JP4227005B2 - ハーネス余長吸収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プロテクタ内でワイヤハーネスを折り返しつつ引き込み方向に付勢させるハーネスガイド部材を備えたハーネス余長吸収装置に関するものである。
図7は従来のハーネス余長吸収装置の一形態を示すものである(特許文献1参照)。
このハーネス余長吸収装置41は、合成樹脂製のケース42と、ケース42内の一方に設けられた円柱状の固定ガイド43と、ケース内の他方にスライド自在に設けられた円柱状の可動ガイド44と、可動ガイド44を固定ガイド43とは反対の方向に付勢するコイルばね45とを備えたものである。
ケース42内でフラットワイヤハーネス46が可動ガイド44と固定ガイド43とに沿って略S字状に屈曲され、ワイヤハーネス46の一方がケース42の一方のコネクタ47に続き、ワイヤハーネス46の他方がケース42の他方のハーネス導出口48から外部に導出されている。
コネクタ47には電源側のワイヤハーネス49が接続され、ワイヤハーネス46の他方は例えばドア等の開閉体(図示せず)の電装品や補機にコネクタ接続される。開閉体の開き操作に伴ってワイヤハーネス46がコイルばね45を圧縮させつつケース42から引き出され、開閉体の閉じ操作時にワイヤハーネス46が弛もうとするが、コイルばね45が伸び方向に可動ガイド44を付勢移動させることで、ワイヤハーネス46がケース42内に引き込まれて弛み(余長)が吸収される。
特開平9−20189号公報(第4〜5頁,図9)
しかしながら、上記従来のハーネス余長吸収装置41にあっては、ワイヤハーネス46の引き出し及び引き込み時にワイヤハーネス46が可動ガイド(ガイド部材)44からガイド長手方向に外れやすく、その場合にはワイヤハーネス46の側端部がケース42や可動ガイド44の端部エッジと接触して擦れて、摩耗や傷付きを起こすという懸念があった。また、ワイヤハーネス46をケース内に組み付ける際に、ワイヤハーネス46が可動ガイド44からガイド長手方向に外れたり、ガイド径方向に浮き上がったりして、組付作業を行い難いという懸念もあった。
本発明は、上記した点に鑑み、ワイヤハーネスの引き出し時や引き込み時におけるガイド部材からのワイヤハーネスの外れをなくして、ワイヤハーネスの摩耗や傷付き等を防止すると共に、ワイヤハーネスの組付時におけるガイド部材からのワイヤハーネスの外れや浮き上がりをなくしてワイヤハーネスの組付性を向上させることのできるハーネス余長吸収装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るハーネス余長吸収装置は、フラットワイヤハーネスを折り返した状態に収容するプロテクタと、該フラットワイヤハーネスの折り返し部内に配置され、ハーネス長手方向に移動自在なハーネスガイド部材と、該ハーネスガイド部材を該プロテクタ内へのハーネス引き込み方向に付勢する付勢部材とを備え、該ハーネスガイド部材の湾曲状のハーネスガイド面の軸方向両側に板状の鍔部が立設され、各鍔部の内面に、該フラットワイヤハーネスを保持するための各爪部が対向して突設され、各爪部が、該フラットワイヤハーネスの外面に対向する内面を有して、該ハーネスガイド面の頂部よりも一方の裾部側に偏心して各鍔部の一端側に配置され、各鍔部の他端側に傾斜端面が形成されて傾斜リブを成し、該傾斜端面が該ハーネスガイド面の他方の裾部に接線方向に続き、該鍔部に乗り上げた該フラットワイヤハーネスを該ハーネスガイド面に誘導可能であることを特徴とする。
上記構成により、ワイヤハーネスがハーネスガイド部材のハーネスガイド面に沿って折り返され、ワイヤハーネスの両側部がハーネスガイド部材の鍔部に沿って位置決めされ、ハーネスガイド面両側へのワイヤハーネスの位置ずれが防止され、且つ爪部によって鍔部からのワイヤハーネスの外れ出しが防止される。ワイヤハーネスは両側の爪部でハーネスガイド面径方向の浮き上がりが阻止される。
また、ワイヤハーネスを爪部で保持した状態(爪部に引っ掛けた状態)でハーネスガイド部材と付勢部材とを一体的にプロテクタ内に組み込むことにより、組立作業性が向上する。
付勢部材はハーネスガイド部材を付勢してプロテクタ内でハーネス引き込み方向に移動させ、それによってワイヤハーネスの弛み(余長)が吸収される。プロテクタからのワイヤハーネスの引き出しはドアやトランクといった開閉体を開く又は閉じることで従動的に行われる。
また、爪部がハーネスガイド面の頂部側ではなく側部側である鍔部のコーナーに設けられることで、ハーネスガイド面の頂部から爪部までの距離が短く抑えられ、ハーネスガイド部材がハーネス長手方向及び厚み方向にコンパクト化される。
上記構成により、各一対計二対の爪部でワイヤハーネスが確実に保持され、外れ防止性が高まる。
上記構成により、一方の一対の爪部でハーネスガイド部材の鍔部外側へのワイヤハーネスの外れが防止され、ワイヤハーネスが他方(爪部のない側)において外れた際に、他方の一対の傾斜リブでハーネスガイド面へのワイヤハーネスの復帰(誘導)がスムーズに行われる。すなわち、ワイヤハーネスが引っ張られた際に傾斜リブの傾斜に沿って内側のハーネスガイド面に戻される。傾斜リブがない場合(一方に爪部が設けられ、他方に高い鍔部が位置する場合)は、外れたワイヤハーネスが鍔部に乗り上げて、ワイヤハーネスやその外周の保護材が引っ掛かり、復元性が悪化しやすい。
上記構成により、外れたワイヤハーネスが傾斜リブに沿って接線方向にハーネスガイド面に誘導されて、ワイヤハーネスの復元性が高まる。
請求項1記載の発明によれば、両側の爪部によってワイヤハーネスが安定に保持されるから、ハーネスガイド部材からのワイヤハーネスの外れが防止され、ハーネス外れによるワイヤハーネスの引っ掛かりや摺動摩耗や傷付き等が防止され、給電の信頼性が向上する。また、ワイヤハーネスを爪部で保持した状態でハーネスガイド部材や付勢部材と共に一体的にプロテクタ内に組み込むことができるから、組立作業性が向上する。
また、ハーネスガイド面の頂部から爪部までの距離が短く抑えられ、ハーネスガイド部材がハーネス長手方向にコンパクト化されるから、ハーネス弛み吸収装置自体が長手方向にコンパクト化され、車両等の幅狭なスペースに確実に搭載可能となる。
また、各一対計二対の爪部でワイヤハーネスが確実に保持され、外れ防止性が高まり、ハーネス外れによるワイヤハーネスの摺動摩耗や傷付き等が確実に防止される。
また、一方の爪部でワイヤハーネスの一方が外れなく保持され、万一ワイヤハーネスの他方が傾斜リブを乗り越えた場合でも、傾斜リブの傾斜に沿ってワイヤハーネスが直ぐにハーネスガイド面に戻されるから、結局ワイヤハーネスの外れが防止され、ワイヤハーネスの摺動摩耗や傷付き等が防止され、給電の信頼性が向上することが確実に発揮されると共に、組付性が向上する。
また、外れたワイヤハーネスが傾斜リブに沿って接線方向にハーネスガイド面に誘導されるから、ワイヤハーネスの摺動摩耗や傷付き等が防止され、給電の信頼性が向上する効果が確実に発揮される。
図1は、本発明に係るハーネス余長吸収装置の一実施形態の内部構造を示す斜視図、図2は、同じくハーネス余長吸収装置の完全組立状態(ワイヤハーネス引き出し状態)を示す縦断面図である。
このハーネス余長吸収装置1は、合成樹脂製のプロテクタ(ケース)4と、プロテクタ4内に収容された左右一対の金属製の圧縮コイルバネ(付勢部材又は弾性部材)5と、各コイルばね5の内側に挿通された合成樹脂製のガイドピン6と、一対のコイルばね5の先端でばね伸長方向に付勢され、ガイドピン6に沿ってプロテクタ4内をスライド自在な合成樹脂製のハーネスガイド部材7とを備えるものである。
プロテクタ4はボックス本体2にカバー3を閉止して構成され、ボックス本体2は一側壁8(図2)の後端寄りにコネクタ保持壁9を有すると共に、後側の壁部10の中央上部にハーネス導出口となる凹部11を有し、前後左右の周壁にカバー係止用の係止枠部(係止手段)12を有している。なお、前後左右上下の方向は説明の便宜上のものであり、必ずしもプロテクタ4の使用形態と一致するものではない。
コネクタ保持壁9にはコネクタ13が係止手段で係止され、コネクタ13内の端子はフラットワイヤハーネス14の各導電回路に接続されている。フラットワイヤハーネス14はボックス本体2の中央部に配索され、ボックス本体2の後端側で90゜に折り曲げられつつ固定部材15でボックス本体2に固定されてコネクタ13に続いている。コネクタ13は例えば車体の電源側のワイヤハーネス(図示せず)にコネクタ接続される。
ボックス本体2内の左右両側に一対のコイルばね5が配置され、コイルばね5はボックス本体内の最伸長状態で伸び方向の付勢力を少し有している。コイルばね5の内側にガイドピン6が挿通され、ガイドピン6の基端のフランジ部16(図3)がボックス本体2の後側の壁部10の内面に当接して係止手段(係止孔17と係合突起)で係止され、ガイドピン6の先端の突起18(図3)がボックス本体2の前側の壁部19の孔部に係合固定されている。
図3にも示す如く、各ガイドピン6の先端部はハーネスガイド部材7の両側の環状部20内で停止されている(図3では一方のガイドピン6のみ図示している)。すなわち、ガイドピン先端側の図示しない爪部が環状部20内の停止突部21に当接し(爪部が前側、停止突部21が後側に位置する)、その状態でコイルばね5の先端(前端)が環状部20の後端に弾性的に当接している。爪部はスライドリブ22に一体に設けられ、スライドリブ22は環状部20内のガイド溝23にスライド自在に係合し、ガイド溝23の後端に停止突部21が設けられている。
ハーネスガイド部材7はコイルばね5を圧縮しつつガイドピン6に沿ってハーネス引き出し方向にスライド移動自在で、且つコイルばね5の伸び方向の付勢力でガイドピン6に沿ってハーネス引き込み方向にスライド移動自在である。図1の如くハーネスガイド部材7はフラットワイヤハーネス14の折り返し部14aの内側面に接して位置する。
図3の如くハーネスガイド部材7は、スライド移動用の左右一対の環状部20と、一対の環状部20を連結する中央のガイド部本体24とで構成されている。ガイド部本体24は縦断面半円状に形成され、前方を向く円弧状の湾曲面(ハーネスガイド面)25を有している。ガイド部本体24の湾曲面25に沿って図1の如くフラットワイヤハーネス14が滑らかな円弧形状で折り返される。
図4にも示す如く、ガイド部本体24の左右両端には鍔部(鍔壁)26が一体に設けられ、鍔部26はガイド部本体24の半径方向の一方において略矩形状ないし略三角形状に大きく突出して形成され、この突出部26aの先端角部にハーネス保持用の爪部27が内向きに突出して設けられている。
鍔部26は左右一対設けられ、爪部27は各鍔部26に一つずつ計一対設けられている。爪部27の内面27aと湾曲面25との間の隙間はフラットワイヤハーネス14の厚みよりも十分に広く設定されている。爪部27は平坦な板片状に形成され、ワイヤハーネス長手方向に対してほぼ45゜の角度で傾斜して配置されている。一対の爪部27によってフラットワイヤハーネス14がガイド部本体24から外れることなく保持され、常に湾曲面25に沿って位置する。
鍔部26はガイド部本体24の半径方向の他方において湾曲面25に沿って接線方向にテーパ状に切欠され、この傾斜リブ(傾斜状突出部)28は湾曲面25の基端25aと頂部25bとの途中で湾曲面25に接線方向に交差して続いている。傾斜リブ28によってフラットワイヤハーネス14の幅方向のはみ出し(移動)が防止され、且つ万一フラットワイヤハーネス14が幅方向にはみ出しても(傾斜リブ28を乗り越えても)、傾斜リブ28の傾斜(傾斜端面)28aに沿って直ぐにフラットワイヤハーネス14が内向きに戻される。
鍔部26は湾曲面25の頂部25bにおいてはほぼフラットワイヤハーネス14の厚さ程度の高さで低く突出し(符号26bの部分)、これによりハーネスガイド部材7がスライド方向にコンパクト化(低背化)されている。ガイド部本体24の径方向の一方にハーネス保持用の爪部27が位置し、径方向他方に傾斜リブ28が位置している。傾斜リブ28は鍔部26の一部であることは言うまでもない。
図5の如く、一対の爪部27の内面側にフラットワイヤハーネス14が入り込んで外れなく保持され、その状態(図2の状態)からフラットワイヤハーネス14の上方に突出した部分14bが折り返されて、図2のボックス本体2の後壁10の凹部11を通って外部に導出され、その状態で図1のカバー3が装着される。カバー3の凹部とボックス本体2の凹部11とが合体してハーネス導出口(符号11で代用する)が構成される。外部に導出されたフラットワイヤハーネス14のコネクタ(図示せず)はドアやトランク(ラゲージドア)といった開閉体(図示せず)の電装品や補機に続くワイヤハーネスにコネクタ接続される。
図1の如く、フラットワイヤハーネス14はコネクタ9側からボックス本体2の壁部(主壁)29の内面に沿ってほぼ水平方向に配索され、ハーネスガイド部材7のガイド部本体24の湾曲面25に沿って湾曲しつつ折り返され、ガイド部本体24は壁部29からフラットワイヤハーネス14の板厚以上の間隔で離間し、且つ壁部29の内面に近接して爪部27が位置し、フラットワイヤハーネス14の折り返し側の部分14bは湾曲面25に沿って鍔部26の傾斜リブ28の基端側部分すなわち交差部28b(図4)よりも湾曲面25の半径方向外側に位置して、水平にハーネス導出口11に向けて延び、ハーネス導出口11から外部に導出されている。
本例のフラットワイヤハーネス14は、可撓性のフラットケーブル30(図2)を合成樹脂製の網状の柔軟な保護チューブ31で覆って屈曲自在に構成されている。フラットケーブル30は絶縁シート内に複数本の回路導体を平行に配置したものである。なお、保護チューブを廃止して、フラットケーブル30の外面を保護シートで覆ってフラットワイヤハーネスとすることも可能である。
上記ハーネス余長吸収装置1の使用形態としては、例えば図1とは上下反転して水平にプロテクタ4が車体側に固定され、フラットワイヤハーネス14が長手方向中間でプロテクタ外側のガイド部材(図示せず)で上向きに屈曲されてトランク側のコネクタ(図示せず)に接続固定される。プロテクタ4のハーネス導出口11においてフラットワイヤハーネス14は水平に引き出される。
使用形態は上記に限らず、プロテクタ4を水平(横置き)に配置して、ワイヤハーネス14を中間のガイド部材(図示せず)を用いずに水平に配索したり、プロテクタ4を垂直(縦置き)に配置して、ワイヤハーネス14をドア等の開閉に伴って直線的に引き出すようにすることも可能である。
図1のフラットワイヤハーネス14の引き出し状態からドアやトランクといった開閉体を閉じることで、コイルばね5の伸び方向の付勢力でハーネスガイド部材7がガイドピン6に沿って原位置に復帰しつつ、ワイヤハーネス14がハーネスガイド部材7に追従してプロテクタ4内に引き込まれて、弛み(余長)が吸収される。
なお、本実施形態においては、コイルばね5を左右に一対用いたが、従来技術(図7)のように一本のコイルばね5を中央に配置して、ハーネスガイド部材7のガイド部本体24を直接駆動することも可能である。また、弾性部材として、コイルばね5に代えて波形の板ばね等を用いることも可能である。
また、上記実施形態においては、ハーネスガイド部材7の一方に一対の爪部27を対向して設け、他方に傾斜リブ28を対向して設けたが、図6にハーネスガイド部材7’の他の形態を示す如く、傾斜リブ28をなくして鍔部26’を略矩形状に大きく形成し、鍔部26’の両側に各一対計二対の爪部27’を設けた場合でも、フラットワイヤハーネス14の保持を行うことができる。
但し、この場合は、フラットワイヤハーネス14を二対の爪部27’内に挿入する際に、フラットワイヤハーネス14を幅方向に手で圧縮しつつ各爪部内に押し込まねばならないので、上記実施形態に較べて組付作業に手間がかかり、また、万一爪部27’からフラットワイヤハーネス14が外れた場合に、外れたままの状態で引き出し・引き込みが行われかねないという懸念があり、その点でも上記図4の実施形態の構造は優れていると言える。
図6の形態の爪部27’は平板状ではなく湾曲状(円弧状)に形成されている。前例(図4)の爪部27の形状を平板状ではなく湾曲状等にすることも可能である。図6において符号20’は環状部、24’はガイド部本体、25’は湾曲面をそれぞれ示し、何れの作用も図4の実施形態と同様である。
また、上記実施形態においては、ボックス本体2とカバー3とで成るプロテクタ4を用いたが、プロテクタ4として、ボックス本体2とカバー3とが一体化されたものを用い、例えばプロテクタの後部開口(図示せず)からコイルばね5やハーネスガイド部材7等の内部構成部品を装着し、後部開口を幅狭な板カバー(図示せず)で閉止するといった構造とすることも可能である。
また、プロテクタ4に配置するコネクタ13の位置や方向は使用形態に応じて適時設定可能である。また、ワイヤハーネス14として、フラットケーブル30に代えて複数本の絶縁被覆電線(図示せず)を横一列に配置して使用することも可能である。また、ハーネスガイド部材7の湾曲面25は半円状であることが好ましいが円弧状ないし円形等であることも可能である。
本発明に係るハーネス余長吸収装置の内部構造の一実施形態を示す斜視図である。 同じくハーネス余長吸収装置の組立状態を示す縦断面図である。 装置内部に配置されるコイルばねとガイドピンとハーネスガイド部材との組立体(組立構造)を示す斜視図である。 ハーネスガイド部材の一形態を示す斜視図である。 ハーネスガイド部材にワイヤハーネスを配索した状態を示す斜視図である。 ハーネスガイド部材の他の形態を示す斜視図である。 従来のハーネス余長吸収装置の一形態を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 ハーネス余長吸収装置
4 プロテクタ
5 コイルばね(付勢部材)
7,7’ ハーネスガイド部材
14 フラットワイヤハーネス(ワイヤハーネス)
14a 折り返し部
25,25’ 湾曲面(ハーネスガイド面)
26,26’ 鍔部
27,27’ 爪部
28 傾斜リブ

Claims (1)

  1. フラットワイヤハーネスを折り返した状態に収容するプロテクタと、該フラットワイヤハーネスの折り返し部内に配置され、ハーネス長手方向に移動自在なハーネスガイド部材と、該ハーネスガイド部材を該プロテクタ内へのハーネス引き込み方向に付勢する付勢部材とを備え、該ハーネスガイド部材の湾曲状のハーネスガイド面の軸方向両側に板状の鍔部が立設され、各鍔部の内面に、該フラットワイヤハーネスを保持するための各爪部が対向して突設され、各爪部が、該フラットワイヤハーネスの外面に対向する内面を有して、該ハーネスガイド面の頂部よりも一方の裾部側に偏心して各鍔部の一端側に配置され、各鍔部の他端側に傾斜端面が形成されて傾斜リブを成し、該傾斜端面が該ハーネスガイド面の他方の裾部に接線方向に続き、該鍔部に乗り上げた該フラットワイヤハーネスを該ハーネスガイド面に誘導可能であることを特徴とするハーネス余長吸収装置。
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