JPH02248462A - 解体容易な電線・ケーブル貫通部 - Google Patents

解体容易な電線・ケーブル貫通部

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JPH02248462A
JPH02248462A JP1071551A JP7155189A JPH02248462A JP H02248462 A JPH02248462 A JP H02248462A JP 1071551 A JP1071551 A JP 1071551A JP 7155189 A JP7155189 A JP 7155189A JP H02248462 A JPH02248462 A JP H02248462A
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JP
Japan
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polyol
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polybutene
polyurethane
mixed
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JP1071551A
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Sadao Wakatsuki
若月 貞夫
Takichi Saito
斎藤 他吉
Takashi Suzuki
隆 鈴木
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/14Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、配電盤、高圧キャビネットの床等における電
線・ケーブル貫通部の防湿・防水シール用として好適な
2液温合常温硬化性ポリウレタン混和物に関するもので
ある。
[従来の技術] 多回路開閉器や高圧キャビネットなどにおいて、防水・
防湿を目的とし、図に示すようにケーブル5が貫通して
いる底板2の貫通部分にパテ4と共にポリウレタン混和
物1を用いてシールすることが行なわれている9図にお
いて3はケーブル5を支持するケーブルクリートである
従来、この種のシール材として使用されるポリウレタン
混和物は、ポリオールとポリイソシアネート成分の2液
状分からなり、ポリオール成分は水酸基を2個以上有す
る液体および当該ポリオールと相溶性の良い可塑剤、硬
化反応を促進する触媒、難燃剤等から構成され、他方の
ポリイソシアネート成分はインシアネート基を2個以上
有する液体および当該ポリイソシアネートと相溶性の良
い可塑剤等から構成され、これらを適当に混合すること
により上記シール材を形成していた。
し発明が解決しようとする課題] しかし、従来のこの種の混和物を上記シール材として使
用した場合、被着材との接着強度が大きくシール性にす
ぐれている反面、施工面を解体して配線の移設、増設を
行なう必要の生じた場合に容易に剥離解体ができないと
いう間趙があった。
すなわち、配電盤や高圧キャビネットの配線は必ずしも
永久配線とするものではなく、配線の移設や増設は日常
よく行なわれているところである。
従って、電線・ケーブルの床等貫通部の間隙のシール材
は、十分なシール効果を発揮する半面、k1耳が容易で
あって解体し易いものであることが望まれる。しかしな
がら、上記従来のポリウレタン混和物は被着材に対する
接着強度が過大であり、解体再施工の作業が困難であっ
た。
本発明の目的は、上記したような従来技術の問題点を解
消し、シール材としての性能を十分満足する一方、#1
離解体作業性においても優れている新規なポリウレタン
の混和物を提供しようとするものであるう [課題を解決するための手段] 本発明は、ポリオール成分とポリイソシアネート成分の
2液を混合することにより反応硬化するポリウl/タン
混和物において、ポリオールとポリイソシアネートを合
計してなるポリウレタン分100重量部に対して液状ポ
リブテン0.5〜20重量部をポリオール成分およびポ
リイソシアネート成分のいずれか一方又は両方に配合し
たことを特徴とするものである。
本発明において使用できるポリオールとしては、末端に
水酸基を有する液状ポリブタジェン、ポリプロピレング
リコール、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコール、グリセリンにプロピレンオキサイドを付
加したポリエーテルポリオール、ポリカプロラクトン系
ポリオール、ヒマシ油等があり、これらを目的に応じて
適宜組合せて使用すれば良い。
本発明において使用できるポリイソシアネートとしでは
、芳香族ポリイソシアネートに属する液状化MDI(ジ
フェニルメタンジイソシアネ−1・)および液状化MD
IをベースとするクヮジプレポリマーのほかクルードM
DI、非芳香族ポリイソシアネートに属するインフォロ
ンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート
とその三層体、リジントリイソシアネートおよびこれら
のクワジプレポリマーがあげられる。
本発明において使用する液状ポリブテンは具体的にはナ
フサ分解により生成するB−B溜升のうちのノルマルブ
テンとイソブチンを共重合させて得られる重合物質で、
淡黄色透明で、無味、無毒なポリマーであり、重合染件
を調整することによって軽油状のものから粘稠な液体ま
で広範囲の粘度のものが製造されている。
発明者らは、液状ポリブテンを適量配合した場合シール
材としての性能を満足しつつ剥離解体作業性か顕著に改
良されることを見出した。このような液状ポリブテンの
配合量はポリオールとポリイソシアネートを合計してな
るポリウレタン分100重量部に対して0.5〜20重
量部とすることが適当であり、0゜5重量部よりも少な
い配合量では被着材に対する接着力が過大のため解体作
業に対して被着材から綺麗に剥離することが困難となり
、20重量部よりら多い配合量ではHIM解体は容易で
あるがポリウレタン硬化物から液状ポリブテンの一部が
表面にブリードして粘着性を帯びることになるので不適
当である。
本発明に係る混和物は必要に応じて着色材、難燃剤、硬
化促進剤、酸化防止剤等を添加しても良いつ [実施例] 以下に、本発明について実施例および比較例を参照し説
明する。
第1表に示す組成よりなる実施例1〜3および比較例1
〜3の供試試料を作製し、それぞれ第1表下欄に示す評
価項目について評価した。
実施例1 ヒマシ油50重量部、アデカポリエーテルP−3000
[旭電化工業(株)製ポリプロピレングリコール]32
重量部、液状塩素化パラフィン(塩素含有量50%)4
6重量部、ジブチル錫ジラウレート1重量部、水和アル
ミナ140重量部、ポリブテンHV−100(古河化学
工業(株)製)1重量部の割合からなるA液とインフォ
ロンジイソシアネート(西独ヒュルス社製)18重量部
、液状塩素化パラフィン12重量部の割合からなるBi
を9=1の割合で混合してなるポリウレタン混和物を図
に示すケーブル床貫通部に10鎮厚さに注入した。
なお、図に示すケーブル床貫通部は6.6kv架橋ポリ
エチレン絶縁ビニルシース電カケ−プル(導体IX32
5nm”、仕上り外径38ru+)1本が厚さ3市の塗
装鋼板をビス止めして組立てられた模擬配電盤の床面の
径60mの孔を貫通しており、ケーブルと床貫通孔の間
隙には予めパテが詰められている。注入後室温に1日放
置するとポリウレタン混和物は硬化しており、表面粘着
は認められなかった。この床貫通部の防水シール性を調
べるため、ポリウレタン混和物層の上に水を1000高
さに注入し、室内に静置して床下への水の漏洩の有無を
it認したところ、10日後も水の漏洩は認められなか
った。このポリウレタンシール層はドライバー等により
解体できるとともに床面から比較的容易にきれいに#1
離できた。なお、長さ100 rm X巾10mX厚さ
3IwlIの塗装鋼板2枚を20mm重ね合せ、ラップ
部に実施例1のポリウレタン混和物を塗布して室温で7
日間硬化させて作製した試験片について引張速度2II
In/分で引張剪断接着強度を試験したところ15kg
/−であった。
実施例2.3 ポリウレタンの組成を第1表の実施例2および実施例3
に示す組成とする以外は上記実施例1と全く同様にして
試験した。この結果を第1表に纏めて示す。
この結果から、実施例2および実施例3のポリウレタン
混和物は配電盤の床等のケーブル貫通部のシール用とし
て良好な特性を有していることが確認された。
比較例1,2.3 ポリウレタン混和物の組成を第1表の比較例1〜3にそ
れぞれ示す組成とする以外は上記実施例1と全く同様に
して試験を行なった。その結果を第1表に纏めて示す。
比較例1と2の組成の混和物は床面の金属板部分への接
着力が過大であり、解体時に床面にこびりついた状態と
なり、きれいに剥離除去するのに多くの時間と労力を要
した。
比較例3の組成の混和物は防水シール性、剥離解体作業
性は良好であるが、ポリブテンの配合址が多ずぎるため
に硬化後表面に配合した液状ポリブテンの一部がブリー
ドし粘着する状態を示し好ましくないことがわかった。
[発明の効果] 以上の通り、本発明に係る混和物によれば、シール材と
して十分な防水・防湿性を発揮する一方、剥離解体した
い場合には極めて容易に剥離作業ができるものであって
、配線の移設や増設に容易に対応できるという優れた特
徴を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
図は、配電盤のケーブル床貫通部にポリウレタン混和物
をシール材として使用している例を示す説明断面図であ
る。 1:ポリウレタン混和物、 2:床板、 3:ケーブルクリート、 4ニバテ、 5:ケープルウ 代理人  弁理士  佐 藤 不二雄 1:ポリウレタン、昆和物 2:底板 3:ケーブルクリート 4:パテ 5:ケーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリオール成分とポリイソシアネート成分の2液
    を混合することにより反応硬化するポリウレタン混和物
    において、ポリオールとポリイソシアネートを合計して
    なるポリウレタン分100重量部に対して液状ポリブテ
    ン 0.5〜20重量部をポリオール成分およびポリイソシ
    アネート成分のいずれか一方又は両方に配合してなる硬
    化性ポリウレタン混和物。
JP1071551A 1989-03-23 1989-03-23 解体容易な電線・ケーブル貫通部 Expired - Lifetime JPH0733479B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0489862A (ja) * 1990-08-03 1992-03-24 Nisshinbo Ind Inc 二液型ポリウレタンシーラント及び組成物

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