JP3134494B2 - 洋風便器装置 - Google Patents

洋風便器装置

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JP3134494B2
JP3134494B2 JP04136129A JP13612992A JP3134494B2 JP 3134494 B2 JP3134494 B2 JP 3134494B2 JP 04136129 A JP04136129 A JP 04136129A JP 13612992 A JP13612992 A JP 13612992A JP 3134494 B2 JP3134494 B2 JP 3134494B2
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昌己 白鳥
由加利 藤木
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東陶機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トイレルームに設置さ
れる洋風便器装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の洋風便器は、周囲の壁面から離間
して床面適所に固定され、トイレブースを開けた状態
で、便器が前後方向を向くよう設けられたり、或いは床
面に固定され、且つトイレブースの壁面、或いは配管ユ
ニットに、便器後部に設けた取付部を介して、便器を前
後方向に取付け、支持しているのが殆どであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術は、ト
イレルーム内で、壁面を背負って便器が前後方向を向く
ように設けられているので、先ず、便器の配設レイアウ
トが拘束され、トイレブースのスペースを利用した効果
的なレイアウトが採りにくいこと、次に、便器がトイレ
ブース内で、前後方向に配設されることから、トイレブ
ースの前後方向の寸法が大きくなること、給水管、排水
管等の配管が、床配管、壁配管となり、配管構造が複雑
化したり、施工が煩雑、面倒である、等の問題がある。
【0004】本発明は、以上の課題を解決すべくなされ
たもので、その目的とする処は、トイレスペース利用上
極めて有利であり、特にトイレブースの前後方向の寸法
を短くすることが可能となり、又、便器を含むトイレル
ームのレイアウトの自由度が向上し、従来と全く異なっ
た感じのトイレブースを得ることが可能となり、更に、
トイレブースの左右方向の寸法の短縮化も図れる等の利
点がある、洋風便器装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、便器の側方に取付部を設け、該便器は側方
に排水部を備え、上記便器の側方の取付部を介して、配
管ユニット、或いは壁面に該便器を床面から離間して取
付け、支持するようにした洋風便器装置である。又、上
記便器は、配管ユニットの前面板に取付、支持され、配
管ユニットは平面視が弯曲した凹弧状をなし、上記便器
は、上記配管ユニットの凹弧状の略最深部に便器側方で
取付、支持するようにし、更に上記配管ユニットの前面
板裏面には、裏当て板を設け、該裏当て板の裏面には、
一部が連結した少なくとも2個の矩形の枠体を離間して
並設し、該枠体は下部を床面に取付け、後部を壁面に取
付け、便器側方の取付部を上記枠体の前部に前面板を通
して取付け、支持するようにした洋風便器装置である。
【0006】
【作用】上記手段によれば、便器は側方で支持されるの
で、前後方向が自由となり、又配管ユニットは、平面視
が凹弧状の前面板を備え、これの最深部に便器を側方で
取付、支持するようにしたので、左右方向の寸法も短
く、自由となる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付した図面に従
って詳述する。図1は本発明の洋風便器装置を備えるト
イレブースの一例を示す透視的斜視図、図2は上記トイ
レブースの横断平面図、図3は便器装置部分の拡大断面
図で、図2の3―3線断面図、図4は便器支持構造の一
例を示す分解斜視図である。
【0008】図1、図2において、1はトイレブース
で、図2に示すように床2、四周の壁パネル(壁面)
3,4,5,6、天井7で周囲から画成され、図1の
奥、図2の下側の前部の壁パネル3には出入口8が開設
され、出入口8には扉9が開閉自在に設けられている。
出入口8を有する前部の壁面3と、これと対向する奥の
後部の壁面5は、フラットに構成されている。
【0009】左右の壁面の一方、図1の右側、図2の左
側で表された壁面4には、下半部に配管ユニット10が
壁面に沿って配設され、配管ユニット10は図2に明示
したように、壁面側に凹状に中央部がもぐるように、平
面視が凹弧状の形状をなす。配管ユニット10は、上面
のカウンタ11、前面板12が凹弧状をなすように形成
され、前後の壁面3,5間に配設されている。
【0010】かかる配管ユニット10の反対側の対向す
る壁面6は、実施例では、中央部が外側に膨出するよう
に、平面視凹弧状に形成されている。配管ユニット10
を有する壁面4の後部側には、上半部に縦長、矩形の凹
部4―1を設け、この部分に鏡板13を貼設し、カウン
タ11の鏡板13の下方位置には、給水栓14、洗面ボ
ール15を配設し、給水栓14は、実施例では手を差し
出すと給水する自動給水式とし、洗面ボール15は、図
1に示したように、前面板12のこの部分の手前側に突
出する半円形の漏斗状をなすようにした。
【0011】以上の配管ユニット10の前面板12の手
前には、便器40を配設する。上記した配管ユニット1
0は、出入口に近い凹入部分が少ない部分から、中央部
の深い部分の下半部に亘って、手前側に膨出する膨出部
16を設け、膨出部16の前面板12側はこれに沿い、
膨出部16の上面板17から上が前面板12の弯曲した
上半部と合流、一体化する。
【0012】膨出部16の外側板18は、前後方向にフ
ラットに構成され、膨出部16の前端板19は凹弧状の
前面板と最深部から下方にフラットに垂下、配設され、
凹弧状の前面板12の最深部aに臨むように配設されて
いる。従って、膨出部16は、平面視で配管ユニット前
面板12側が凸状に膨出した三角形をなす。かかる膨出
部16の手前側、即ち室内側に突出するように洋風の腰
掛便器40を取付け、支持する。
【0013】便器40は洋風の腰掛便器で便器本体41
は、トイレブース1の前後方向を向き、出入口8を後部
とし、前部は奥の壁面5を向く、便器本体41には側方
に取付部42を一体に突設し、取付部42は前後方向の
寸法が便器本体41よりも小さく、基部が本体41とR
をもっと連続してしている。本体41のリム部43の下
部内には、環状の通水路44が形成され、通路44の適
所には便器の洗浄水吐出通路45…が複数設けられてい
る。
【0014】本体41の底部には、排水口46が設けら
れ、排水口46は、取付部42内を通る排水通路47に
接続され、図4に示すように取付部端面42―1に通路
47は開口48されている。取付部端面42―1には、
実施例では、上下、左右に4本のスタッドボルト49…
が外側方に突出するように植設され、リム部43上に
は、便座50が起倒自在に設けられている。
【0015】上記した配管ユニット10内には、給水管
20、給湯管21、排水管22、通気管23等が内装さ
れ、これ等は上記した膨出部16内を通るように構成さ
れ、上記した給水栓14にも給水管21、給湯管21は
接続され、又排水管22は洗面ボール15に接続されて
いる。尚、通気管23と排水管22とは、連結管24で
接続され、又便器の取付、支持状態で、便器40の排水
管と配管ユニット10の排水管22とは、接続管25で
接続されている。
【0016】便器40の取付けは図4に示す如くで、膨
出部16の外側板18の取付部分裏側に矩形枠状の枠体
26,27を一対用意し、枠体26,27は、上メンバ
ー26―1,27―1間に連結杆28を架設して相互を
連結し、枠体26,27の前メンバー26―2,27―
1と外側板18裏面との間には、裏当て板29を介設す
る。枠体26,27間は離間し、これの後メンバー26
―3,27―3は壁面4にボルト30…で固着し、又下
メンバー26―4,27―4はボルト31…で床面2の
固着する。
【0017】便器取付部42の端面42―1に設けたボ
ルト49…は、膨出部16の外側板18、裏当て板29
を通して枠体26,28の前メンバー26―2,27―
2の孔26―5,27―5…を通し、ナット51…で結
合する。尚、外側板18、裏当て板28の枠体26,2
7間の下部には、排水管を通す開口部33が設けられて
いる。
【0018】以上で、便器40は、便器本体41の側方
で配管ユニット10、実施例では最深部に設けた膨出部
16に取付、支持され、便器本体41の取付けは、配管
ユニット10内の枠体26,27で、壁面4、床面2に
取付け、支持されることとなる。従って、便器40は、
床面2から離間して支持され、便器はトイレブース1内
に、配管ユニット10の最深部a位置に、配管ユニット
10に沿って前後方向に配設されることとなる。
【0019】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
便器をトイレルーム内において、便器の側方で、配管ユ
ニットを介して取付、支持するようにしたので、従来の
ように床に据え付けたり、トイレブースの後壁面を介し
て取付、支持するような不都合、即ち、床配管の必要性
や、後壁面を背負って便器がトイレブースの奥に前後方
向に設ける必要が無く、便器側方を配管ユニットで取
付、支持することにより、便器の向きが自由となり、ト
イレブース内での便器のレイアウトが自由となり、設計
の自由度が向上し、トイレブース内のスペースを従来に
比し自由にレイアウトでき、使いやすい、従来と異なっ
たトイレルームが得られる。又、床面の清掃性の向上も
期待することができる。
【0020】又本発明によれば、配管ユニットが平面視
凹弧状に形成され、これの略最深部に、便器の側方を臨
ませて便器を取付、支持したので、便器を側方で取付、
支持しつつ、幅方向の寸法が小さくでき、上記を達成し
つつトイレブース内のスペースを節約して使いやすいト
イレブースを得ることができる。又、便器を配管ユニッ
トに側方で取付、支持するので、前後方向の寸法を小さ
くでき、トイレブースの前後方向寸法を小さくできてス
ペースレイアウトが向上し、更に従来のトイレブースの
便器とは全く異なった感を得ることができる。
【0021】以上の他、便器の取付を、便器側方に取付
部を設け、配管ユニット側に離間した枠体を設け、これ
を壁面、床面に固定し、便器を床面から離して支持した
ので、座った状態でも便器の支持が確実、強固になさ
れ、便器の取付、支持上極めて有利である等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洋風便器装置を備えるトイレブースの
一例を示す透視的斜視図
【図2】上記トイレブースの横断平面図
【図3】便器装置部分の拡大断面図で、図2の3―3線
断面図
【図4】便器支持構造の一例を示す分解斜視図
【符号の説明】
1…トイレブース、 2…床面、 4…壁面、 10…
配管ユニット、 12…前面板、 a…最深部、 2
6,27…枠体、 28…裏当て板、 40…便器、
42…便器取付部、 47…排水部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−287329(JP,A) 実開 平2−116580(JP,U) 実開 昭60−186390(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03D 11/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器の側方に取付部を設け、該便器は側
    方に排水部を備え、 上記便器の側方の取付部を介して、配管ユニット、或い
    は壁面に該便器を床面から離間して取付け、支持するよ
    うにした、 ことを特徴とする洋風便器装置。
  2. 【請求項2】 上記便器は、配管ユニットの前面板に取
    付、支持され、配管ユニットは平面視が弯曲した凹弧状
    をなし、上記便器は、上記配管ユニットの凹弧状の略最
    深部に便器側方で取付、支持するようにした請求項1の
    洋風便器装置。
  3. 【請求項3】 上記配管ユニットの前面板裏面には、裏
    当て板を設け、該裏当て板の裏面には、一部が連結した
    少なくとも2個の矩形の枠体を離間して並設し、該枠体
    は下部を床面に取付け、後部を壁面に取付け、便器側方
    の取付部を上記枠体の前部に前面板を通して取付け、支
    持するようにした取付構造を含む請求項2の洋風便器装
    置。
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JPH084086A (ja) * 1994-06-23 1996-01-09 Inax Corp キャビネット組み込み型便器及びその取付構造
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