JP3123312B2 - 無人搬送車の自律交差点制御方法 - Google Patents

無人搬送車の自律交差点制御方法

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JP3123312B2
JP3123312B2 JP05224139A JP22413993A JP3123312B2 JP 3123312 B2 JP3123312 B2 JP 3123312B2 JP 05224139 A JP05224139 A JP 05224139A JP 22413993 A JP22413993 A JP 22413993A JP 3123312 B2 JP3123312 B2 JP 3123312B2
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無人搬送車(以下、無人
車という。)の自律交差点制御方法に関し、或る特定の
無人車が交差点で長時間待機することがないようにした
ものである。
【0002】
【従来の技術】無人搬送システムでは、図4に示すよう
に無人車7どうしが誘導ラインの合流,分岐,交差等の
交差点エリア1において衝突しないように、交差点制御
を行う必要がある。従来は、図5に示すように、交差点
エリア1の入口及び出口にセンサやスイッチ等の車両検
出器2,3を設けておき、これらの車両検出器2,3か
らの信号4,5を地上の制御盤6が受け取ることによ
り、交差点進入の可否を優先順位を含めて判断し、無人
車7に進入許可又は不許可の指令8を与える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く従来は、交
差点制御を地上制御盤6が優先順位を含めて全て管理す
るために複雑な管理シーケンスソフトウェアが必要であ
ること、交差点毎に車両検出器2,3が必要であるこ
と、車両検出器2,3の設置工事が必要であることによ
り、交差点制御の実施に要するコスト及び工数が多大で
ある。また、無人車間で優先順位を単に固定して設定し
ておくと、図6に示すように、或る交差点エリア1の入
口それぞれで複数の無人車7A,7Bが待機状態になっ
ている場合、先行の無人車7Cが通過して交差点に進入
可能になった時点では初めに進入できるのは優先順位の
高い方の無人車7Bであるため、交差点入口に最初に到
着していたにもかかわらず優先順位の低い方の無人車7
Aは進入できず、長時間待機せねばならないことがあ
る。その結果、搬送先での待ち時間が長くなってしま
う。
【0004】そこで本発明は、地上制御盤が不要で、し
かも或る特定の無人車が交差点で長時間待機することが
ないように、無人車が自律的に交差点制御を行うことが
できる方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の自律交差点制御方法は、無人搬送システムの各無人
車に送信と受信を同時に行うことができ、且つ独立して
周波数の設定ができる無線通信装置を搭載すること、各
交差点にその交差点の入口の数と同じ数で且つ互いに異
なる周波数を割り当てること、割り当てた周波数に交差
点別に優先順位を設定すること、無人車が交差点の入口
に到着した時点で無線通信装置により、他車からの送信
周波数を受信し、送信されて来ない周波数のうち最も優
先順位の高い周波数を送信しながらそれよりも1つ高い
優先順位の周波数の受信が跡絶えるのを待ち、この受信
が跡絶えた時点で自車の送信周波数を優先順位が1つ高
い周波数に切り換えること、自車が一番高い優先順位の
周波数を送信した時点で交差点に進入し、交差点を出た
時に送信を停止することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】無人車が或る交差点の入口に到着すると、その
交差点に割り当てられている周波数を受信して、他車か
ら送信されて来ない周波数を探し、そのうちで最も優先
順位の高い周波数を送信する。送信周波数により無人車
の優先順位が判かる。この送信をしながら1つ高い優先
順位の周波数の受信が跡絶えるまで待機し、跡絶えたら
自車の優先順位が1つ高くなったと判断して、自車の送
信周波数を1つ高い優先順位の周波数に切り換える。周
波数の割り当て数が3以上の場合は、もう1つ高い優先
順位の周波数の受信が跡絶えるまで待機し、以上の送信
切換えを繰り返えす。自車の送信周波数がその交差点で
1番高い優先順位の周波数になった時は、自車の優先順
位が1番高いので、その周波数を送信しながら交差点に
進入し、交差点を出たら送信を停止する。以上により、
待機中の無人車の優先順位が次第に高くなり、従って、
或る特定の無人車が交差点で長時間待機することなく、
無人車自身が交差点制御を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る自律交差点制
御方法を図面を参照して説明する。図1は本発明の自律
交差点制御方法を適用した無人搬送システムを示す。図
1において、各無人車7A,7Bにはそれぞれ、無線通
信装置(以下、無線機という。)9と制御装置10とか
らなる自律交差点制御装置11A,11Bが備えられて
いる。なお図1中の符号で、1は交差点エリア、9Aは
優先順位設定器、12は走行路、13は無人車7Aの送
信信号、14は無人車7Bの送信信号、15はマーク、
16はマーク検出器を示す。
【0008】図2は走行ルート及び周波数割り当ての例
を示す。図2に例示した走行ルートには2つの交差点エ
リア1−1と1−2が存在し、一方の交差点エリア1−
1にはN=2、即ち2つの入口があり、他方の交差点エ
リア1−2にはN=3、即ち3つの入口がある。そこ
で、図2の例では、一方の交差点エリア1−1には第
1,第2と2つの周波数aHz,bHzが割り当てられてお
り、第1周波数aHzの方が第2周波数bHzよりも優先順
位が高い。また、他方の交差点エリア1−2には第1,
第2,第3と3つ周波数cHz,dHz,eHzが割り当てら
れており、第1周波数cHzの方が第2周波数dHzより
も、また第2周波数dHzの方が第3周波数eHzよりもそ
れぞれ優先順位が高い。なお、各周波数aHz〜eHzは全
て互いに異なっている。
【0009】無線機9は送信と受信を同時に行うことが
でき、且つ全交差点エリア1−1,1−2に割り当てら
れた周波数aHz〜eHzの設定を独立して行うことができ
るものである。無線機9はそれを搭載した無人車が或る
交差点エリアの入口に到着すると、その交差点に割り当
てられた周波数を受信して、他車から送信されて来ない
周波数を探し、そのうちで最も優先順位の高い周波数を
送信しながら、それよりも1つ高い優先順位の周波数が
跡絶えるのを監視し、これが跡絶えたら自車の送信周波
数を今までよりも1つ高い優先順位の周波数に切り換え
る。無線機9は送信周波数がその交差点で1番高い周波
数に切り換わるまで、上記動作を繰り返えす。制御装置
10は自車の無線機9がその交差点に割り当てられた周
波数のうち1番高い優先順位のものを送信するまで自車
を停止即ち待機させ、1番高い優先順位の周波数の送信
と同時に自車を交差点エリアに進入させ、脱出させる。
無線機9は自車が交差点を進行中は1番高い優先順位の
周波数を継続的に送信し、交差点を脱出した時点で送信
を停止する。
【0010】無人車が交差点入口に到着したか否かの判
断、それがどの交差点であるかの識別、更には無人車が
交差点を脱出したか否かの判断としては、どのような手
段によっても良いが、例えば図1に示すように交差点エ
リア1の入口や出口等に設置したコマンドプレートとし
ての磁石,鉄板等のマーク15をマーク検出器16で検
出し、検出したマーク15のスタート地点からの総数を
計数することにより、達成することができる。
【0011】図3により具体的な制御例を説明する。ま
ず、ステップS1〜S5に示すように、無人車が交差点
エリアに到着すると、その交差点に割り当てられた周波
数のうち、1番優先順位の高い周波数が他車から送信さ
れているか否か判断し、送信されていなければその周波
数を送信しながら交差点を進行し、そこを出た時点で送
信を停止する。ステップS2にて1番優先順位の高い周
波数が他車から送信されていることを確認した場合は、
ステップS6,S7,S8に示すように1つ優先順位の
低い周波数が他車から送信されているか否かを判断し、
この繰り返しにより、送信されて来ない周波数のうち最
も優先順位の高い周波数を探す。次に、ステップS9〜
S12に示すように、先に探した周波数を送信しなが
ら、それより優先順位の1つ高い他車からの周波数が跡
絶えたか否かを判断し、跡絶えたら自車の送信周波数を
今までよりも1つ高い周波数に切り換える。この切り換
え処理を、自車が1番高い優先順位の周波数を送信する
まで繰り返えす。1番高い優先順位の周波数になった
ら、ステップS3〜S5のように、これを送信しながら
発進して交差点を進行し、そこを出た時点で送信を停止
する。
【0012】ところで、稀ではあるが複数の無人車が或
る交差点の入口それぞれに同時に到着した場合の対策と
して、図1に示すように各無線機9に優先順位設定器9
Aを設け、これにより予め無人車間の優先順位を設定し
ておき、他車から何の周波数も受信することがない時は
優先順位の高い無人車から順に、1番高い優先順位の周
波数、1つ低い優先順位の周波数、もう1つ低い優先順
位の周波数という如く、優先順位に応じた周波数を送信
する。これにより、同時到着の場合の衝突を防止でき
る。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、無人車が或る交差点の
入口に到着すると、その交差点に割り当てられた周波数
を受信し、他車から送信されて来ない周波数のうち最も
優先順位の高い周波数を送信しながら、これより1つ高
い優先順位の周波数が跡絶えるまで待機し、これが跡絶
えたら自車の送信周波数を優先順位が1つ高い周波数に
切り換え、これにより1番優先順位の高い周波数を送信
した時点で交差点に進入し、そこを出た時点で送信を停
止するという自律交差点制御を行う。従って、従来の交
差点制御の地上制御盤、その管理シーケンスソフトウェ
ア、車両検出器、これら地上側機器の設置工事が不要と
なる。また、無人車が待機している間に優先順位が順次
高くなることから、交差点の入口で複数の無人車が待機
状態になってる場合でもその交差点が進入可能になった
時点で1番早くから待機していた無人車か最初に進入す
ることができ、或る特定の無人車が交差点で長時間待機
することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した無人搬送システムを示す図。
【図2】走行レイアウト及び交差点での周波数割り当て
例を示す図。
【図3】制御フローを示す図。
【図4】交差点の例を示す図。
【図5】従来例を示す図。
【図6】優先順位固定の場合に生じる長時間待機の例を
示す図。
【符号の説明】
1 交差点エリア 7A,7B,7C 無人車 9 無線機(無線通信装置) 9A 優先順位設定器 10 制御装置 11A,11B 自律交差点制御装置 15 マーク 16 マーク検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 1/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無人搬送システムの各無人車に送信と受
    信を同時に行うことができ、且つ独立して周波数の設定
    ができる無線通信装置を搭載すること、各交差点にその
    交差点の入口の数と同じ数で且つ互いに異なる周波数を
    割り当てること、割り当てた周波数に交差点別に優先順
    位を設定すること、無人車が交差点の入口に到着した時
    点で無線通信装置により、他車からの送信周波数を受信
    し、送信されて来ない周波数のうち最も優先順位の高い
    周波数を送信しながらそれよりも1つ高い優先順位の周
    波数の受信が跡絶えるのを待ち、この受信が跡絶えた時
    点で自車の送信周波数を優先順位が1つ高い周波数に切
    り換えること、自車が一番高い優先順位の周波数を送信
    した時点で交差点に進入し、交差点を出た時に送信を停
    止することを特徴とする無人搬送車の自律交差点制御方
    法。
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