JP3213442U - 仕切り部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作で種々の形状や大きさの品物を個別に仕切ることができ、材質的な違和感による見栄えの問題も解消できる仕切り部材を提供する。【解決手段】ロール状態から必要な長さを繰り出され、繰り出し方向に所定の間隔で設けられたミシン目7の部分で切り離されると、カール性によって自動的に筒状にくるまる。筒状にくるまった仕切り部材1aをそのまま、例えばケーキ9の上から被せ、他のケーキとの接触が起こらないように区画する。仕切る対象物品の大きさに応じて繰り出し長さを変える。【選択図】図4

Description

本考案は、例えば包装用箱の底面上に配置された複数のケーキ(生菓子)が互いに接触したり押し合ったりして潰れるのを防止するために用いる仕切り部材に関するものである。
包装用箱の底面上に複数種類のケーキを密接状態に並べると、持ち運ぶ間に隣り合うケーキ同士が接触したり押し合ったりして潰れてしまうおそれがある。
饅頭等の菓子を区画して仕切る仕切り部材としては、特許文献1に開示されているように、箱内で複数の仕切り片を直交させて一定形状の収容スペースを複数作る方法が知られている。しかしながら形や大きさが異なるケーキ等の品物を皿等の上で個別に区画する仕切り部材としては利用できない。
このような場合、紙やプラスチック製の一定長さのシート材を予め用意しておき、筒状に丸めて粘着テープで止めて筒状の仕切り部材として用いることも行われている。また、粘着テープを使わずに、シート材に形成した切込み部の切り起こし片を他の切込み部に挿し込んで筒状に固定することも行われている。
実用新案登録第3048453号
一定長さのシート材を筒状に丸めて粘着テープで止める方法では、止める操作が面倒であるとともに、仕切り部材と異なる材質の粘着テープが目に触れるため、材質的な違和感によって見栄えが損なわれるという問題があった。
一方、切り起こし片で止める構成ではこのような材質的な違和感の問題はないが、一定長さのシート材を筒状に曲げて止める作業が必要であり面倒であった。また、一定長さのシート材を予め用意しておく方法はシート材の積載スペースが必要であるとともに、仕切り対象物品が大きい場合には対応できないこともある。これを予定して全てのシート材の長さを大きくすると、無駄が多くなる。
本考案は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、簡単な操作で種々の形状や大きさの品物を個別に仕切ることができ、材質的な違和感による見栄えの問題も解消できる仕切り部材の提供を、その目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために為されたものであり、請求項1の考案は、未使用時にはロール状をなし、使用時にはロール状態から必要な長さを繰り出して切り離され切り離された際にくるまって筒状となることを特徴とする仕切り部材である。
請求項2の考案は、請求項1に記載した仕切り部材において、繰り出し方向に間隔をおいて複数の切込み部が形成され、1つの切込み部における切り起こし片を他の切込み部に挿し込むことによって筒状の径の大きさを任意に設定できることを特徴とする仕切り部材である。
請求項3の考案は、請求項2に記載した仕切り部材において、繰り出し方向に所定の間隔で切り離し用の切れ目がライン状に形成され、前記切れ目の近傍に前記切込み部が設けられていることを特徴とする仕切り部材である。
請求項4の考案は、請求項3に記載した仕切り部材において、前記切込み部が半円形状をなし、繰り出し方向における前記切れ目の両側に線対称に設けられていることを特徴とする仕切り部材である。
請求項5の考案は、請求項3または4に記載した仕切り部材において、前記切れ目がミシン目であることを特徴とする仕切り部材である。
本考案によれば、簡単な操作で種々の形状や大きさの品物を個別に仕切ることができ、材質的な違和感による見栄えの問題も解消できる仕切り部材を提供することができる。
本考案の第1の実施の形態に係る仕切り部材の未使用時の状態を示す斜視図である。 図1で示したロール状の仕切り部材から必要な長さを引き出して切り離した使用時の仕切り部材における一部省略の展開図である。 使用時の仕切り部材のカール性によるくるまり状態を示す斜視図である。 筒状にくるまった仕切り部材の使用状態を示す斜視図である。 本考案の第2の実施の形態に係る仕切り部材の未使用時の状態を示す斜視図である。 図5で示したロール状の仕切り部材から必要な長さを引き出して切り離した使用時の仕切り部材における一部省略の展開図である。 筒状にくるまった仕切り部材の筒径の固定方法を説明するための斜視図である。 図7の状態の概要平面図である。 図7の状態から切込み部を利用して筒径を固定した状態の平面図及び固定部の拡大図である。 仕切り部材の使用例を示す斜視図である。 仕切り部材の他の使用例を示す斜視図である。
以下、本考案の実施の形態について図を参照して説明する。
まず、図1から図4を参照して第1の実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態に係る仕切り部材1を示している。
仕切り部材1はロール状に巻回された厚紙によって構成されるシート材5を有している。シート材5の幅(高さ)hは、ケーキ等の品物を仕切る機能と品物の外観を阻害しない(隠し過ぎない)観点から適宜に設定される。ロール状の仕切り部材1は未使用時の状態であり、換言すれば、仕切り部材1は複数の仕切り部材が連なった集合体である。
使用時には、ロール状態から繰り出して仕切り対象物品の大きさに対応した任意の長さ(必要な長さ)Wで切り離される。シート材5には切り離し用の切れ目としてのミシン目7が繰り出し方向(矢印方向)に等間隔に、且つ、繰り出し方向と直交する方向にライン状(直線状)に入れられており、ミシン目7の部位で簡単に切り離せるようになっている。
図2に示すように、シート材5は、対象となるケーキ等の品物の大きさに応じて目測による必要な長さWが繰り出されてミシン目7のところで切り離される。
シート材5は図4に示すように、筒状となったときに外側となる表面5aと、内側となる裏面5bとを有している。
シート材5は必要な長さWに切り離されると、図3に示すように、そのカール性によって自動的にくるまり(丸まり)、円筒状またはそれに近い筒状となり、使用時の仕切り部材1aとなる。カール性は、ロール状に巻回すことにより付与される。
本実施の形態に係る仕切り部材1は、シート材5のカール性を利用し、そのカール性によって自動的に得られた筒状をそのまま仕切り部材として使うことを特徴としている。
すなわち、従来においては一定長さのシート材を筒状に曲げる操作が必要であるが、本実施の形態に係る仕切り部材1は、適当な長さに切り離した際に自動的にくるまって筒状となるため、曲げる操作が不要であり、面倒さが無い。
図4に示すように、くるまった際に繰り出し方向の先端部と後端部とがほぼ一致するか、あるいは一部で重なる程度の長さにすれば、切り離した際に筒状の仕切り部材1aが完成する。従って、筒状を維持するための粘着テープによる止め操作は要らない。
図4に示すように、筒状となった仕切り部材1aを例えばケーキ9の上方から被せることにより、ケーキ9の周囲を覆って他のケーキと干渉しないように仕切ることができる。
この場合、ミシン目7の部分を利用して軽い折り目を付け、円筒状をケーキ9の形状(直方体状)に沿った形状にすれば、スペース的に無駄の無い仕切り部材とすることができる。勿論、円筒状のままで覆ってもよい。ミシン目7は必ずしも必要ではなく、必要な長さWを繰り出したところでハサミや手で切り離すようにしてもよい。
ロール状態から必要な長さWを繰り出して使用することができるので、如何なるサイズの品物にも無駄なく対応できる。また、従来のように一定長さのシート材を積載等する方式に比べて保管スペースも少なくて済む利点を有している。
図5から図9を参照して、本考案の第2の実施の形態を説明する。なお、上記の実施の形態と同一部分は同一符号で示し、既にした構成上及び機能上の説明は適宜省略する。
図5に示すように、本実施の形態におけるロール状の仕切り部材11では、繰り出し方向におけるミシン目7の両側に、半円形状の切込み部13が線対称に設けられている。各切込み部13においてその内方は、シート材5の表面側または裏面側に起こすことにより切り起こし片15となる。
図6に示すように、印刷層としての表面5aには、感謝の意を表す「ありがとうございました」の文字と、「Thank you」の文字が上下に分けて印刷されている(他の図では省略)。これらの印刷文字はあくまでも一例である。
ロール状態から必要な長さWで切り離されたシート材5は、そのカール性によって自動的に筒状にくるまり、使用時の仕切り部材11aとしてなる。
図7に示すように、本実施の形態では、切り起こし片15を使って筒状の径の大きさを任意に設定(固定)することができる。すなわち、必要な長さWを繰り出して切り離した際にカール性によって自動的に筒状が得られるが、その筒状の径の大きさを任意に変更して仕切り対象物品の形状に適した径に調整することができる。換言すれば、例えば目測による繰り出し長さが大きすぎた場合に筒状を小さくしたいとき、シート材5のカール性による戻りをロックすることができる。
図7では、シート材5の先端5c側に位置する切り起こし片15を、シート材5の後端5dから数えて3つ目の切込み部13に挿し込んで止める例を示している。図8は図7の仕切り部材11aを上から見た図であり、自然にくるまった状態から筒径を小さくする例である。図8及び図9では、説明上、必要な切込み部13及び切り起こし片15のみ示している。
シート材5の先端5cに最も近い切り起こし片15を内側に起こし、この切り起こし片15をシート材5の後端5dから数えて3つ目の切込み部13に挿し込むと、図9に示す状態となる。その部分拡大図から明らかなように、外側の切込み部13aの切り起こし片15aが内側の切込み部13bに挿し込まれると、相対的に内側の切込み部13bの切り起こし片15bが外側に起こされて内側の切り起こし片15aと重なる。
この係合によって仕切り部材11aは矢印方向(径を大きくする方向)に固定されたすなわちロックされた状態となる。切り起こし片15による筒径の固定は、シート材5の繰り出し方向における先端部が内側となり後端部が外側となる筒状においても同様に行える。
切り起こし片15を切り起こす位置及びこれを挿入する切込み部13の位置を適宜選択することにより、カール性による丸まりに逆らって筒径の大きな状態で止めることもでき、上記のように縮径状態からのカール性による戻り力、すなわちシート材の弾性による筒径の拡がりを止めることもできる。粘着テープのような異質の材料で止める構成ではないので、使用時の材質的な違和感も生じない。
本実施の形態では切込み部13を、ミシン目7を基準に線対称に設ける構成としたが、ミシン目7の繰り出し方向における一方側のみに設けてもよい。線対称に設ける構成とした場合、どの位置のミシン目7で切り離してもロック片としての切り起こし片及びその挿し込み部を得ることができる利点がある。
また、ミシン目7を設けずに切込み部のみを設ける構成としてもよい。
図10は、仕切り部材11aの使用状態を示している。包装用箱の底面17上には複数種類のケーキ19a、19b、19c、19d、19e、19fが、ナプキン21と共に配置されている。他のケーキとの干渉によって型崩れし易いケーキ19a、19e、19fは仕切り部材11aで仕切られている。このように全てのケーキを仕切る必要はなく、必要に応じて適宜仕切ればよい。なお、図10において、仕切り部材11aのミシン目や切込み部はその表示を省略している。
仕切り部材1aや11aの使用態様は、ケーキ等の品物を囲むように仕切る態様に限定されない。例えば図11に示すように、箱23に入れられた生菓子25a、25bの間を区画する仕切り部材としてスペーサ的に使用することもできる。すなわち、生菓子25a、25b同士の直接的な接触を防止する観点や、空白スペースを埋めて持ち運び時の生菓子25a、25bの位置ずれを防止する観点からの利用が可能である。図11において、符号27は保冷剤を示している。
上記の各実施の形態では、ケーキ等の生菓子の仕切り部材としての利用例を説明したが、本考案はこれに限定されない。例えば広い面積の賄い台上に多数の食品を載せる場合の一時的な仕切り部材としても利用でき、食品以外の物品の仕切り部材または緩衝材としても利用することができる。
以上、本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、上記の各実施の形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲における設計の変更があっても考案に含まれる。
例えば、ロール状態から切り離すための切れ目としてはミシン目に限らず、1つまたは複数のスリットを形成してもよい。また、切れ目の形状は繰り出し方向と直交する直線状に限らず斜めや湾曲状にしてもよい。
また、第2の実施形態における切込み部13は、シート材5の高さ方向において2段(2列)に設けてもよく、更に半円形に限らず互いに係合することができる形状であれば、如何なる形状であってもよい。
また、裏面5bに合成樹脂層を設けた構成にしてもよく、このような構成とすることで、水分の多い生菓子と接触した場合に水分を吸収して表面5aの印刷インクが裏面に滲む等の問題を防止できる。
1、1a、11、11a…仕切り部材 5a…表面 5b…裏面
7…切れ目としてのミシン目 13…切込み部 15…切り起こし片

Claims (5)

  1. 未使用時にはロール状をなし、使用時にはロール状態から必要な長さを繰り出して切り離され切り離された際にくるまって筒状となることを特徴とする仕切り部材。
  2. 請求項1に記載した仕切り部材において、
    繰り出し方向に間隔をおいて複数の切込み部が形成され、1つの切込み部における切り起こし片を他の切込み部に挿し込むことによって筒状の径の大きさを任意に設定できることを特徴とする仕切り部材。
  3. 請求項2に記載した仕切り部材において、
    繰り出し方向に所定の間隔で切り離し用の切れ目がライン状に形成され、前記切れ目の近傍に前記切込み部が設けられていることを特徴とする仕切り部材。
  4. 請求項3に記載した仕切り部材において、
    前記切込み部が半円形状をなし、繰り出し方向における前記切れ目の両側に線対称に設けられていることを特徴とする仕切り部材。
  5. 請求項3または4に記載した仕切り部材において、
    前記切れ目がミシン目であることを特徴とする仕切り部材。
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