JP3211085U - カット定規 - Google Patents

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清水 彰
彰 清水
清純 葉若
清純 葉若
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株式会社清水刃物工業所
株式会社大野商会
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Abstract

【課題】定規の板体に歪等が生じ難く、両側縁の全長を対象物に確実に押し当てることができ、また、裁断作業の準備状態において刃折カッターナイフの刃先を容易に折ることができるカット定規を提供する。【解決手段】一定幅を有して軸心方向に延びる板体1からなり、対象物に対向する下面3が板幅方向の全幅にわたる凹状湾曲面をなし、板幅方向の両端の側縁が板長さ方向の全長にわたって対象物に当接し、側縁がカッターガイド2をなす。板体が板長さ方向の全長にわたって下面と相反する上面4側に向けて凸状に湾曲することが好ましい。また上面に、刃先を押しつけて折ることができる刃折当金部5を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、壁紙や壁布などを裁断する時に当てがうカット定規に関する。
従来、例えば特許文献1には、裁断用定規が開示されている。これは、片手で容易に移動可能な適当長さおよび適当幅を有する長尺の板体であり、その長手方向に沿った側面に摺接してカッターナイフが移動するものである。板体は、適当な弾性を有する弾性材からなり、長手方向および幅方向における中央線近傍が頂部をなすよう湾曲しており、上面が凸面をなし、下面が凹面をなす。そして、上面から下面に向けて押圧したときに、下面の板幅方向の両端の側縁が全長にわたり裁断対象物に圧接する。
特開平8−215446
しかし、特許文献1の裁断用定規では、経年変化により、あるいは製造過程において歪み等が生じる問題があった。
この裁断用定規を壁紙等の裁断対象物に押し当て、その側縁をカッターガイドとして使用する場合に、歪が生じた定規は側縁において裁断対象物の壁紙を十分に押圧することができず、裁断対象物から浮き上がった側縁はカッターナイフの刃先を正確にガイドすることができない。
また、この定規を使用して壁紙等の対象物を切断するカッターナイフには、刃を折って刃先を更新する形式のもの、ここでは刃折カッターナイフと称するものがある。
この刃折カッターナイフは、上述したように、刃先の切れが悪くなると刃を折って刃先を更新している。しかし、一方の手で裁断用定規を壁紙に押し当て、他方の手に刃折カッターナイフを握った状態では、器具を使って刃折カッターナイフの刃を折って刃先を更新する作業を行うことはできない。このため、一旦壁紙の裁断作業を中断し、刃先を更新する刃折作業を行う必要がある。
本考案は、定規の板体に歪等が生じ難く、両側縁の全長を対象物に確実に押し当てることができ、また、裁断作業の準備状態において刃折カッターナイフの刃先を容易に折ることができるカット定規を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案のカット定規は、一定幅を有して軸心方向に延びる板体からなり、対象物に対向する下面が板幅方向の全幅にわたる凹状湾曲面をなし、板幅方向の両端の側縁が板長さ方向の全長にわたって対象物に当接し、前記側縁がカッターガイドをなすことを特徴とする。
本考案のカット定規において、板体の下面と相反する上面が板幅方向の全幅にわたる凹状湾曲面をなすことを特徴とする。
本考案のカット定規において、板体が板長さ方向の全長にわたって下面と相反する上面側に凸状に湾曲することを特徴とする。
本考案のカット定規において、板体の上面が板幅方向の全幅にわたる凸状湾曲面をなすことを特徴とする。
本考案のカット定規において、板体の下面と相反する上面が平坦面をなし、前記上面に刃折当金部を有することを特徴とする。
本考案のカット定規において、板体の下面に軸心方向に延びる溝部を有することを特徴とする。
以上の本考案によれば、カット定規は、下面が湾曲面をなすことで、板体を対象物上に押し当てた裁断準備状態において、板体は真直な姿勢を維持しつつ、板体の板幅方向の両端の側縁においてのみ対象物に圧接し、側縁で対象物を押圧することで裁断時に対象物がずれることを防止する。そして、カット定規の側縁は、板長さ方向の全長にわたって対象物から浮き上がることなく、刃折カッターナイフの刃先を確実に直線状にガイドする。
また、一方の手でカット定規を対象物に押し当てる裁断準備状態において、他方の手に持った刃折カッターナイフの刃先をカット定規の上面に設けた刃折当金部に押し付けることで、刃折カッターナイフの刃先を折って刃先の更新を容易に行うことができる。
また、板体の下面に溝部を有することで、下面の表面積が増加し、上面に比べて下面が乾燥し易くなり、乾燥時に縮む割合が多くなる。この結果、乾燥に起因して板体が湾曲する場合に、板体は板長さ方向において湾曲し、上面側に凸状に湾曲するように誘導される。この場合には、板体を上面側から押圧して対象物上に押し当てることで、裁断準備状態においてカット定規の両側縁が正常状態で、すなわち真直な姿勢で対象物に圧接する。
本考案の実施の形態におけるカット定規を示す上面側から見た斜視図 同実施の形態におけるカット定規を示す下面側から見た斜視図 同実施の形態におけるカット定規の使用状態を示す側面図 本考案の他の実施の形態におけるカット定規を示す上面側から見た斜視図 本考案のさらに他の実施の形態におけるカット定規を示す上面側から見た斜視図 同実施の形態におけるカット定規の使用状態を示す側面図
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施例1
(構造)
図1から図3に示すように、カット定規の本体をなす板体1は木質材、あるいは樹脂材などからなり、弾性を有している。板体1は、板幅方向に一定幅、例えば4cmから7cmを有し、軸心方向に真直に延びており、板長さ方向に一定長、例えば20cmから100cmを有している。
カット定規は、板幅方向において板体1の両端の側縁に、カッターガイド2として樹脂材を有しており、カッターガイド2がカット定規の側縁をなす。
カッターガイド2は裁断作業に使用する刃折カッターの刃先を円滑にガイドする機能を果たすとともに、刃先から板体1を保護する機能を担っている。
板体1は壁紙、壁布等の対象物Wに対向する下面3が板幅方向の全幅にわたる凹状湾曲面をなしている。また、板体1の下面3と相反する上面4が平坦面をなしており、上面4には刃折当金部5を有している。さらに、板体1は下面3に軸心方向に延びる複数条の溝部6を有している。溝部6の数は一つでも良く、溝部6の断面形状は限定されず、如何なる断面形状も採用できる。
板体1は板長さ方向の一方の端縁が板幅方向に対して傾斜し、この端縁と一方のカッターガイド2とで鋭角の角部7を形成している。
(機能)
このカット定規によれば、板体1を対象物Wの上に配置し、一方の手で板体1を下面3と相反する上面4の側から押圧して対象物Wの上に押し当てた裁断準備状態において、板体1は真直な姿勢を維持しつつ、板体1の板幅方向の両端の側縁に配置したカッターガイド2においてのみ対象物に圧接する。
このように、カット定規の側縁をなすカッターガイド2で対象物Wを押圧することで裁断時に対象物がずれることを防止する。そして、カット定規のカッターガイド2は、板長さ方向の全長にわたって対象物Wから浮き上がることなく、刃折カッターナイフ8の刃先を確実に直線状にガイドする。
図3に示すように、一方の手でカット定規を対象物Wに押し当てる裁断準備状態において、他方の手に持った刃折カッターナイフ8の刃先をカット定規の上面に設けた刃折当金部5に押し付けることで、刃折カッターナイフ8の刃先を折って刃先の更新を容易に行うことができる。
また、板体1の下面3に溝部6を有することで、下面3の表面積が増加し、上面4に比べて下面3が乾燥し易くなり、乾燥時に縮む割合が多くなる。この結果、乾燥に起因して板体1が湾曲する場合には、板体1が板長さ方向において湾曲し、上面4の側に凸状に湾曲するように誘導される。
この湾曲したカット定規は、板体1を上面側から押圧して対象物Wの上に押し当てることで、裁断準備状態においてカット定規の両側縁をなすカッターガイド2が正常状態で、すなわち真直な姿勢で対象物Wに圧接する。
また、板体1の角部7で対象物Wを天井面と壁面との境に押し込むことで、対象物Wを張り付ける壁面、天井面の隅においても対象物Wを確実に押圧することができる。
実施例2
図4は本考案の他の実施の形態を示すものである。図4において、先の実施例と同様の構成要素には同符号を付してその説明を省略する。
このカット定規は、板体1が軸心方向に真直に延び、壁紙、壁布等の対象物Wに対向する板体1の下面3が板幅方向の全幅にわたる凹状湾曲面をなし、板体1の下面3と相反する上面4が板幅方向の全幅にわたる凹状湾曲面をなす。
この構成により、カット定規は板体1の表裏両面を使用することができる。すなわち、板体1の下面3を対象物Wに向けて使用しても良く、上面4を対象物Wに向けて使用しても良く、何れの場合もカット定規の側縁をなすカッターガイド2で対象物Wを押圧して、裁断時に対象物Wがずれることを防止しつつ、刃折カッターナイフ8の刃先を確実に直線状にガイドする。他の作用効果は先の実施例1と同様である。
実施例3
図5、図6は本考案の他の実施の形態を示すものである。図5、図6において、先の実施例と同様の構成要素には同符号を付してその説明を省略する。
このカット定規は、壁紙、壁布等の対象物Wに対向する板体1の下面3が板幅方向の全幅にわたる凹状湾曲面をなし、板体1の下面3と相反する上面4が板幅方向の全幅にわたる凸状湾曲面をなす。さらに、板体1は軸心方向において湾曲する。すなわち、板体1は板長さ方向の全長にわたって下面と相反する上面側に凸状に湾曲する。
この構成により、カット定規は、板体1を上面側から押圧して対象物Wの上に押し当てることで、裁断準備状態においてカット定規の両側縁をなすカッターガイド2が正常状態で、すなわち真直な姿勢で対象物Wに圧接する。
そして、カット定規の側縁をなすカッターガイド2で対象物Wを押圧して、裁断時に対象物Wがずれることを防止しつつ、刃折カッターナイフ8の刃先を確実に直線状にガイドする。他の作用効果は先の実施例1と同様である。
1 板体
2 カッターガイド
3 下面
4 上面
5 刃折当金部
6 溝部
7 角部
8 刃折カッターナイフ
W 対象物

Claims (6)

  1. 一定幅を有して軸心方向に延びる板体からなり、対象物に対向する下面が板幅方向の全幅にわたる凹状湾曲面をなし、板幅方向の両端の側縁が板長さ方向の全長にわたって対象物に当接し、前記側縁がカッターガイドをなすことを特徴とするカット定規。
  2. 板体の下面と相反する上面が板幅方向の全幅にわたる凹状湾曲面をなすことを特徴とする請求項1に記載のカット定規。
  3. 板体が板長さ方向の全長にわたって下面と相反する上面側に向けて凸状に湾曲することを特徴とする請求項1に記載のカット定規。
  4. 板体の上面が板幅方向の全幅にわたる凸状湾曲面をなすことを特徴とする請求項3に記載のカット定規。
  5. 板体の下面と相反する上面が平坦面をなし、前記上面に刃折当金部を有することを特徴とする請求項1に記載のカット定規。
  6. 板体の下面に軸心方向に延びる溝部を有することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のカット定規。
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