JP2634540B2 - 座席装置 - Google Patents

座席装置

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JP2634540B2 JP25556192A JP25556192A JP2634540B2 JP 2634540 B2 JP2634540 B2 JP 2634540B2 JP 25556192 A JP25556192 A JP 25556192A JP 25556192 A JP25556192 A JP 25556192A JP 2634540 B2 JP2634540 B2 JP 2634540B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/22Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
    • B60N2/2222Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable the back-rest having two or more parts

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の運転者の脊椎
に負担をかけないソーラックスサポート姿勢に調整可能
な座席装置に関する。
【0002】
【従来の技術】着席者に快適な着座感を与えるための座
席の形状については従来多くの研究がなされている。図
6に示すように、直立しているときの人Mの背中は腰の
上後部が中に入ったいわゆるS字形をしている。この姿
勢を保つのが一番自然で背骨に無理がかからないと考
え、図7に示すように、座席1に腰の後ろを前に押し込
むように保持するランバーサポート2を設けるものが一
般的であり、しかも、それだけが快適さを生み疲労も少
ないものと信じられていた。
【0003】そして、このような考え方を基本にしたう
えで、着席者の姿勢にできるだけの自由度を与えようと
して、例えば、特開昭59−168816号公報,実開
昭62−159764号公報などの各種の座席装置が提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発明者
らの研究によれば、このような従来の技術は、単に着座
しているだけの静的な観察に偏した理論であって、着座
している運転者が自動車を運転するような動的な状況に
対しては必ずしも適応できるものではないことが判明し
た。
【0005】すなわち、運転者はハンドルホイールを掴
んで操作する関係上、図8において矢印で示すように上
体を起すのが一般的であり、そうすると運転者はいわゆ
る猫背になり、腰を固定したままで猫背になると腹部が
圧迫されて苦しいので、尻を前に出すいわゆる尻ずれ現
象が生じて、尻の後ろがシートバックから離れてしま
い、ランバーサポート2に対してはかえって体が強く当
りすぎて背骨を圧迫することになるという不具合があっ
た。
【0006】このように、直立しているときの人Mの背
中をS字形に保とうとする前記理論では、運転者の場
合、かえって体が支持されず不安定になったり、従来か
らあるランバーサポートが逆効果になったりして、背骨
を自然な状態で支持し安定した着座感を得たうえで運転
をすることができず、長時間の運転では疲れやすいとい
う問題点があった。
【0007】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、運転者が長時間着座
して運転操作をするような場合でも、背骨に無理がかか
らず、安定した着座感があって疲れにくい座席装置を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明者らの研究調査によ
れば、運転者が長時間にわたり運転姿勢を取るような場
合背中を丸め、尻を前に少しずらした姿勢が最も背骨に
無理がかからず自然であるという検証が得られている。
すなわち、着座感は人により相違するとともに、時間的
な要因もあり、最初に快適でもその快適性が持続すると
は限らず、長時間の運転ということを条件とした場合、
前記旧理論では運転者は必ずしも快適ではなく、不自然
な姿勢が長時間続くことにより疲労を蓄積するものであ
る。
【0009】そこで、運転者はどのような姿勢が自然で
背骨に無理がかからないかを研究した結果、着座者の脊
椎の曲線を示す図4に示すように、ヒップポイントCが
図示した位置にある場合、上部では範囲Aに示すように
上体を起して猫背になり、下部では範囲Bに示すように
尻を前に出しずらした状態が快適であり、この状態にな
るように人Mを図5のように保持するのが最も疲労しに
くい姿勢であるとの結論を得、この状態をソーラックス
サポート姿勢と呼ぶことにした。
【0010】なお、図4に示す着座者の脊椎の曲線は、
最も一般的に使用される確率の高い角度のシートバック
の角度線Dの場合を示し、ハッチして示した範囲A,B
はソーラックスサポート姿勢の範囲を示している。縦
軸,横軸の目盛りは50mmである。この曲線はもっとも
使われやすいシートバックの角度での曲線を示してい
る。
【0011】実際の使用状態では、シートバックの角度
は垂直から20度〜45度程度の範囲で使用され、図4
の状態よりシートバックが倒れた場合、ソーラックスサ
ポート姿勢の範囲は、上部ではより起き上がった状態に
なり、下部ではより突出した状態になり、図4の状態よ
りシートバックが起きた場合はこの逆となる。
【0012】かかる結論に依り、前記目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、自動車の運転者の脊
椎に負担を与えないソーラックスサポート姿勢に調整可
能な座席装置であって、シートバック(10)のクッシ
ョン体(10a)の背当り部(10b)は、運転者の背
中の上部が当接するアッパバック部(11)と、運転者
の尻の後ろに対応したロアバック部(13)と、前記ア
ッパバック部(11)とロアバック部(13)との間の
センタバック部(12)とから成り、前記クッション体
(10a)を支持するバックフレーム(20)に、クッ
ション体(10a)を変位させるソーラックス調節機構
(30)を設け、該ソーラックス調節機構(30)は、
前記アッパバック部(11)に対応させて設けた上背調
節部(40)と、前記ロアバック部(13)に対応させ
て設けた尻調節部(50)と、駆動部(60)とより成
り、前記上背調節部(40)は、前記バックフレーム
(20)に上部リンク部材(41)を水平な上背調節支
持軸(45)回りに揺動可能に枢支し、前記アッパバッ
ク部(11)をセンタバック部(12)より相対的に前
進変位させてソーラックスサポート姿勢にさせる位置に
傾動可能なよう前記上部リンク部材(41)に上背サポ
ート部材(44)を支持して成り、前記尻調節部(5
0)は、前記バックフレーム(20)に下部リンク部材
(51)を水平な尻調節支持軸(55)回りに揺動可能
に枢支し、前記ロアバック部(13)を運転者の尻を後
方から保持するよう相対的に前進変位させてソーラック
スサポート姿勢にさせる位置に傾動可能なように前記下
部リンク部材(51)に尻サポート部材(54)を支持
して成り、前記上部リンク部材(41)の下端部と下部
リンク部材(51)の上端部とを調節駆動軸(31)に
より枢着連結するとともに、上部リンク部材(41)の
上背調節支持軸(45)と下部リンク部材(51)の尻
調節支持軸(55)とのいずれか一方の支持軸を対応す
るリンク部材に摺動可能に嵌合させて枢支し、前記駆動
部(60)は、前記上部リンク部材(41)と前記下部
リンク部材(51)とを連結する前記調節駆動軸(3
1)を前後移動させる駆動部材(65)を備えているこ
とを特徴とする座席装置。
【0013】
【作用】自動車の運転者は、ソーラックス調節機構(3
0)を操作しシートバック(10)を変位させてソーラ
ックスサポート姿勢に調整し、上背サポート部材(4
4)及び尻サポート部材(54)をそれぞれ当該状態に
保持し、アッパバック部(11)とロアバック部(1
3)とにソーラックスサポート姿勢をとる位置にさせ、
長時間座っても脊椎に負担をかけず疲労しにくい着座感
を得ることができる。
【0014】ソーラックスサポート姿勢にするには駆動
部材(65)を動作させて行なう、駆動部材(65)に
より調節駆動軸(31)を前後移動させると、上部リン
ク部材(41)の下端部と下部リンク部材(51)の上
端部が前後に変位し、それぞれ上背調節支持軸(45)
と尻調節支持軸(55)とを中心にして回動する。上部
リンク部材(41)の上背調節支持軸(45)と下部リ
ンク部材(51)の尻調節支持軸(55)とのいずれか
一方の支持軸は対応するリンク部材に対して摺動しなが
ら回動する。
【0015】前記上背調節部(40)では、水平な上背
調節支持軸(45)回りにバックフレーム(20)に対
して上部リンク部材(41)が揺動し、上部リンク部材
(41)の上端部は揺動角度だけ傾動し、下部は前後移
動するので、上背サポート部材(44)が運転者の上背
を傾斜しながら押し、アッパバック部(11)がセンタ
バック部(12)より相対的に前進変位した状態ではソ
ーラックスサポート姿勢になる。
【0016】尻調節部(50)では、水平な尻調節支持
軸(55)回りにバックフレーム(20)に対して下部
リンク部材(51)が揺動し、下部リンク部材(51)
の下端部が相対的に前進し、センタバック部(12)よ
り相対的に前進変位した状態では、ロアバック部(1
3)は運転者の尻を後方から保持するソーラックスサポ
ート姿勢になる位置に傾動する。
【0017】運転しないときなどは調節駆動軸(31)
を後退させ、背当り部(10b)を平にして使用するこ
ともでき、クッション体(10a)が運転者の脊椎に負
担をかけないソーラックスサポート姿勢では疲労少なく
着座して快適に自動車を運転することができる。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1〜図4は本発明の一実施例を示している。図
1に示すように、座席装置は、シートバック10のクッ
ション体10aを支持するバックフレーム20にソーラ
ックス調節機構30を設け、このソーラックス調節機構
30によって、自動車の運転者の脊椎に負担をかけない
図4及び図5に示したソーラックスサポート姿勢に調整
可能なものである。
【0019】シートバック10のクッション体10a
は、運転者の背中の上部が当接するアッパバック部11
と、運転者の尻の後ろに対応したロアバック部13と、
アッパバック部11とロアバック部13との間のセンタ
バック部12とから成る背当り部10bと、両側の体側
保持部10cとより成る。クッション体10aは、例え
ばウレタンフォーム等から一体的に発泡成形され、ある
いは別体を組み合わせたものである。
【0020】クッション体10aを支持するバックフレ
ーム20に、クッション体10aを変位させるソーラッ
クス調節機構30が設けられており、ソーラックス調節
機構30は、アッパバック部11に対応させて設けた上
背調節部40と、ロアバック部13に対応させて設けた
尻調節部50と、駆動部60とより成る。
【0021】上背調節部40は次のように構成されてい
る。上部リンク部材41がバックフレーム20の側部フ
レーム21,21間に架設されたに水平な上背調節支持
軸45回りに揺動可能に枢支されている。上部リンク部
材41は揺動フレーム板42,42を左右に有し、揺動
フレーム板42,42に穿設された長孔43,43に上
背調節支持軸45が挿通されることにより上部リンク部
材41は上背調節支持軸45に摺動可能に枢支されてい
る。上部リンク部材41の上端部には揺動フレーム板4
2,42を連結するロッドである上背サポート部材44
が、アッパバック部11をセンタバック部12より相対
的に前進変位させてソーラックスサポート姿勢にさせる
位置に傾動可能なよう支持されている。
【0022】尻調節部50は次のように構成されてい
る。バックフレーム20に下部リンク部材51が水平な
尻調節支持軸55回りに揺動可能に枢支されている。下
部リンク部材51は揺動フレーム板52,52を有し、
尻調節支持軸55は揺動フレーム板52,52に挿通固
着されている。揺動フレーム板52,52間の下端に架
設したロッドである尻サポート部材54が、ロアバック
部13を運転者の尻を後方から保持するよう相対的に前
進変位させてソーラックスサポート姿勢にさせる位置に
傾動可能なよう支持されている。
【0023】上部リンク部材41の下端部と下部リンク
部材51の上端部とは調節駆動軸31により枢着連結さ
れており、図2でわかるように、調節駆動軸31,31
はバックフレーム20の側部フレーム21,21の前後
方向の長孔22,22に挿通して側方に突出している。
【0024】駆動部60は長孔22,22の側方に突出
した調節駆動軸31,31の端部を前後に変位させるよ
う設けられている。側部フレーム21の側面の長孔22
の下方には制動拘束機構62が装着されている。図2で
わかるように、制動拘束機構62はバックフレーム20
の側部フレーム21より内方に突出する駆動軸62aと
側方に延びる入力軸62bとを有し、駆動軸62a側か
ら力を加えても強い抵抗があって回転させることができ
ず、入力軸62bから力を加えると抵抗なく駆動軸62
aを連動させて回転させるものである。
【0025】バックフレーム20の側部フレーム21の
内側で駆動軸62aに駆動部材65の基部が固着されて
いる。駆動部材65は駆動軸62aから調節駆動軸31
に延びるアーム形で、前記のように上部リンク部材41
と下部リンク部材51とを連結する調節駆動軸31を前
後移動させるよう長孔65aに調節駆動軸31を挿通さ
せて係合している。
【0026】制動拘束機構62の入力軸62bの端には
取手66が装着され、取手66の外周にはソーラックス
サポート姿勢を確認するための角度目盛66aが付さ
れ、角度目盛66aに対応する指標66bがクッション
体10aの体側保持部10cの側面に付されている。反
対側にも前記と同様の駆動部が設けられている。
【0027】次に作用を説明する。
【0028】自動車の運転者は、ソーラックス調節機構
30を操作しシートバック10を変位させてソーラック
スサポート姿勢に調整し、上背サポート部材44及び尻
サポート部材54をそれぞれ当該状態に保持し、アッパ
バック部11とロアバック部13とにソーラックスサポ
ート姿勢をとる位置をとり、長時間座っても脊椎に負担
をかけず疲労しにくい着座感を得ることができる。
【0029】ソーラックスサポート姿勢にするには駆動
部材65を動作させて行なう、すなわち、取手66を掴
んで回すと入力軸62bは駆動軸62aと連動して抵抗
泣く回転させることができ、駆動部材65が駆動軸62
aを中心にして揺動し、駆動部材65により調節駆動軸
31が前後移動する。上部リンク部材41の下端部と下
部リンク部材51の上端部が前後に変位し、それぞれ上
背調節支持軸45と尻調節支持軸55とを中心にして回
動する。上部リンク部材41の上背調節支持軸45は長
孔43内で摺動するとともに回動する。
【0030】上背調節部40では、水平な上背調節支持
軸45回りにバックフレーム20に対して上部リンク部
材41が揺動し、上部リンク部材41の上端部は揺動角
度だけ傾動し、下部は前後移動するので、上背サポート
部材44がアッパバック部11を介して運転者の上背を
傾斜しながら押し、アッパバック部11がセンタバック
部12より相対的に前進変位した状態ではソーラックス
サポート姿勢になる。
【0031】尻調節部50では、水平な尻調節支持軸5
5回りにバックフレーム20に対して下部リンク部材5
1が揺動し、下部リンク部材51の下端部が相対的に前
進し、センタバック部12より相対的に前進変位した状
態では、尻サポート部材54はロアバック部13を介し
て運転者の尻を後方から保持するソーラックスサポート
姿勢になる位置に傾動する。
【0032】運転しないときなどは調節駆動軸31を後
退させ、背当り部10bを平にして使用することもで
き、クッション体10aが運転者の脊椎に負担をかけな
いソーラックスサポート姿勢では疲労少なく着座して快
適に自動車を運転することができる。
【0033】取手66の角度目盛66aを指標66bに
より確認しながら駆動部材65を適切な位置に回転させ
ると、図3に示すように、上背サポート部材44及び尻
サポート部材54に押されたアッパバック部11とロア
バック部13とがソーラックスサポート姿勢をとる位置
になる。停止しているとき駆動部材65から駆動軸62
aを回転させようとしても制動拘束機構62が強い抵抗
となって回転することができず、当該状態が保持され
る。ソーラックスサポート姿勢では、アッパバック部1
1の背当り面がセンタバック部12より相対的に前に出
るよう変位し、運転時に少し起きる運転者の状態を保持
する状態になる。
【0034】なお、前記実施例では角度目盛と指標によ
りソーラックスサポート姿勢を知ることができるように
したが、センサで位置を知るようにしてもよく、動力で
駆動するような場合、エンコーダで回路的に知るように
してもよいことはいうまでもない。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る座席装置によれば、上部リ
ンク部材と下部リンク部材とを相互に屈曲するよう揺動
させ、アッパバック部とロアバック部とが同調してソー
ラックスサポート姿勢を取ることができるようにしたか
ら、自動車の運転者が長時間座っても疲労が蓄積しない
ソーラックスサポート姿勢に簡易に調整することがで
き、運転者の脊椎に負担をかけないソーラックスサポー
ト姿勢で快適に着座して自動車を運転することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る座席装置を示す要部を
省略した分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係る座席装置の駆動部の縦
断面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る座席装置の動作状態を
示す説明側面図である。
【図4】ソーラックスサポート姿勢を説明するための線
図である。
【図5】ソーラックスサポート姿勢の着座状態を示す説
明図である。
【図6】直立姿勢における人体の脊椎の状態を示す説明
図である。
【図7】従来の座席装置におけるサポート姿勢を示す説
明図である。
【図8】従来の座席装置におけるサポート姿勢を示す説
明図である。
【符号の説明】
10…シートバック 10a…クッション体 10b…背当り部 11…アッパバック部 12…センタバック部 13…ロアバック部 20…バックフレーム 21…サイド部 30…ソーラックス調節機構 31…調節駆動軸 40…上背調節部 41…上部リンク部材 44…上背サポート部材 45…上背調節支持軸 50…尻調節部 51…下部リンク部材 54…尻サポート部材 55…尻調節支持軸 60…駆動部 62…制動拘束機構 65…駆動部材 66…取手 66a…角度目盛 66b…指標

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の運転者の脊椎に負担を与えないラ
    ックスサポート姿勢に調整可能な座席装置であって、 シートバックのクッション体の背当り部は、運転者の背
    中の上部が当接するアッパバック部と、運転者の尻の後
    ろに対応したロアバック部と、前記アッパバック部とロ
    アバック部との間のセンタバック部とから成り、 前記クッション体に内蔵されるバックフレームに、クッ
    ション体を変位させるソーラックス調節機構を設け、該
    ソーラックス調節機構は、前記アッパバック部の内部に
    設けた上背調節部と、前記ロアバック部の内部に設けた
    尻調節部と、駆動部とより成り、 前記上背調節部は、前記バックフレームに上部リンク部
    材を水平な上背調節支持軸回りに揺動可能に枢支し、前
    記アッパバック部をセンタバック部より相対的に前進変
    位させてソーラックスサポート姿勢にさせる位置に傾動
    可能なよう前記上部リンク部材に上背サポート部材を支
    持して成り、 前記尻調節部は、前記バックフレームに下部リンク部材
    を水平な尻調節支持軸回りに揺動可能に枢支し、前記ロ
    アバック部を運転者の尻を後方から保持するよう相対的
    に前進変位させてソーラックスサポート姿勢にさせる位
    置に傾動可能なように前記下部リンク部材に尻サポート
    部材を支持して成り、 前記上部リンク部材の下端部と下部リンク部材の上端部
    とを調節駆動軸により枢着連結するとともに、上部リン
    ク部材の上背調節支持軸と下部リンク部材の尻調節支持
    軸とのいずれか一方の支持軸を対応するリンク部材に摺
    動可能に嵌合させて枢支し、 前記駆動部は、前記上部リンク部材と前記下部リンク部
    材とを連結する前記調節駆動軸を前後移動させる駆動部
    材を備えていることを特徴とする座席装置。
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DE102007004767A1 (de) * 2007-01-31 2008-08-07 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Rückenlehne für einen Fahrzeugsitz mit neigungsverstellbarem Lehnenkopf
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