JPH10187383A - 画像処理装置及び該装置における画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び該装置における画像処理方法

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JPH10187383A
JPH10187383A JP8348599A JP34859996A JPH10187383A JP H10187383 A JPH10187383 A JP H10187383A JP 8348599 A JP8348599 A JP 8348599A JP 34859996 A JP34859996 A JP 34859996A JP H10187383 A JPH10187383 A JP H10187383A
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Naoyuki Matsumoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストパフォーマンスの高い、複合機能を有
する画像処理装置を実現することが困難である。 【解決手段】 プリンタ記述言語にて指定された情報に
応じた画像データを出力するとともに、プリンタ記述言
語にて指定された情報をもとに所定のパラメータを生成
する。画像処理装置の本体制御部へは、このパラメータ
が通知され、本体制御部は、該画像処理装置の記録制御
部にパラメータを設定し、また、上記出力された画像デ
ータを入力する。そして、設定されたパラメータをもと
に、入力された画像データに所定の画像処理を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ機
能、及びプリンタ記述言語によるプリンタ機能を有する
画像処理装置及び該装置における画像処理方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置では、各種解像
度に応じた画像出力機能を有しており、さらには、低い
解像度での通信によって得られた画像データでも、より
鮮明な画像出力を行なうためのスムージング処理技術の
向上を図っている。
【0003】また、プリンタ装置においても、解像度対
応が進む中、その一方で、データ転送量が大きくなりす
ぎて装置のパフォーマンスを低下させないために、低い
解像度でも高画質の出力を行なうためのスムージング機
能のサポートが進んでいる。
【0004】そして、従来は、ファクシミリ装置とプリ
ンタ装置とは、それぞれ異なる用途に用いられており、
全く別個の製品として技術開発、製品化が進められてき
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のファクシミ
リ装置、プリンタ装置は、それぞれ低価格化が進む中、
それらの機能を融合したマルチファンクション端末で、
より低価格な製品が市場から求められている。
【0006】一般的に、プリンタ装置としてのレーザビ
ームプリンタ装置は、レーザビームプリンタエンジン部
と、キー操作、表示機能、外部情報処理装置とのインタ
ーフェース機能、プリンタエンジンとのインターフェー
ス機能、ページ記述言語処理機能、画像処理機能等を有
するコントローラ部とから構成される。
【0007】しかし、上記のプリンタ装置のコントロー
ラ部を、例えば、レーザビームプリンタエンジンを基盤
としたファクシミリ装置に接続させて、よりコストパフ
ォーマンスの高いマルチファンクション装置を実現させ
ることは困難であるという問題がある。
【0008】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、記録処理に必要な機能
を実現するためのハード資源を共有して、コストパフォ
ーマンスの良い複合機能を有する画像処理装置及びその
方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、ファクシミリ機能、及びプリンタ記述言
語によるプリンタ機能を有する画像処理装置において、
前記プリンタ記述言語にて指定された情報に応じた画像
データを出力する手段と、前記プリンタ記述言語にて指
定された情報をもとに所定のパラメータを生成する手段
と、前記パラメータを当該画像処理装置の本体制御部に
通知する手段と、前記本体制御部から当該画像処理装置
の記録制御部に前記パラメータを設定するとともに、該
記録制御部に前記出力された画像データを入力する手段
と、前記設定されたパラメータをもとに、前記入力され
た画像データに所定の画像処理を施す手段と、前記画像
処理後の画像を可視出力する出力手段とを備える。
【0010】また、他の発明は、ファクシミリ機能、及
びプリンタ記述言語によるプリンタ機能を有する画像処
理装置における画像処理方法であって、前記プリンタ記
述言語にて指定された情報に応じた画像データを出力す
る工程と、前記プリンタ記述言語にて指定された情報を
もとに所定のパラメータを生成する工程と、前記パラメ
ータを当該画像処理装置の本体制御部に通知する工程
と、前記本体制御部から当該画像処理装置の記録制御部
に前記パラメータを設定するとともに、該記録制御部に
前記出力された画像データを入力する工程と、前記設定
されたパラメータをもとに、前記入力された画像データ
に所定の画像処理を施す工程と、前記画像処理後の画像
を可視出力する工程とを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の実施の形態に係る画像処
理装置の概略構成を示すブロック図である。同図におい
て、CPU101は、本装置のシステム制御部として機
能するものであり、システムバス115を介して制御信
号を送受することで、本画像処理装置全体を制御する。
【0013】ROM102は、CPU101の制御プロ
グラムやオペレーティングシステム(OS)プログラ
ム、フォントデータ等を格納し、RAM103は、例え
ば、SRAM等で構成され、プログラム制御変数等を格
納する。また、オペレータが登録した設定値や装置の管
理データ等もRAM103に格納され、さらに、RAM
103は各種ワーク用バッファを提供する。なお、本実
施の形態では、ROM102に格納されている各制御プ
ログラムは、同じく、ROM102に格納されたOSの
管理下でスケジューリングやタスクスイッチ等のソフト
ウェア制御が行なわれるものとする。
【0014】画像メモリ104は、例えば、DRAM等
で構成され、画像データを蓄積するためのものである。
操作部105は、各種キー、LED、LCD等で構成さ
れ、オペレータによる各種入力操作や、画像処理装置の
動作状況の表示等を行なう。また、読取制御部107
は、CSイメージセンサや原稿搬送機構等により構成さ
れる。この読取制御部107では、原稿をCSイメージ
センサを用いて光学的に読み取り、それを電気的な画像
データに変換する。そして、変換後の画像データには、
画像処理制御部108により、2値化処理、中間調処理
等の各種画像処理を施され、高精細な画像データが出力
される。変換された画像データは、読取記録用符号復号
化制御部112にて、所定の符号化方式に従って符号化
され、画像メモリ104に蓄積される。
【0015】記録制御部113は、スムージング処理等
の記録画像処理機能を有し、プリンタ(ページプリン
タ)114に画像データを出力制御する。符号化された
画像データを出力処理する場合は、読取記録用符号復号
化制御部112で復号化されたデータを、記録制御部1
13によりスムージング処理や記録濃度補正処理等の各
種画像処理を施して、高精細な画像データに変換し、そ
れをプリンタ114に出力する。
【0016】通信制御部109は、例えば、MODEM
(変復調装置)等により構成され、ファクシミリ送受信
信号の変復調制御を行なう。NCU(網制御装置)11
0は、アナログの通信回線(PSTN)120に選択信
号(ダイヤルパルス、または多周波選択信号)を送出し
たり、呼び出し信号を検出し、自動着信制御等の回線制
御を行なう。
【0017】上記の画像メモリ104に蓄積された画像
データは、通信用符号復号化処理部111で復号化処理
され、解像度変換処理部106で、ミリ−インチ解像度
変換や拡大縮小処理等が行なわれる。そして、解像度変
換した画像は、送信相手先の能力に合わせて、通信用符
号復号化処理部111で復号化処理を行なうことで、送
信制御される。
【0018】I/F制御部116は、情報処理端末11
8とのインターフェース制御を行なうもので、本実施の
形態では、双方向パラレルインターフェース(IEEE
1284)であるものとする。
【0019】プリンタフォーマッタ117は、プリンタ
記述言語をイメージデータに展開する制御を行ない、情
報処理端末118からのプリント制御を行なう際に用い
られる。本実施の形態では、プリンタフォーマッタ11
7は、I/F制御部116とパラレルインターフェース
で接続されており、ここでイメージデータに展開された
画像は、記録制御部113に送信され、プリント出力さ
れる。また、プリンタフォーマッタ117は、シリアル
インターフェースを介してプリンタ114の排他制御、
プリンタ機能に関する操作部105からのキー情報のハ
ンドリング、操作部105への表示情報のハンドリング
等を行なう。
【0020】情報処理端末118からファクシミリ装置
への送信、プリント、データ登録等のリモート操作は、
あらかじめ定められたコマンド・パラメータ・データ等
を、I/F制御部116を介して画像処理装置に送信す
ることより行なわれる。
【0021】図2は、本実施の形態に係るプリンタフォ
ーマッタ117部の構成を示すブロック図である。同図
において、CPU701はシステム制御部として機能
し、システムバス710を介して、本プリンタフォーマ
ッタユニット全体を制御する。同時に、各種インターフ
ェース制御部(ビデオI/F処理部706、シリアルI
/F処理部707、パラレルI/F処理部708)を介
して、図1に示す記録制御部113、本装置のCPU1
01、情報処理端末118と所定のデータ転送処理を行
なう。なお、本装置内での具体的なデータの流れについ
ては、後述する。
【0022】ROM702は、CPU701の制御プロ
グラムやオペレーティングシステム(OS)プログラ
ム、フォントデータ等を格納する。RAM703は、例
えば、SRAM等で構成され、プログラム制御変数等を
格納する。また、RAM703は、プリンタ機能として
の設定値や装置の管理データ等を格納するとともに、各
種ワーク用バッファを提供する。
【0023】画像メモリ704は、例えば、DRAM等
で構成され、プリンタ記述言語からのイメージへの展開
処理を行なうためのワークエリア、ならびに、展開処理
された画像データを蓄積する。このプリンタ記述言語か
らの画像変換処理は、PDL展開処理部705で行なわ
れる。
【0024】なお、ROM702に格納されている制御
プログラムは、ROM702に格納されたOSの管理下
で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウェ
ア制御が行なわれる。
【0025】図3は、本実施の形態に係る画像処理装置
内におけるデータフローを示す図である。
【0026】図3に示すように、情報処理装置118は
画像処理装置301と、画像処理装置301はプリンタ
フォーマッタ117と、それぞれ個々に、IEEE12
84インターフェースで接続されている(ここでは、説
明の便宜上、記録部を画像処理装置本体から切離して図
示している)。
【0027】これらのインターフェースを用いて、例え
ば、情報処理端末118からのプリントジョブに関する
データは、一旦、画像処理装置301のバッファメモリ
103に取り込まれ、その後、プリンタフォーマッタ1
17に転送される。このとき、プリンタ114のファク
シミリ機能での使用と、プリンタ機能での使用に関して
排他制御が、画像処理装置301において管理される。
【0028】また、プリンタフォーマッタ117と画像
処理装置301とは、シリアルインターフェースで接続
されているので、プリント出力に必要なコマンド処理等
のデータ転送ができる。このシリアルインターフェース
を用いて、プリンタフォーマッタ117に関するキー入
力、状態表示を行なうための情報のやり取り、また、プ
リンタ114の排他制御に関する情報のやり取りも行な
っている。
【0029】さらに、プリンタフォーマッタ117は、
記録制御部113とビデオインターフェースで接続され
ており、そこで処理したプリントデータの結果をビデオ
信号に変換して、出力できるようになっている。
【0030】なお、画像処理装置301と記録制御部1
13、記録制御部113とプリンタ114も、それぞれ
がビデオインターフェースとシリアルインターフェース
を有しており、プリント処理用のデータ転送を行なうよ
うになっている。そこで、ファクシミリとしての受信文
書記録が可能となる。
【0031】プリンタフォーマッタ117から出力され
るビデオデータとしては、情報処理端末118から要求
されるプリンタジョブに応じて、例えば、600dp
i,300dpiの解像度のデータがそのまま出力され
るようになっており、その画像データの解像度情報は、
シリアルインターフェースを介して画像処理装置301
に通知され、その中の記録制御部113において、プリ
ンタ114の解像度に合わせた解像度変換の処理を行な
う。
【0032】また、情報処理端末118からスムージン
グ処理の要求があった場合も、その処理は、プリンタフ
ォーマッタ117で行なわれず、その要求があったこと
が、シリアルインターフェースを介して画像処理装置3
01に通知され、その記録制御部113において、スム
ージング処理が行なわれるようになっている。
【0033】記録制御部113でサポートしている解像
度変換手段、スムージング処理手段は、各種解像度の画
像データを受信した後、印字処理を行う必要のあるファ
クシミリ装置の記録処理手段としても使用されるように
なっている。
【0034】ここで、従来の一般的なプリンタ装置の構
成について比較のために説明する。
【0035】図4は、従来のプリンタ装置の構成を示す
ブロック図である。
【0036】従来は、図4に示すように、プリンタ装置
は、プリンタコントローラ802とプリンタエンジン8
03にて構成され、それらは、制御系インターフェイス
としてのシリアルインターフェースと、画像系インター
フェイスとしてのビデオインターフェースを有してい
る。また、プリンタ装置は、プリントジョブを発行する
情報処理端末801とは、例えば、パラレルインターフ
ェース(例えば、IEEE1284)等で接続されてい
る。
【0037】なお、プリンタとしての操作手段について
は、プリンタコントローラに実装されるのが一般的であ
る。
【0038】図5は、従来のプリンタコントローラ内の
構成を示すブロック図である。同図において、CPU9
01、ROM902、RAM903、画像メモリ90
4、PDL展開処理部905、ビデオI/F制御部90
6、シリアルI/F制御部907、パラレルI/F制御
部908に関しては、基本的には、図2に示した本実施
の形態に係るプリンタフォーマッタと同等の機能を有す
る。
【0039】従来のプリンタフォーマッタが、図2に示
すプリンタフォーマッタと異なる点は、プリンタエンジ
ンの解像度に合わせて必要に応じて解像度変換、スムー
ジング処理を行なう画像処理部909、プリンタに対す
るユーザインターフェースを提供するための操作部91
0を有している点である。
【0040】本実施の形態に係るプリンタフォーマッタ
においては、これらの機能を、本体部のリソースを共有
して、プリンタとしての機能を実現している。この点
が、本実施の形態に係る装置の特徴となっている。
【0041】図6は、本実施の形態に係る装置における
プリントジョブの処理手順を示すシーケンス図である。
【0042】図6のシーケンスS101で、情報処理端
末から送られるプリンタ記述言語(PDL)データは、
一旦、画像処理装置内で蓄積される。シーケンスS10
2では、画像処理装置からPDLデータが、プリンタフ
ォーマッタ117に転送される。
【0043】本実施の形態では、図3に示すように、こ
れらのデータ転送は、I/F制御部116のパラレルI
/Fを介して行なわれる。なお、プリンタフォーマッタ
117に対しては、画像処理装置301側がホストにな
っている。
【0044】ここでは、画像処理装置からプリンタフォ
ーマッタに対する1284データ転送は、IEEE12
84のコンパチビリティモードで転送が行なわれ、ま
た、プリンタフォーマッタから画像処理装置に対する1
284データ転送は、IEEE1284のニブルモード
で行なわれる。また、プリンタ記述言語の中には、画像
に展開される画像情報を表わすものと、プリンタの設定
やプリンタステータスを獲得するためのプリンタ制御情
報を表わすものが含まれている。
【0045】シーケンスS103では、PDLデータを
受け取ったプリンタフォーマッタがデータを解析して、
記録制御部113への設定に必要な画像情報パラメータ
を、シリアルI/Fを介して転送する。パラメータとし
ては、例えば、プリンタフォーマッタから出力されるビ
デオ信号の解像度、当該プリントジョブに対するスムー
ジング処理要求の有無等がある。
【0046】シーケンスS104では、記録制御部に対
するパラメータを受け取った画像処理装置は、一旦、そ
のデータをメモリに保存し、プリンタフォーマットにス
テータス情報をレスポンスとして返送する。シーケンス
S105では、プリンタに設定するパラメータ(例え
ば、紙サイズ、給紙段指定等)が、プリンタフォーマッ
タから発行された場合、画像処理装置が、それを一旦受
けて、記録制御部を介して、プリンタにその設定コマン
ドを送る。
【0047】シーケンスS106では、プリンタが設定
コマンドを受け取ると、プリンタから、プリンタの状況
を表わすプリンタステータスが、レスポンスとして返さ
れるので、画像処理装置は、そのデータをプリンタフォ
ーマッタに、シリアルI/Fを用いて転送する。
【0048】そして、シーケンスS105からシーケン
スS106までは、必要な全ての設定が終了するまで繰
り返される。
【0049】シーケンスS107では、必要な設定情報
の発行が終了後、プリンタフォーマッタから画像処理装
置へ、画像データの出力開始を示すプリントスタート信
号が、ビデオ信号で通知され、画像処理装置は、それを
割り込み処理で検出すると、記録制御部に対して、上記
のシーケンスS103で保存した記録制御部設定パラメ
ータを、記録制御部に設定する。
【0050】シーケンスS108では、画像処理装置か
ら、記録制御への設定終了後、プリントスタート信号
が、記録制御部を介してプリンタに送る。そして、シー
ケンスS109では、ビデオ信号が、プリンタフォーマ
ッタからビデオI/Fを用いて記録制御部に送られ、シ
ーケンスS107で記録制御部に設定された情報に基づ
き、記録制御部で所定の画像処理を行ない、その出力を
プリンタに送る。プリンタは、この画像信号を受け取る
と、実際の印字処理を開始する。
【0051】以上が、情報処理端末から転送されるプリ
ントジョブデータをプリント出力するまでの処理の流れ
である。
【0052】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、ファクシミリ装置、及びプリンタ装置での記録処理
に不可欠な解像度変換処理、スムージング処理等の機能
を実現するためのハード資源を、共有して使用できるよ
うにすることで、よりコストパフォーマンスの良い、複
合機能を有する画像処理装置を提供できる。
【0053】例えば、本体の機能に、オプションとして
機能追加を行なうという商品構成をとる場合、本体側の
みに、共有化できるハード資源を具備させることで、オ
プション部のハード資源を最小限にして、必要な機能を
実現させることができるため、オプション部を、よりコ
ストを抑えて提供できる。
【0054】上記の実施の形態においては、ファクシミ
リ装置を本体として、プリンタ部をそのサブユニットと
位置づけた例で説明しているが、その逆の構成でも、上
記と同様の手段を設けることで同様の効果が得られるこ
とは言うまでもない。
【0055】本発明の目的は、上述の実施形態の機能を
実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(または、CPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出
し、実行することによっても、達成されることは言うま
でもない。
【0056】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、上述した実施形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒
体は本発明を構成することになる。
【0057】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM等
を用いることができる。
【0058】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行ない、その処理によって、上述した実施形態の機
能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0059】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行ない、
その処理によって、上述した実施形態の機能が実現され
る場合も含まれることは言うまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファクシミリ機能やプリンタ機能に関連する画像処理を
実現するためのハード資源として、当該装置の記録制御
部を共有するよう構成することで、コストパフォーマン
スの良い、複合機能を有する装置を提供できる。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】プリンタフォーマッタ部の構成を示すブロック
図である。
【図3】情報処理端末とのデータフローを示す図であ
る。
【図4】従来のプリンタ装置の構成を示す図である。
【図5】従来のプリンタコントローラの構成を示す図で
ある。
【図6】プリントジョブの処理フローを示すシーケンス
図である。
【符号の説明】
101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 画像メモリ 105 操作部 106 解像度変換処理部 107 読取制御部 108 画像処理制御部 109 通信制御部 110 NCU(網制御装置) 111 通信用符号復号化処理部 112 読取記録用符号復号化制御部 113 記録制御部 114 プリンタ(ページプリンタ) 115 システムバス 116 I/F制御部 117 プリンタフォーマッタ 118 情報処理端末 120 アナログの通信回線(PSTN)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ機能、及びプリンタ記述言
    語によるプリンタ機能を有する画像処理装置において、 前記プリンタ記述言語にて指定された情報に応じた画像
    データを出力する手段と、 前記プリンタ記述言語にて指定された情報をもとに所定
    のパラメータを生成する手段と、 前記パラメータを当該画像処理装置の本体制御部に通知
    する手段と、 前記本体制御部から当該画像処理装置の記録制御部に前
    記パラメータを設定するとともに、該記録制御部に前記
    出力された画像データを入力する手段と、 前記設定されたパラメータをもとに、前記入力された画
    像データに所定の画像処理を施す手段と、 前記画像処理後の画像を可視出力する出力手段とを備え
    ることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記本体制御部において、前記
    ファクシミリ機能及びプリンタ機能に基づいて前記出力
    手段を排他的に管理する手段を備えることを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理には、前記画像データに対
    する解像度変換処理及びスムージング処理が含まれるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 ファクシミリ機能、及びプリンタ記述言
    語によるプリンタ機能を有する画像処理装置における画
    像処理方法であって、 前記プリンタ記述言語にて指定された情報に応じた画像
    データを出力する工程と、 前記プリンタ記述言語にて指定された情報をもとに所定
    のパラメータを生成する工程と、 前記パラメータを当該画像処理装置の本体制御部に通知
    する工程と、 前記本体制御部から当該画像処理装置の記録制御部に前
    記パラメータを設定するとともに、該記録制御部に前記
    出力された画像データを入力する工程と、 前記設定されたパラメータをもとに、前記入力された画
    像データに所定の画像処理を施す工程と、 前記画像処理後の画像を可視出力する工程とを備えるこ
    とを特徴とする画像処理方法。
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