JP2570200Y2 - 浴室ユニット - Google Patents
浴室ユニットInfo
- Publication number
- JP2570200Y2 JP2570200Y2 JP1992085947U JP8594792U JP2570200Y2 JP 2570200 Y2 JP2570200 Y2 JP 2570200Y2 JP 1992085947 U JP1992085947 U JP 1992085947U JP 8594792 U JP8594792 U JP 8594792U JP 2570200 Y2 JP2570200 Y2 JP 2570200Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- faucet
- bathroom
- bathtub
- wash basin
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、マンションや戸建住宅
等に設置される浴室ユニットの改良に関するものであ
る。
等に設置される浴室ユニットの改良に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の浴室ユニットは、図４に示すよう
に浴室内の洗い場の壁面から浴室内に浴槽上面と同一高
さの水栓具取付け台ａを突設し、この水栓具取付け台ａ
の前面に水栓具ｂを取り付け、この水栓金具ｂに接続す
る配管を水栓具取付け台ａに設けたものや、洗い場の壁
面に断面逆Ｌ字状の水栓具取付け台（図示省略）を設
け、この取付け台の壁面に水栓具を付けたもの等があ
る。
に浴室内の洗い場の壁面から浴室内に浴槽上面と同一高
さの水栓具取付け台ａを突設し、この水栓具取付け台ａ
の前面に水栓具ｂを取り付け、この水栓金具ｂに接続す
る配管を水栓具取付け台ａに設けたものや、洗い場の壁
面に断面逆Ｌ字状の水栓具取付け台（図示省略）を設
け、この取付け台の壁面に水栓具を付けたもの等があ
る。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】前記いずれの場合に
も、浴槽上面とほぼ同じ高さかそれ以下の所にしか水栓
具ｂの吐水口ｃが設けられないため、浴室椅子Ａに座っ
て水栓具ｂを使う場合に、使用者Ｂは前屈み姿勢になっ
て窮屈な思いをすることがある。また、これら水栓具取
付け台の上面より上方に水栓具を付けるとなると、この
既成の水栓具取付け台は洗面台として利用できるとして
も、水栓具は浴室壁面に取り付けることになり、浴室壁
面の裏側に配管を通す為のスペースが必要になる。
も、浴槽上面とほぼ同じ高さかそれ以下の所にしか水栓
具ｂの吐水口ｃが設けられないため、浴室椅子Ａに座っ
て水栓具ｂを使う場合に、使用者Ｂは前屈み姿勢になっ
て窮屈な思いをすることがある。また、これら水栓具取
付け台の上面より上方に水栓具を付けるとなると、この
既成の水栓具取付け台は洗面台として利用できるとして
も、水栓具は浴室壁面に取り付けることになり、浴室壁
面の裏側に配管を通す為のスペースが必要になる。
【０００４】本考案は上記のような点に鑑みて開発され
たものであり、その目的とするところは、浴室内で水栓
具を使用するときに窮屈な思いをすることなく使用で
き、かつ浴室壁面の裏側に配管を通す為のスペースも必
要としない浴室ユニットを提供することにある。
たものであり、その目的とするところは、浴室内で水栓
具を使用するときに窮屈な思いをすることなく使用で
き、かつ浴室壁面の裏側に配管を通す為のスペースも必
要としない浴室ユニットを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記目的を有
効に達成するために、次のような構成にしてある。すな
わち、洗い場に隣接する浴槽の上面が、洗い場より上方
に位置するように設けられた浴室において、テーブル台
とこの上方に立設された水栓具取付け台とを一体的また
は別体に形成した洗面台を、上記浴槽の側面に隣接させ
ると共に、上記テーブル台の上面を上記浴槽の上面と同
一または略同一高さにし、また、上記水栓具取付け台の
浴槽と反対側の片端を前方に突出するように湾曲形成
し、更に洗面台の背面を洗い場端から立設された浴室壁
面に対峙させて設置し、この洗面台の内部に配管を配設
し、この配管を上記水栓具取付け台の片端と浴室壁面と
の間の間隙部から立ち上げて、水栓具取付け台の上部所
定箇所に設けた水栓具に上記配管を接続した構成であ
る。
効に達成するために、次のような構成にしてある。すな
わち、洗い場に隣接する浴槽の上面が、洗い場より上方
に位置するように設けられた浴室において、テーブル台
とこの上方に立設された水栓具取付け台とを一体的また
は別体に形成した洗面台を、上記浴槽の側面に隣接させ
ると共に、上記テーブル台の上面を上記浴槽の上面と同
一または略同一高さにし、また、上記水栓具取付け台の
浴槽と反対側の片端を前方に突出するように湾曲形成
し、更に洗面台の背面を洗い場端から立設された浴室壁
面に対峙させて設置し、この洗面台の内部に配管を配設
し、この配管を上記水栓具取付け台の片端と浴室壁面と
の間の間隙部から立ち上げて、水栓具取付け台の上部所
定箇所に設けた水栓具に上記配管を接続した構成であ
る。
【０００６】
【作用】 上記のような構成により、配管は水栓具取付
け台の片端と浴室壁面との間の間隙部から立ち上げられ
て水栓具取付け台の上部に設けた水栓具に接続するよう
にしてあり、浴室壁面の裏側に配管を通す為のスペース
が不要であり、一方、水栓具取付け台は浴槽と反対側の
片端を前方に突出するように湾曲形成してあるから、洗
い場側の浴槽上面に連接させてテーブル台の上面の大部
分を壁面側いっぱいまで使用することができ、テーブル
台の上面をより広く使用することができる。また、テー
ブル台の上面は、浴槽の上面と同一または略同一高さに
してあり、水栓具はこのテーブル台と一体的に形成した
水栓具取付け台の上部に設けてあるので、浴室椅子に座
って水栓具を使う場合に、使用者は前屈みになって窮屈
な思いをすることなく水栓具を使用することができる。
け台の片端と浴室壁面との間の間隙部から立ち上げられ
て水栓具取付け台の上部に設けた水栓具に接続するよう
にしてあり、浴室壁面の裏側に配管を通す為のスペース
が不要であり、一方、水栓具取付け台は浴槽と反対側の
片端を前方に突出するように湾曲形成してあるから、洗
い場側の浴槽上面に連接させてテーブル台の上面の大部
分を壁面側いっぱいまで使用することができ、テーブル
台の上面をより広く使用することができる。また、テー
ブル台の上面は、浴槽の上面と同一または略同一高さに
してあり、水栓具はこのテーブル台と一体的に形成した
水栓具取付け台の上部に設けてあるので、浴室椅子に座
って水栓具を使う場合に、使用者は前屈みになって窮屈
な思いをすることなく水栓具を使用することができる。
【０００７】
【実施例】以下、本考案の実施例を図１〜図３に基づい
て説明する。図に示すように、１は浴室の洗い場、２は
浴槽、３は洗面台である。浴槽２は洗い場１に隣接し、
浴槽２の上面２ａは洗い場１より上方に設けられてい
る。また洗面台３は横断面Ｌ字状に形成され、垂直部分
を水栓具取付け台３ａ、水平部分をテーブル台３ｂと
し、この水栓具取付け台３ａとテーブル台３ｂとは一体
的（または別体）に形成してある。
て説明する。図に示すように、１は浴室の洗い場、２は
浴槽、３は洗面台である。浴槽２は洗い場１に隣接し、
浴槽２の上面２ａは洗い場１より上方に設けられてい
る。また洗面台３は横断面Ｌ字状に形成され、垂直部分
を水栓具取付け台３ａ、水平部分をテーブル台３ｂと
し、この水栓具取付け台３ａとテーブル台３ｂとは一体
的（または別体）に形成してある。
【０００８】 この水栓具取付け台３ａとテーブル台３
ｂを有する洗面台３は、上記浴槽２の側面２ｂに当接す
るようにして配され、上記テーブル台３ｂの上面３ｃを
浴槽２の上面２ａと同一または略同一高さにしてある。
更に上記洗面台３の背面３ｄを洗い場端から立設された
浴室壁面４に対峙するようにして設置してある。この水
栓具取付け台３ａの浴槽２と反対側の片端は前方に突出
するようにやや湾曲していて、浴室壁面４との間に間隙
部があり、この間隙部から配管５は立ち上がり、水栓具
取付け台３ａの上部水平方向に内部３ｅを通って配さ
れ、上記水栓具取付け台３ａの上部前面中央部に設けた
水栓具６に、上記配管５が接続してある。
ｂを有する洗面台３は、上記浴槽２の側面２ｂに当接す
るようにして配され、上記テーブル台３ｂの上面３ｃを
浴槽２の上面２ａと同一または略同一高さにしてある。
更に上記洗面台３の背面３ｄを洗い場端から立設された
浴室壁面４に対峙するようにして設置してある。この水
栓具取付け台３ａの浴槽２と反対側の片端は前方に突出
するようにやや湾曲していて、浴室壁面４との間に間隙
部があり、この間隙部から配管５は立ち上がり、水栓具
取付け台３ａの上部水平方向に内部３ｅを通って配さ
れ、上記水栓具取付け台３ａの上部前面中央部に設けた
水栓具６に、上記配管５が接続してある。
【０００９】上記のような構成からなる浴室ユニットに
あっては、テーブル台３ｂの上面３ｃは、浴槽２の上面
２ａと同一または略同一高さにしてあり、水栓具６はこ
のテーブル台３ｂと一体的に形成した水栓具取付け台３
ａの上部に設けてあるので、浴室椅子Ａに座って水栓具
６を使う場合に、使用者Ｂは窮屈な思いをすることな
く、楽な姿勢で水栓具６を使用することができる。
あっては、テーブル台３ｂの上面３ｃは、浴槽２の上面
２ａと同一または略同一高さにしてあり、水栓具６はこ
のテーブル台３ｂと一体的に形成した水栓具取付け台３
ａの上部に設けてあるので、浴室椅子Ａに座って水栓具
６を使う場合に、使用者Ｂは窮屈な思いをすることな
く、楽な姿勢で水栓具６を使用することができる。
【００１０】また、配管５は洗面台３の中を通して水栓
具取付け台３ａの上部に設けた水栓具６に接続するよう
にしてあるので、浴室壁面４の裏側に配管５を通す為の
スペースが不要である。
具取付け台３ａの上部に設けた水栓具６に接続するよう
にしてあるので、浴室壁面４の裏側に配管５を通す為の
スペースが不要である。
【００１１】
【考案の効果】 以上、上記説明でも明らかなように、
本考案は窮屈な姿勢を取らなくても、ちょうど良い高さ
で水栓具を使用することができ、入浴時の身体洗いをよ
り快適に行うことができる。また、配管は洗面台の中を
通すことによって水栓具に接続することができ、テーブ
ル台の上面を狭くすることなく、室壁面内に配管を通す
スペースを設けたり、浴室壁面内に配管施工を施すこと
もなく、より効率良く浴室ユニット設置工事を行うこと
ができる。
本考案は窮屈な姿勢を取らなくても、ちょうど良い高さ
で水栓具を使用することができ、入浴時の身体洗いをよ
り快適に行うことができる。また、配管は洗面台の中を
通すことによって水栓具に接続することができ、テーブ
ル台の上面を狭くすることなく、室壁面内に配管を通す
スペースを設けたり、浴室壁面内に配管施工を施すこと
もなく、より効率良く浴室ユニット設置工事を行うこと
ができる。
【図１】本考案に係る一実施例の浴室ユニットの正面か
ら見た斜視図である。
ら見た斜視図である。
【図２】本考案に係る一実施例の浴室ユニットの側面か
ら見た斜視図である。
ら見た斜視図である。
【図３】本考案の使用状態を示す斜視図である。
【図４】従来の使用状態を示す斜視図である。
１ 洗い場、 ２ 浴槽、 ２ａ 浴槽の上面、 ３ 洗面台、 ３ａ 水栓具取付け台、 ３ｂ テーブル台、 ３ｃ テーブル台の上面、 ３ｄ 洗面台の背面、 ４ 浴室壁面、 ５ 配管、 ６ 水栓具、
Claims (1)
- 【請求項１】 洗い場に隣接する浴槽の上面が、洗い場
より上方に位置するように設けられた浴室において、テ
ーブル台とこの上方に立設された水栓具取付け台とを一
体的または別体に形成した洗面台を、上記浴槽の側面に
隣接させると共に、上記テーブル台の上面を上記浴槽の
上面と同一または略同一高さにし、また、上記水栓具取
付け台の浴槽と反対側の片端を前方に突出するように湾
曲形成し、更に洗面台の背面を洗い場端から立設された
浴室壁面に対峙させて設置し、この洗面台の内部に配管
を配設し、この配管を上記水栓具取付け台の片端と浴室
壁面との間の間隙部から立ち上げて、水栓具取付け台の
上部所定箇所に設けた水栓具に上記配管を接続した構成
を特徴とする浴室ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992085947U JP2570200Y2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 浴室ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992085947U JP2570200Y2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 浴室ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0648492U JPH0648492U (ja) | 1994-07-05 |
| JP2570200Y2 true JP2570200Y2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=13872962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992085947U Expired - Fee Related JP2570200Y2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 浴室ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2570200Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59139190U (ja) * | 1983-03-09 | 1984-09-17 | 株式会社ほくさん | 浴室ユニツト用シヤワ−設備装置 |
| JPS6129360U (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-21 | 富士ゼロックス株式会社 | シ−ルガラスによる画像の部分消去装置 |
-
1992
- 1992-12-15 JP JP1992085947U patent/JP2570200Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0648492U (ja) | 1994-07-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |