルを設定するチャンネル設定手段を更に備えることを特徴とする無線LAN端末。
  11. 第1の無線LAN(Local Area Network)端末からの無線LAN信号であって、第2の無線LAN端末のMAC(Media Access Control)アドレスを送信元MACアドレスとして有し、自基地局のMACアドレスを宛先アドレスとして有するヘッダが付加されることによりOSI(Open Systems Interconnection)第2層においてカプセル化されているものを受信する受信手段と、
    カプセル化された前記無線LAN信号から該無線LAN信号を抽出する抽出手段と、
    を備えることを特徴とする無線LAN端末。
  12. 請求項11に記載の無線LAN端末において、
    無線LAN端末から階層問合せを受信したときに、該階層問合せに含まれている階層と同一の階層を含む階層応答を前記階層問合せを送信した前記無線LAN端末に返信する手段を更に備えることを特徴とする無線LAN基地局。
  13. 他の無線LAN(Local Area Network)端末から無線LAN信号を受信する第1の受信手段と、
    前記無線LAN信号に自端末のMAC(Media Access Control)アドレスを送信元MACアドレスとして有し、無線LAN基地局のMACアドレスを宛先MACアドレスとして有するヘッダを付加することにより、前記無線LAN信号をOSI(Open Systems Interconnection)第2層においてカプセル化するカプセル化手段と、
    カプセル化された前記無線LAN信号を前記無線LAN基地局に送信する第1の送信手段と、
    前記他の無線LAN端末宛の無線LAN信号であって、前記無線LAN基地局のMACアドレスを送信元MACアドレスとして有し、自端末のMACアドレスを宛先アドレスとして有するヘッダが付加されることによりOSI第2層においてカプセル化されているものを受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段が受信し、カプセル化された前記無線LAN信号から該無線LAN信号を抽出する抽出手段と、
    抽出された前記無線LAN信号を前記他の無線LAN端末に送信する第2の送信手段と、
    を備えることを特徴とする無線LAN端末。
  14. 請求項13に記載の無線LAN端末において、
    前記他の無線LAN端末から第1の階層問合せを受信したときに、該第1の階層問合せに含まれている階層より1だけ階層の深い階層を含む第2の階層問合せを前記無線LAN基地局に送信する手段と、
    前記無線LAN基地局から第1の階層応答を受信したときに、該第1の階層応答に含まれている階層と同一の階層を含む第2の階層応答を前記他の無線LAN端末に送信する手段と、
    を更に備えることを特徴とする無線LAN端末。
  15. 請求項13に記載の無線LAN端末において、
    前記第1の受信手段と前記第2の受信手段は共通の無線LANモジュールを使用して時分割動作をし、前記第1の送信手段と前記第2の送信手段は共通の無線LANモジュールを使用して時分割動作することを特徴とする無線LAN端末。
  16. 請求項13に記載の無線LAN端末において、
    前記他の無線端末からの要求及び前記他の無線端末との間の通信状況に基づいて、前記第1の受信手段及び前記第2の送信手段を起動し又は休止させる起動・休止手段を更に備えることを特徴とする無線LAN端末。
  17. 請求項13に記載の無線LAN端末において、
    前記第1の受信手段の無線チャンネル及び前記第2の送信手段の無線チャンネルを設定するチャンネル設定手段を更に備えることを特徴とする無線LAN端末。
  18. 直接又は他の無線LAN端末を介して無線LAN基地局と通信を行う無線LAN端末において、
    他の無線LAN端末及び、可能ならば、前記無線LAN基地局に対し階層問合せを行う問合せ手段と、
    前記階層問合せに対する前記無線LAN基地局からの階層応答により示される階層が、前記階層問合せに対する前記他の無線LAN端末からの階層応答により示される階層よりも浅いことを検出したときに、前記他の無線LAN端末から前記無線LAN基地局にローミングするローミング手段と、
    を備えることを特徴とする無線LAN端末。
  19. 他の無線LAN(Local Area Network)端末から無線LAN信号を受信する受信ステップと、
    前記無線LAN信号に自無線LAN端末のMAC(Media Access Control)アドレスを送信元MACアドレスとして有し、無線LAN基地局のMACアドレスを宛先MACアドレスとして有するヘッダを付加することにより、前記無線LAN信号をOSI(Open Systems Interconnection)第2層においてカプセル化するカプセル化ステップと、
    カプセル化された前記無線LAN信号を前記無線LAN基地局に送信する送信ステップと、
    を有することを特徴とする無線通信方法。
  20. 第1の無線LAN(Local Area Network)端末宛の無線LAN信号に自無線LAN基地局のMAC(Media Access Control)アドレスを送信元MACアドレスとして有し、第2の無線LAN端末のMAC(Media Access Control)アドレスを宛先MACアドレスとして有するヘッダを付加することにより、前記無線LAN信号をOSI(Open Systems Interconnection)第2層においてカプセル化するカプセル化ステップと、
    カプセル化された前記無線LAN信号を前記第2の無線LAN端末に送信する送信ステップと、
    を有することを特徴とする無線通信方法。
  21. 他の無線LAN(Local Area Network)端末宛の無線LAN信号であって、無線LAN基地局のMAC(Media Access Control)アドレスを送信元MACアドレスとして有し、自端末のMACアドレスを宛先アドレスとして有するヘッダが付加されることによりOSI(Open Systems Interconnection)第2層においてカプセル化されているものを受信する受信ステップと、
    カプセル化された前記無線LAN信号から該無線LAN信号を抽出する抽出ステップと、
    抽出された前記無線LAN信号を前記他の無線LAN端末に送信する送信ステップと、
    を有することを特徴とする無線通信方法。
  22. 第1の無線LAN(Local Area Network)端末からの無線LAN信号であって、第2の無線LAN端末のMAC(Media Access Control)アドレスを送信元MACアドレスとして有し、自無線LAN(Local Area Network)基地局のMACアドレスを宛先アドレスとして有するヘッダが付加されることによりOSI(Open Systems Interconnection)第2層においてカプセル化されているものを受信する受信ステップと、
    カプセル化された前記無線LAN信号から該無線LAN信号を抽出する抽出ステップと、
    を有することを特徴とする無線通信方法。
  23. 直接又は他の無線LAN(Local Area Network)端末を介して無線LAN基地局と通信を行う無線LAN端末のためのローミング方法において、
    他の無線LAN端末及び、可能ならば、前記無線LAN基地局に対し階層問合せを行う問合せステップと、
    前記階層問合せに対する前記無線LAN基地局からの階層応答により示される階層が、前記階層問合せに対する前記他の無線LAN端末からの階層応答により示される階層よりも浅いことを検出したときに、前記他の無線LAN端末から前記無線LAN基地局にローミングするローミングステップと、
    を備えることを特徴とするローミング方法。
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