JP3129310B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP3129310B2
JP3129310B2 JP11222398A JP22239899A JP3129310B2 JP 3129310 B2 JP3129310 B2 JP 3129310B2 JP 11222398 A JP11222398 A JP 11222398A JP 22239899 A JP22239899 A JP 22239899A JP 3129310 B2 JP3129310 B2 JP 3129310B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伸縮自在でかつ電
気接続できる延長管を用いた電気掃除機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機用の延長管は実開昭6
1−164649号公報に示す構成のものがあった。こ
の延長管の構成について図14,図15に基づいて説明
する。図14において、3は内管4と外管5とからなる
伸縮自在な延長管である。9は両端にプラグ10、11
を有する延長コ−ドで、一方のプラグ10を吸込具の接
続部に、他方のプラグ11を手元スイッチ部の接続部に
夫々接続することにより、吸込具側と掃除機本体側とを
手元スイッチ部を介して電気的に接続する。また、延長
コ−ド9はカ−ル加工によりコイル部9aを設けてお
り、このコイル部9aは常時収納状態にあって外力によ
り伸長される構成である。12は内管4に装着したコ−
ドクリップ、13は外管5と一体若しくは別体のコ−ド
クリップであり、上記延長コ−ド9はコイル部9aを境
にしてその両端部側をコ−ドクリップ12、13に係止
保持することにより、内・外管4、5に夫々支持され
る。
【0003】上記構成において、延長管3は通常では図
14に示すように、内・外管4、5を収縮した状態で収
納保管されており、この時、延長コ−ド9のコイル部9
aは収縮した状態で延長管に沿って位置している。次
に、延長管3を使用する場合、ロック釦14を操作して
図15に示すように、内・外管4、5を伸長するもので
あり、この時、延長コ−ド9のコイル部9aも伸長され
る。このように、延長管3の伸長、収縮状態に応じて延
長コ−ド9が伸縮するように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の構成で
は、延長コ−ド9が延長管3の外周側に露出した状態で
取り付けられていたので掃除作業中に延長コ−ド9が物
に引っ掛かりやすく、掃除作業性が悪いとともに延長コ
−ド9が破損しやすく耐久性、安全性にも問題があっ
た。また、収納時などにおいて延長管3の内・外管4、
5を収縮した状態にしたときにも延長コ−ド9が露出し
ており、見栄えが悪いとともに物に引っ掛かったり破損
しやすい状態であり、収納性も悪かった。
【0005】本発明は上記課題を解消するもので、掃除
作業性に支障の生じない、また、耐久性、安全性及び収
納性に優れた電気掃除機を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、掃除機本体に接続されるホースと、床ノズ
ルと、前記ホースの一端と前記床ノズルを接続する延長
管を有し、前記延長管を、一端に接続端子Aを設けた外
管と、前記外管内を摺動しかつ端部に接続端子Bを有す
と共に、前記床ノズルを接続する内管と、前記接続端
子Aと前記接続端子Bを電気的に接続する導電体と、前
記外管内の前記内管の位置を規制する調節手段を有し、
前記導電体を前記内管及び前記外管の通気路とは分離し
て配設するとともに、前記導電体の収納部を前記外管に
設け、前記内管をアルミニウムなどの軽金属で形成し、
前記調節手段を前記内管の軸方向に複数設けた係止凹部
あるいは係止凸部と、前記外管の先端部に固着されたガ
イド体と、前記ガイド体に支持され、前記係止凹部ある
いは係止凸部の一つに押し込んで前記ガイド体を前記外
管に係止する係止体と、前記係止体を手動で変位させる
操作体を備えたものである。そして、導電体の収納部を
外管に設けたので、内管を外管内に押し込んでいくと、
内管側の導電体は外管側の収納部内に入り込んでゆき、
延長管を縮めた状態では内管側の導電体も収納部に収納
された状態となり、導電体に外力が加わることがなく、
強度、耐久性、安全性が向上するとともに見栄えもよく
なる。さらには、内管をアルミニウムなどの軽金属で形
成したことにより、内管の壁の厚みが樹脂に比べ薄くす
ることができ、内管の外径を小さくすることができると
ともに軽量化が行え、使用時の操作負担が大きく軽減さ
れ、かつ、強度が確保され、延長管の強度、耐久性の向
上が図れるものである。また、調節手段を、内管の軸方
向に複数設けた係止凹部あるいは係止凸部と、外管の先
端部に固着されたガイド体と、そのガイド体に支持され
た前記係止凹部あるいは係止凸部の一つに押し込んで前
記ガイド体を外管に係止する係止体と、この係止体を手
動で変位させる操作体を備えたことにより、外管内で内
管を移動させ、希望の長さで操作体 を操作することで外
管内での内管の移動が規制される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
掃除機本体に接続されるホースと、床ノズルと、前記ホ
ースの一端と前記床ノズルを接続する延長管を有し、前
記延長管を、一端に接続端子Aを設けた外管と、前記外
管内を摺動しかつ端部に接続端子Bを有すると共に、前
記床ノズルを接続する内管と、前記接続端子Aと前記
続端子Bを電気的に接続する導電体と、前記外管内の前
記内管の位置を規制する調節手段を有し、前記導電体を
前記内管及び前記外管の通気路とは分離して配設すると
ともに、前記導電体の収納部を前記外管に設け、前記内
管をアルミニウムなどの軽金属で形成し、前記調節手段
を前記内管の軸方向に複数設けた係止凹部あるいは係止
凸部と、前記外管の先端部に固着されたガイド体と、前
記ガイド体に支持され、前記係止凹部あるいは係止凸部
の一つに押し込んで前記ガイド体を前記外管に係止する
係止体と、前記係止体を手動で変位させる操作体を備え
ものである。そして、導電体の収納部を外管に設けた
ので、内管を外管内に押し込んでいくと、内管側の導電
体は外管側の収納部内に入り込んでゆき、延長管を縮め
た状態では内管側の導電体も収納部に収納された状態と
なり、導電体に外力が加わることがなく、強度、耐久
性、安全性が向上するとともに見栄えもよくなる。さら
には、内管をアルミニウムなどの軽金属で形成したこと
により、内管の壁の厚みが樹脂に比べ薄くすることがで
き、内管の外径を小さくすることができるとともに軽量
化が行え、使用時の操作負担が大きく軽減され、かつ、
強度が確保され、延長管の強度、耐久性の向上が図れる
ものである。
【0008】また、外管内の内管の位置を規制する調節
手段を、内管の軸方向に複数設けた係止凹部あるいは係
止凸部と、外管の先端部に固着されたガイド体と、その
ガイド体に支持された前記係止凹部あるいは係止凸部の
一つに押し込んで前記ガイド体を外管に係止する係止体
と、この係止体を手動で変位させる操作体を備えたこと
により、外管内で内管を移動させ、希望の長さで操作体
を操作することで外管内での内管の移動が規制される。
【0009】本発明の請求項記載の発明は、内管側の
導電体を覆う保護体を有し、前記保護体を導電体ととも
に外管の収納部内に摺動自在に収納するようにしたの
で、導電体とともに保護体が同時に摺動し、導電体が外
管の収納部に収納でき、さらには、延長管伸長時に導電
体が内管、外管の収納部内にそれぞれ収納され、使用時
での導電体の強度、耐久性の向上が図れるものである。
特に、内管を外管から引き出した状態でも導電体は保護
体により外力などから保護されることとなる。
【0010】本発明の請求項記載の発明は、保護体を
箱状に構成することにより保護体の強度を向上させ、保
護体に外力が加わっても内部の導電体を保護することが
できる。
【0011】本発明の請求項記載の発明は、上記箱状
の保護体であって、保護体内の上面と下面をつなぐリブ
あるいは、保護体内の側面同士とをつなぐリブを構成し
たことにより、さらに保護体の強度が向上するとともに
複数の導電体の配設作業が容易になり、また、導電体同
士の絶縁が前記リブで行うことができ、導電体を安価に
できるものである。
【0012】本発明の請求項記載の発明は、導電体を
可撓性を有するフラットケーブルで構成したので、導電
体の収納スペースを小さくできる。
【0013】本発明の請求項記載の発明は、内管側の
導電体を覆う保護体を有し、前記内管側の保護体を導電
体とともに外管の収納部内に摺動自在に収納するように
し、前記外管の収納部内に内管側の保護体を収納した状
態で保護体と収納部との間に空間部が形成され、この空
間部にフラットケーブルを収納するので、フラットケー
ブルを収納する空間部を大きくとる必要がないので、外
管の導電体の収納部を小さくでき、延長管の小型・軽量
化が図れるものである。
【0014】
【実施例】(実施例1) 以下、本発明の第1の実施例を図1〜図4により説明す
る。まず、掃除機の全体構成を図1により説明する。図
に示すように、電動送風機を(図示せず)内蔵する掃除
機本体201の吸込口にホ−ス202の一端部を接続
し、ホ−ス202の他端側に設けた手元部203によ
り、掃除機本体201内の電動送風機の運転などを操作
する。ホ−ス202内には導電線(図示せず)を配し、
手元部203と掃除機本体201とを電気的に接続して
いる。
【0015】手元部203には伸縮自在な延長管204
が接続され、この延長管204には図に示すように、手
元部203側に接続される外管205と、外管205内
を軸方向に移動自在に挿入され、軽金属であるアルミニ
ウムで形成した内管206からなり、内管206の端部
は電気負荷である電動ブラシ207を内蔵した床ノズル
208が接続されている。延長管204にも軸方向に導
電体209を配して手元部203から床ノズル208の
電動ブラシ207に電力を供給する構成となっている。
217は外管205内の内管206の位置を調整する調
節手段である。
【0016】外管205には手元部203側と接続され
る接続部A205aが設けられ、接続部A205a側に
は電気接続する接続端子A210が設けられ、外管20
5の軸方向に延設した収納部221内に移動自在に構成
された導電体209と電気的に接続されている。また、
内管206の接続部B206aには床ノズル208と電
気的に接続される接続端子B211を配し、接続端子B
211は接続部蓋23で覆われ、内管206の軸方向に
延設した導電体209と電気的に接続されている。この
ように、延長管204に配した導電体209により、手
元部203と床ノズル208との間で電力供給するよう
にしているが、この導電体209は電力供給以外に手元
部203と床ノズル208間との信号線としても利用で
きる。
【0017】外管206の手元部203側には、接続端
子A210を有した接続部A205aを構成し、内管2
06の床ノズル208接続側には、接続端子B211を
有した接続部B206aを構成している。前記接続端子
A210と接続端子B211は外管205、内管206
の通気路218、219と分離して配設された導電体2
09によって電気接続されている。外管205の外周側
面には前記導電体209を覆う収納部蓋220が設けら
れ、この収納蓋220によって収納部221が構成さ
れ、この収納部221内に導電体209が移動可能に構
成されている。
【0018】以上の構成により、外管205内の内管2
06の伸縮にともなって導電体209も収納部221内
を移動して伸縮するものであり、導電体209が外管2
05、内管206の通気路218、219と分離して配
設したことにより、通気路218、219内に凹凸がな
く、吸気圧損にならず吸気性能を損なうことがない。ま
た、延長管204の収縮時には導電体209が外管20
5の収納部221内に収納され、導電体209に外力が
加わることを防止して強度、耐久性、安全性が向上する
とともに見栄えが向上し、内管をアルミニウムで形成し
たことにより延長管の強度が向上するとともに小型・軽
量化が図れるものである。
【0019】(実施例2) 第2の実施例について、図2、図3により説明する。な
お実施例1と同一機能部品には同一符号を付し説明を省
略する。図に示すように、内管206の軸方向に複数設
けられた凹形状の係止部212と、外管205の内管2
06側端部に固着されたガイド体213と、外管205
に設けた開口部216bで出沿自在で前記係止部212
に係合する係止体214と、係止体214の上部を押さ
えて外管に係止する拘束体215と、前記拘束体215
を手動で変位させる操作体216より形成されている。
216aは操作体216を常に内管206側に付勢する
バネ体である。
【0020】上記構成における作用は以下の通りであ
る。バネ体216aによって操作体216が左方に付勢
されているときには、その操作体216に固着された拘
束体215により、開口部216bを通して係止体21
4が係止部212に圧接され、内、外管205、206
間の摺動が阻止される。
【0021】一方前記阻止を解除するには、図3(b)
に示すように、操作体216をバネ体216aの付勢力
に抗して右方に指で移動させると、拘束体215による
係止体214の圧接が解除され、係止体214が係止部
212の凹部より外れ、内、外管206、205間の摺
動が自在に行える。
【0022】上記構成により、内管206の位置を固定
して延長管204の長さを自由に設定することができ、
また、内管206を軽金属であるアルミニウムで形成し
ていることにより、係止部の強度が向上し、内管206
の強固な固定ができるものである。
【0023】上記実施例では、係止部212の形状を凹
状としたが、凹状に限定する必要はなく複数の凸部を設
け、その凸部間に係止体214を係止するようにしても
良い。
【0024】(実施例3) 第3の実施例については、図5、図6により説明する。
なお上記各実施例と同一機能部品には同一符号を付し説
明を省略する。図に示すように、内管206側の導電体
209の周囲を覆う箱状の保護体222を内管206に
設けるとともに、前記保護体222を導電体209とと
もに内管206の伸縮にともない外管205の収納部2
21内を移動自在としたものである。
【0025】以上の構成により、延長管204伸長時で
も保護体222が導電体209を覆って導電体209の
保護を行い、導電体209に直接外力が加わることを防
止し、導電体209の強度、耐久性、安全性の向上が図
れる。また、保護体222は導電体209とともに移動
し、導電体209が収納部221入口に突っかかること
なく容易に収納部221内に収納される。
【0026】(実施例4) 第4の実施例について図7により説明する。なお上記各
実施例と同一機能部品には同一符号を付し説明を省略す
る。図に示すように、内管206側の導電体209の周
囲を覆うように、箱状の保護体222の断面形状を略長
方形に構成したものである。
【0027】以上の構成により、保護体222が箱状の
構成となるため、断面二次モ−メントが高くなり、保護
体222の強度、耐久性が向上する。
【0028】(実施例5) 第5の実施例について図8により説明する。なお上記各
実施例と同一機能部品には同一符号を付し説明を省略す
る。図に示すように、導電体209の周囲を覆う箱状の
保護体222の断面形状を略長円形に構成したものであ
る。
【0029】以上の構成により、実施例4と同様に保護
体222の強度が向上し、耐久性が向上するとともにさ
らには、家具などへの傷付きを防止する。
【0030】(実施例6) 第6の実施例について図9により説明する。なお上記各
実施例と同一機能部品には同一符号を付し説明を省略す
る。図に示すように、導電体209の周囲を覆う箱状の
保護体222の断面形状を略円形に構成したものであ
る。
【0031】以上の構成により、実施例4と同様に保護
体222の強度が向上し、耐久性が向上するとともに家
具などへの傷付きを防止し、また、汎用性の高い形状で
あるため、容易にかつ、安価に入手できる。
【0032】(実施例7) 第7の実施例について図10により説明する。なお上記
各実施例と同一機能部品には同一符号を付し説明を省略
する。図に示すように、導電体209の周囲を覆う保護
体222を箱状に構成するとともに前記箱状の保護体2
22内に上面と下面とをつなぐリブ222aを構成した
ものである(図示していないが保護体222内側面同士
をつなぐリブ222aを構成してもよい)。
【0033】以上の構成により、保護体222の強度が
さらに向上するとともに複数の導電体を配設する場合に
リブ222aで仕切られた空間内に導電体を配置するだ
けで良く、組立性が容易になるとともに、リブ222a
によって導電体同士の絶縁距離を確保でき、導電体に絶
縁被覆がなくても使用でき導電体を安価に構成できるも
のである。
【0034】(実施例8) 第8の実施例について図11、図12により説明する。
なお上記各実施例と同一機能部品には同一符号を付し説
明を省略する。図に示すように、導電体209の外周を
覆う保護体222を内管206の下側に設けるととも
に、調節手段217の操作体216を外管205の下部
側に設け、調節手段217の係止体214が嵌合する係
止部212を前記保護体222に設けているものであ
る。
【0035】以上の構成により、内管206の伸縮を固
定する係止体214が嵌合する係止部212を前記保護
体222に設けることによって、内管206に凹凸を設
ける必要がなく、内管206の成形が容易で安価になる
とともに、内管206内に凹凸部が発生することがな
く、その凹凸部による圧力損失を低減でき、吸気性能が
向上するものである。
【0036】(実施例9) 第9の実施例について図13により説明する。なお上記
各実施例と同一機能部品には同一符号を付し説明を省略
する。図に示すように、箱状の保護体222を収納蓋2
20で覆われた外管205の収納部221に摺動自在と
し、しかも保護体222を収納しても収納部221内に
は空間部235が形成されるようにしている。導電体2
09は可撓性を有するフラットケーブルとし、空間部2
35に可撓性を有するフラットケーブルの屈曲部が配設
されている。
【0037】この構成により、導電体209をフラット
ケーブルで構成した導電体209は、薄く、可撓性に優
れているので、折り畳みやすくいたみ難く、内管206
の伸縮を繰返すことによる導電体209の断線やたる
み、熱によるクリ−プを防止して良好な伸縮を繰り返し
行え、導電体209の収納部が低くでき延長管204の
小型・軽量化が可能となるものである。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、導電体の収納部を外管
に設けたので、内管を外管内に押し込んでいくと、内管
側の導電体は外管側の収納部内に入り込んでゆき、延長
管を縮めた状態では内管側の導電体も収納部に収納され
た状態となり、導電体に外力が加わることがなく、強
度、耐久性、安全性が向上するとともに見栄えもよくな
る。さらには、内管をアルミニウムなどの軽金属で形成
したことにより、内管の壁の厚みが樹脂に比べ薄くする
ことができ、内管の外径を小さくすることができるとと
もに軽量化が行え、使用時の操作負担が大きく軽減さ
れ、かつ、強度が確保され、延長管の強度、耐久性の向
上が図れるものである。また、外管内の内管の位置を規
制する調節手段を、内管の軸方向に複数設けた係止凹部
あるいは係止凸部と、外管の先端部に固着されたガイド
体と、そのガイド体に支持された前記係止凹部あるいは
係止凸部の一つに押し込んで前記ガイド体を外管に係止
する係止体と、この係止体を手動で変位させる操作体を
備えたことにより、外管内で内管を移動させ、希望の長
さで操作体を操作することで外管内での内管の移動が規
制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す電気掃除機の全体図
【図2】本発明の第1、2の実施例を示す電気掃除機の
延長管の側面図
【図3】(a)図2の要部断面図(b)同図(a)の調
節手段の動作を示す要部断面図
【図4】図2のA−A断面図
【図5】本発明の第3の実施例を示す電気掃除機の延長
管の側面図
【図6】図5のB−B断面図
【図7】本発明の第4の実施例を示す図5のB−B断面
【図8】本発明の第5の実施例を示す図5のB−B断面
【図9】本発明の第6の実施例を示す図5のB−B断面
【図10】本発明の第7の実施例を示す図5のB−B断
面図
【図11】本発明の第8の実施例を示す電気掃除機の延
長管の側面図
【図12】本発明の第8の実施例を示す図11のC−C
断面図
【図13】本発明の第9の実施例を示す電気掃除機の延
長管の側断面図
【図14】従来例を示す電気掃除機の延長管の側面図
【図15】同延長管を伸ばした状態を示す側面図
【符号の説明】
204 延長管 205 外管 205a 接続部A 206 内管 206a 接続部B 209 導電体 210 接続端子A 211 接続端子B 212 係止凹部 213 ガイド体 214 係止体 215 拘束体 216 操作体 217 調節手段 218 通気路 219 通気路 220 収納部蓋 221 収納部 222 保護体 222a リブ 235 空間部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 秀典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 周防 和馬 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 恩田 雅一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−250129(JP,A) 特開 平4−189337(JP,A) 特開 平6−30872(JP,A) 特開 平6−54784(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/24

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掃除機本体に接続されるホースと、床ノ
    ズルと、前記ホースの一端と前記床ノズルを接続する延
    長管を有し、前記延長管を、一端に接続端子Aを設けた
    外管と、前記外管内を摺動しかつ端部に接続端子Bを有
    すると共に、前記床ノズルを接続する内管と、前記接続
    端子Aと前記接続端子Bを電気的に接続する導電体と
    前記外管内の前記内管の位置を規制する調節手段を有
    し、前記導電体を前記内管及び前記外管の通気路とは分
    離して配設するとともに、前記導電体の収納部を前記
    管に設け、前記内管をアルミニウムなどの軽金属で形成
    し、前記調節手段を前記内管の軸方向に複数設けた係止
    凹部あるいは係止凸部と、前記外管の先端部に固着され
    たガイド体と、前記ガイド体に支持され、前記係止凹部
    あるいは係止凸部の一つに押し込んで前記ガイド体を前
    記外管に係止する係止体と、前記係止体を手動で変位さ
    せる操作体を備えた電気掃除機。
  2. 【請求項2】 内管側の導電体を覆う保護体を有し、前
    記保護体を導電体とともに外管の収納部内に摺動自在に
    収納するようにした請求項1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 保護体を箱状に構成した請求項2記載の
    電気掃除機。
  4. 【請求項4】 保護体内の上面と下面とをつなぐリブあ
    るいは保護体内の側面同士とをつなぐリブを構成した請
    求項3記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 導電体を可撓性を有するフラットケーブ
    ルで構成した請求項1〜のいずれか1項記載の電気掃
    除機。
  6. 【請求項6】 内管側の導電体を覆う保護体を有し、前
    記保護体を導電体とともに外管の収納部内に摺動自在に
    収納するようにし、前記外管の収納部内に内管側の保護
    体を収納した状態で保護体と収納部との間に空間部が形
    成され、この空間部にフラットケーブルを収納する請求
    記載の電気掃除機。
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