JPH01319524A - ポリウレタン組成物 - Google Patents

ポリウレタン組成物

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JPH01319524A
JPH01319524A JP63154035A JP15403588A JPH01319524A JP H01319524 A JPH01319524 A JP H01319524A JP 63154035 A JP63154035 A JP 63154035A JP 15403588 A JP15403588 A JP 15403588A JP H01319524 A JPH01319524 A JP H01319524A
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JP
Japan
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component
polyisocyanate
polyurethane composition
polyol
volume resistivity
Prior art date
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Pending
Application number
JP63154035A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Wakatsuki
若月 貞夫
Katsushige Kawakita
川喜田 勝重
Rikuo Ikeda
池田 陸生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、保管安定性が良好で注入作業性、電気絶縁性
および解体作業性に優れたポリウレタン組成物に係わり
、特に、通信ケーブル、光フアイバケーブル等のケーブ
ル接続部、端末部充填用として好適なポリウレタン組成
物に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の2液性ポリブタジエン系ポリウレタン組
成物はポリオール成分とポリイソシアネート成分の2成
分からなり、ポリオール成分は、末端にOH基を有する
液状ポリブタジェンポリオール、粘度調整用可塑剤、物
性調整用低分子量ジオール、ウレタン化反応を促進する
触媒より構成され、他方のポリイソシアネ=l・成分は
カルボジイミド比変性ジフェニルメタンジイソシアネ−
1・(液状化MDI)より構成されていた。しかし、ポ
リイソシアネート成分の液状化MDIは159C以下の
低温では4,4゛−ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)と思われる結晶か析出し、また、50〜60
℃以上の高温ではMDIの2量体と思われる結晶か掛川
する現象が起り、液状化MDIは保管温度か制約される
欠点があった。
このような液状化MDIの欠点を解消するため、特公昭
63−7567号公報では液状化MDIと液状ポリフタ
ジエンポリオールを反応させた反応生成物に、可塑剤/
液状ポリフタジエンポリオールの比が09以上となる量
の可塑剤を添加することか提案されている。この提案に
よるポリウレタン組成物は粘度調整用に可塑剤を使用し
ている関係から、硬化物の体積抵抗率は可塑剤の種類と
】0 添加量に応じて1×10〜1o12Ω−cmである。
[発明か解決しようとする課題] しかし、一般に電線・ケーブルの絶縁被覆祠料として使
用されるポリエチレン、架橋ポリエチレン、ポリ塩化ビ
ニル、ふっ素樹脂、ポリイミド樹脂等のプラスチック又
はエチレンプロピレン共重合ゴム、シリコーンゴム等の
ゴムの体積抵抗率が1×1014Ω−cm以」二と優れ
た電気絶縁性を有しているのに対して、従来使用されて
きたケーブル接続部・端末部注入用ポリウレタン組成物
は概して体積抵抗率かI X ]、 0 ’Ω−cm以
下と電気絶縁性か劣っており、ケーブル接続部等の絶縁
性能の信頼性を確保する点から電気絶縁性の優れたポリ
ウレタンが望まれている。また、電線・ケーブルの接続
部又は端末部は必要に応して解体再接続を行うことかあ
り、その際に充填したポリウレタン組成物を容易に解体
でき、ケーブルをそのまま再利用できることが望ましい
が、従来のポリウレタン組成物は機械強度の大きい硬化
物となり、電線・ケーブル被覆制料を損傷せずに解体す
ることが殆ど不可能であった。
従って、電線・ケーブル接続部又は端末部に充填するポ
リウレタン組成物としては電気絶縁性か良好であると共
に随時容易に解体できるものか望まれている。
本発明は上記に基いてなされたものであり、長期の保管
安定性、充填時の注入作業性、電気絶縁性、解体作業性
に優れ、電線・ケーブル接続部、端末部注入用として好
適なポリウレタン組成物の提供を目的とするものである
[課題を解決するための手段] 本発明の2液性液状ポリブタジエン系ポリウレタン組成
物は、ポリイソシアネート成分として非芳香族系ポリイ
ソシアネート又は非芳香族系ポリイソシアネートを過剰
にしてポリオールと反応させた反応生成物を使用し、ポ
リウレタン組成物中に体積抵抗率か20℃て1×101
3Ω−cm以上の油を20重量%以上添加したことを特
徴とするものであり、その硬化物は引張強度か10 K
g/ cJ以下、体積抵抗率か1×1013Ω−cm以
上の特性を有しており、その非芳香族系ポリイソシアネ
ートは、インフォロンンイソシアネ−1・、ヘキサメチ
レンシイソシアネ−1・の三量体又はりシントリイソン
アネ−1・から選はれたものである。
本発明において、ポリイソシアネート成分のイソフオロ
ンシイソシアネート、ヘキザメチレンジイソンアネ−1
・三量体、リジントリイソシアネート等の非芳香族系ポ
リイソシアネートは、それらに対応する非芳香族系ポリ
アミンとホスケンを原料として合成されるものである。
従来のポリウレタン組成物には芳香族系の液状化MDI
が主として使用されてきたが、液状化MDIは保管安定
性が悪いのに比べ、上記の非芳香族系ポリイソシアネー
トは液状状態を安定して維持し、液状ポリブタジェンポ
リオールと透明に相溶する特徴かあり、硬化物は液状化
MDIを使用した場合よりも軟質で低強度となる傾向の
特性を有している。また、これらの非芳香族系ポリイソ
シアネートは室温付近の蒸気圧が小さいので有害な蒸気
の吸入による健康障害の問題に対して比較的安全に取扱
えるものである。
また、本発明において、非芳香族系ポリイソシアネ−1
・を過剰にしてポリオールと反応さぜた反応生成物は、
ポリイソシアネート単独の場合よりもインシアネート蒸
気の発生か一層少なくなるので取扱い時の安全性を高め
る効果と、ポリオール成分との化学量論的な混合比率が
1.1に近ずける方向となり均一確実な混合が容易に行
える効果かある。
本発明において、ポリオール成分としては、液状ポリフ
タジエンポリオールを主体とし、本発明の目的を満足す
る範囲内で水素添加ポリフタジエンポリオール、ポリプ
ロピレンクリコール、クリセリンにプロピレンオキサイ
ドを旬月したポリエーテルトリオール、ポリカプロラク
トン系ポリエステルポリオール等を併用してもよい。
ポリオール成分とポリイソシアネ−1・成分の混合比率
はOI(基とNCO基の比率か0.8〜1.2の範囲で
設定することか望ましい。ポリイソシアネート成分を少
なくした方か引張強度の低い硬化物となるか、少なくし
すぎると硬化しなくなるので、」二記の化学量論的な混
合比を中心にして設定し、浦の添加量によって引張強度
を低くすることかできる。
本発明において、20℃の体積抵抗率か1×1013Ω
−CIllの浦としては、JIS  C2320「電気
絶縁油」の規格に記載されている鉱油、アルキルヘンセ
ン、アルキルナフタレン、アルキルジフェニルエタン等
かあり、そのほかゴムの操作剤として使用されているプ
ロセスオイルかあげられ、精製したアマニ浦、大豆油等
も好適なものである。油の添加量は、ポリウレタン組成
物中に20重量%以上とする必要かあり、20重量%未
満ではポリウレタン組成物の注入作業性と硬化物の解体
作業性が劣る。
従来、この種の組成物に使用されている可塑剤はポリ塩
化ビニル用に量的に最も多く消費されているフタル酸ジ
エステル、脂肪族二塩基酸ジエステル等を主として指し
ており、これらの体積抵抗率はI X 1013Ω−c
mよりも低いことから本発明には使用できない。なお、
本発明の浦はポリ塩化ビニルの可塑剤として使用できな
いものであり、従来の可塑剤に含まれるものではない。
本発明の油はポリオール成分、ポリイソシアネ−1・成
分のいずれか又は両方に添加する。
本発明において、硬化物は引張強度を10Kg/cJ以
下、体積抵抗率を1×1013Ω−cm以上の特性を有
する必要があり、引張強度か10 Kg/ cI1以上
の硬化物では随時ケーブル接続部や端末部を解体し再接
続することか不可能となり、接続部のケーブルを損傷す
ることからポリウレタン組成物の解体作業性か劣る。ま
た、工具を使用しても解体作業か困難で短時間に解体で
きないことから実用性に乏しい。硬化物の引張強度を1
0 Kg/ cJ以下に低下させるには非芳香族ポリイ
ソシアネートと浦を配合することか有効であり、浦の添
加量を増す程引張強度か低くなり解体か容易である。
本発明においては、」二記成分に加えて着色剤、難燃化
剤、酸化防止剤、無機充填剤、硬化促進剤等を適宜添加
してもよい。
[実施例コ 本発明を実施例、比較例をあげて具体的に説明する。な
お、第1表中の配合組単位は重量部である。
実施例1 第1表の実施例1に示す組成のB液を金属製缶に収納し
て密閉し、−5℃と60℃の恒温槽中にそれぞれ放置し
、90B後に取出してビーカーに移して外観を調へたと
ころ、沈澱物、液に濁り等の異常は認められず初期状態
と比べて変化かなく保管安定性か良好であった。次に、
第1表の実施例1に示す組成のA液とB液を重慣比2:
1の割合に混合した際の20℃における初期粘度は60
0 CPSてあり、ケーブル接続箱内に容易に注入でき
た。
第1表の実施例1に示すポリウレタン組成物を金型内に
注入して100X100X5+umの硬化ンートを作製
し、JIS K 6301 r加硫ゴム物理試験方法」
に準じて引張強度を測定したところ1.8Kg/Cイで
あった。
また、J I S  K  6911 r熱硬化性プラ
スチック一般試験方法」に準じて硬化ンートの体積抵抗
率を測定した結果、初期か5X1014Ω−cmであり
、 50℃の水中に10日浸l貴後で1.5X1014Ω−
cmであった。
次に、ケーブル接続部に注入硬化したポリウレタン組成
物についてプラスチックスリーフを外した後、切裂いて
心線から取除く解体作業を行った結果、工具を使用せず
に手で容易に引きぢきることかてき、良好な解体作業性
を示した。
実施例2〜5 第1表に実施例2〜5に示すポリウレタン組成物につい
て実施例1と同様にしてその性能を試験した。試験結果
を第1表に示したか、B液の保管安定性、ポリウレタン
組成物のケーブル接続部への注入作業性、電気絶縁性、
解体作業性等いずれの特性も良好であった。
比較例1〜2 第1表の比較例1と比較例2のB液の保管安定性を実施
例1と同様にして試験した結果、−5℃190日後には
MDIの結晶と111定される沈澱物と液の濁りか認め
られた。60℃,90口後にはMDIの重合体と推定さ
れる少量の沈澱物か見られ保管安定性か悪かった。
比較例1のポリウレタン組成物の初期粘度は20℃て4
,500CPSて粘度か尚いため注入作業性か劣り、A
液とB液の混合時に抱込んだ気泡が抜は切らないうちに
硬化が進行してしまうという欠点か見られた。硬化物は
引張強度23 Kg/ caを示し、ケーブル接続部を
心線に損傷を与えずに解体することは実際」−不可能で
あった。
比較例2のポリウレタン組成物は注入作業性は良好であ
るか、体積抵抗率か低く電気絶縁性か不十分である。
比較例3 第1表に示した比較例3のポリウレタン組成物は浦の含
有量が11,9%と少ないことら注入作業性と硬化後の
解体作業性か実施例1〜5の組成物に比べると劣ってい
た。
[発明の効果] 以」二説明したように本発明はポリイソンアネ−1・成
分として非芳香族系ポリイソシアネ−1・又は非芳香族
系ポリイソシアネ−1・を過剰にしてポリオールと反応
さぜた反応生成物を使用し、ポリウレタン組成物中に体
積抵抗率が20℃で1×1013Ω−cm以上の油を2
0重量%以上添加し、その非芳香族系ポリイソシアネー
トをイソフォロンジイソンアネ−1・、ヘキサメチレン
ジイソンアネ−1・の三量体又はリジントリイソンアネ
ートから選ぶことにより、保管安定性か良好で注入作業
性、電気絶縁性、解体作業性に優れ、電線・ケーフル接
続部、端末部、配電盤内等の防水絶縁用として好適なポ
リウレタン組成物か得られるようになる。
代理人  弁理士  薄 1)利 幸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ポリオール成分とポリイソシアネート成分の2成分
    からなる2液性液状ポリブタジエン系ポリウレタン組成
    物において、ポリイソシアネート成分として非芳香族系
    ポリイソシアネート又は非芳香族系ポリイソシアネート
    を過剰にしてポリオールと反応させた反応生成物を使用
    し、ポリウレタン組成物中に体積抵抗率が20℃で1×
    10^1^3Ω−cm以上の油を20重量%以上添加し
    たことを特徴とするポリウレタン組成物。
  2. 2.前記非芳香族系ポリイソシアネートは、イソフオロ
    ンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート
    の三量体又はリジントリイソシアネートから選ばれたも
    のである請求項1記載のポリウレタン組成物。
JP63154035A 1988-06-22 1988-06-22 ポリウレタン組成物 Pending JPH01319524A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0744422A4 (en) * 1994-12-08 1997-10-22 Kyowa Hakko Kogyo Kk POLYURETHANE RESIN
JP2002080779A (ja) * 2000-09-04 2002-03-19 Asahi Kasei Corp 高硬化性、高固形分2液ウレタン塗料組成物
EP1347004A4 (en) * 2000-11-27 2004-05-06 Asahi Chemical Ind HIGH SOLIDITY COATING COMPOSITION

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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