JP3529174B2 - 複写ファクシミリ複合装置 - Google Patents

複写ファクシミリ複合装置

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JP3529174B2
JP3529174B2 JP31610294A JP31610294A JP3529174B2 JP 3529174 B2 JP3529174 B2 JP 3529174B2 JP 31610294 A JP31610294 A JP 31610294A JP 31610294 A JP31610294 A JP 31610294A JP 3529174 B2 JP3529174 B2 JP 3529174B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、複写機能およびファク
シミリ機能をともに備えた複写ファクシミリ複合装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、複写機能とファクシミリ機能
をともに備えた複写ファクシミリ複合装置が実用されて
いる。このような複写ファクシミリ複合装置では、画像
記録手段として、複写機と同等の画像記録装置、例え
ば、電子写真プロセスを利用したレーザビームプリンタ
を備え、画像読取手段として、フラットベッド型のスキ
ャナ装置を備えたものが多い。 【0003】また、このような従来の複写ファクシミリ
複合装置では、複数の給紙カセットを備え、複写動作時
とファクシミリ受信時とでそれらの給紙カセットを共用
していた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置では、次のような不都合を生じていた。 【0005】例えば、2つの給紙カセットにB5判の記
録紙とA4判の記録紙が収容されている場合で、B幅
(B4判)の画像を受信した場合、この場合には、B5
判の記録紙に受信画像が2分割して記録出力される事態
を生じ、記録出力された受信画像の保管性が悪いととも
に、受信画像が見にくくなるという事態を生じる。 【0006】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、受信画像を適切に記録出力できる複写ファク
シミリ複合装置を提供することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、複写機能およ
びファクシミリ機能をともに備えた複写ファクシミリ複
合装置において、記録紙を収容する複数の給紙カセット
を有し、それらの複数の給紙カセットを選択して使用可
能な画像記録手段と、上記複数の給紙カセットのうち、
あらかじめファクシミリ受信用に設定されている1つ以
上の給紙カセットを記憶するファクシミリ受信用給紙カ
セット記憶手段と、上記おのおのの給紙カセットに設け
られ、当該給紙カセットに収納された用紙が複写専用で
あるか否かをあらわす複写専用マークと、着信検出時、
上記ファクシミリ受信用給紙カセット記憶手段が記憶し
ている給紙カセットの上記複写専用マークを調べて、当
該複写専用マークにより当該給紙カセットが複写専用で
はないと判定した場合には、当該給紙カセットに収容さ
れている記録紙のサイズに基づいて、受信可能サイズを
判別する一方、上記ファクシミリ受信用給紙カセット記
憶手段が記憶している給紙カセットの上記複写専用マー
クを調べて、当該複写専用マークにより当該給紙カセッ
トが複写専用であると判定した場合には、受信動作を行
わないようにした制御手段を備えたものである。 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】 【0014】 【作用】したがって、受信画像を記録出力する給紙カセ
ットを指定することができるので、ユーザが所望するサ
イズの記録紙のみに受信画像が記録出力され、その結
果、ユーザの意図しない態様で受信画像が記録出力され
るような事態が回避される。 【0015】 【0016】また、受信画像を記録出力する記録紙サイ
ズを指定することができるので、ユーザが所望するサイ
ズの記録紙のみに受信画像が記録出力されるので、ユー
ザの意図しない態様で受信画像が記録出力されるような
事態が回避される。 【0017】また、ユーザが指定した給紙カセットに記
録紙が収容されていない場合には、他の給紙カセットに
収容されている記録紙に受信画像を記録するので、ファ
クシミリ受信時に無駄な通信動作がなされるような事態
を回避できる。 【0018】また、ユーザが指定した記録紙サイズの記
録紙がいずれの給紙カセットにも収容されていない場合
には、他のサイズの記録紙に受信画像を記録するので、
ファクシミリ受信時に無駄な通信動作がなされるような
事態を回避できる。 【0019】また、ユーザが指定した給紙カセットに記
録紙が収容されていない場合で、かつ、画像蓄積メモリ
の空き容量が十分にない場合には、他の給紙カセットに
収容されている記録紙に受信画像を記録するので、ファ
クシミリ受信時に無駄な通信動作がなされるような事態
を回避できる。 【0020】また、ユーザが指定した記録紙サイズの記
録紙がいずれの給紙カセットにも収容されていない場合
で、かつ、画像蓄積メモリの空き容量が十分にない場合
には、他のサイズの記録紙に受信画像を記録するので、
ファクシミリ受信時に無駄な通信動作がなされるような
事態を回避できる。 【0021】 【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。 【0022】図1は、本発明の一実施例にかかる複写フ
ァクシミリ複合装置の構成の一例を示している。 【0023】同図において、制御部1は、この複写ファ
クシミリ複合装置の各部の制御処理、複写制御処理、お
よび、ファクシミリ伝送制御手順処理を行うものであ
り、システムメモリ2は、制御部1が実行する制御処理
プログラム、および、処理プログラムを実行するときに
必要な各種データなどを記憶するとともに、制御部1の
ワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ
3は、この複写ファクシミリ複合装置に固有な各種の情
報を記憶するためのものである。 【0024】時計回路4は、現在時刻情報を出力するた
めのものである。また、パラメータメモリ3および時計
回路4は、バッテリ5によりバッテリバックアップされ
ている。 【0025】スキャナ6は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ7は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、例えば、レ
ーザプリンタ装置などのいわゆる普通紙の記録紙に画像
を記録出力可能な画像記録装置からなる。また、このプ
ロッタ7には、複数の給紙カセットCC1〜CCmが設
けられており、プロッタ7は、これらの複数の給紙カセ
ットCC1〜CCmのいずれかを選択的に使用すること
ができる。 【0026】キャラクタジェネレータ8は、例えば、種
々のレポートなどを記録出力したり種々のガイダンスメ
ッセージを表示出力するときそれらのレポートやガイダ
ンスメッセージを構成する図形文字を表示するための表
示データを発生するものであり、操作表示部9は、この
ファクシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作
キー、および、各種の表示器からなる。 【0027】符号化復号化部10は、画信号を符号化圧
縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画
信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置11
は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するため
のものである。 【0028】グループ3ファクシミリモデム12は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.33モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。 【0029】網制御装置13は、このファクシミリ装置
を公衆電話回線網に接続するためのものであり、自動発
着信機能を備えている。 【0030】これらの、制御部1、システムメモリ2、
パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ6、プロッ
タ7、キャラクタジェネレータ8、操作表示部9、符号
化復号化部10、画像蓄積装置11、グループ3ファク
シミリモデム12、および、網制御装置13は、内部バ
ス14に接続されており、これらの各要素間でのデータ
のやりとりは、主としてこの内部バス14を介して行わ
れている。 【0031】また、網制御装置13とグループ3ファク
シミリモデム12との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。 【0032】また、おのおのの給紙カセットCC(CC
1〜CCm)には、図2に示すように、その給紙カセッ
トCCに収容されている記録紙のサイズを表示するマー
ク片MKが着脱自在に設けられている。このマーク片M
Kには、記録紙のサイズに対応した位置に複数のピンP
Nが植設されており、給紙カセットCCには、このピン
PNの植設態様を検出するためのサイズ検出センサSS
wが設けられている。このサイズ検出センサSSwの検
出信号は、プロッタ7に出力される。 【0033】マーク片MKに植設されたピンPNの数お
よび植設態様と、記録紙のサイズの関係の一例を図3
(a)〜(m)に示す。 【0034】本実施例では、記録紙のサイズとして、A
4,B4,B5が設定されている。また、それととも
に、マーク片MKは、その給紙カセットCCがコピー専
用に用いられるか否か(すなわち、ファクシミリ受信に
も用いられる)の区別も指定している。 【0035】すなわち、収容された記録紙のサイズがA
4サイズで、コピーおよびファクシミリ受信兼用の給紙
カセットCCをあらわすマーク片MK1は、ピンPN
1,PN3が植設されている。 【0036】また、収容された記録紙のサイズがB4サ
イズで、コピーおよびファクシミリ受信兼用の給紙カセ
ットCCをあらわすマーク片MK2は、ピンPN3が植
設されている。 【0037】また、収容された記録紙のサイズがB5サ
イズで、コピーおよびファクシミリ受信兼用の給紙カセ
ットCCをあらわすマーク片MK3は、ピンPN2,P
N3が植設されている。 【0038】また、収容された記録紙のサイズがA4サ
イズで、コピー専用の給紙カセットCCをあらわすマー
ク片MK4は、ピンPN1,PN3,PN4が植設され
ている。 【0039】また、収容された記録紙のサイズがB4サ
イズで、コピー専用の給紙カセットCCをあらわすマー
ク片MK5は、ピンPN3,PN4が植設されている。 【0040】また、収容された記録紙のサイズがB5サ
イズで、コピー専用の給紙カセットCCをあらわすマー
ク片MK6は、ピンPN2,PN3,PN4が植設され
ている。 【0041】以上の構成で、制御部1は、着信検出する
と、図4〜図6に示した処理を実行して、画情報の受信
動作を行う。 【0042】まず、プロッタ7の給紙カセットCC1〜
CCmのうち、コピーおよびファクシミリ受信兼用のマ
ーク片MKがセットされているものの1つ以上に、記録
紙がセットされているかどうかを調べ(判断101)、
判断101の結果がNOになるときには、画像蓄積装置
11に十分な空き容量があるかどうかを調べ(判断10
2)、判断102の結果がNOになるときには、コピー
専用記録紙をファクシミリ受信に用いてよいことがユー
ザによって設定されているかどうかを調べ(判断10
3)、判断103の結果がYESになるときには、給紙
カセットCC1〜CCmのうちコピー専用のマーク片M
Kがセットされているものの1つ以上に記録紙がセット
されているかどうかを調べる(判断104)。 【0043】判断104の結果がNOになるとき、およ
び、判断103の結果がNOになるときには、1枚以上
の受信原稿を適切に受信できない場合なので、そのとき
の着信を無視する(処理105)。 【0044】また、プロッタ7の給紙カセットCC1〜
CCmのうち、コピーおよびファクシミリ受信兼用のマ
ーク片MKがセットされているものの1つ以上に、記録
紙がセットされている場合で、判断101の結果がYE
Sになるときには、そのマーク片MKを検出するマーク
検出センサSSwの検出信号に基づいて、記録紙サイズ
を判定する(処理106)。 【0045】そして、着信応答し(処理107)、所定
の被呼局識別信号CED、非標準機能識別信号NSF、
および、デジタル識別信号DISを送出し(処理10
8)、相手端末からの命令信号を受信し(処理10
9)、その命令信号で指定されたモデム速度で、所定の
モデムトレーニング手順を実行して(処理110)、画
情報受信の準備を行う。 【0046】次いで、画情報を受信し(処理111)、
受信した画情報を符号化復号化部10で元の画信号に複
合化し(処理112)、それによって得た画信号を、相
手端末から指定された画像サイズに対応した給紙カセッ
トCC1〜CCmを指定した状態で、プロッタ7より記
録出力させる(処理113)。 【0047】そして、1ページ分の受信動作を終了する
と、メッセージ後命令信号を受信し(処理114)、そ
のときの受信結果を相手端末に応答送出する(処理11
5)。ここで、後続ページがあることが通知されたかど
うかを調べて(判断116)、判断116の結果がYE
Sになるときには、処理111に戻り、次のページの受
信・記録動作を行う。 【0048】また、全てのページの受信が完了した場合
で、判断116の結果がYESになるときには、相手端
末から切断命令信号DCNを受信し(処理117)、回
線を復旧して(処理118)、一連の受信動作を終了す
る。 【0049】また、判断101の結果がNOになるが、
画像蓄積装置11に十分な空き容量がある場合で、判断
102の結果がYESになるときには、プロッタ7の給
紙カセットCC1〜CCmのうち、コピーおよびファク
シミリ受信兼用のマーク片MKがセットされているもの
のマーク検出センサSSwの検出信号に基づいて受信サ
イズを判定する(処理120)。 【0050】そして、着信応答し(処理121)、所定
の被呼局識別信号CED、非標準機能識別信号NSF、
および、デジタル識別信号DISを送出し(処理10
8)、相手端末からの命令信号を受信し(処理12
2)、その命令信号で指定されたモデム速度で、所定の
モデムトレーニング手順を実行して(処理123)、画
情報受信の準備を行う。 【0051】次いで、1ページ分の画情報を受信して画
像蓄積装置11に保存し(処理125)、メッセージ後
命令信号を受信し(処理126)、そのときの受信結果
を相手端末に応答送出する(処理127)。ここで、後
続ページがあることが通知されたかどうかを調べて(判
断128)、判断128の結果がYESになるときに
は、処理125に戻り、次のページの受信・記録動作を
行う。 【0052】また、全てのページの受信が完了した場合
で、判断128の結果がYESになるときには、相手端
末から切断命令信号DCNを受信し(処理129)、回
線を復旧して(処理130)、一連の受信動作を終了す
る。 【0053】この後は、受信画像を記録出力していない
で蓄積していることをあらわす代行受信表示(受信サイ
ズ付き)を操作表示部9により表示し(処理131)、
ユーザにより、受信サイズの記録紙が給紙カセットCC
1〜CCmにセットされるまで待つ(判断132)。 【0054】記録紙が給紙カセットCC1〜CCmにセ
ットされて、判断132の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置11に蓄積している画情報から記録出
力するページを選択して、そのページの画情報を符号化
復号化部11によって元の画信号に複合化し(処理13
3)、それによって得た画信号の画像を、受信サイズに
対応した給紙カセットCC1〜CCmを指定した状態
で、プロッタ7より記録出力させる(処理134)。 【0055】1ページ分の画像の記録出力を終了する
と、全てのページの記録出力を終了したかどうかを調べ
(判断135)、判断135の結果がNOになるときに
は、処理133に戻り、残りのページの画像の記録出力
を行う。また、判断135の結果がYESになるときに
は、この動作を終了する。 【0056】また、判断104の結果がYESになると
きには、記録紙がセットされている給紙カセットCC1
〜CCmのマーク検出センサSSwの検出信号に基づい
て、記録紙サイズを判定する(処理140)。 【0057】そして、着信応答し(処理141)、所定
の被呼局識別信号CED、非標準機能識別信号NSF、
および、デジタル識別信号DISを送出し(処理14
2)、相手端末からの命令信号を受信し(処理14
3)、その命令信号で指定されたモデム速度で、所定の
モデムトレーニング手順を実行して(処理144)、画
情報受信の準備を行う。 【0058】次いで、画情報を受信し(処理145)、
受信した画情報を符号化復号化部10で元の画信号に複
合化し(処理146)、それによって得た画信号を、相
手端末から指定された画像サイズに対応した給紙カセッ
トCC1〜CCmを指定した状態で、プロッタ7より記
録出力させる(処理147)。 【0059】そして、1ページ分の受信動作を終了する
と、メッセージ後命令信号を受信し(処理148)、そ
のときの受信結果を相手端末に応答送出する(処理14
9)。ここで、後続ページがあることが通知されたかど
うかを調べて(判断150)、判断150の結果がYE
Sになるときには、処理145に戻り、次のページの受
信・記録動作を行う。 【0060】また、全てのページの受信が完了した場合
で、判断150の結果がYESになるときには、処理1
17に移行し、それ以降の伝送後手順を実行して、一連
の受信動作を終了する。 【0061】このようにして、本実施例では、給紙カセ
ットCC1〜CCmに付設したマーク片MKにより、給
紙カセットCC1〜CCmを、コピーおよびファクシミ
リ受信兼用、あるいは、コピー専用に設定することがで
きるので、ユーザが所望する態様で受信画像を記録出力
することができる。 【0062】また、コピーおよびファクシミリ受信兼用
に設定した給紙カセットCC1〜CCmに記録紙がセッ
トされていない場合には、代行受信動作を行うので、相
手端末のユーザが設定した通信動作が無駄にならない。 【0063】さらに、代行受信動作を行おうとしたが画
像蓄積装置11の空き容量が不十分な場合で、かつ、ユ
ーザがコピー専用の記録紙をファクシミリ受信にも使用
できるように設定している場合には、受信動作を行って
いずれかの記録紙に記録出力するので、相手端末のユー
ザが設定した通信動作が無駄にならない。 【0064】また、代行受信動作を行おうとしたが画像
蓄積装置11の空き容量が不十分な場合で、かつ、ユー
ザがコピー専用の記録紙をファクシミリ受信にも使用で
きるように設定していたもののいずれの記録紙もなかっ
た場合には、その着信を無視するので、一旦、接続され
たものの画情報伝送前の段階で画情報通信が打ち切られ
るような事態が発生することを防止できる。 【0065】さらに、代行受信動作を行おうとしたが画
像蓄積装置11の空き容量が不十分な場合で、かつ、ユ
ーザがコピー専用の記録紙をファクシミリ受信にも使用
できるように設定していなかった場合には、その着信を
無視するので、一旦、接続されたものの画情報伝送前の
段階で画情報通信が打ち切られるような事態が発生する
ことを防止できる。 【0066】ところで、上述した実施例では、給紙カセ
ットCC1〜CCmに付設したマーク片MKにより、フ
ァクシミリ受信に使用する給紙カセットCC1〜CCm
を設定するようにしているが、それ以外の設定方法も適
用できる。 【0067】例えば、ユーザは、プロッタ7に付設され
ている給紙カセットCC1〜CCmのうち、ファクシミ
リ受信に使用する給紙カセットCC1〜CCmを、次の
ようにして選択することができる。 【0068】すなわち、まず、操作表示部9を操作し
て、ファクシミリ受信給紙カセット設定機能を選択する
と、図7(a)に示したような操作ガイダンスが表示さ
れて、4段ある給紙カセットCC1〜CCm(=CC
4)が、「1段目」、「2段目」、「3段目」、「4段
目」として一覧表示される。次いで、ユーザは、その一
覧表示の各項目を網掛け表示させることで、ファクシミ
リ受信に使用する給紙カセットCC1〜CCmを指定す
ることができる。 【0069】このファクシミリ受信給紙カセット設定機
能が終了すると、制御部1は、その設定内容を、パラメ
ータメモリ3に記憶する。 【0070】あるいは、同図(b)に示すように、プロ
ッタ7で使用可能な用紙サイズを一覧表示して、ユーザ
に、その一覧表示の項目を網掛け表示させて、ファクシ
ミリ受信に使用する記録サイズを選択させることもでき
る。 【0071】この場合も、このファクシミリ受信給紙カ
セット設定機能が終了すると、制御部1は、その設定内
容を、パラメータメモリ3に記憶する。 【0072】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信画像を記録出力する給紙カセットを指定することが
できるので、ユーザが所望するサイズの記録紙のみに受
信画像が記録出力され、その結果、ユーザの意図しない
態様で受信画像が記録出力されるような事態が回避され
るという効果を得る。 【0073】 【0074】また、受信画像を記録出力する記録紙サイ
ズを指定することができるので、ユーザが所望するサイ
ズの記録紙のみに受信画像が記録出力されるので、ユー
ザの意図しない態様で受信画像が記録出力されるような
事態が回避されるという効果も得る。 【0075】また、ユーザが指定した給紙カセットに記
録紙が収容されていない場合には、他の給紙カセットに
収容されている記録紙に受信画像を記録するので、ファ
クシミリ受信時に無駄な通信動作がなされるような事態
を回避できるという効果も得る。 【0076】また、ユーザが指定した記録紙サイズの記
録紙がいずれの給紙カセットにも収容されていない場合
には、他のサイズの記録紙に受信画像を記録するので、
ファクシミリ受信時に無駄な通信動作がなされるような
事態を回避できるという効果も得る。 【0077】また、ユーザが指定した給紙カセットに記
録紙が収容されていない場合で、かつ、画像蓄積メモリ
の空き容量が十分にない場合には、他の給紙カセットに
収容されている記録紙に受信画像を記録するので、ファ
クシミリ受信時に無駄な通信動作がなされるような事態
を回避できるという効果も得る。 【0078】また、ユーザが指定した記録紙サイズの記
録紙がいずれの給紙カセットにも収容されていない場合
で、かつ、画像蓄積メモリの空き容量が十分にない場合
には、他のサイズの記録紙に受信画像を記録するので、
ファクシミリ受信時に無駄な通信動作がなされるような
事態を回避できるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例にかかる複写ファクシミリ複
合装置の構成を示したブロック図。 【図2】給紙カセットの一例を示した概略図。 【図3】マーク片MKに植設されたピンPNの数および
植設態様と、記録紙のサイズの関係の一例を示した概略
図。 【図4】着信検出時の処理例の一部を示したフローチャ
ート。 【図5】着信検出時の処理例の他の部分を示したフロー
チャート。 【図6】着信検出時の処理例の残りの部分を示したフロ
ーチャート。 【図7】ファクシミリ受信に使用する給紙カセットCC
1〜CCmの他の設定方法を示した概略図。 【符号の説明】 1 制御部 2 システムメモリ 3 パラメータメモリ 7 プロッタ CC,CC1〜CCm 給紙カセット MK マーク片 PN,PN1〜PN4 ピン SSw マーク検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44 B65H 1/26

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複写機能およびファクシミリ機能をとも
    に備えた複写ファクシミリ複合装置において、 記録紙を収容する複数の給紙カセットを有し、それらの
    複数の給紙カセットを選択して使用可能な画像記録手段
    と、 上記複数の給紙カセットのうち、あらかじめファクシミ
    リ受信用に設定されている1つ以上の給紙カセットを記
    憶するファクシミリ受信用給紙カセット記憶手段と、 上記おのおのの給紙カセットに設けられ、当該給紙カセ
    ットに収納された用紙が複写専用であるか否かをあらわ
    す複写専用マークと、 着信検出時、上記ファクシミリ受信用給紙カセット記憶
    手段が記憶している給紙カセットの上記複写専用マーク
    を調べて、当該複写専用マークにより当該給紙カセット
    が複写専用ではないと判定した場合には、当該給紙カセ
    ットに収容されている記録紙のサイズに基づいて、受信
    可能サイズを判別する一方、上記ファクシミリ受信用給
    紙カセット記憶手段が記憶している給紙カセットの上記
    複写専用マークを調べて、当該複写専用マークにより当
    該給紙カセットが複写専用であると判定した場合には、
    受信動作を行わないようにした制御手段を備えたことを
    特徴とする複写ファクシミリ複合装置。
JP31610294A 1994-11-28 1994-11-28 複写ファクシミリ複合装置 Expired - Lifetime JP3529174B2 (ja)

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