JP3121411B2 - ファクシミリ蓄積交換装置 - Google Patents

ファクシミリ蓄積交換装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自身のメモリに画情報
を蓄積し、端末からのサービス要求に応じて各種サービ
スを提供するファクシミリ蓄積交換装置またはファクシ
ミリサーバに関し、特にメモリの使用効率およびデータ
復元性との兼ね合いで最適な符号化方式を自動選択する
ファクシミリ蓄積交換装置またはファクシミリサーバに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ蓄積交換装置が多用
されているが、このファクシミリ蓄積交換装置は、各種
サービスを提供するために、端末ファクシミリ装置から
受信した画情報を所定の符号化方式に従って圧縮する符
号化部と、圧縮した画情報を蓄積する蓄積部(メモリ)
と、を備えている。
【0003】ここで、ファクシミリ画情報を蓄積する場
合には、原画情報をそのまま蓄積するものと、符号化に
より圧縮した画情報を蓄積するものとがあり、それぞれ
次のような特徴がある。 (1)原画情報:誤りがあると、その画素だけが異常と
なる。 (2)MH(Modified Huffman符号化方式:1次元符号
化方式):誤りがあると、そのラインが再生できない。 (3)MR(Modified READ符号化方式:2次元逐次符
号化方式):誤りがあると、そのラインを含む数ライン
が再生できない。 (4)MMR(Modified Modified READ:拡張2次元符
号化方式):誤りがあると、そのラインを含んだ以降の
ラインが再生できない。
【0004】圧縮効率は(1)から(4)に進むほど向
上するが、圧縮効率が高いものは、誤りがあった場合に
画情報が異常となってその影響が大きい。このような各
種符号化方式を採用した従来のファクシミリ蓄積交換装
置としては、例えば特開昭59−154872号公報、
特開平1−251956号公報等に記載されたものがあ
る。
【0005】特開昭59−154872号公報に記載さ
れたファクシミリ蓄積交換装置は、複数の回線より異な
る符号化方式により符号化された画情報を受信した場合
に、該画情報を所定の符号化方式により再符号化し、符
号化形態を統一するもので、例えばアナログファクシミ
リ装置とデジタルファクシミリ装置間で、あるいは加入
電話回線とデジタルデータ回線間で、メモリに蓄積され
た画情報を共用することが可能となる。
【0006】特開平1−251956号公報に記載され
たファクシミリ蓄積交換装置は、原画情報をMHまたは
MRいずれか一方の符号化方式により圧縮するもので、
MMRに対してデータ復元性の高いMH、MRによりデ
ータ損失を最小限に抑えることが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ蓄積交換装置にあっては、符号
化方式の圧縮効率が高いものは誤りがあった場合に画情
報が異常となってその影響が大きいので、影響を小さく
しようとして圧縮効率の小さい符号化方式を採用する傾
向にあるが、この場合、圧縮効率が落ちてしまうのでメ
モリの使用効率が悪くなってしまうという問題があっ
た。
【0008】そこで、請求項1記載の発明は、画情報の
使用目的に応じて複数種類の符号化方式を使い分けるこ
とにより、メモリの使用効率およびデータ復元性との兼
ね合いで最適な符号化方式を自動選択するファクシミリ
蓄積交換装置を提供することを目的としている。次に、
複数のファクシミリ蓄積交換装置を用いてシステムを構
成したとき、送信先の端末ファクシミリ装置には、その
端末ファクシミリ装置を管理する蓄積交換装置から送信
が行なわれる。そのために、蓄積交換装置から蓄積交換
装置へと画情報が転送され、その結果、送信元の蓄積交
換装置と送信先の蓄積交換装置の両方に同じ画情報が蓄
積されることになる。
【0009】そこで、請求項2記載の発明は、送信元、
送信先の特徴に合った符号化方式でそれぞれに蓄積する
ことにより、システム全体としてメモリ使用効率と信頼
性の向上を図るファクシミリ蓄積交換装置を提供するこ
とを目的としている。次に、ホスト連動型のファクシミ
リ蓄積交換装置すなわちファクシミリサーバにおいて、
ファクシミリ画情報は、ファクシミリサーバで処理をし
て、そのままホストコンピュータに渡す。端末への送信
はホストコンピュータの指示により、ホストコンピュー
タからファクシミリサーバに一旦画情報を転送し、その
後、端末に送信する。従って、ホストコンピュータには
常に画情報が蓄積されていることになる。
【0010】そこで、請求項3記載の発明は、ファクシ
ミリサーバで蓄積する画情報の符号化効率を高め、また
ホストコンピュータに転送する画情報の符号化効率を下
げることにより、ファクシミリサーバではメモリ使用効
率を上げ、また再生時に誤りの影響の少ない画情報をホ
ストコンピュータに転送しておくことによって、システ
ム全体としての信頼性の向上を図るファクシミリサーバ
を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、端末ファクシミリ装置から
受信した画情報を所定の符号化方式に従って圧縮する符
号化部と、圧縮した画情報を蓄積する蓄積部と、を備
え、端末からのサービス要求に応じて各種サービスを提
供するファクシミリ蓄積交換装置において、前記符号化
部に複数種類の符号化方式を有し、画情報を圧縮する際
に使用する符号化方式を信頼性の要求度に応じて適宜選
択する符号化方式選択手段を備えたことを特徴とする。
【0012】また、請求項2記載の発明は、上記目的を
達成するために、符号化方式選択手段は、端末ファクシ
ミリ装置から受信した画情報を圧縮する際の符号化方式
と異なる符号化方式を、他のファクシミリ蓄積交換装置
から受信した画情報を圧縮する際の符号化方式として選
し、画情報の蓄積時の符号化方式を変えることを特徴
とする。また、請求項3記載の発明は、上記目的を達成
するために、端末ファクシミリ装置から受信した画情報
を所定の符号化方式に従って圧縮する符号化部と、圧縮
した画情報を蓄積する蓄積部と、を備え、蓄積した画情
報をホストコンピュータに転送するファクシミリサーバ
において、前記符号化部に複数種類の符号化方式を有
し、前記蓄積部に蓄積する画情報を圧縮する際の符号化
方式と異なる符号化方式を、前記ホストコンピュータに
転送する画情報を圧縮する際の符号化方式として選択す
る符号化方式選択手段を備え、前記蓄積部と前記ホスト
コンピュータとで画情報の蓄積時の符号化方式を変える
ことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の発明において
は、符号化部の有する複数種類の符号化方式を、画情報
を圧縮する際に符号化方式選択手段によって適宜選択す
る。また、上記構成を有する請求項2記載の発明におい
て、符号化方式選択手段は、端末ファクシミリ装置から
受信した画情報を圧縮する際の符号化方式と異なる符号
化方式を、他のファクシミリ蓄積交換装置から受信した
画情報を圧縮する際の符号化方式として選択する。
【0014】また、上記構成を有する請求項3記載の発
明においては、符号化部に複数種類の符号化方式を有
し、符号化方式選択手段は、蓄積部に蓄積する画情報を
圧縮する際の符号化方式と異なる符号化方式を、ホスト
コンピュータに転送する画情報を圧縮する際の符号化方
式として選択する。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は請求項1〜3いずれかに記載された発明の一実施
例に係るファクシミリ蓄積交換装置またはファクシミリ
サーバを示すブロック構成図であり、同図(a)はその
システム構成図、同図(b)はファクシミリ通信コント
ロールユニットの内部構成図である。
【0016】まず、請求項1記載の発明に係るファクシ
ミリ蓄積交換装置について、その構成を説明する。図1
(a)において、ファクシミリ蓄積交換装置FXCは、
電話回線網Lを介して複数の端末ファクシミリ装置FA
X1〜4に接続されている。ファクシミリ蓄積交換装置
FXCにおいて、システムコントロールユニットSCU
は、本装置を制御するためのもので、例えば端末ファク
シミリ装置FAX1〜4からのサービス要求に応じて各
種サービスを提供する。ファクシミリ通信コントロール
ユニットFCU1〜4は、所定の伝送制御手順に従って
ファクシミリ伝送を実行するものであり、送信時または
蓄積時等に画情報を所定の方式で符号化してその情報量
を圧縮すると共に、受信時等に符号化されている画情報
を元の画情報に復元する。ハードディスク装置HDD
は、蓄積部として画情報を蓄積するもので、ハードディ
スクコントロールユニットHDCにより画情報の蓄積お
よび読出が行なわれる。なお、ファクシミリ蓄積交換装
置FXCの各部はバス(システムバス)により接続され
ている。
【0017】前記ファクシミリ通信コントロールユニッ
トFCU1〜4の内部構成が図1(b)に示される。図
1(b)において、制御部11は、本コントロールユニ
ットFCUを制御するためのもので、例えばROM(Re
ad Only Memory)等のメモリ12に格納されたプログラ
ムに従って通信制御を実行する。システムインタフェー
ス部13は、システムバスを介し前記システムコントロ
ールユニットSCUとの間でデータを送受信する。
【0018】符号化部14は、例えば端末ファクシミリ
装置FAX1〜4から受信した画情報を所定の符号化方
式に従って圧縮する。復号化部15は、符号化されてい
る画情報を元の画情報に復元する。回線インタフェース
部16は、前記電話回線網Lを介して行なわれるデータ
通信の伝送レートや同期等を管理する。FXCインタフ
ェース部17は、他のファクシミリ蓄積交換装置FXC
との間で行なわれるデータ通信をインタフェースする。
ホストインタフェース部18は、図示していないホスト
コンピュータとの間で行なわれるデータ通信をインタフ
ェースする。
【0019】上記構成を有する本実施例において、符号
化部14は、MH(Modified Huffman:1次元符号化方
式)、MR(Modified READ:2次元逐次符号化方
式)、MMR(Modified Modified READ:拡張2次元符
号化方式)等の複数種類の符号化方式に対応し、それぞ
れの符号化方式により画情報の圧縮が可能である。前記
制御部11は、本発明の符号化方式選択手段として、符
号化部14にて画情報を圧縮する際に使用する符号化方
式を適宜選択する。
【0020】次に、作用を説明する。図2は請求項1記
載の発明に係る符号化方式選択手順を示すフローチャー
トである。なお、符号化部14での符号化方式を、M
H、MR、MMRの三種類とする。図2に示す受信時処
理において、例えば端末ファクシミリ装置FAX、FX
Cインタフェース部17に接続された他のファクシミリ
蓄積交換装置、またはホストインタフェース部18に接
続されたホストコンピュータから画情報を受信した場合
は、符号化されている画情報を復号化部15にて一旦原
画情報に復号化し(ステップS1)、蓄積のために使用
する符号化方式を制御部11により選択する(ステップ
S2)。
【0021】制御部11の選択により、符号化部14
は、MH(ステップS3)、MR(ステップS4)、M
MR(ステップS5)のいずれかで画情報を符号化し、
ハードディスク装置HDDに蓄積する(ステップS
6)。なお、図示していない送信時処理において、例え
ば端末ファクシミリ装置FAXに送信する時には、ハー
ドディスク装置HDDに蓄積された画情報の符号化方式
に対応して復号化部15で一担原画情報に復号化した
後、符号化部14で送信先の端末ファクシミリ装置FA
Xに合わせた符号化方式で再度符号化して送信する。
【0022】ここで、MH、MR、MMRの選択方法に
は以下の様なものがある。 ユーザー毎に選択 情報の確保(復元性)を最重点に考えるユーザーには、
多少メモリの使用量が増えても、情報の復旧ができるよ
うな符号化方式すなわちMHを割り当てる。逆に、メモ
リ使用量を減らしたいときにはMMRを割り当てる。
【0023】チャンネル対応に設定 予めチャネル対応で符号化方式を決めておき通信時にユ
ーザーがチャネルを選ぶことで符号化方式を選択する。 装置単位で1つに固定する。 このように、本実施例においては、複数の符号化方式に
対応し、それらを選択して使用するので、信頼性の要求
度によって符号化方式を選択でき、ハードディスク装置
HDDを効率的に使用しながら、蓄積された画情報に誤
りが生じた場合でも、その影響を小さくすることができ
る。
【0024】以下、請求項2記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。図3は請求項2記載の発明の一実施例に
係るファクシミリ蓄積交換装置を用いたシステム構成図
である。なお、本実施例において上述例と同一の構成に
ついては、同一符号を付してその具体的な説明を省略す
る。まず、構成を説明する。ファクシミリ蓄積交換装置
FXCは、図1(b)に示すFXCインタフェース部1
7を介して他のファクシミリ蓄積交換装置とデータ通信
を行なう場合、制御部11を符号化方式選択手段とし
て、端末ファクシミリ装置FAXから受信した画情報を
圧縮する際の符号化方式と異なる符号化方式を、他のフ
ァクシミリ蓄積交換装置から受信した画情報を圧縮する
際の符号化方式として選択する。
【0025】図3において例示すると、ファクシミリ蓄
積交換装置(FXC)Xにおいて、端末ファクシミリ装
置(FAX)Aから受信して蓄積するときの符号化方式
をMRとする。一方、ファクシミリ蓄積交換装置(FX
C)Yにおいて、他のファクシミリ蓄積交換装置Xから
画情報を受信して蓄積するときの符号化方式をMMRと
する。
【0026】次に、作用を説明する。図4は請求項2記
載の発明に係る符号化方式選択手順を示すフローチャー
トである。図4に示す受信時処理において、画情報を受
信した場合は、符号化されている画情報を前記復号化部
15にて一旦原画情報に復号化し(ステップT1)、送
信元に応じて使用する符号化方式を制御部11により選
択する(ステップT2)。
【0027】例えば端末ファクシミリ装置Aから端末フ
ァクシミリ装置Bに、蓄積装置X、Yを経由して画情報
Pを送信するとき、制御部11は、蓄積装置Xにおい
て、端末ファクシンミリ装置Aから画情報Pを受信した
場合にはMRを選択し、MRで画情報Pを符号化する
(ステップT3)。一方、蓄積装置Yにおいて、他の蓄
積装置Xから画情報Pを受信した場合には、制御部11
はMMRを選択し、MMRで画情報Pを符号化する(ス
テップT4)。
【0028】次いで、前記符号化部14によりMRまた
はMMRで符号化された画情報PMR、PMMRをそれぞれ
蓄積装置X、Yのハードディスク装置HDDに蓄積する
(ステップT5)。このように蓄積された画情報PMR、
PMMRは、ある時間経過後に消去されるが、その保持時
間は、通常、送信元蓄積装置Xでの保持時間>送信先蓄
積装置Yでの保持時間とされる。
【0029】送信先蓄積装置Yで時間が経過して画情報
PMMRが消失した後、再度端末ファクシミリ装置Bに送
信する必要が生じれば、蓄積装置Xから蓄積装置Yに画
情報を転送した後、端末ファクシミリ装置Bに画情報P
を送信できる。同様に、蓄積装置Yに蓄積された画情報
PMMRが何らかの理由で誤りが発生し再生が不可能にな
ったときには、蓄積装置Xから蓄積装置Yに画情報を転
送することによって、誤りの少ない画情報Pを端末ファ
クシミリ装置Bに送信することができる。
【0030】すなわち、本実施例においては、圧縮効率
はよいが、誤りがあった場合に影響の大きなMMRを送
信先蓄積装置Yの符号化方式に選択し、また圧縮効率は
少し劣るが、誤りがあった場合に影響の小さなMRを送
信元蓄積装置Xの符号化方式に、それぞれ選択する。こ
のように、本実施例においては、蓄積時の符号化方式を
変えて送信元には画情報PMRを、また送信先には画情報
PMMRを蓄積するので、システム全体としてハードディ
スク装置HDDの使用効率を向上させ、画情報Pの復元
性も向上できる。
【0031】以下、請求項3記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。図5は請求項3記載の発明の一実施例に
係るファクシミリサーバを用いたシステム構成図であ
る。なお、本実施例において上述例と同一の構成につい
ては、同一符号を付してその具体的な説明を省略する。
まず、構成を説明する。図5において、ファクシミリサ
ーバF/Sは、端末ファクシミリ装置FAX1〜4から
画情報を受信して、自身のハードディスク装置HDDに
蓄積すると共に、蓄積された画情報をホストコンピュー
タHOSTに転送する。このために、ファクシミリサー
バF/Sは、前記ファクシミリ蓄積交換装置FXCと同
様に、端末ファクシミリ装置FAXから受信した画情報
を複数種類の符号化方式に従って圧縮する符号化部14
と、ハードディスク装置HDDに蓄積する画情報を圧縮
する際の符号化方式と異なる符号化方式を、ホストコン
ピュータHOSTに転送する画情報を圧縮する際の符号
化方式として選択する制御部11と、を備える。
【0032】次に、作用を説明する。図6は請求項3記
載の発明に係る符号化方式選択手順を示すフローチャー
トである。まず、画情報を受信するのか、送信するのか
を判断し(ステップQ1)、例えば端末ファクシミリ装
置FAXから画情報を受信した受信時処理においては
(ステップQ2)、符号化されて受信した画情報を前記
復号化部15で復号化する(ステップQ3)。次いで、
制御部11によりMMRを選択し、符号化部14におい
てMMRにより画情報を符号化する(ステップQ4)。
そして、自身のハードディスク装置HDDに画情報を蓄
積し(ステップQ5)、処理を終了する。
【0033】一方、ステップQ1の判断で、ホストコン
ピュータHOSTに画情報を転送する転送時処理におい
ては(ステップQ6)、自身のハードディスク装置HD
Dから画情報を読み出し(ステップQ7)、一旦復号化
した後に制御部11によりMRを選択し、符号化部14
においてMRにより画情報を符号化する(ステップQ
8)。そして、ホストコンピュータHOSTに画情報を
転送し(ステップQ9)、処理を終了する。
【0034】このように、ファクシミリサーバF/S
は、画情報を一時的に蓄積しておくだけで、すぐにホス
トコンピュータHOSTに転送するのであるから、誤り
が発生する可能性は少ない。従って、自身のハードディ
スク装置HDDに蓄積する際には、圧縮効率の高いMM
Rを使う。一方、ホストコンピュータHOSTにはサー
ビスが完了するまで画情報を蓄積しておかなければなら
ないので、誤りが発生した時でも画情報に影響の少ない
MRを使う。
【0035】このように、本実施例においては、ファク
シミリサーバF/Sにおける一時的な蓄積のときの符号
化方式と、ホストコンピュータHOSTに転送する時の
符号化方式とを変えているので、サーバ内ではハードデ
ィスク装置HDDの使用効率を上げることができ、また
システム全体としてはデータの復元性を上げることがで
きる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係るファクシミリ蓄積交換装置によれば、符号化部
の有する複数種類の符号化方式を、画情報を圧縮する際
に符号化方式選択手段によって適宜選択するので、信頼
性の要求度によって符号化方式を選択でき、蓄積部を効
率的に使用しながら、蓄積された画情報に誤りが生じた
場合でも、その影響を小さくすることができる。
【0037】また、請求項2記載の発明に係るファクシ
ミリ蓄積交換装置によれば、符号化方式選択手段は、端
末ファクシミリ装置から受信した画情報を圧縮する際の
符号化方式と異なる符号化方式を、他のファクシミリ蓄
積交換装置から受信した画情報を圧縮する際の符号化方
式として選択するので、システム全体として蓄積部の使
用効率を向上させ、画情報の復元性も向上できる。
【0038】また、請求項3記載の発明に係るファクシ
ミリサーバによれば、符号化部に複数種類の符号化方式
を有し、符号化方式選択手段は、蓄積部に蓄積する画情
報を圧縮する際の符号化方式と異なる符号化方式を、ホ
ストコンピュータに転送する画情報を圧縮する際の符号
化方式として選択するので、サーバ内では蓄積部の使用
効率を上げることができ、またシステム全体としてはデ
ータの復元性を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3いずれかに記載された発明の一実
施例に係るファクシミリ蓄積交換装置またはファクシミ
リサーバを示すブロック構成図であり、同図(a)はそ
のシステム構成図、同図(b)はファクシミリ通信コン
トロールユニットの内部構成図である。
【図2】請求項1記載の発明に係る符号化方式選択手順
を示すフローチャートである。
【図3】請求項2記載の発明の一実施例に係るファクシ
ミリ蓄積交換装置を用いたシステム構成図である。
【図4】請求項2記載の発明に係る符号化方式選択手順
を示すフローチャートである。
【図5】請求項3記載の発明の一実施例に係るファクシ
ミリサーバを用いたシステム構成図である。
【図6】請求項3記載の発明に係る符号化方式選択手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 制御部(符号化方式選択手段) 14 符号化部 17 FXCインタフェース部 18 ホストインタフェース部 FXC ファクシミリ蓄積交換装置 FAX 端末ファクシミリ装置 HDD ハードディスク装置(蓄積部) F/S ファクシミリサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 104 H04L 12/54 H04L 12/58

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末ファクシミリ装置から受信した画情報
    を所定の符号化方式に従って圧縮する符号化部と、 圧縮した画情報を蓄積する蓄積部と、を備え、 端末からのサービス要求に応じて各種サービスを提供す
    るファクシミリ蓄積交換装置において、 前記符号化部に複数種類の符号化方式を有し、 画情報を圧縮する際に使用する符号化方式を信頼性の要
    求度に応じて適宜選択する符号化方式選択手段を備えた
    ことを特徴とするファクシミリ蓄積交換装置。
  2. 【請求項2】符号化方式選択手段は、端末ファクシミリ
    装置から受信した画情報を圧縮する際の符号化方式と異
    なる符号化方式を、他のファクシミリ蓄積交換装置から
    受信した画情報を圧縮する際の符号化方式として選択
    し、画情報の蓄積時の符号化方式を変えることを特徴と
    する請求項1記載のファクシミリ蓄積交換装置。
  3. 【請求項3】端末ファクシミリ装置から受信した画情報
    を所定の符号化方式に従って圧縮する符号化部と、 圧縮した画情報を蓄積する蓄積部と、を備え、 蓄積した画情報をホストコンピュータに転送するファク
    シミリサーバにおいて、 前記符号化部に複数種類の符号化方式を有し、 前記蓄積部に蓄積する画情報を圧縮する際の符号化方式
    と異なる符号化方式を、前記ホストコンピュータに転送
    する画情報を圧縮する際の符号化方式として選択する符
    号化方式選択手段を備え、前記蓄積部と前記ホストコン
    ピュータとで画情報の蓄積時の符号化方式を変えること
    を特徴とするファクシミリサーバ。
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