JP3125123B2 - ウエザーストリップの型成形方法 - Google Patents

ウエザーストリップの型成形方法

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JP3125123B2 JP05330014A JP33001493A JP3125123B2 JP 3125123 B2 JP3125123 B2 JP 3125123B2 JP 05330014 A JP05330014 A JP 05330014A JP 33001493 A JP33001493 A JP 33001493A JP 3125123 B2 JP3125123 B2 JP 3125123B2
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徹 安保
幸雄 多谷本
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中空状押出成形部に対
して、型成形部を一体に型成形するに当たって、押出成
形部に下内向き傾斜凹面(いわゆるアンダー)がある場
合のウエザーストリップの型成形方法の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図1乃至図3を参考にして説明する。図
中に二等辺三角形の頂角から下した中線の一方を塗潰し
た記号を使用しているが、これは塗潰し側が型成形部を
表わし、非塗潰し側が押出成形部を表わしている。従
来、ウエザーストリップの中空状押出成形部10に、そ
れと略同断面形状の型成形部20を一体に型成形するに
当たって、型成形部20のうち、上型50で成形する部
分には下内向き傾斜凹面が存在しないけれども押出成形
部10に下内向き傾斜凹面30(いわゆるアンダー)が
存在する場合、上型50は、成形及び離型を容易にする
ため、押出成形部10との接続部分に下内向き傾斜凹面
30を含む部分を成形するための補助上型52とその他
の部分を成形する主上型51とに分割する必要がある。
【0003】なお、その補助上型52と主上型51との
型境界面(パート)Pは、図2及び図3に示すように、
押出成形部10と型成形部20との接続面X付近では、
ウエザーストリップの頂部Tを走り、その先は、型境界
面Pから遠ざかるに従って、下方に移動し、最後は下型
60の上面に達するように形成してある。その他、25
はボディ或いはドアに取付ける取付部、26,26は取
付用クリップ孔である。
【0004】そのため、上記従来のウエザーストリップ
の型成形方法は、金型、特に上型50が分割されて、複
雑であって、金型加工費が高く、且つ、主上型51と補
助上型52との型境界面Pに生じたバリを除去する必要
であると共に、そのバリ跡が残って、外観が損なわれる
と言う問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のウエザーストリップの型成形方法は、
金型加工費が高く、且つ、除去しなければならないバリ
が多く、そのバリ跡が残って、外観が損なわれることで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】図4乃至図6を参考にし
て説明する。本発明は、ウエザーストリップの中空状押
出成形部10に、それと略同断面形状の型成形部20を
一体に型成形するに当たって、上型50で成形する型成
形部分に下内向き傾斜凹面が存在しないけれども押出成
形部10のうち、前記型成形部20の上型50で成形す
る部分と接続する押出成形部分に下内向き傾斜面30が
存在するウエザーストリップの型成形方法であって、挿
入中芯80で頂部Tを上方に変位して、押出成形部10
の断面形状を下内向き傾斜凹面が存在しない如く変形す
る工程、及び上型50の押出成形部10との接続部分の
断面形状を、前記変形押出成形部10の断面形状に一致
する如く形成する工程を含むウエザーストリップの型成
形方法である。
【0007】
【実施例】実施例について説明すると、10はウエザー
ストリップの中空状押出成形部、20はその押出成形部
10に対して一体に型成形すると共に押出成形部10と
略同断面形状の型成形部、25は図示されないボディ或
いはドアに取付ける取付部、26,26は取付用クリッ
プ孔であって、上型50,下型60及び中芯80によっ
て成形する。
【0008】なお、適用するウエザーストリップは、図
5に細線で示す如く、押出成形部10の型成形部20の
上型50で成形する部分と接続する押出成形部分には下
内向き傾斜凹面30があるが、図6に示す如く、型成形
部20の上型50で成形する部分には、下内向き傾斜凹
面が存在しない。
【0009】成形方法について、さらに詳細説明する
と、図5に太線で示す如く、押出成形部10の頂部T
を、中芯80によって上方に変形することによって、そ
の断面形状を下内向き傾斜凹面を解消させる如く変形
し、その変形状態の押出成形部10の断面形状に合わせ
て、上型50の押出成形部10に対する接続面Xの断面
形状Sを形成する。
【0010】また、上型50の型成形部20の本体部分
に至るまでの接続部分の上型50の断面形状Sは、型成
形部20の本体部分の断面形状Sに向かって連続的に徐
変させてある。従って、上型50で成形する型成形部2
0のどの部分にも、下内向き傾斜凹面が不要なため、上
型50は、従来例のように、分割する必要がなく一体と
することが出来る。なお、中芯80の断面形状は、上型
50の断面形状Sに合わせて形成する。
【0011】作用について説明すると、上記断面形状S
の上型50,下型60,及び中芯80により、成形した
型成形部20の接続部分は、離型すると、図5に細線で
示す如く、型成形部20の本体部分と共に本来の製品断
面形状に戻るため、押出成形部10に近い型成形部分に
は、下内向き傾斜凹面30が形成されるが、本体部分に
は下内向き傾斜凹面が存在しない。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
上型の型割りが1枚低減され、金型加工費が低減され、
作業性・生産性が向上する。また、従来例比べてにバリ
が減少し、外観が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図5】図4のC−C断面図である。
【図6】図4のD−D断面図である。
【符号の説明】
10 押出成形部 20 型成形部 25 取付部 26 クリップ孔 30 下内向き傾斜凹面 50 上型 51 主上型 52 補助上型 60 下型 80 中芯 P 型境界面 S 上型の断面形状 T 頂部 X 接続面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 33/76 B60J 10/08 B60R 13/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエザーストリップの中空状押出成形部
    (10)に、それと略同断面形状の型成形部(20)を
    一体に型成形するに当たって、上型(50)で成形する
    型成形部分に下内向き傾斜凹面が存在しないけれども押
    出成形部(10)のうち、前記型成形部(20)の上型
    (50)で成形する部分と接続する押出成形部端面に下
    内向き傾斜凹面(30)が存在するウエザーストリップ
    の型成形方法において、挿入中芯(80)で頂部(T)
    を上方に変位して、押出成形部(10)の断面形状を下
    内向き傾斜凹面が存在しない如く変形する工程、及び上
    型(50)の押出成形部(10)との接続部分の断面形
    状を、前記変形押出成形部(10)の断面形状に一致す
    る如く形成する工程を含むウエザーストリップの型成形
    方法。
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