JP2003246191A - 定 規 - Google Patents

定 規

Info

Publication number
JP2003246191A
JP2003246191A JP2002047194A JP2002047194A JP2003246191A JP 2003246191 A JP2003246191 A JP 2003246191A JP 2002047194 A JP2002047194 A JP 2002047194A JP 2002047194 A JP2002047194 A JP 2002047194A JP 2003246191 A JP2003246191 A JP 2003246191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ruler
slit
cutting tool
slip
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002047194A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Minami
和夫 南
Yusuke Ishizaki
祐輔 石崎
Nobuki Matsuzaki
伸樹 松崎
Hisashi Kayama
恒 香山
Miseishi Saito
未生子 斎藤
Yasushi Sasahara
康司 笹原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
Priority to JP2002047194A priority Critical patent/JP2003246191A/ja
Priority to CN 03104608 priority patent/CN1240558C/zh
Publication of JP2003246191A publication Critical patent/JP2003246191A/ja
Priority to HK04101530A priority patent/HK1058652A1/xx
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drawing Aids And Blackboards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】切断具の移動方向の案内をより確実に行うよう
にできる定規を提供する。 【解決手段】板状をなす定規Rに、肉厚方向に貫通し、
カッターナイフ等の切断具の移動方向を案内するスリッ
ト12を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切断具の移動方向
の案内を行うように構成した定規に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パソコン用のプリンタ等により写
真やカード等を印刷した用紙を切り抜く際には、予め切
り抜く部分の輪郭形状を設定した後、定規の外縁を前記
輪郭に合わせ、カッターナイフ等の切断具を前記定規の
外縁に当てた状態で、定規の外縁に沿って切断具を移動
させる方法がとられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、切断具
を移動させる際に、手が滑ったり、余計な力が入ったり
するなどして切断具の移動経路が定規の外縁から外れ
て、所望の輪郭形状が得られなくなることが起こること
がある。
【0004】このことは、切断具の片面を外縁に当てる
ことによりこの切断具の移動経路を案内するようにして
いるだけで、切断具が定規と反対側に移動するのを規制
する手段がないことにより発生する。
【0005】このような不具合は、上述したパソコン用
のプリンタ等により写真やカード等を印刷した用紙を切
り抜く場合に限ったことではない。
【0006】そこで本発明は以上に述べた問題を解決
し、切断具の移動方向の案内をより確実に行うようにす
べく構成したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明に係る定
規は、板状をなす定規であって、肉厚方向に貫通し、カ
ッターナイフ等の切断具の移動方向を案内するスリット
を設けていることを特徴とする。
【0008】このように構成することで、スリットが肉
厚方向に貫通していることから、カッターナイフの刃等
の切断具を、このスリットを通して切断対象に押し当て
ることができる。そして、このスリット内を移動させる
ようにすることにより、スリットにより切断具の移動方
向が案内されて、確実に所望の形状を得ることができる
ようになる。
【0009】特に、前記スリットの形状が、前記切断具
を直線に沿って移動させるように案内するようなもので
あれば、切り口が確実に直線になるので、写真やその他
の紙等の切断対象を正確に矩形に切り抜く場合等に有効
利用できるようになる。
【0010】前記スリットに沿って目盛を付しているも
のであれば、確実に必要な部分にのみ切れ目を入れるこ
とができるようになる。
【0011】下面に、上方から外力を加えられた場合に
のみ切断対象に接触して滑り止め機能を発揮する滑り止
め部を設けているものであれば、上方から外力を与える
とこの滑り止め部の機能により定規が滑りにくくなり、
確実に所望の形状の切断端を得ることができるようにな
る。さらに、上方から外力を加えられていない状態では
滑り止め部が機能を発揮しないので、通常の定規と同様
に紙などの上面を滑らせるようにできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て述べる。
【0013】本実施形態に係る定規Rは、平面図を図
1、図1におけるa−a断面図を図2にそれぞれ示すよ
うに、透明な合成樹脂製の細長い板で構成される本体1
と、本体1に設けた肉厚方向に貫通する滑り止め部挿入
孔1hに、軟質材料により構成される滑り止め部材21
を嵌め込んで形成した滑り止め部2とを具備する。
【0014】より具体的には、本体1外縁の両側の長辺
1x、1yには、それぞれ目盛1x1、1y1が付して
ある。そして、一方の目盛1x1は、その中心を本体の
長手方向中心と一致させて付してあり、他方の目盛1y
1は、本体の一方の短辺1zを基準点として付してあ
る。
【0015】しかして、本体1の短辺方向略中央部に
は、長手方向に延び、肉厚方向に貫通するスリット12
を設けている。このスリット12の幅寸法は、カッター
ナイフの刃等の切断具Cを比較的緊密に挿入できる寸法
に設定してある。そしてこのスリット12に沿ってスリ
ット目盛12xを付してある。このスリット目盛12x
は、両端の目盛12x1−12x1間は写真のサービス
判として知られているサイズの長辺、その内側の目盛1
2x2−12x2間は10cmの長さ、さらに内側の目
盛12x3−12x3間は写真のサービス判として知ら
れているサイズの短辺の両端線に対応させてあり、中央
に中心線12x4を設けている。なお、本実施形態で
は、このスリット12周辺にくぼみ12aを設けてい
る。このくぼみ12aは、スリット幅を上方に拡開させ
る形状のものである。
【0016】一方、前記滑り止め部2は、前述したよう
に肉厚方向に貫通する滑り止め部挿入孔1hに軟質材料
により構成される滑り止め部材21を嵌め込んで形成す
るものであるが、平面視長円形をなすもので、長手方向
に沿って複数箇所に間欠的に配置してある。より具体的
には、前記滑り止め部挿入孔1hの肉厚方向略中央部に
は、この滑り止め部挿入孔1hの周回方向に延びる突条
1h1を設けている。一方、前記滑り止め部材21の肉
厚方向略中央部には、前記突条1h1と嵌りあうように
構成した溝21aを設けていて、この溝21aと前記突
条1h1とが嵌りあうようにして前記滑り止め部材21
を前記滑り止め部挿入孔1hに挿入するようにしてい
る。そして、例えば、図2に示すように、その表面2a
を本体1の下面1aよりもわずかに後退させていて、上
方から外力が加わらない状態では、紙等の切断対象に接
触せず、滑り止め機能を発揮しないようにしている。
【0017】パソコン用のプリンタ等により写真やカー
ド等を印刷した用紙や、その他の紙葉類等の切断対象P
を切り抜く際には、まず前記スリット12を切り抜く部
分の輪郭に合わせる。次いで、定規Rを上方から押さえ
る。そして、カッターナイフの刃等の切断具Cをこのス
リット12に挿入し、前記切断対象Pに押し付けた状態
で前記切断具Cをスリット12に沿って移動させる。
【0018】すると、切断具Cの移動方向は直線的に延
びるスリット12により規制されているので、切れ目は
従来の定規を用いた場合と比較してより確実に直線にな
る。
【0019】このとき、図3に示すように、定規Rの滑
り止め部2を指Fで上方から押さえると、滑り止め部材
21が前記切断対象Pに押し付けられてその機能を発揮
するので、定規Rが滑りにくくなり、より確実に所望の
箇所を切断できる。
【0020】一方、定規Rを上方から押さえなければ、
滑り止め部2は機能を発揮しないので、定規Rを紙等切
断する対象の上で従来の定規と同様に滑らせることがで
き、前記スリット12を切り抜く部分の輪郭に容易に合
わせることができる。
【0021】そして、切り抜く部分がサービス判写真と
して知られているサイズの矩形であれば、長辺をスリッ
ト目盛12xの外側の目盛12x1−12x1間、短辺
をスリット目盛12xの内側の目盛12x3−12x3
間に設定することにより、切れ目を必要な長さだけ取る
ことができる。そして、必要な部分にのみ切れ目を取る
ことができ、切り取った残りの部分に不必要な切れ目が
残らないようにできる。
【0022】加えて、スリット12周辺にくぼみ12a
を設けているので、このスリット12に切断具Cを挿入
しやすい。
【0023】なお、本発明は以上に述べたような実施形
態に限られない。
【0024】例えば、滑り止め部の形状は、図4に示す
ように、定規Rの長手方向に沿って略定規Rの長さ一杯
に延びるものであってもよいし、図5に示すように、平
面視真円形をなす滑り止め部2を長手方向に複数個(こ
こでは3個)並べた組をさらに間欠的に配置するように
してもよい。
【0025】また、スリットは、図6及び図7に示すよ
うに、定規Rの長手方向に沿って略定規Rの長さ一杯に
直線的に延びるものであってもよいし、図8に示すよう
に、三角定規R2の斜辺を除く2辺に沿って設けるよう
にしてもよい。後者の構成では、切れ目を確実に直角に
することができる。さらに、図9及び図10に示すよう
に、直線でなく波線状やジグザグ状に延ばしてもよい
し、その他任意の形状に設定してもよい。
【0026】さらに、スリット部に沿って設ける目盛
は、上述した実施形態に述べるもの以外にも任意に設定
してよいし、省略しても構わない。
【0027】そして、スリット周辺にくぼみを設ける代
わりに、スリットの断面形状を逆ハの字形にする等、他
の方法により切断具を挿入しやすくするようにしてもよ
い。
【0028】加えて、滑り止め部は、常時その機能を発
揮するようなものでもよいし、逆に滑り止め部を省略し
てもよい。また、図11に断面図を示すように、滑り止
め部2を本体1の下面1aに設けた凹部11に軟質材料
を注入して形成するようにしてもよい。この場合、滑り
止め部2周辺を指で押さえると、本体1が撓んで滑り止
め部2が押し出され、切断対象に押し付けられてその機
能を発揮する。
【0029】その他、目盛の間隔等も、本発明の趣旨を
損なわない範囲で任意に変更してもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上に詳述したように、板状
をなす定規に、肉厚方向に貫通し、カッターナイフ等の
切断具の移動方向を案内するスリットを設けているの
で、従来の定規と比較して確実に所望の形状の切れ目を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る定規の平面図。
【図2】図1の実施形態に係る定規のa−a断面図。
【図3】同実施形態に係る定規に上方から外力を加えた
状態を示す概念図。
【図4】本発明の他の実施形態に係る定規の平面図。
【図5】本発明の他の実施形態に係る定規の平面図。
【図6】本発明の他の実施形態に係る定規の平面図。
【図7】本発明の他の実施形態に係る定規の平面図。
【図8】本発明の他の実施形態に係る定規の平面図。
【図9】本発明の他の実施形態に係る定規の平面図。
【図10】本発明の他の実施形態に係る定規の平面図。
【図11】本発明の他の実施形態に係る定規の滑り止め
部付近の縦断面図。
【符号の説明】 R…定規 R2…三角定規(定規) 12…スリット 1a…(定規の)下面 2…滑り止め部 C…切断具 P…切断対象
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松崎 伸樹 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コ クヨ株式会社内 (72)発明者 香山 恒 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コ クヨ株式会社内 (72)発明者 斎藤 未生子 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コ クヨ株式会社内 (72)発明者 笹原 康司 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コ クヨ株式会社内 Fターム(参考) 2C071 AA01 AA03 AB11 AG04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状をなす定規であって、肉厚方向に貫通
    し、カッターナイフ等の切断具の移動方向を案内するス
    リットを設けていることを特徴とする定規。
  2. 【請求項2】前記スリットの形状が、前記切断具を直線
    に沿って移動させるように案内するようなものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の定規。
  3. 【請求項3】前記スリットに沿って、目盛を付している
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の定規。
  4. 【請求項4】下面に、上方から外力を加えられた場合に
    のみ切断対象に接触して滑り止め機能を発揮する滑り止
    め部を設けていることを特徴とする請求項1、2、又は
    3記載の定規。
JP2002047194A 2002-02-22 2002-02-22 定 規 Pending JP2003246191A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002047194A JP2003246191A (ja) 2002-02-22 2002-02-22 定 規
CN 03104608 CN1240558C (zh) 2002-02-22 2003-02-17 尺子
HK04101530A HK1058652A1 (en) 2002-02-22 2004-03-02 Ruler

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002047194A JP2003246191A (ja) 2002-02-22 2002-02-22 定 規

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003246191A true JP2003246191A (ja) 2003-09-02

Family

ID=27800010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002047194A Pending JP2003246191A (ja) 2002-02-22 2002-02-22 定 規

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2003246191A (ja)
CN (1) CN1240558C (ja)
HK (1) HK1058652A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006101332A1 (en) * 2005-03-23 2006-09-28 Young-Mun Kwak Cutting ruler
JP2007125740A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Kutsuwa Kk 定規
US7621056B2 (en) * 2007-09-04 2009-11-24 Yugen-Kaisya Tapiro Ruler
KR20180072201A (ko) * 2016-12-21 2018-06-29 김예진 칼 틈이 있는 자

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006101332A1 (en) * 2005-03-23 2006-09-28 Young-Mun Kwak Cutting ruler
JP2007125740A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Kutsuwa Kk 定規
JP4711803B2 (ja) * 2005-11-01 2011-06-29 クツワ株式会社 定規
US7621056B2 (en) * 2007-09-04 2009-11-24 Yugen-Kaisya Tapiro Ruler
KR20180072201A (ko) * 2016-12-21 2018-06-29 김예진 칼 틈이 있는 자

Also Published As

Publication number Publication date
HK1058652A1 (en) 2004-05-28
CN1439534A (zh) 2003-09-03
CN1240558C (zh) 2006-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7533595B2 (en) Lamina cutter
US10926428B2 (en) Winged cutter
AU7864781A (en) Cutting insert
US5829150A (en) Cutting guide and method of making and using
US5893313A (en) Corner cutter
JP2003246191A (ja) 定 規
US4041605A (en) Wallpaper trimmer
US5471755A (en) Hand protection device
US20180050556A1 (en) File
KR101734535B1 (ko) 파우치 절단장치
CA2596666A1 (en) Microtome blade
JP4988626B2 (ja) 曲尺
US20060053641A1 (en) Pencil shaving device
JP2004181539A (ja) ロータリダイカッタ用の抜き型およびロータリ式罫入れ装置の罫入れ型
JP2000280374A (ja) リード罫の形成用刃物
JPH09131676A (ja) カッター台
JP4596811B2 (ja) インデックスカッター
JP6150494B2 (ja) 定規
JP3126074U (ja) 三角定規
JP3211085U (ja) カット定規
KR200300260Y1 (ko) 오피스판
JP6954515B2 (ja) 目地材集合体及びその製造方法
KR200481944Y1 (ko) 문양 코팅부가 구비된 커터 칼날 및 커터칼
CA3006345A1 (en) Strap marking templates
KR101766625B1 (ko) 폼보드 액자의 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070220

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070626

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02