JP2002084429A - 画像蓄積装置、画像蓄積方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像蓄積装置、画像蓄積方法及び記憶媒体

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JP2002084429A JP2000273558A JP2000273558A JP2002084429A JP 2002084429 A JP2002084429 A JP 2002084429A JP 2000273558 A JP2000273558 A JP 2000273558A JP 2000273558 A JP2000273558 A JP 2000273558A JP 2002084429 A JP2002084429 A JP 2002084429A
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Makoto Kobayashi
誠 小林
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 JBIG符号データのヘッダ部をページ管理
情報にて一元管理可能な画像蓄積装置、画像蓄積方法及
び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 第2RAM104にJBIG符号化する
画像情報のJBIG符号化方式におけるヘッダ部を含む
情報をページ単位に記憶、管理し、ページ単位に記憶、
管理される情報を用いて符号化部111で画像情報を符
号化し、JBIG符号化方式におけるデータ部を出力
し、その符号化されたデータ部を画像メモリ105に蓄
積する。そして、ページ単位に記憶、管理される情報を
用いて、復号化部112で画像メモリ105に蓄積され
たデータ部を復号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報を符号化
し、蓄積、管理する画像蓄積装置、画像蓄積方法及び記
憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタル画像を符号化し、蓄
積、管理する画像蓄積装置において、2値画像を符号化
する符号化方式として様々な方式が知られており、採用
されてきた。例えばファクシミリ装置では、MH,M
R,MMR符号化方式が採用されており、送信画像、受
信画像等は、それらの符号化方式にて符号化され、メモ
リに蓄積、管理され、通信に使用されている。
【0003】例えば、ファクシミリ送信においては、送
信原稿をページ毎に読み取り、デジタル信号に変換し、
符号蓄積を行う。この際、ページ毎にページ管理情報と
してページ番号、主走査幅、ライン数、解像度、符号化
方式等の情報が記憶される。更に、通信時にはこの管理
情報に基づき通信相手機に必要な情報を通知し、符号デ
ータを送信している。
【0004】ところが、最近更なる通信速度の向上、符
号化効率の向上のため、ITU−T勧告T.82,T.
85記載のJBIG符号化方式が採用されてきている。
このJBIG符号化方式においては、1ページの符号デ
ータ(BIE)はパラメータを記憶するヘッダ(BI
H)部と、画像データであるデータ(BID)部とから
構成されており、ヘッダ(BIH)部には符号・復号化
するための画像サイズ、符号モード等を指定するパラメ
ータが含まれ、20バイトサイズのデータで構成され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のJBIG符号化方式を用いた蓄積、管理の方式で
は、ページ毎の情報がページ管理情報とヘッダ(BI
H)部に重複し、記憶されるため、メモリの効率的な利
用がされていない、という問題があった。
【0006】例えば、送信原稿をページ毎に読み取る
際、読み取った画像の読取ライン数をページ管理情報に
記憶しているが、そのデジタル信号をJBIG符号化す
ることにより、JBIG符号データ(BIE)のヘッダ
(BIH)部にはそのページの符号ライン数が記憶さ
れ、この符号ライン数と読取ライン数とは同じパラメー
タであり、このように両方にて記憶するのは、メモリを
効率的に利用しているとは言えないものである。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、JBIG符号データのヘッダ部をページ管
理情報にて一元管理可能な画像蓄積装置、画像蓄積方法
及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像蓄積装置は、JBIG符号化する画像
情報のJBIG符号化方式におけるヘッダ部を含む情報
をページ単位に記憶、管理するページ管理手段と、前記
ページ単位に記憶、管理される情報を用いて、前記画像
情報を符号化し、JBIG符号化方式におけるデータ部
を出力する符号化手段と、前記符号化手段により符号化
されたデータ部を蓄積する蓄積手段と、前記ページ単位
に記憶、管理される情報を用いて、前記蓄積されたデー
タ部を復号化する復号化手段とを有することを特徴とす
る。
【0009】また、上記目的を達成するために、本発明
の画像蓄積方法は、JBIG符号化する画像情報のJB
IG符号化方式におけるヘッダ部を含む情報をページ単
位に記憶、管理するページ管理工程と、前記ページ単位
に記憶、管理される情報を用いて、前記画像情報を符号
化し、JBIG符号化方式におけるデータ部を出力する
符号化工程と、前記符号化工程で符号化されたデータ部
を蓄積する蓄積工程と、前記ページ単位に記憶、管理さ
れる情報を用いて、前記蓄積されたデータ部を復号化す
る復号化工程とを有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0011】尚、本実施の形態では、本発明に係る画像
蓄積装置をファクシミリ装置に適用した場合を例に説明
するが、本発明はこれに限らず、コピー、プリンタ等の
2値の静止画像を扱う他の装置に適用しても良いことは
言うまでもない。
【0012】図1は、本実施形態によるファクシミリ装
置の構成を示すブロック図である。本ファクシミリ装置
は、CPU101を中核として、ファクシミリに係る各
種の処理を行うものであり、CPU101には、システ
ムバス117を介してROM102、第1RAM10
3、第2RAM104、画像メモリ105、パネル制御
部108、読取制御部109、記録制御部110、符号
化部111、復号化部112、モデム113が接続され
ている。
【0013】また、パネル制御部108には、後述する
表示部106及びキーボード107が接続され、読取制
御部109には、後述するスキャナ114が接続され、
記録制御部110には、後述するプリンタ115が接続
され、そして、モデム113には、後述する回線制御部
116が接続されている。
【0014】ここで、CPU101は、ROM102に
記憶された各種プログラムに従って他の各構成要素を制
御しながら、ITU−T勧告のバイナリコード制御手順
や、図3及び図4に示したフローチャートに対応する各
種処理を実行する。この際、CPU101は、第1RA
M103をワークエリア及び各種データの記憶エリアと
して利用する。
【0015】読取制御部109に接続されるスキャナ1
14は、CCD等の光電変換素子により構成され、読取
制御部109の制御の下に光学的に読み取った原稿画像
を電気的に変換して画像データとして出力する。またこ
の際、画像データのファイル管理情報として受付番号、
相手情報、ページ数等が、またページ管理情報としてペ
ージ毎に解像度、画像サイズ、JBIG符号化を行うた
めのヘッダ(BIH)等のパラメータが第2RAM10
4に記憶される。更に、スキャナ114からの画像デー
タは読取制御部109を経由して符号化部111に送ら
れ、第2RAM104に記憶されているページ管理情報
のヘッダ(BIH)部等のパラメータを用いて、符号化
部111にてJBIG符号化方式で圧縮符号化され、S
DRAM等で構成される画像メモリ105にJBIG符
号化方式のデータ(BID)部が格納される。またこの
際、JBIG符号化されたデータ(BID)部のサム
値、データサイズ等が第2RAM104の対応するペー
ジ管理情報に記憶される。
【0016】次に、画像メモリ105に格納された画像
データを送信する場合、画像データはCPU101の制
御の下に第2RAM104に記憶されているページ管理
情報のヘッダ(BIH)部等のパラメータを用いて、一
度復号化部112にて復号化した後、送信先のファクシ
ミリ装置のモードに合わせて符号化部111にて符号化
され、モデム113により変調されて、回線制御部11
6を介して回線に送出される。
【0017】一方、ファクシミリ受信時には、CPU1
01の制御の下に回線、回線制御部116を通じて、モ
デム113により復調されてデータの誤りがチェックさ
れ、受信画像データのファイル管理情報として受付番
号、相手情報、ページ数等が、またページ管理情報とし
てページ毎に解像度、画像サイズ、JBIG符号化する
ためのヘッダ(BIH)部等のパラメータが第2RAM
104に記憶され、受信画像データは復号化部112に
て一度復号化された後、第2RAM104に記憶されて
いるページ管理情報のヘッダ(BIH)部等のパラメー
タを用いて、符号化部111にてJBIG方式で圧縮符
号化され、SDRAM等で構成された画像メモリ105
にJBIG符号化方式におけるデータ(BID)部が格
納される。またこの際、JBIG符号化されたデータ
(BID)部のサム値、データサイズ等が第2RAM1
04の対応するページ管理情報に記憶される。
【0018】また、画像メモリ105に格納されたデー
タ(BID)部を記録する場合、画像データはCPU1
01の制御の下に第2RAM104に記憶されているペ
ージ管理情報のヘッダ(BIH)部等のパラメータを用
いて復号化部112にて復号化され、記録制御部110
の制御の下にプリンタ115にて印字記録される。
【0019】次に、上述のキーボード107には、図示
省略したが、電話番号等を入力するテンキー、解像度キ
ー等の各種キーが配置されており、これらを操作するこ
とにより、本装置に対して各種の指示と設定及び情報の
入力を行うことができ、その指示と設定及び入力情報の
内容は第1RAMに記憶され、表示部106のLCD、
LED等に表示されることにより、ユーザが確認するこ
とができる。尚、この場合、CPU101はパネル制御
部108を通してキーボード107からのキー入力デー
タを検出し、表示部106に必要なデータを表示させ
る。
【0020】図2は、本実施形態によるファクシミリ装
置のファイル管理情報、ページ管理情報、及び蓄積画像
の関係を示すブロック図である。
【0021】本実施形態では、ファクシミリ送信の予約
毎、又はファクシミリ受信毎に1つのファイル管理情報
が第2RAM104に割り当てられる。図2に示すよう
に、ファイル管理情報は、ページ管理情報ポインタ20
1、送信宛先ポインタ202、ページ数203、受付番
号204等の情報から構成される。まず、ページ管理情
報ポインタ201は、1ページ目のページ管理情報を示
すポインタを記憶するものであり、この例ではページ管
理情報1を1ページ目のページ管理情報として指し示し
ている。次に、送信宛先ポインタ202は、ファクシミ
リ送信する相手の電話番号等の登録されているワンタッ
チ、短縮ダイヤル番号を示すポインタを記憶するもので
ある。また、ページ数203は、このファイルに管理さ
れている送信予約或いは受信画像のページ数を示すもの
である。そして、受付番号204は、このファイルを管
理するために割り振られる番号である。
【0022】また、1つのページ管理情報が蓄積画像1
ページ毎に第2RAM104に割り当てられている。図
2に示すように、各ページ管理情報は、次のページ管理
情報ポインタ205、ヘッダ(BIH)206、サム値
207、符号サイズ208、解像度209、スタートブ
ロック番号210等の情報から構成される。まず、次の
ページ管理情報ポインタ205は、そのページ管理情報
が管理する蓄積画像の次のページに対応する蓄積画像を
管理するページ管理情報を示すためのポインタである。
従って、図2に示すページ管理情報1は1ページ目のペ
ージ管理情報であるから次のページ管理情報ポインタ2
05は2ページ目の蓄積画像を管理するページ管理情報
2を示す。その後のページに対しても同様であり、次の
ページが存在しない、最終ページの場合はその旨を記憶
する。次に、BIH206は、そのページのJBIG符
号化、復号化を行うためのパラメータセットであるヘッ
ダ(BIH)を記憶する。また、サム値207は、その
ページの符号データ(BID)のサム値を記憶する。そ
して、符号サイズ208は、そのページの符号データ
(BID)のサイズを記憶し、解像度209はそのペー
ジの主走査、副走査の解像度を記憶し、スタートブロッ
ク番号210はそのページの符号データが蓄積されてい
る画像メモリ105の最初のブロック番号を記憶する。
【0023】ここで、画像メモリ105は符号データ
(BID)を蓄積するために、所定のサイズのメモリブ
ロックに分割されて使用される。また、ブロックテーブ
ルは、各メモリブロックを管理するためのテーブルであ
り、次に続くブロックの番号、即ちネクストブロック番
号、…、最終ブロック、空きブロック等を記憶し、第2
RAM104に割り当てられている。図2に示す例で
は、1ページ目のページ管理情報1のスタートブロック
番号210に「0」を記憶しているので、1ページ目の
最初のメモリブロックはブロック番号0のメモリブロッ
ク216が割り振られていることを示す。
【0024】また、ブロックテーブルより、ブロック番
号0のブロックテーブル211には、ネクストブロック
番号として「2」が記憶されているため、ブロック番号
0に続く符号データはブロック番号2のメモリブロック
218に蓄積される。更に、ブロック番号2のブロック
テーブル213には、ネクストブロック番号として
「3」が記憶されているため、ブロック番号3に続く符
号データはブロック番号3のメモリブロック219に蓄
積される。そして、ブロック番号3のブロックテーブル
214には、最終ブロックである旨が記憶されているの
で、ブロック番号3のメモリブロック219に続くメモ
リブロックはないことを示している。
【0025】尚、この例では、ブロック番号1、4のブ
ロックテーブル212、215には、空きブロックであ
る旨が記憶されているので、ブロック番号1、4のメモ
リブロック217、220が未使用のメモリブロックで
あることを示している。
【0026】以上の構成よりなるファクシミリ装置にお
いて、スキャナ114で読み取った画像データ、或いは
回線制御部116を介して受信され復号化した画像デー
タを第2RAM104に記憶されているページ管理情報
に基づいて符号化部111がJBIG符号化方式で圧縮
符号化する処理について説明する。
【0027】図3は、本実施形態による符号化時の制御
を示すフローチャートである。まずCPU101は第2
RAM104に割り当てられたファイル管理情報を獲得
し、初期化を行う(S301)。同様に、第2RAM1
04に割り当てられたページ管理情報を獲得し、初期化
を行う。ここで、1ページ目である場合は、獲得したペ
ージ管理情報のアドレスを、ステップS301で獲得し
たファイル管理情報のページ管理情報ポインタ201に
記憶する(S302)。このページ管理情報の初期化時
に、ページ管理情報のBIH206にJBIG符号・復
号化するための符号・復号化パラメータであるヘッダ
(BIH)部の設定を行う。
【0028】次に、符号化されたデータを蓄積するため
に、画像メモリ105に配置されたメモリブロックを獲
得する(S303)。ここで獲得したメモリブロックが
そのページの符号化において最初に使用されるメモリブ
ロックとなる。従って、そのメモリブロックのブロック
番号をページ管理情報のスタートブロック番号201に
記憶する。そして、ページ管理情報のBIH206に記
憶されたパラメータを符号化部111に設定し、符号化
をスタートさせて(S304)、符号化が終了するまで
待つ(S305)。このとき出力となる符号化されたデ
ータはJBIG符号化方式におけるデータ(BID)部
のみであり、上述のステップS303において獲得され
たメモリブロックに蓄積されるが、そのメモリブロック
に蓄積しきれなくなった場合、即ち、メモリブロックが
フルになったか否かをチェックし、フルになった場合
(S309のYES)、次のメモリブロックの獲得を行
い(S310)、獲得したメモリブロックに蓄積を行っ
ていく。またこのとき、図2に示したようにブロックテ
ーブルにもその旨を記憶していく。
【0029】上述のステップS305にて符号化の終了
を検知するまで、ステップS305、S309、S31
0の処理を繰り返す。そして、符号化の終了を検知した
場合(S305のYES)、その時符号データの蓄積を
行っているメモリブロックに対応するブロックテーブル
に最終ブロックである旨を記憶し、ページ管理情報のサ
ム値207、符号サイズ208に符号化部111で求め
たサム値、符号サイズ等を記憶する(S306)。そし
て、符号化する次のページデータがあるか否かをチェッ
クし、次のページがあるならば(S307のYES)、
上述のステップS302に戻り、次のページのページ管
理情報を獲得、初期化した後、獲得したページ管理情報
のアドレスを前のページの符号化蓄積に使用したページ
管理情報の次のページ管理情報ポインタ205に記憶
し、ステップS302〜S307の処理を最終ページま
で繰り返す。
【0030】一方、次のページが無い場合は(S307
のNO)、そのページのページ管理情報の次のページ管
理情報ポインタ205に次のページが無い旨を記憶し、
それまで符号蓄積を行ったトータルページ数等の情報を
ファイル管理情報のページ数203等に記憶し(S30
8)、この符号化処理を終了する。
【0031】次に、符号化されたデータ(符号データ)
を復号化部112が復号化する処理について説明する。
【0032】図4は、本実施形態による復号化時の制御
を示すフローチャートである。まずCPU101は復号
化を行う符号データの、第2RAM104に割り当てら
れたファイル管理情報を獲得する(S401)。そし
て、獲得したファイル管理情報のページ管理情報ポイン
タ201に基づき、第2RAM104に割り当てられた
1ページ目のページ管理情報を獲得する(S402)。
更に、獲得した1ページ目のページ管理情報のスタート
ブロック番号210に従って画像メモリ105に配置さ
れた復号化を行う最初のメモリブロックを獲得する(S
403)。
【0033】次に、ステップS402で獲得したページ
管理情報のBIH206に記憶されているJBIG符号
・復号化するための符号・復号化パラメータを復号化部
112に設定し、ステップS403で獲得したメモリブ
ロックに蓄積されている符号データの復号化を開始させ
る(S404)。そして、復号化が終了するまで待つ
(S405)。このとき符号データはJBIG符号化方
式におけるデータ(BID)部のみであるが、複数のメ
モリブロックを使用して蓄積されている場合は、そのメ
モリブロックの復号化が終了したかチェックする(S4
09)。ここで、そのメモリブロックの復号化が終了し
たならば(S409のYES)、ブロックテーブルにて
次のメモリブロックのブロック番号を求め、そのメモリ
ブロックを獲得し、復号化を行う(S410)。
【0034】上述のステップS405にて復号化終了を
検知するまで、ステップS405、S409、S410
の処理を繰り返す。その後、復号化の終了を検知した場
合は(ステップS405のYES)、そのページの符号
データの蓄積に使用されていたメモリブロック、及びペ
ージ管理情報の開放を行う(S406)。具体的には、
そのページで使用していたメモリブロックのブロック番
号に相当するブロックテーブルにそのブロックが未使用
ブロック、即ち空きブロックになった旨を記憶し、その
ページのページ管理情報の次のページ管理情報ポインタ
205に記憶されているデータをファイル管理情報のペ
ージ管理情報ポインタ201に記憶しなおすことによっ
て開放する。そして、復号化する次のページがあるかチ
ェックし(S407)、次のページがあるならば、ステ
ップS402に戻り、次のページのページ管理情報を獲
得し、全てのページの復号化が終了するまで、ステップ
S402〜S407の処理を繰り返し行う。また、ステ
ップS407で次のページが無い場合、復号化を行った
ファイルのファイル管理情報を開放し、復号化処理を終
了する。
【0035】図5は、CPU101によって実行される
プログラムモジュールが記憶されている記憶媒体のメモ
リマップを示す図である。
【0036】図5に示すように、記憶媒体にはJBIG
符号化する画像情報のJBIG符号化方式におけるヘッ
ダ(BIH)部を含む各種パラメータをページ単位で記
憶、管理するページ管理モジュール501と、そのペー
ジ管理モジュール501にて記憶されたパラメータを用
いてJBIG符号化し、JBIG符号化方式におけるデ
ータ(BID)部を出力する符号化モジュール502
と、その符号化モジュール502にて符号化されたデー
タ(BID)部を蓄積する蓄積モジュール503と、ペ
ージ管理モジュール501にて記憶されたパラメータを
用いて蓄積モジュール503にて蓄積されているJBI
G符号化方式におけるデータ(BID)部を復号化する
復号化モジュール504とが記憶されている。
【0037】上述の構成において、符号化時はページ管
理モジュール501にて記憶されているJBIG符号化
方式におけるヘッダ(BIH)部を用いて符号化モジュ
ール502にてJBIG符号化方式で符号化し、符号化
モジュール502の出力であるJBIG符号化方式にお
けるデータ(BID)部を蓄積モジュール503にて蓄
積する。また、復号化時は、ページ管理モジュール50
1にて記憶されているJBIG符号化方式におけるヘッ
ダ(BIH)部を用いて蓄積モジュール503にて蓄積
されているJBIG符号化方式におけるデータ(BI
D)部を復号化モジュール504にて復号化する。
【0038】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、JBIG符号化方式を用いた画像蓄積装置、及び画
像蓄積記憶媒体であっても、JBIG符号化方式におけ
るJBIG符号データ(BIE)のヘッダ(BIH)部
をJBIG符号データ(BIE)より切り離し、ページ
管理情報に記憶し、一元管理し、データ(BID)部の
みを符号化データとして蓄積することにより、効率的に
メモリを利用可能な画像蓄積装置、及び画像蓄積用記憶
媒体を提供することができる。
【0039】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0040】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0041】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0042】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,
ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−
ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカー
ド,ROMなどを用いることができる。
【0043】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0044】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
JBIG符号化方式におけるヘッダ部を含む情報をペー
ジ単位に記憶、管理し、データ部のみ符号化データとし
て蓄積することにより、効率的にメモリを利用すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態によるファクシミリ装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】本実施形態によるファクシミリ装置のファイル
管理情報、ページ管理情報、及び蓄積画像の関係を示す
ブロック図である。
【図3】本実施形態による符号化時の制御を示すフロー
チャートである。
【図4】本実施形態による復号化時の制御を示すフロー
チャートである。
【図5】CPU101によって実行されるプログラムモ
ジュールが記憶されている記憶媒体のメモリマップを示
す図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 JBIG符号化する画像情報のJBIG
    符号化方式におけるヘッダ部を含む情報をページ単位に
    記憶、管理するページ管理手段と、 前記ページ単位に記憶、管理される情報を用いて、前記
    画像情報を符号化し、JBIG符号化方式におけるデー
    タ部を出力する符号化手段と、 前記符号化手段により符号化されたデータ部を蓄積する
    蓄積手段と、 前記ページ単位に記憶、管理される情報を用いて、前記
    蓄積されたデータ部を復号化する復号化手段とを有する
    ことを特徴とする画像蓄積装置。
  2. 【請求項2】 前記ページ単位に記憶、管理される情報
    は、少なくとも符号化されたデータのサム値、サイズ、
    解像度を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の画
    像蓄積装置。
  3. 【請求項3】 JBIG符号化する画像情報のJBIG
    符号化方式におけるヘッダ部を含む情報をページ単位に
    記憶、管理するページ管理工程と、 前記ページ単位に記憶、管理される情報を用いて、前記
    画像情報を符号化し、JBIG符号化方式におけるデー
    タ部を出力する符号化工程と、 前記符号化工程で符号化されたデータ部を蓄積する蓄積
    工程と、 前記ページ単位に記憶、管理される情報を用いて、前記
    蓄積されたデータ部を復号化する復号化工程とを有する
    ことを特徴とする画像蓄積方法。
  4. 【請求項4】 前記ページ単位に記憶、管理される情報
    は、少なくとも符号化されたデータのサム値、サイズ、
    解像度を更に含むことを特徴とする請求項3に記載の画
    像蓄積方法。
  5. 【請求項5】 JBIG符号化する画像情報のJBIG
    符号化方式におけるヘッダ部を含む情報をページ単位に
    記憶、管理するページ管理モジュールと、 前記ページ単位に記憶、管理される情報を用いて、前記
    画像情報を符号化し、JBIG符号化方式におけるデー
    タ部を出力する符号化モジュールと、 前記符号化されたデータ部を蓄積する蓄積モジュール
    と、 前記ページ単位に記憶、管理される情報を用いて、前記
    蓄積されたデータ部を復号化する復号化モジュールとを
    含むコンピュータ読み取り可能なプログラムを格納した
    記憶媒体。
  6. 【請求項6】 前記ページ単位に記憶、管理される情報
    は、少なくとも符号化されたデータのサム値、サイズ、
    解像度を更に含むことを特徴とする請求項5に記載の記
    憶媒体。
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