JPH10262133A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH10262133A
JPH10262133A JP9084591A JP8459197A JPH10262133A JP H10262133 A JPH10262133 A JP H10262133A JP 9084591 A JP9084591 A JP 9084591A JP 8459197 A JP8459197 A JP 8459197A JP H10262133 A JPH10262133 A JP H10262133A
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JP9084591A
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English (en)
Inventor
Hisahiro Yasuda
尚弘 安田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は両面原稿を一回の読取動作で読み取っ
た原稿であるかどうかや表裏面のいずれの画情報である
かを明示する情報を送信画情報に付加して送信するファ
クシミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置は、両面読取であると両
面同時読取であることを明示する両面読取明示情報を付
加するかチェックして、付加するときには、表面密着セ
ンサ部と裏面密着センサ部で原稿を同時に読み取って画
情報蓄積用メモリにページ毎に仕分けして記憶した後、
両面読取明示情報、例えば、「両面文書」をページ毎の
画情報に付加して相手ファクシミリ装置に送信する(ス
テップS1〜S5)。両面読取でないときや両面読取明
示情報付加が選択されていないときには、読み取った原
稿の画情報に両面読取明示情報を付加することなく送信
する(ステップS6、S7、S5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、表面と裏面に画像の記録された両面
原稿を一回の読取動作で読み取って送信するファクシミ
リ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、原稿の画像をスキャナ等で読み取
った画情報をPSTN(Public Swiched Telephone Net
work:公衆電話網)等のアナログ通信網やISDN(In
tegrated Services Digital Network :サービス総合デ
ジタル網)等のデジタル通信網を介して相手方に送信す
ることにより、画情報の送受信を行うファクシミリ装置
が開発され、実用化されている。
【0003】ところが、通常、従来のファクシミリ装置
は、スキャナで1回に読み取れる画情報が原稿の片側面
だけであったため、表面と裏面の両方に画像の記録され
ている両面原稿を読み取る場合、両面原稿の表面と裏面
のコピーをとって、表側と裏側とをそれぞれ1回ずつ走
査しなくてはならず、ファクシミリ装置の利用性が悪い
という問題があった。
【0004】そこで、従来、送信原稿の表面と裏面の両
側にそれぞれ読取部を配置し、1回の読取動作で両面の
画像を読み取ることにより、両面原稿の送信操作上の便
宜性を向上させたファクシミリ装置が提案されている
(特開平2−124680号公報参照)。
【0005】ところが、このファクシミリ装置にあって
は、原稿の裏面に画像が記載されていない場合にも、裏
面の読取画情報、すなわち、白紙の画情報をそのまま送
信してしまうという問題があった。
【0006】そこで、従来、原稿の裏面を読み取ってメ
モリに格納したデータを点検して、裏面に記載があるか
どうかを判断し、原稿の裏面に記載がある場合のみ、裏
面の情報を表面の情報の送信に続いて送信するファクシ
ミリ装置の両面原稿送信方式が提案されている(特開平
2−39765号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、表面と裏面の
両方に画像の記録された両面原稿を一回の読取動作で読
み取り、裏面に画像の記載があるか判断して裏面に画像
の記載があるときのみ、単に、裏面の画情報を表面の画
情報の送信に続いて送信するようになっていたため、両
面読取機能を備えたファクシミリ装置の利用性を向上さ
せる上で、なお問題があった。
【0008】すなわち、両面原稿を両面読取機能をオフ
にして読み取りを行った場合、相手先には、両面原稿の
片面の画情報のみが送信されるが、相手先は、当該受信
原稿の元原稿(送信原稿)が両面原稿であるかどうかが
分からないため、重要な情報が欠落した状態で送信側と
受信側の通信が完了し、ファクシミリ装置の利用性が悪
いという問題があった。
【0009】また、特開平2−39765号公報記載の
ファクシミリ装置の両面原稿送信方式を利用しないで、
片面原稿を両面読取機能をオンにして読み取りを行って
送信した場合、相手先には、画情報の記録された受信原
稿と画情報の記録されていない白紙の受信原稿が1頁毎
に送信されてくることになり、受信側のオペレータに重
要な画情報が欠落したと勘違いされ、ファクシミリ装置
の利用性が悪いという問題があった。
【0010】さらに、特開平2−39765号公報記載
のファクシミリ装置の両面原稿送信方式を利用して送信
した場合でも、複数枚の両面原稿に片面のみに画像の記
載された片面原稿が混在している原稿を読み取って送信
すると、受信側では、受信原稿のどの頁が元原稿(送信
原稿)の表裏いずれの画情報であるかが分からず、例え
ば、両面記載の申請書が片面原稿に混ざっていると、受
信側では、受信原稿のどの頁とどの頁が元原稿の表裏の
組み合わせであるかが分からないため、両面記録可能な
複写機等で元原稿を正確に再現することができず、ファ
クシミリ装置の利用性が悪いという問題があった。
【0011】そこで、請求項1記載の発明は、両面原稿
を表面読取手段と裏面読取手段で両面同時読取により読
み取ると、当該両面同時読取で読み取ったページ単位の
画情報に両面同時読取により読み取った画情報である旨
を明示する両面読取明示情報を付加させた後、ファクシ
ミリ送信することにより、受信側に原稿が両面原稿であ
って両面同時読取により読み取られたことを分かるよう
にし、受信側で受信原稿を適切、かつ、確実に、送信原
稿と同じように復元できるようにして、両面原稿の途中
に片面原稿、すなわち、裏面が白紙の原稿が含まれてい
る場合やダブルフィードにより複数ページが欠落する等
の問題が発生した場合にも、適切に、かつ、容易に対応
することのできる利用性の良好なファクシミリ装置を提
供することを目的としている。
【0012】請求項2記載の発明は、両面原稿を表面読
取手段と裏面読取手段で両面同時読取により読み取る
と、当該両面同時読取で読み取られた表面及び裏面の画
情報に両面原稿の表裏面のうちいずれの面の画情報であ
るかを明示する表裏面明示情報を付加させた後、ファク
シミリ送信することにより、受信側に原稿が両面原稿で
あって受信原稿のどのページが送信原稿の表裏面いずれ
のページであるかを分かるようにして、受信側で受信原
稿をより一層適切、かつ、確実に、送信原稿と同じよう
に復元できるようにし、両面原稿の途中に片面原稿、す
なわち、裏面が白紙の原稿が含まれている場合やダブル
フィードにより複数ページが欠落する等の問題が発生し
た場合にも、より一層適切に、かつ、容易に対応するこ
とのできる利用性の良好なファクシミリ装置を提供する
ことを目的としている。
【0013】請求項3記載の発明は、選択手段により両
面読取明示情報あるいは表裏面明示情報の付加が選択さ
れているときのみ、両面読取明示情報あるいは表裏面明
示情報を画情報に付加させた後、ファクシミリ送信する
ことにより、送信原稿が表裏面の区別を厳密に要する場
合や両面原稿であることを知らせたい受信者に送信する
場合にのみ両面読取明示情報や表裏面明示情報を付加し
て送信し、画情報の量を不必要に増やすことなく、利用
性の良好なファクシミリ装置を提供することを目的とし
ている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、原稿の表面の画像を読み取って画情
報を出力する表面読取手段と、前記原稿の裏面の画像を
読み取って画情報を出力する裏面読取手段と、を備え、
両面に画像の記載された両面原稿の画像を前記表面読取
手段と前記裏面読取手段により1回の読取動作で同時に
読み取る両面同時読取を行うファクシミリ装置におい
て、前記表面読取手段と前記裏面読取手段の読み取った
前記両面原稿の前記画情報をページ毎に仕分けして記憶
する画情報記憶手段と、前記画情報記憶手段の記憶する
前記ページ単位の画情報の所定位置に前記両面原稿を前
記両面同時読取により読み取った画情報である旨を明示
する両面読取明示情報を付加する両面情報付加手段と、
前記表面読取手段と前記裏面読取手段で前記原稿を前記
両面同時読取により読み取ると、前記画情報記憶手段に
記憶されている当該両面同時読取で読み取られたページ
単位の前記画情報に前記両面情報付加手段により前記両
面読取明示情報を付加させた後、ファクシミリ送信する
制御手段と、を備えることにより、上記目的を達成して
いる。
【0015】上記構成によれば、両面原稿を表面読取手
段と裏面読取手段で両面同時読取により読み取ると、当
該両面同時読取で読み取ったページ単位の画情報に両面
同時読取により読み取った画情報である旨を明示する両
面読取明示情報を付加させた後、ファクシミリ送信して
いるので、受信側に原稿が両面原稿であって両面同時読
取により読み取られたことが分かるようにすることがで
き、受信側で受信原稿を適切、かつ、確実に、送信原稿
と同じように復元できるようにすることができる。した
がって、両面原稿の途中に片面原稿、すなわち、裏面が
白紙の原稿が含まれている場合やダブルフィードにより
複数ページが欠落する等の問題が発生した場合にも、適
切に、かつ、容易に対応することができ、ファクシミリ
装置の利用性を向上させることができる。
【0016】請求項2記載の発明のファクシミリ装置
は、原稿の表面の画像を読み取って画情報を出力する表
面読取手段と、前記原稿の裏面の画像を読み取って画情
報を出力する裏面読取手段と、を備え、両面に画像の記
載された両面原稿の画像を前記表面読取手段と前記裏面
読取手段により1回の読取動作で同時に読み取る両面同
時読取を行うファクシミリ装置において、前記表面読取
手段と前記裏面読取手段の読み取った前記両面原稿の前
記画情報をページ毎に仕分けして記憶する画情報記憶手
段と、前記画情報記憶手段の記憶する前記表面及び前記
裏面の前記画情報の所定位置に前記両面原稿の表裏面の
うちいずれの面の画情報であるかを明示する表裏面明示
情報を付加する両面情報付加手段と、前記表面読取手段
と前記裏面読取手段で前記原稿を前記両面同時読取によ
り読み取ると、前記画情報記憶手段に記憶されている当
該両面同時読取で読み取られた前記表面及び前記裏面の
前記画情報に前記両面情報付加手段により前記表裏面明
示情報を付加させた後、ファクシミリ送信する制御手段
と、を備えることにより、上記目的を達成している。
【0017】上記構成によれば、両面原稿を表面読取手
段と裏面読取手段で両面同時読取により読み取ると、当
該両面同時読取で読み取られた表面及び裏面の画情報に
両面原稿の表裏面のうちいずれの面の画情報であるかを
明示する表裏面明示情報を付加させた後、ファクシミリ
送信しているので、受信側に原稿が両面原稿であって受
信原稿のどのページが送信原稿の表裏面いずれのページ
であるかを分かるようにすることができ、受信側で受信
原稿をより一層適切、かつ、確実に、送信原稿と同じよ
うに復元できるようにすることができる。したがって、
両面原稿の途中に片面原稿、すなわち、裏面が白紙の原
稿が含まれている場合やダブルフィードにより複数ペー
ジが欠落する等の問題が発生した場合にも、より一層適
切に、かつ、容易に対応することができ、ファクシミリ
装置の利用性を向上させることができる。
【0018】上記各場合において、例えば、請求項3に
記載するように、前記ファクシミリ装置は、前記両面情
報付加手段による前記両面読取明示情報あるいは前記表
裏面明示情報の付加を行うか否かの選択を行う選択手段
を、さらに備え、前記制御手段は、前記選択手段により
前記両面読取明示情報あるいは前記表裏面明示情報の付
加が選択されているときのみ、前記両面情報付加手段に
前記両面読取明示情報あるいは前記表裏面明示情報を前
記画情報に付加させた後、ファクシミリ送信するもので
あってもよい。
【0019】上記構成によれば、選択手段により両面読
取明示情報あるいは表裏面明示情報の付加が選択されて
いるときのみ、両面読取明示情報あるいは表裏面明示情
報を画情報に付加させた後、ファクシミリ送信するの
で、送信原稿が表裏面の区別を厳密に要する場合や両面
原稿であることを知らせたい受信者に送信する場合にの
み両面読取明示情報や表裏面明示情報を付加して送信す
ることができ、画情報の量を不必要に増やすことなく、
ファクシミリ装置の利用性を向上させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0021】図1〜図5は、本発明のファクシミリ装置
の一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明のファ
クシミリ装置の一実施の形態を適用したファクシミリ装
置1の要部回路ブロック図である。
【0022】図1において、ファクシミリ装置1は、制
御部2、表面密着センサ部3、裏面密着センサ部4、A
/D変換部5、ディジタル画像処理部6、画情報蓄積用
メモリ7、モデム8、通信アナログ部9、操作表示部1
0、キャラクタデータ生成部11、ラインバッファ12
及び符号化・復号化部13等を備え、上記各部は、バス
14により接続されている。
【0023】制御部(制御手段)2は、CPU(Centra
l Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)及
びRAM(Random Access Memory)等を備え、ROM内
には、ファクシミリ装置1のシステムプログラムや後述
する両面画情報制御処理プログラム等の各種プログラム
及び上記各プログラムを実行するのに必要な各種データ
やシステムデータ等が格納されている。制御部2は、そ
のCPUがROM内のプログラムに基づいてRAMをワ
ークメモリとして使用しつつ、ファクシミリ装置1の各
部を制御して、ファクシミリ装置1としての基本処理を
実行するとともに、両面画情報制御処理を実行する。ま
た、制御部2は、そのRAMの一部にユーザ情報管理領
域を形成し、後述する両面読取明示情報や表裏面明示情
報を画情報に付加するか否かの設定情報をユーザ情報管
理領域に記憶する。
【0024】表面密着センサ部(表面読取手段)3は、
例えば、CCD(Charge Coupled Device )を利用した
密着イメージスキャナが利用されており、原稿の搬送路
に沿って配設されている。表面密着センサ部3は、搬送
路上を搬送される原稿の表面を走査して、原稿の表面の
画像を読み取って、画情報としてA/D変換部5に出力
する。
【0025】裏面密着センサ部(裏面読取手段)4は、
表面密着センサ部3と同様に、例えば、CCDを利用し
た密着イメージスキャナが利用されており、原稿の搬送
路に沿って当該搬送路の表面密着センサ部3と反対側に
配設されている。裏面密着センサ部4は、原稿の裏面を
走査して、原稿の裏面の画像を読み取って画情報として
A/D変換部5に出力する。なお、表面読取手段と裏面
読取手段は、上記のように表面密着センサ部3及び裏面
密着センサ部4のように、密着センサを用いたものに限
るものではなく、例えば、縮小光学系を用いたものであ
ってもよい。
【0026】画情報蓄積用メモリ(画情報記憶手段)7
は、例えば、ハードディスク等で構成され、表面密着セ
ンサ部3及び裏面密着センサ部4により読み取られた生
の画情報や符号化・復号化部13で符号化された全原稿
の符号化画情報等を蓄積するとともに、受信した符号化
画情報を蓄積する。
【0027】モデム8は、制御部2の制御下で動作し
て、送信信号の変調及び受信信号の復調を行う。
【0028】通信アナログ部9には、回線L、例えば、
公衆電話回線に接続されており、通信アナログ部9は、
制御部2の制御下で動作して、回線Lからの発呼に対し
て自動着呼し、また、回線Lへの自動発呼処理を行うと
ともに、相手ファクシミリ装置との間でファクシミリ制
御信号を交換して、ファクシミリ通信手順を実行する。
【0029】操作表示部(選択手段)10は、テンキー
やスタートキー及びファンクションキー等の各種操作キ
ーを備えるとともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディ
スプレイ)を備え、操作キーからは、送信操作等の各種
命令が入力され、ディスプレイには、操作キーから入力
された命令内容やファクシミリ装置1からオペレータに
通知する各種情報が表示される。特に、操作表示部10
には、原稿を表面密着型センサ部3と裏面密着センサ部
4とにより同時に読み取るか否かの同時読取のオン/オ
フを設定する同時読取オン/オフキー、両面画情報制御
処理において両面読取明示情報を画情報に付加するか否
かの設定を行う両面読取明示情報付加設定キー及びや表
裏面明示情報を画情報に付加するか否かの設定を行う表
裏面明示情報付加設定キー等が設けられている。これら
の同時読取オン/オフキー、両面読取明示情報付加設定
キー及び表裏面明示情報付加設定キーの設定内容は、制
御部2のRAMのユーザ情報管理領域に記憶される。
【0030】キャラクタデータ生成部11は、各種キャ
ラクタデータ、特に、両面同時読み取りを行った際に、
両面同時読取を行った旨を明示する両面読取明示情報や
表裏面を明示する表裏面明示情報を記憶し、制御部2の
制御下で、これらの両面読取明示情報や表裏面明示情報
を生成して、ラインバッファ12に転送する。
【0031】ラインバッファ12は、符号化・復号化部
13で符号化あるいは復号化する画情報を1ライン分記
憶し、1ライン分の画情報を蓄積すると、当該画情報を
符号化・復号化部13に転送する。制御部2は、画情報
蓄積用メモリ7からラインバッファ12に1ページの先
頭ラインを転送すると、キャラクタデータ生成部11か
ら両面読取明示情報あるいは表裏面明示情報をラインバ
ッファ12に転送して、画情報を両面読取明示情報ある
いは表裏面明示情報で上書きし、画情報に両面読取明示
情報あるいは表裏面明示情報を付加する。したがって、
上記キャラクタデータ生成部11及びラインバッファ1
2は、両面情報付加手段として機能する。
【0032】符号化・復号化部13は、画情報の蓄積の
効率化や伝送時間の短縮化を図るためのものであり、所
定の符号化方式に従って画情報を符号化し、また、符号
化された画情報を復号化する。
【0033】次に、本実施の形態の動作を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、両面原稿の表裏の画像を表面密着
センサ部3と裏面密着センサ部4により同時に読み取っ
て、ファクシミリ送信するが、表面密着センサ部3と裏
面密着センサ部4による同時読取を行ったか否かの両面
読取明示情報、また、表面密着センサ部3と裏面密着セ
ンサ部4のいずれで読み取った画情報かを示す表裏面明
示情報をオペレータの選択により付加する両面画情報制
御処理を行うところにその特徴がある。
【0034】まず、両面同時読取か否かを示す両面読取
明示情報をユーザの選択に応じて画情報に付加する場合
の両面画情報制御処理について、図2及び図3に基づい
て、以下説明する。
【0035】ファクシミリ装置1は、原稿が図示しない
原稿台にセットされ、操作表示部10により送信相手先
の電話番号が入力されてスタートキーが投入されると、
制御部2が、両面同時読取が操作表示部10のキー操作
によりセットされているかチェックし(ステップS
1)、両面同時読取がオンにセットされていると、両面
同時読取である旨の両面読取明示情報の付加を行うかど
うかを、制御部2のRAMのユーザ情報管理領域を調べ
てチェックする(ステップS2)。
【0036】ステップS2で、両面読取明示情報の付加
を行う場合には、制御部2は、表面密着センサ部3と裏
面密着センサ部4を駆動させて、原稿の読取動作を行い
(ステップS3)、読み取った原稿の画像の画情報に、
図3に示すように、当該送信画情報が両面同時読み取り
を行った画情報である旨を示す両面読取明示情報、例え
ば、「両面文書」を付加して(ステップS4)、符号化
・復号化部13で符号化した後、送信する(ステップS
5)。
【0037】すなわち、この場合、表面密着センサ部3
と裏面密着センサ部4より同時に原稿の表面と裏面の画
像をライン毎に読み取りを行って、表面密着センサ部3
と裏面密着センサ部4から交互にライン毎に画情報をA
/D変換部5に入力し、A/D変換部5で当該画情報を
ディジタル変換した後、ディジタル画像処理部6で、必
要な画像処理を施して、表面の画情報と裏面の画情報を
仕分けして、画情報蓄積用メモリ7に分けて記憶させ
る。例えば、ディジタル画像処理部6で画像処理したラ
イン毎の画情報を画情報蓄積用メモリ7に蓄積するに際
して、1ラインおきに画情報蓄積用メモリ7の連続する
アドレスに格納することにより、原稿の表面の画情報と
裏面の画情報とを仕分けするとともに、表面の画情報と
裏面の画情報を連続したアドレスにそれぞれ1ページず
つ蓄積する。全ての原稿の画情報を表面密着センサ部3
と裏面密着センサ部4で同時に読み取って、上記のよう
に表面と裏面とに仕分けして画情報蓄積用メモリ7に蓄
積すると、制御部2は、画情報蓄積用メモリ7に蓄積さ
れている画情報のうち先頭ページである表面の画情報の
先頭ラインから順次読み出して、ラインバッファ12に
転送し、ラインバッファ12から符号化・復号化部13
に転送して、符号化・復号化部13で所定の符号化方式
で符号化させる。
【0038】このとき、制御部2は、例えば、先頭ペー
ジの先頭の数ラインの画情報をラインバッファ12に転
送すると、キャラクタデータ生成部11に両面読取明示
情報のキャラクタデータを生成させて、ファクシミリ装
置1の発信元情報付加機能(TTI)と同様に、当該両
面読取明示情報のキャラクタデータで、ラインバッファ
12に転送し、ラインバッファ12上の画情報の一部を
上書きすることで、画情報に両面読取明示情報を付加す
る。
【0039】例えば、キャラクタデータ生成部11は、
数画素×数ライン(例えば、16画素×16ライン)で
表される1つのキャラクタ(文字)を連結してできる文
字情報を生成するとともに、ラインバッファ12上に画
情報と同じ構成でデータ転送可能なI/Fを備えてお
り、ラインバッファ12上の画情報に上書きすることで
画情報に両面読取明示情報を付加する。
【0040】このようにして両面読取明示情報の付加さ
れた画情報を符号化・復号化部13で、符号化して、モ
デム8及び通信アナログ部9を介して相手ファクシミリ
装置にファクシミリ送信する。
【0041】上記処理を各ページの画情報毎に行って、
画情報の各ページ毎に、図3に示したように、両面読取
明示情報を付加し、当該両面読取明示情報を付加した画
情報をファクシミリ送信する。
【0042】上記ステップS2で、両面読取明示情報を
付加しないときには、制御部2は、上記同様に原稿の読
み取りを表面密着センサ部3と裏面密着センサ部4によ
り行い、読み取った画情報を上記同様に、ページ毎に仕
分けして画情報蓄積用メモリ7に蓄積する(ステップS
6)。全ての原稿の両面同時読取を完了すると、次に、
画情報蓄積用メモリ7から先頭ページの先頭ラインから
順次読み出して、ラインバッファ12に転送し、ライン
バッファ12で両面読取明示情報の付加処理を行うこと
なく、必要に応じて、通常のTTIの付加等のみを行っ
た後(ステップS7)、符号化・復号化部13で符号化
して、送信する(ステップS5)。
【0043】また、上記ステップS1で、両面読取でな
いときには、制御部2は、原稿台への原稿のセット状
態、すなわち、原稿面が表面密着センサ部3と裏面密着
センサ部4のいずれであるか、あるいは、操作表示部1
0の選択に応じて、表面密着センサ部3と裏面密着セン
サ部4のいずれか一方のみを駆動して、原稿の画像の読
み取りを順次行って、画情報蓄積用メモリ7に蓄積す
る。この場合、通常、表面密着センサ部3側に画像の記
憶された原稿面を向けてセットされ、表面密着センサ部
3により原稿の画像を読み取る(ステップS6)。
【0044】全ての原稿の画像の読み取りと画情報蓄積
用メモリ7への蓄積が完了すると、制御部2は、画情報
蓄積用メモリ7から画情報を先頭ページの先頭ラインか
ら順次読み出して、ラインバッファ12を介して両面読
取明示情報を画情報に付加することなく、符号化・復号
化部13に転送し(ステップS7)、符号化・復号化部
13で画情報を符号化して、相手先ファクシミリ装置に
ファクシミリ送信する。
【0045】したがって、両面原稿を表面密着センサ部
3と裏面密着センサ部4で両面同時読取により読み取る
と、当該両面同時読取で読み取ったページ単位の画情報
に両面同時読取により読み取った画情報である旨を明示
する両面読取明示情報を付加した後、ファクシミリ送信
するので、受信側に原稿が両面原稿であって両面同時読
取により読み取られたことが分かるようにすることがで
き、受信側で受信原稿を適切、かつ、確実に、送信原稿
と同じように復元できるようにすることができる。した
がって、両面原稿の途中に片面原稿、すなわち、裏面が
白紙の原稿が含まれている場合やダブルフィードにより
複数ページが欠落する等の問題が発生した場合にも、適
切に、かつ、容易に対応することができ、ファクシミリ
装置1の利用性を向上させることができる。
【0046】また、両面読取明示情報の付加が選択され
ているときのみ、両面読取明示情報を画情報に付加させ
て、ファクシミリ送信しているので、送信原稿が表裏面
の区別を厳密に要する場合や両面原稿であることを知ら
せたい受信者に送信する場合にのみ両面読取明示情報を
付加して送信することができ、画情報の量を不必要に増
やすことなく、ファクシミリ装置1の利用性を向上させ
ることができる。
【0047】なお、上記処理においては、両面読取明示
情報をページの先頭の数ライン部分に付加する場合につ
いて説明したが、両面読取明示情報の付加する位置は、
ページの先頭の数ライン分の部分に限るものではなく、
原稿の画像の読み取りに影響しない空き部分であれば、
どの位置に付加してもかまわない。また、付加する方法
は、上記方法に限るものではない。さらに、上記処理に
おいては、全てのページに両面読取明示情報を付加して
いるが、全てのページに付加するものに限るものではな
く、所定のページにのみ、例えば、先頭ページにのみ両
面読取明示情報を付加するようにしてもよい。
【0048】次に、両面同時読取を行った画情報に表裏
面を明確にする表裏面明示情報をユーザの選択に応じて
付加する場合の両面画情報情報制御処理について、図4
及び図5に基づいて、以下説明する。
【0049】ファクシミリ装置1は、原稿が図示しない
原稿台にセットされ、操作表示部10により送信相手先
の電話番号が入力されてスタートキーが投入されると、
制御部2が、両面同時読取が操作表示部10のキー操作
によりセットされているかチェックし(ステップP
1)、両面同時読取がオンにセットされていると、両面
同時読取された原稿の表裏面のいずれの面であるかを示
す表裏面明示情報の付加を行うかどうかを、制御部2の
RAMのユーザ情報管理領域を調べてチェックする(ス
テップP2)。
【0050】ステップP2で、表裏面明示情報の付加を
行う場合には、制御部2は、表面密着センサ部3と裏面
密着センサ部4を駆動させて、原稿の読取動作を行い
(ステップP3)、読み取った原稿の画像の画情報に、
図5に示すように、当該送信画情報が表裏いずれの画情
報であるかを示す表裏面明示情報、例えば、「表」、
「裏」を、当該画情報の表裏を判別して(ステップP
4)、表裏それぞれの画情報に付加し(ステップP5、
P6)、符号化・復号化部13で符号化した後、送信す
る(ステップP7)。
【0051】すなわち、上記同様に、表面密着センサ部
3と裏面密着センサ部4より同時に原稿の表面と裏面の
画像をライン毎に読み取りを行って、表面密着センサ部
3と裏面密着センサ部4から交互にライン毎に画情報を
A/D変換部5に入力し、A/D変換部5で当該画情報
をディジタル変換した後、ディジタル画像処理部6で、
必要な画像処理を施して、表面の画情報と裏面の画情報
に仕分けして、画情報蓄積用メモリ7に記憶させる。全
ての原稿の画情報を表面密着センサ部3と裏面密着セン
サ部4で同時に読み取って、上記のように表面と裏面と
に仕分けして画情報蓄積用メモリ7に蓄積すると、制御
部2は、画情報蓄積用メモリ7の画情報を表面の画情報
の先頭ラインから順次読み出して、ラインバッファ12
に転送し、例えば、先頭の数ラインの画情報をラインバ
ッファ12に転送すると、当該画情報が表裏いずれの面
の画情報であるかを判別し、キャラクタデータ生成部1
1に当該表裏に対応する表裏面明示情報のキャラクタデ
ータを生成させて、当該表裏面明示情報のキャラクタデ
ータを、ラインバッファ12に転送し、ラインバッファ
12上の画情報の一部を上書きすることで画情報に表裏
面明示情報を付加する。
【0052】このようにして表裏面明示情報の付加され
た画情報を符号化・復号化部13で、符号化して、モデ
ム8及び通信アナログ部9を介して相手ファクシミリ装
置にファクシミリ送信する。
【0053】上記処理を各ページの画情報毎に行って、
画情報の各ページ毎に、図5に示したように、表裏面明
示情報を付加し、当該表裏面明示情報を付加した画情報
をファクシミリ送信する。
【0054】上記ステップP2で、表裏面明示情報を付
加しないときには、制御部2は、上記同様に原稿の読み
取りを表面密着センサ部3と裏面密着センサ部4により
行い、読み取った画情報を上記同様に、ページ毎に仕分
けして画情報蓄積用メモリ7に蓄積する(ステップP
8)。全ての原稿の両面同時読取を完了すると、次に、
画情報蓄積用メモリ7から先頭ページの先頭ラインから
順次読み出して、ラインバッファ12に転送し、ライン
バッファ12で表裏面明示情報の付加処理を行うことな
く、必要に応じて、通常のTTIの付加等のみを行った
後、符号化・復号化部13で符号化して、送信する(ス
テップP7)。
【0055】また、上記ステップP1で、両面同時読取
でないときには、制御部2は、原稿台への原稿のセット
状態、すなわち、原稿面が表面密着センサ部3と裏面密
着センサ部4のいずれであるか、あるいは、操作表示部
10の選択に応じて、表面密着センサ部3と裏面密着セ
ンサ部4のいずれか一方のみを駆動して、原稿の画像の
読み取りを順次行って、画情報蓄積用メモリ7に蓄積す
る(ステップP8)。この場合、通常、表面密着センサ
部3側に画像の記憶された原稿面を向けて、原稿がセッ
トされ、表面密着センサ部3により原稿の画像を読み取
る。
【0056】全ての原稿の画像の読み取りと画情報蓄積
用メモリ7への蓄積が完了すると、制御部2は、画情報
蓄積用メモリ7から画情報を先頭ページの先頭ラインか
ら順次読み出して、ラインバッファ12を介して表裏面
明示情報を画情報に付加することなく、符号化・復号化
部13に転送し、符号化・復号化部13で画情報を符号
化して、相手先ファクシミリ装置にファクシミリ送信す
る(ステップP7)。
【0057】このように、上記処理によれば、両面原稿
を表面密着センサ部3と裏面密着センサ部4で両面同時
読取により読み取ると、当該両面同時読取で読み取られ
た表面及び裏面の画情報に両面原稿の表裏面のうちいず
れの面の画情報であるかを明示する表裏面明示情報を付
加した後、ファクシミリ送信しているので、受信側に原
稿が両面原稿であって受信原稿のどのページが送信原稿
の表裏面いずれのページであるかを分かるようすること
ができ、受信側で受信原稿をより一層適切、かつ、確実
に、送信原稿と同じように復元できるようにすることが
できる。したがって、両面原稿の途中に片面原稿、すな
わち、裏面が白紙の原稿が含まれている場合やダブルフ
ィードにより複数ページが欠落する等の問題が発生した
場合にも、より一層適切に、かつ、容易に対応すること
ができ、ファクシミリ装置1の利用性を向上させること
ができる。
【0058】また、表裏面明示情報の付加が選択されて
いるときのみ、表裏面明示情報を画情報に付加させた
後、ファクシミリ送信しているので、送信原稿が表裏面
の区別を厳密に要する場合や両面原稿であることを知ら
せたい受信者に送信する場合にのみ表裏面明示情報を付
加して送信することができ、画情報の量を不必要に増や
すことなく、ファクシミリ装置1の利用性を向上させる
ことができる。
【0059】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0060】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、両面原稿を表面読取手段と裏面読取手段で両
面同時読取により読み取ると、当該両面同時読取で読み
取ったページ単位の画情報に両面同時読取により読み取
った画情報である旨を明示する両面読取明示情報を付加
させた後、ファクシミリ送信しているので、受信側に原
稿が両面原稿であって両面同時読取により読み取られた
ことが分かるようにすることができ、受信側で受信原稿
を適切、かつ、確実に、送信原稿と同じように復元でき
るようにすることができる。したがって、両面原稿の途
中に片面原稿、すなわち、裏面が白紙の原稿が含まれて
いる場合やダブルフィードにより複数ページが欠落する
等の問題が発生した場合にも、適切に、かつ、容易に対
応することができ、ファクシミリ装置の利用性を向上さ
せることができる。
【0061】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、両面原稿を表面読取手段と裏面読取手段で両面
同時読取により読み取ると、当該両面同時読取で読み取
られた表面及び裏面の画情報に両面原稿の表裏面のうち
いずれの面の画情報であるかを明示する表裏面明示情報
を付加させた後、ファクシミリ送信しているので、受信
側に原稿が両面原稿であって受信原稿のどのページが送
信原稿の表裏面いずれのページであるかを分かるように
することができ、受信側で受信原稿をより一層適切、か
つ、確実に、送信原稿と同じように復元できるようにす
ることができる。したがって、両面原稿の途中に片面原
稿、すなわち、裏面が白紙の原稿が含まれている場合や
ダブルフィードにより複数ページが欠落する等の問題が
発生した場合にも、より一層適切に、かつ、容易に対応
することができ、ファクシミリ装置の利用性を向上させ
ることができる。
【0062】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、選択手段により両面読取明示情報あるいは表裏
面明示情報の付加が選択されているときのみ、両面読取
明示情報あるいは表裏面明示情報を画情報に付加させた
後、ファクシミリ送信するので、送信原稿が表裏面の区
別を厳密に要する場合や両面原稿であることを知らせた
い受信者に送信する場合にのみ両面読取明示情報や表裏
面明示情報を付加して送信することができ、画情報の量
を不必要に増やすことなく、ファクシミリ装置の利用性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施の形態を適
用したファクシミリ装置の要部回路ブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置によるユーザの選択に
応じて両面読取明示情報を画情報に付加する場合の両面
画情報制御処理を示すフローチャート。
【図3】図2の両面画情報制御処理により両面読取明示
情報の付加された送信原稿の正面図とその要部拡大図。
【図4】図1のファクシミリ装置によるユーザの選択に
応じて表裏面明示情報を画情報に付加する場合の両面画
情報制御処理を示すフローチャート。
【図5】図4の両面画情報制御処理により表裏面明示情
報の付加された送信原稿の正面図。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 制御部 3 表面密着センサ部 4 裏面密着センサ部 5 A/D変換部 6 ディジタル画像処理部 7 画情報蓄積用メモリ 8 モデム 9 通信アナログ部 10 操作表示部 11 キャラクタデータ生成部 12 ラインバッファ 13 符号化・復号化部 14 バス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の表面の画像を読み取って画情報を出
    力する表面読取手段と、前記原稿の裏面の画像を読み取
    って画情報を出力する裏面読取手段と、を備え、両面に
    画像の記載された両面原稿の画像を前記表面読取手段と
    前記裏面読取手段により1回の読取動作で同時に読み取
    る両面同時読取を行うファクシミリ装置において、前記
    表面読取手段と前記裏面読取手段の読み取った前記両面
    原稿の前記画情報をページ毎に仕分けして記憶する画情
    報記憶手段と、前記画情報記憶手段の記憶する前記ペー
    ジ単位の画情報の所定位置に前記両面原稿を前記両面同
    時読取により読み取った画情報である旨を明示する両面
    読取明示情報を付加する両面情報付加手段と、前記表面
    読取手段と前記裏面読取手段で前記原稿を前記両面同時
    読取により読み取ると、前記画情報記憶手段に記憶され
    ている当該両面同時読取で読み取られたページ単位の前
    記画情報に前記両面情報付加手段により前記両面読取明
    示情報を付加させた後、ファクシミリ送信する制御手段
    と、を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】原稿の表面の画像を読み取って画情報を出
    力する表面読取手段と、前記原稿の裏面の画像を読み取
    って画情報を出力する裏面読取手段と、を備え、両面に
    画像の記載された両面原稿の画像を前記表面読取手段と
    前記裏面読取手段により1回の読取動作で同時に読み取
    る両面同時読取を行うファクシミリ装置において、前記
    表面読取手段と前記裏面読取手段の読み取った前記両面
    原稿の前記画情報をページ毎に仕分けして記憶する画情
    報記憶手段と、前記画情報記憶手段の記憶する前記表面
    及び前記裏面の前記画情報の所定位置に前記両面原稿の
    表裏面のうちいずれの面の画情報であるかを明示する表
    裏面明示情報を付加する両面情報付加手段と、前記表面
    読取手段と前記裏面読取手段で前記原稿を前記両面同時
    読取により読み取ると、前記画情報記憶手段に記憶され
    ている当該両面同時読取で読み取られた前記表面及び前
    記裏面の前記画情報に前記両面情報付加手段により前記
    表裏面明示情報を付加させた後、ファクシミリ送信する
    制御手段と、を備えたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】前記ファクシミリ装置は、前記両面情報付
    加手段による前記両面読取明示情報あるいは前記表裏面
    明示情報の付加を行うか否かの選択を行う選択手段を、
    さらに備え、前記制御手段は、前記選択手段により前記
    両面読取明示情報あるいは前記表裏面明示情報の付加が
    選択されているときのみ、前記両面情報付加手段に前記
    両面読取明示情報あるいは前記表裏面明示情報を前記画
    情報に付加させた後、ファクシミリ送信することを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のファクシミリ装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7123385B2 (en) 2000-01-31 2006-10-17 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7123385B2 (en) 2000-01-31 2006-10-17 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus

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