JP2005137553A - 導電伸縮延長管および電気掃除機 - Google Patents

導電伸縮延長管および電気掃除機 Download PDF

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直行 尾原
Masakuni Soejima
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Abstract

【課題】外管、内管の外側に配設された導電体収納部の強度・耐久性を確保し、かつ小型・軽量で生産性が高い導電伸縮延長管を提供する。
【解決手段】互いに軸方向に摺動する外管30及び内管31と、前記外管30及び前記内管31の外側で互いに摺動自在でかつ導電体39を収納する外管側収納部37及び内管側収納部38とからなり、前記外管側収納部37を、前記外管30と前記外管30の外側を覆う蓋体36とで構成し、前記外管30と前記蓋体36を前記外管30の軸方向に直角なX、Yの両方向から拘束する係止部48で結合したもので、特殊な溶着等の2次加工を施さなくても外管30と蓋体36の結合を一体化できて強度・耐久性を確保できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、導体を内蔵した導電伸縮延長管並びにそれを用いた電気掃除機に関するものである。
従来この種の延長管として、導電体収納部を吸気通路から分離して外管、内管の外側に配置したものがあった。
以下、図11、12を用いて従来の導電式伸縮延長管について述べる。
図に示すように、導電伸縮延長管(以下「延長菅110」という)は、互いに軸方向に摺動する内管100と外管101と、各内管100、外管101の外側で互いに摺動自在に設けられ接続端子A102と接続端子B103の間をつないだ導電体104を収納する内管側収納部105と外管側収納部106とから構成されている。そして外管側収納部106は外管101と外管101の外側に超音波で溶着された蓋体107で構成されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−037330号公報
しかしながら前記従来の延長管110では、導電体104を収納する内管側収納部105、外管側収納部106が内管100、外管101の外側に設けられているので、使用時に外力が直接内管側収納部105、外管側収納部106に作用する。そのため、内管側収納部105、外管側収納部106の2部品をを一体化するために超音波溶着等の2次加工を施したり、それぞれの部品の肉厚を増やすなどして強度、耐久性を高める必要があった。しかしこれらは、生産性を高めてコスト低減をはかるうえでの課題、あるいは軽量化を図る上で課題となっていた。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、導電体を収納する収納部を外管、内管の外側に配設してもそれらの強度・耐久性を確保すると共に、生産性が高く、安価で軽量化された導電伸縮延長菅並びにそれを用いた電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の導電伸縮延長管は、互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部とからなり、前記外管側収納部を、前記外管と前記外管の外側を覆う蓋体とで構成し、前記外管と前記蓋体とを前記外管の軸方向に直角なX、Yの両方向から拘束する係止部で結合したもので、特殊な溶着等の2次加工を施さなくても外管と蓋体の結合を一体化できて強度・耐久性を確保できるので、高価な設備を必要とせずに組み立てができ生産性を高めることができる。
また、本発明の導電伸縮延長管は、互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部とからなり、前記外管側収納部を、前記外管と前記外管の外側を覆う蓋体とで構成し、前記外管に前記蓋体の下端の両面を覆う壁面を設けたもので、使用中に外管側収納部に働く外力を蓋体でなく壁面で受けるので、強度・耐久性を向上させることができるとともに、蓋体の肉厚を薄くして軽量化をすることができる。
また、本発明の導電伸縮延長管は、互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部とからなり、前記外管側収納部を、前記外管と前記外管の外側を覆う蓋体とで構成し、前記蓋体の一端を、前記外管の内管側に設けた拡管部に、前記外管の軸方向から挿入して嵌合させるようにしたもので、蓋体の端部における外管との結合を一体的にして強度・耐久性を向上させると同時に、成形による長さの変動を吸収することができ生産性を高めることができる。
また、本発明の導電伸縮延長管は、互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部とからなり、前記外管側収納部を、前記外管の外側に一体的に固定し筒体としたもので、筒体とすることによって剛性が高まり外管側収納部の強度・耐久性が向上できるものである。
また、本発明の導電伸縮延長管は、互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部と、前記外管の前記内管側に設けた拡管部に装着される保持体とからなり、一端を前記拡管部に形成した孔部に挿入し、他端を前記保持体に形成した凹部に嵌合させ、前記保持体を前記外管に一体的に結合させる係止体を設けたもので、保持体を特殊な溶着等の設備を必要とする2次加工が不用で、簡単に固定できるので生産性を高めることができるものである。
また、本発明の導電伸縮延長管は、互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部と、前記外管の前記内管側に設けた拡管部に装着される保持体と、操作部とからなり、前記内管の下面に形成した係止凹部と係合する係止凸部を前記保持体の下面に設け、前記保持体の上面に前記操作部を設けたもので、操作部が上面にあるので使用性が良いと同時に、係止凹部を内管の下面に設けることで、上部に配された導電体収納部に係止時の負荷が作用しないので、強度・耐久性に対する信頼性を向上できる。
また、本発明の導電伸縮延長管は、互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部と、前記外管の前記内管側に設けた拡管部に装着される保持体とからなり、前記内管を前記外管に挿入した状態で前記内管側収納部が前記保持体に挿入する範囲に、前記内管と前記内管側収納部とを一体化する結合部を設けたもので、内管側収納部に内管から離す方向に作用する外力に対して、強度・耐久性を向上できる。
また、本発明の導電伸縮延長管は、互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部とからなり、前記内管の断面形状を左右両側に凸部を有する略凹状に形成し、前記凹部に前記内管側収納部を配したもので、使用時に内管側収納部に作用する外力を内管の外郭で受けることができるので強度・耐久性を向上できる。
また、本発明の電気掃除機は、電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記電動送風機の吸気側に一端が連通する請求項1〜10のいずれか1項に記載の導電伸縮延長管と、前記導電伸縮延長管の他端に接続され駆動モータにより駆動される回転ブラシを内蔵した吸込具とから構成されるもので、強度・耐久性に優れ、小型軽量で使用性が良くかつ生産性の高い導電伸縮延長管を備えた電気掃除機を得ることができる。
本発明の導電伸縮延長管は、導電体収納部を外管、内管の外側に構成しながら、嵌合結合だけで導電体収納部の強度・耐久性を向上させると共に、生産性を高めることができるものである。
第1の発明は、互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部とからなり、前記外管側収納部を、前記外管と前記外管の外側を覆う蓋体とで構成し、前記外管と前記蓋体とを前記外管の軸方向に直角なX、Yの両方向から拘束する係止部で結合したもので、特殊な溶着等の2次加工を施さなくても外管と蓋体の結合を一体化できて強度・耐久性を確保できるので、高価な設備を必要とせずに組み立てができ生産性を高めることができる。
第2の発明は、互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部とからなり、前記外管側収納部を、前記外管と前記外管の外側を覆う蓋体とで構成し、前記外管に前記蓋体の下端の両面を覆う壁面を設けたもので、使用中に外管側収納部に働く外力を蓋体でなく壁面で受けるので、強度・耐久性を向上させることができるとともに、蓋体の肉厚を薄くして軽量化をすることができる。
第3の発明は、互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部とからなり、前記外管側収納部を、前記外管と前記外管の外側を覆う蓋体とで構成し、前記蓋体の一端を、前記外管の内管側に設けた拡管部に、前記外管の軸方向から挿入して嵌合させるようにしたもので、蓋体の端部における外管との結合を一体的にして強度・耐久性を向上させると同時に、成形による長さの変動を吸収することができるので生産性を高めることができる。
第4の発明は、互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部とからなり、前記外管側収納部を、前記外管の外側に一体的に固定し筒体としたもので、筒体とすることによって剛性が高まり外管側収納部の強度・耐久性が向上できるものである。
第5の発明は、互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部と、前記外管の前記内管側に設けた拡管部に装着される保持体とからなり、一端を前記拡管部に形成した孔部に挿入し、他端を前記保持体に形成した凹部に嵌合させ、前記保持体を前記外管に一体的に結合させる係止体を設けたもので、保持体を特殊な溶着等の設備を必要とする2次加工が不要で簡単に固定できるので生産性を高めることができるものである。
第6の発明は、互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部と、前記外管の前記内管側に設けた拡管部に装着される保持体と、操作部とからなり、前記内管の下面に形成した係止凹部と係合する係止凸部を前記保持体の下面に設け、前記保持体の上面に操作部を設けて形成したもので、操作部が上面にあるので使用性が良いと同時に係止凹部を内管の下面に設けることで、上部に設けた導電体収納部に係止時の負荷が作用しないので、強度・耐久性に対する信頼性を向上できる。
第7の発明は、互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部と、前記外管の前記内管側に設けた拡管部に装着される保持体とからなり、前記内管を前記外管に挿入した状態で、前記内管側収納部が前記保持体に挿入する範囲に、前記内管と前記内管側収納部を一体化する結合部を設けたもので、内管側収納部に内管から離す方向に作用する外力に対して、強度・耐久性を向上できる。
第8の発明は、互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部とからなり、前記内管の断面形状を左右両側に凸部を有する略凹状に形成し、前記凹部に前記内管側収納部を配したもので、使用時に内管側収納部に作用する外力を内管の外郭で受けることができるので強度・耐久性を向上できる。
第9の発明は、特に、第1〜8のいずれか1つの発明の内管側収納部は、内管側に導体の全体もしくは一部を露出させて保持させたもので、部品点数が削減でき、それにより生産性をたかめコスト低減ができるものである。
第10の発明は、特に、第1〜9のいずれか1つの発明の少なくとも外管をポリプロピレン樹脂で形成したもので、ABS樹脂に比較して軽量化できまた成形流動性が良いため生産性を高めることができる。
第11の発明は、電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記電動送風機の吸気側に一端が連通する請求項1〜10のいずれか1項に記載の導電伸縮延長管と、前記導電伸縮延長管の他端に接続され駆動モータにより駆動される回転ブラシを内蔵した吸込具からなるもので、強度・耐久性に優れ、小型軽量で使用性が良くかつ生産性の高い導電伸縮延長管を備えた電気掃除機を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なおこの実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、電気掃除機全体を示すもので、20は、電動送風機(図示せず)、集塵室(図示せず)を有する掃除機本体で、前記掃除機本体20の接続口21に、ホース体24の一端に設けた接続管22が接続される。ホース体24の他端側には握り管23が設けられ、その握り管23に接続された導電伸縮延長管25の他端側に駆動モータ(図示せず)により駆動されて塵埃を掻き上げる回転ブラシ(図示せず)を内蔵した吸込具26が接続されている。
次に本発明の導電伸縮延長管25について図2〜図5に基づいて説明する。
導電伸縮延長管25は互いに軸方向に摺動する外管30及び内管31からなり、外管30はホース体24との接続部A32を備え吸気通路33を有する径大のパイプ体からなり、内管31は吸込具26との接続部B34を備え、吸気通路35を有する径小のパイプ体から構成されている。
外管30の上部には、蓋体36が一体的に取り付けられ、前記外管30と蓋体36の間の空間で外管側収納部37を構成し、内管31の上部には内管側収納部38が吸気通路35と空間をおいて取り付けてある。
導電体39は、外管30の接続部A32の上部で蓋体36と挟持した接続端子A40と内管31の上部に配し上側カバー41との間に固定した接続端子B42の間を、蓋体36に取り付けたコネクターA43と内管側収納部38の後端に取り付けたコネクターB44の間は可とう性を有するフラットケーブル45で、その他の部分をリード線46、47で各々つないで構成し、外管側収納部37と内管側収納部38に収納されている。
外管30と蓋体36には互いに係合する複数の係止部48が形成され、その係止部48は、外管30に形成した引っ掛け凹部49と蓋体36の両側壁面下端に形成した係止爪部50とからなり、引っ掛け凹部49の外管30の軸(矢印P)方向の長さは係止爪部50の幅より長くして、外管30の引っ掛け凹部49の一端から係止爪部50の背面を隙間無く押さえる係止リブ52が設けてある。
外管30の上面には蓋体36の両側壁面下端の両面を覆うように左右外側に下端を覆って凸形状の壁面54を形成してあり、外管30の接続部A32との反対側に形成した拡管部55の開口56に蓋体36の嵌合部57が挿入され嵌合してある。
次に上記構成による外管側収納部37の動作、作用について説明する。
蓋体36は、係止爪部50を外管30の係止リブ52のない位置で弾性変形させて引っ掛け凹部49に係合させた後、係止爪部50の背面が係止リブ52に近接して当接する位置まで軸方向にスライド変位させ、蓋体36の嵌合部57を拡管部55に挿入させて一体化した後、接続部A32側をタッピンネジ(図示せず)で外管30に固定するものである。
この組み立て動作により、蓋体36に設けた係止爪部50は外管30の軸方向に直角なX、Y両方向で互いに両側から拘束されることになる。すなわちX方向では引っ掛け凹部49の垂直平面49aと係止リブ52との間で、Y方向では引っ掛け凹部49の上下水平面で挟持されるので、捩りや踏みつけ等の外力に対して係止爪部50が変形により外管30から外れることが無く蓋体36と外管30を確実に一体化できるものである。
また、使用中に机の桟などに蓋体36が衝突しても、外力は壁面54に先に加わり蓋体36の下端部近傍には外力が加わらないので、蓋体36の下端部が変形し隙間が生じたり、外管30との位置がずれたり、あるいは亀裂が発生するなどがなくなり強度上の信頼性を高めることができる。
さらに、拡管部55の開口56に蓋体36の嵌合部57が挿入され嵌合してあるので、端部における蓋体36の開き変形を防ぎ一体化を確実にするとともに、端面が嵌合部分に隠れるので蓋体36の長さが変化しても外観に変化が現れることがないので成形品の寸法バラツキを吸収でき生産性を高めることができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の第2の実施の形態における導電伸縮延長管の断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
図6において、蓋体36の下側に別部品の底板58を超音波溶着などで一体的に結合して筒体60が形成される。そして第1の実施の形態と同様に筒体60と外管30を係止部48で係合させている。本実施の形態では底板58により筒体60とした部分を外管側収納部37としているので、蓋体36の係止部48での係合力が高まるのみでなく軸方向の全域に渡って剛性を高めることができるので強度上の信頼性を高めることができるものである。
また図7〜図9に示すように、拡管部55には保持体62が装着してあり、拡管部55の下面側に形成した孔部64に同孔部64とほぼ同一平面形状を有する固定部65を挿入し他端の弾性部66を保持体62に形成した凹部67に挿入・嵌合させた係止体68により、保持体62を外管30に一体的に結合させている。さらに保持体62の上面に配した操作部70と下面に配した内管31の下面に形成した係止凹部71と係合する係止凸部72を、保持体62と外管30の間を通る連結部73で一体化した押し釦74を、保持体62に、バネ体75で上方に附勢して取り付けてある。
次に上記構成による動作、作用について説明する。
係止体68は保持体62に作用する軸方向の外力を断面Sで圧縮方向に受けるので、小型・軽量でも大きな抗力を生じさせることができ、延長管本体の小型・軽量化が図れるものである。そして組み立て、分解性に優れているので生産性をたかめ、環境への影響も小さいものとなる。さらに孔部64を延長管本体の下面に形成してあるので外観上美観を損なうことがないものである。
また、押し釦74の操作部70は上方にあり、目で確認できるので操作がわかり易く、容易に親指で押すことができるので大きな力を加えやすいので押し動作がしやすく使い勝手が良い。又押し釦74は1部品で構成しているので部品点数を削減できコスト低減をはかることができるものである。
さらに、図2、7、9、10に示すように、内管側収納部38は内管31と空間を隔てて配設してあり、内管31の先端部に形成した吸込具26との接続部B34の上部に配し、バネ体76で吸込具27との係合側に附勢された尾錠77を挟持する上側カバー41と下側カバー80とで構成している。上側カバー41と下側カバー80は超音波溶着で一体化してあり内部にコネクターB44、リード線47を保持してある。そして下側カバー80の下面には、内管31を外管30に挿入した状態で内管側収納部38が保持体62に挿入する範囲L(図2)に断面逆T字型の結合リブ81が植立してある。一方内管31には前記結合リブ81と嵌り合うU字状の突起82が形成してあり、突起82に結合リブ81を挿入することで内管側収納部38を内管31に一体化させる結合部83を構成している。又図10に示すように、内管31は断面を略凹形状にして左右両側に凸部84を形成した凹部85を設け、内管側収納部38を前記凹部85に収めた構成にしている。
次に上記構成による動作、作用について説明する。
内管側収納部38は、Lの範囲では内管31と一体化されており、内管31を外管30から最も引き出した状態で内管31と分離される範囲を最小にできる。そして内管側収納部38を内管31から上や横方向に引き離そうとする外力に対する剛性を高めることができる。さらに凸部84の上端を内管側収納部38の下端面より突出させることで、導電体39までの絶縁上の沿面距離を大きくできるとともに導電体39に外力が作用しにくくできるので安全性を高めることができる。又、内管側収納部38の外側に外力が直接作用しないので強度上の信頼性を高めることができる。さらに凸部84は外管30に対する内管31の回り止め機能も果たしている。
また、図6に示すように、内管側収納部38は上側カバー41のみで構成し、コネクターB44は爪嵌合、リード線47は溝86に形成した爪87で各々上側カバー41に保持させることにより、下側カバー80が廃止でき、部品点数の削減、溶着工程の廃止でコスト削減を実現することもできる。
そして、上記実施の形態では、外管側収納部37を構成する外管30及び蓋体36を超音波溶着などによらず一体化できるので、外管30及び蓋体36を溶着工法に不向きなポリプロピレン樹脂をインジェクション成型して構成でき延長管本体の軽量化を実現できるものである。
以上のように、本発明にかかる導電伸縮延長管及び電気掃除機は、導電体収納部を外管、内管の外側に構成しながら、簡単な嵌合結合で導電体収納部の強度・耐久性を向上させ、生産性を高めることが可能となるので、導電体を内蔵すると共に伸縮自在で気体、流体、粒体等を移送する管体並びにそれを用いた機器に広く適用できるものである。
本発明の実施の形態1における導電伸縮延長管を備えた電気掃除機の全体構成図 (a)同導電伸縮延長管の最短時の全体構成を示す断面図(b)同導電伸縮延長管の最長時の全体構成を示す断面図 同導電伸縮延長管の最短時の全体構成を示す平面図 同導電伸縮延長管の外管と蓋体の斜視図 図2のA−A断面図と部分拡大図 本発明の実施の形態2における導電伸縮延長管の図2のA−A断面図 同導電伸縮延長管の拡管部の構成を示す断面図 図7のB−B断面図 図7のC−C断面図 図2のD−D断面図 従来の導電伸縮延長管の全体構成を示す側面図 図11のE−E断面図
符号の説明
20 掃除機本体
25 導電伸縮延長管
26 吸込具
30 外管
31 内管
36 蓋体
37 外管側収納部
38 内管側収納部
39 導電体
48 係止部
54 壁面
57 嵌合部
60 筒体
68 係止体
74 押し釦
83 結合部
84 凸部

Claims (11)

  1. 互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部とからなり、前記外管側収納部を、前記外管と前記外管の外側を覆う蓋体とで構成し、前記外管と前記蓋体とを前記外管の軸方向に直角なX、Yの両方向から拘束する係止部で結合した導電伸縮延長管。
  2. 互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部とからなり、前記外管側収納部を、前記外管と前記外管の外側を覆う蓋体とで構成し、前記外管に前記蓋体の下端の両面を覆う壁面を設けた導電伸縮延長管。
  3. 互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部とからなり、前記外管側収納部を、前記外管と前記外管の外側を覆う蓋体とで構成し、前記蓋体の一端を、前記外管の内管側に設けた拡管部に、前記外管の軸方向から挿入して嵌合させるようにした導電伸縮延長管。
  4. 互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部とからなり、前記外管側収納部を、前記外管の外側に一体的に固定し筒体とした導電伸縮延長管。
  5. 互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部と、前記外管の前記内管側に設けた拡管部に装着される保持体とからなり、一端を前記拡管部に形成した孔部に挿入し、他端を前記保持体に形成した凹部に嵌合させ、前記保持体を前記外管に一体的に結合させる係止体を設けた導電伸縮延長管。
  6. 互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部と、前記外管の前記内管側に設けた拡管部に装着される保持体と、操作部とからなり、前記内管の下面に形成した係止凹部と係合する係止凸部を前記保持体の下面に設け、前記保持体の上面に前記操作部を設けた導電伸縮延長管。
  7. 互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部と、前記外管の前記内管側に設けた拡管部に装着される保持体とからなり、前記内管を前記外管に挿入した状態で前記内管側収納部が前記保持体に挿入する範囲に、前記内管と前記内管側収納部とを一体化する結合部を設けた導電伸縮延長管。
  8. 互いに軸方向に摺動する外管及び内管と、前記外管及び前記内管の外側で互いに摺動自在でかつ導電体を収納する外管側収納部及び内管側収納部とからなり、前記内管の断面形状を左右両側に凸部を有する略凹状に形成し、前記凹部に前記内管側収納部を配した導電伸縮延長管。
  9. 内管側収納部は、内管側に導体の全体もしくは一部を露出させて保持させた請求項1〜8のいずれか1項に記載の導電伸縮延長管。
  10. 少なくとも外管をポリプロピレン樹脂で形成した請求項1〜9のいずれか1項に記載の導電伸縮延長管。
  11. 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記電動送風機の吸気側に一端が連通する請求項1〜10のいずれか1項に記載の導電伸縮延長管と、前記導電伸縮延長管の他端に接続され駆動モータにより駆動される回転ブラシを内蔵した吸込具とから構成される電気掃除機。
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