JPH0998253A - 画像処理装置および可変長データ伝送方法 - Google Patents

画像処理装置および可変長データ伝送方法

Info

Publication number
JPH0998253A
JPH0998253A JP7256423A JP25642395A JPH0998253A JP H0998253 A JPH0998253 A JP H0998253A JP 7256423 A JP7256423 A JP 7256423A JP 25642395 A JP25642395 A JP 25642395A JP H0998253 A JPH0998253 A JP H0998253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
image data
image
information processing
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7256423A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Kondo
正弥 近藤
Akiyoshi Sato
明美 佐藤
Takekazu Kumagai
武和 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7256423A priority Critical patent/JPH0998253A/ja
Publication of JPH0998253A publication Critical patent/JPH0998253A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信するデータ長を外部情報処理端末に通知
するための送信ヘッダを可変長データに付加して送信を
行うことにより、終了識別子やダミーデータを付加する
ことなくデータのみを送信し、外部情報処理端末との通
信時間を短縮する。 【解決手段】 バス使用許可制御310終了後、画像デ
ータ313を外部情報処理装置に送出する。送出する画
像データ313は、アップロードコマンドで指定された
符号化方式、ページサイズに従ったデータ形式に変換さ
れるものとする。画像データ313は、可変長のデータ
であり指定された最大転送サイズ309より小さいサイ
ズのブロックに分割される。この画像データには、送信
ヘッダとして転送する画像データのサイズを表わすデー
タサイズ311と、転送する画像データが最終ブロック
であることを示す最終フラグ312が付加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスを介して外部
情報処理端末に可変長画像データの送信を行う画像処理
装置、および、可変長データ伝送方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、外部情報処理端末がバスの実行権
を有する場合に、そのバスを介して画像処理装置から可
変長データを送信することはできなかった。従って、可
変長データを送信する際には、送信データに終了識別子
とダミーデータを付加し、外部情報処理端末から指定さ
れたサイズのデータを送信するという手法が採られてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例では、
画像処理装置から外部情報処理端末に対して可変長デー
タを送信する場合には、送信データに終了識別子とダミ
ーデータを付加し、外部情報処理端末から指定されたサ
イズのデータを送信する制御を行う必要があるため、外
部情報処理端末では、画像処理装置からのデータに含ま
れる終了識別子を監視する必要が生じていた。特に、デ
ータが符号化された画像データである場合は、すべての
データを復号化し、RTCを検出する必要があった。
【0004】よって本発明の第1の目的は、送信するデ
ータ長を外部情報処理端末に通知するための送信ヘッダ
を可変長データに付加して送信を行うことにより、終了
識別子やダミーデータを付加することなくデータのみを
送信し、外部情報処理端末との通信時間を短縮すること
ができる画像処理装置および可変長データ伝送方法を提
供することにある。
【0005】また、本発明の第2の目的は、最終ブロッ
クの送信であることを示す最終ブロックフラグをデータ
のあらかじめ定められた位置に付加して送信することに
より、外部情報処理端末での終了識別子の監視制御を行
う必要がなくなり、より効率的にデータ送信制御を行う
ことができる画像処理装置および可変長データ伝送方法
を提供することにある。
【0006】さらに、本発明の第3の目的は、可変長の
データを複数の可変長のブロックに分割して送信する制
御を行い、外部情報処理端末に送信するデータを生成し
ながらデータの送信を行うことにより、システムのパフ
ォーマンスを向上することができる画像処理装置および
可変長データ伝送方法を提供することにある。
【0007】加えて、本発明の第4の目的は、データ送
信中に未送出データを記憶することにより、データ送信
中にインターフェイスのバス実行権の返却要求による割
込処理が行われた場合においても、送信データを過不足
なく外部情報処理端末に転送することを可能にした画像
処理装置および可変長データ伝送方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、外部情報処理端末にバスを介して可変
長画像データを送信する画像処理装置であって、前記可
変長画像データのデータ長を表すデータサイズ情報を、
送信ヘッダとして前記可変長画像データに付加する送信
データ作成手段を具備したものである。ここで、前記外
部情報処理端末は、前記バスの実行権を有する。更に加
えて、前記可変長画像データを複数のブロックに分割す
る分割手段を備え、前記ブロックが送信すべき最終ブロ
ックである場合には、当該ブロックに最終ブロックフラ
グを付加して送信することができる。更に加えて、前記
分割手段が前記可変長画像データを複数のブロックに分
割する際に、しきい値となる基準ブロックサイズを設定
する基準ブロックサイズ設定手段を備え、送信すべき画
像データのサイズが前記基準ブロックサイズを越えた時
点で、前記分割手段を作動させることができる。更に加
えて、前記バスを介して前記外部情報処理端末に画像デ
ータを送信する際に、前記外部情報処理端末からのバス
の実行権の返却指示を監視する実行権監視手段と、前記
画像データの送信中に前記バスの実行権の返却が指示さ
れた場合には、未送信の画像データを記憶する未送信デ
ータ記憶手段を備え、前記外部情報処理端末から再度バ
ス実行権が与えられたときには、前記未送信データ記憶
手段により記憶された未送信データのみを送信する。
【0009】また、本発明に係る可変長データ伝送方法
は、外部情報処理端末にバスを介して可変長画像データ
を送信する画像処理装置を用いて、前記可変長画像デー
タのデータ長を表すデータサイズ情報を、送信ヘッダと
して前記可変長画像データに付加する際に、前記可変長
画像データを複数のブロックに分割し、前記ブロックが
送信すべき最終ブロックである場合には、当該ブロック
に最終ブロックフラグを付加して送信する。ここで、前
記可変長画像データを複数のブロックに分割する際に、
しきい値となる基準ブロックサイズを設定し、送信すべ
き画像データのサイズが前記基準ブロックサイズを越え
た時点で、前記分割を行うのが好適である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を具体的に説明する。
【0011】実施の形態1 図1は、本発明を適用した画像処理装置の全体構成を示
す。本図において、CPU101は、システム制御部で
あり、システムバス117を介して画像処理装置全体を
制御する。ROM102は、CPU101の制御プログ
ラムやオペレーティングシステム(OS)プログラムな
どを格納するものである。RAM103は、SRAM等
で構成され、プログラム制御変数等を格納するためのも
のである。
【0012】また、オペレータが登録した設定値や装置
の管理データ等や各種ワーク用バッファもRAM103
に格納されるものである。画像メモリ104は、DRA
M等で構成され、画像データを蓄積するためのものであ
る。本実施例では、ROM102に格納されている各制
御プログラムは、ROM102に格納されたOSの管理
下でスケジューリングやタスクスイッチなどのソフトウ
ェア制御が行われるものとする。
【0013】操作部105は、各種キー、LED、LC
D等で構成され、オペレータによる各種入力操作や、画
像処理装置の動作状況の表示などを行うものである。
【0014】読取制御部107は、CSイメージセンサ
や原稿搬送機構などにより構成されるものである。読取
制御部107では、原稿をCSイメージセンサや原稿搬
送機構などにより構成されるものである。読取制御部1
07では、原稿をCSイメージセンサを用いて光学的に
読み取り、電気的な画像データに変換し、画像処理制御
部108により2値化処理、中間調処理などの各種画像
処理を施して高精細な画像データを出力するものであ
る。変換された画像データは、読取記録用符号復号化制
御部112を介して所定の符号化方式に従い符号化し、
画像メモリ104に蓄積されるものである。
【0015】記録制御部114は、ページプリンタ、記
録画像処理制御部などにより構成されるものである。記
録制御部114では、記録する画像データを、読取記録
用符号復号化制御部112で復号化し、記録画像処理制
御部によりスムージング処理や記録濃度補正処理などの
各種画像処理を施して高精細な画像データに変換し、ペ
ージプリンタに出力するものである。
【0016】通信制御部109は、MODEM(変復調
装置)などにより構成され、ファクシミリの送受信信号
の変復調制御を行うものである。NCU(網制御装置)
110は、アナログの通信回線(PSTN)116に選
択信号(ダイヤルパルスまたはトーンダイヤラ)を送出
したり、呼び出し信号を検出し、自動着信制御などの回
線制御を行うものである。
【0017】画像メモリ104に蓄積された画像データ
は、通信用符号復号化処理部111で復号化処理され、
解像度変換処理部106でミリ−インチ解像度変換や拡
大縮小処理などが行われる。解像度変換した画像は、送
信相手先の能力にあわせて通信用符号復号化処理部11
1で復号化処理を行い送信制御されるものである。
【0018】I/F制御部115は、外部に接続する情
報処理端末118とのインターフェイス制御を行うもの
である。本実施例では、双方向セントロニクスインター
フェイスなどのパラレルインターフェイスに対応してい
るものとする。
【0019】情報処理端末118から送信、プリント、
データ登録などのリモート操作は、あらかじめ定められ
たコマンド・パラメータ・データ等をI/F制御部11
5を介して画像処理装置に送信することにより行われる
ものである。なお、本実施例では情報処理端末118に
は、リモート操作を行うためのアプリケーションソフト
およびドライバソフトがインストールされているものと
する。
【0020】次に、情報処理端末とのインターフェイス
制御の基本動作を図2を用いて説明する。
【0021】図2は、本実施例における情報処理端末1
18とI/F制御部115の間のデータ送受信の概略を
示したものである。
【0022】情報処理端末118からのリモート操作
は、各種動作ごとにコマンド、画像データ、レスポンス
などをあらかじめ定められたインターフェイスプロトコ
ルに従いデータを送受信することにより行われるもので
ある。コマンドは、各コマンドを識別するためのコマン
ドコードや、各コマンドの実行を行うために必要な設定
値(記録紙サイズ、相手先電話番号、画像データ種別な
ど)などにより構成されるものである。また画像データ
は、画像データを要求するコマンドまたは画像データを
転送するコマンドに対して送出または受信するものであ
る。
【0023】リモート操作を行う場合は、情報処理端末
118から画像処理装置に対し、リモート操作に対応し
たコマンドを送信する。画像処理装置は、受信したコマ
ンドを解析し、受け付けられるか否かの判定を行ったう
えで、そのコマンドに対するレスポンスを情報処理端末
118に対して送信する。なおレスポンスは、受け付け
たコマンドに対する結果とコマンドを識別するためのサ
ービスIDなどにより構成されるものとする。
【0024】レスポンス送出後、受け付けたコマンドに
従って画像処理装置で通信や記録などの各種制御を開始
する。各種制御が終了後(エラー終了含む)、終了メッ
セージを情報処理端末118に対して送信する。終了メ
ッセージは、前記サービスID、処理結果(終了/エラ
ーコードなど)などにより構成されるものとする。
【0025】また、本実施例では、各種リモート操作を
行うコマンドのキューイング制御が可能である。キュー
イング制御とは、画像処理装置が、あるコマンドに対す
る制御を実行中あるいは実行前に、次のコマンドを受け
付けることを可能にする制御である。本実施例における
キューイング制御は、情報処理端末118からのコマン
ド受信時に、コマンドの解析を行い、コマンドの種類に
よって通信キュー、記録キューなどの各種制御キューに
対して制御の予約を行うものである。
【0026】各種制御の実行は、制御キューに予約され
ているコマンドを順次制御することにより行われるもの
である。このキューイング制御を行うことにより、複数
のコマンドを受け付け、通信制御、記録制御などの各制
御を同時に実行することが可能となり、より効率的に画
像処理装置を動作することが可能となるのである。ま
た、コマンド受付時に前記サービスIDを発行するた
め、各制御キューの実行順序のローテーションなどを行
った場合でも、画像処理装置で実行した結果を情報処理
端末118に対して通知することが可能である。
【0027】次に、可変長の画像データを外部情報処理
端末に送出するアップロード制御の動作を図3〜図5を
用いて説明する。
【0028】まず図3に従い、アップロード制御におけ
る外部情報処理端末と画像処理装置との間のコマンドシ
ーケンスについて説明する。
【0029】まず、アップロード制御を開始するアップ
ロードコマンド301を外部処理装置から受信する。ア
ップロードコマンドは、アップロードする画像データの
ページサイズ302、符号化モード303、および画像
ファイルのファイル番号304が付加されている。アッ
プロードコマンド受信後、外部情報処理端末にアップロ
ード制御を受け付け可能か否かのレスポンス306を送
出する。
【0030】本実施例において、情報処理端末とのイン
ターフェイスは、双方向セントロニクスインターフェイ
スなどの情報処理端末がインターフェイス上のバス実行
権を所有するパラレルインターフェイスで接続されるも
のである。
【0031】このため、外部情報処理端末からのバス使
用許可制御305が行われ、バス実行権が画像処理装置
に与えられた後に、レスポンス306を外部情報処理端
末に送出する。レスポンス306を送出後、情報処理端
末からバス実行権を返却するためのバス使用禁止制御3
07が行われる。
【0032】次に、画像データを情報処理端末に転送す
る画像転送コマンド308を受信する。画像転送コマン
ドは、外部情報処理端末が一度に受け取れる画像データ
のサイズを指定する最大転送サイズ309が付加される
ものである。バス使用許可制御310終了後、画像デー
タ313を外部情報処理装置に送出する。送出する画像
データ313は、アップロードコマンドで指定された符
号化方式、ページサイズに従ったデータ形式に変換され
るものとする。
【0033】画像データ313は、可変長のデータであ
り指定された最大転送サイズ309より小さいサイズの
ブロックに分割されるものである。この画像データに
は、送信ヘッダとして転送する画像データのサイズを表
わすデータサイズ311と、転送する画像データが最終
ブロックであることを示す最終フラグ312が付加され
るものである。また、転送コマンドを受け付けたことを
示すレスポンス314も付加されるものである。画像デ
ータの送信終了後、情報処理端末でバス使用禁止制御3
15が行われる。
【0034】情報処理端末では、最終フラグ312をチ
ェックすることにより、指定した画像ファイルのすべて
の画像データの転送が終了したかの判定を行うことがで
きる。
【0035】本実施例では、最終フラグ312にOFF
を設定し送出しているため、再度画像転送コマンド31
6を受信し、画像データ312を送信する。画像データ
321は最終ブロックであるため、最終フラグ320に
ONが設定され、アップロード制御を終了する。
【0036】次に図4に従い、画像処理装置のアップロ
ード制御(ROM102に記憶されている。)の動作に
ついて説明する。
【0037】まず、外部情報処理端末からのアップロー
ドコマンドの受信を監視する(S401)。アップロー
ドコマンド受信した場合は、アップロードコマンドに付
加された符号化モードなどの各種パラメータのチェック
を行い、アップロード制御が実行可能か否かの判定を行
う(S402)。
【0038】指定した画像ファイルが存在しないなどの
理由によりアップロード制御を受け付けられない場合
は、レスポンスとしてNGを外部情報処理端末に送出し
(S417)、アップロード制御を終了する。
【0039】ここで、レスポンスなどのデータを外部情
報処理端末に送出する制御(ROM102に記憶されて
いる。)の動作について、図5に従って説明する。
【0040】まず、外部情報処理端末に送出する送信デ
ータをRAM103のワークエリアに作成する(S50
1)。送信データを作成後、外部情報処理端末からイン
ターフェイス上のバスの使用許可制御が行われ、画像処
理装置がバス実行権を得られることを監視する(S50
3)。バス実行権の監視制御中には、タイムアウトの監
視制御を行われるものである(S502)。タイムアウ
ト監視制御において、バス実行権があらかじめRAM1
03に格納された規定時間を超えても得られない場合
は、データ送出制御を中断し(S509)、送出制御を
終了する。
【0041】外部情報処理端末からバスの実行権が与え
られた場合は、送信データが格納されているRAM10
3のアドレスを設定し(S504)、1バイトごとに送
信データの送出制御を行う(S505)。バスの実行権
は外部情報処理端末により管理されるため、データ送出
途中であっても、外部情報処理端末からバス使用禁止制
御が行われた場合は、画像処理装置はバスの実行権を外
部情報処理端末に返却する必要がある。このため、常に
外部情報処理端末からのバス使用禁止制御を監視する制
御が必要となる(S506)。
【0042】データ送出の途中に割込処理などを行うた
めにバス使用禁止制御が行われた場合は、現在送出して
いるデータの先頭アドレスを保存し(S508)、ステ
ップS502に移行し、バス実行権が与えられるまでデ
ータ送出制御を中断する。割込処理などが終了し、再度
バス実行権が与えられた場合は、ステップS508で保
存した送信データ開始アドレスを設定することにより、
送信データを過不足なく外部情報処理端末に送出するこ
とが可能となる。
【0043】バス実行権が与えられている間は、すべて
の送信データが送出されるまで送出制御を繰返し(S5
07)、データ送出制御を終了する。
【0044】ステップS402でアップロード制御が実
行可能と判断された場合は、指定されたファイル番号か
ら画像メモリ104に格納されている画像データの先頭
アドレスなどの設定を行う(S403)。さらに、指定
された符号化モードやページサイズなどの各種モードを
I/F符号化復号化制御部113やCPU101に設定
する(S405)。
【0045】本実施例では、画像メモリ104に格納さ
れている画像データは、あらかじめ定められた符号化方
式に従って符号化されているため、外部情報処理端末か
ら指定された符号化モードに変換する必要がある。この
ため、画像メモリに格納された画像データは、順次シス
テムバスを介してI/F符号化復号化制御部113に転
送され、復号化符号化処理が行われる。符号化された画
像データは、RAM103のワークエリアのバッファに
順次格納されるものである。
【0046】またI/F符号化復号化制御部113で
は、拡大縮小処理を行うことも可能であるため、ページ
サイズの変換もここで行われるものとする。各種モード
の設定後、符号化復号化処理などのコーデック制御を開
始し(S405)、アップロード制御を受け付けたこと
を外部情報処理端末に通知するために、レスポンスとし
てOKを送出する(S406)。
【0047】次に、外部情報処理端末からの画像転送コ
マンドの受信を監視する(S407)。画像転送コマン
ド受信した場合は、画像転送コマンドに付加された最大
転送サイズを最大データサイズLaに格納する。本実施
例では、符号化復号化処理の進行状況に応じて、アップ
ロードする画像データを複数のブロックに分割して送信
することが可能である。
【0048】画像データを複数のブロックに分割するブ
ロック分割制御は、画像データを送出開始する時点で、
前記バッファに格納された符号化復号化処理された送信
データのデータ量Lcが、あらかじめRAM103に設
定された最小ブロックサイズLb以上である場合に自動
的に行われるものである。ただし、最小ブロックサイズ
Lbが最大データサイズLaより大きい場合は、前記デ
ータ量が最大データサイズLa以上である場合にブロッ
ク分割制御が行われるものとする。
【0049】画像転送コマンド受信後、前述のバス実行
権が画像処理装置に与えられ、データ送出が可能になる
ことを監視する(S409)。送信可能状態になった時
点で、アップロードする画像データの前記コーデック制
御が終了したか否かを判定する(S410)。コーデッ
ク制御が終了していない場合は、前記ブロック分割制御
が実行できるか否かの判定を行い(S413)、転送す
るデータ量Lcが所定のブロックサイズに満たない場合
は、ステップS409に移行し、符号化復号化処理を継
続する。
【0050】ブロック分割制御が行われた場合は、コー
デック制御が終了していないため、最終ブロックフラグ
をOFFにし(S414)、さらに、転送する画像デー
タのデータ量を送信サイズとして設定する(S41
5)。
【0051】送信ヘッダである付加情報の設定終了後、
前記最終ブロックサイズ、送信サイズなどで構成される
付加情報と符号化復号化処理された画像データ、および
レスポンスを外部情報処理端末に送出する(S41
6)。送信データ送出後、ステップS407に移行し、
未送出の画像データのアップロード制御を行う。
【0052】ステップS409でコーデック制御が終了
した場合は、画像データの最終ブロックの転送であるた
め、最終データフラグをONにし(S410)、送信す
る画像データのサイズを設定する(S411)。送信ヘ
ッダである付加情報の設定終了後、付加情報と画像デー
タ、およびレスポンスを外部情報処理端末に送出し(S
412)、アップロード制御を終了する。
【0053】実施の形態2 上述した実施の形態においては、可変長の画像データを
外部情報処理端末に送信するアップロード制御について
説明したがこれに限られるものではない。たとえば、通
信結果などが格納される通信管理情報リストや、ワンタ
ッチダイヤルなどに登録されているダイヤルデータリス
トなどの可変長のデータを送出することも可能である。
【0054】実施の形態3 上述した実施の形態では、符号化復号化処理部の処理速
度の遅延を考慮し、転送する画像データを複数のブロッ
クに分割する制御を行っていたがこれに限られるもので
はない。たとえば、送信するデータをいったん格納する
バッファのサイズを少なく設定し、このバッファサイズ
ごとに分割する制御を行っても構わない。この制御を用
いることにより、バッファメモリを最小限に設定するこ
とが可能となる。
【0055】実施の形態4 上述した実施の形態において、外部情報処理端末からの
バスの実行権の切り替え制御は、パラレルインターフェ
イスの信号線の変化により制御しても構わないし、実行
権を切り替えるためのバス方向切り替えコマンドなどの
データを用いて制御しても構わない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信するデータ長を外部情報処理端末に通知するための
送信ヘッダを可変長データに付加して送信を行うことに
より、終了識別子やダミーデータを付加することなくデ
ータのみを送信し、外部情報処理端末との通信時間を短
縮することが可能となる。
【0057】また、最終ブロックの送信であることを示
す最終ブロックフラグをデータのあらかじめ定められた
位置に付加して送信することにより、外部情報処理端末
での終了識別子の監視制御を行う必要がなくなり、より
効率的にデータ送信制御を行うことが可能となる。
【0058】さらに、可変長のデータを複数の可変長の
ブロックに分割して送信する制御を行い、外部情報処理
端末に送信するデータを生成しながらデータの送信を行
うことにより、システムのパフォーマンスを向上するこ
とが可能になる。
【0059】加えて、データ送信中に未送出データを記
憶することにより、データ送信中にインターフェイスの
バス実行権の返却要求による割込処理が行われた場合に
おいても、送信データを過不足なく外部情報処理端末に
転送することが可能になる。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像処理装置の全体構成を示
したブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態における情報処理端末と
I/F制御部との間のデータ送受信の概略を示した図で
ある。
【図3】本発明の一実施の形態におけるアップロード制
御における外部情報処理端末と画像処理装置との間のコ
マンドシーケンスについて示した図である。
【図4】本発明の一実施の形態における画像処理装置の
アップロード制御を表すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態における外部情報処理端
末へのデータ送出制御を表すフローチャートである。
【符号の説明】
101 装置全体を制御するCPU 102 CPUの制御プログラムを格納するためのRO
M 103 プログラム制御変数やオペレータが登録した設
定値等を格納するための(SRAM等で構成される)ワ
ークメモリ 104 画像データを蓄積するための(DRAM等で構
成される)画像メモリ 105 各種入力操作を行うための操作部(キーボード
等で構成される) 106 ラスタデータのミリ−インチ解像度変換を行う
解像度変換処理部 107,108 原稿を光学的に読み取って電気的な画
像データに変換するための読取り部(CSイメージセン
サ、原稿搬送機構、画像処理デバイス等で構成される) 109,110 回線を通して相手通信装置との間で画
情報のやり取りを行うための通信部(モデム、網制御装
置等より構成される) 111,112,113 画像データの符号化復号化処
理を行う符号化復号化処理部 114 受信画像やファイルデータを記録紙に記録する
LBP(レーザビームプリンタ) 115 情報処理端末に接続するインターフェイス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部情報処理端末にバスを介して可変長
    画像データを送信する画像処理装置であって、 前記可変長画像データのデータ長を表すデータサイズ情
    報を、送信ヘッダとして前記可変長画像データに付加す
    る送信データ作成手段を具備したことを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記外部情報処理端
    末は、前記バスの実行権を有することを特徴とする画像
    処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像処理装置に更に加
    えて、 前記可変長画像データを複数のブロックに分割する分割
    手段を備え、 前記ブロックが送信すべき最終ブロックである場合に
    は、当該ブロックに最終ブロックフラグを付加して送信
    することを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像処理装置に更に加
    えて、 前記分割手段が前記可変長画像データを複数のブロック
    に分割する際に、しきい値となる基準ブロックサイズを
    設定する基準ブロックサイズ設定手段を備え、 送信すべき画像データのサイズが前記基準ブロックサイ
    ズを越えた時点で、前記分割手段を作動させることを特
    徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の画像処理装置に更に加
    えて、 前記バスを介して前記外部情報処理端末に画像データを
    送信する際に、前記外部情報処理端末からのバスの実行
    権の返却指示を監視する実行権監視手段と、 前記画像データの送信中に前記バスの実行権の返却が指
    示された場合には、未送信の画像データを記憶する未送
    信データ記憶手段を備え、 前記外部情報処理端末から再度バス実行権が与えられた
    ときには、前記未送信データ記憶手段により記憶された
    未送信データのみを送信することを特徴とする画像処理
    装置。
  6. 【請求項6】 外部情報処理端末にバスを介して可変長
    画像データを送信する画像処理装置を用いて、前記可変
    長画像データのデータ長を表すデータサイズ情報を、送
    信ヘッダとして前記可変長画像データに付加する際に、 前記可変長画像データを複数のブロックに分割し、 前記ブロックが送信すべき最終ブロックである場合に
    は、当該ブロックに最終ブロックフラグを付加して送信
    することを特徴とする可変長データ伝送方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記可変長画像データを複数のブロックに分割する際
    に、しきい値となる基準ブロックサイズを設定し、送信
    すべき画像データのサイズが前記基準ブロックサイズを
    越えた時点で、前記分割を行うことを特徴とする可変長
    データ伝送方法。
JP7256423A 1995-10-03 1995-10-03 画像処理装置および可変長データ伝送方法 Pending JPH0998253A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7256423A JPH0998253A (ja) 1995-10-03 1995-10-03 画像処理装置および可変長データ伝送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7256423A JPH0998253A (ja) 1995-10-03 1995-10-03 画像処理装置および可変長データ伝送方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0998253A true JPH0998253A (ja) 1997-04-08

Family

ID=17292465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7256423A Pending JPH0998253A (ja) 1995-10-03 1995-10-03 画像処理装置および可変長データ伝送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0998253A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009273027A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Kenwood Corp 配信システム、路側無線装置及び車載器
US20160044317A1 (en) * 2014-08-08 2016-02-11 Qualcomm Incorporated System and method for determining buffer fullness for display stream compression

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009273027A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Kenwood Corp 配信システム、路側無線装置及び車載器
US20160044317A1 (en) * 2014-08-08 2016-02-11 Qualcomm Incorporated System and method for determining buffer fullness for display stream compression

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08297528A (ja) データ通信装置
JP5573373B2 (ja) 画像処理システム、画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム
JPH09224097A (ja) データ通信装置
JPH0998253A (ja) 画像処理装置および可変長データ伝送方法
JPH099031A (ja) 通信装置
KR19980080121A (ko) 팩시밀리장치
JPH1098605A (ja) ファクシミリ装置
JP2904502B2 (ja) ファクシミリ装置の記録出力方式
US7701967B2 (en) Communication control terminal apparatus, and storage medium
JP2752976B2 (ja) 通信装置
JPH09116731A (ja) ファクシミリ装置
JP2980945B2 (ja) ファクシミリ装置の伝送制御方法
JPH10116162A (ja) 画像出力装置及びその制御方法
JPH04134966A (ja) ファクシミリ通信制御方式
JPH07193669A (ja) ファクシミリ装置
JP3212305B2 (ja) ファクシミリ装置の制御方法
JPH07162552A (ja) 通信装置
JPH04181859A (ja) フアクシミリサーバ装置
JPH09298623A (ja) ファクシミリ通信システム
JP2000307839A (ja) ファクシミリ装置およびその制御方法
JPH10112777A (ja) データ処理装置及び方法
JPH1013600A (ja) ファクシミリ装置及びそのデータ処理方法
JPH077589A (ja) ファクシミリ装置の伝送制御方法
JP2002335354A (ja) 通信端末装置
JPH11308396A (ja) ファクシミリシステムの制御方法