JPH07503839A - ケーブルのクロージャー用エンドシール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ケーブルのクローツヤ−用エンドシール本発明は、一般的に、ケーブルの接続部 又は端末用のタロージャーの端部内に入っているケーブルのための適合自在の自 己シール型シールに関し、−面において、クローツヤ−内外への流体の移動を阻 止するために周囲を遮蔽する改良型ンケーブルのスプライスすなわち接続部又は 端末用のスプライスクｒ］−ジャーのためのエンドシールに関する従来の技術に は、種々の直径のワイヤー又はケーブル及び種々のクロージヤ一端に適合する数 多くの手段が使われている。これらのエンドシールの一例が、本出願の譲受人に 譲渡さ第１た米国特許第４．９０２．８５５号に記載されている。このエンドシ ールは、１本もしくは複数本のケーブルの周囲に嵌合する発泡カラーを有し、カ ラーの周囲には環状のリングが配置されている。カラーは、ケーブルの仕上を施 した接続部の周囲に嵌めるｔ：めに切断される。リングは切断部を有しており、 この切断部により、内側の穴が、それに対して接線方向に位置する通路に沿って 外周につながっている。

米国特許第４．９６３．６９８号には、ケーブル密封装置払２本のケーブルと閉 鎖容器の間の、ケーブルがクロージヤーから突出した部分を密封する方法とが記 載されている。この装置は、約３０〜約４００　（１０−’ａｍ）の円錐針入度 （Ｃｏｎｅ　ｐｅｎｅｔｒａｔｉｏｎ　ｖａｌｕｅ）と２５％〜約８５０％の伸 びとを有する重合体ゲルよりなる成形品である。このゲルは、ノリコンをベース とするゲル、ポリウレタンをベースとするゲル、又は、ポリスチレンブタジエン スチレン、ポリスチレン−イソプレン−スチレン、及びポリスチレンーエチレン ブレチンースチレンブロノク共重合体をベースとするゲル等、当該技術分野にお いて広く知られたものである。発明者は、１０モル％未満のオレフィン系不飽和 含有量と、液体と重合体との重量の約２０〜約９５重量％で分散した液体と、体 積分率０・・−０３の充填剤とを有するを橋非シリコン重合体を含むゲル状組成 物を選んだ。この成形品は複数の穴を有することが好ましべ、穴はケ′−プルの サイズよりもわずかに小さいことが好まＬい。ゲルは、サイズのより大きなケー ブルを収容すべく伸張することになる。ケーブルの自由端にアクセス４゛ること なく成形品をケーブルの周囲に配置できるように、各穴のエツジから成形品の外 側エツジへ入リットが鼾在している。図４，５及び６にこの成形品が示さ第１下 いる。

同様の形状の物品がフランス特許第１．１６８．２６７号の図１８．１９及び２ ０に示されている。１９９０年５月１７１１に公開された公開番号ＷＯ９０１０ ５４０１のＰＣＴ出願にも、複数本のケーブルの周囲に嵌合する、ゲルすなわち 液体で増漬した重合体組成物より形成される丁４：７ドシールが示されている。

ゲルは、３０・−・４００（１０’ミリメートル）の範囲内の円錐針入度と、１ ００％を越える極限伸びと、少なくとも１００％の伸びに達する実質的な弾形性 とを有することが好まＬ５い。この組成、物は、二次元架橋分子構造体を含有し てもよいし、あるいは、そのよ・）な分子構造体（ゲル質）を含有するかのよう な反応を示すだけでもよい。特定の実例と好ましい特性とが示されており、１２ ページの記載によると、ゲルは、支持体やそ第１自体に接着しやすいよ・うに、 粘着付惇剤を含有することもできる。

ｉｄ末枝術による工、ニットクロ・・、ジャーを示すこオ］らの文献には、種々 のサイズのケーブルやワイヤーを単一のもしくは直（￥の界なる複数種のクロー ジヤーに対しｒ密封τ゛き、外周と）ｉ？！通ずる複数の穴を有するコア部と、 コア部を少な（とも完全に一周するようさ、−な−、ている周囲巻付用の尾部と を備えていてケーブル間及びケ゛−−グルの周囲をり「−１−）゛ヤーの内面に 対して密［１する１ンドシ一ル物品は開示されていない。

発明の要旨 本分明番ごよ第１ば、り［１−、ジャー叉は端ｒ−の端部を密封するのに使用で きるエンドシールが櫂供され、このエンドシールの中にケーブルを配置してケー ブルの周囲の部分を密封することにより、一体的なコアと巻付尾部とによって湿 気がクロージヤーに侵入するのを防止することができる。

本エンドシールは、ケーブル間及びケーブルとクロージヤーとの間の空間を密封 し、シール内の流体移動を防止するのに適している。本シールは、弾力性を有す る柔軟な材料よりなるボデ一部材を備えている。そのような材料の１つに、自己 接着特性を有しうるゲル材料が挙げられる。ボデ一部材はコア部と尾部とを有し ている。コア部は、外周面と、両端と、両端間でコア部を貫通する少なくとも一 対の穴を形成する壁手段とを、有している。各穴を形成する壁手段はコア部に弧 状の表面を形成する周面と会合しているので、各穴はコア部の外周面と連通し、 各穴に通じる入口スロットが形成されている。尾部は、コア部の表面と一体であ ってその表面から延在しており、ボデーの外周面に巻き付いて穴の入ロスロット 全てを覆うのに十分な長さを有している。尾部の一面は、穴の一つを形成してい る壁手段からほぼ接線方向に延在し、厚みを小さくしたエツジに対してテーパー 状に終結している。

コア部は、クロージヤーの端部に対応する種々の形状を有することができ、長円 形、円形、楕円形、もしくは凸状の周囲を有する他の形状をなすことができる。

コア部には、その周囲と連通ずる複数の穴が形成されている。各穴は異なるサイ ズすなわち異なる直径を有することができる。

穴は、その中に入れるべきケーブルの外径よりも実質的に小さく、コアは、弾力 性を有していてケーブルの外面の周囲で伸張し、尾部が、コア部とクロージヤー の内面との間のケーブルの部分を密封することになる。

尾部は、より狭い自由端に向かうテーパー形状をなすこともでき、尾部の両エツ ジが自由端に向かって互いに異なる厚さを有するように横方向にテーパー状をな すこともでき、あるいは、ケーブルの周囲に巻いたときに円錐形のシールが形成 されるように横断面において円錐形をなすこともできる。さらに、尾部を容易に 短縮できるように尾部にスリットを入れてもよいし、巻いた尾部を軸方向にずら すのにより大きな力が必要となるように尾部の一面に稜線状隆起すなわちリブを 形成しその反対側の面に溝を形成してもよい。

添付図面を参照しながら本発明を以上に詳１．７＜説明する。

図１は、本発明の−・実施例に従って形成されたコーンドシールの斜視図である 。

図２は、尾部の一部を作図１−破断した状態の変形例の端面図である。

図３は、変形例の側面図である。

図４は、さらなる実施例の側面図である。

図５は、本発明に係るエンドシールの端面図であり、コア部と３本のケーブルの 周囲に尾部を巻きイ（１けた状態を示している。

図６は、本発明に係るエンドシールの底面図である。

図７は、図１の７−７１ｉ１によって示された位置における尾部の断面図である 。

図８は、容昂に短縮できるＪ、うに変形したエンドシールの尾部の細部を示す図 である。

図−〕は、工′／ドンールの尾部の他の変形例を示す、図１の７−７線に沿って 切断した曲の横断面図である。

図１０は、本発明を１体化した】−ンドンールのさらなる実施例の端面図である 。

図１１は、２本のワイヤー・と、開［］部の中の１つをふさぐために使用したプ ラグとの周囲にをきｆ」けた図１０のエン向・・−ルの端面図である。

専在の好まし１い実施例の説明 本発明に係るエンドシールは、空中クロージヤー、埋込クロージヤー、もしくは 金型クロージヤーの端部を密封し、流体がクロージヤーに対して出入りするのを 阻」ｌするために使用できるよ・うになっている。

添付同曲を参照しながら本発明に係る。ゴ４ンド：／−ルを以下により詳細に説 明する１、尚、各図中同一参照符号は同一・部分を示している。

Ｌンドンール１５は、単一・体に成形できるか、あるいは、押出して複数本の工 ゛・トンールに切断できる材料から形成される。好ましい材料は、破断点伸びが 少なくとも１００％、より好まＩバは２００％、であり、ショアーＯＯ型硬度（ Ｓｈｏｒｅ　００　ｖａ　１ｕｅｓ）が約１０〜約５０であり、１／４円錐針人 度（１”’４　ｃｏｎｅ　ｐｅｎｅｔｒａｔｉｏｎ　ｖａｌｕｅ）が約１０〜約 ６０のゲルである。利用できるゲルの中には、ポリウレタンとポリエステルがあ る。好ましいゲルには、ポリウレタン、ポリウレア、及びその混合物が含まれ、 これらは、液体もしくは重液体のポリオール、あるいはポリアミン、とポリイソ シアネートを反応させることにより誘導される。

利用できる有機イソシアン酸エステルの成分には、ジイソシアネート等必要な官 能価を有する適当なイソシアネートが含まれる。さらに、イソシアネートという 用語には、イソシアネートを末端基とするプレポリマーも含まれる。ポリイソシ アネートは、鎮状の又は枝分かれした、脂肪族、脂環式、芳香脂肪族、複素環式 、もしくは芳香族のものにすることができる。その例として、二量体酸ジイソシ アネート（ＤＤ＋）、イソホロンジイソシアネート（ＩＰＤＩ、１−イソシアナ ト−３，３，５−トリメチル−５−イソシアナトメチル−シクロヘキサン）、４ ゜４′−ジフェニルメタンジイソシアネート（ＭＤ　Ｄ　、４．４’−メチレン −ビス（シクロへキンルジイソシアネート）（）ＬｚＭＤＩ）及びそれらの混合 物が挙げられる。

イソシアネートは十分な量で必要であって、イソシアナトメチル・ソクスは約１ ５０好ましくは約１００を下回る。各成分の当量は、各成分の各部における実測 重量をその当量で割ることにより算出できる。ここでは、当量は、活性水素を含 有している原子の数よりもむしろ活性水素基の数に基づいて算出される。活性水 素を確認するために使用されるレウイチノフ試験は、１９２７年発行の「アメリ カ化学社会誌（Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ａｍｅｒｉｃａｎ　Ｃｈｅｍｉ ｃａｌ　５ｏｃｉｅｔｙ）Ｊ第４９巻の３１８１ページに記載されている。

本発明に利用できるポリオールは、良好に作用する二官能価もしくは三官能価ポ リオールを有する液体もしくは重液体のポリオールである。適当なポリオールは 、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、テトラヒドロフ ラン、エビクロロヒドリンもしくはその混合物、を基本とするポリエーテルポリ オール、ヒマン油等のリシノール酸誘導体、ポリエステルポリオール、ポリアミ ド又はポリエステルげミドポリオール、エトキシル化アミドやプロポキシル化ア ミド又はアミン等のポリオールを含有する第三アミン、ブタジェン重合体もしく は共重合体から誘導されるポリアルカジインポリオール、及びその水素化誘導体 、ポリアセクール、ヒドロキシル基を含有するポリカーボネート、ポリヒドロキ シルアクリル楕脂及びポリヒドロキシルメタクリル樹脂、ポリチオエーテルポリ オール、などより選択できる。さらに、利用できるものとして、分散重合体ポリ オール、グラフト共重合ポリオール、溶液重合ポリオール、もしくはそれらの配 合物等、微細に分割された有機ポリマーが分散又は溶解したポリヒドロキシル化 合物が挙げられる。この重合ポリオール（↓、ポリウレア、ポリヒドラゾジカル ボンアミド、当該技術分野においてＰＩＰＡ又はＰ　ＨＤポリオールとして知ら れるポリウレタン−尿素、あるいは、ビニル重合により変性したポリオールであ るグラフト共重合ポリオール等、高分子量の重付加物を含有するポリオールであ ってもよい。

適当な重合アミンは、・イソシアネ−１・基と反応しつる２つ以上の第一もしく は第丁、アミノ基を含有している。その例として、多数のヒドロキシル基をアミ ン基と置換してポリエーテルポリオールをアミノ化することにより誘導されるポ リオキンアルキレンポリアミン、ポリアミドアミン、二量化脂肪酸より誘導され るポリアミン、アミンを末端基とするポリブタジェン、アミンを末端基とするポ リテトラヒドロフラン、アミンを末端基とするポリブタジェン−アクリロニトリ ル共重合体、アミンを末端基とするポリニーデル、尿素成分を含有するポリアミ ン、シアノエヂル化アミンを末端基とするポリオキソプロピレンエーテル、ある いＩＪそれらの混合物、が挙げられる。

少なくとも２つのイソンアネー１−反応性水素原子を含有する低分子量（約５０ 〜約４００の分子量）の連鎖延長剤又は柴橋剤を本発明に従って使用することも できる。利用できるものの例として、アルカノールアミン、第一もしくは第二の 、脂肪族、脂環式、万香族、芳香脂肪族、あるいは複素環式のアミン、アミンで 始まる低当量のポリエーテルポリオール、リシノール酸誘導体、ヒドロキシル基 を含有する有機リン酸などが挙げられる。

さらに、ゲルは、エキステンダー又は可塑剤を金白することが好ましい、１利用 できる炭化水素エキステンダーには、ポリアルファオレフィン、環状ポリオレフ ィン、石ｉｔｌ＋、植物油、ヒマン油、ナフテン系石油、パラフィン系石油、合 成Ａｈ、水素化テルフェニル、パイン油、コールタール、もしくはその他のテル ペン誘導体等の群が含まわる。また、アジピン酸エステル、フタル酸エステル、 トリメリド酸エステル、及び、脂肪酸エステルを有するシクロペンタジェン共重 合体、重合ポリエステル、エステルガム、アクリル酸ニスチル、エポキシ化脂肪 胃、リシノール酸誘導体、燐酸エステル又はハロゲン化燐酸エステルなどを含む 種々のエステルを使用することもできる。

ここでは、ポリウレタンの製造に使用される一般的な触媒も利用できる。代表的 な触媒ニハ、１．８−シフｆヒシクｏ　［５，４，０］　−７−’ｙ＞テセン（ ＤＩ３Ｕ）を含む第三アミンの触媒とその塩類、１−リエチレンジアミン等、及 び、錫、■１鉛、ビスマス、鉛、鉄等よりなる有機金属触媒が含まれる。現在好 ましいとされているものは、ビスマス／ネオデカン酸亜鉛の混合物であるパイキ ャット（ＢｉＣａｔ）８である。

さらに、ゲル配合物は中空の微小球を有することが好ましい。この微小球は、ミ ネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニー（Ｍｉｎ ｎｅｓｏｔａ　Ｍｉｎｉｎｇ　ａｎｄ　Ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇ　Ｃｏｍｐ ａｎｙ　（３Ｍ））より入手できるスコッヂライト（Ｓｃｏｔｃｈｌｉｔｅ　（ 登録商標））等のガラスや、ノーベル・インダストリーズ（Ｎｏｂｅｌ　Ｉｎｄ ｕｓｊｒｉｅｓ）より入手できるエクスパンセル（Ｅｘｐａｎｃｅｌ　（登録商 標））５５１ＤＥ、ユニオン・カーバイド・コーホレイシコン（Ｕｎｉｏｎ　Ｃ ａｒｂｉｄｅ　Ｃｏｒｐ、）より入手できるＵＣＡＲマイクロバルーン、及び、 ピアス・アンド・スティーブンズ・コーホレイシコン（Ｐｉｅｒｃｅ　＆　５ｔ ｅｖｅｎｓ　Ｃｏｒｐ、）より入手できるデユアライト（Ｄｕａｌｉｔｅ（登録 商標））Ｍ６００１ＡＥ等の高分子量可塑剤、あるいは、ジーラン・インダスト リーズ（Ｚｅｅｌａｎ　Ｉｎｄｕｓｔｒｉｅｓ）より製造されるジーオスフィア （Ｚｅｅ。

５ｐｈｅｒｅ　（登録商標））Ｘ−４０等のセラミックにすることができる。さ らに、このような微小球を例えば３−グリシドオキシブロビルトリメトギシシラ ンであるシラン等のカップリング剤又は湿潤剤で処理し、効果的に微小球を樹脂 で湿らせることもできる。

また、ガラス繊維、黒鉛繊維、繊維材料、カーボンブラック、雲母、ノリケート 、カーボネーＩ・、ヒユームトンリカ等の充填剤を追加することもできる４゜そ の（１１！の利用できる材料には、ニジストマー、マスチック、及び、独立気泡 フオームがへま第１る。エラストマーでは、室温で固体であり、約１５０％〜約 ５００％の伸びを有し、ショアーＡ型硬度が約１０〜約７５である熱可塑性エラ ストマーを利用することができる。適当な材料には、天然ゴム、ブチルゴム、Ｅ ＰＤＭゴム、ポリイソプレン、ポリブタジェン、ポリエステル、ポリウレタン、 熱可塑性オレフィン、クロロブ１ノンゴム、ランダムもしくはブロックのスチレ ンブタジェン共重合体、ランダムもしくはブロックのスチレンイソプレン共重合 体、アクリロニトリルブタジェン共重合体、それらの混合物とその共重合体が含 まれる。

ブロックＪ（重合体は、線状でもう゛シアルでも星形であってもよく、さらに、 ジブロフク（ΔＢ）共電へ体でもｌ−リブロック（ＡＢＡ）共重合体でもそれら の混合物でもよい。

商業的（、′入ｆＴ′きるエラストマーには、クラトン（Ｋｒａｔｏｎ（登録商 標））１１０７、クラ１−ン（Ｋｒａｔｏｎ（登録商標））１６５０、クラトン （Ｋｒａｔｏｎ（登録商標））１６５７等ｒＫｒａｔｏｎＪという登録商標の付 いたもの、及び、ｒｃａｒｉｆｌｃｘＪという登録商標の付いたものが含まれる 。これら双方ともンｘル・ケミカル・カンバー（Ｓｈｅｌｌ　Ｃｈｅｍｉｃａｌ 　Ｃｏｍｐａｎｙ）より敗売されている。さらに、利用できるエラストマーとし て、ファイヤストーン（Ｆ　ｉ　ｒｃｓ　ｔｏｎｅ）社よりｒｓｔｅｒｅｏｎＪ という登録商標で入手できるものや、目（ｙｃａｒＪという登録商標で入手でき るものなどが挙げられる。このようなエラストマーは、可塑化により形成される マスチックとして利用することもできるし、他の材料と化合させてもよい（ッ、 あるいは、ユニ［］イヤル（ｔＪｎ　ｉ　ｒｏｙａ　Ｉ）社より入手できる［イ ンソライ１−（Ｉｎｓｏｌｉｔｅ（登録商標））１のように発泡杏ぜることもで きる。

本発明に係るエンドソールに利用できる配合物のいずれにも、溶剤、充填剤、顔 料、酸化防市剤、流動化剤、殺カビ剤、界面活性剤、カーボンブラック、難燃剤 なとの補薬を含めることができる。

エンドシール１５は、図面の各図に示すように、コア部２０，２０ａ、２０　＋ ）　。

２０ｃ、及び２０ｄと、尾部２２．２２ａ、２２ｂ、２２ｃ、及び２２　（ｌと を有するボデー１８からなる。

図１では、ボデー１８は、円形をなずコア部２０を端部から有しており、コア部 ２０は、両端２６間に延在する半円状の壁２５により形成される複数の穴２４を 有している。尚、図１には一方の端部２６のみを示している。凸壁２５はコア部 ２０の外周面３０で会合しており、各穴２４と連通ずるスロット状の開口部が形 成されていて、コア部２０をエンドレスのケーブル又はワイヤーの周囲に配置で きるようになっている。一つの穴２４から尾部２２が伸びている。尾部２２の内 面３２は、一つの穴２４からその穴２４を形成している壁２５に対してほぼ接線 方向に、かつ、スロット状開口部内の１地点から、延在している。尾部２２の厚 さと横断面は、自由端３６近傍までその長さ方向に沿ってほぼ均一である。自由 端３６近傍から自由縁に向かって尾部２２の厚みは減少しすなわちテーパー状に なり始めており、尾部２２をコア部の周面３０と（時として）各穴２４に配置さ れたワイヤー又はケーブルの露出部との周囲に巻き付けると、その外面３４は滑 らかとなる。

図２に、コア部２０ａに一対の穴２４ａを形成しまた、本発明に係るＪ、ンドシ ール１５ａを示している。図３に、コア部２０ｂの外周面３０））に沿って互い に異なる直径の穴２４ｂが配置されたエンドシール１５ｂを示している。図４に 、互いに対称的ではない複数の穴２４ｃを有するコア部２０ｃを示している。

尾部２２もまた種々の形状を有することができる。しかし２、コア部２０の外周 面３０に沿って少なくとも１回、中心に対して約３６０’巻き付けるのに十分な 長さを尾部２２がイｊしていることが重要である。一方で、尾部２２の長さは、 コア部２０の外周よりも長ければどのようにも定めることができる。

図５に、尾部２２をコア部２０の周囲に１巻よりも多く巻きイ・Ｉけ、３本のケ ーブル２８を７−ル内に配置した状態の図を示している。

図６に、尾部２２は、縦方向にテーパーさせてその幅を変化させ、自由端３Ｇ近 傍で狭めることもできるということを示している。

図７に、尾部２２は、その幅が均一・であろうと狭まっていようと、ソールの内 側の端部が外側の端部とは異なる外（茅を有するように横方向にテーパーさせる こともでき、その結果、テーパー状のすなわち円錐状のエンドシールが形成され ることを示している。この実施例では、尾部２２ｂの両エツジは、その長さに沿 って互いに異なる厚さを有している。さらに、谷エツジの厚み」法を自由端に向 かって小さくすることもできる。この尾部は、コア部の周囲に複数回巻き付ける ようになっている。

図８に、複数のスリット３１が１脩成形されている尾部２２ｅを示している。

このスリット３１により尾部２２ｃを容易に破断し、スリット３１より先の端部 を分離して尾部２２の長さを変えることができる。

図９の横断面図に示すＪ、うに、互いに協働する稜線状隆起すなわちリブ３３と 満３５を尾部２２（１の両面に形成する。−ともできる。この実施例では、稜線 状隆起：）：（は、台形をなしており、尾部を数取に巻いたときに尾部の外面に 沿って延在する。この稜線状隆起３３を溝３５が覆い、重なり合った尾部と尾部 との接触面積が増えて摩擦係数が入きくなるので、エンドシールの軸に沿った軸 力が増し、数取に巻いた尾部２２ｄが互いにスライドするすなわち竹の千秋にな ることはない。

図１０に、略円形と幻比し７て長円形をなすコア部２０ｄを有するエンドシール １５　ｄを示し、しいる。コア部２０ｄは略凸状の表面を有しているので、尾部 ２２をその外面の周囲に密に巻き付け、クロージヤーに対して防湿シールを形成 することができる。この＝］ア部２０ｄにはケーブルを受け入れるための複数の 穴２４ｄが形成されている。

図１１に、それぞれ１本あるいはそれ以上の導体を有する一対のケーブル２８を 穴２４　ｄの２つに配置したエンドシール１５ｄを示している。３つ目の穴には プラグ４０が図示されている。これにより、本発明に係るユ、ンドソールは融通 のきくものであり、ワイヤーが不必要であってもノールはその機能を果たし、余 分の穴内に叫−の円柱形部材等のプラグをその周囲に尾部を巻き付けた状態で入 れてクロージヤーに役立てられるとい・）ことが分かる。このシーニルに圧力を かけるようになっているときには、穴２４ｄの内面にその軸の周囲に延在する複 数本の溝を形成し、プラグ４０には、これら溝と協働する複数本のリブをその円 柱形の外面の周囲に形成することができる。従って、プラグ４０が穴２４ｄから 簡単に抜けることはない。

穴のｉ！Ｉｌｌの主要範囲とその中に収容されるケーブルのガイズは以下の通り である。

コアの穴の直径 コアの穴の直径　ケーブル範囲 ５．０８ｍｍ　７．６２〜３８．１ｍｍ１０．１６ｍｒｎ　１２．７〜４４．４ ５ｍｍ１．６．５１ｍｍ　１９〜５０゜８ｍｍ２２．８ｍｍ　２５．４〜６９゜ ９ｍｍ２５．４ｍｍ　２７．９〜８８．９ｍｍ３８．１ｍｒｎ　４０．６へ・１ ０１．６ｍｍ実例１ 各成分を以下の配合で混合することにより本発明に係る螺旋状のエンドシールを 形成した。

ヘンケル（Ｈｃｎｋｃｌ）　ＤＤｌ　１４１０　６．５ｇポリ　（Ｐｏｌｙ）ｂ ｄ　Ｒ４５ＨＴ　２０．２ｇハイカー（Ｈｙｃａｒ　（登録商４ｍ））　１３０ ０　ｘ２１　５．３ｇパイキャット（ＢｉＣａｔ）　８　０．８　ｇエメリー（ Ｅｍｅｒｙ）　３００６　２２．９ｇイルガノックス（Ｉｒｇａｎｏｘ　（登録 商標））１０７６　１、Ｏｇスコンチライト（Ｓｃｏｔｃｈｌｉｔｅ　（登録商 標））Ｂ２３１５００　１０．０ｇキャブ−オー−ンル（Ｃａｂ−０−３ｉｌ　 （登録商標））ＭＳ　１−．０ｇ大豆油　３０．３ｇ パルカン（Ｖｕｌ、ｃａｎ　（登録商標））９Ａ３２カーボンブラツク　２．０ ｇこ第１らの成分を２；３℃で配合し、熱成形プラスチックより構成された図２ に示す形状の型の中に注入しｊ−ｏこの配合物を２３℃で２４時間硬化させてゲ ルを形成し、その後に型から取り出した。結果として得た１、ントノールのコア の直径は約５．１　ｃｍ　（２インチ）であり、尾部の長さは３３ｃｍ（１３イ ンチ）であり、７・−ルの幅は５．．１　ｃｔｎ　（２インチ）であった３、コ ア内の２つの穴の直径はそれぞｆｔ、１．６５ｃｍ　（０，６５イン１つであっ た。ゲル材のノヨアー００型硬度（Ｓ＋１ｏｒｅ　００　ｈａｒｄｎｅｓｓ）は ２１．４であった。

７、準翻 木Ｐ明に係る１ンｌ仁／−ルを、ジェネラル・ンーランツ、インコーポレイテッ ド（Ｇｅｎｅｒａｌ　５ｅａｌａｎｔｓ、Ｉｎｃ、）よりＩ”Ｇ５７５００クロ スリンクド、カラ゛ｚｌ・（Ｃｒｏｓｓ　ｌ−１ｎｋｅｄ　５ｅａｌａｎｔ）Ｊ という名称で入■−できるシ橋ブ子ルゴムマスチックから構成した。複数本の帯 状のマスブ・ンクを層状に重ねる。：とにより、実例１に記載ルた型の中にンー ラント材を入れた。

型の開Ｌ】側にＦｒ−検力をかけることｌコ′より、マスチック炙、図２に示す 形状を有するボイドのない凝集塊に形成した。このマスチック材のショア−００ 型硬度は３−コ、二［１イＡ・ル・プラスチックス・カン・バニ　（Ｕｎｉｒｏ ｙｔａｌ　Ｐｌａｓｔｉｃｓ　Ｃｏｍｐａｎｙ）よりエンソライｌ−（Ｅｎｓｏ ｌ　１ｔｅ）ＩＶｌという名称で人−王できるビニル−＝斗すル／／ネオブレン 独立気泡フオーム材料から形状を（Ｉち抜くことにより、上記実例１に示したも のと同様のエンドシールを構成し７に。

二Ｃ例−・１ ｔ）−バーＡ′−〉・ス・ノノンバニ−（Ｎｅｆｆ−Ｐｅｒｋｉｎｓ　Ｃｏｍｐ ａｎｙ）誹り１−ＭＳ−４Ｇ４８ＣＪとい・）名称で入手できるニトリルゴム配 合物から実例１のものと同様のエンドシールを圧縮成形した。このシールは、調 合室に一般的ｊｉ　’／１、を用い〔成形した。このゴム配音物の）ｊアーＡ型 硬度は２０であった。

害セ１ｊ 実例１〜４のシールを以下の手順に従って試験した。

スリーエム（３Ｍ）より入手できるアーモルヤヤスト埋込クロージヤー−直接射 出（Ａｒｍｏｒｃａｓｔ（登録商標）Ｂｕｒｉｅｄ　Ｃ１ｏｓｕｒｅ−Ｄｉｒｅ ｃｔ　Ｉｎｊｅｃｔｉｏｎ）（Ａ１３ｃｍＤＩ）３．０−１２という製品から形 成されるクロージヤーボデーアセンブリを利用して試験用接続部クロージヤーを 構成した。このクロージヤーボデーアセンブリは、円筒形の、長手方向に分離し たポリエチレンンートであり、その両端は円錐形で、ボデーには封入材料射出用 と圧力制御用の２つのボートが設けられている。

クロージヤーポデーを取り付けたときに開１−１部の直径が約６．４　ｃｍ　（ ２，５インチ）となるように、その両端を処理した。互いに長さの異なる２本の ポリエチレン製単一シースの無充填電話ケーブル（１００ベア／２４ゲージワイ ヤー）を使用して、試験用クロージヤーを形成した。この試験用クロージヤーア センブリの一端から１本のケーブルを突出させ、その他端からは２本のケーブル を突出させた。ケーブルの全ての端部にキャップをイー１けた。

実例１〜４のエンドシールをこのケーブルの周囲に巻き付け、取り付けたときに シールがアセンブリの円錐状端部の下側になるように配置した。１本のケーブル のみが突出している端部には、エンドソールと同じ材料から形成されたプラグを 使用した。完成したエンドシールの直径は約８．１　ｃｍ　（３，２インチ）で あった。

次に、製品の取扱説明書に従ってクロージヤーボデーアセンブリを取り付けて密 封した。２つのウオーム駆動式圧縮バンドをクロージヤーの両端近辺にそれぞれ 取り付け、クロージヤーをさらに強く保持した。次に、この試験用クロージヤー に、スリーエム（３Ｍ）より入手できる４４４２ハイゲル（Ｈｉｇｅｌ（登録商 標））封入剤を充填した。どのクロージヤーも漏れなかった。圧力噴射コーキン グガンを使用して封入剤に１．０５ｋｇ／ｃｍ”　（１５ｐｓ　ｉ）の圧力を加 えた。

やはり、どのクロージヤーアセンブリの端部からも封入剤の漏れは観察されなか った。

以上、本発明をいくつかの実施例に関して説明したが、当該技術分野において通 常の知識を有する古であればここに記載し７ていない変形を見いだしつると理解 される。Ｌ７か１ノ、そのような変形例は、以下に続く請求項の範囲内に含まれ る。

Ｆｒｃ、７ Ｆｒｃ、ＩＯ 補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）平成　６年　８月　１８

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ケーブル間及びケーブルとクロージャーとの間の空間を密封してエンドシー ル内の流体移動を制限するためのものであって、弾力性を有する柔軟な部材より なり、 上記部材が、両側面と、少なくとも１つの貫通穴と、周辺エッジ及び上記穴と連 通する上記周辺エッジに形成された切断部とを有していて上記ケーブルを上記穴 内に配置した状態で該ケーブルの用囲に位置決めされるようにしたエンドシール において、 上記部材（１８）は、外周面（３０）と、五いに離れた両端部とを有するコア部 （２０）と、該コア部（２０）を貫通して上記端部間に延在する少なくとも一対 の円筒形の穴（２４）を形成する■手段（２５）とを有し、上記各穴の一分のエ ッジは上記コア部（２０）の外周面（３０）と連通していて上記コア部の外周面 （３０）から上記各穴（２４）に通じる入口スロットが形成されており、かつ、 両側エッジを介して接続する両面（３２，３４）と、自由端（３６）とを有する 伸長尾部（２２）が上記コア部（２０）につながっており、上記尾部（２２）は 、上記コア部（２０）の表面と一体であり、上記両面の一方（３２）が上記穴（ ２４）の１つを形成する上記壁手段（２５）に対して接線上に形成される状態で 上記コア部（２０）の表面から延在し、さらに、上記尾部（２２）は、上記コア 部（２０）の上記外周面（３０）に巻き付いて上記各穴（２４）の入口スロット とその中に配置されるケーブル全てを覆うのに十分な長さを有し、上記尾部（２ ２）の自由端（３６）は厚みの減少した末端に対してテーバー状をなしているこ とを特徴とするエンドシール。 ２．上記各穴（２４）の円弧状寸法構成は互いに異なり、該各穴（２４）は周囲 所定間隔毎に上記コア部（２０）に形成されていることを特徴とする請求項１記 載のエンドシール。 ３．上記エンドシールは固有の自己接着性を有する材料より形成され、上記尾部 （２２）と上記コア部（２０）との間にかつ該コア部の周囲に巻かれて重なり合 った上記尾部（２２）の間に高い摩擦係数が生じることを特徴とする請求項１記 載のエンドシール。 ４．上記尾部（２２）はその長手方向に沿ってテーパー状をなしており、上記尾 部（２２）の自由端（３６）における幅は隣接する上記コア部（２０）よりも狭 いことを特徴とする請求項１記載のエンドシール。 ５．上記尾部（２２）はその幅の横断方向にテーパー状を伏しており、一方のエ ッジは、上記尾部（２２）の長手方向に沿って、他方のエッジよりも次第に薄く なっていることを特徴とする請求項１記載のエンドシール。 ６．上記尾部（２２）はその幅の横断方向にテーパー状をなしており、一方のエ ッジは、上記尾部（２２）の長手方向に沿って、他方のエッジよりも次第に薄く なっていることを特徴とする請求項４記載のエンドシール。 ７．上記尾部（２２）にはその長手方向に沿って互いに間隔を置いて複数本の傾 斜スリット（３１）が形成されており、協働するクロージャーの端部の直径が、 上記尾部（２２）全体が上記コア部の周囲に巻かれた状態の該コア部の直径より も小さい場合に、上記尾部（２２）の長さを容易に短縮できることを特とする請 求項１記載のエンドシール。 ８．上記コア部（２０）は実質的に円形であることを特徴とする請求項１．２， 又は６記載のエンドシール。 ９．上記コア部（２０）は実質的に楕円形であることを特徴とする請求項１，２ ，３，又は６記載のエンドシール。 １０．上記尾部（２２ｄ）には一面にリブ（３３）が形成され反対側の面に溝（ ３５）が形成されており、上記尾部を上記コア部の周囲に巻いたときに、協働す る上記リブと上記溝とにより、上記巻いた部分を上記穴の軸方向にスライドさせ るのに要する摩擦力が大きくなることを特徴とする請求項１，２，３，又は６記 載のエンドシール。 １１．上記弾性を有する柔軟な材料よりなる部材（１８）は、ゲル、エラストマ ー、マスチック、及び発泡体からなる群より選択されることを特徴とする請求項 １，２，６，又は１０記載のエンドシール。 １２．上記ボデーは、約１０〜約５０のショアーＯＯ型硬度と、１００％を越え る伸びと、約０．８ｇｍ／ｃｃ未満の密度とを有するゲルであることを特徴とす る請求項１１記載のエンドシール。 １３．上記ゲルは、少なくとも１つのジイソシアネートと、ポリオール、重合ポ リオール、及び重合アミンよりなる群より選択された少なくとも１つのイソシア ネート反応性材料とを有し、イソシアネートインデックスが１００未満であるこ とを特徴とする請求項１２記載のエンドシール。 １４．上記ゲルはポリウレアウレタンを含むことを特徴とする請求項１３記載の エンドシール。 １５．上記ゲルは、約１０〜約３０％のヒドロキシルを末端基とするポリブタジ エンと、約２〜約２０％の二官能性アミンを末端基とするブタジエンアクリロニ トリル重合体と、約３〜約８％のＣ３５二量体酸ジイソシアネートと、約２５〜 約５０％の植物油と、約１５〜約４０％のポリアルファオレフィンと約０・５〜 約５％のシリカと、約０．５〜約５％の酸化防止剤と、約０．１〜約５％の亜鉛 触媒と、約５〜約２５％のガラス製マイクロバブルとを含むことを特徴とする請 求項１３記載のエンドシール。