JP6200624B1 - 樹脂プレート及び樹脂プレートの製造方法、樹脂プレートを用いた断熱材ユニット - Google Patents

樹脂プレート及び樹脂プレートの製造方法、樹脂プレートを用いた断熱材ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】樹脂プレートの一部を折り曲げて形成される被折曲部の連結強度を向上させる。【解決手段】本発明の樹脂プレートは、樹脂製のプレート体と、プレート体に形成される折り曲げ部と、折り曲げ部に沿ってプレート体の一部を折り曲げて形成される被折曲部と、を有する。折り曲げ部は、高密度部と低密度部とを備え、高密度部と低密度部とが折り曲げ部が延びる方向において交互に並んで配置されている。そして、高密度部は、所定単位当たりの密度が折り曲げ部以外の密度よりも高く形成されており、低密度部は、所定単位当たりの密度が高密度部の密度よりも低く形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、被折曲部を有する樹脂プレートに関し、より詳細には、断熱材ユニットのガイドプレートに関する。
例えば、一枚の板状プレートの一部を折り曲げて被折曲部を構成することができる。このとき、プレートに形成された折り曲げ線に沿って板状プレートの一部を折り曲げるが、折り曲げ線を介した被折曲部の連結強度が低いと、折り曲げて被折曲部を回動させているうちに破断したり、被折曲部に引っ張り力を加えると破断したりしてしまうことがある。
特許第5431833号公報 実用新案登録第2588805号公報 実開平2−27059号公報
本発明は、一部を折り曲げて形成される被折曲部を有する樹脂プレートにおいて、折り曲げ部を介した被折曲部の連結強度を向上させることを目的とする。
(1)本発明は、樹脂製のプレート体と、プレート体に形成される折り曲げ部と、折り曲げ部に沿ってプレート体の一部を折り曲げて形成される被折曲部と、を有する樹脂プレートである。折り曲げ部は、高密度部と低密度部とを備え、高密度部と低密度部とが折り曲げ部が延びる方向において交互に並んで配置されている。そして、高密度部は、所定単位当たりの密度が折り曲げ部以外の密度よりも高く形成されると共に、プレート体の表面から凹んだ第1深さを有している。低密度部は、所定単位当たりの密度が高密度部の密度よりも低く形成されると共に、プレート体の表面から凹んだ第1深さよりも深い第2深さを有している
高密度部と低密度部とが交互に並んで配置されることで、被折曲部を折り曲げ自在に回動させ易くしつつ、高密度部の密度が高いので折り曲げ部を介した被折曲部の連結強度を向上させることができる。
)上記(1)において、高密度部の密度をa、折り曲げ部以外の密度をbとしたとき、密度aと密度bの比が以下の式(1)を満たし、折り曲げ部が延びる方向に沿って交互に並んで配置される複数の高密度部と低密度部における、一の高密度部の長さをA、一の低密度部の長さをBとしたとき、長さAと長さBの比が以下の式(2)を満たすように構成することができる。
1<a/b≦5 (1)
1/9≦A/B≦9/1 (2)
)上記(1)において、折り曲げ部が延びる方向に沿って交互に並んで配置される複数の高密度部と低密度部では、複数の高密度部の長さの合計値をC、複数の低密度部の長さの合計値をDとしたとき、合計値Cと合計値Dとの比が以下の式(3)を満たすように構成することができる。
1/9≦C/D≦9/1 (3)
)上記()において、低密度部は、プレート体の厚さ方向に貫通する切り欠き部として構成することができる。このとき、高密度部の第1深さをE、折り曲げ部以外のプレート体の厚さをFとしたとき、第1深さEとプレート体の厚さFとの比が以下の式(4)を満たすように構成することができる。
0.5≦E/F<1 (4)
)本発明の断熱構造体に配設される断熱材ユニットは、少なくとも一対の(1)から(4)のいずれか1つに記載の樹脂プレートと、一対の樹脂プレートに挟持され、一対の樹脂プレートによって挟持される方向に圧縮された断熱材ブロックと、を有する。ここで、被折曲部は、樹脂プレートが当接する断熱材ブロックの側面から断熱材ブロックの側面に隣接する一面に向かって延びるように折り曲げられるように配置されている。
)本発明の被折曲部を有する樹脂プレートの製造方法は、樹脂製のプレート体に、プレート体の一部を折り曲げて被折曲部として形成するための折り曲げ部を形成する工程を含むことができる。ここで、上記工程は、所定単位当たりの密度が前記折り曲げ部以外の密度よりも高く形成されると共に、プレート体の表面から凹んだ第1深さを有する高密度部と、所定単位当たりの密度が高密度部の密度よりも低く形成されると共に、プレート体の表面から凹んだ第1深さよりも深い第2深さを有する低密度部とが、折り曲げ部が延びる方向において交互に並んで配置されるように、折り曲げ部を形成する。このように構成することで、上記(1)の効果を得ることができる樹脂プレートを製造することができる。さらに、()本発明の製品は、(1)から(4)のいずれか1つに記載の樹脂プレートを有する。
第1実施形態の被折曲部を有する樹脂プレートの構成図である。 第1実施形態の樹脂プレートの一部を折り曲げて形成される被折曲部の態様を示す図である。 第1実施形態の樹脂プレートに形成される折り曲げ部のX−Z断面図である。 第1実施形態の変形例における樹脂プレートに形成される折り曲げ部のX−Z断面図である。 第1実施形態の折り曲げ部に沿って折り曲げられる被折曲部と折り曲げ部を構成する高密度部の変形状態を説明するための図である。 第1実施形態の樹脂プレートを用いた断熱材ユニットの構成例を示す図である。 図6に示した断熱材ユニットが断熱構造体に適用される一例を示す図である。 図7に示した断熱構造体に断熱材ユニットを配設する際の作業工程を示す図である。
以下、実施形態につき、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1から図8は、第1実施形態を示す図である。図1は、被折曲部110を有する樹脂プレートの構成図である。図1に示すように、本実施形態の樹脂プレートは、樹脂製の一枚のプレート体100で構成され、プレート体100の一部を折り曲げ部120に沿って折り曲げることで、被折曲部110が形成される。
プレート体100は、塩化ビニル樹脂、PET樹脂、アクリル樹脂、PP樹脂、ポリカーボネイトなどの樹脂材で構成されている。プレート体100は、Y方向の長さがH1、X方向の幅がH2(X方向)、Z方向の厚さ(板厚)がDの矩形状に形成されている。なお、プレート体100の形状は、矩形状など四角形に特に限らず、多角形状や円形状で構成されることも可能であるし、平板状や湾曲形状など波形板状などで構成され得る。
折り曲げ部120は、プレート体100のX方向の一端から他端にかけて延設されており、折り曲げ部120の長さは、プレート体100の幅H2と同じ(又は略同じ)である。また、折り曲げ部120は、プレート体100のY方向の一端から所定距離H3、内側に位置してプレート体100に形成されている。なお、折り曲げ部120の長さは、プレート体100の幅H2よりも短く構成することも可能である。
折り曲げ部120は、一枚のプレート体100を被折曲部110と被折曲部110以外の領域に区画し、被折曲部110を表面102側に折り曲げるための折り曲げ線(具体的には、折り曲げ線は、線状であり、例えば直線状や円弧状など曲線状や波線状で構成され得る)である。つまり、折り曲げ部120は、プレート体100のX−Y平面において、表面101側が山、表面102側が谷となる折り曲げ線として形成される。ここで、折り曲げ部120が形成されるプレート体100の位置(所定距離H3)は、任意に設定することができる。また、折り曲げ部120は、プレート体100に一又は複数形成され得る。
被折曲部110は、折り曲げ部120を連結部として折り曲げ自在に回動することができる。図2は、プレート体100の一部を折り曲げて形成された被折曲部110の態様を示す図である。図2に示すように、被折曲部110は、プレート体100の表面102を内側として折り曲げることができ、フラットな状態(Y方向と水平な状態、例えば、0度)から屈曲させた状態(Z方向と水平な状態、例えば、90度)までの範囲で、折り曲げ自在に回動させることができる。
図3は、本実施形態の折り曲げ部120のX−Z断面図である。折り曲げ部120は、高密度部121と低密度部122とを含んで構成されており、高密度部121と低密度部122とが折り曲げ部120が延びる方向(X方向)において交互に複数並んで配置されている。図3の例で示す折り曲げ部120は、例えば、プレス加工(例えば熱圧加工を含む)で形成することができる。
高密度部121は、プレート体100の表面101から凹んだ深さd1を有する凹部である。また、低密度部122は、プレート体100の表面101から凹んだ深さd1よりも深い深さd2を有する凹部である。ここで、図3の例では、低密度部122は、表面101から表面102まで貫通する切り欠き部として形成されている。したがって、図3の低密度部122の密度a1は、プレート体100の厚さ方向の密度bに対して0となっており、プレス加工によって打ち抜き成形される。低密度部122の深さd2は、プレート体100の厚さDと同じとなっている。
一方、高密度部121は、プレス加工によって表面101からZ方向に深さd1圧縮されて形成される。高密度部121の所定単位当たり(例えば、単位体積あたり)の密度aが折り曲げ部120以外の密度、例えば、折り曲げ部120が形成されないプレート体100の密度bよりも高く形成されている。
図3に示す高密度部121の他の成形例として、例えば、切削加工により高密度部121に対応する領域を表面101から深さd1未満の所定深さまで切削し、その後プレス加工で高密度部121に対応する領域を深さd1まで圧縮することができる。
次に、図4は、折り曲げ部120の変形例を示す図であり、図3の例に対して低密度部122がプレート体100の厚さ方向に貫通していない態様を示している。図4に示すように、低密度部122は、表面101から深さd3を有する凹部として形成されている。このとき、低密度部122は、低密度部122に対応する領域を表面101から深さd3で切削して形成することができる。
図4の例において、高密度部121は、図3の例と同様に、厚さ方向に圧縮されてプレート体100の密度bよりも高い密度aに形成されるが、低密度部122が厚さ方向に圧縮されないように(低密度部122の密度a1がプレート体100の密度bと同じに)成形したり、低密度部122の密度a1が高密度部121の密度aよりも低い密度となるように厚さ方向に圧縮して成形したりすることができる。
このように本実施形態の高密度部121は、所定単位当たりの密度aが折り曲げ部120以外の密度bよりも高く形成され、低密度部122は、所定単位当たりの密度a1が高密度部121の密度aよりも低く形成される。低密度部の密度a1は、0≦a1<aの範囲となる。密度a1が「0」とは、貫通した状態(樹脂が存在しない状態)を示している。なお、折り曲げ部120は、被折曲部110の折り曲げ方向とは逆の表面101側から上述したプレス加工又は/及び切削加工が施されて形成されている。
そして、図3及び図4に示すように、一の高密度部121は、X方向に長さAを有し、一の低密度部122は、X方向に長さBを有している。複数の高密度部121の長さAの合計値A_totalと、複数の低密度部122の長さBの合計値B_totalとの合算値が、折り曲げ部120のX方向長さH2となる。したがって、合計値A_totalは、折り曲げ部120のX方向の全長H2に対して高密度部121が配置される領域であり、合計値B_totalは、折り曲げ部120のX方向の全長H2に対して低密度部122が配置される領域となる。
図5は、折り曲げ部120に沿って折り曲げられる被折曲部110と折り曲げ部120を構成する高密度部121の変形状態を説明するための図である。図5(a)に示すように、被折曲部110を折り曲げ部120に沿って表面102側に折り曲げていない状態では、Y方向における折り曲げ部120の幅はPである。
次に、図5(b)に示すように、被折曲部110を折り曲げ部120に沿って表面102側に折り曲げると、高密度部121は伸長して変形する。表面101側における高密度部121は、幅Pよりも長くなる。また、図5(c)に示すように被折曲部110をY方向に対して垂直となるまで折り曲げると、高密度部121はさらに伸長して変形する。表面101側における高密度部121の長さは、図5(b)の長さよりもさらに長くなる。
本実施形態の被折曲部110を有する樹脂プレートは、高密度部121と低密度部122とが交互に並んで配置されることで、被折曲部110を折り曲げ自在に回動させ易くしつつ、高密度部121の密度が高いので、折り曲げ部120を介した被折曲部110の連結強度を向上させることができる。
次に、上述した本実施形態の樹脂プレートの使用例について説明する。例えば、炉などの断熱構造体の表面に配置される断熱材ユニットのガイド部材に、本実施形態の樹脂プレートを適用することができる。
図6は、本実施形態の樹脂プレートを有する製品として、樹脂プレートを用いた断熱材ユニット300の構成例を示す図である。図6に示すように、断熱材ブロック200は、長尺状の断熱シートを幾層にも折り畳んでブロック状に成形したものである。断熱材ブロック200の上面には、ブロック状に折り畳まれた断熱材を束ねて固定するための固定部材201が設けられている。
断熱材ブロック200を構成する断熱シートは、X方向に所定の幅を有しおり、幾層にも折り畳まれた断熱材ブロック200は、立方体又は直方体の形状に成形されている。なお、断熱シートとしては、例えば、ニチアス株式会社のセラミックファイバーブランケット、AESブランケットなどを用いることができるが、これに限るものではない。
被折曲部110を有する樹脂プレートは、断熱材ブロック200の左右側面にそれぞれ設けられ、断熱材ブロック200が一対の樹脂プレートで挟持されるように配置される。断熱材ブロック200は、一対の樹脂プレートによって挟持される方向に圧縮することができる。このとき、被折曲部110は、樹脂プレートが当接する断熱材ブロック200の側面から断熱材ブロック200の当該側面に隣接する一面に向かって、すなわち、断熱材ブロック200の側面の下端から断熱材ブロック200の底部に向かって、延びるように折り曲げられている。
断熱材ブロック200は、一対の樹脂プレートの外側から複数の拘束バンドKBで周囲が拘束され、圧縮されている。X−Z平面と略平行に断熱材ブロック200及び樹脂プレートの周囲を拘束する拘束バンドKBと、Y−Z平面に略平行に断熱材ブロック200及び樹脂プレートの周囲を拘束する拘束バンドKBと、が設けられている。
本実施形態の断熱材ユニット300は、断熱材ブロック200と、断熱材ブロック200を左右側面が挟み込む一対の樹脂プレートと、樹脂プレートの外側から断熱材ブロック200を上下左右方向から圧縮する拘束バンドKBとを含んで構成されている。
図7は、図6に示した断熱材ユニット300が断熱構造体に適用される一例を示す図である。断熱材ユニット300は、例えば、断熱構造体の表面にライニングされる。断熱構造体の一例として、図7の例では、断熱構造体の表面を構成する耐火レンガRe1と、耐火レンガRe1を設置面として断熱材ユニット300が配置される設置空間Sを形成する耐火レンガRe2と、を含んで構成されている。
耐火レンガRe2は、耐火レンガRe1から垂直方向に延びるように配置され、一対の耐火レンガRe2間に、設置空間Sが形成される。設置空間SのZ方向の幅は、断熱材ユニット300のZ方向の幅に対応しており、断熱材ユニット300のY方向の長さは、設置空間SのY方向長さに対応している。
そして、図7に示すように、固定部材201側を設置空間Sへの設置方向として、断熱材ユニット300が設置空間S内に挿入され、断熱構造体の表面にライニングされる。したがって、設置空間S内に挿入された断熱材ユニット300の底部側、すなわち、樹脂プレートの被折曲部110は、設置空間Sに対して露出している。なお、耐火レンガRe1に固定部材201を固定するように設置空間Sに断熱材ユニット300を配置することもできる。
図8は、図7に示した断熱構造体に断熱材ユニット300を配設する際の作業工程を示す図である。まず、作業員は、断熱構造体の設置空間Sに断熱材ユニット300を挿入する。このとき、断熱材ユニット300は、Z方向左右に配置されている樹脂プレートが、耐火レンガRe2と断熱材ブロック200との間に位置するように、設置空間S内に挿入される。
次に、作業員は、設置空間S内に挿入された断熱材ユニット300の拘束バンドKBを切断して取り除く。拘束バンドKBを取り除くと、圧縮されていた断熱材ブロック200は、上下左右方向それぞれに膨張する。断熱材ブロック200がZ方向左右に膨張することで、各樹脂プレートは、耐火レンガRe2に対して押圧され、断熱材ブロック200と耐火レンガRe2との間に挟まれる。このように、被折曲部110を除く断熱材ブロック200と耐火レンガRe2との間に挟まれるプレート体100の領域が、ガイド部材(ガイド面)として構成される。
一方、断熱材ブロック200がY方向上下に膨張することで、断熱材ブロック200の底部側に位置する各樹脂プレートの被折曲部110が、設置空間Sに対してZ方向外側に押圧される。このため、Z方向に略平行に延びるように配置されていた被折曲部110は、断熱材ブロック200の底部から離れる方向に傾斜する。
被折曲部110は、設置空間S内に配置されたガイド部材(樹脂プレート)を取り除く(引き抜く)ために作業員によって把持される(即ち、被折曲部110は把持可能な把持部として機能する)。二点鎖線で示すように、作業員は、被折曲部110を掴んで設置空間Sの外側に向かって引き抜くことができる。このとき、耐火レンガRe2に当接する樹脂プレートの表面101は、摩擦係数が小さいため、容易に引き抜くことができる。
例えば、摩擦係数が大きいガイド部材を使用すると、ガイド部材が設置空間S内で耐火レンガRe2に押圧されているため、設置空間Sからガイド部材を引き抜こうとすると、折り曲げ部120に過度の引っ張り力が加わり、被折曲部110との連結部(例えば、高密度部121)が破断してしまうおそれがある。また、断熱材ブロック200との間でも摩擦係数が大きくなり、設置空間Sからガイド部材を引く抜く際に、断熱材ブロック200も設置空間S内から外側に飛び出てしまうおそれがあり、作業性が低下する。
本実施形態の断熱材ユニット300は、表面101及び表面102の摩擦係数が小さい樹脂プレートをガイド部材として使用しているため、折り曲げ部120に過度の引っ張り力が加わることを抑制しつつ、断熱材ブロック200の設置作業性を向上させることができる。
なお、図7及び図8に示した断熱構造体を一例として、断熱材ユニット300の設置方法を説明したが、例えば、耐火レンガRe2で設置空間Sを区画せずに、断熱材ユニット300同士を直接隣接させてライニングすることもできる。このような場合であっても、断熱材ブロック200の設置作業性を向上させることができる。
(実施例1)
図1に示した樹脂プレート100Aにおいて、プレート体100の長さH1=340mm、幅H2=280、厚さD=2mm、折り曲げ部120が形成される位置(距離)H3=50mmの樹脂プレートを用いて以下の実験を行った。なお、本実施例1の樹脂プレートは、PET樹脂製である。
高密度部121の深さd1=1.4mm、低密度部122の深さd2=2mm(貫通した切り欠き部)であり、高密度部121とプレート体100の密度bとの比(a/b)=3.2(ここで、高密度部の密度aが4.5g/cm、プレート体100の密度bが1.4g/cm)、一の高密度部の長さAと低密度部の長さBとの比(A/B)=1/3(ここで、高密度部の長さAが10mm、低密度部の長さBが30mm)、高密度部121と低密度部122とが交互に並んで配置された折り曲げ部120の全長に対するA_totalとB_totalの比=1/3(ここで、折り曲げ部の全長が280mm、A_totalが70mm、B_totalが210mm)、の条件下で、折り曲げ部120の曲げ強度は、70Nであった。
(実施例2)
図1に示した樹脂プレート100Aにおいて、プレート体100の長さH1=340mm、幅H2=280、厚さD=2mm、折り曲げ部120が形成される位置(距離)H3=50mmの樹脂プレートを用いて以下の実験を行った。なお、本実施例2の樹脂プレートは、塩化ビニル樹脂製である。
高密度部121の深さd1=1.2mm、低密度部122の深さd2=0.2mmであり、高密度部121とプレート体100の密度bとの比(a/b)=2.5(ここで、高密度部の密度aが3.5g/cm、プレート体100の密度bが1.4g/cm)、一の高密度部の長さAと低密度部の長さBとの比(A/B)=3/2(ここで、高密度部の長さAが30mm、低密度部の長さBが20mm)、高密度部121と低密度部122とが交互に並んで配置された折り曲げ部120の全長に対するA_totalとB_totalの比=9/5(ここで、折り曲げ部の全長が280mm、A_totalが180mm、B_totalが100mm)、の条件下で、折り曲げ部120の曲げ強度は、150Nであった。
以下の表1は、一の高密度部の長さAと低密度部の長さBとの比(A/B)から性能評価したものである。折曲性評価において、「○」は手を用いて10回以上折曲げるときに破断を伴わず容易に折曲げできる性状を意味し、「△」は手を用いて10回以上折曲げるときに一部破断を伴うなど破断し易い又は曲げ難い性状を意味する。
Figure 0006200624
ここで、上記実施例1、実施例2及び表1に基づく各パラメータは、以下の数値範囲をとることができる。
1)一の高密度部の長さAと低密度部の長さBとの比(A/B)
1/9≦A/B≦9/1
好ましくは、3/7≦A/B≦7/3とすることができる。プレート体100の厚さDが厚くなるほど「A/B」の値を大きくすることが好ましい。
2)高密度部121とプレート体100の密度bとの比(a/b)
1<a/b≦5
好ましくは、2≦a/b≦4とすることができる。高密度部121の密度を上げすぎると柔軟性が低くなり、密度を上げなければ、割れ(破断)が発生する。
3)高密度部121の深さd1とプレート体100の厚さDとの比(d1/D)
0.5≦d1/D<1
好ましくは、0.3≦d1/D<1とすることができる。このような深さの関係により、折り曲げ部120を破断し難く曲げ易くすることができる。
4)折り曲げ部120の曲げ強度Ft:30N≦Ft≦300N
このような強度にすることで、折り曲げ部120を破断し難く曲げ易くすることができる。
なお、本発明は、上記実施例に限られず、また上記実施例は発明の趣旨の範囲内で変更可能である。また本発明の用途も断熱材ユニット300のような断熱材のカバーに限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない限り産業上全ての分野(例えば、その他カバー部材、食品容器、トレーやファイルケースやペンケースなど文房具)に適用され得る。例えば、樹脂プレートは、被折曲部110を折り曲げることで組立可能な組立製品(例えば本など物品の仕切りや、物品を収容する梱包材など)として構成され得る。この場合、被折曲部110は、本など物品の仕切り用の壁部や、物品を収容する梱包用の壁部などとして構成され得る。
また例えば、本発明のその他実施例として、樹脂プレートの折り曲げ部120において、高密度部121がプレート体100の表面から凹んだ所定深さ(第3深さ)を有し、低密度部がプレート体の表面から凹んだ前記所定深さ(第3深さ)よりも浅い深さ(第4深さ)を有するように構成することも可能である。かかる樹脂プレートの折り曲げ部120は、プレス加工又は/及び切削加工により形成され得る。
その他の実施例として、樹脂プレートは、樹脂プレートの両表面側からプレス加工又は/及び切削加工して折り曲げ部120を形成することにより、被折曲部110が両表面側に対して折り曲げ可能になるように構成することも可能である。
その他、本発明にかかる樹脂プレートを有する製品は、樹脂プレートをカバー材として有する断熱材ユニットに限らず、本樹脂プレートを一体的又は別体で有する製品(例えば建材のクリアフェンスなど仮設資材、パネル材や屋根材、又は、蓋体と該蓋体に隣接する一側壁部とを本樹脂プレートで形成してなる筆記用具容器といった文房具など)を含み得る。
100 プレート体
101,102 表面
110 被折曲部
120 折り曲げ部
121 高密度部
122 密度部
200 断熱材ブロック
201 固定部材
300 断熱材ユニット
KB 拘束バンド
Re 断熱体

Claims (7)

  1. 樹脂製のプレート体と、
    前記プレート体に形成される折り曲げ部と、
    前記折り曲げ部に沿って前記プレート体の一部を折り曲げて形成される被折曲部と、を有し、
    前記折り曲げ部は、高密度部と低密度部とを備え、前記高密度部と前記低密度部とが前記折り曲げ部が延びる方向において交互に並んで配置されており、
    前記高密度部は、所定単位当たりの密度が前記折り曲げ部以外の密度よりも高く形成されると共に、前記プレート体の表面から凹んだ第1深さを有しており、
    前記低密度部は、前記所定単位当たりの密度が前記高密度部の密度よりも低く形成されると共に、前記プレート体の表面から凹んだ前記第1深さよりも深い第2深さを有していることを特徴とする樹脂プレート。
  2. 前記高密度部の密度をa、前記折り曲げ部以外の密度をbとしたとき、前記aと前記bの比が以下の式(1)を満たし、前記折り曲げ部が延びる方向に沿って交互に並んで配置される複数の前記高密度部と前記低密度部において、一の前記高密度部の長さをA、一の前記低密度部の長さをBとしたとき、前記Aと前記Bの比が以下の式(2)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の樹脂プレート。
    1<a/b≦5 (1)
    1/9≦A/B≦9/1 (2)
  3. 前記折り曲げ部が延びる方向に沿って交互に並んで配置される複数の前記高密度部と前記低密度部において、複数の前記高密度部の長さの合計値をC、複数の前記低密度部の長さの合計値をDとしたとき、前記Cと前記Dとの比が以下の式(3)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の樹脂プレート。
    1/9≦C/D≦9/1 (3)
  4. 前記低密度部は、前記プレート体の厚さ方向に貫通する切り欠き部であり、
    前記高密度部の前記第1深さをE、前記折り曲げ部以外の前記プレート体の厚さをFとしたとき、前記Eと前記Fとの比が以下の式(4)を満たすことを特徴とする請求項に記載の樹脂プレート。
    0.5≦E/F<1 (4)
  5. 断熱構造体に配設される断熱材ユニットであって、
    前記断熱材ユニットは、
    少なくとも一対の請求項1からのいずれか1つに記載の樹脂プレートと、
    一対の前記樹脂プレートに挟持され、一対の前記樹脂プレートによって挟持される方向に圧縮された断熱材ブロックと、を有し、
    前記被折曲部は、前記樹脂プレートが当接する前記断熱材ブロックの側面から前記断熱材ブロックの前記側面に隣接する一面に向かって延びるように折り曲げられていることを特徴とする断熱材ユニット。
  6. 被折曲部を有する樹脂プレートの製造方法であって、
    樹脂製のプレート体に、前記プレート体の一部を折り曲げて前記被折曲部として形成するための折り曲げ部を形成する工程を含み、
    前記工程は、
    所定単位当たりの密度が前記折り曲げ部以外の密度よりも高く形成されると共に、前記プレート体の表面から凹んだ第1深さを有する高密度部と、前記所定単位当たりの密度が前記高密度部の密度よりも低く形成されると共に、前記プレート体の表面から凹んだ前記第1深さよりも深い第2深さを有する低密度部とが、前記折り曲げ部が延びる方向において交互に並んで配置されるように、前記折り曲げ部を形成することを特徴とする樹脂プレートの製造方法。
  7. 請求項1からのいずれか1つに記載の樹脂プレートを有する製品。
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