JP3123760U - 消しゴムケース - Google Patents

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Abstract

【課題】別途部材を追加するなどのコストアップを招くことなく、消しゴムの使用者にとって扱いが容易で、消しゴムが小さく磨り減っても当初の形状をほぼ維持したまま当初のデザイン性や広告効果を損なうことなく消しゴムを保持することができる消しゴムケースを提供する。
【解決手段】消しゴムケース10の角部を内側へ切り起こすことにより、消しゴム20の底部22が係止するL字型またはくの字型の係止段部12を形成可能とする切り起こし部11を、消しゴムケース10の角部に対して直交させて設ける。
【選択図】 図1

Description

本考案は、紙や薄いプラスチックなど、主に変形し易い材質により構成する、柱状の消しゴムの側面を覆う消しゴムケースに関するものである。
従来、消しゴムケースは厚紙などの変形し易い材質によって柱状の消しゴムの側面を包むように形成するのが一般的である。ところで、使用により消しゴムが磨り減ってケースの長さよりも短くなると、消しゴムの使用者は消しゴムの一端をケースに押し込むことにより消しゴムの他端をケース外へ出して使用することが一般的である。
このようにした場合、ケースの一端に空洞が生じ、その状態のまま使用すると押し出した消しゴムがケース内に戻ってしまうため、消しゴムがケース内に戻らないようケースの空洞部分を握りつぶして消しゴムを使用すると、その部分のケースが皺になり、見栄えが悪い上に持ちにくくなるという問題があった。
一方、消しゴムを押し込むことにより空洞となった部分のケースをカッターナイフなどにより切除すれば、ケースが皺になることは無い。しかし、消しゴムケースには独自のデザインが施されたり、広告が印刷されていることが一般的であり、ケースの一部を切除してしまうとこれらのデザイン性や広告効果が失われてしまう。
また、消しゴムの使用者の中には、ケースが皺になったり、これを防ぐためにカッターナイフなどで切除しなければならないことを疎ましく思い、ケースを破棄して消しゴムを裸で使用する者も出てくるが、そうするとケースのデザイン性や広告効果が失われてしまうのみならず、消しゴムの全面が露出するため全ての角部が磨り減って丸くなり、転がって紛失し易くなるという問題があった。
このようなものに対して、数段階に長さが変わるケースによって消しゴムを最後まで経済的に使い切ることができる消しゴムケースが以下の特許文献において提案されている。
実開平07−2092号公報
これは図6に示すように、数段階に長さが変わるケース1の4つのひら6は、数段階に折り目がついていて折り曲げることが可能になっている。消しゴムが短くなることにひら6を折り曲げてゆき、短くなった消しゴム5の一端を出すようにして保持する。又、各ひら6同士は隣接する角部において繋がっていないため、ケース1の外側に別途ケースを設けることにより、折り曲げたひら6を固定するようにしている。これにより、消しゴムが磨り減って小さくなってもケースが皺になることがなく、ケースを切除する必要も無い。
しかし、消しゴムケースを折り曲げてしまうと、当初の形状からは大きく変形してしまうため、当初のデザイン性や広告効果が損なわれてしまうことに変わりは無い。また、ケースを折り曲げたひらを固定するために別途これをカバーするケースが必要となり、消しゴムケースの製作にかかるコストが増大するという問題がある。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、別途部材を追加するなどのコストアップを招くことなく、消しゴムの使用者にとって扱いが容易で、消しゴムが小さく磨り減っても当初の形状をほぼ維持したまま当初のデザイン性や広告効果を損なうことなく消しゴムを保持することができる消しゴムケースを提供することにある。
本考案は前記目的を達成するため、第1に、柱状の消しゴムの側面を覆う消しゴムケースにおいて、ケースを内側へ切り起こすことにより、消しゴムの一端が係止する係止段部を形成可能とする、易変形の材質からなる切り起こし部を設けること、第2に、ケースは角柱状であり、L字型またはくの字型の係止段部を形成可能とする切り起こし部を、ケースの角部に対して直交させて設けること、第3に、ケースは四角柱状であり、切り起こし部をケースの対角線上に千鳥状に設けること、第4に、ケースの延在方向に沿って、切り起こし部の間隔を変更すること、または、ケースの一端に行くにしたがって、切り起こし部の間隔を狭めることを要旨とするものである。
請求項1記載の本考案によれば、消しゴムが磨り減って短くなったら、消しゴムケースに設ける切り起こし部をケース内側へ切り起こすことにより、ケース内の消しゴムの端をこの係止段部に係止させてケース内に戻らないよう保持することができる。このように、変形する部分が切り起こし部のみにとどまるため、当初の消しゴムケースの形状をほぼ維持したまま当初のデザイン性や広告効果を損なうことなく消しゴムを保持することができる。
また、この係止段部は、消しゴムの使用者が消しゴムケース角部に設ける切り起こし部を鉛筆の先などを使ってケース内側へ切り起こすだけで実現できるので、消しゴムの使用者にとって扱いが容易である。
なお、切り起こし部は紙や薄いプラスチックなどの易変形の材質により構成することで、容易に切り起こすことができるが、ケース全体を易変形の材質により構成した場合には、消しゴムケースに予め切れ目を入れておくか、その部分を切れ易い様に形成するだけで良く、ケース全体を硬質の材質により構成した場合には、切り起こし部の厚みを薄くすることで易変形とすることができるので、いずれにしても別途部材を追加するなどのコストアップを招くことがない。
また、消しゴムケースの形状は消しゴムの形状に合わせるものであり、角柱状の消しゴムの側面を覆う場合には角柱状に、円柱状の消しゴムの側面を覆う場合には円柱状に作成するものであるが、いずれの場合においても、消しゴムの底部を安定して保持できるよう、係止段部を形成する切り起こし部は、同一断面上において2以上を均等間隔で設けることが好ましい。
請求項2記載の本考案によれば、ケースが角柱状である場合において、L字型またはくの字型の係止段部を形成可能とする切り起こし部を、ケースの角部に対して直交させて設けるようにしたから、これを切り起こすことにより形成される係止段部もケースの角部に対して直交するものとなり、同様にケースの角部に対して直交する消しゴムの端に接する係止段部の面積が最大となり、消しゴムをより安定して保持できる。
請求項3記載の本考案によれば、一般的である四角柱状の消しゴムの側面を覆う四角柱状のケースに対して、切り起こし部をケースの対角線上に設けるようにしたから、切り起こし部の数を必要最小限にとどめ、切り起こし部を形成するコスト及び切り起こし部の存在によるケースの強度低下を最小限にとどめることができる。
すなわち、短くなった消しゴムの端は、四隅全てをケースに係止させなくとも、対角線上の2つの係止段部によって安定して保持することが可能であり、係止段部を形成可能な切り起こし部をケースの対角線上に設けるようにすることで、切り起こし部の数を必要最小限にとどめることができる。
また、切り起こし部をケースの対角線上に千鳥状に設けるようにしたから、切り起こし部をケースの1箇所に偏らずに分散させて、ケースの強度を維持することができる。
請求項4記載の本考案によれば、ケースの延在方向に沿って、切り起こし部の間隔を変更することにより、様様な使用状態に合わせて消しゴムを保持する位置を調節することができる。
請求項5記載の本考案によれば、ケースの一端に行くにしたがって、切り起こし部の間隔を狭めるようにしたから、消しゴムが磨り減って短くなっても、消しゴム全体の長さに対するケース内に収まる部分の長さの割合を微調節して適正に保つことができる。
本考案の消しゴムケースは、別途部材を追加するなどのコストアップを招くことなく、消しゴムの使用者が簡単に扱える仕組みによって、消しゴムが小さく磨り減っても当初の形状をほぼ維持したまま当初のデザイン性や広告効果を損なうことなく消しゴムを保持することができる。
以下、図面について本考案の実施形態を詳細に説明する。図1は本考案の消しゴムケースの1実施形態の使用状態を示す全体斜視図である。
四角柱状の消しゴム20の側面を覆う紙製の消しゴムケース10は、消しゴム20と同様に四角柱状であり、その角部に、複数の切り起こし部11を設ける。
図2に示すように、切り起こし部11は、消しゴムケース10の角部に対して直交するように、2本の切れ目11aを平行に入れるようにして形成する。平行な2本の切れ目11aの両端をつなぐ線が、折り目11bとなる。
また、切り起こし部11を設ける位置は、四角柱の対角線上に千鳥状に設ける。すなわち、切り起こし部11が位置する部分の断面において、1対の切り起こし部11を対向させるとともに、四角柱の延在方向に沿って交互の角に切り起こし部11を設ける。
更に、消しゴムケース10の一端(図中左側端)に行くにしたがって、切り起こし部11を設ける間隔を狭める。すなわち、当初消しゴム20の底部22が存在した側の端(図中右側端)に最も近い切り起こし部11から次の切り起こし部11までの長さL1よりも、そこから更に消しゴムの頭部21までの長さL2の法が短くなるように、切り起こし部11を設ける。
この切り起こし部11は図3に示すように、外側から押し込むことにより、折り目11bの部分で折れ、消しゴムケース10の内側にL字型またはくの字型の係止段部12として切り起こすことができるものである。
係止段部12部分の断面図である図4にも示すように、係止段部12は消しゴムケース10の角部を内側へ切り起こして形成するものであり、消しゴムケース10の角部に対して直交している。
次に、本実施例の消しゴムケース10の使用方法について説明する。図1に示すように、使用により消しゴム20が磨り減って短くなると、消しゴムの使用者は消しゴム20の頭部21が適度に消しゴムケース10の一端(図中左側端)から出るように消しゴム20を寄せて、鉛筆の先などを使って切り起こし部11を内側へ押し込み、係止段部12を形成する。
消しゴム20の底部22は、対角線上に位置する一対の係止段部12に係止するから、消しゴム20が消しゴムケース10内に引っ込んでしまうことが無く、頭部21が適度に出た状態を保つことができる。
また、係止段部12は消しゴムケース10の角部に対して直交するものであるから、同様に消しゴムケース10の角部に対して直交する消しゴム20の底部22に接する面積が最大となり、消しゴム20の底部22をより安定して係止することができる。
なお、消しゴム20を安定して保持するため適度に消しゴムケース10内に収めつつ、消しゴム20の頭部21を適度に消しゴムケース10の外に出しておく必要があるので、使用により消しゴム20が磨り減って短くなると、消しゴムケース10に対する消しゴム20の位置を微調節する必要があるが、切り起こし部11の間隔は一端に行くほど短いから、微調節が可能である。
そして、係止段部12を形成することにより変形する部分は切り起こし部11のみであるから、消しゴムケース10はほぼ当初の形状を維持することができる上、切り起こし部11の位置は消しゴムケース10の作成時から決められるものであるから、消しゴムケース10に施すデザインや広告に影響を与えないように配慮した位置に切り起こし部11を設定することがでる。
よって、消しゴムが小さく磨り減っても当初の形状をほぼ維持したまま当初のデザイン性や広告効果を損なうことなく消しゴムを保持することができる。
なお、図5は消しゴムケース10の別の使用状態を示す全体斜視図であるが、図5に示すように、両端に消しゴム20を入れて使用しても良い。この場合、両側から消しゴム20を入れることを予め想定して、消しゴムケース10を作成するようにしても良い。
例えば、図示はしないが、消しゴムケース10の角部に直交する切り起こし部11を対角線上に千鳥状に設けるとともに、切り起こし部11の数が多い場合(例えば5以上の場合)は消しゴムケース10の両端に行くほど切り起こし部11同士の間隔を狭めるようにし、使用により消しゴム20が磨り減って短くなっても、消しゴム20の頭部21が適度に出るよう、微調節可能としても良い。
消しゴムケース10の両側を使用する場合は、例えば、当初から使用している消しゴム20を一端に入れ、断面のサイズが同じ別の消しゴム20を他端に入れるようにすれば、消しゴムケース10の両端から消しゴム20の頭部21を出して使用することができるから、消しゴムケース10の広告効果をより長期間得ることができる。
本考案の消しゴムケースの1実施形態の使用状態を示す全体斜視図である。 消しゴムケースの使用前の状態を示す全体斜視図である。 一部の切り起こし部を内側へ切り起こした状態を示す全体斜視図である。 係止段部での消しゴムケースの縦断側面図である。 本考案の消しゴムケースの別の実施形態の使用状態を示す全体斜視図である。 従来の消しゴムケースの1実施形態を示す全体斜視図である。
符号の説明
1 ケース 5 消しゴム
6 ひら 10 消しゴムケース
11 切り起こし部 11a 切れ目
11b 折り目 12 係止段部
20 消しゴム 21 頭部
22 底部

Claims (5)

  1. 柱状の消しゴムの側面を覆う消しゴムケースにおいて、ケースを内側へ切り起こすことにより、消しゴムの一端が係止する係止段部を形成可能とする、易変形の材質からなる切り起こし部を設けることを特徴とする消しゴムケース。
  2. ケースは角柱状であり、L字型またはくの字型の係止段部を形成可能とする切り起こし部を、ケースの角部に対して直交させて設ける請求項1記載の消しゴムケース。
  3. ケースは四角柱状であり、切り起こし部をケースの対角線上に千鳥状に設ける請求項1または請求項2記載の消しゴムケース。
  4. ケースの延在方向に沿って、切り起こし部の間隔を変更する請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の消しゴムケース。
  5. ケースの一端に行くにしたがって、切り起こし部の間隔を狭める請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の消しゴムケース。
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