JP3135815U - トラックの荷箱 - Google Patents

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裕亮 宇都
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小平産業株式会社
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Abstract

【課題】床板と側板との角部分に積載物が蓄積するのを防止し、スゥエーデン鋼等の超鋼材であっても容易に使用できる荷箱を提供する。
【解決手段】トラックの荷箱2は、横断面において、床板3と側板4、4とが交わる角部分7、7が、直角ではなく、多角形の形状に湾曲して形成されている。
【選択図】図3

Description

本考案は、ダンプトラック等のトラックの荷箱に関する。
トラックの荷箱には、種々の積載物が載せられる。ダンプトラック等の積載量の多い荷箱は、高い剛性を得るため、鋼板で形成されることが多い。荷箱は、それ自体が軽量であることが求められる。例えば、アルミニウム等の軽金属が用いられることもあるが、積載量が多いダンプトラックには剛性の点で適していない。従って、多くのダンプトラック等には鋼板製の荷箱が取付けられる。スゥエーデン鋼と呼ばれる超鋼材が知られており、荷箱を薄いスゥエーデン鋼製板を用いることによって軽量化と高い剛性を得ることができるが、材料が高価であるだけでなく、床板と側板との角部分を直角に曲げるとひびや割れが生じるおそれがある。
荷箱は、その横断面において床板と側板との角部分は直角をなしている。例えば、ダンプトラックの荷箱において、その直角の角部分に土等の粘性の高い積載物が蓄積して、荷降ろし後の積載物の積載量を少なくすることがある。このことは、鋼板製の荷箱であっても、アルミニウム製荷箱であっても同様である。
従って、本考案の目的は、床板と側板との角部分に積載物が蓄積するのを防止し、スゥエーデン鋼等の超鋼材であっても利用できる荷箱を提供することにある。
かかる目的を達成するため、本考案に係る、トラックの荷箱は、荷箱の前後方向を横切る荷箱の横断面において、該荷箱の床板と側板とが交わる角部分が、直角ではなく、多角形の形状に湾曲して形成されている、ことを特徴とする。
上記荷箱において、角部分の横断面は、四分の一円を15度の外角で隣接する多角形で形成する形状であるのが好ましい。前記角部分は荷箱横断面に一対形成されており、荷箱横断面の形状が全体として鍋底形状に形成されるのが好ましい。荷箱は、床板及び側板をスゥエーデン鋼等の超鋼板材料で形成できる。
上記の荷箱の構造によって、角部分が多角形の湾曲形状であるので、角部分には、土等の粘性の高い積載物であっても、付着し蓄積することがなくなり、荷箱へは常時最大積載量の積載物を載せることができる。また、荷箱へ土砂等の積載物を落下させた場合には、角部分の湾曲した傾斜によって、荷箱中央に積載物が自動的に寄せられ、更に、上からの積載物の荷重に対して、角部分の湾曲した傾斜で負荷が分散して、負荷の集中に伴なう部分的な破損が減少する。そして、角部分の多角形の湾曲は、積載物による角部分への集中応力を防止して、角部分への損傷又は破損のおそれを少なくする。荷箱は、スゥエーデン鋼等の超鋼材料であっても、直角に曲げるようなひびや割れはなくなり、簡単な形状で破損のおそれなく形成できる。そして、かかる超鋼板の薄い板金を床板や側板に利用することによって、荷箱の軽量化を達成でき、剛性を高いままに維持できる。
以下、図面を参照して、本考案の1実施形態に係る荷箱について説明する。図1に図示のように、トラック1の荷箱2は、床板3と、左右の側板4と、前部のフロントゲート5と、後部のリアゲート6とから形成される。
図2は、荷箱2を単独で示している。図3は、図2の荷箱2のA−A線断面図である。図2及び図3において、荷箱2は、その前後方向(図2の左右方向)を横切る横断面において、荷箱2の床板3と側板4とが交わる角部分7が、直角ではなく、多角形の形状に湾曲して形成されている。
荷箱2において、角部分7の横断面は、四分の一円を、15度の外角8で隣接する多角形形状に形成される。角部分7の多角形の湾曲形状を形成する1つのやり方は、床板3と2つの側板4を形成する幅と荷箱2の長さとを有する平板を、例えば、2つの角部分7のそれぞれにおいて、前後方向には荷箱2の長さに延びるアンビルとパンチで、横断面方向に15度の外角8で多角形をなすように、例えば6回曲げることによって行う。
角部分7は、図3に図示のように、荷箱横断面において、一対形成されており、荷箱横断面の形状が全体として鍋底形状に形成される。角部分7、7には、土等の粘性の高い積載物であっても、付着して蓄積することがなくなる。荷箱へ土砂等の積載物を落下させた場合、角部分7の湾曲した傾斜によって、荷箱2の中央に積載物が自動的に寄せられる。更に、上からの積載物の荷重に対して、角部分の湾曲した傾斜で負荷が分散して、負荷の集中に伴なう部分的な破損も減少する。角部分7が多角形に湾曲しているので、積載物による角部分への集中応力を防止して、角部分への損傷又は破損のおそれを少なくする。
荷箱2の材料は、スゥエーデン鋼に代表される超鋼材料の薄い板金を用いることができる。角部分7が、直角に曲げられず、多角形の形状で湾曲しているので、曲げ加工の際にもひびや割れを生じることがなくなるからである。これによって、スゥエーデン鋼等の超鋼材であっても荷箱の材料として利用でき、荷箱2の軽量化と高い剛性とを得ることができる。更に、長いトラックにおける側板の場合の桟も、荷箱2の構造が簡単で剛性が高いため、少なくできる。
本考案に係る荷箱の構造を適用できる、トラックの斜視図である。 本考案に係る荷箱の正面図である。 図2の荷箱のA−A線断面図である。
符号の説明
1 トラック
2 荷箱
3 床板
4 側板
5 フロントゲート
6 リアゲート
7 角部分

Claims (4)

  1. トラックの荷箱であって、
    荷箱の前後方向を横切る荷箱の横断面において、該荷箱の床板と側板とが交わる角部分が、直角ではなく、多角形の形状に湾曲して形成されている、ことを特徴とする荷箱。
  2. 請求項1に記載の荷箱において、前記角部分の横断面は、四分の一円を15度の外角で隣接する多角形で形成する形状である、ことを特徴とする荷箱。
  3. 請求項2に記載の荷箱において、前記角部分は荷箱横断面に一対形成されており、荷箱横断面の形状が全体として鍋底形状である、ことを特徴とする荷箱。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の荷箱において、荷箱の前記床板及び側板がスゥエーデン鋼等の超鋼板材料で成る、ことを特徴とする荷箱。
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