JP3785112B2 - 折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシート - Google Patents

折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシート Download PDF

Info

Publication number
JP3785112B2
JP3785112B2 JP2002114931A JP2002114931A JP3785112B2 JP 3785112 B2 JP3785112 B2 JP 3785112B2 JP 2002114931 A JP2002114931 A JP 2002114931A JP 2002114931 A JP2002114931 A JP 2002114931A JP 3785112 B2 JP3785112 B2 JP 3785112B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
perforation
thickness
cut
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002114931A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003312717A (ja
Inventor
悟 篠丸
裕司 北原
進自 坂本
Original Assignee
富士包装紙器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士包装紙器株式会社 filed Critical 富士包装紙器株式会社
Priority to JP2002114931A priority Critical patent/JP3785112B2/ja
Publication of JP2003312717A publication Critical patent/JP2003312717A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3785112B2 publication Critical patent/JP3785112B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、プラスチックシートを折り曲げ加工し、包装用箱やケースを作成する場合、プラスチックシートに折り曲げ線を形成し、この折り曲げ線に沿って曲げ加工を行っている。
この種のプラスチックシート用折り曲げ線は、プラスチックシートの厚み方向に凹ませた押罫と呼ばれる凹溝からなるものと、ミシン目と呼ばれるように切り目を断続的に形成したものとが知られている。
【0003】
ところが、押罫のみでは、折り曲げ加工時に、シートの弾性により形状が回復して直角等の所定角度に曲がらなかったり、隣接する平面が湾曲しやすいと言った欠点があることは勿論、折り曲げに要する力が大きく必要となり、製箱機による自動の曲げ加工では、曲げ加工が出来ないといった問題があった。
また、ミシン目にあっては、切り目と切り目との間に残される部分がシートの厚みと等しくなるため、折り曲げに要する力が多く必要となり、折り曲げ性が悪くなるという問題があり、特に、切り目の長さを短くした場合、その傾向が顕著に現れる。
【0004】
そのため、従来の押罫を改良したものとして、特許第2536538号のように、凹溝の底部に、長さ方向に沿って断続孔を形成することにより、小さな力で折り曲げが可能であり、しかも所定角度で綺麗に折り曲げできるようにしたものが提案されている。このように、押罫と呼ばれる凹溝の形状を改良したものとしては、特許第2541252号、同第2546326号、同第2898884号、同第3000387号、同第3198389号等が知られているが、重量物を収納する箱や、何度も繰り返し開閉する等、折り曲げ回数が多くなる箱の場合、折り曲げ線が破断してしまい、折り曲げ線から破れ易いという欠点が指摘されている。
【0005】
この強度不足の欠点を指摘し、これを改良した特許として、特許第2541253号が提案されている。この発明に係るプラスチックシート101は、図5(A)に示すように、凹溝100による折り曲げ線について、その長さ方向に、浅い凹溝102と深い凹溝103とを交互に形成すると共に、浅い凹溝102と深い凹溝103との境界に、補強リブ105を形成したものである。この補強リブ105の採用によって、浅い凹溝102の部分のシートが破断されにくく、折り曲げ線全体の破壊が生じないようにしたものであるが、逆に、補強リブの存在によって、折り曲げの良好性が損なわれるおそれがある。
【0006】
特にこの特許第2541253号にあっては、図5(B)に示すように、深い凹溝103の代わりに切り目104を採用することも出来るとし、その実施例では、補強リブ105の厚みをシートの厚みと同一としたものが示されている。
この図5(B)に示す、切り目104を採用したものは、従来のミシン目を設けたシート201(図5(C)参照)の改良であるとも言えるが、従来のミシン目のシート201と同様、折り曲げに要する力が大きくなる等、折り曲げ性が悪くなるというおそれがある。特に、従来のミシン目の場合には切り目202となる部分が、この図5(B)の場合には貫通しない浅い凹溝102となっているため、折り曲げ性が悪くなるという問題が顕在化し易いと言える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記の事情に鑑み、本願発明は、ミシン目(即ち、シートを貫通しない非貫通部とシートを貫通する切り目とが交互に配列された折り曲げ線)を採用したプラスチックシートにおいて、折り曲げ性の良好さと、折り曲げ線の強度保持との両立困難な要求を満足させることができる折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシートを提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで本願の請求項1の発明は、シート1の表面11から裏面12に貫通する切り目2を断続的に形成することにより、シート1を貫通しない非貫通部3、4とシート1を貫通する切り目2とが交互に配列された折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシートにおいて、切り目2と切り目2との間の非貫通部3、4は、シート1の厚みと等しい厚みの全厚部3と、シート1の厚みより小さな厚みの押罫部4との2種類から構成され、全厚部3と全厚部3との間には、2つの切り目2と1つの押罫部4とが、切り目2、押罫部4、切り目2の順序で配位され、シート1の厚みが0.1〜1.0 mm 、切り目2の長さa1が0.2〜3.0 mm 、全厚部3の長さb1が0.2〜2.0 mm 、押罫部4の長さc1が0.2〜2.0 mm 、切り目2のシート表面11における開口幅a2が0.4〜0.9 mm 、押罫部4のシート1表面11における開口幅c2が0.4〜0.9 mm 、押罫部4の厚みc3がシート1厚みの20〜80%であることを特徴とする折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシートを提供することにより、上記の課題を解決する。
本願の請求項2の発明は、切り目2と押罫部4とのシート1表面11における開口幅を等しくしたことを特徴とする請求項1に記載の折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシートを提供する。
本願の請求項3の発明は、ミシン目の長さ方向に沿う断面において、全厚部3は、表面31の長さが裏面32の長さより短い台形状をなすものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシートを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態を説明する。
図1(A)は本願発明の実施の形態に係る折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシートを形成するためのミシン刃の正面図であり、図1(B)は同シートのミシン目の長手方向に沿う断面図であり、図1(C)は同シートの平面図である。図2は同シートの斜視図であり、図3は同シートを形成するためのミシン刃の側面図である。
【0010】
この実施の形態に係るプラスチックシート1は、厚みが約0.1〜1.0mm、好ましくは0.2〜0.6mm程度のもので、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、プリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート等の種々のプラスチック単体や、これらの異種若しくは同種のプラスチックの積層体、これらのプラスチックと紙、金属箔等との複合体等々、硬質のプラスチックを主体とするシート状体を用いることができる。
【0011】
このプラスチックシート1は、シート1の表面11から裏面12に貫通する切り目2を断続的に形成したもので、シート1を貫通しない非貫通部3、4とシート1を貫通する切り目2とが交互に配位されることにより、1本のミシン目が構成されている。
【0012】
非貫通部3、4は、シート1厚と等しい厚みの全厚部3と、シート1厚より小さな厚みの押罫部4との2種類から構成されており、全厚部3と押罫部4とが所定の順序で配列されている。この実施の形態では、全厚部3と押罫部4とが交互に配列されており、ミシン目は、全厚部3、切り目2、押罫部4、切り目2が、この順序で繰り返して形成されることとなる。尚、全厚部3と押罫部4との配列の順序は、2個の全厚部3と1個の押罫部4、1個の全厚部3と2個の押罫部4等々、種々変更して実施できる。
【0013】
ミシン目の長手方向に沿う長さ(以下、「長さ」とは原則としてミシン目の長手方向に沿う長さを言う。)は、切り目2の長さa1が0.2〜3.0mm(より好ましくは1.5mm以下)、全厚部3の長さb1が0.2〜2.0mm(より好ましくは1.0mm以下)、押罫部4の長さc1が0.2〜2.0mm(より好ましくは1.0mm以下)が適当であるが、この長さは適宜変更して実施し得る。
ミシン目の長手方向と直交する方向の幅(以下、「幅」とは原則としてミシン目の長手方向と直交する方向の幅を言う。)については、切り目2のシート表面11における開口幅a2は0.4〜0.9mm程度が好ましく、押罫部4のシート1表面11における開口幅c2も0.4〜0.9mm程度が好ましい。両開口幅a2、c2は、等しくしておくことが折り曲げの線を綺麗なものとする点では最も好ましいが、異なる開口幅として実施することもできる。
切り目2のシート裏面12における開口幅a3は、0〜0.5mmが適当で、より好ましくは0.2mm以下であり、完全に開口していなくとも、折り曲げることによって開口するものであってもよい。
【0014】
また、ミシン目の長さ方向に沿う断面において、全厚部3は、表面31の長さが裏面32の長さと等しいものとしてもよいが、この例にあっては、図1(B)に示すように、表面31の長さb2を、裏面32の長さ(即ち、前述の全厚部3の長さb1)よりも短く設定し、その断面形状を台形としている。この例では、表面31の長さb2を、裏面32の長さb1の50%としているが、好ましくは20〜100%未満、より好ましくは30〜75%とする。これは、全厚部3の長さを短くすると折り曲げ易くなるが、短くなりすぎると折り曲げ線の強度が低下することを考慮し、表裏の長さを変えることによって、折り曲げやすく、且つ、適当な強度を保つことができるようにしたものである。
押罫部4の厚みc3は、シート1厚みの20〜80%が適当であり、好ましくは0.05〜0.5mm、より好ましくは0.1〜0.3mm程度とする。
【0015】
このミシン目の形成は、図1(A)に示すミシン目形成刃10を用いて実施することができる。より具体的には、ミシン目形成刃10と平坦な受け台(図示せず)との間でシート1を挟圧することによって、シート1を上記の形状に加工する。このミシン目形成刃10には、シート1を上記の形状に対応して、切り目を形成する切刃20と、押罫部4を形成する押罫加工部40とが、非加工部30から突出するように形成されている。非加工部30は、全厚部3を形成するもので、その底は、シート1に接触しないように深く形成されている。
【0016】
刃10の長手方向と直交する方向の断面を図3に示す。この図3から理解されるように、刃10は先端に向かうに従って細くなっており、その先端角xを90度としている。この先端角xは、切り目2及び押罫部4の幅方向の断面における側面の傾斜の角度としてシートには現れるもので、30〜120度の範囲で適宜変更できるが、好ましくは75〜90度とする。このように、比較的大きな角度(45度より大なきな角度)とすることによって、同じ厚みのシートにあっても、角度の小さなもので形成するより、シート表面に開口幅a2、c2を大きなものとすることができ、より小さな力で曲がりやすいミシン目を形成することができる。
【0017】
この例では、トムソンと呼ばれる直線状に形成された刃をシート上に押し付けて加工するものを例示したが、ロータリーカッターと呼ばれるようなドラム外周に刃を設けてシートを受けローラとの間に通すことによって加工するもので実施することもできる。また、このミシン目形成刃10は、プラスチックシートをケースの展開形状に打ち抜く切刃と併用して、ケースの全体を打ち抜くと同時にミシン目をも加工することができるが、両者を別工程で実施することも不可能ではない。また、シートの表面側から加工したが、裏面側から加工することもでき、複数工程によって表裏の双方から加工を行うこともできる。
例えば、図4に示すように、シート1の表面側から、切り目2a、押罫部4a、切り目2aを一組として加工し、シート1の裏面側から、切り目2b、押罫部4b、切り目2bを他の一組として加工し、両組を交互に表裏から形成するようにすることもできる。これにより、折り目線の断面形状が、シートの表面側と裏面側とで対称となり、表裏の何れの側から折り曲げても、即ち、谷折りとしても山折りとしても同じ条件で折り曲げることができる。
尚、図示は省略するが、裏面側からは1本の溝を形成し、この溝に対して、表面側から若しくは裏面側から図1、図4に示す加工を施すようにしてもよい。さらに、本願のミシン目を、複数本近接させて設けることによって、1つの折り目線を形成するものとしてもよい。
【0018】
以上のように、本願発明では、切り目2の長さa1が3.0mm以下、より好ましくは1.5mm以下のものであっても、非貫通部として全てを全厚部3とするのではなく、押罫部4を所定順序で形成するようにしたため、従来のミシン目による折り曲げ線の問題であった曲がり難さを解消することができたものである。他方、折り曲げ強度の低下の問題については、全厚部3を残すことによって、たとえ押罫部4が破断しても、全厚部3にてその破断を止めることができ、全体が破断してしまうことを防止し得たものである。しかも、面高低の調整(即ち、プラスチックシートをケースの展開形状に打ち抜く切刃との高さの調整)にあっても、従来のミシン目の技術を応用できるため、微調整が容易であり、加工精度も向上させることができる。
【0019】
【実施例】
以下、このプラスチックシートの実施例を示すが、本願発明はこの実施例に限定して理解されるべきではない。
(実施例1)0.5mm厚みのポリエチレンテレフタレート製のシートに対して、切り目2の長さa1が1.0mm、全厚部3の長さb1が0.4mm、押罫部4の長さc1が0.4、切り目2のシート表面11における開口幅a2が0.7mm、押罫部4のシート1表面11における開口幅c2が0.7mm、切り目2のシート裏面12における開口幅a3が約0.05mm、全厚部3の表面31の長さが0.2mm、同裏面32の長さが0.4mm、押罫部4の厚みc3が0.15mm、刃10の長手方向と直交する方向の断面の先端角x(即ち、切り目2及び押罫部4の幅方向の断面における側面の傾斜の角度)が90度、以上の条件でミシン目を形成した。
このミシン目によって、縦×横=50mm×50mmの天面と底面とを備え、側面の高さ180mmの直方体からなる箱の展開図における折り目線を加工した。天面と底面とには、蓋を有するものとし、それぞれ差込用のフラップを形成した。側面の1辺には糊代を形成し、側面の両端には一対の折り込みフラップを形成した。外形線は、切刃にて加工し、全ての折り目線を上記の条件のミシン目にて形成した。
製造した展開図を自動折り曲げ機にて折り曲げたところ、全ての折り曲げ線はは約90度に曲がり、且つ、折り曲げ線の両側の面も略平面を保つものであることが確認された。
さらに、天面と側面との間の取り曲げ線(本願実施例のミシン目)について、ミシン目から天面を180度回転させるテストを行い、何回でミシン目から破断するかの試験を行ったところ、100回の折り曲げを行った後にあっても、ミシン目の破断が生じないことが確認された。
【0020】
(実施例2)0.5mm厚みのポリプロピレン製のシートに対して、実施例1と同様の折り目を設け、同様のテストを行ったところ、100回の折り曲げを行った後にあっても、ミシン目の破断が生じないことが確認された。
【0021】
【発明の効果】
本願の請求項1の発明は、折り曲げ角度が正確で、組立後のシートの平面性が良好となると共に、製箱機による折り曲げにも対応できる程度の比較的小さな力で折り曲げることができると言った折り曲げ性の良好さを実現できると同時に、大きな荷重や繰り返しの折り曲げによっても折り曲げ線からの破断を防止し得るものである。よって、折り曲げ性の良好と折り曲げ線の強度保持の両立困難な要求を満足させることができる折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシートを提供することができたものである。しかも、全厚部3と押罫部4とを交互に配列し、全厚部3、切り目2、押罫部4、切り目2の順序で繰り返して形成された折り曲げ用ミシン目を設けたため、1つの押罫部4が破断して切り目2と切り目2とがつながった開口となったとしても、その破断はさらに両側の全厚部3で止めることができ、破断部分が徒に長くなってしまうことを防止できるものである。他方、全厚部3と全厚部3との間には、2つの切り目2と1つの押罫部4とが配位されることとなる。従って、表面側の開口長さを、2つの切り目2と1つの押罫部4の長さの和とすることができるものであり、これにより、折り曲げに要するトルクを低く抑えることができることは勿論、折り曲げ後に所定角度で安定した形状を保つことができる。
本願の請求項2の発明にあっては、切り目2と押罫部4とのシート1表面11における開口幅を等しくしたため、折り曲げ後も、折り曲げ線が綺麗に現れる折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシートを提供することができたものである。
本願の請求項3の発明にあっては、ミシン目の長さ方向に沿う断面において、全厚部3は、表面31の長さが裏面32の長さより短い台形状であるため、折り曲げ性の良好と折り曲げ線の強度保持とを、全厚部3の形状からも実現し易くすることができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本願発明の実施の形態に係る折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシートを形成するためのミシン刃の正面図であり、(B)は同シートのミシン目の長手方向に沿う断面図であり、(C)は同シートの平面図である。
【図2】 同シートの斜視図である。
【図3】 同シートを形成するためのミシン刃の側面図である。
【図4】 本願発明の他の実施の形態に係る折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシートのミシン目の長手方向に沿う断面図である。
【図5】 (A)は従来の発明の一実施例に係るプラスチックシートの折り曲げ線の断面図であり、(B)は従来の発明の他の実施例に係るプラスチックシートの折り曲げ線の断面図であり、(C)は従来のミシン目の断面図である。
【符号の説明】
1 プラスチックシート
2 切り目
3 全厚部
4 押罫部
11 シート表面
12 シート裏面
31 全厚部の表面
32 全厚部の裏面

Claims (3)

  1. シート(1)の表面(11)から裏面(12)に貫通する切り目(2)を断続的に形成することにより、シート(1)を貫通しない非貫通部(3、4)とシート(1)を貫通する切り目(2)とが交互に配列された折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシートにおいて、
    切り目(2)と切り目(2)との間の非貫通部(3、4)は、シート(1)の厚みと等しい厚みの全厚部(3)と、シート(1)の厚みより小さな厚みの押罫部(4)との2種類から構成され、
    全厚部(3)と全厚部(3)との間には、2つの切り目(2)と1つの押罫部(4)とが、切り目(2)、押罫部(4)、切り目(2)の順序で配位され、
    シート(1)の厚みが0.1〜1.0 mm
    切り目(2)の長さ(a1)が0.2〜3.0 mm 、全厚部(3)の長さ(b1)が0.2〜2.0 mm 、押罫部(4)の長さ(c1)が0.2〜2.0 mm
    切り目(2)のシート表面(11)における開口幅(a2)が0.4〜0.9 mm 、押罫部(4)のシート1表面(11)における開口幅(c2)が0.4〜0.9 mm
    押罫部(4)の厚み(c3)がシート(1)厚みの20〜80%であることを特徴とする折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシート。
  2. 切り目(2)と押罫部(4)とのシート(1)表面(11)における開口幅を等しくしたことを特徴とする請求項1に記載の折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシート。
  3. ミシン目の長さ方向に沿う断面において、全厚部(3)は、表面(31)の長さが裏面(32)の長さより短い台形状をなすものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシート。
JP2002114931A 2002-04-17 2002-04-17 折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシート Expired - Lifetime JP3785112B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002114931A JP3785112B2 (ja) 2002-04-17 2002-04-17 折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002114931A JP3785112B2 (ja) 2002-04-17 2002-04-17 折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003312717A JP2003312717A (ja) 2003-11-06
JP3785112B2 true JP3785112B2 (ja) 2006-06-14

Family

ID=29533620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002114931A Expired - Lifetime JP3785112B2 (ja) 2002-04-17 2002-04-17 折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3785112B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017104344A1 (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 ニチアス株式会社 樹脂プレート及び樹脂プレートの製造方法、樹脂プレートを用いた断熱材ユニット

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH596975A5 (ja) * 1976-09-24 1978-03-31 United Patents Trust Reg
JP2541253B2 (ja) * 1987-12-08 1996-10-09 三菱樹脂株式会社 折り曲げ線入りプラスチックシ―ト
JP3151579B2 (ja) * 1992-09-07 2001-04-03 三菱樹脂株式会社 折り曲げ罫線入りプラスチックシート
JP2000296564A (ja) * 1999-04-15 2000-10-24 Nippon Daisuchiiru Kk リード罫の形成用刃物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017104344A1 (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 ニチアス株式会社 樹脂プレート及び樹脂プレートの製造方法、樹脂プレートを用いた断熱材ユニット
JP6200624B1 (ja) * 2015-12-17 2017-09-20 ニチアス株式会社 樹脂プレート及び樹脂プレートの製造方法、樹脂プレートを用いた断熱材ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003312717A (ja) 2003-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100836997B1 (ko) 뚜껑이 있는 담배케이스
KR970703238A (ko) 골판지 적층체용 소재(stock for corrugated card board laminate)
BG65386B1 (bg) Цигарена кутия и листова разкройка
US6558775B1 (en) Plastic sheet having creasing lines and creasing line-forming blade for plastic sheet
JP3785112B2 (ja) 折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシート
JP3989483B2 (ja) 折り曲げ罫線入りプラスチックシートの製造に使用される折り曲げ罫線刃
EP0820843B1 (en) Perforation rule for rotary cutting system
JP2012051229A (ja) 段ボールシートとその罫線加工方法
JP4756395B2 (ja) カートン
JP4407891B2 (ja) シートのヒンジ部
JP4128017B2 (ja) 紙製容器
JP4409026B2 (ja) ティッシュペーパー用カートン
EP1637346A2 (en) Method for manufacturing a cover of a file or the like
JP2000025755A (ja) プラスチックシート包装用箱とその製造方法
JP3151579B2 (ja) 折り曲げ罫線入りプラスチックシート
JP2006036340A (ja) シートの切り裂き構造とその作製方法
JP6456053B2 (ja) 包装用箱
CN212288931U (zh) 一种防止包装盒的盒盖翘起的折痕结构
JP3237448U (ja) シート材のコーナー固定構造
JP2000280374A (ja) リード罫の形成用刃物
JP3114581U (ja) 段ボールシートの打抜き型
JP6937040B2 (ja) 包装袋の製法
JP3240659U (ja) トムソン型
JP4324489B2 (ja) 包装箱
JP2022064749A (ja) 包装箱のブランクシート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060316

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3785112

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140324

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term