JP2000296564A - リード罫の形成用刃物 - Google Patents

リード罫の形成用刃物

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JP2000296564A
JP2000296564A JP11107470A JP10747099A JP2000296564A JP 2000296564 A JP2000296564 A JP 2000296564A JP 11107470 A JP11107470 A JP 11107470A JP 10747099 A JP10747099 A JP 10747099A JP 2000296564 A JP2000296564 A JP 2000296564A
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JP
Japan
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punching
blade
forming
rule
edge
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JP11107470A
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English (en)
Inventor
Takayuki Takeuchi
孝之 竹内
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NIPPON DAISUCHIIRU KK
Original Assignee
NIPPON DAISUCHIIRU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リード罫形成用の打抜き型を簡単に製造する
ことができると共に抜き型からの脱落の少ないリード罫
形成用刃物を提供することである。 【解決手段】 帯状刃板1の一側縁に切刃2bを先端に
有する打抜き刃部2と、受台44に形成された溝45と
で薄紙S1 に罫入れを施す押罫部3とを交互に設ける。
押罫部3の高さを打抜き刃部2と同じ高さ又はやや高く
する。打抜き刃部2と押罫部3との一体形成により打抜
き型に対する取付けの容易化と脱落の防止とを図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、薄紙に対してリ
ード罫を形成する形成用刃物を示す。
【0002】
【従来の技術】打抜きシートに形成された罫線に沿って
折曲げて箱やトレイ等を組立てることは従来から普通に
行なわれているが、単に罫線のみを入れただけである
と、折曲げぐせをつけ難い場合がある。
【0003】このような折曲げぐせのつけ難い箇所に
は、普通、リード罫を設けるようにしている。このリー
ド罫は、図5に示すようにシートSに対して折曲げ用の
罫線11と打抜き線12とを交互に設けたものをいう。
【0004】上記のようなリード罫10の形成用刃物と
して、図6に示したものが従来から知られている。この
リード罫形成用刃物20は、帯状の鋼板から成る刃板2
1の一側縁部における両面に反対向きに傾斜するチャン
ファ22を形成し、そのチャンファ22の交差部に形成
された切刃23部に複数の切欠部24を形成し、その切
欠部24間を打抜き刃部25とし、各切欠部24と対向
する部位を押罫部26としている。
【0005】上記リード罫形成用刃物20は、打抜き型
に形成された刃物取付溝に取付けられる。その打抜き型
をその下方に設けられた受台30に対して下降すること
により、受台30上に載置されたシートに図5に示すよ
うなリード罫10を施すことができる。
【0006】ここで、図6に示すリード罫形成用刃物2
0においては、押罫部26が打抜き刃部25より数mm
程度低いため、リード罫10を形成する対象のシートが
段ボールシートのように厚手のシートに対しては、押罫
部26によってシートを充分押し込むことができ、鮮明
なリード罫10を形成することが可能である。しかし、
数本の缶ビールをマルチパックする包装シートのような
薄紙に対しては、押罫部26によって薄紙を充分に押し
込むことができず、折り込み精度の良好な鮮明な罫線1
1を形成することはできない。
【0007】そこで、薄紙に対するリード罫の形成に際
しては、図7に示すように、打抜き型40に形成された
刃物取付け溝41に打抜き刃物42と罫入れ用の押罫4
3とを交互に取付け、前記押罫43を打抜き刃物42と
同一高さ又は少し高くし、前記打抜き型40に対向配置
された受台44の表面には上記押罫43と対向する位置
に浅い溝45を設けるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示す
リード罫形成用刃物においては、打抜き刃物42と押罫
43とが別体であって、刃物取付け溝41に交互に取付
ける必要があるため、打抜き型40の形成に非常に手間
がかかり、また、薄紙S1 の打抜き時の衝撃によって打
抜き刃物42と押罫43が打抜き型40より脱落し易い
という問題があった。
【0009】特に、ステンレス板等の金属板に刃物を取
付けて、耐久性の向上と、寸法精度の向上を図るように
した金属製の打抜き型40の場合、打抜き速度も速いた
め、打抜き刃物42および押罫43に脱落が生じ易いと
いう問題があった。
【0010】この発明の課題は、打抜き型の形成が容易
であり、脱落することが少ないリード罫形成用刃物を提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、帯状の鋼板から成る刃板の
一側縁に、金属性の受台に対する先端の切刃の当接によ
ってその受台上に載置された薄紙に打抜き線を形成する
打抜き刃部と、前記受台に形成された溝とで前記薄紙に
罫線を入れる押罫部とを交互に設け、前記押罫部を前記
打抜き刃部と同一高さ又は少し高くした構成を採用して
いる。
【0012】上記のように、一枚の刃板に打抜き刃部と
押罫部とを一体に設けることにより、打抜き刃物と押罫
とを打抜き型の刃物取付け溝に交互に取付けるようにし
た従来のリード罫形成用刃物に対して、打抜き型に対す
る取付けが容易であり、また、脱落防止にも効果を挙げ
ることができる。
【0013】ここで、打抜き刃部と押罫部との境界位置
に切り込みを設けると、打抜き刃部によって薄紙を確実
に打抜くことができると共に、押罫部によって薄紙を確
実に押し込むことができ、鮮明な打抜き線と鮮明な罫線
とを形成することができる。
【0014】また、切り込みは加工盗みとしての機能を
発揮するため、刃板に対して打抜き刃部と押罫部のそれ
ぞれを簡単に形成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図4に基づいて説明する。
【0016】図1に示すように、帯状の鋼板から成る刃
板1の一側縁部には、打抜き刃部2と押罫部3が交互に
設けられている。打抜き刃部2の両側は傾斜面2aとさ
れ、その傾斜面2aの形成によって、打抜き刃部2の先
端に切刃2bが設けられている。
【0017】ここで、傾斜面2aの加工には研削による
方法や、ワイヤカッタによって切削する方法を採用する
ことができる。この場合、隣接する押罫部3との間に加
工盗みとしての切り込み4を設けておくと、傾斜面2a
の加工が容易であり、切刃2bを簡単に形成することが
できる。
【0018】前記押罫部3は断面が角形とされ、先端の
両側縁には丸み3aが設けられている。この押罫部3の
高さは、前記打抜き刃部2の高さと同一とされている。
【0019】なお、押罫部3の長さ方向両端に丸みをつ
けておくのが好ましい。
【0020】上記の構成から成るリード罫形成用刃物A
は、図7に示す打抜き型40の刃物取付け溝41に取付
け、その打抜き型40をその下方に設けられた金属製受
台44上に向けて下降して、その受台44上に設けられ
た薄紙S1 に図5に示すようなリード罫10を形成す
る。
【0021】この場合、受台44の上面には、図2に示
すように、押罫部3と対向する位置に浅い溝45を形成
しておく。
【0022】図3(I)乃至(III )は受台44上に載
置された薄紙S1 にリード罫10を形成した状態を示
し、打抜き刃部2の切刃2bは受台44の上面に当接し
て薄紙S1 に打抜き切断線12を形成し、押罫部3は溝
45との間で薄紙S1 を押し潰して罫線11を形成して
いる。
【0023】ここで、打抜き刃部2と押罫部3の境界位
置には切り込みが形成され、打抜き刃部2と押罫部3は
分離しているため、前記打抜き刃部2によって薄紙S1
を確実に打抜くことができると共に、押罫部3によって
薄紙S1 を確実に押し込むことができ、鮮明なリード罫
10を形成することができる。
【0024】また、刃板1の一側縁部に打抜き刃部2と
押罫部3を交互に一体に形成することにより、図7に示
すように、打抜き刃物42と押罫43とを打抜き型40
に形成された刃物取付け溝41に交互に取付けるリード
罫形成用刃物に比較して取付けが容易であり、打抜き型
を簡単に形成することができる。また、打抜き型からの
リード罫形成用刃物の脱落も少なく、耐久性に優れた打
抜き型を得ることができる。
【0025】図1に示す実施の形態では、押罫部3の高
さを打抜き刃部2の高さを同一としたが、図4(I)、
(II)に示すように、押罫部3の高さを打抜き刃部2の
高さより高くしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、刃
板の一側縁部に打抜き刃部と押罫部とを交互に一体に設
け、押罫部の高さを打抜き刃部の高さと同一又は少し高
くしたので、薄紙に対するリード罫形成用の打抜き型を
きわめて簡単に形成することができると共に、リード罫
形成用刃物が一枚の刃板によって形成されているため、
打抜き時に脱落することが少なく、耐久性に優れた打抜
き型を形成することができる。
【0027】また、打抜き刃部と押罫部の境界位置に切
り込みを形成したことにより、これらの打抜き刃部と押
罫部とを簡単に形成することができると共に、薄紙に対
して鮮明なリード罫を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るリード罫形成用刃物の斜視図
【図2】図1に示すリード罫形成用刃物の使用状態を示
す縦断正面図
【図3】(I)は薄紙に図1の刃物を押し付けた加工状
態の縦断正面図、(II)は(I)のa−a線に沿った断
面図、(III )は(I)のb−b線に沿った断面図
【図4】(I)はこの発明に係るリード罫形成用刃物の
他の例を示す縦断正面図、(II)は加工状態の縦断正面
【図5】リード罫が施されたシートの斜視図
【図6】従来のリード罫形成用刃物によってシートを加
工している状態の縦断正面図
【図7】従来のリード罫形成用刃物の他の例を示す加工
状態の縦断正面図
【符号の説明】
1 刃板 2 打抜き刃部 2b 切刃 3 押罫部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の鋼板から成る刃板の一側縁に、金
    属性の受台に対する先端の切刃の当接によってその受台
    上に載置された薄紙に打抜き線を形成する打抜き刃部
    と、前記受台に形成された溝とで前記薄紙に罫線を入れ
    る押罫部とを交互に設け、前記押罫部を前記打抜き刃部
    と同一高さ又は少し高くしたリード罫の形成用刃物。
  2. 【請求項2】 前記打抜き刃部と押罫部との境界位置に
    切り込みを形成した請求項1に記載のリード罫の形成用
    刃物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003312717A (ja) * 2002-04-17 2003-11-06 Fuji Hoso Shiki Kk 折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシート
JP2010173281A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Matsumoto Seisakusho:Kk 折り曲げ線入りプラスチックシートおよびプラスチックシートへの折り曲げ線加工方法
CN111300880A (zh) * 2020-02-29 2020-06-19 温岭市森林包装有限公司 一种瓦楞纸板生产线

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