JP3128824B2 - ケーブルのクロージャー用エンドシール - Google Patents

ケーブルのクロージャー用エンドシール

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JP3128824B2
JP3128824B2 JP05514047A JP51404793A JP3128824B2 JP 3128824 B2 JP3128824 B2 JP 3128824B2 JP 05514047 A JP05514047 A JP 05514047A JP 51404793 A JP51404793 A JP 51404793A JP 3128824 B2 JP3128824 B2 JP 3128824B2
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ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニー
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G15/00Cable fittings
    • H02G15/013Sealing means for cable inlets

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  • Cable Accessories (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、一般的に、ケーブルの接続部又は端末用の
クロージャーの端部内に入っているケーブルのための適
合自在の自己シール型シールに関し、一面において、ク
ロージャー内外への流体の移動を阻止するために周囲を
遮蔽する改良型シールに関する。
2.従来技術の説明 ケーブルのスプライスすなわち接続部又は端末用のス
プライスクロージャーのためのエンドシールに関する従
来の技術には、種々の直径のワイヤー又はケーブル及び
種々のクロージャー端に適合する数多くの手段が使われ
ている。これらのエンドシールの一例が、本出願の譲受
人に譲渡された米国特許第4,902,855号に記載されてい
る。このエンドシールは、1本もしくは複数本のケーブ
ルの周囲に嵌合する発泡カラーを有し、カラーの周囲に
は環状のリングが配置されている。カラーは、ケーブル
の仕上を施した接続部の周囲に嵌めるために切断され
る。リングは切断部を有しており、この切断部により、
内側の穴が、それに対して接線方向に位置する通路に沿
って外周につながっている。
米国特許第4,963,698号には、ケーブル密封装置と、
2本のケーブルと閉鎖容器の間の、ケーブルがクロージ
ャーから突出した部分を密封する方法とが記載されてい
る。この装置は、約30〜約400(10-1mm)の円錐針入度
(cone penetration value)と25%〜約850%の伸び
とを有する重合体ゲルよりなる成形品である。このゲル
は、シリコンをベースとするゲル、ポリウレタンをベー
スとするゲル、又は、ポリスチレンブタジエンスチレ
ン、ポリスチレン−イソプレン−スチレン、及びポリス
チレン−エチレンブレチン−スチレンブロック共重合体
をベースとするゲル等、当該技術分野において広く知ら
れたものである。発明者は、10モル%未満のオレフィン
系不飽和含有量と、液体と重合体との重量の約20〜約95
重量%で分散した液体と、体積分率0〜0.3の充填剤と
を有する架橋非シリコン重合体を含むゲル状組成物を選
んだ。この成形品は複数の穴を有することが好ましく、
穴はケーブルのサイズよりもわずかに小さいことが好ま
しい。ゲルは、サイズのより大きなケーブルを収容すべ
く伸張することになる。ケーブルの自由端にアクセスす
ることなく成形品をケーブルの周囲に配置できるよう
に、各穴のエッジから成形品の外側エッジへスリットが
延在している。図4,5及び6にこの成形品が示されてい
る。
同様の形状の物品がフランス特許第1,168,267号の図1
8,19及び20に示されている。1190年5月17日に公開され
た公開番号WO90/05401のPCT出願にも、複数本のケーブ
ルの周囲に嵌合する、ゲルすなわち液体で増量した重合
体組成物より形成されるエンドシールが示されている。
ゲルは、30〜400(10-1ミリメートル)の範囲内の円錐
針入度と、100%を越える極限伸びと、少なくとも100%
の伸びに達する実質的な弾形性とを有することが好まし
い。この組成物は、三次元架橋分子構造体を含有しても
よいし、あるいは、そのような分子構造体(ゲル質)を
含有するかのような反応を示すだけでもよい。特定の実
例と好ましい特性とが示されており、12ページの記載に
よると、ゲルは、支持体やそれ自体に接着しやすいよう
に、粘着付与剤を含有することもできる。
従来技術によるエンドクロージャーを示すこれらの文
献には、種々のサイズのケーブルやワイヤーを単一のも
しくは直径の異なる複数種のクロージャーに対して密封
でき、外周と連通する複数の穴を有するコア部と、コア
部を少なくとも完全に一周するようになっている周囲巻
付用の尾部とを備えていてケーブル間及びケーブルの周
囲をクロージャーの内面に対して密封するエンドシール
物品は開示されていない。
発明の要旨 本発明によれば、クロージャー又は端子の端部を密封
するのに使用できるエンドシールが提供され、このエン
ドシールの中にケーブルを配置してケーブルの周囲の部
分を密封することにより、一体的なコアと巻付尾部とに
よって湿気がクロージャーに侵入するのを防止すること
ができる。
本エンドシールは、ケーブル間及びケーブルとクロー
ジャーとの間の空間を密封し、シール内の流体移動を防
止するのに適している。本シールは、弾力性を有する柔
軟な材料よりなるボデー部材を備えている。そのような
材料の1つに、自己接着特性を有しうるゲル材料が挙げ
られる。ボデー部材はコア部と尾部とを有している。コ
ア部は、外周面と、両端と、両端間でコア部を貫通する
少なくとも一対の穴を形成する壁手段とを有している。
各穴を形成する壁手段はコア部に弧状の表面を形成する
周面と会合しているので、各穴はコア部の外周面と連通
し、各穴に通じる入口スロットが形成されている。尾部
は、コア部の表面と一体であってその表面から延在して
おり、ボデーの外周面に巻き付いて穴の入口スロット全
てを覆うのに十分な長さを有している。尾部の一面は、
穴の一つを形成している壁手段からほぼ接線方向に延在
し、厚みを小さくしたエッジに対してテーパー状に終結
している。
コア部は、クロージャーの端部に対応する種々の形状
を有することができ、長円形、円形、楕円形、もしくは
凸状の周面を有する他の形状をなすことができる。コア
部には、その周囲と連通する複数の穴が形成されてい
る。各穴は異なるサイズすなわち異なる直径を有するこ
とができる。
穴は、その中に入れるべきケーブルの外径よりも実質
的に小さく、コアは、弾力性を有していてケーブルの外
面の周囲で伸張し、尾部が、コア部とクロージャーの内
面との間のケーブルの部分を密封することになる。
尾部は、より狭い自由端に向かうテーパー形状をなす
こともでき、尾部の両エッジが自由端に向かって互いに
異なる厚さを有するように横方向にテーパー状をなすこ
ともでき、あるいは、ケーブルの周囲に巻いたときに円
錐形のシールが形成されるように横断面において円錐形
をなすこともできる。さらに、尾部を容易に短縮できる
ように尾部にスリットを入れてもよいし、巻いた尾部を
軸方向にずらすのにより大きな力が必要となるように尾
部の一面に稜線状隆起すなわちリブを形成しその反対側
の面に溝を形成してもよい。
図面の簡単な説明 添付図面を参照しながら本発明を以下に詳しく説明す
る。
図1は、本発明の一実施例に従って形成されたエンド
シールの斜視図である。
図2は、尾部の一部を作図上破断した状態の変形例の
端面図である。
図3は、変形例の側面図である。
図4は、さらなる実施例の側面図である。
図5は、本発明に係るエンドシールの端面図であり、
コア部と3本のケーブルの周囲に尾部を巻き付けた状態
を示している。
図6は、本発明に係るエンドシールの底面図である。
図7は、図1の7−7線によって示された位置におけ
る尾部の断面図である。
図8は、容易に短縮できるように変形したエンドシー
ルの尾部の細部を示す図である。
図9は、エンドシールの尾部の他の変形例を示す、図
1の7−7線に沿って切断した他の横断面図である。
図10は、本発明を具体化したエンドシールのさらなる
実施例の端面図である。
図11は、2本のワイヤーと、開口部の中の1つをふさ
ぐために使用したプラグとの周囲に巻き付けた図10のエ
ンドシールの端面図である。
現在の好ましい実施例の説明 本発明に係るエンドシールは、空中クロージャー、埋
込クロージャー、もしくは台型クロージャーの端部を密
封し、流体がクロージャーに対して出入りするのを阻止
するために使用できるようになっている。
添付図面を参照しながら本発明に係るエンドシールを
以下により詳細に説明する。尚、各図中同一参照符号は
同一部分を示している。
エンドシール15は、単一体に成形できるか、あるい
は、押出して複数本のエンドシールに切断できる材料か
ら形成される。好ましい材料は、破断点伸びが少なくと
も100%、より好ましくは200%、であり、ショアーOO型
硬度(shore OO values)が約10〜約50であり、1/4円
錐針入度(1/4 cone penetration value)が約10〜
約60のゲルである。利用できるゲルの中には、ポリウレ
タンとポリエステルがある。好ましいゲルには、ポリウ
レタン、ポリウレア、及びその混合物が含まれ、これら
は、液体もしくは準液体のポリオール、あるいはポリア
ミン、とポリイソシアネートを反応させることにより誘
導される。
利用できる有機イソシアン酸エステルの成分には、ジ
イソシアネート等必要な官能価を有する適当なイソシア
ネートが含まれる。さらに、イソシアネートという用語
には、イソシアネートを末端基とするプレポリマーも含
まれる。ポリイソシアネートは、鎖状の又は枝分かれし
た、脂肪族、脂環式、芳香脂肪族、複素環式、もしくは
芳香族のものにすることができる。その例として、二量
体酸ジイソシアネート(DDI)、イソホロンジイソシア
ネート(IPDI、1−イソシアナト−3,3,5−トリメチル
−5−イソシアナトメチル−シクロヘキサン)、4,4′
−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、4,4′−
メチレン−ビス(シクロヘキシルジイソシアネート)
(H12MDI)及びそれらの混合物が挙げられる。
イソシアネートは十分な量で必要であって、イソシア
ネートインデックスは約150好ましくは約100を下回る。
各成分の当量は、各成分の各部における実測重量をその
当量で割ることにより算出できる。ここでは、当量は、
活性水素を含有している原子の数よりもむしろ活性水素
基の数に基づいて算出される。活性水素を確認するため
に使用されるレウィチノフ試験は、1927年発行の「アメ
リカ化学社会誌(Journal of the American Chemic
al Society)」第49巻の3181ページに記載されてい
る。
本発明に利用できるポリオールは、良好に作用する二
官能価もしくは三官能価ポリオールを有する液体もしく
は準液体のポリオールである。適当なポリオール、エチ
レンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシ
ド、テトラヒドロフラン、エピクロロヒドリンもしくは
その混合物、を基本とするポリエーテルポリオール、ヒ
マシ油等のリシノール酸誘導体、ポリエステルポリオー
ル、ポリアミド又はポリエステルアミドポリオール、エ
トキシル化アミドやプロポキシル化アミド又はアミン等
のポリオールを含有する第三アミン、ブタジエン重合体
もしくは共重合体から誘導されるポリアルカジインポリ
オール、及びその水素化誘導体、ポリアセタール、ヒド
ロキシル基を含有するポリカーボネート、ポリヒドロキ
シルアクリル樹脂及びポリヒドロキシルメタクリル樹
脂、ポリチオエーテルポリオール、などより選択でき
る。さらに、利用できるものとして、分散重合体ポリオ
ール、グラフト共重合ポリオール、溶液重合ポリオー
ル、もしくはそれらの配合物等、微細に分割された有機
ポリマーが分散又は溶解したポリヒドロキシル化合物が
挙げられる。この重合ポリオールは、ポリウレア、ポリ
ヒドラゾジカルボンアミド、当該技術分野においてPIPA
又はPHDポリオールとして知られるポリウレタン−尿
素、あるいは、ビニル重合により変性したポリオールで
あるグラフト共重合ポリオール等、高分子量の重付加物
を含有するポリオールであってもよい。
適当な重合アミンは、イソシアネート基と反応しうる
2つ以上の第一もしくは第二アミノ基を含有している。
その例として、多数のヒドロキシル基をアミン基と置換
してポリエーテルポリオールをアミノ化することにより
誘導されるポリオキシアルキレンポリアミン、ポリアミ
ドアミン、二量化脂肪酸より誘導されるポリアミン、ア
ミンを末端基とするポリブタジエン、アミンを末端基と
するポリテトラヒドロフラン、アミンを末端基とするポ
リブタジエン−アクリロニトリル共重合体、アミンを末
端基とするポリエーテル、尿素成分を含有するポリアミ
ン、シアノエチル化アミンを末端基とするポリオキシプ
ロピレンエーテル、あるいはそれらの混合物、が挙げら
れる。
少なくとも2つのイソシアネート反応性水素原子を含
有する低分子量(約50〜約400の分子量)の連鎖延長剤
又は架橋剤を本発明に従って使用することもできる。利
用できるものの例として、アルカノールアミン、第一も
しくは第二の、脂肪族、脂環式、芳香族、芳香脂肪族、
あるいは複素環式のアミン、アミンで始まる低当量のポ
リエーテルポリオール、リシノール酸誘導体、ヒドロキ
シル基を含有する有機リン酸などが挙げられる。
さらに、ゲルは、エキステンダー又は可塑剤を含有す
ることが好ましい。利用できる炭化水素エキステンダー
には、ポリアルファオレフィン、環状ポリオレフィン、
石油、植物油、ヒマシ油、ナフテン系石油、パラフィン
系石油、合成油、水素化テルフェニル、パイン油、コー
ルタール、もしくはその他のテルペン誘導体等の群が含
まれる。また、アジピン酸エステル、フタル酸エステ
ル、トリメリト酸エステル、及び、脂肪酸エステルを有
するシクロペンタジエン共重合体、重合ポリエステル、
エステルガム、アクリル酸エステル、エポキシ化脂肪
質、リシノール酸誘導体、燐酸エステル又はハロゲン化
燐酸エステルなどを含む種々のエステルを使用すること
もできる。
ここでは、ポリウレタンの製造に使用される一般的な
触媒も利用できる。代表的な触媒には、1,8−ジアザビ
シクロ[5.4,0]−7−ウンデセン(DBU)を含む第三ア
ミンの触媒とその塩類、トリエチレンジアミン等、及
び、錫、亜鉛、ビスマス、鉛、鉄等よりなる有機金属触
媒が含まれる。現在好ましいとされているものは、ビス
マス/ネオデカン酸亜鉛の混合物であるバイキャット
(BiCat)8である。
さらに、ゲル配合物は中空の微小球を有することが好
ましい。この微小球は、ミネソタ・マイニング・アンド
・マニュファクチュアリング・カンパニー(Minnesota
Mining and Manufacturing Company(3M))より
入手できるスコッチライト(Scotchlite(登録商標))
等のガラスや、ノーベル・インダストリーズ(Nobel I
ndustries)より入手できるエクスパンセル(Expancel
(登録商標))551DE、ユニオン・カーバイド・コーポ
レイション(Union Carbide Corp.)より入手できるU
CARマイクロバルーン、及び、ピアス・アンド・スティ
ーブンス.コーポレイション(Pierce & Stevens C
orp.)より入手できるデュアライト(Dualite(登録商
標))M6001AE等の高分子量可塑剤、あるいは、ジーラ
ン・インダストリーズ(Zeelan Industries)より製造
されるジーオスフィア(Zeeosphere(登録商標))X−
40等のセラミックにすることができる。さらに、このよ
うな微小球を例えば3−グリシドオキシプロピルトリメ
トキシシランであるシラン等のカップリング剤又は湿潤
剤で処理し、効果的に微小球を樹脂で湿らせることもで
きる。
また、ガラス繊維、黒煙繊維、繊維材料、カーボンブ
ラック、雲母、シリケート、カーボネート、ヒュームド
シリカ等の充填剤を追加することもできる。
その他の利用できる材料には、エラストマー、マスチ
ック、及び、独立気泡フォームが含まれる。エラストマ
ーでは、室温で固体であり、約150%〜約500%の伸びを
有し、ショアーA型硬度が約10〜約75である熱可塑性エ
ラストマーを利用することができる。適当な材料には、
天然ゴム、ブチルゴム、EPDMゴム、ポリイソプレン、ポ
リブタジエン、ポリエステル、ポリウレタン、熱可塑性
オレフィン、クロロプロピレンゴム、ランダムもしくは
ブロックのスチレンブタジエン共重合体、ランダムもし
くはブロックのスチレンイソプレン共重合体、アクリロ
ニトリルブタジエン共重合体、それらの混合物とその共
重合体が含まれる。ブロック共重合体は、線状でもラジ
アルでも星形であってもよく、さらに、ジブロック(A
B)共重合体でもトリブロック(ABA)共重合体でもそれ
らの混合物でもよい。
商業的に入手できるエラストマーには、クラオン(Kr
aton(登録商標))1107、クラトン(Kraton(登録商
標))1650、クラトン(Kraton(登録商標))1657等
「Kraton」という登録商標の付いたもの、及び、「Cari
flex」という登録商標の付いたものが含まれる。これら
双方ともシェル・ケミカル・カンパニー(Shell Chemi
cal Company)より販売されている。さらに、利用でき
るエラストマーとして、ファイヤストーン(Fireston
e)社より「Stereon」という登録商標で入手できるもの
や、「Hycar」という登録商標で入手できるものなどが
挙げられる。このようなエラストマーは、可塑化により
形成されるマスチックとして利用することもできるし、
他の材料と化合させてもよいし、あるいは、ユニロイヤ
ル(Uniroyal)社より入手できる「インソライト(Inso
lite(登録商標))」のように発泡させることもでき
る。
本発明に係るエンドシールに利用できる配合物のいず
れにも、溶剤、充填剤、顔料、酸化防止剤、流動化剤、
殺カビ剤、界面活性剤、カーボンブラック、難燃剤など
の補薬を含めることができる。
エンドシール15は、図面の各図に示すように、コア部
20,20a,20b,20c,及び20dと、尾部22,22a,22b,22c,及び2
2dとを有するボデー18からなる。
図1では、ボデー18は、円形をなすコア部20を端部か
ら有しており、コア部20は、両端26間に延在する半円状
の壁25により形成される複数の穴24を有している。尚、
図1には一方の端部26のみを示している。各壁25はコア
部20の外周面30で会合しており、各穴24と連通するスロ
ット状の開口部が形成されていて、コア部20をエンドレ
スのケーブル又はワイヤーの周囲に配置できるようにな
っている。一つの穴24から尾部22が伸びている。尾部22
の内面32は、一つの穴24からその穴24を形成している壁
25に対してほぼ接線方向に、かつ、スロット状開口部内
の1地点から、延在している。尾部22の厚さと横断面
は、自由端36近傍までその長さ方向に沿ってほぼ均一で
ある。自由端36近傍から自由縁に向かって尾部22の厚み
は減少しすなわちテーパー状になり始めており、尾部22
をコア部の周面30と(時として)各穴24に配置されたワ
イヤー又はケーブルの露出部との周囲に巻き付けると、
その外面34は滑らかとなる。
図2に、コア部20aに一対の穴24aを形成した、本発明
に係るエンドシール15aを示している。図3に、コア部2
0bの外周面30bに沿って互いに異なる直径の穴24bが配置
されたエンドシール15bを示している。図4に、互いに
対称的ではない複数の穴24cを有するコア部20cを示して
いる。
尾部22もまた種々の形状を有することができる。しか
し、コア部20の外周面30に沿って少なくとも1回、中心
に対して約360゜巻き付けるのに十分な長さを尾部22が
有していることが重要である。一方で、尾部22の長さ
は、コア部20の外周よりも長ければどのようにも定める
ことができる。
図5に、尾部22をコア部20の周囲に1巻よりも多く巻
き付け、3本のケーブル28をシール内に配置した状態の
図を示している。
図6に、尾部22は、縦方向にテーパーさせてその幅を
変化させ、自由端36近傍で狭めることもできるというこ
とを示している。
図7に、尾部22は、その幅が均一であろうと狭まって
いようと、シールの内側の端部が外側の端部とは異なる
外径を有するように横方向にテーパーさせることもで
き、その結果、テーパー状のすなわち円錐状のエンドシ
ールが形成されることを示している。この実施例では、
尾部22bの両エッジは、その長さに沿って互いに異なる
厚さを有している。さらに、各エッジの厚み寸法を自由
端に向かって小さくすることもできる。この尾部は、コ
ア部の周囲に複数回巻き付けるようになっている。
図8に、複数のスリット31が予備成形されている尾部
22cを示している。このスリット31により尾部22cを容易
に破断し、スリット31より先の端部を分離して尾部22の
長さを変えることができる。
図9の横断面図に示すように、互いに協働する稜線状
隆起すなわちリブ33と溝35を尾部22dの両面に形成する
こともできる。この実施例では、稜線状隆起33は、台形
をなしており、尾部を数重に巻いたときに尾部の外面に
沿って延在する。この稜線状隆起33を溝35が覆い、重な
り合った尾部と尾部との接触面積が増えて摩擦係数が大
きくなるので、エンドシールの軸に沿った軸力が増し、
数重に巻いた尾部22dが互いにスライドするすなわち竹
の子状になることはない。
図10は、略円形と対比して長円形をなすコア部20dを
有するエンドシール15dを示している。コア部20dは略凸
状の表面を有しているので、尾部22をその外面の周囲に
密に巻き付け、クロージャーに対して防湿シールを形成
することができる。このコア部20dにはケーブルを受け
入れるための複数の穴24dが形成されている。
図11に、それぞれ1本あるいはそれ以上の導体を有す
る一対のケーブル28を穴24dの2つに配置したエンドシ
ール15dを示している。3つ目の穴にはプラグ40が図示
されている。これにより、本発明に係るエンドシールは
融通のきくものであり、ワイヤーが不必要であってもシ
ールはその機能を果たし、余分の穴内に単一の円柱形部
材等のプラグをその周囲に尾部を巻き付けた状態で入れ
てクロージャーに役立てられるということが分かる。こ
のシールに圧力をかけるようになっているときには、穴
24dの内面にその軸の周囲に延在する複数本の溝を形成
し、プラグ40には、これら溝と協働する複数本のリブを
その円柱形の外面の周囲に形成することができる。従っ
て、プラグ40が穴24dから簡単に抜けることはない。
穴の直径の主要範囲とその中に収容されるケーブルの
サイズは以下の通りである。
コアの穴の直径 コアの穴の直径 ケーブル範囲 5.08mm 7.62〜38.1mm 10.16mm 12.7〜44.45mm 16.51mm 19〜50.8mm 22.8mm 25.4〜69.9mm 25.4mm 27.9〜88.9mm 38.1mm 40.6〜101.6mm 実例1 各成分を以下の配合で混合することにより本発明に係
る螺旋状のエンドシールを形成した。
ヘンケル(Henkel)DDI 1410 6.5g ポリ(Poly)bd R45HT 20.2g ハイカー(Hycar(登録商標))1300x21 5.3g バイキャット(BiCat)8 0.8g エメリー(Emery)3006 22.9g イルガノックス(Irganox(登録商標))1076 1.0g スコッチライト(Scotchlite(登録商標))B23/500 10.0g キャブ−オー−シル(Cab−O−Sil(登録商標))M5 1.0g 大豆油 30.3g バルカン(Vulcan(登録商標))9A32カーボンブラック 2.0g これらの成分を23℃で配合し、熱成形プラスチックよ
り構成された図2に示す形状の型の中に注入した。この
配合物を23℃で24時間硬化させてゲルを形成し、その後
に型から取り出した。結果として得たエンドシールのコ
アの直径は約5.1cm(2インチ)であり、尾部の長さは3
3cm(13インチ)であり、シールの幅は5.1cm(2イン
チ)であった。コア内の2つの穴の直径はそれぞれ1.65
cm(0.65インチ)であった。ゲル材のショアーOO型硬度
(Shore OO hardness)は21.4であった。
実例2 本発明に係るエンドシールを、ジェネラル・シーラン
ツ、インコーポレイテッド(General Sealants,Inc.)
より「GS7500クロスリンクトシーラント(Cross Linke
d Sealant)」という名称で入手できる架橋ブチルゴム
マスチックから構成した。複数本の帯状のマスチックを
層状に重ねることにより、実例1に記載した型の中にシ
ーラント材を入れた。型の開口側に圧縮力をかけること
により、マスチックを、図2に示す形状を有するボイド
のない凝集塊に形成した。このマスチック材のショアー
OO型硬度は38であった。
実例3 ユニロイヤル・プラスチックス・カンパニー(Uniroy
tal Plastics Company)よりエンソライト(Ensolit
e)IV1という名称で入手できるビニル−ニトリル/ネオ
プレン独立気泡フォオーム材料から形状を打ち抜くこと
により、上記実例1に示したものと同様のエンドシール
を構成した。
実例4 ネフ−パーキンス・カンパニー(Neff−Perkins Com
pany)より「MS−4648C」という名称で入手できるニト
リルゴム配合物から実例1のものと同様のエンドシール
を圧縮成形した。このシールは、鋼金型に一般的方法を
用いて成形した。このゴム配合物のショアーA型硬度は
20であった。
実例5 実例1〜4のシールを以下の手順に従って試験した。
スリーエム(3M)より入手できるアーモルキャスト埋
込クロージャー−直接射出(Armorcast(登録商標)Bur
ied Closure−Direct Injection)(ABC−DI)3.0−1
2という製品から形成されるクロージャーボデーアセン
ブリを利用して試験用接続部クロージャーを構成した。
このクロージャーボデーアセンブリは、円筒形の、長手
方向に分離したポリエチレンシートであり、その両端は
円錐形で、ボデーには封入材料射出用と圧力制御用の2
つのポートが設けられている。
クロージャーボデーを取り付けたときに開口部の直径
が約6.4cm(2.5インチ)となるように、その両端を処理
した。互いに長さの異なる2本のポリエチレン製単一シ
ースの無充填電話ケーブル(100ペア/24ゲージワイヤ
ー)を使用して、試験用クロージャーを形成した。この
試験用クロージャーアセンブリの一端から1本のケーブ
ルを突出させ、その他端からは2本のケーブルを突出さ
せた。ケーブルの全ての端部にキャップを付けた。
実例1〜4のエンドシールをこのケーブルの周囲に巻
き付け、取り付けたときにシールがアセンブリの円錐状
端部の下側になるように配置した。1本のケーブルのみ
が突出している端部には、エンドシールと同じ材料から
形成されたプラグを使用した。完成したエンドシールの
直径は約8.1cm(3.2インチ)であった。
次に、製品の取扱説明書に従ってクロージャーボデー
アセンブリを取り付けて密封した。2つのウォーム駆動
式圧縮バンドをクロージャーの両端近辺にそれぞれ取り
付け、クロージャーをさらに強く保持した。次に、この
試験用クロージャーに、スリーエム(3M)より入手でき
る4442ハイゲル(Higel(登録商標))封入剤を充填し
た。どのクロージャーも漏れなかった。圧力噴射コーキ
ングガンを使用して封入剤に1.05kg/cm2(15psi)の圧
力を加えた。やはり、どのクロージャーアセンブリの端
部からも封入剤の漏れは観察されなかった。
以上、本発明をいくつかの実施例に関して説明した
が、当該技術分野において通常の知識を有する者であれ
ばここに記載していない変形を見いだしうると理解され
る。しかし、そのような変形例は、以下に続く請求項の
範囲内に含まれる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クロフト、トマス・エス アメリカ合衆国 55133―3427ミネソタ 州、セント・ポール、ポスト・オフィ ス・ボックス33427番(番地の表示なし) (56)参考文献 特開 昭61−266010(JP,A) 特開 平3−270622(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 15/013

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブル間及びケーブルとクロージャーと
    の間の空間を密封してエンドシール内の流体移動を制限
    するためのものであって、弾力性を有する柔軟な部材
    (18)よりなり、 上記部材(18)が、外周面(30)と、互いに離れた両端
    部(26)とを有するコア部(20)と、該部材を貫通して
    上記両端部(26)間に延在し各々が上記外周面と連通す
    る少なくとも2つの円筒形の穴とを有していて上記ケー
    ブルを上記穴内に配置した状態で該ケーブルの周囲に位
    置決めされるようにしたエンドシールにおいて、 上記少なくとも2つの円筒形の穴は、複数の壁(25)に
    より、上記コア部(20)を貫通して形成されており、 上記壁(25)により、上記コア部(20)の外周面(30)
    と会合する円筒形の弧状表面が定められ、該コア部(2
    0)の外周面(30)から上記各穴(24)に通じる入口ス
    ロットが形成されており、かつ、 両側エッジを介して接続する内側と外側の両面(32,3
    4)と、自由端(36)とを有する伸長尾部(22)が上記
    コア部につながっており、 上記尾部(22)は、上記コア部(20)の外周面と一体で
    あり、上記内側面(32)が上記穴(24)の1つを形成す
    る上記壁手段(25)に対して接線上に形成される状態で
    上記コア部(20)の外周面から延在し、 上記尾部(22)は、上記コア部(20)の外周面(30)に
    巻き付いて上記各穴(24)の入口スロットとその中に配
    置されるケーブル全てを覆うのに十分な長さを有し、 上記尾部(22)の自由端(36)は厚みの減少した末端に
    対してテーパー状をなしていることを特徴とするエンド
    シール。
  2. 【請求項2】上記各穴(34)の円弧状寸法構成は互いに
    異なり、該各穴(24)は周囲所定間隔毎に上記コア部
    (20)に形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のエンドシール。
  3. 【請求項3】上記エンドシールは固有の自己接着性を有
    する材料より形成され、上記尾部(22)と上記コア部
    (20)との間にかつ該コア部の周囲に巻かれて重なり合
    った上記尾部(22)の間に高い摩擦係数が生じることを
    特徴とする請求項1記載のエンドシール。
  4. 【請求項4】上記尾部(22)はその長手方向に沿ってテ
    ーパー状をなしており、上記尾部(22)の内側と外側の
    両面の上記自由端(36)における幅は隣接する上記コア
    部(20)よりも狭いことを特徴とする請求項1記載のエ
    ンドシール。
  5. 【請求項5】上記尾部(22)はその幅の横断方向にテー
    パー状をなしており、上記両側エッジの一方は、上記尾
    部(22)の長手方向に沿って、上記両側エッジの他方よ
    りも次第に薄くなっていることを特徴とする請求項1記
    載のエンドシール。
  6. 【請求項6】上記尾部(22)はその幅の横断方向にテー
    パー状をなしており、上記両側エッジの一方は、上記尾
    部(22)の長手方向に沿って、上記両側エッジの他方よ
    りも次第に薄くなっていることを特徴とする請求項4記
    載のエンドシール。
  7. 【請求項7】上記尾部(22)にはその長手方向に沿って
    互いに間隔を置いて複数本の傾斜スリット(31)が形成
    されており、協働するクロージャーの端部の直径が、上
    記尾部(22)全体が上記コア部の周囲に巻かれた状態の
    該コア部の直径よりも小さい場合に、上記尾部(22)の
    長さを容易に短縮できることを特徴とする請求項1記載
    のエンドシール。
  8. 【請求項8】上記コア部(20)は実質的に円形であるこ
    とを特徴とする請求項1,2,又は6記載のエンドシール。
  9. 【請求項9】上記コア部(20)は実質的に楕円形である
    ことを特徴とする請求項1,2,3,又は6記載のエンドシー
    ル。
  10. 【請求項10】上記尾部(22d)には一面にリブ(33)
    が形成され反対側の面に溝(35)が形成されており、上
    記尾部を上記コア部の周囲に巻いたときに、協働する上
    記リブと上記溝とにより、上記巻いた部分を上記穴の軸
    方向にスライドさせるのに要する摩擦力が大きくなるこ
    とを特徴とする請求項1,2,3,又は6記載のエンドシー
    ル。
  11. 【請求項11】上記弾性を有する柔軟な材料よりなる部
    材(18)は、ゲル、エラストマー、マスチック、及び発
    泡体からなる群より選択されることを特徴とする請求項
    1,2,6,又は10記載のエンドシール。
  12. 【請求項12】上記ボデーは、約10〜約50のショアーOO
    型硬度と、100%を越える伸びと、約0.8gm/cc未満の密
    度とを有するゲルであることを特徴とする請求項11記載
    のエンドシール。
  13. 【請求項13】上記ゲルは、少なくとも1つのジイソシ
    アネートと、ポリオール、重合ポリオール、及び重合ア
    ミンよりなる群より選択された少なくとも1つのイソシ
    アネート反応性材料とを有し、イソシアネートインデッ
    クスが100未満であることを特徴とする請求項12記載の
    エンドシール。
  14. 【請求項14】上記ゲルはポリウレアウレタンを含むこ
    とを特徴とする請求項13記載のエンドシール。
  15. 【請求項15】上記ゲルは、約10〜約30%のヒドロキシ
    ルを末端基とするポリブタジエンと、約2〜約20%の二
    官能性アミンを末端基とするブタジエンアクリロニトリ
    ル重合体と、約3〜約8%のC36二量体酸ジイソシアネ
    ートと、約25〜約50%の植物油と、約15〜約40%のポリ
    アルファオレフィンと、約0.5〜約5%のシリカと、約
    0.5〜約5%の酸化防止剤と、約0.1〜約5%の亜鉛触媒
    と、約5〜約25%のガラス製マイクロバブルとを含むこ
    とを特徴とする請求項13記載のエンドシール。
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