JP3126834B2 - 2,6ージクロロベンゾイルクロリドの製造法 - Google Patents
2,6ージクロロベンゾイルクロリドの製造法Info
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- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2,6−ジクロロベン
ズアルデヒド(以下、2,6−DCBADと略記する)
を塩素化して2,6−ジクロロベンゾイルクロリド(以
下、2,6−DCOCと略記する)を効率的に製造する
ための触媒の提供にかんする。2,6−DCOCは、農
薬、医薬、染料の原料及び中間体として幅広い利用価値
を有する工業的に極めて重要な化合物である。
ズアルデヒド(以下、2,6−DCBADと略記する)
を塩素化して2,6−ジクロロベンゾイルクロリド(以
下、2,6−DCOCと略記する)を効率的に製造する
ための触媒の提供にかんする。2,6−DCOCは、農
薬、医薬、染料の原料及び中間体として幅広い利用価値
を有する工業的に極めて重要な化合物である。
【0002】
【従来の技術】従来、ベンゾイルクロリド類は、対応す
るベンゾトリクロリド類の加水分解によって得る方法が
経済的とされているが本願化合物の2,6−DCOCの
場合には、対応する2,6−ジクロロベンゾトリクロリ
ドが、2,6位の塩素置換基の立体障害により効率よく
得る事が困難であるため適用出来ない。
るベンゾトリクロリド類の加水分解によって得る方法が
経済的とされているが本願化合物の2,6−DCOCの
場合には、対応する2,6−ジクロロベンゾトリクロリ
ドが、2,6位の塩素置換基の立体障害により効率よく
得る事が困難であるため適用出来ない。
【0003】従って、これまで2,6−DCOCの製造
法としては例えば米国特許3,681,453号公報に
記載されているような、2,6−ジクロロベンザルクロ
リドを酸素の存在下、二酸化硫黄又は二酸化硫黄と塩化
チオニルの混合系にて加圧、高温下で反応させる方法。
又、特公昭49−39656号公報に記載されているよ
うな、2−クロロ−6−ニトロトルエンをピリジン及び
リン化合物の存在下、塩素化した後、ルイス酸触媒の下
に塩素酸化して2,6−ジクロロ安息香酸を得、更にそ
れを塩化チオニルと反応させて2,6−DCOCを得る
方法が知られている。
法としては例えば米国特許3,681,453号公報に
記載されているような、2,6−ジクロロベンザルクロ
リドを酸素の存在下、二酸化硫黄又は二酸化硫黄と塩化
チオニルの混合系にて加圧、高温下で反応させる方法。
又、特公昭49−39656号公報に記載されているよ
うな、2−クロロ−6−ニトロトルエンをピリジン及び
リン化合物の存在下、塩素化した後、ルイス酸触媒の下
に塩素酸化して2,6−ジクロロ安息香酸を得、更にそ
れを塩化チオニルと反応させて2,6−DCOCを得る
方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
公知技術は2,6−DCOCの工業的製造法としては、
その技術的及び経済的側面から見て不十分と言わざるを
得ない。即ち、前者は腐食性ガスを加圧下高温で取り扱
うものであり、その装置材質の選択上困難な問題を抱え
ていると共に、得られる2,6−DCOCの収率は決し
て満足のゆくものではない。又後者に於いてはその工程
が長い事、収率が物足りない事、更には最終生成物中に
2,6−ジクロロベンゾニトリルが副生する等、工業的
製造法としていずれも問題があり、更に有利な方法が求
められている。
公知技術は2,6−DCOCの工業的製造法としては、
その技術的及び経済的側面から見て不十分と言わざるを
得ない。即ち、前者は腐食性ガスを加圧下高温で取り扱
うものであり、その装置材質の選択上困難な問題を抱え
ていると共に、得られる2,6−DCOCの収率は決し
て満足のゆくものではない。又後者に於いてはその工程
が長い事、収率が物足りない事、更には最終生成物中に
2,6−ジクロロベンゾニトリルが副生する等、工業的
製造法としていずれも問題があり、更に有利な方法が求
められている。
【0005】本発明者等はかかる問題を解決すべく鋭意
検討を重ねた結果、2,6−DCBADを塩素化する際
に、触媒として低級アルキル基で置換されたテトラ置換
尿素類、ジ置換環式尿素類、又は3級アミン類を触媒と
して用いる事により、極めて効率よく、即ち高収率、高
純度かつ工業的にも合理的な操作にてにて2,6−DC
OCが得られる事を見いだし本発明を完成するに到っ
た。
検討を重ねた結果、2,6−DCBADを塩素化する際
に、触媒として低級アルキル基で置換されたテトラ置換
尿素類、ジ置換環式尿素類、又は3級アミン類を触媒と
して用いる事により、極めて効率よく、即ち高収率、高
純度かつ工業的にも合理的な操作にてにて2,6−DC
OCが得られる事を見いだし本発明を完成するに到っ
た。
【0006】従来、本発明に使用するような尿素系、又
は3級アミン系の化合物は、光照射下に行うアルキル置
換芳香族化合物の側鎖塩素化反応に於いて、核塩素置換
やハルツの副生を抑制する金属封鎖剤としての効果が公
知であったが、これ等化合物自身が本ベンゾイルクロリ
ド化のような塩素化触媒として優れた機能を有する事
は、全く予想外の事であり、かつ知られていなかった
は3級アミン系の化合物は、光照射下に行うアルキル置
換芳香族化合物の側鎖塩素化反応に於いて、核塩素置換
やハルツの副生を抑制する金属封鎖剤としての効果が公
知であったが、これ等化合物自身が本ベンゾイルクロリ
ド化のような塩素化触媒として優れた機能を有する事
は、全く予想外の事であり、かつ知られていなかった
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、2,6
−DCBADの塩素化により、効率的に2,6−DCO
Cを製造するための触媒を提供する事である。即ち本発
明は、触媒の存在下2,6−DCBADを塩素化し2,
6−DCOCを製造する方法に於いて、当該触媒として
低級アルキル基で置換されたテトラ置換尿素類、ジ置換
環式尿素類、又は3級アミン類を用いる事を特徴とする
2,6−DCOCの製造方法である。
−DCBADの塩素化により、効率的に2,6−DCO
Cを製造するための触媒を提供する事である。即ち本発
明は、触媒の存在下2,6−DCBADを塩素化し2,
6−DCOCを製造する方法に於いて、当該触媒として
低級アルキル基で置換されたテトラ置換尿素類、ジ置換
環式尿素類、又は3級アミン類を用いる事を特徴とする
2,6−DCOCの製造方法である。
【0008】本発明に使用する原料である2,6−DC
BADは2,6−ジクロロトルエンを側鎖塩素化した
後、加水分解する事により極めて容易にかつ高収率で得
られる物である。又、本発明に使用する触媒の低級アル
キル基で置換されたテトラ置換尿素類としては、テトラ
メチル尿素、テトラエチル尿素、1,1,3−トリメチ
ル−3−イソプロピル尿素等が挙げられる。低級アルキ
ル基で置換されたジ置換環式尿素類としては、1,3−
ジメチル−1,3−ペンタメチレン尿素、1,3−ジメ
チルイミダゾリジノン等が挙げられ、又3級アミン類と
しては、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン等
の飽和脂肪族3級アミン、又はトリアリルアミン等の不
飽和脂肪族3級アミン、又はトリエタノ−ルアミン、ト
リ−n−プロパノ−ルアミン、ベンジルジメチルアミ
ン、P−クロロベンジルジエチルアミン等の置換脂肪族
3級アミン、及びN−メチルピペリジン、N−メチルモ
ルホリン、キヌクリジン等の環式3級アミンが挙げられ
る。
BADは2,6−ジクロロトルエンを側鎖塩素化した
後、加水分解する事により極めて容易にかつ高収率で得
られる物である。又、本発明に使用する触媒の低級アル
キル基で置換されたテトラ置換尿素類としては、テトラ
メチル尿素、テトラエチル尿素、1,1,3−トリメチ
ル−3−イソプロピル尿素等が挙げられる。低級アルキ
ル基で置換されたジ置換環式尿素類としては、1,3−
ジメチル−1,3−ペンタメチレン尿素、1,3−ジメ
チルイミダゾリジノン等が挙げられ、又3級アミン類と
しては、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン等
の飽和脂肪族3級アミン、又はトリアリルアミン等の不
飽和脂肪族3級アミン、又はトリエタノ−ルアミン、ト
リ−n−プロパノ−ルアミン、ベンジルジメチルアミ
ン、P−クロロベンジルジエチルアミン等の置換脂肪族
3級アミン、及びN−メチルピペリジン、N−メチルモ
ルホリン、キヌクリジン等の環式3級アミンが挙げられ
る。
【0009】これ等触媒は、単独で充分にその作用を示
すものであるが、2種〜数種を組み合わせて用いてもそ
の効果が減じる事はない。又塩素化が進行すると3級ア
ミン系の触媒は発生する塩化水素により塩酸塩となる
が、それでもその触媒能が低下する事はない。即ち、3
級アミン系の触媒はその塩酸塩のような形でも用いる事
が出来る。
すものであるが、2種〜数種を組み合わせて用いてもそ
の効果が減じる事はない。又塩素化が進行すると3級ア
ミン系の触媒は発生する塩化水素により塩酸塩となる
が、それでもその触媒能が低下する事はない。即ち、3
級アミン系の触媒はその塩酸塩のような形でも用いる事
が出来る。
【0010】これ等触媒の使用量は、原料の2,6−D
CBAD1重量当たり0.3〜20重量%、好ましくは
1〜3重量%である。又、本発明に於ける塩素化の反応
温度は80〜180℃の間で行われるが、好ましくは1
20〜150℃である。
CBAD1重量当たり0.3〜20重量%、好ましくは
1〜3重量%である。又、本発明に於ける塩素化の反応
温度は80〜180℃の間で行われるが、好ましくは1
20〜150℃である。
【0011】塩素化剤としては、塩素ガス、スルフリル
クロリドのような一般的なラジカル塩素化反応に用いら
れる塩素化剤が使用されるが、製造の経済性を考慮すれ
ば塩素ガスが望ましい。又、本反応は無溶媒系で充分そ
の目的を達する事が可能で、かつ経済的にも有利である
が、反応溶媒として例えば四塩化炭素のような反応に不
活性な溶剤を用いても差し支えない。
クロリドのような一般的なラジカル塩素化反応に用いら
れる塩素化剤が使用されるが、製造の経済性を考慮すれ
ば塩素ガスが望ましい。又、本反応は無溶媒系で充分そ
の目的を達する事が可能で、かつ経済的にも有利である
が、反応溶媒として例えば四塩化炭素のような反応に不
活性な溶剤を用いても差し支えない。
【0012】目的とする2,6−DCOCは塩素化反応
終了後、減圧下で蒸留する事により容易に高純度品とし
て取り出す事が可能である。この時使用した触媒は蒸留
残査として存在し、この残査に新たに原料の2,6−D
CBADを加え、再び塩素化反応を行う事も可能であ
る。
終了後、減圧下で蒸留する事により容易に高純度品とし
て取り出す事が可能である。この時使用した触媒は蒸留
残査として存在し、この残査に新たに原料の2,6−D
CBADを加え、再び塩素化反応を行う事も可能であ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、2,6−DCBADの
塩素化により2,6−DCOCを製造する際、多核塩素
化物の生成を抑えて2,6−DCOCを高純度、高収率
で得る事が出来る。更に後処理操作が容易であり、触媒
の再使用も可能であるため廃水、産業廃棄物の量も微量
である。従って極めて効率的な2,6−DCOCの製造
方法として本発明の工業的価値は高いものである。以
下、実施例により本発明を詳細に説明する。
塩素化により2,6−DCOCを製造する際、多核塩素
化物の生成を抑えて2,6−DCOCを高純度、高収率
で得る事が出来る。更に後処理操作が容易であり、触媒
の再使用も可能であるため廃水、産業廃棄物の量も微量
である。従って極めて効率的な2,6−DCOCの製造
方法として本発明の工業的価値は高いものである。以
下、実施例により本発明を詳細に説明する。
【0014】
[実施例1]攪拌機、温度計、ガス吹き込み管及び還流
冷却器を備えた300ml反応フラスコに2,6−DC
BAD87.5gとトリエタノ−ルアミン1.75g
(2%)を仕込み、窒素ガスを導入しながら120℃に
昇温する。次いで窒素ガスを止め、同温度に保ちながら
塩素ガスを0.25g/分の速度で、計4時間17分導
入し反応を行った。この反応液をガスクロマトグラフに
て分析した結果、2,6−DCOCの生成率は99.4
%であった。更に、反応液を単蒸留して得られた2,6
−DCOCの収率は94.7%、この時の同物の純度は
99.85%であった。
冷却器を備えた300ml反応フラスコに2,6−DC
BAD87.5gとトリエタノ−ルアミン1.75g
(2%)を仕込み、窒素ガスを導入しながら120℃に
昇温する。次いで窒素ガスを止め、同温度に保ちながら
塩素ガスを0.25g/分の速度で、計4時間17分導
入し反応を行った。この反応液をガスクロマトグラフに
て分析した結果、2,6−DCOCの生成率は99.4
%であった。更に、反応液を単蒸留して得られた2,6
−DCOCの収率は94.7%、この時の同物の純度は
99.85%であった。
【0015】[実施例2]攪拌機、温度計、ガス吹き込
み管及び還流冷却器を備えた300ml反応フラスコに
2,6−DCBAD87.5gとテトラメチルウレア
1.75g(2%)を仕込み、窒素ガスを導入しながら
135℃に昇温する。次いで窒素ガスを止め、同温度に
保ちながら塩素ガスを0.25g/分の速度で、計4時
間50分導入し反応を行った。この反応液をガスクロマ
トグラフにて分析した結果、2,6−DCOCの生成率
は99.3%であった。更に、反応液を単蒸留して得ら
れた2,6−DCOCの収率は93.1%、この時の同
物の純度は99.04%であった 。
み管及び還流冷却器を備えた300ml反応フラスコに
2,6−DCBAD87.5gとテトラメチルウレア
1.75g(2%)を仕込み、窒素ガスを導入しながら
135℃に昇温する。次いで窒素ガスを止め、同温度に
保ちながら塩素ガスを0.25g/分の速度で、計4時
間50分導入し反応を行った。この反応液をガスクロマ
トグラフにて分析した結果、2,6−DCOCの生成率
は99.3%であった。更に、反応液を単蒸留して得ら
れた2,6−DCOCの収率は93.1%、この時の同
物の純度は99.04%であった 。
【0016】[実施例3−10]各種触媒を所定量仕込
み、実施例2と同様に反応を行った。反応液を単蒸留し
て得られた2,6−DCOCの収率と純度を表−1に示
す。
み、実施例2と同様に反応を行った。反応液を単蒸留し
て得られた2,6−DCOCの収率と純度を表−1に示
す。
【0017】
【表−1】
【0017】[実施例11]実施例1の蒸留残査の入っ
た300ml反応フラスコに、攪拌機、温度計、ガス吹
き込み管及び還流コンデンサ−を備え、2,6−DCB
AD87.5gを仕込み、窒素ガスを通じつつ135℃
に昇温した。窒素ガスを止め、同温度を保ちながら塩素
ガスを0.25g/分の速度で、計4時間50分吹き込
み、反応を行った。反応液をガスクロマトグラフにて分
析した結果、2,6−DCOCの生成率は99.5%と
なり、単蒸留して得られた収率は95.6%、この時の
2,6−DCOCの純度は99.73%であった。
た300ml反応フラスコに、攪拌機、温度計、ガス吹
き込み管及び還流コンデンサ−を備え、2,6−DCB
AD87.5gを仕込み、窒素ガスを通じつつ135℃
に昇温した。窒素ガスを止め、同温度を保ちながら塩素
ガスを0.25g/分の速度で、計4時間50分吹き込
み、反応を行った。反応液をガスクロマトグラフにて分
析した結果、2,6−DCOCの生成率は99.5%と
なり、単蒸留して得られた収率は95.6%、この時の
2,6−DCOCの純度は99.73%であった。
【0019】[実施例12]実施例11の蒸留残査に新
たに2,6−DCBAD87.5gを仕込み、実施例1
1と同様に反応を行った。単蒸留して得られた2,6−
DCOCの収率は95.2%及びその純度は99.52
%であった。
たに2,6−DCBAD87.5gを仕込み、実施例1
1と同様に反応を行った。単蒸留して得られた2,6−
DCOCの収率は95.2%及びその純度は99.52
%であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−74638(JP,A) 特開 昭56−71036(JP,A) 特開 平5−320093(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 51/38 B01J 31/02 102 C07C 63/70 C07B 61/00 300 C07C 51/363 CASREACT(STN)
Claims (1)
- 【請求項1】 2,6−ジクロロベンズアルデヒドを塩
素化剤と反応させ2,6−ジクロロベンゾイルクロリド
を得るに際し、低級アルキル基で置換されたテトラ置換
尿素類、ジ置換環式尿素類、又は3級アミン類の中から
から選ばれた少なくとも一種の、又は任意の組み合わせ
からなる触媒の存在下で反応する事を特徴とする2,6
−ジクロロベンゾイルクロリドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04323826A JP3126834B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 2,6ージクロロベンゾイルクロリドの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04323826A JP3126834B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 2,6ージクロロベンゾイルクロリドの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06145100A JPH06145100A (ja) | 1994-05-24 |
JP3126834B2 true JP3126834B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=18159032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04323826A Expired - Fee Related JP3126834B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 2,6ージクロロベンゾイルクロリドの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3126834B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06311U (ja) * | 1992-06-18 | 1994-01-11 | 本間冬治工業株式会社 | 裏漉し |
CN102336692A (zh) * | 2010-07-20 | 2012-02-01 | 住友化学株式会社 | 用于制备3-(甲硫基)丙醛的方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5182198B2 (ja) | 2009-04-06 | 2013-04-10 | 住友化学株式会社 | 3−メチルチオプロパナールの製造方法 |
CN109096086A (zh) * | 2018-09-28 | 2018-12-28 | 石家庄绿田科技有限公司 | 一种2,6-二羟基苯甲酸的制备方法 |
CN114702380B (zh) * | 2022-04-07 | 2024-03-19 | 河南特格纳特科技有限公司 | 一种联产对氯苯甲酰氯和己酰氯的方法及其酰氯产品 |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP04323826A patent/JP3126834B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06311U (ja) * | 1992-06-18 | 1994-01-11 | 本間冬治工業株式会社 | 裏漉し |
CN102336692A (zh) * | 2010-07-20 | 2012-02-01 | 住友化学株式会社 | 用于制备3-(甲硫基)丙醛的方法 |
CN102336692B (zh) * | 2010-07-20 | 2014-04-30 | 住友化学株式会社 | 用于制备3-(甲硫基)丙醛的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06145100A (ja) | 1994-05-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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