JP3141201B2 - 腰かけ又は寄りかかり装置 - Google Patents
腰かけ又は寄りかかり装置Info
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- JP3141201B2 JP3141201B2 JP11206596A JP20659699A JP3141201B2 JP 3141201 B2 JP3141201 B2 JP 3141201B2 JP 11206596 A JP11206596 A JP 11206596A JP 20659699 A JP20659699 A JP 20659699A JP 3141201 B2 JP3141201 B2 JP 3141201B2
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/68—Seat frames
- B60N2/686—Panel like structures
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Massaging Devices (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念に示されている種類の腰かけ又は寄りかかり装置特に
車両又は航空機の座席に関する。
念に示されている種類の腰かけ又は寄りかかり装置特に
車両又は航空機の座席に関する。
【0002】
【従来の技術】車両等の公知の座席(ドイツ連邦共和国
特許出願公開第2209744号明細書)では、下枠が
前部、後部及び2つの側方枠部分を持ち、可撓性又は弾
性基板又は底板がこれらの枠部分の1つ又は複数に結合
され、枠の他の部分から分離され、弾性素子例えばコイ
ルばねを介してこれらの部分に結合されている。この座
席の構成では、弾性素子が底板の波形従って適当に可撓
的な部分として構成されているので、着座者の重量によ
り下方へ向く圧力印加が、両方の可撓性部分の押下げ及
び底板の下方へ行われる偏向を生じる。例えば発泡ウレ
タンゴムから成るクツシヨンが取付けられ、枠及びクツ
シヨンが例えばビニル皮から成る被覆で覆われている。
特許出願公開第2209744号明細書)では、下枠が
前部、後部及び2つの側方枠部分を持ち、可撓性又は弾
性基板又は底板がこれらの枠部分の1つ又は複数に結合
され、枠の他の部分から分離され、弾性素子例えばコイ
ルばねを介してこれらの部分に結合されている。この座
席の構成では、弾性素子が底板の波形従って適当に可撓
的な部分として構成されているので、着座者の重量によ
り下方へ向く圧力印加が、両方の可撓性部分の押下げ及
び底板の下方へ行われる偏向を生じる。例えば発泡ウレ
タンゴムから成るクツシヨンが取付けられ、枠及びクツ
シヨンが例えばビニル皮から成る被覆で覆われている。
【0003】このような座席は、クツシヨンが厚すぎか
つ長く荷重を受けた後すり切れるという欠点を持ってい
る。正しい座り方に必要な身体の解ぼう学的な構造に対
する規則通りの抵抗は保証されない。その場合人間は坐
骨隆起上へ2点支持で座らず、坐骨尖端上へ滑り、尾骨
上へ3点支持で座り、それにより著しく不快になる。そ
の結果座席における身体位置を常に変えるのを望むよう
になり、それにより自動車座席では道路交通における注
意力が不足し不快になり、速やかに疲労し、いらいらす
ることになる。航空機座席では、これにより座り心地が
不足し、せき柱の範囲に痛みを生じ、長時間飛行の際眠
り込みが妨げられるので、飛行中身体が休まらず、目的
地において著しい疲労が現われる。例えば神経病的変化
を持つ病人では、このような3点支持は床ずれを生じ、
例えば火傷のようなその他の原因の傷では治りが妨げら
れることがある。
つ長く荷重を受けた後すり切れるという欠点を持ってい
る。正しい座り方に必要な身体の解ぼう学的な構造に対
する規則通りの抵抗は保証されない。その場合人間は坐
骨隆起上へ2点支持で座らず、坐骨尖端上へ滑り、尾骨
上へ3点支持で座り、それにより著しく不快になる。そ
の結果座席における身体位置を常に変えるのを望むよう
になり、それにより自動車座席では道路交通における注
意力が不足し不快になり、速やかに疲労し、いらいらす
ることになる。航空機座席では、これにより座り心地が
不足し、せき柱の範囲に痛みを生じ、長時間飛行の際眠
り込みが妨げられるので、飛行中身体が休まらず、目的
地において著しい疲労が現われる。例えば神経病的変化
を持つ病人では、このような3点支持は床ずれを生じ、
例えば火傷のようなその他の原因の傷では治りが妨げら
れることがある。
【0004】自動車座席用の背もたれ枠、クツシヨン及
び背殻体を持つ公知の背もたれ(ドイツ連邦共和国特許
出願公開第3515631号明細書)では、クツシヨン
により前方へ覆われる背殻体が、背もたれへの取付け部
及び平らな中央部分の方へそれに続く弾性移行範囲を持
ち、この移行範囲が背もたれの主面に対して直角に中央
部分の弾性運動を可能にする波断面の輪郭を持っている
ことによって、僅かな全奥行きを持つ簡単な構造が得ら
れる。
び背殻体を持つ公知の背もたれ(ドイツ連邦共和国特許
出願公開第3515631号明細書)では、クツシヨン
により前方へ覆われる背殻体が、背もたれへの取付け部
及び平らな中央部分の方へそれに続く弾性移行範囲を持
ち、この移行範囲が背もたれの主面に対して直角に中央
部分の弾性運動を可能にする波断面の輪郭を持っている
ことによって、僅かな全奥行きを持つ簡単な構造が得ら
れる。
【0005】最初にあげた種類の公知の腰かけ又は寄り
かかり装置(ドイツ連邦共和国特許出願公開第2400
119号明細書)では、前端及び後端を座枠に固定され
る基礎部分が、ほぼ伸びない弾性材料例えばばね鋼板か
ら成るマツトであり、その縦方向における可撓性を、縦
方向に対して直角に等間隔で入れられる伸び波によって
得る。伸び波はV字状及び又はU字状輪郭を持ち、V又
はUの開口が上方を向くようにばね板から1片として形
成される。着座者によりマツトが荷重を受けると、伸び
波の開口幅が増大し、こうして縦方向へのマツトの伸び
を可能にする。別のマツトが背もたれ枠に張られ、伸び
波に対して平行に伸びるマツトの端縁が、背もたれ枠の
垂直に延びる両方の縦桁に固定されている。
かかり装置(ドイツ連邦共和国特許出願公開第2400
119号明細書)では、前端及び後端を座枠に固定され
る基礎部分が、ほぼ伸びない弾性材料例えばばね鋼板か
ら成るマツトであり、その縦方向における可撓性を、縦
方向に対して直角に等間隔で入れられる伸び波によって
得る。伸び波はV字状及び又はU字状輪郭を持ち、V又
はUの開口が上方を向くようにばね板から1片として形
成される。着座者によりマツトが荷重を受けると、伸び
波の開口幅が増大し、こうして縦方向へのマツトの伸び
を可能にする。別のマツトが背もたれ枠に張られ、伸び
波に対して平行に伸びるマツトの端縁が、背もたれ枠の
垂直に延びる両方の縦桁に固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基礎になって
いる課題は、利用者の身体が解ぼう学的に正しく支持さ
れて、身体が荷重を除かれ、押圧個所が生じないよう
に、最初にあげた種類の腰かけ又は寄りかかり装置を構
成することである。
いる課題は、利用者の身体が解ぼう学的に正しく支持さ
れて、身体が荷重を除かれ、押圧個所が生じないよう
に、最初にあげた種類の腰かけ又は寄りかかり装置を構
成することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は請求項1の特徴によって解決される。
題は請求項1の特徴によって解決される。
【0008】本発明による腰かけ又は寄りかかり装置は
次の利点を持っている。即ちばね鋼、炭素繊維、ガラス
繊維又はケブラー(商標名)繊維、チタンのような横方
向に剛性があるけれども縦方向に可撓性のある材料から
成る基礎部分によって、中空で従って僅かしか荷重を受
けない仙尾骨範囲及び軸線方向に荷重を受ける坐骨隆起
範囲による解ぼう的に正しい支持が保証され、同時に身
体に合ったクツシヨンの基本構造が利用可能であり、こ
の基本構造はある程度の剛性を持っているが、この剛性
は常に変化されて、例えば着座者が疲れて前方へ滑る場
合、現在の腰かけ希望に合わされることができる。その
場合横方向に剛性がありかつ縦方向に可撓性のある基礎
部分は、坐骨隆起が基礎部分へ軸線方向荷重をかけるよ
うに調節される。横方向に安定であるが縦方向に可撓性
のあるこの堅固な基本構造上へ、解ぼう学的な要求に応
じかつ種々の位置で腰かける際身体の等圧線を緩衡する
クツシヨンが張られる。縦方向に可撓性があるが剛性の
基礎部分はクツシヨンへ挿入され、下枠に懸架され、調
節され、かつ/又は全体として弾性支持される。下枠へ
の基礎部分の懸架部に取付けられている付加的な機構に
より、縦可撓性の範囲における湾曲が調節され、現在の
腰かけ希望に合わされる。クツシヨンは、発泡体、ゴム
被覆毛髪。通気性材料、穴あきシリコーン被覆、空気室
等から成ることができる。全体として本発明による腰か
け又は寄りかかり装置は、解ぼう学的座席構成の有利な
特性を個々の再調節可能性の有利な要素に結合し、でき
るだけ僅かな材料及び必要なだけの材料が使用される。
次の利点を持っている。即ちばね鋼、炭素繊維、ガラス
繊維又はケブラー(商標名)繊維、チタンのような横方
向に剛性があるけれども縦方向に可撓性のある材料から
成る基礎部分によって、中空で従って僅かしか荷重を受
けない仙尾骨範囲及び軸線方向に荷重を受ける坐骨隆起
範囲による解ぼう的に正しい支持が保証され、同時に身
体に合ったクツシヨンの基本構造が利用可能であり、こ
の基本構造はある程度の剛性を持っているが、この剛性
は常に変化されて、例えば着座者が疲れて前方へ滑る場
合、現在の腰かけ希望に合わされることができる。その
場合横方向に剛性がありかつ縦方向に可撓性のある基礎
部分は、坐骨隆起が基礎部分へ軸線方向荷重をかけるよ
うに調節される。横方向に安定であるが縦方向に可撓性
のあるこの堅固な基本構造上へ、解ぼう学的な要求に応
じかつ種々の位置で腰かける際身体の等圧線を緩衡する
クツシヨンが張られる。縦方向に可撓性があるが剛性の
基礎部分はクツシヨンへ挿入され、下枠に懸架され、調
節され、かつ/又は全体として弾性支持される。下枠へ
の基礎部分の懸架部に取付けられている付加的な機構に
より、縦可撓性の範囲における湾曲が調節され、現在の
腰かけ希望に合わされる。クツシヨンは、発泡体、ゴム
被覆毛髪。通気性材料、穴あきシリコーン被覆、空気室
等から成ることができる。全体として本発明による腰か
け又は寄りかかり装置は、解ぼう学的座席構成の有利な
特性を個々の再調節可能性の有利な要素に結合し、でき
るだけ僅かな材料及び必要なだけの材料が使用される。
【0009】本発明の好都合な構成を持つ本発明による
腰かけ又は寄りかかり装置の有利な実施形態は別の請求
項からわかる。
腰かけ又は寄りかかり装置の有利な実施形態は別の請求
項からわかる。
【0010】図面に示されている実施例に基いて本発明
を以下に詳細に説明する。
を以下に詳細に説明する。
【0011】
【実施例】図1及び2に縦断面を概略的に示す車両座席
の両方の座部分は、休息のため後方へ傾倒可能な背もた
れを持つ航空機用座席、整形腰かけ又は整形寄りかか
り、車椅子等も含まれる一般的な腰かけ又は寄りかかり
装置の例として、それぞれ安定な下枠10と、基礎部分
12及びクツシヨン13から構成される可撓性上敷き1
1とを持っている。基礎部分12は、横方向に剛性があ
りかつ縦方向に可撓的に構成され、実施例では薄い波形
ばね板14により形成され、このばね板の波の高さ及び
材料厚さは、材料の選択及び荷重に合わされる。ばね板
という表現は、以下にかつ請求項では、薄い可撓性板又
は膜の同義語として使用され、薄い板又は膜の材料を特
徴づけるものではない。波形ばね板の材料としてばね
鋼、炭素繊維、ガラス繊維又はケルバー繊維又はチタン
が考慮の対象になる。図3には、波形ばね板14として
構成される基礎部分12が一部を斜視図で示されてい
る。この場合波の輪郭は正弦波状に構成されている。図
5,6及び7には波形ばね板14の波輪郭の別の例が示
されている。図5では波輪郭が方形であり、図6では先
端を丸められた三角形であり、図7では三角形波輪郭に
著しく小さい波周期を持つ第2の波が重畳されている。
図5に示すように、クツシヨン13からみて波形ばね板
14の谷へ、空気を充填された可撓管15を挿入するこ
ともできる。
の両方の座部分は、休息のため後方へ傾倒可能な背もた
れを持つ航空機用座席、整形腰かけ又は整形寄りかか
り、車椅子等も含まれる一般的な腰かけ又は寄りかかり
装置の例として、それぞれ安定な下枠10と、基礎部分
12及びクツシヨン13から構成される可撓性上敷き1
1とを持っている。基礎部分12は、横方向に剛性があ
りかつ縦方向に可撓的に構成され、実施例では薄い波形
ばね板14により形成され、このばね板の波の高さ及び
材料厚さは、材料の選択及び荷重に合わされる。ばね板
という表現は、以下にかつ請求項では、薄い可撓性板又
は膜の同義語として使用され、薄い板又は膜の材料を特
徴づけるものではない。波形ばね板の材料としてばね
鋼、炭素繊維、ガラス繊維又はケルバー繊維又はチタン
が考慮の対象になる。図3には、波形ばね板14として
構成される基礎部分12が一部を斜視図で示されてい
る。この場合波の輪郭は正弦波状に構成されている。図
5,6及び7には波形ばね板14の波輪郭の別の例が示
されている。図5では波輪郭が方形であり、図6では先
端を丸められた三角形であり、図7では三角形波輪郭に
著しく小さい波周期を持つ第2の波が重畳されている。
図5に示すように、クツシヨン13からみて波形ばね板
14の谷へ、空気を充填された可撓管15を挿入するこ
ともできる。
【0012】図1の実施例では、波形ばね板14はクツ
シヨン13内に埋込まれており、クツシヨン13が下枠
10に結合されている。その際クツシヨン13が波形ば
ね板14を包囲する発泡物質芯として構成されるのがよ
く、発泡の入り込みを可能にするため波形ばね板14は
穴をあけられている。
シヨン13内に埋込まれており、クツシヨン13が下枠
10に結合されている。その際クツシヨン13が波形ば
ね板14を包囲する発泡物質芯として構成されるのがよ
く、発泡の入り込みを可能にするため波形ばね板14は
穴をあけられている。
【0013】図2の実施例では、波形ばね板14が、波
形に対して直角に延びる端縁143144を下枠10に
掛けられ、クツシヨン13が波形ばね板14上に直接載
っている。更に図13及び4のDからわかるように、波
形ばね板14は、波形に対して平行に延びる縦縁145
を、ばね弾性素子なるべく引張りばね16により下枠1
0に取付けられることができる。
形に対して直角に延びる端縁143144を下枠10に
掛けられ、クツシヨン13が波形ばね板14上に直接載
っている。更に図13及び4のDからわかるように、波
形ばね板14は、波形に対して平行に延びる縦縁145
を、ばね弾性素子なるべく引張りばね16により下枠1
0に取付けられることができる。
【0014】図4のA,B,C及びDには、2つの異な
る腰かけ姿勢において着座者17により座席に荷重がか
かる際、A及びBによる座部分における基礎部分12の
移動が概略的に示されている。坐骨隆起171の荷重
は、両方の腰かけ姿勢では整形外科的に正しい(腰掛け
姿勢は正しくない)。押圧力は下から軸線方向に着座者
17の坐骨隆起171へ達し、仙尾骨範囲173の凹面
支持が保証される。C及びDには同様に、着座者17に
より座席に荷重がかかる際座部分における基礎部分12
の移動が示されている。Dでは、押圧力が下から垂直に
着座者17の坐骨隆起171へ達している。これに反し
Cに示す従来の車両座席の座部分では、基礎部分12
は、Dにおけるように横方向に剛性的ではないので、中
央において強く湾曲し、押圧力は垂直ではなく斜めに坐
骨隆起171へ達する。着座者17は狭められたように
感じ、側方骨盤に押圧荷重を感じる。波形ばね板14が
挿入されているDの座席は、波の横方向補強により、中
央における垂れ下がりが防止され、その縦方向可撓性に
より弾性が保証され、腰かけ挙動に合わされている。図
3及び5〜7に示す波形輪郭のどれが波形ばね板14で
使用されるかは、材料のばね特性及び座席の荷重に合わ
される。図5に示すように空気を充填されて挿入される
可撓管15は、例えばマツサージ機能を引受ける。図4
のAでは、着座者は姿勢を正しており、注意深い。着座
者は坐骨隆起171で支持されている。せき柱172は
背もたれ21に支持されている。Bでは着座者が疲労
し、くずれ折れて前方へ滑っている。標準座席では、仙
骨及び尾骨が押圧力を受け、それにより不快になり、苦
痛かつ居心地悪くなる。これに反しここの紹介された新
しい種類の座席では、基礎部分が自動的に調節されて、
坐骨隆起171が軸線方向に荷重をかけられる。
る腰かけ姿勢において着座者17により座席に荷重がか
かる際、A及びBによる座部分における基礎部分12の
移動が概略的に示されている。坐骨隆起171の荷重
は、両方の腰かけ姿勢では整形外科的に正しい(腰掛け
姿勢は正しくない)。押圧力は下から軸線方向に着座者
17の坐骨隆起171へ達し、仙尾骨範囲173の凹面
支持が保証される。C及びDには同様に、着座者17に
より座席に荷重がかかる際座部分における基礎部分12
の移動が示されている。Dでは、押圧力が下から垂直に
着座者17の坐骨隆起171へ達している。これに反し
Cに示す従来の車両座席の座部分では、基礎部分12
は、Dにおけるように横方向に剛性的ではないので、中
央において強く湾曲し、押圧力は垂直ではなく斜めに坐
骨隆起171へ達する。着座者17は狭められたように
感じ、側方骨盤に押圧荷重を感じる。波形ばね板14が
挿入されているDの座席は、波の横方向補強により、中
央における垂れ下がりが防止され、その縦方向可撓性に
より弾性が保証され、腰かけ挙動に合わされている。図
3及び5〜7に示す波形輪郭のどれが波形ばね板14で
使用されるかは、材料のばね特性及び座席の荷重に合わ
される。図5に示すように空気を充填されて挿入される
可撓管15は、例えばマツサージ機能を引受ける。図4
のAでは、着座者は姿勢を正しており、注意深い。着座
者は坐骨隆起171で支持されている。せき柱172は
背もたれ21に支持されている。Bでは着座者が疲労
し、くずれ折れて前方へ滑っている。標準座席では、仙
骨及び尾骨が押圧力を受け、それにより不快になり、苦
痛かつ居心地悪くなる。これに反しここの紹介された新
しい種類の座席では、基礎部分が自動的に調節されて、
坐骨隆起171が軸線方向に荷重をかけられる。
【0015】図8には、座部分20及び背もたれ21を
持つ車両座席20が縦断面図で概略的に示されている。
下枠10は、互いに固定的に結合される座部分20の座
枠22と背もたれ21の背もたれ枠23とから成ってい
る。その代わりに背もたれ枠を座枠に揺動可能に取付け
て、休養に役立つ寄りかかり装置に変更することができ
る。下枠10の全体は、座方向に対して直角に延びる傾
倒軸線24の周りに傾倒可能で、いわゆる走行位置
(A)から休養位置(B)へ揺動させられることができ
る。波形ばね板14は、波形に対して直角に延びる前端
縁143を座枠22の前部横桁221に掛けられ、波形
に対して直角に延びる後端縁144をばね素子25によ
り背もたれ枠23の上部横桁231に掛けられている。
図10及び11の実施例におけるように、図8の実施例
では、ばね素子25をなくし、波形板14の後端縁14
4を直接上部横桁231に固定することもできる。クツ
シヨン13は波形ばね板14を1片で覆い、その前部で
座クツシヨン131を形成し、その後部で背もたれクツ
シヨン132を形成している。車両座席が休息位置へ揺
動されると、骨盤がBにおいて値aだけ前方へ押され
る。波形ばね板14は変化する腰かけ位置と一緒に動く
ので、着座者は再び整形外科的に正しく腰かけることに
なる。波形ばね板14及びクツシヨン13の位置の変化
がBに示され、破線で示す輪郭は、走行位置にあるAの
座席におけるクツシヨン表面の推移を示している。
持つ車両座席20が縦断面図で概略的に示されている。
下枠10は、互いに固定的に結合される座部分20の座
枠22と背もたれ21の背もたれ枠23とから成ってい
る。その代わりに背もたれ枠を座枠に揺動可能に取付け
て、休養に役立つ寄りかかり装置に変更することができ
る。下枠10の全体は、座方向に対して直角に延びる傾
倒軸線24の周りに傾倒可能で、いわゆる走行位置
(A)から休養位置(B)へ揺動させられることができ
る。波形ばね板14は、波形に対して直角に延びる前端
縁143を座枠22の前部横桁221に掛けられ、波形
に対して直角に延びる後端縁144をばね素子25によ
り背もたれ枠23の上部横桁231に掛けられている。
図10及び11の実施例におけるように、図8の実施例
では、ばね素子25をなくし、波形板14の後端縁14
4を直接上部横桁231に固定することもできる。クツ
シヨン13は波形ばね板14を1片で覆い、その前部で
座クツシヨン131を形成し、その後部で背もたれクツ
シヨン132を形成している。車両座席が休息位置へ揺
動されると、骨盤がBにおいて値aだけ前方へ押され
る。波形ばね板14は変化する腰かけ位置と一緒に動く
ので、着座者は再び整形外科的に正しく腰かけることに
なる。波形ばね板14及びクツシヨン13の位置の変化
がBに示され、破線で示す輪郭は、走行位置にあるAの
座席におけるクツシヨン表面の推移を示している。
【0016】図9に縦断面図で示す座部分20及び背も
たれ21を持つ車両座席の別の実施例では、下枠10が
座枠22と背もたれ枠23から一体に構成され、波形ば
ね板14の両端縁143,144はばね素子25を介し
て座枠22の前部横桁221及び背もたれ枠23の上部
横桁231に固定されている。座クツシヨン131及び
背もたれクツシヨン132を形成する部分を持つクツシ
ヨン13は、波形ばね板14上に直接載っている。座席
の奥行きを調節するため、波形ばね板14に調節装置2
6が付属し、この調節装置26により波形ばね板14が
縦方向移動可能即ち波形の方向に移動可能である。調節
装置26は、座枠22の前部横桁221に又はその近く
に設けられて波形ばね板14にわたって横方向に延びる
駆動ローラ27を持ち、波形輪郭に合わせたこの駆動ロ
ーラのカム輪郭が波形ばね板14にかみ合う。波形ばね
板14は駆動ローラ27に掛け回されているので、波形
ばね板14の十分な部分が駆動ローラ27のカム輪郭に
かみ合う。駆動ローラ27が一方の回転方向例えば反時
計方向又は他方の回転方向例えば時計方向に回される
と、一方即ち上部横桁231の側のばね素子25又は他
方即ち前部横桁221の側のばね素子25を伸ばしなが
ら、一方の方向即ち前方又は他方の方向即ち後方へ波形
ばね板14が移動され、座部分20の前線から背もたれ
までの座範囲の長さが小さくなるか又は大きくなり、そ
れにより座席の奥行きを短く又は長くする。
たれ21を持つ車両座席の別の実施例では、下枠10が
座枠22と背もたれ枠23から一体に構成され、波形ば
ね板14の両端縁143,144はばね素子25を介し
て座枠22の前部横桁221及び背もたれ枠23の上部
横桁231に固定されている。座クツシヨン131及び
背もたれクツシヨン132を形成する部分を持つクツシ
ヨン13は、波形ばね板14上に直接載っている。座席
の奥行きを調節するため、波形ばね板14に調節装置2
6が付属し、この調節装置26により波形ばね板14が
縦方向移動可能即ち波形の方向に移動可能である。調節
装置26は、座枠22の前部横桁221に又はその近く
に設けられて波形ばね板14にわたって横方向に延びる
駆動ローラ27を持ち、波形輪郭に合わせたこの駆動ロ
ーラのカム輪郭が波形ばね板14にかみ合う。波形ばね
板14は駆動ローラ27に掛け回されているので、波形
ばね板14の十分な部分が駆動ローラ27のカム輪郭に
かみ合う。駆動ローラ27が一方の回転方向例えば反時
計方向又は他方の回転方向例えば時計方向に回される
と、一方即ち上部横桁231の側のばね素子25又は他
方即ち前部横桁221の側のばね素子25を伸ばしなが
ら、一方の方向即ち前方又は他方の方向即ち後方へ波形
ばね板14が移動され、座部分20の前線から背もたれ
までの座範囲の長さが小さくなるか又は大きくなり、そ
れにより座席の奥行きを短く又は長くする。
【0017】図10及び11に縦断面図で示す座部分2
0及び背もたれ21を持つ車両座席では、座席奥行き調
節装置の代わりに、マッサージ装置が設けられている。
波形ばね板14は、ここにはそれ以上示してないが、横
方向に延びる両端縁を、座枠22の前部横桁および背も
たれ枠23の上部横桁に掛けられ、クツシヨン13から
見て波形ばね板14の波の谷141に、図10に示す空
気可撓管28が挿入され、その空気圧力を選択的に個々
に調節する図示しない圧縮空気装置に接続されている。
空気圧力の変化により押圧点の変化が可能になり、マッ
サージ効果が得られ、座席のこわさが制御される。
0及び背もたれ21を持つ車両座席では、座席奥行き調
節装置の代わりに、マッサージ装置が設けられている。
波形ばね板14は、ここにはそれ以上示してないが、横
方向に延びる両端縁を、座枠22の前部横桁および背も
たれ枠23の上部横桁に掛けられ、クツシヨン13から
見て波形ばね板14の波の谷141に、図10に示す空
気可撓管28が挿入され、その空気圧力を選択的に個々
に調節する図示しない圧縮空気装置に接続されている。
空気圧力の変化により押圧点の変化が可能になり、マッ
サージ効果が得られ、座席のこわさが制御される。
【0018】図11の実施例におけるマツサージ効果
は、座枠22及び背もたれ枠23に設けられている多数
の偏心ローラ29により得られる。各偏心ローラ29は
波形ばね板14の波の山142に接している。個々の偏
心ローラ29は、ここには図示してない歯付きベルトに
より駆動される。偏心ローラ29の回転の際これらの偏
心ローラが波形ばね板14を押し、こうして押圧点を強
めるか又は弱める。
は、座枠22及び背もたれ枠23に設けられている多数
の偏心ローラ29により得られる。各偏心ローラ29は
波形ばね板14の波の山142に接している。個々の偏
心ローラ29は、ここには図示してない歯付きベルトに
より駆動される。偏心ローラ29の回転の際これらの偏
心ローラが波形ばね板14を押し、こうして押圧点を強
めるか又は弱める。
【0019】図12及び13には、車両座席の別の実施
例の背もたれ21が、縦断面図(図12)及び一部の横
断面図(図13)で概略的に示されている。背もたれ枠
23には多数の調節部材30が設けられて、座縦方向従
って座席奥行き方向に長さ調節可能に構成され、波形ば
ね板14に作用している。調節部材30の各自由端には
キヤツプ31が固定的に結合され、このキヤツプ31に
固定される引張りばね16の他端が、波形ばね板14の
縦縁145に掛けられている。従って波形ばね板14
は、その両縦縁145に沿って、背もたれ枠23の範囲
で、多数の引張りばね16を介して適当な数の調節部材
30に取付けられている。調節部材30は、空気圧、電
気、液圧又は機械的に駆動可能で、その自由端は背もた
れ枠23から多くまたは少なく移動する。これらの調節
部材の調節により、図12に波形ばね板14の鎖線の輪
郭により示すように、背支持部の調節が可能である。調
節部材30にある個々のキヤツプ31は、互いに一体に
結合可能であり、その場合調節部材30を介して背もた
れ枠23に移動可能に取付けられる可撓性調節枠を形成
する。
例の背もたれ21が、縦断面図(図12)及び一部の横
断面図(図13)で概略的に示されている。背もたれ枠
23には多数の調節部材30が設けられて、座縦方向従
って座席奥行き方向に長さ調節可能に構成され、波形ば
ね板14に作用している。調節部材30の各自由端には
キヤツプ31が固定的に結合され、このキヤツプ31に
固定される引張りばね16の他端が、波形ばね板14の
縦縁145に掛けられている。従って波形ばね板14
は、その両縦縁145に沿って、背もたれ枠23の範囲
で、多数の引張りばね16を介して適当な数の調節部材
30に取付けられている。調節部材30は、空気圧、電
気、液圧又は機械的に駆動可能で、その自由端は背もた
れ枠23から多くまたは少なく移動する。これらの調節
部材の調節により、図12に波形ばね板14の鎖線の輪
郭により示すように、背支持部の調節が可能である。調
節部材30にある個々のキヤツプ31は、互いに一体に
結合可能であり、その場合調節部材30を介して背もた
れ枠23に移動可能に取付けられる可撓性調節枠を形成
する。
【0020】図14に縦断面図で概略的に示す座席は、
横方向に剛性がありかつ縦方向に可撓的な基礎部分12
と、座部分20及び背もたれ21用のクツシヨン13と
が、互いに分離して構成され、波形ばね板14が前述し
たようにそれぞれ別々に座枠22及び背もたれ枠23に
固定されている。ここには示していないばね素子及び場
合によっては調節装置が、それぞれ座部分20及び背も
たれ21のために設けられている。背もたれ枠23は座
枠22に揺動可能に支持され、任意の各揺動位置で拘束
されることができるので、座席は寄りかかり装置として
も利用することができる。座部分20及び背もたれ21
は、更に座クツシヨン131及び背もたれクツシヨン1
32を持つ両方の基礎部分12が、座枠22及び背もた
れ枠23から容易に取外し可能であり、かつ取出し可能
であるように、構成することができる。
横方向に剛性がありかつ縦方向に可撓的な基礎部分12
と、座部分20及び背もたれ21用のクツシヨン13と
が、互いに分離して構成され、波形ばね板14が前述し
たようにそれぞれ別々に座枠22及び背もたれ枠23に
固定されている。ここには示していないばね素子及び場
合によっては調節装置が、それぞれ座部分20及び背も
たれ21のために設けられている。背もたれ枠23は座
枠22に揺動可能に支持され、任意の各揺動位置で拘束
されることができるので、座席は寄りかかり装置として
も利用することができる。座部分20及び背もたれ21
は、更に座クツシヨン131及び背もたれクツシヨン1
32を持つ両方の基礎部分12が、座枠22及び背もた
れ枠23から容易に取外し可能であり、かつ取出し可能
であるように、構成することができる。
【0021】本発明は車両座席の上述した実施例に限定
されない。座部分と背もたれとの間の適当な傾斜角で
は、寝いすとしての使用が可能である。既に述べた適用
事例のほかに、車いすの同じ構成の可能性も強調すべき
である。このような車いすはそれにより一層安定に保持
され、患者はそれに一層しっかりかつ確実に腰かけるこ
とができ、整形外科的修正圧子が一層よくかつ確実に永
続的に使用可能である。本発明による調節装置により、
異なる腰かけ及び寄りかかり位置を設定することができ
る。クツシヨンを持つ基礎部分が枠から取外し可能に構
成されると、車いすは折り畳み可能に構成することがで
きる。
されない。座部分と背もたれとの間の適当な傾斜角で
は、寝いすとしての使用が可能である。既に述べた適用
事例のほかに、車いすの同じ構成の可能性も強調すべき
である。このような車いすはそれにより一層安定に保持
され、患者はそれに一層しっかりかつ確実に腰かけるこ
とができ、整形外科的修正圧子が一層よくかつ確実に永
続的に使用可能である。本発明による調節装置により、
異なる腰かけ及び寄りかかり位置を設定することができ
る。クツシヨンを持つ基礎部分が枠から取外し可能に構
成されると、車いすは折り畳み可能に構成することがで
きる。
【図1】車両座席の座部分の縦断面図である。
【図2】座部分の別の実施例の縦断面図である。
【図3】図1又は2による座席の基礎部分の一部の斜視
図である。
図である。
【図4】A及びBは座端部の2つの異なる腰かけ姿勢に
おける図1又は2による機能を示す座席及び着座者の側
面図、C及びDは着座者が占めるA及びBの座席の横断
面図である。
おける図1又は2による機能を示す座席及び着座者の側
面図、C及びDは着座者が占めるA及びBの座席の横断
面図である。
【図5】図1又は2による座席の基礎部分の第1実施例
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図6】基礎部分の第2実施例の縦断面図である。
【図7】基礎部分の第3実施例の縦断面図である。
【図8】A及びBは座部分及び背もたれを持つ車両座席
の走行位置及び傾倒休息位置における縦断面図である。
の走行位置及び傾倒休息位置における縦断面図である。
【図9】車両座席の別の実施例の縦断面図である。
【図10】車両座席の更に別の実施例の縦断面図であ
る。
る。
【図11】車両座席の更に別の実施例の縦断面図であ
る。
る。
【図12】車両座席の別の実施例の背もたれの縦断面図
である。
である。
【図13】図12のXIII−XIII線による断面図
である。
である。
【図14】車両座席の別の実施例の縦断面図である。
12 基礎部分 13 クツシヨン 14 波形ばね板 20 座部分 21 背もたれ 22 座枠 23 背もたれ枠 131 座クツシヨン 132 背もたれクツシヨン 143,144 端縁 221,231 横桁
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−19343(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 27/00 - 37/12 A47C 7/28 A47C 23/02 B60N 2/02
Claims (13)
- 【請求項1】 腰かけ又は寄りかかり装置であって、座
部分(20)の座枠(22)及びこの座枠に結合される
背もたれの背もたれ枠(23)から成る安定な下枠(1
0)と、横方向に剛性的にかつ縦方向に可撓的に構成さ
れる基礎部分(12)とを有するものにおいて、基礎部
分(12)が、薄い波形のばね板(14)により形成さ
れ、このばね板(14)の波形が座縦方向に延び、波形
に対して直角に延びるばね板(14)の前部縁(14
3)が、座枠(22)の前部横桁(221)に掛けら
れ、波形に対して直角に延びるばね板(14)の後部端
縁(144)が背もたれ枠(23)の上部横桁(23
1)に掛けられ、波形ばね板(14)上に、座クツシヨ
ン(131)を形成する部分と背もたれクツシヨン(1
32)を形成する部分とに区分されるクツシヨン(1
3)が載っていることを特徴とする、腰かけ又は寄りか
かり装置。 - 【請求項2】 座縦方向に対して直角に延びる揺動軸線
(24)の周りに下枠(10)が傾倒可能に構成されて
いることを特徴とする、請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 波形ばね板(14)の縦移動のため波方
向に波形ばね板に係合する調節装置(26)が座枠(2
2)に設けられていることを特徴とする、請求項1又は
2に記載の装置。 - 【請求項4】 座枠(22)の前部横桁(221)の近
くに、波形ばね板(14)にわたって横方向に延びる駆
動ローラ(27)が回転可能に支持され、この駆動ロー
ラ(27)が、波輪郭に合わされるカム輪郭により波形
ばね板(14)に係合し、波形ばね板(14)が駆動ロ
ーラ(27)の周りに一部案内され、その横方向に延び
る端縁(143,144)によりばね素子(25)を介
して座枠(22)及び背もたれ枠(23)に固定されて
いることを特徴とする、請求項3に記載の装置。 - 【請求項5】 波形ばね板(14)が、波形に対して平
行に延びる縦辺(145)で、ばね弾性素子(16)に
より下枠(10)に取付けられていることを特徴とす
る、請求項1〜4の1つに記載の装置。 - 【請求項6】 波形ばね板(14)の波輪郭が長方形、
三角形又は正弦波形であることを特徴とする、請求項1
〜5の1つに記載の装置。 - 【請求項7】 波形ばね板(14)の波形が、著しく小
さい波輪郭を持つ波形に重畳されていることを特徴とす
る、請求項1〜6の1つに記載の装置。 - 【請求項8】 クツシヨン(13)から見て波形ばね板
(14)の波の谷(141)に、空気を充填された可撓
管(15;28)が挿入されていることを特徴とする、
請求項1〜7の1つに記載の装置。 - 【請求項9】 空気可撓管(15;28)が、その空気
圧力を選択的に個々に調節する圧縮空気装置に接続され
ていることを特徴とする、請求項8に記載の装置。 - 【請求項10】 クツシヨン(13)から遠い方にある
波形ばね板(14)の側で、多数の偏心ローラ(29)
が座枠(22)及び背もたれ枠(23)に設けられて、
波形ばね板(14)にわたって横方向に延びる各偏心ロ
ーラ(29)が波の山に接し、偏心輪(29)が駆動可
能であることを特徴とする、請求項1〜9の1つに記載
の装置。 - 【請求項11】 背もたれ枠(23)に保持されかつ座
縦方向に長さ調節可能に構成される多数の調節部材(3
0)へのばね弾性素子(16)の取付けが、背もたれ枠
(23)の範囲で行われていることを特徴とする、請求
項5〜10の1つに記載の装置。 - 【請求項12】 調節部材(30)が空気圧、電気、液
圧又は機械により駆動可能であることを特徴とする、請
求項11に記載の装置。 - 【請求項13】 波形ばね板(14)が座枠(22)と
背もたれ枠(23)との間で区分され、波形ばね板部分
がそれぞれ別個に座枠(22)及び背もたれ枠(23)
に固定されていることを特徴とする、請求項1〜12の
1つに記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19828254A DE19828254C2 (de) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | Sitz- und/oder Liegevorrichtung, insbesondere Fahr- oder Flugzeugsitz |
DE19828254.0 | 1998-06-25 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000070076A JP2000070076A (ja) | 2000-03-07 |
JP3141201B2 true JP3141201B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=7871937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11206596A Expired - Fee Related JP3141201B2 (ja) | 1998-06-25 | 1999-06-17 | 腰かけ又は寄りかかり装置 |
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Country | Link |
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DE (1) | DE19828254C2 (ja) |
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DE10001445B4 (de) * | 2000-01-15 | 2007-12-27 | Volkswagen Ag | Sitzplatte für einen Fahrzeugsitz |
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DE10057208A1 (de) * | 2000-11-17 | 2002-05-29 | Airbus Gmbh | Sitz- und/oder Liegevorrichtung, insbesondere Passagiersitz mit verstellbarer Rückenlehne |
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DE20207605U1 (de) | 2002-05-15 | 2003-01-16 | Franke, Edgar, 72275 Alpirsbach | Federungsmatte zur Unterfederung von Sitzen |
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WO2005113284A1 (en) * | 2004-05-13 | 2005-12-01 | Mjd Innovations, L.L.C. | Seat structure with anti-spring spanner element |
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DE102005041840B3 (de) * | 2005-09-02 | 2007-04-26 | Airbus Deutschland Gmbh | Passagiersitz mit individueller Anpassung an einen Passagier |
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CN112336576B (zh) * | 2020-12-04 | 2022-12-20 | 西安交通大学医学院第一附属医院 | 一种用于治疗神经内科病患的康复装置 |
CN113456456B (zh) * | 2021-08-09 | 2022-08-26 | 青岛市胶州中心医院 | 一种血液科康复护理用腰椎护理装置 |
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-
1998
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1999
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