JPH10116162A - 画像出力装置及びその制御方法 - Google Patents

画像出力装置及びその制御方法

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JPH10116162A
JPH10116162A JP8269812A JP26981296A JPH10116162A JP H10116162 A JPH10116162 A JP H10116162A JP 8269812 A JP8269812 A JP 8269812A JP 26981296 A JP26981296 A JP 26981296A JP H10116162 A JPH10116162 A JP H10116162A
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JP8269812A
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Shinji Todaka
伸治 戸高
Naoyuki Matsumoto
直之 松本
Masaya Kondo
正弥 近藤
Takekazu Kumagai
武和 熊谷
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファクシミリや複写機、プリンタとしての機能
を併せ持つ装置において、プリンタの競合に伴う無駄な
データ転送などを防止し、効率を上げる。 【解決手段】ファクシミリ/複写制御部2011は、L
AN119を経由してプリンタ記述言語データを受ける
と、その内容にプリンタ制御情報が含まれていればプリ
ンタの状態に関りなくその制御情報を送る。また、画像
情報が含まれていれば、プリンタ114の排他的使用権
を獲得する。獲得できれば、プリンタフォーマッタに画
像情報を送ってプリンタ114に適合した形式に変換
し、印刷を行わせる。ファクシミリや複写等でプリンタ
が使用されている場合には、排他的使用権は獲得できな
いため、画像情報をプリンタに送ることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば外部インタ
ーフェースを備え、外部機器からも利用可能な画像処理
装置およびその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、多様化していたOA機器は1台で
数役こなすようなマルチファンクション機に変貌し、そ
のための手段としては、例えばファクシミリ装置にペー
ジ記述言語を解釈して処理するプリンタフォーマッタボ
ードを接続するといった手段がとられている。
【0003】また、プリンタの世界では、画像情報を効
率の良いデータで伝送するためのページ記述言語の他
に、プリンタのセッティングや、プリンタステータスを
ホストで監視するためのプリンタ制御言語等が利用され
はじめ、様々な製品が登場している。なお、これらペー
ジ記述言語及びプリンタ制御言語を含む記述体系をプリ
ンタ記述言語と呼ぶ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ファクシミリ機能と、
プリンタフォーマッタボード(プリンタフォーマッタ)
により提供されるプリンタ機能とを有した画像処理装置
では、プリンタフォーマッタによる印刷の際に、ファク
シミリ受信文書の印刷等でプリンタユニットが使用され
ている場合や、あるいはその逆の場合があるために、プ
リンタユニットからの出力の排他制御が必要である。
【0005】プリンタフォーマッタにより印刷出力させ
るためのデータが外部機器より送られてきたがプリンタ
ユニットの出力制御権の獲得に失敗した場合、画像処理
装置としては以下の2つの動きが選択できる。
【0006】(1)プリンタフォーマッタに全データを
流して、プリンタフォーマッタ側で制御権の獲得失敗を
判断して処理を行う。
【0007】(2)プリンタフォーマッタにはデータを
流さずに、それ以前の段階でデータを破棄してしまう。
【0008】しかしながら、(1)の場合は印刷不可の
ために実際には利用されないページ記述言語の転送に画
像処理装置のCPUが使用されてしまうため、他の処理
が遅れるといった欠点があり、(2)の場合はプリンタ
制御言語が転送されないために、プリンタユニットから
の出力をどこが行っているかに関らず得られるはずのプ
リンタのステータスが外部機器側に通知されなかった
り、未使用のプリンタフォーマッタに対する設定が有効
にならないといった欠点があった。
【0009】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、不要なデータ転送を防止して処理効率を向上させる
とともに、プリンタユニットの状態の獲得や設定等をプ
リンタユニットからの出力をどこが行っているかに関ら
ず行える画像処理装置およびその制御方法を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像出力装置は次のような構成からなる。
すなわち、制御情報と画像情報とを含み所定の形式で記
述された印刷情報を受信する受信手段と、制御情報に基
づいて各種制御を行い、画像情報に基づいて画像を出力
する出力手段と、前記印刷情報を解析し、制御情報が含
まれている場合にはその制御情報を前記出力手段に送
り、画像情報が含まれている場合には前記出力手段の排
他的使用権を獲得して、獲得できたならば前記出力手段
に画像情報を送って出力させ、獲得できなければ出力さ
せないよう制御する制御手段とを備える。
【0011】また、本発明の画像出力システムは次のよ
うな構成からなる。すなわち、上記画像処理装置と、前
記印刷情報を生成する少なくとも1つの端末装置とを通
信により接続してなる。
【0012】また、本発明の画像出力装置の制御方法は
次のような構成からなる。すなわち、印刷情報に含まれ
る制御情報に基づいて各種制御を行い、印刷情報に画像
情報に基づいて画像を出力する出力手段を含む画像出力
装置を制御する制御方法であって、前記印刷情報に制御
情報が含まれているか判定し、含まれている場合にはそ
の制御情報を前記出力手段に転送する第1の転送工程
と、前記印刷情報に画像情報が含まれているか判定し、
含まれている場合には前記出力手段の排他的使用権を獲
得する獲得工程と、前記排他的使用権を獲得できたなら
ば前記出力手段に画像情報を送って出力させる第2の転
送工程とを備える。
【0013】また、本発明のコンピュータ可読メモリは
次のような構成からなる。すなわち、印刷情報に含まれ
る制御情報に基づいて各種制御を行い、印刷情報に画像
情報に基づいて画像を出力する出力手段を含む画像出力
装置を制御するプログラムを格納するコンピュータ可読
メモリであって、前記印刷情報に制御情報が含まれてい
るか判定し、含まれている場合にはその制御情報を前記
出力手段に転送する第1の転送工程のコードと、前記印
刷情報に画像情報が含まれているか判定し、含まれてい
る場合には前記出力手段の排他的使用権を獲得する獲得
工程のコードと、前記排他的使用権を獲得できたならば
前記出力手段に画像情報を送って出力させる第2の転送
工程のコードとを備える。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態である
画像処理装置の構成の概略図である。画像処理装置20
1は、ファクシミリ通信や原稿画像の複写の制御を行う
ファクシミリ/複写制御部2011と、プリンタ記述言
語の解釈および画像展開等を行うプリンタI/F制御部
2012と、画像を印刷出力するプリンタ部114とを
含む。プリンタI/F制御部2012は独立した基板上
に設けられており、ファクシミリ/複写制御部2011
のシステムバスと挿抜可能に接続されている。
【0015】CPU101は、システム制御部であり、
システムバス115を介して画像処理装置201全体を
制御する。
【0016】ROM102は、CPU101の制御プロ
グラムやオペレーティングシステム(OS)プログラム
などを格納するものである。RAM103は、SRAM
等で構成され、プログラム制御変数等を格納するための
ものである。また、オペレータが登録した設定値や装置
の管理データ等や各種ワーク用バッファもRAM103
に格納されるものである。画像メモリ104は、DRA
M等で構成され、画像データを蓄積するためのものであ
る。本実施例では、ROM102に格納されている各制
御プログラムは、ROM102に格納されたOSの管理
下でスケジューリングやタスクスイッチなどのソフトウ
ェア制御が行われるものとする。
【0017】操作部105は、各種キー、LED、LC
D等で構成され、オペレータによる各種入力操作や、画
像処理装置の動作状況の表示などを行うものである。
【0018】読取制御部107は、CSイメージセンサ
や原稿搬送機構などにより構成されるものである。読取
制御部107では、原稿をCSイメージセンサを用いて
光学的に読み取り、電気的な画像データに変換し、画像
処理制御部108により2値化処理、中間調処理などの
各種画像処理を施して高精細な画像データを出力するも
のである。変換された画像データは、読取記録用符号復
号化制御部112を介して所定の符号化方式に従い符号
化し、画像メモリ104に蓄積されるものである。
【0019】記録制御部113は、スムージング処理な
どの記録画像処理制御部やプリンタ114に画像データ
を出力するプリンタ出力制御部などにより構成されるも
のである。記録制御部113では、記録する画像データ
を、読取記録用符号復号化制御部112で復号化し、記
録制御部によりスムージング処理や記録濃度補正処理な
どの各種画像処理を施して高精細な画像データに変換
し、ページプリンタ114に出力するものである。
【0020】通信制御部109は、MODEM(変復調
装置)などにより構成され、ファクシミリの送受信信号
の変復調制御を行うものである。NCU(網制御装置)
110は、アナログの通信回線(PSTN)120に選
択信号(ダイヤルパルスまたはトーンダイヤラ)を送出
したり、呼び出し信号を検出し、自動着信制御などの回
線制御を行うものである。画像メモリ104に蓄積され
た画像データは、通信用符号復号化処理部111で復号
化処理され、解像度変換処理部106でミリ−インチ解
像度変換や拡大縮小処理などが行われる。解像度変換し
た画像は、送信相手先の能力に合わせて通信用符号復号
化処理部111で復号化処理を行い送信制御されるもの
である。
【0021】I/F制御部116は、LAN119に接
続するためのネットワークアダプタ118とのインター
フェース制御を行うものである。本実施例では、双方向
パラレルインターフェース(IEEE1284)である
ものとする。また、ネットワークアダプタ118は、L
AN119に接続されており、LAN上の情報処理端末
(FAXサーバ)からの送信、プリントなどのリモート
操作要求を受けつけるものとする。
【0022】外部メモリ121は磁気ディスクなどの記
憶媒体であり、画像データやプリンタ記述言語により記
述されたデータ、あるいはCPU101により実行され
るプログラムを格納する。
【0023】プリンタフォーマッタ117は、ページ記
述言語をイメージデータに展開する制御を行うものであ
り、情報処理端末からのプリント制御を行う際に用いら
れる。本実施例では、プリンタフォーマッタ117は、
I/F制御部116とパラレルインターフェースで接続
されており、イメージデータに展開した画像は、システ
ムバス115を介さずに直接記録制御部113に送信さ
れ、プリンタ114からプリントされるものとする。
【0024】ネットワークアダプタ118から、画像処
理装置201と通信回線120により接続されたファク
シミリ装置への送信、プリンタ114によるプリント、
データ登録などのリモート操作は、予め定められたコマ
ンド,パラメータ,データ等をI/F制御部116を介
して画像処理装置201に送信することにより行われる
ものである。
【0025】図2は、本発明の接続形態を示す概略図で
ある。
【0026】ここでは、LAN上に本発明の画像処理装
置を配置した場合の接続形態を示している。
【0027】118は本発明の画像処理装置をLAN1
19に接続するための、本装置専用のネットワークアダ
プタである。
【0028】このアダプタにより、LAN上の情報処理
端末(FAX/プリントサーバ202)とのプロトコル
処理、並びに、画像処理装置に対してのデータ転送処理
を行っている。
【0029】201は本発明の画像処理装置であり、ネ
ットワークアダプタ200を介して、LAN119に接
続される。
【0030】202は、LAN上の情報処理端末に対し
てFAXサービスやプリントサービスを提供するため
に、FAX送信キュー,FAX受信キュー,プリントキ
ュー等の各種サービスキューの管理を行うFAX/プリ
ントサーバである。
【0031】203はここで示すLAN全般のプロトコ
ル管理、ファイル管理などを行うファイルサーバであ
る。
【0032】204,205はLANに接続され、ネッ
トワークFAX、ネットワークプリント等のサービス
を、FAX/プリントサーバ202に要求するクライア
ントマシン(端末装置1,2)である。
【0033】ここで、この環境でのプリント出力の例を
示す。
【0034】クライアントの端末装置1(204)か
ら、プリント要求が行われると、先ず、プリンタサーバ
202のプリントキューにそのプリントジョブが登録さ
れる。その後、プリンタサーバ202と、ネットワーク
アダプタ118のLANプロトコル処理により、当該プ
リントジョブが選択され、当該プリントデータが画像処
理装置201に転送されることにより、要求されたプリ
ントサービスが実行される。
【0035】図3は、画像処理装置201において、F
AX/プリンタサーバ202からのプリンタ記述言語デ
ータに含まれる画像情報をプリンタフォーマッタ117
で画像データに変換し、また、それに含まれるプリンタ
制御情報もプリンタフォーマッタ117からプリンタに
発行するシーケンス図である。なお、図3およびその説
明においては、I/F制御部116はファクシミリ/複
写制御部2011に属するものとしている。
【0036】FAX/プリンタサーバ202から画像処
理装置201に転送され、RAM103や外部メモリ1
21などに蓄積されたプリンタ記述言語データは、I/
F制御部116のパラレルI/Fを介してプリンタフォ
ーマッタ117に送られる(S301)。なお、本実施
例において、ファクシミリ/複写制御部2011は、I
/F制御部116を介してプリンタフォーマッタ117
とシリアル及び双方向パラレルインターフェース(IE
EE1284)で接続されており、ファクシミリ/複写
制御部2011側がホストになっている。そこでファク
シミリ/複写制御部2011からプリンタフォーマッタ
117に対する1284データ転送はIEEE1284
のコンパチビリティモードで転送が行われ、プリンタフ
ォーマッタ117からファクシミリ/複写制御部201
1に対する1284データ転送はIEEE1294のニ
ブルモードで行われる。また、プリンタ記述言語の中に
は、画像に展開される画像情報を表すページ記述言語
と、プリンタの設定やプリンタステータスを獲得するた
めのプリンタ制御情報を表すデータとが含まれている。
【0037】プリンタ記述言語データを受け取ったプリ
ンタフォーマッタ117は、データを解析して、プリン
タ114および記録制御部113に設定するパラメータ
を、I/F制御部116のシリアルI/Fを介してファ
クシミリ/複写制御部2011に転送する(S30
2)。画面/プリンタ設定コマンドを受け取ったファク
シミリ/複写制御部2011は、パラメータがプリンタ
114に設定するものならば、記録制御部113を介し
てプリンタ114に設定コマンドを送る(S303)。
なおプリンタ114と記録制御部113はビデオ及びシ
リアルI/Fで接続されている。プリンタ114からは
プリンタの状況を表すプリンタステータスがレスポンス
として返るので(S304)、ファクシミリ/複写制御
部2011はプリンタフォーマッタ117にI/F制御
部116のシリアルインターフェースでプリンタステー
タスを渡す(S305)。S302からS305までの
シーケンスは全ての設定が終了するまで繰り返される。
【0038】設定が終了すれば、プリンタフォーマッタ
117から、ファクシミリ/複写制御部2011の記録
制御部113を介して、画像データがビデオ信号として
プリンタ114に送られる(S306)。プリンタ11
4は画像データを受け取ると実際の印刷処理を開始す
る。
【0039】印刷出力中においてもプリンタ記述言語デ
ータがFAX/プリンタサーバ202から送られてくる
場合があり、これは主にプリンタの印刷状況を確認する
ためのプリンタ制御情報である。本シーケンス図におい
ても引き続きプリンタ状況確認のシーケンスを説明す
る。
【0040】プリンタ記述言語を受け取ったファクシミ
リ/複写制御部2011は、I/F制御部116のパラ
レルI/Fを介してプリンタフォーマッタ117にデー
タを転送する(S307)。データを受け取ったプリン
タフォーマッタ117は、プリンタ状況を確認するため
に、プリンタ状況確認コマンドを、プリンタI/F制御
部116のシリアルI/Fを介してファクシミリ/複写
制御部2011に発行する(S308)。ファクシミリ
/複写制御部2011はそのコマンドをプリンタ114
に対して発行し(S309)、プリンタ114より受け
取ったレスポンス(S310)をI/F制御部116の
シリアルI/Fを介してプリンタフォーマッタ117に
S308のレスポンスとして返す(S311)。
【0041】プリンタフォーマッタ117は、受け取っ
たレスポンスをプリンタ記述言語に変換した後、データ
をファクシミリ/複写制御部2011に対してI/F制
御部116のパラレルI/Fで渡すために、IEEE1
284のニブルモードへの移行をシリアルI/Fで依頼
する(S312)。ファクシミリ/複写制御部2011
はレスポンスを返して(S313)、パラレルI/Fを
ニブルモードに移行させる。プリンタフォーマッタ11
7は、I/F」制御部116のパラレルインターフェー
スを介してプリンタ記述言語データをファクシミリ/複
写制御部2011に渡す(S314)。ファクシミリ/
複写制御部2011はI/F制御部を介して受け取った
データをFAX/プリンタサーバ202に転送する。
【0042】S307からS314のシーケンスは印刷
終了と同時に終了しても、印刷に関係なく定期的に行わ
れても良い。
【0043】図4は、画像処理装置201において、F
AX/プリンタサーバ202等の外部装置から送られて
きたデータを処理するためのデータバッファの管理概念
図である。外部インターフェースから送られてきたデー
タはすべて、空メモリに格納後、キューに登録される。
【0044】401〜405は使用していない空メモリ
の管理概念図である。メモリは特定のサイズで区切られ
ブロック毎にキュー管理される。これらはDRAM10
3に配置されているものとするが、外部メモリ121で
あっても良い。
【0045】401は空メモリ先頭アドレスであり、使
用されていないメモリブロックの先頭アドレスを指して
いる。402〜404は各メモリブロックである。各ブ
ロックの最終アドレスには次のブロックの先頭アドレス
が格納され、最終ブロックの場合はターミネータとして
0が格納される。405は空メモリ最終アドレスであ
り、最終ブロックの先頭アドレスを指している。空メモ
リが1つも存在しない時は、空メモリ先頭アドレスは0
でターミネートされ、空メモリ最終アドレスには空メモ
リ先頭アドレスのアドレスが格納される。なお、本実施
例においてこれらのブロックは連続的に並んでいる必要
はない。
【0046】406〜415はデータが格納されたメモ
リの管理概念図である。メモリは特定のサイズで区切ら
れたブロック毎にキュー管理される。これらはDRAM
103に配置されているものとするが、外部メモリ12
1であっても良い。画像処理装置201では、ジョブと
いう処理単位でデータを管理する。概念図で説明すれ
ば、1つのジョブデータが1つのブロックに納まりきら
なければ“next adr”で指し示される横方向のブロック
に接続されていく。次のジョブデータは、“NextTop”
で指し示される縦方向のブロックに接続されていく。
【0047】406はキュー先頭アドレスであり、デー
タが格納されたメモリブロックの先頭アドレスを指して
いる。407〜414は各データ格納ブロックである。
データブロックにはデータの種別等が納められた先頭ブ
ロックとデータのみが収められたブロックに分類され、
図4における先頭ブロックは407,410,412で
ある。先頭ブロックにはデータの種別、次のジョブデー
タのブロック先頭アドレスが格納されたNextTo
p、1ブロックに納まらなかったデータブロックの先頭
アドレスが格納されたnext adrが含まれる。本
実施例では、データタイプとしてページ記述言語とプリ
ンタ制御情報がある。データのみが納められたブロック
はデータと次のブロックアドレスが格納される。Nex
tTop及びnext adrは0でターミネートされ
る。415はキュー最終アドレスであり、最終ジョブデ
ータ先頭アドレスが格納される。キューが存在しない時
には、キュー先頭アドレスは0でターミネートされ、キ
ュー最終アドレスにはキュー先頭アドレスのアドレスが
格納される。
【0048】図5は、FAX/プリンタサーバ202等
の外部インターフェースより送られてくるデータのフォ
ーマットである。501にはデータタイプ等のデータ制
御情報、502にはデータサイズ、503には実際のデ
ータ、504にはデータのチェックサムが格納される。
これらのデータのパッキングはネットワークアダプタ1
18において行われる。また、これらのデータは、画像
処理装置201に受信されると、図4に示したキューに
登録される。
【0049】図6はキューに登録されたプリント記述言
語データを処理する際のフローチャートである。本処理
はROM102に格納されたプログラムをCPU101
が実行することで定期的に行われるものである。このプ
ログラムは外部メモリ121に格納されており、実行時
にRAM103に読み込まれて実行されてもよい。
【0050】先ず、キュー先頭アドレスを獲得する(S
601)。獲得したキュー先頭アドレスが0かどうかチ
ェックし(S602)、0であればキューに積まれたジ
ョブはないので何もせずに処理を終了する。0でなけれ
ばジョブ有りと判断し、キュー獲得処理を行う(60
3)。キュー獲得処理とは、先頭ブロックアドレスを記
憶した後に先頭のジョブのデータブロックをキューから
外し、次のジョブキューを矛盾の無いように繋げて直す
ことである。
【0051】次に先頭ブロックのデータタイプを見て、
それがプリンタ制御情報かどうかを判断する(S60
4)。プリンタ制御情報であれば、図3で説明したS3
01〜S314のシーケンスに沿ってデータ転送処理を
行う(S605)。データ転送が終了すればデータブロ
ックを開放するためにキュー解放処理を行う(S61
1)。キュー開放処理とは、使用していたデータブロッ
クを空メモリブロックに繋ぐことである。
【0052】データタイプがプリンタ制御情報でなけれ
ば、次にデータタイプがページ記述言語かどうかをチェ
ックする(S606)。ページ記述言語でなければ、そ
の他の例えば通信指示等の場合はそのデータタイプに応
じた処理を行う(S607)が本実施例では特に詳しく
は説明しない。処理が終了すれば同様にキュー開放処理
を行う(S611)。
【0053】データタイプがページ記述言語であれば、
印刷処理を行うために、先ずプリンタ獲得処理を行う。
これはプリンタのエラー状況の判断や、他の出力を行っ
ていないかどうかのチェック等の処理の後にプリンタ制
御権を獲得する処理である。プリンタ獲得処理は図8と
して後述する。
【0054】プリンタ獲得に成功すれば図3のS301
〜S306のシーケンスに沿ってデータ転送が行われる
(S610)。プリンタが獲得できなければ、本実施例
では何も処理しない。なおプリンタの獲得ができるでき
ないにかかわらずキュー開放処理を行う(S611)。
【0055】ステップS608のプリンタ獲得処理で
は、図8の手順で、図7の制御権テーブルを用いて処理
が行われる。図7は、画像処理装置201における各種
資源を排他制御するために用いられるテーブルのフォー
マットである。このテーブルはRAM3に格納されてい
る。テーブルは3つ有り、テーブル701はプリンタ1
14の制御権を示すプリンタ制御権テーブル、テーブル
702は読取制御部107の制御権を示すスキャナ制御
権テーブル、テーブル703は通信制御部109の制御
権を示す通信制御権テーブルである。各テーブルは、操
作部それぞれに対応する資源を使用する権利を獲得した
使用者毎のビットを含み、例えばビットが“1”となっ
ている使用者に制御権がある。操作パネルとは、操作部
105からの操作であり、ファクシミリとは、ファクシ
ミリ送信あるいは受信である。プリンタフォーマッタの
ビットは、プリンタフォーマッタ117によりページ記
述言語で記述された画像を印刷する場合にセットされ
る。外部端末は、LANを介して接続された外部の端末
から各種資源を使用する場合にセットされる。
【0056】図8は、ステップS608におけるプリン
タ獲得処理の手順のフローチャートである。まず、ステ
ップS801で、使用するデバイス、この場合にはプリ
ンタの制御権を誰も有していないか、すなわちプリンタ
制御権テーブルが0であるかテストする。0でなければ
既にプリンタの制御権はどこかで獲得されているため、
ステップS802でプリンタ獲得は不成功に終わり、処
理は終了する。
【0057】プリンタ制御権テーブルが0であれば、プ
リンタの制御権を獲得するために対応する使用者のビッ
ト、この場合にはプリンタフォーマッタのビットをステ
ップS803で立てて、制御権獲得で処理を終了する
(ステップS804)。
【0058】以上説明した手順により、本実施形態の画
像処理装置は、外部機器より印刷データが送られてきた
際に、プリンタの使用権の確認等の自己解析を行い、プ
リンタが使用中であるなどの理由により無駄になるデー
タを除いて、有効なデータに限りプリンタフォーマッタ
及びプリンタに転送することによって不必要なデータ転
送を避け、装置の処理効率を向上させると共に、プリン
タが使用中であっても必要な設定や、ステータスの転送
を可能にすることができる。
【0059】これは、ページ記述言語で記述された印刷
データに限らず、スキャナや通信制御などについてもプ
リンタと同様に排他制御を行うことで、資源の制御権の
ありかを確実に把握することができ、無駄なデータ処理
や転送を防止し、効率良くデータ処理することができ
る。
【0060】
【他の実施形態】もう一つの実施例として、図3のシー
ケンスを図9のシーケンスに置き換えた例を示す。上述
の実施形態では、画像データもプリンタ制御情報も、プ
リンタ記述言語で記述された情報は全てプリンタフォー
マッタ117を介してプリンタに発行されているが、本
実施の形態では、制御情報はファクシミリ/複写制御部
2011から直接プリンタに発行され、ページ記述言語
で記述された画像データだけがプリンタフォーマッタ1
17によりビットマップ画像に展開されてプリンタに送
られる。
【0061】図9は、画像処理装置201において、F
AX/プリンタサーバ202からのページ記述言語デー
タをプリンタフォーマッタ117で画像データに変換し
てプリンタ114により印刷する際のシーケンス図であ
る。なお、図9およびその説明においては、I/F制御
部116はファクシミリ/複写制御部2011に属する
ものとしている。
【0062】FAX/プリンタサーバ202から画像処
理装置201に転送され、RAM103や外部メモリ1
21などに蓄積されたプリンタ記述言語データは、ファ
クシミリ/複写制御部2011内においてページ記述言
語で記述される画像情報とプリンタ制御情報とに区別さ
れる。
【0063】そして、プリンタ制御情報はファクシミリ
/複写制御部2011で解析され、記録制御部113に
設定すべきパラメータが含まれていれば記録制御部11
3に送って設定し、プリンタ114に設定すべきパラメ
ータが含まれていればプリンタ114に設定コマンドを
送って設定を行わせる(S901)。なお、本実施例に
おいて、記録制御部113はプリンタ114とビデオ及
びシリアルインターフェースで接続されている。プリン
タ114からファクシミリ/複写制御部2011へはプ
リンタの状態を示すプリンタステータスがレスポンスと
して返される(S902)。ファクシミリ/複写制御部
2011は、受け取ったプリンタステータスをプリンタ
記述言語データの送信元である端末に送る必要があれば
ステータスをプリンタ記述言語に変換し、I/F制御部
116及びネットワークアダプタ118を介して送信元
端末に送る。S901からS902までのシーケンスは
すべての設定が終わるまで繰返される。
【0064】画像情報はI/F制御部116のパラレル
インターフェースを介してプリンタフォーマッタ117
に送られる(S903)。なお、本実施例においてプリ
ンタフォーマッタ117とI/F制御部116とはシリ
アル及び双方向性パラレルインターフェース(IEEE
1284)で接続されており、I/F制御部116、す
なわちファクシミリ/複写制御部2011側がホストと
なっている。そこでファクシミリ/複写制御部2011
からプリンタフォーマッタ117に対する1284デー
タ転送はIEEE1284のコンパチビリティモードで
転送が行われ、プリンタフォーマッタ117からファク
シミリ/複写制御部2011に対する1284データ転
送はIEEE1294のニブルモードで行われる。ま
た、プリンタ記述言語の中には、画像に展開される画像
情報を表すページ記述言語と、プリンタの設定やプリン
タステータスを獲得するためのプリンタ制御情報を表す
データとが含まれている。
【0065】プリンタ記述言語データを受け取ったプリ
ンタフォーマッタ117は、データを解析して、ページ
記述言語で記述された画像データであればビットマップ
データを作成し、画像データを記録制御部113を介し
てビデオ線でプリンタ114に送る(S904)。プリ
ンタ114は画像データを受け取ると実際の印刷処理を
開始する。
【0066】印刷出力中においてもプリンタ記述言語デ
ータがFAX/プリンタサーバ202から送られてくる
場合があり、これは主にプリンタの印刷状況を確認する
ためのプリンタ制御情報である。本シーケンス図におい
ても引き続きプリンタ状況確認のシーケンスを説明す
る。
【0067】プリンタ記述言語を受け取ったファクシミ
リ/複写制御部2011は、データを解析し、データが
プリンタ状況確認のためのプリント制御情報であれば、
プリンタ状況確認コマンドをI/F制御部116を介さ
ず、記録制御部113を介して発行する(S905)。
ファクシミリ/複写制御部2011は、プリンタ114
からレスポンスを受け取り(S906)、受け取ったレ
スポンスをプリンタ記述言語に変換して、I/F制御部
116を介して、状況確認の要求もとの端末、例えばF
AXプリンタサーバ202に転送する。
【0068】なお、S905からS906のシーケンス
は印刷終了と同時に終了しても、印刷に関係なく定期的
に行われても良い。
【0069】図10は、ファクシミリ/複写制御部20
11による、図4に示したジョブキューの処理手順のフ
ローチャートである。図6の手順と基本的に同一である
が、ステップS605のみ、ステップS1005に置き
換えられている。ステップS1005では、プリンタ制
御文字(情報)を対応するコマンドに変換して直接プリ
ンタに送り付け、プリンタから応答を受ける。
【0070】以上のように、制御情報はプリンタフォー
マッタを介さずにファクシミリ/複写制御部2011か
ら直接プリンタに送られ、また、ページ記述言語で記述
された画像情報はプリンタフォーマッタでビットマップ
に変換されてプリンタに送られる。このため、第1番目
の実施の形態に比べて、制御情報を迅速に処理できる。
また、プリンタ制御情報と画像情報とは処理される径路
が異なるため並列に処理することができ、プリンタフォ
ーマッタが画像データの展開等でビジー状態にあって
も、プリンタ状態の取得や設定等を行うことができる。
【0071】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0072】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成される。
【0073】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0074】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0075】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0076】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0077】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図11のメモリマップ例に示す各モジュール
を記憶媒体に格納することになる。
【0078】すなわち、少なくとも、印刷情報に制御情
報が含まれているか判定し、含まれている場合にはその
制御情報を前記出力手段に転送する第1の転送工程のコ
ードと、前記印刷情報に画像情報が含まれているか判定
し、含まれている場合には前記出力手段の排他的使用権
を獲得する獲得工程のコードと、前記排他的使用権を獲
得できたならば前記出力手段に画像情報を送って出力さ
せる第2の転送工程のコードの各モジュールのプログラ
ムコードを記憶媒体に格納すればよい。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、不
要なデータ転送を防止して処理効率を向上させるととも
に、プリンタの状態の獲得や設定等をプリンタからの出
力をどこが行っているかに関わらず行うことができる。
【0080】また、プリンタの状態取得や設定を、画像
情報の展開およびプリンタへの送信とは異なる径路で行
うことで、プリンタの状態取得及び設定と、画像情報の
展開およびプリンタへの送信とを並列に処理することが
できる。
【0081】
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理装置の構成のブロック図である。
【図2】画像処理装置を用いたネットワークシステムの
構成図である。
【図3】第1の実施の形態における画像処理装置による
プリンタ出力のシーケンス図である。
【図4】データバッファの管理概念図である。
【図5】受信データのフォーマットの図である。
【図6】第1の実施例においてジョブキューに積まれた
データを処理する手順のフローチャートである。
【図7】各種デバイスの制御権テーブルを示す図であ
る。
【図8】プリンタの制御権を獲得する手順のフローチャ
ートである。
【図9】第2の実施の形態における画像処理装置による
プリンタ出力のシーケンス図である。
【図10】第2の実施例においてジョブキューに積まれ
たデータを処理する手順のフローチャートである。
【図11】本発明を実現するプログラムを格納する際の
メモリマップを示す図である。
【符号の説明】 101 システム制御部 102 ROM 103 RAM 104 画像メモリ 105 操作部 106 解像度変換処理部 107 読取制御部 108 画像処理制御部 109 通信制御部 110 NCU(網制御装置) 111 通信用符号復号化処理部 112 読取記録用符号復号化制御部 113 記録制御部 114 ページプリンタ 115 システムバス 116 I/F制御部 117 プリンタフォーマッタ 118 ネットワークアダプタ 119 LAN 120 通信回線(PSTN) 121 外部メモリ 201 画像処理装置 2011 ファクシミリ/複写制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊谷 武和 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御情報と画像情報とを含み所定の形式
    で記述された印刷情報を受信する受信手段と、 制御情報に基づいて各種制御を行い、画像情報に基づい
    て画像を出力する出力手段と、 前記印刷情報を解析し、制御情報が含まれている場合に
    はその制御情報を前記出力手段に送り、画像情報が含ま
    れている場合には前記出力手段の排他的使用権を獲得し
    て、獲得できたならば前記出力手段に画像情報を送って
    出力させ、獲得できなければ出力させないよう制御する
    制御手段とを備えることを特徴とする画像出力装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷情報に含まれる画像情報及び制
    御情報を前記出力手段に適合した形式に変換する変換手
    段を更に備え、前記制御手段は、前記受信手段により受
    信した印刷情報に含まれる前記画像情報及び制御情報
    を、前記変換手段により前記出力手段に適合する形式に
    変換させて前記出力手段に送らせることを特徴とする請
    求項1に記載の画像出力装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷情報に含まれる画像情報を前記
    出力手段に適合した形式に変換する変換手段を更に備
    え、前記制御手段は、前記受信手段により受信した印刷
    情報に含まれる画像情報を前記変換手段により前記出力
    手段に適合する形式に変換させて前記出力手段に送ら
    せ、前記印刷情報に含まれる制御情報を前記出力手段に
    適合する形式に変換して前記出力手段に送ることを特徴
    とする請求項1に記載の画像出力装置。
  4. 【請求項4】 前記受信手段とは異なる径路で画像情報
    を受信する第2の受新手段を更に備え、 前記制御手段は、前記第2の受信手段により得られた画
    像情報が前記出力手段により出力されていない場合に、
    前記出力手段の排他的使用権を獲得することを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の画像出力装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の受信手段は、電話回線を介し
    て画像情報を送受信するファクシミリ手段と、原稿画像
    を光学的に読み込む画像読み込み手段とを含むことを特
    徴とする請求項4に記載の画像出力装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の画像
    処理装置と、前記印刷情報を生成する少なくとも1つの
    端末装置とを通信により接続してなることを特徴とする
    画像出力システム。
  7. 【請求項7】 印刷情報に含まれる制御情報に基づいて
    各種制御を行い、印刷情報に画像情報に基づいて画像を
    出力する出力手段を含む画像出力装置を制御する制御方
    法であって、 前記印刷情報に制御情報が含まれているか判定し、含ま
    れている場合にはその制御情報を前記出力手段に転送す
    る第1の転送工程と、 前記印刷情報に画像情報が含まれているか判定し、含ま
    れている場合には前記出力手段の排他的使用権を獲得す
    る獲得工程と、 前記排他的使用権を獲得できたならば前記出力手段に画
    像情報を送って出力させる第2の転送工程とを備えるこ
    とを特徴とする画像出力装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記画像出力装置は、前記印刷情報に含
    まれる画像情報及び制御情報を前記出力手段に適合した
    形式に変換する変換手段を更に含み、前記第1及び第2
    の転送工程は、前記受信手段により受信した印刷情報に
    含まれる前記画像情報及び制御情報を、前記変換手段に
    より前記出力手段に適合する形式に変換させて前記出力
    手段に転送することを特徴とする請求項7に記載の画像
    出力装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記画像出力装置は、前記印刷情報に含
    まれる画像情報を前記出力手段に適合した形式に変換す
    る変換手段を更に含み、前記第2の転送工程は、前記受
    信手段により受信した印刷情報に含まれる画像情報を前
    記変換手段により前記出力手段に適合する形式に変換さ
    せて前記出力手段に転送し、前記第1の転送工程は、前
    記印刷情報に含まれる制御情報を前記出力手段に適合す
    る形式に変換して前記出力手段に転送することを特徴と
    する請求項7に記載の画像出力装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記画像出力装置は、前記印刷情報と
    は情報の発信元が異なる画像情報を受信する受新手段を
    更に含み、 前記獲得工程は、前記受信手段により得られた画像情報
    が前記出力手段により出力されていない場合に、前記出
    力手段の排他的使用権を獲得することを特徴とする請求
    項7乃至9のいずれかに記載の画像出力装置の制御方
    法。
  11. 【請求項11】 前記受信手段は、電話回線を介して画
    像情報を送受信するファクシミリ手段と、原稿画像を光
    学的に読み込む画像読み込み手段とを含むことを特徴と
    する請求項10に記載の画像出力装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 印刷情報に含まれる制御情報に基づい
    て各種制御を行い、印刷情報に画像情報に基づいて画像
    を出力する出力手段を含む画像出力装置を制御するプロ
    グラムを格納するコンピュータ可読メモリであって、 前記印刷情報に制御情報が含まれているか判定し、含ま
    れている場合にはその制御情報を前記出力手段に転送す
    る第1の転送工程のコードと、 前記印刷情報に画像情報が含まれているか判定し、含ま
    れている場合には前記出力手段の排他的使用権を獲得す
    る獲得工程のコードと、 前記排他的使用権を獲得できたならば前記出力手段に画
    像情報を送って出力させる第2の転送工程のコードとを
    備えることを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
JP8269812A 1996-10-11 1996-10-11 画像出力装置及びその制御方法 Withdrawn JPH10116162A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001030585A (ja) * 1999-05-18 2001-02-06 Canon Inc 複合装置及びプリンタ共有方法
JP2007272714A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Canon Inc 情報処理装置及びデータ出力管理システム
JP2009086976A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Canon Imaging Systems Inc デバイス制御装置、デバイスの制御方法及びプログラム

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Effective date: 20040106